[広告]

会話集/支援会話
ヴェイルの支援会話†
クラン†
クランのページへ
アルフレッド†
アルフレッドのページへ
ディアマンド†
ディアマンドのページへ
シトリニカ†
シトリニカのページへ
アイビー†
アイビーのページへ
オルテンシア†
オルテンシアのページへ
ミスティラ†
ミスティラのページへ
メリン†
メリンのページへ
パンドロ†
パンドロのページへ
セアダス†
セアダスのページへ
モーヴ†
支援C†
- [モーヴ]
- ヴェイル様、見つけましたよ。▼
- [ヴェイル]
- 見つけましたって…
わたしを探していたの?▼
- [モーヴ]
- そうです。
そのご様子だと、自覚されていないようですが…
お一人で町を歩かれるのはとても危険です。▼
- [ヴェイル]
- 危険?▼
どうして?
この町にいるのは、みんないい人よ。▼
- [モーヴ]
- そうは言っても、俺たちがしたことを考えたら、
仕返しをしようとする人がいるかもしれません。▼
- [ヴェイル]
- そのときは謝るしかないよ。
だってそれだけのことをしたんだから。▼
- [モーヴ]
- 謝っても済まなければどうするのですか?
もし、ヴェイル様の身に何かあったら…▼
- [ヴェイル]
- わたしは子供じゃないんだよ。自分でなんとかするよ。
だから、もう付いてこないでね。▼
- [モーヴ]
- まっ、待ってください!▼
- [ヴェイル]
- わたしは一人でやりたいことがあるの。▼
- [モーヴ]
- 行ってしまわれた…▼
ヴェイル様はご自身の状況が
わかっておられるのだろうか…▼
支援B†
- [ヴェイル]
- …………▼
- [モーヴ]
- ヴェイル様…▼
付いてくるなとは言われたが…
見つからないようにして監視だけでも…▼
ヴェイル様にもしものことがあっては、
マロンに申し訳が立たない…▼
- [ヴェイル]
- モーヴ!
付いてきてるのばればれだよ!▼
- [モーヴ]
- ヴェイル様!?▼
- [ヴェイル]
- もう…
そんなにわたしのことが信用できないの?▼
- [モーヴ]
- そういうわけではありません。
俺はヴェイル様が心配なのです。▼
もしお怪我でもされては、
俺はヴェイル様の騎士失格ですから。▼
- [ヴェイル]
- モーヴは騎士の前に大切な友だちだよ。
だから、心配するより信用してほしかったわ。▼
- [モーヴ]
- 俺のことを友だちだなんて…
恐縮です…▼
ですが、そう言っていただけるなら
せめて町へ出歩く理由を教えてください。▼
友だちのことを理解できないのは悲しいです。▼
- [ヴェイル]
- …………▼
罪を償うためだよ…▼
わたしのせいで大勢の人が傷ついたから…
町に貢献できる何かを探してたの…▼
- [モーヴ]
- ヴェイル様…
それなら尚のこと、俺が必要ですよ。▼
俺も四狗の一人として罪を犯しました。
だから償いをしたいという気持ちは同じです。▼
どうか孤独にならないでください。
俺とて、いた場所は同じなのですから。▼
- [ヴェイル]
- モーヴ…▼
…ありがとう。▼
それなら一緒に探してくれる?
みんなが喜ぶことを。▼
- [モーヴ]
- 無論です、ヴェイル様…▼
支援A†
- [ヴェイル]
- たくさんお礼を言ってもらえたわ。
喜んでくれて、よかった。▼
- [モーヴ]
- 町で人助けを始めて幾日か経ちましたが、
日に日に感謝の声が聞こえるようになりました。▼
- [ヴェイル]
- わたしたちの気持ちが、
少しずつ町の人たちに伝わったならいいな。▼
- [モーヴ]
- 仕返しをされるかもしれないなどと
俺は考えすぎだったのでしょうか…▼
だから、言ったでしょ。
この町はいい人ばっかりだって。▼
- [モーヴ]
- そうですね。▼
ヴェイル様と共に、温かく迎えられ…
俺は感無量です。▼
- [ヴェイル]
- …………▼
ねぇ、モーヴ…▼
マロンとも、こうやって
楽しく町を歩ける未来があったのかな…▼
- [モーヴ]
- ヴェイル様…▼
わかりません…
しかし…▼
マロンはきっとこちら側でも、
人々に愛されるいい騎士になったと思います。▼
- [ヴェイル]
- うん…わたしもそう思う。▼
今のわたしがこうやって、
モーヴと一緒に罪を償えるのはマロンのおかげ。▼
感謝してもしきれないよ…▼
- [モーヴ]
- ヴェイル様に褒められて、
マロンもきっと喜んでいると思います。▼
一生懸命に生きて、大勢の人を救いましょう。
マロンのためにも。▼
- [ヴェイル]
- そうね…▼
わたしたちは罪を犯してしまった。
これは一生消えない罪だと思う。▼
けど…
これからたくさん正しいことができる。▼
モーヴ。
これからもわたしに手を貸してね。▼
- [モーヴ]
- もちろんです。騎士として…
畏れながら、友だちとして。▼
これからも、ヴェイル様と共に。▼
DLC†
支援C†
- [ヴェイル]
- あ、あの。良かったら…
わたし、エルとお話がしたいの。いいかな?▼
- [エル]
- ええ。
私も、ヴェイルと話してみたかったのです。▼
そんなに委縮せずとも、
次からは気軽に声をかけてください。▼
- [ヴェイル]
- ありがとう。エルはパパ…
えっと、ソンブルの子どもなんだよね!▼
あなたも邪竜の御子だと聞いたから、
気になってたの。▼
- [エル]
- あなたのことはモーヴから聞いています。
私たちの世界の…ですが。▼
…厳しくも、とても優しい方だったと、
そう言っていました。▼
- [ヴェイル]
- あなたの世界にも、わたしがいたんだね。
不思議な気持ちだよ。▼
- [エル]
- こうして話ができたのは、何かの縁なのでしょうね。▼
- [ヴェイル]
- きょうだいはもういないと思っていたから、
他の世界のきょうだいに会えるなんて、夢みたいだよ。▼
- [エル]
- きょうだい、ですか。▼
- [ヴェイル]
- 世界は違っても、同じパパの娘だもん。
だから、姉妹として仲良くしたいな。▼
- [エル]
- それは…仲間ではいけないのですか?▼
- [ヴェイル]
- わたしと姉妹は、いやかな?▼
- [エル]
- その気持ちは嬉しいと思います。
ただ…今はまだ、実感が沸かないのです。▼
長い間、私のきょうだいはラファールだけでしたから。▼
- [ヴェイル]
- そ、そうだよね。
確かに、急に言われても困るよね。▼
わたし、ちょっとはしゃぎすぎちゃったかも。
また来るね。それじゃあ!▼
支援B†
- [ヴェイル]
- エル。この間はごめんなさい。
急に姉妹になりたいなんて言われても困るよね。▼
まずは、ゆっくりお話しようかと思って、
お菓子を持ってきたから、一緒に食べない?▼
- [エル]
- いいですよ。
共に食事をするのは、親交を深めますから。▼
- [ヴェイル]
- ありがとう!
わたし、辛いものが好きなの。▼
- [エル]
- 私も同じです。辛いものも、塩辛いものも、
どちらも好ましく思います。▼
- [ヴェイル]
- 本当? うれしい!
誰かと一緒にご飯を食べるの、好きなんだ。▼
ここに来てからは特にね、
みんなと食べると美味しいって思うの。▼
- [エル]
- ここにいる方々は、
別の世界から来た私にも良くしてくださいます。▼
- [ヴェイル]
- うん。
みんな本当に、優しくていい人たち。▼
エルとも、もっと仲良くなりたい。
同じ邪竜の娘なんだもん。▼
- [エル]
- …そうですね。▼
- [ヴェイル]
- エルは、寂しくなかった?
きょうだいは、ラファールだけだったんだよね。▼
- [エル]
- きょうだいは、次々にいなくなりました。
寂しくなかったといえば、そんなことはありません。▼
仲良く過ごす時間を、どれだけ願ったか。
私たちは生き残ることが精一杯…▼
手柄を奪い合い、時には妬みのため、
お互いを殺し合うこともありました。▼
- [ヴェイル]
- そんな…▼
- [エル]
- こうしてあなたに会えたことは、嬉しく思います。
これは嘘偽りのない気持ちです。▼
ですが…きょうだいであることを、
すぐに認められない気持ちもあるのです。▼
私にとって片割れ以外のきょうだいは、
皆、恐怖の対象でしたから。▼
- [ヴェイル]
- わたしのことも、怖いと思う?▼
- [エル]
- 脅威は感じません。
ですが、私たちは本来、出会うはずのなかった者。▼
近づきすぎてはいけないとも感じているのです。
姉妹として絆を結ぶより、仲間でいたほうが…と。▼
- [ヴェイル]
- …そっか。
エルの気持ち、教えてくれてありがとう。▼
良かったら、また話そうね。▼
支援A†
- [ヴェイル]
- エル。
またお話したいの。いいかな?▼
- [エル]
- 今日はまた一段と、真剣な顔ですね。▼
- [ヴェイル]
- わたし、やっぱりエルと姉妹になりたい。▼
- [エル]
- ヴェイルの気持ちは尊重します。
でも私には、あなたの本意がわかりません。▼
今まで通り、ただの仲間ではいけないのですか?▼
- [ヴェイル]
- わたしも、それがいいと思ったよ。
でも、エルと話して…▼
きょうだいと仲良くしたかったと聞いて、
もう一度お願いしようと思ったの。▼
今からでも遅くないよ。
今度はきょうだいと殺し合う必要なんてない…▼
わたしと、姉妹としての時間を過ごそう。
好きな味のお菓子を食べて、たくさん話そうよ。▼
- [エル]
- …………▼
- [ヴェイル]
- やっぱり、難しいかな。▼
- [エル]
- いいえ、ヴェイル。
自分でも驚く程に…とても嬉しく思っています。▼
そのような他愛もない時間を、きょうだいと、
今からでも共有できるのなら…と。▼
- [ヴェイル]
- じゃあ…!▼
- [エル]
- けれど、同時にとても恐ろしい。
もう…きょうだいを喪うのは嫌です。▼
ここであなたと姉妹となって、もしも、
また何かの拍子に壊れてしまったらと。▼
- [ヴェイル]
- わたしは絶対に、エルの敵になったりしないよ。
ずっとずっと、味方でいる。▼
戦をしている以上、死別はわからないけど…
それでも、姉妹としての時間は永遠に残るよ。▼
- [エル]
- 姉妹としての時間…▼
- [ヴェイル]
- そう。きっと忘れないよ。
その時間があったことは後悔しないと思う。▼
だからね、少しでも嬉しいと思ってくれるなら…
わたしたち、姉妹として仲良くしたい。▼
- [エル]
- …………▼
わかりました。▼
- [ヴェイル]
- ほんと!▼
- [エル]
- きょうだいのためなら何でもしようとする思いは、
あなたも私も同じなのですね。▼
あなたの真の望みはわかりました。
そしてそれは、私にしか叶えられないことも。▼
出会ってくれて、ありがとう、ヴェイル。
遥か遠い世界で頑張っていた、私の…きょうだい。▼
- [ヴェイル]
- エル…ありがとう。
わたし、とっても嬉しい!▼
- [エル]
- 私もですよ。▼
そういえば…
私たち、どちらが姉なのでしょう。▼
- [ヴェイル]
- 生まれた順番がわからないもんね。
わかっても、世界が違えば意味はないか。▼
- [エル]
- 見た目としては、私が姉のようですが…▼
- [ヴェイル]
- あーっ! ひどい! どこを見て決めたの!?
髪の長さではわたしのほうがお姉さんだもん!▼
- [エル]
- どの様な理論ですか…
まあ、ゆっくり決めていきましょう。▼
私たちには時間があるのです。
この先、何百年も。▼
- [ヴェイル]
- そうだね。改めて…
これからよろしく。わたしの姉妹、エル。▼
セレスティア†
支援C†
- [セレスティア]
- ヴェイル様、食事をお持ちしました。▼
- [ヴェイル]
- !? セピア…▼
- [セレスティア]
- ?▼
- [ヴェイル]
- あ…違う、セレスティア、だよね。
ごめんなさい、なんでもないよ。▼
- [セレスティア]
- 大丈夫ですか?
汗をかいていらっしゃいます。▼
拭いて差し上げますわ。
お隣、失礼します。▼
はい、お顔を拭いて…っと。▼
- [ヴェイル]
- あ、あの!
自分で拭くから、大丈夫だよ。▼
- [セレスティア]
- 遠慮なさらないでくださいな。
私はあなたのお世話がしたいのです。▼
ヴェイル様の髪、とても綺麗ですわね。
この長さなら、結んでもきっと愛らしいですわ。▼
そうだ、三つ編みにして差し上げます。▼
- [ヴェイル]
- あ、ありがとう…▼
- (暗転)
- [セレスティア]
- …………▼
ええと。三つ編みってどうするんでしたっけ?▼
- [ヴェイル]
- えっ。▼
- [セレスティア]
- あー、思い出しましたわ!
こっちの束をこっちに持ってきて…▼
- [ヴェイル]
- いたた…!
そんなに引っ張ったら痛いよ、セレスティア!▼
- [セレスティア]
- ごめんなさい、ヴェイル様!
あら、絡んじゃったみたい…あれ…あれ?▼
- (暗転)
- [ヴェイル]
- すごい絡まってる…
後でほどいておくから、気にしないでいいよ。▼
- [セレスティア]
- うう、ごめんなさい。
また何かご迷惑をおかけする前に、立ち去りますわ。▼
- (セレスティアが立ち去った後、すぐ戻ってくる)
- [セレスティア]
- …お食事を置くの、忘れてました。▼
- [ヴェイル]
- あはは…▼
セレスティアは、そそっかしいんだね。
何か…調子狂っちゃうな。▼
支援B†
- [セレスティア]
- ヴェイル様、お疲れでしょうか。
お顔の色が優れないようです。▼
- [ヴェイル]
- え、そうかな?
大丈夫だと思うけど。▼
- [セレスティア]
- もしかして先の戦闘で、お怪我をされたとか?
どこか痛いところはありますか?▼
- [ヴェイル]
- 怪我はしてないよ、ほら、この通り。
でも鼻がちょっと…くしゅん!▼
- [セレスティア]
- まあ、お身体が冷えているのでしょうか。
暖めないと風邪をひいてしまいます。▼
でもここに毛布はありませんし…
そうだわ、抱きしめて差し上げます!▼
- [ヴェイル]
- えっ!?▼
- [セレスティア]
- 魔竜族はとても体温が高いんですの。
さあ、御遠慮なく、ヴェイル様!▼
- [ヴェイル]
- や、やだ…
いいって、それ以上は…▼
こっち来ないで!▼
- [セレスティア]
- !▼
- [ヴェイル]
- あ…!
ご、ごめんなさい。▼
- [セレスティア]
- いえ、こちらこそ。
幾ら愛らしいといって、不敬でしたわ。▼
たいへん申し訳ございませんでした。▼
- [ヴェイル]
- ううん! 違う…違うの。
あなたが知っている人に似てたから。▼
あのね…
少し、お話を聞いてくれる?▼
- [セレスティア]
- ええ、勿論。▼
- [ヴェイル]
- …昔ね、わたしには、臣下がいたの。
あなたと同じ、魔竜族の女の人。▼
わたしに優しくしてくれて、
同じように、話を聞いてくれたの。▼
お友達になれるかな、って思ったんだ。
大好きだった。▼
でも、敵と味方に分かれて、戦って…
それで、おしまいになっちゃった。▼
あなたはその人じゃないってわかってる。
でもよく似てて、見ていると…思い出しちゃうの。▼
- [セレスティア]
- そうでしたか…大切なことを、
お話ししてくださってありがとうございます。▼
今度からは、
距離感に気をつけるようにいたしますわね。▼
いつかまたヴェイル様の気が向いた時に、
続きをお話ししてくださいますか?▼
- [ヴェイル]
- うん。あなたは優しくしてくれたのに、
ごめんねセレスティア。▼
ありがとう…▼
支援A†
- [セレスティア]
- ヴェイル様、髪が乱れていますわ。
整えて差し上げますね。▼
あっ、大丈夫、練習しましたから!▼
- [ヴェイル]
- ありがとう。
じゃあ、お願いしようかな。▼
- [セレスティア]
- あら、今日もお体が冷えてらっしゃいますわね。
髪を整える前に、毛布を…▼
- [ヴェイル]
- セレスティアがあっためてよ。
魔竜は体温が高いんでしょう?▼
- [セレスティア]
- え…いいのですか?
怖くはありませんか、ヴェイル様。▼
- [ヴェイル]
- セレスティアはお友達だもん。
怖くなんかないわ。▼
ねえ…教えてほしいことがあるの。
セレスティアはなぜ、わたしに優しくしてくれるの?▼
- [セレスティア]
- …少し長いお話になりますけれど。▼
- [ヴェイル]
- いいよ。
今度はわたしが、あなたのお話を聞く番。▼
- [セレスティア]
- 私たち四翼の一人に、モーヴという者がおりました。
モーヴが、四翼を作ろうと提案したのです。▼
- [ヴェイル]
- モーヴ?
あなたの世界のモーヴも、素敵な人だね。▼
- [セレスティア]
- ええ。とっても。
最後まで恩人で、友人で、憧れの人でした。▼
モーヴには、かつて主君がいたと聞いています。
その方のお名前は…ヴェイル様。▼
- [ヴェイル]
- …!▼
- [セレスティア]
- そう、あなたと同じです。
私たちの世界のヴェイル様が、モーヴの主君でした。▼
モーヴは、ヴェイル様を必ず守ると決めていました。
けれど、それは叶わなかったそうです。▼
取るに足らない戦で死なせてしまったと…
守れなかったことを、ずっと悔いていました。▼
だから、この世界でヴェイル様にお会いした時、
本当に驚いたのです。ああ、生きていらっしゃる…と。▼
モーヴが守りたかったのは、あなただったかもしれない。
それなら、モーヴの分まで守らないといけない。▼
そう思ってつい…
お世話を焼いてしまいましたわ。▼
- [ヴェイル]
- そうだったのね。
なのにわたし、あなたに冷たくあたってしまった…▼
- [セレスティア]
- ヴェイル様はお優しい方です。
こうして、お話を聞いてくださっていますでしょう?▼
モーヴから聞いていたヴェイル様も同じでした。
とても優しい御方だったと。▼
- [ヴェイル]
- そっか。
…その話が聞けて、よかった。▼
わたしたちが会えたことって、奇跡だね。
世界は違っても、どこかで繋がってるんだ。▼
- [セレスティア]
- きっとそうです。
その力が、私たちを出会わせてくれたんです。▼
- [ヴェイル]
- セレスティア。
本当は、あなたと仲良くしたかったんだ。▼
今日はもう少し、一緒にいて欲しいな。
…いい?▼
- [セレスティア]
- 嬉しいです、ヴェイル様。
もう少しなんで言わず、これからも、ずーっと。▼
グレゴリー†
支援C†
- [ヴェイル]
- ! グリ…▼
- [グレゴリー]
- ヴェイル様?
そんな驚いた顔をしてどうしたんだよ。▼
- [ヴェイル]
- な、なんでもないよ。ええと…グレゴリー。
ごめんなさい、気にしないで。▼
- [グレゴリー]
- 会えてよかったぜ。
ずっとヴェイル様と話をしたかったんだ。▼
立ち話もなんだから、
そこの切り株のところにでも座るか?▼
あー…敷物、布の切れ端しか持ってないぜ。
しまったな、もっとマシなもの用意しておくべきだった。▼
- [ヴェイル]
- だ、だいじょうぶだよ。ありがとう。
このまま立ち話でもいいし…▼
グレゴリーが切り株に座って、
わたしは地面でもいいよ。▼
- [グレゴリー]
- な、何言ってんだよ!
ヴェイル様にそんなことさせられねえ。▼
頼むから俺よりも高い所に座ってくれ。
あんたが地べたなら俺は地面に埋まればいいのか?▼
- [ヴェイル]
- ご、ごめんなさい。
困らせちゃったね。▼
- [グレゴリー]
- おいおい、
そんな真剣に謝らなくても…▼
って、震えてるぞ。大丈夫か?▼
- [ヴェイル]
- 大丈夫…
あなたを見ていると…ちょっと、思い出しちゃって。▼
- [グレゴリー]
- それってもしかして、
この世界の俺のことか…?▼
その様子だと、いい思い出じゃなさそうだな。▼
- [ヴェイル]
- ご、ごめんなさい。
あなたは別の人だって分かってるの。▼
だけど…その…▼
- [グレゴリー]
- ん。よし。
また来ることにするよ。▼
こうやって顔が見られて、声が聴けただけで満足だ。
だから気にしないでくれ。▼
またな、ヴェイル様。▼
- (グレゴリーが立ち去る)
- [ヴェイル]
- グリにそっくりだけど、全然違う…
今度お話しするときは、もっと仲良くしたいな…▼
支援B†
- [グレゴリー]
- ヴェイル様、また来たぜ。
今日はお土産もあるんだ。▼
- [ヴェイル]
- お土産?
ありがとう。なんだろう。▼
- [グレゴリー]
- 仲間たちに、ヴェイル様の好みを聞いてきたんだ。
辛いものが好きなんだってな?▼
町に行って、それっぽいのを買ってみた。
よかったら、一緒に食べないか?▼
- [ヴェイル]
- わざわざ調べて、買ってきてくれたの?▼
- [グレゴリー]
- せっかくなら好きなものがいいだろ。
どれでも気になるのがあったら、遠慮なく食べてくれ。▼
- [ヴェイル]
- …………▼
今日も、とっても優しいのね。なのに…
グリじゃないってわかってるのに、震えちゃう…▼
- [グレゴリー]
- ん? どうした?
自分だけ食べるのは気になるか?▼
じゃあ、俺もいただくとするかな。
この真っ赤なサンドイッチとかよさそうだ。▼
- [ヴェイル]
- あ、待って。
それはすごく辛いと思う。気をつけて。▼
- [グレゴリー]
- もぐ…思ったほど辛くないぜ。
いや、これは、後からこみあげてくるやつか!?▼
…おおおおおおっ!?▼
- [ヴェイル]
- やっぱり! お水持ってくるね!▼
- [グレゴリー]
- 大丈夫…大丈夫だ! ごほっ…
ほら、ヴェイル様も、好きなの取ってくれ…!▼
- [ヴェイル]
- ほ、ほんとに大丈夫かな?
折角だから、わたしも同じのもらうね。▼
むぐ…うん、おいしい!
これ、初めて食べたけど、丁度いい辛さだね。▼
- [グレゴリー]
- マジかよ…
ちょうどいい辛さとは…▼
いや、よかった。やっと少し、笑ってくれたな。
まだあるから、遠慮せずに食べてくれ。▼
- [ヴェイル]
- グレゴリー。
すごい汗だよ。▼
- [グレゴリー]
- ああ、食べたら暑くなってきたみたいだ。
えーっと、こういう体質なんだよ、ははは…▼
だいじょ…うぶ…だ…
これくらい…▼
- (グレゴリーが倒れる)
- [ヴェイル]
- グレゴリー!? グレゴリー!!▼
どうしよう、倒れちゃった!
待ってて、いま人を呼んでくるから!▼
もう…どうして…
そんなに無理するの…!▼
支援A†
- [グレゴリー]
- ヴェイル様、この間はすまなかったな。
急に倒れて、迷惑掛けちまってさ。▼
- [ヴェイル]
- 気にしないで。
グレゴリーが無事でよかった。▼
- [グレゴリー]
- お詫びと言っちゃ何だが、
また色々持ってきたんだ。▼
- [ヴェイル]
- これ、全部辛いもの…?
わたしの好みに合わせてくれたんだね。▼
ありがとう。嬉しいけど、
グレゴリーは一緒に食べられないよね…▼
- [グレゴリー]
- 問題ない。
練習してきたからな。▼
- [ヴェイル]
- 練習?▼
- [グレゴリー]
- 何でもない。
それよりもほら、食べようぜ。▼
この鮮烈な赤いクッキーとかいい匂いだ。
どれどれ…ううっ!?▼
- [ヴェイル]
- 一口で全部なんて無理だよ!
辛いもの、苦手なのに。▼
- [グレゴリー]
- そ、そんなことないぞ。
ヴェイル様と同じで、辛いのは大好きなんだ。▼
このスパイスケーキもなかなかだぞ。
鼻を抜ける辛さが…うぉうっ!?▼
- [ヴェイル]
- どうしてわたしのために、
そこまで無理してくれるの?▼
- [グレゴリー]
- 怖いのは、嫌だろ。▼
- [ヴェイル]
- え?▼
- [グレゴリー]
- ヴェイル様は、俺の姿を見て震えるほど、
怖いって思ってしまうんだろ?▼
俺は怖いのが嫌だから、
あんたにそんな思いはさせたくない。▼
ここにいる俺は、ヴェイル様の敵じゃないし
怖いことも痛いこともしないって…▼
そう証明したかったんだ。▼
- [ヴェイル]
- そう、だったの…▼
- [グレゴリー]
- ヴェイル様が笑顔になるなら、苦手なものくらい食べる。
そのうち慣れるしな、問題ないぜ!▼
- [ヴェイル]
- わたし、グレゴリーのことはもう怖くないよ。
優しい人だって、痛いほどわかったから。▼
でもね…わたしのために無理をするあなたは怖い。
いつかまた、倒れちゃうんじゃないかって。▼
- [グレゴリー]
- !▼
- [ヴェイル]
- だから、お土産は一緒に食べられるものがいいな。
グレゴリーとはお友達になりたいから。▼
お友達は、どちらかが我慢するものじゃないでしょ。▼
…だめかな?▼
- [グレゴリー]
- 友達…俺なんかでよければ…
いや、ヴェイル様が望むなら、喜んで。▼
- [ヴェイル]
- ありがとう!▼
じゃあさっそく教えてほしいんだ。
あなたの好きな食べ物は何?▼
今までのお礼に、今度はわたしがごちそうするよ。
お友達なんだから、ほんとに好きなものを教えてね!▼
- [グレゴリー]
- ああ、わかった!
ありがとう、ヴェイル様。▼
マデリーン†
支援C†
- [マデリーン]
- お寛ぎのところ失礼します、ヴェイル様。
ご挨拶に伺いました。▼
- [ヴェイル]
- え…?
マロン…マロンなの?▼
- [マデリーン]
- ワタシは騎士のマデリーンと申します。
以後、お見知りおきください。▼
- [ヴェイル]
- そ、そっか。そうだよね。
マデリーン、よろしく。▼
- [マデリーン]
- はっ!
騎士として戦果を挙げるよう尽力いたします。▼
ヴェイル様のことは、モーヴから伺っております。
厳しくも優しい、気高きお方だと。▼
- [ヴェイル]
- モーヴから?▼
- [マデリーン]
- ああ、ええと…
ワタシたちの世界のモーヴから、です。▼
こちらの世界のヴェイル様も、
そのお話に違わぬ方だと、戦を通じ感じております。▼
- [ヴェイル]
- …ありがとう。▼
…………▼
- [マデリーン]
- どうされました?
先ほどからワタシの顔をじっとご覧になって…▼
もしや、顔に何かついておりますね!?
鏡を見て出直して参ります!▼
- [ヴェイル]
- ううん、違うの!
あなたは、わたしがよく知っている人に似ているの。▼
マデリーンの笑顔が、その人と重なってしまって。
とっても素敵な笑顔だね。▼
- [マデリーン]
- なんと。
勿体なきお言葉、光栄です。▼
両親より、顔は人の生き様を映すと教わったので、
ワタシ自身をご評価いただけたような心持です。▼
しかし、誰に褒められなくてもワタシは…
騎士として、正しきことをする所存です。▼
- [ヴェイル]
- 誰に…褒められなくても…
そう…▼
う…ぅ…ぐすっ…▼
- [マデリーン]
- ヴェイル様?
申し訳ございません、ワタシ…何か無礼を?▼
- [ヴェイル]
- 違うの。ごめんなさい。
あなたは何も悪くない…わたしのせいなの。▼
また、お話ししましょう。
今日はありがとう、マデリーン。▼
- [マデリーン]
- …承知しました、ヴェイル様。
必ず、また。▼
支援B†
- [ヴェイル]
- マデリーン。
この前は急に取り乱しちゃって、ごめんなさい。▼
- [マデリーン]
- いえ、ワタシは何も。
それよりも、ヴェイル様のことが心配です。▼
- [ヴェイル]
- 今日はあなたに話しておきたいことがあるんだ。
聞いてくれる?▼
- [マデリーン]
- はっ。ヴェイル様のお望みとあらば、
不肖マデリーン、喜んで拝聴いたします。▼
- [ヴェイル]
- ありがとう。▼
わたしにはね、マロンって名前の騎士がいるの。
あなたとよく似てるんだ。▼
私がまだこの軍と敵対していた頃…
魔法具で操られてしまったことがあったんだけど、▼
マロンは、それを壊そうとしてくれたの。
あの子の攻撃で魔法具にヒビが入って…▼
そのおかげで、わたしは正気に戻れた。
命の恩人だと思ってるよ。▼
- [マデリーン]
- 流石はヴェイル様の騎士!
見事な働きだと思います。▼
- [ヴェイル]
- だけどね…そのせいで、
マロンは殺されてしまった。▼
- [マデリーン]
- …!▼
- [ヴェイル]
- わたし、マロンにお礼もお別れも言えなかった。
あの子は命がけで、わたしを助けてくれたのに。▼
マデリーンに言っても、意味がないのは分かってる。
でも、話しておきたかったんだ。▼
- [マデリーン]
- …………▼
ワタシはマロン殿ではありませんが、
その気持ちはよく分かります。▼
主君のためなら、命を賭すのが騎士の勤め。
ヴェイル様はそうされるに相応しいお方です。▼
マロン殿は立派な騎士です。
ヴェイル様のために働き、志を果たしたのですから。▼
- [ヴェイル]
- でも、マロンが死んだのは…
わたしのせい。▼
- [マデリーン]
- こんなことを申し上げて良いか分かりませんが、
マロン殿は、その行動を後悔していないと思います。▼
- [ヴェイル]
- え…?▼
- [マデリーン]
- ワタシだったら、
騎士としての使命を全うできたなら、悔いはありません。▼
ヴェイル様にそこまで思っていただけて、
幸せだと、誉れだと、そう感じるのではないでしょうか。▼
- [ヴェイル]
- …そうだったらいいな。
マデリーンは優しいね。▼
マロンが生きていたら、
あなたみたいな騎士になったのかも…▼
- [マデリーン]
- …ヴェイル様…▼
支援A†
- [マデリーン]
- ヴェイル様。
先日は貴重なお話をありがとうございました。▼
- [ヴェイル]
- ううん。わたしの方こそ、
話を聞いてくれてありがとう。▼
- [マデリーン]
- 自身の騎士を喪うという、
悲しい経験をされたお心、察するに余りあります。▼
長い間、ヴェイル様はたいへんな思いを抱えて
戦い続けてこられたのですね。▼
ワタシなどが申し上げてよいのか、
わかりませんが…▼
ヴェイル様は今まで、
よく頑張られたと思います。▼
- [ヴェイル]
- !▼
- [マデリーン]
- 悲しい経験を経て尚、その気丈なお姿…
誰かが褒めて差し上げるべきだと思いました。▼
無論、烏滸がましく畏れ多いのですが、
僭越ながらワタシから申し上げたく…▼
- [ヴェイル]
- …うう…
うあああん…!▼
- [マデリーン]
- ヴェイル様!?
すみません。ワタシ、また余計なことを…▼
- [ヴェイル]
- 違うの、嬉しくて。
こっちの世界のモーヴが教えてくれたんだ。▼
マロンの最期の言葉…同じだった。
今、マデリーンが言ってくれたことと同じだったんだよ。▼
「頑張ったねって、褒めてあげてね」って…
あなたは、その事を知らない筈なのに…▼
まるで、聞けなかった言葉が、聞けたみたいで。
涙が止まらないの…▼
- [マデリーン]
- そう、でしたか…▼
…………▼
あの、ヴェイル様。
ワタシを、あなたの騎士にしてくださいませんか。▼
- [ヴェイル]
- え…▼
- [マデリーン]
- マロン殿の代わりになどは、
到底なれないこと理解しています。▼
ですが、その御身を…近くでお守りしたい。
そう、強く思ったのです。▼
- [ヴェイル]
- マデリーン…▼
その言葉、すごく嬉しいよ。
だけど…ごめんなさい。▼
- [マデリーン]
- ワタシでは、力不足ですか。▼
- [ヴェイル]
- あなたは立派な騎士だよ。
でもね、わたしの騎士はマロンなんだ。▼
もういないけど、死んでしまったけれど…
いたかもしれない場所を、ずっと守ってあげたい。▼
それがわたしにできる、唯一のことだって…
そう思っているから。▼
- [マデリーン]
- …わかりました。▼
そこまで思われて、
マロン殿は本当に幸せ者ですね。▼
- [ヴェイル]
- 代わりに、マデリーンは、
わたしのお友達になってくれないかな。▼
- [マデリーン]
- ヴェイル様と、お友達?▼
いっぱいお話しして、いっぱい一緒に過ごして、
いっぱい笑って…一緒に未来に行きたい。▼
わたしが世界を救う竜になるところを、
一緒に見ててほしい。だめかな?▼
- [マデリーン]
- とんでもない。
お友達なんて…光栄です。▼
うまくできるかわかりませんけれど…
精一杯努めましょう。よろしくお願いします!▼
- [ヴェイル]
- お友達なんだから、普通にお話ししよう。
これからは遠慮しないで、なんでも言って。▼
改めてよろしくね、マデリーン。▼
- [マデリーン]
- はい、ヴェイル様!▼
コメント†
Last-modified: 2023-12-01 (金) 17:40:57