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モーヴ

支援C

[モーヴ]
ヴェイル様、見つけましたよ。▼
[ヴェイル]
見つけましたって…
わたしを探していたの?▼
[モーヴ]
そうです。 そのご様子だと、自覚されていないようですが…
お一人で町を歩かれるのはとても危険です。▼
[ヴェイル]
危険?▼
どうして?
この町にいるのは、みんないい人よ。▼
[モーヴ]
そうは言っても、俺たちがしたことを考えたら、
仕返しをしようとする人がいるかもしれません。▼
[ヴェイル]
そのときは謝るしかないよ。
だってそれだけのことをしたんだから。▼
[モーヴ]
謝っても済まなければどうするのですか?
もし、ヴェイル様の身に何かあったら…▼
[ヴェイル]
わたしは子供じゃないんだよ。自分でなんとかするよ。
だから、もう付いてこないでね。▼
[モーヴ]
まっ、待ってください!▼
[ヴェイル]
わたしは一人でやりたいことがあるの。▼
[モーヴ]
行ってしまわれた…▼
ヴェイル様はご自身の状況が
わかっておられるのだろうか…▼

支援B

[ヴェイル]
…………▼
[モーヴ]
ヴェイル様…▼
付いてくるなとは言われたが…
見つからないようにして監視だけでも…▼
ヴェイル様にもしものことがあっては、
マロンに申し訳が立たない…▼
[ヴェイル]
モーヴ!
付いてきてるのばればれだよ!▼
[モーヴ]
ヴェイル様!?▼
[ヴェイル]
もう…
そんなにわたしのことが信用できないの?▼
[モーヴ]
そういうわけではありません。
俺はヴェイル様が心配なのです。▼
もしお怪我でもされては、
俺はヴェイル様の騎士失格ですから。▼
[ヴェイル]
モーヴは騎士の前に大切な友だちだよ。
だから、心配するより信用してほしかったわ。▼
[モーヴ]
俺のことを友だちだなんて…
恐縮です…▼
ですが、そう言っていただけるなら
せめて町へ出歩く理由を教えてください。▼
友だちのことを理解できないのは悲しいです。▼
[ヴェイル]
…………▼
罪を償うためだよ…▼
わたしのせいで大勢の人が傷ついたから…
町に貢献できる何かを探してたの…▼
[モーヴ]
ヴェイル様…
それなら尚のこと、俺が必要ですよ。▼
俺も四狗の一人として罪を犯しました。
だから償いをしたいという気持ちは同じです。▼
どうか孤独にならないでください。
俺とて、いた場所は同じなのですから。▼
[ヴェイル]
モーヴ…▼
…ありがとう。▼
それなら一緒に探してくれる?
みんなが喜ぶことを。▼
[モーヴ]
無論です、ヴェイル様…▼

支援A

[ヴェイル]
たくさんお礼を言ってもらえたわ。
喜んでくれて、よかった。▼
[モーヴ]
町で人助けを始めて幾日か経ちましたが、
日に日に感謝の声が聞こえるようになりました。▼
[ヴェイル]
わたしたちの気持ちが、
少しずつ町の人たちに伝わったならいいな。▼
[モーヴ]
仕返しをされるかもしれないなどと
俺は考えすぎだったのでしょうか…▼
だから、言ったでしょ。
この町はいい人ばっかりだって。▼
[モーヴ]
そうですね。▼
ヴェイル様と共に、温かく迎えられ…
俺は感無量です。▼
[ヴェイル]
…………▼
ねぇ、モーヴ…▼
マロンとも、こうやって
楽しく町を歩ける未来があったのかな…▼
[モーヴ]
ヴェイル様…▼
わかりません…
しかし…▼
マロンはきっとこちら側でも、
人々に愛されるいい騎士になったと思います。▼
[ヴェイル]
うん…わたしもそう思う。▼
今のわたしがこうやって、
モーヴと一緒に罪を償えるのはマロンのおかげ。▼
感謝してもしきれないよ…▼
[モーヴ]
ヴェイル様に褒められて、
マロンもきっと喜んでいると思います。▼
一生懸命に生きて、大勢の人を救いましょう。
マロンのためにも。▼
[ヴェイル]
そうね…▼
わたしたちは罪を犯してしまった。
これは一生消えない罪だと思う。▼
けど…
これからたくさん正しいことができる。▼
モーヴ。
これからもわたしに手を貸してね。▼
[モーヴ]
もちろんです。騎士として…
畏れながら、友だちとして。▼
これからも、ヴェイル様と共に。▼

DLC

エル

支援C

[ヴェイル]
あ、あの。良かったら…
わたし、エルとお話がしたいの。いいかな?▼
[エル]
ええ。
私も、ヴェイルと話してみたかったのです。▼
そんなに委縮せずとも、
次からは気軽に声をかけてください。▼
[ヴェイル]
ありがとう。エルはパパ…
えっと、ソンブルの子どもなんだよね!▼
あなたも邪竜の御子だと聞いたから、
気になってたの。▼
[エル]
あなたのことはモーヴから聞いています。
私たちの世界の…ですが。▼
…厳しくも、とても優しい方だったと、
そう言っていました。▼
[ヴェイル]
あなたの世界にも、わたしがいたんだね。
不思議な気持ちだよ。▼
[エル]
こうして話ができたのは、何かの縁なのでしょうね。▼
[ヴェイル]
きょうだいはもういないと思っていたから、
他の世界のきょうだいに会えるなんて、夢みたいだよ。▼
[エル]
きょうだい、ですか。▼
[ヴェイル]
世界は違っても、同じパパの娘だもん。
だから、姉妹として仲良くしたいな。▼
[エル]
それは…仲間ではいけないのですか?▼
[ヴェイル]
わたしと姉妹は、いやかな?▼
[エル]
その気持ちは嬉しいと思います。
ただ…今はまだ、実感が沸かないのです。▼
長い間、私のきょうだいはラファールだけでしたから。▼
[ヴェイル]
そ、そうだよね。
確かに、急に言われても困るよね。▼
わたし、ちょっとはしゃぎすぎちゃったかも。
また来るね。それじゃあ!▼

支援B

[ヴェイル]
エル。この間はごめんなさい。
急に姉妹になりたいなんて言われても困るよね。▼
まずは、ゆっくりお話しようかと思って、
お菓子を持ってきたから、一緒に食べない?▼
[エル]
いいですよ。
共に食事をするのは、親交を深めますから。▼
[ヴェイル]
ありがとう!
わたし、辛いものが好きなの。▼
[エル]
私も同じです。辛いものも、塩辛いものも、
どちらも好ましく思います。▼
[ヴェイル]
本当? うれしい!
誰かと一緒にご飯を食べるの、好きなんだ。▼
ここに来てからは特にね、
みんなと食べると美味しいって思うの。▼
[エル]
ここにいる方々は、
別の世界から来た私にも良くしてくださいます。▼
[ヴェイル]
うん。
みんな本当に、優しくていい人たち。▼
エルとも、もっと仲良くなりたい。
同じ邪竜の娘なんだもん。▼
[エル]
…そうですね。▼
[ヴェイル]
エルは、寂しくなかった?
きょうだいは、ラファールだけだったんだよね。▼
[エル]
きょうだいは、次々にいなくなりました。
寂しくなかったといえば、そんなことはありません。▼
仲良く過ごす時間を、どれだけ願ったか。
私たちは生き残ることが精一杯…▼
手柄を奪い合い、時には妬みのため、
お互いを殺し合うこともありました。▼
[ヴェイル]
そんな…▼
[エル]
こうしてあなたに会えたことは、嬉しく思います。
これは嘘偽りのない気持ちです。▼
ですが…きょうだいであることを、
すぐに認められない気持ちもあるのです。▼
私にとって片割れ以外のきょうだいは、
皆、恐怖の対象でしたから。▼
[ヴェイル]
わたしのことも、怖いと思う?▼
[エル]
脅威は感じません。
ですが、私たちは本来、出会うはずのなかった者。▼
近づきすぎてはいけないとも感じているのです。
姉妹として絆を結ぶより、仲間でいたほうが…と。▼
[ヴェイル]
…そっか。
エルの気持ち、教えてくれてありがとう。▼
良かったら、また話そうね。▼

支援A

[ヴェイル]
エル。
またお話したいの。いいかな?▼
[エル]
今日はまた一段と、真剣な顔ですね。▼
[ヴェイル]
わたし、やっぱりエルと姉妹になりたい。▼
[エル]
ヴェイルの気持ちは尊重します。
でも私には、あなたの本意がわかりません。▼
今まで通り、ただの仲間ではいけないのですか?▼
[ヴェイル]
わたしも、それがいいと思ったよ。
でも、エルと話して…▼
きょうだいと仲良くしたかったと聞いて、
もう一度お願いしようと思ったの。▼
今からでも遅くないよ。
今度はきょうだいと殺し合う必要なんてない…▼
わたしと、姉妹としての時間を過ごそう。
好きな味のお菓子を食べて、たくさん話そうよ。▼
[エル]
…………▼
[ヴェイル]
やっぱり、難しいかな。▼
[エル]
いいえ、ヴェイル。
自分でも驚く程に…とても嬉しく思っています。▼
そのような他愛もない時間を、きょうだいと、
今からでも共有できるのなら…と。▼
[ヴェイル]
じゃあ…!▼
[エル]
けれど、同時にとても恐ろしい。
もう…きょうだいを喪うのは嫌です。▼
ここであなたと姉妹となって、もしも、
また何かの拍子に壊れてしまったらと。▼
[ヴェイル]
わたしは絶対に、エルの敵になったりしないよ。
ずっとずっと、味方でいる。▼
戦をしている以上、死別はわからないけど…
それでも、姉妹としての時間は永遠に残るよ。▼
[エル]
姉妹としての時間…▼
[ヴェイル]
そう。きっと忘れないよ。
その時間があったことは後悔しないと思う。▼
だからね、少しでも嬉しいと思ってくれるなら…
わたしたち、姉妹として仲良くしたい。▼
[エル]
…………▼
わかりました。▼
[ヴェイル]
ほんと!▼
[エル]
きょうだいのためなら何でもしようとする思いは、
あなたも私も同じなのですね。▼
あなたの真の望みはわかりました。
そしてそれは、私にしか叶えられないことも。▼
出会ってくれて、ありがとう、ヴェイル。
遥か遠い世界で頑張っていた、私の…きょうだい。▼
[ヴェイル]
エル…ありがとう。
わたし、とっても嬉しい!▼
[エル]
私もですよ。▼
そういえば…
私たち、どちらが姉なのでしょう。▼
[ヴェイル]
生まれた順番がわからないもんね。
わかっても、世界が違えば意味はないか。▼
[エル]
見た目としては、私が姉のようですが…▼
[ヴェイル]
あーっ! ひどい! どこを見て決めたの!?
髪の長さではわたしのほうがお姉さんだもん!▼
[エル]
どの様な理論ですか…
まあ、ゆっくり決めていきましょう。▼
私たちには時間があるのです。
この先、何百年も。▼
[ヴェイル]
そうだね。改めて…
これからよろしく。わたしの姉妹、エル。▼

セレスティア

支援C

[セレスティア]
ヴェイル様、食事をお持ちしました。▼
[ヴェイル]
!? セピア…▼
[セレスティア]
?▼
[ヴェイル]
あ…違う、セレスティア、だよね。
ごめんなさい、なんでもないよ。▼
[セレスティア]
大丈夫ですか?
汗をかいていらっしゃいます。▼
拭いて差し上げますわ。
お隣、失礼します。▼
はい、お顔を拭いて…っと。▼
[ヴェイル]
あ、あの!
自分で拭くから、大丈夫だよ。▼
[セレスティア]
遠慮なさらないでくださいな。
私はあなたのお世話がしたいのです。▼
ヴェイル様の髪、とても綺麗ですわね。
この長さなら、結んでもきっと愛らしいですわ。▼
そうだ、三つ編みにして差し上げます。▼
[ヴェイル]
あ、ありがとう…▼
(暗転)
[セレスティア]
…………▼
ええと。三つ編みってどうするんでしたっけ?▼
[ヴェイル]
えっ。▼
[セレスティア]
あー、思い出しましたわ!
こっちの束をこっちに持ってきて…▼
[ヴェイル]
いたた…!
そんなに引っ張ったら痛いよ、セレスティア!▼
[セレスティア]
ごめんなさい、ヴェイル様!
あら、絡んじゃったみたい…あれ…あれ?▼
(暗転)
[ヴェイル]
すごい絡まってる…
後でほどいておくから、気にしないでいいよ。▼
[セレスティア]
うう、ごめんなさい。
また何かご迷惑をおかけする前に、立ち去りますわ。▼
(セレスティアが立ち去った後、すぐ戻ってくる)
[セレスティア]
…お食事を置くの、忘れてました。▼
[ヴェイル]
あはは…▼
セレスティアは、そそっかしいんだね。
何か…調子狂っちゃうな。▼

支援B

[セレスティア]
ヴェイル様、お疲れでしょうか。
お顔の色が優れないようです。▼
[ヴェイル]
え、そうかな?
大丈夫だと思うけど。▼
[セレスティア]
もしかして先の戦闘で、お怪我をされたとか?
どこか痛いところはありますか?▼
[ヴェイル]
怪我はしてないよ、ほら、この通り。
でも鼻がちょっと…くしゅん!▼
[セレスティア]
まあ、お身体が冷えているのでしょうか。
暖めないと風邪をひいてしまいます。▼
でもここに毛布はありませんし…
そうだわ、抱きしめて差し上げます!▼
[ヴェイル]
えっ!?▼
[セレスティア]
魔竜族はとても体温が高いんですの。
さあ、御遠慮なく、ヴェイル様!▼
[ヴェイル]
や、やだ…
いいって、それ以上は…▼
こっち来ないで!▼
[セレスティア]
!▼
[ヴェイル]
あ…!
ご、ごめんなさい。▼
[セレスティア]
いえ、こちらこそ。
幾ら愛らしいといって、不敬でしたわ。▼
たいへん申し訳ございませんでした。▼
[ヴェイル]
ううん! 違う…違うの。
あなたが知っている人に似てたから。▼
あのね…
少し、お話を聞いてくれる?▼
[セレスティア]
ええ、勿論。▼
[ヴェイル]
…昔ね、わたしには、臣下がいたの。
あなたと同じ、魔竜族の女の人。▼
わたしに優しくしてくれて、
同じように、話を聞いてくれたの。▼
お友達になれるかな、って思ったんだ。
大好きだった。▼
でも、敵と味方に分かれて、戦って…
それで、おしまいになっちゃった。▼
あなたはその人じゃないってわかってる。
でもよく似てて、見ていると…思い出しちゃうの。▼
[セレスティア]
そうでしたか…大切なことを、
お話ししてくださってありがとうございます。▼
今度からは、
距離感に気をつけるようにいたしますわね。▼
いつかまたヴェイル様の気が向いた時に、
続きをお話ししてくださいますか?▼
[ヴェイル]
うん。あなたは優しくしてくれたのに、
ごめんねセレスティア。▼
ありがとう…▼

支援A

[セレスティア]
ヴェイル様、髪が乱れていますわ。
整えて差し上げますね。▼
あっ、大丈夫、練習しましたから!▼
[ヴェイル]
ありがとう。
じゃあ、お願いしようかな。▼
[セレスティア]
あら、今日もお体が冷えてらっしゃいますわね。
髪を整える前に、毛布を…▼
[ヴェイル]
セレスティアがあっためてよ。
魔竜は体温が高いんでしょう?▼
[セレスティア]
え…いいのですか?
怖くはありませんか、ヴェイル様。▼
[ヴェイル]
セレスティアはお友達だもん。
怖くなんかないわ。▼
ねえ…教えてほしいことがあるの。
セレスティアはなぜ、わたしに優しくしてくれるの?▼
[セレスティア]
…少し長いお話になりますけれど。▼
[ヴェイル]
いいよ。
今度はわたしが、あなたのお話を聞く番。▼
[セレスティア]
私たち四翼の一人に、モーヴという者がおりました。
モーヴが、四翼を作ろうと提案したのです。▼
[ヴェイル]
モーヴ?
あなたの世界のモーヴも、素敵な人だね。▼
[セレスティア]
ええ。とっても。
最後まで恩人で、友人で、憧れの人でした。▼
モーヴには、かつて主君がいたと聞いています。
その方のお名前は…ヴェイル様。▼
[ヴェイル]
…!▼
[セレスティア]
そう、あなたと同じです。
私たちの世界のヴェイル様が、モーヴの主君でした。▼
モーヴは、ヴェイル様を必ず守ると決めていました。
けれど、それは叶わなかったそうです。▼
取るに足らない戦で死なせてしまったと…
守れなかったことを、ずっと悔いていました。▼
だから、この世界でヴェイル様にお会いした時、
本当に驚いたのです。ああ、生きていらっしゃる…と。▼
モーヴが守りたかったのは、あなただったかもしれない。
それなら、モーヴの分まで守らないといけない。▼
そう思ってつい…
お世話を焼いてしまいましたわ。▼
[ヴェイル]
そうだったのね。
なのにわたし、あなたに冷たくあたってしまった…▼
[セレスティア]
ヴェイル様はお優しい方です。
こうして、お話を聞いてくださっていますでしょう?▼
モーヴから聞いていたヴェイル様も同じでした。
とても優しい御方だったと。▼
[ヴェイル]
そっか。
…その話が聞けて、よかった。▼
わたしたちが会えたことって、奇跡だね。
世界は違っても、どこかで繋がってるんだ。▼
[セレスティア]
きっとそうです。
その力が、私たちを出会わせてくれたんです。▼
[ヴェイル]
セレスティア。
本当は、あなたと仲良くしたかったんだ。▼
今日はもう少し、一緒にいて欲しいな。
…いい?▼
[セレスティア]
嬉しいです、ヴェイル様。
もう少しなんで言わず、これからも、ずーっと。▼

グレゴリー

支援C

[ヴェイル]
! グリ…▼
[グレゴリー]
ヴェイル様?
そんな驚いた顔をしてどうしたんだよ。▼
[ヴェイル]
な、なんでもないよ。ええと…グレゴリー。
ごめんなさい、気にしないで。▼
[グレゴリー]
会えてよかったぜ。
ずっとヴェイル様と話をしたかったんだ。▼
立ち話もなんだから、
そこの切り株のところにでも座るか?▼
あー…敷物、布の切れ端しか持ってないぜ。
しまったな、もっとマシなもの用意しておくべきだった。▼
[ヴェイル]
だ、だいじょうぶだよ。ありがとう。
このまま立ち話でもいいし…▼
グレゴリーが切り株に座って、
わたしは地面でもいいよ。▼
[グレゴリー]
な、何言ってんだよ!
ヴェイル様にそんなことさせられねえ。▼
頼むから俺よりも高い所に座ってくれ。
あんたが地べたなら俺は地面に埋まればいいのか?▼
[ヴェイル]
ご、ごめんなさい。
困らせちゃったね。▼
[グレゴリー]
おいおい、
そんな真剣に謝らなくても…▼
って、震えてるぞ。大丈夫か?▼
[ヴェイル]
大丈夫…
あなたを見ていると…ちょっと、思い出しちゃって。▼
[グレゴリー]
それってもしかして、
この世界の俺のことか…?▼
その様子だと、いい思い出じゃなさそうだな。▼
[ヴェイル]
ご、ごめんなさい。
あなたは別の人だって分かってるの。▼
だけど…その…▼
[グレゴリー]
ん。よし。
また来ることにするよ。▼
こうやって顔が見られて、声が聴けただけで満足だ。
だから気にしないでくれ。▼
またな、ヴェイル様。▼
(グレゴリーが立ち去る)
[ヴェイル]
グリにそっくりだけど、全然違う…
今度お話しするときは、もっと仲良くしたいな…▼

支援B

[グレゴリー]
ヴェイル様、また来たぜ。
今日はお土産もあるんだ。▼
[ヴェイル]
お土産?
ありがとう。なんだろう。▼
[グレゴリー]
仲間たちに、ヴェイル様の好みを聞いてきたんだ。
辛いものが好きなんだってな?▼
町に行って、それっぽいのを買ってみた。
よかったら、一緒に食べないか?▼
[ヴェイル]
わざわざ調べて、買ってきてくれたの?▼
[グレゴリー]
せっかくなら好きなものがいいだろ。
どれでも気になるのがあったら、遠慮なく食べてくれ。▼
[ヴェイル]
…………▼
今日も、とっても優しいのね。なのに…
グリじゃないってわかってるのに、震えちゃう…▼
[グレゴリー]
ん? どうした?
自分だけ食べるのは気になるか?▼
じゃあ、俺もいただくとするかな。
この真っ赤なサンドイッチとかよさそうだ。▼
[ヴェイル]
あ、待って。
それはすごく辛いと思う。気をつけて。▼
[グレゴリー]
もぐ…思ったほど辛くないぜ。
いや、これは、後からこみあげてくるやつか!?▼
…おおおおおおっ!?▼
[ヴェイル]
やっぱり! お水持ってくるね!▼
[グレゴリー]
大丈夫…大丈夫だ! ごほっ…
ほら、ヴェイル様も、好きなの取ってくれ…!▼
[ヴェイル]
ほ、ほんとに大丈夫かな?
折角だから、わたしも同じのもらうね。▼
むぐ…うん、おいしい!
これ、初めて食べたけど、丁度いい辛さだね。▼
[グレゴリー]
マジかよ…
ちょうどいい辛さとは…▼
いや、よかった。やっと少し、笑ってくれたな。
まだあるから、遠慮せずに食べてくれ。▼
[ヴェイル]
グレゴリー。
すごい汗だよ。▼
[グレゴリー]
ああ、食べたら暑くなってきたみたいだ。
えーっと、こういう体質なんだよ、ははは…▼
だいじょ…うぶ…だ…
これくらい…▼
(グレゴリーが倒れる)
[ヴェイル]
グレゴリー!? グレゴリー!!▼
どうしよう、倒れちゃった!
待ってて、いま人を呼んでくるから!▼
もう…どうして…
そんなに無理するの…!▼

支援A

[グレゴリー]
ヴェイル様、この間はすまなかったな。
急に倒れて、迷惑掛けちまってさ。▼
[ヴェイル]
気にしないで。
グレゴリーが無事でよかった。▼
[グレゴリー]
お詫びと言っちゃ何だが、
また色々持ってきたんだ。▼
[ヴェイル]
これ、全部辛いもの…?
わたしの好みに合わせてくれたんだね。▼
ありがとう。嬉しいけど、
グレゴリーは一緒に食べられないよね…▼
[グレゴリー]
問題ない。
練習してきたからな。▼
[ヴェイル]
練習?▼
[グレゴリー]
何でもない。
それよりもほら、食べようぜ。▼
この鮮烈な赤いクッキーとかいい匂いだ。
どれどれ…ううっ!?▼
[ヴェイル]
一口で全部なんて無理だよ!
辛いもの、苦手なのに。▼
[グレゴリー]
そ、そんなことないぞ。
ヴェイル様と同じで、辛いのは大好きなんだ。▼
このスパイスケーキもなかなかだぞ。
鼻を抜ける辛さが…うぉうっ!?▼
[ヴェイル]
どうしてわたしのために、
そこまで無理してくれるの?▼
[グレゴリー]
怖いのは、嫌だろ。▼
[ヴェイル]
え?▼
[グレゴリー]
ヴェイル様は、俺の姿を見て震えるほど、
怖いって思ってしまうんだろ?▼
俺は怖いのが嫌だから、
あんたにそんな思いはさせたくない。▼
ここにいる俺は、ヴェイル様の敵じゃないし
怖いことも痛いこともしないって…▼
そう証明したかったんだ。▼
[ヴェイル]
そう、だったの…▼
[グレゴリー]
ヴェイル様が笑顔になるなら、苦手なものくらい食べる。
そのうち慣れるしな、問題ないぜ!▼
[ヴェイル]
わたし、グレゴリーのことはもう怖くないよ。
優しい人だって、痛いほどわかったから。▼
でもね…わたしのために無理をするあなたは怖い。
いつかまた、倒れちゃうんじゃないかって。▼
[グレゴリー]
!▼
[ヴェイル]
だから、お土産は一緒に食べられるものがいいな。
グレゴリーとはお友達になりたいから。▼
お友達は、どちらかが我慢するものじゃないでしょ。▼
…だめかな?▼
[グレゴリー]
友達…俺なんかでよければ…
いや、ヴェイル様が望むなら、喜んで。▼
[ヴェイル]
ありがとう!▼
じゃあさっそく教えてほしいんだ。
あなたの好きな食べ物は何?▼
今までのお礼に、今度はわたしがごちそうするよ。
お友達なんだから、ほんとに好きなものを教えてね!▼
[グレゴリー]
ああ、わかった!
ありがとう、ヴェイル様。▼

マデリーン

支援C

[マデリーン]
お寛ぎのところ失礼します、ヴェイル様。
ご挨拶に伺いました。▼
[ヴェイル]
え…?
マロン…マロンなの?▼
[マデリーン]
ワタシは騎士のマデリーンと申します。
以後、お見知りおきください。▼
[ヴェイル]
そ、そっか。そうだよね。
マデリーン、よろしく。▼
[マデリーン]
はっ!
騎士として戦果を挙げるよう尽力いたします。▼
ヴェイル様のことは、モーヴから伺っております。
厳しくも優しい、気高きお方だと。▼
[ヴェイル]
モーヴから?▼
[マデリーン]
ああ、ええと…
ワタシたちの世界のモーヴから、です。▼
こちらの世界のヴェイル様も、
そのお話に違わぬ方だと、戦を通じ感じております。▼
[ヴェイル]
…ありがとう。▼
…………▼
[マデリーン]
どうされました?
先ほどからワタシの顔をじっとご覧になって…▼
もしや、顔に何かついておりますね!?
鏡を見て出直して参ります!▼
[ヴェイル]
ううん、違うの!
あなたは、わたしがよく知っている人に似ているの。▼
マデリーンの笑顔が、その人と重なってしまって。
とっても素敵な笑顔だね。▼
[マデリーン]
なんと。
勿体なきお言葉、光栄です。▼
両親より、顔は人の生き様を映すと教わったので、
ワタシ自身をご評価いただけたような心持です。▼
しかし、誰に褒められなくてもワタシは…
騎士として、正しきことをする所存です。▼
[ヴェイル]
誰に…褒められなくても…
そう…▼
う…ぅ…ぐすっ…▼
[マデリーン]
ヴェイル様?
申し訳ございません、ワタシ…何か無礼を?▼
[ヴェイル]
違うの。ごめんなさい。
あなたは何も悪くない…わたしのせいなの。▼
また、お話ししましょう。
今日はありがとう、マデリーン。▼
[マデリーン]
…承知しました、ヴェイル様。
必ず、また。▼

支援B

[ヴェイル]
マデリーン。
この前は急に取り乱しちゃって、ごめんなさい。▼
[マデリーン]
いえ、ワタシは何も。
それよりも、ヴェイル様のことが心配です。▼
[ヴェイル]
今日はあなたに話しておきたいことがあるんだ。
聞いてくれる?▼
[マデリーン]
はっ。ヴェイル様のお望みとあらば、
不肖マデリーン、喜んで拝聴いたします。▼
[ヴェイル]
ありがとう。▼
わたしにはね、マロンって名前の騎士がいるの。
あなたとよく似てるんだ。▼
私がまだこの軍と敵対していた頃…
魔法具で操られてしまったことがあったんだけど、▼
マロンは、それを壊そうとしてくれたの。
あの子の攻撃で魔法具にヒビが入って…▼
そのおかげで、わたしは正気に戻れた。
命の恩人だと思ってるよ。▼
[マデリーン]
流石はヴェイル様の騎士!
見事な働きだと思います。▼
[ヴェイル]
だけどね…そのせいで、
マロンは殺されてしまった。▼
[マデリーン]
…!▼
[ヴェイル]
わたし、マロンにお礼もお別れも言えなかった。
あの子は命がけで、わたしを助けてくれたのに。▼
マデリーンに言っても、意味がないのは分かってる。
でも、話しておきたかったんだ。▼
[マデリーン]
…………▼
ワタシはマロン殿ではありませんが、
その気持ちはよく分かります。▼
主君のためなら、命を賭すのが騎士の勤め。
ヴェイル様はそうされるに相応しいお方です。▼
マロン殿は立派な騎士です。
ヴェイル様のために働き、志を果たしたのですから。▼
[ヴェイル]
でも、マロンが死んだのは…
わたしのせい。▼
[マデリーン]
こんなことを申し上げて良いか分かりませんが、
マロン殿は、その行動を後悔していないと思います。▼
[ヴェイル]
え…?▼
[マデリーン]
ワタシだったら、
騎士としての使命を全うできたなら、悔いはありません。▼
ヴェイル様にそこまで思っていただけて、
幸せだと、誉れだと、そう感じるのではないでしょうか。▼
[ヴェイル]
…そうだったらいいな。
マデリーンは優しいね。▼
マロンが生きていたら、
あなたみたいな騎士になったのかも…▼
[マデリーン]
…ヴェイル様…▼

支援A

[マデリーン]
ヴェイル様。
先日は貴重なお話をありがとうございました。▼
[ヴェイル]
ううん。わたしの方こそ、
話を聞いてくれてありがとう。▼
[マデリーン]
自身の騎士を喪うという、
悲しい経験をされたお心、察するに余りあります。▼
長い間、ヴェイル様はたいへんな思いを抱えて
戦い続けてこられたのですね。▼
ワタシなどが申し上げてよいのか、
わかりませんが…▼
ヴェイル様は今まで、
よく頑張られたと思います。▼
[ヴェイル]
!▼
[マデリーン]
悲しい経験を経て尚、その気丈なお姿…
誰かが褒めて差し上げるべきだと思いました。▼
無論、烏滸がましく畏れ多いのですが、
僭越ながらワタシから申し上げたく…▼
[ヴェイル]
…うう…
うあああん…!▼
[マデリーン]
ヴェイル様!?
すみません。ワタシ、また余計なことを…▼
[ヴェイル]
違うの、嬉しくて。
こっちの世界のモーヴが教えてくれたんだ。▼
マロンの最期の言葉…同じだった。
今、マデリーンが言ってくれたことと同じだったんだよ。▼
「頑張ったねって、褒めてあげてね」って…
あなたは、その事を知らない筈なのに…▼
まるで、聞けなかった言葉が、聞けたみたいで。
涙が止まらないの…▼
[マデリーン]
そう、でしたか…▼
…………▼
あの、ヴェイル様。
ワタシを、あなたの騎士にしてくださいませんか。▼
[ヴェイル]
え…▼
[マデリーン]
マロン殿の代わりになどは、
到底なれないこと理解しています。▼
ですが、その御身を…近くでお守りしたい。
そう、強く思ったのです。▼
[ヴェイル]
マデリーン…▼
その言葉、すごく嬉しいよ。
だけど…ごめんなさい。▼
[マデリーン]
ワタシでは、力不足ですか。▼
[ヴェイル]
あなたは立派な騎士だよ。
でもね、わたしの騎士はマロンなんだ。▼
もういないけど、死んでしまったけれど…
いたかもしれない場所を、ずっと守ってあげたい。▼
それがわたしにできる、唯一のことだって…
そう思っているから。▼
[マデリーン]
…わかりました。▼
そこまで思われて、
マロン殿は本当に幸せ者ですね。▼
[ヴェイル]
代わりに、マデリーンは、
わたしのお友達になってくれないかな。▼
[マデリーン]
ヴェイル様と、お友達?▼
いっぱいお話しして、いっぱい一緒に過ごして、
いっぱい笑って…一緒に未来に行きたい。▼
わたしが世界を救う竜になるところを、
一緒に見ててほしい。だめかな?▼
[マデリーン]
とんでもない。
お友達なんて…光栄です。▼
うまくできるかわかりませんけれど…
精一杯努めましょう。よろしくお願いします!▼
[ヴェイル]
お友達なんだから、普通にお話ししよう。
これからは遠慮しないで、なんでも言って。▼
改めてよろしくね、マデリーン。▼
[マデリーン]
はい、ヴェイル様!▼

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Last-modified: 2023-12-01 (金) 17:40:57
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