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会話集/支援会話
クランの支援会話†
ヴァンドレ†
ヴァンドレのページへ
フラン†
支援C†
- [フラン]
- クラン会長。
そろそろ時間よ。▼
- [クラン]
- こっちは準備万端だよ。
フラン名誉会長。▼
- [フラン]
- これより、神竜様ファンクラブ
定期会合を始めます。▼
わーっ!▼
- [クラン]
- わーっ!▼
- [フラン]
- 今回はファンクラブを盛り上げるために
できることは何かを話し合いましょう。▼
クラン。
あなたはどう思う?▼
- [クラン]
- やっぱりファンを増やすためには
布教活動が必要だと思うんだよね。▼
- [フラン]
- そうね。
私も同意見よ。▼
でも、どういう活動が一番効果的なのかしら。▼
- [クラン]
- そのアイデアならあるよ。▼
神竜様の素晴らしさを伝える
冊子を作ればいいんじゃない?▼
- [フラン]
- 冊子?▼
- [クラン]
- 神竜様は信仰対象として有名だけど、
その素顔を知る人は限られてるよね。▼
だから、素顔を知る僕たちが
それを多くの人に伝えればいいんじゃないかな。▼
- [フラン]
- おお…!
それはいい考えだわ!▼
じゃあ例えば…こんな感じかしら。▼
表紙にバーンと神竜様のお顔を描いて、
「特集、神竜のすべて」と銘打つの。▼
そして中には神竜様に直接聞いた
いろいろなお話を掲載!▼
好きな食べ物や好きな武器なんかも載せて
神竜様を身近に感じていただくのよ!▼
- [クラン]
- …………▼
- [フラン]
- だ、だめかな?▼
- [クラン]
- いい!▼
僕が思ってたのより堅苦しくなくて、
すっごくいいよ! さすがはフラン!▼
- [フラン]
- ありがとう!
クランの案のおかげよ!▼
じゃ、二人で冊子を作って、町で配りましょ。
神竜様のファンがもっともっと増えるわよ!▼
- [クラン]
- …え?
ま、町で配るの?▼
支援B†
- [クラン]
- 人がたくさんいるね…▼
- [フラン]
- 当たり前よ。町に来たんだから。▼
ここなら神竜様の素晴らしさを
たっぷりと布教できるはずよ。▼
- [クラン]
- なんか緊張してきた…▼
- [フラン]
- 今日のために二人でがんばったんだから
大勢の人に読んでもらわないとね。▼
- [クラン]
- う、うん…▼
- [フラン]
- それじゃあ、クラン。
さっそく冊子を配りましょう。▼
さあさあ、みなさーん!
ご覧あれー!▼
- [クラン]
- …………▼
- [フラン]
- クラン。どうしたの?
この次は私たちが何者か名乗らなきゃ。▼
そうしないと怪しんで受け取ってもらえないって
クランが言ったんじゃない。▼
- [クラン]
- ちょっと緊張しちゃって…▼
- [フラン]
- 情けないわね。
みんながじろじろ見てるじゃない。▼
じゃあ、私がクランのことも紹介してあげるから。▼
- [クラン]
- う、うん…▼
- [フラン]
- えー。我々は第三十三代竜の守り人。
フランと、クランでございます!▼
今日は皆さんに、神竜様の素顔をお伝えする
冊子を…▼
- [クラン]
- フラン…ごめん!
やっぱりやめよう!▼
- [フラン]
- え!?▼
- [クラン]
- こんなに人が多いところじゃ、
恥ずかしくて配れないよ…▼
それに、今更冊子の中身がおかしくないかとか
気になり始めちゃって。▼
- [フラン]
- そんな…▼
- [クラン]
- いくじなしでごめん。
これじゃ竜の守り人どころか…僕は…▼
僕は神竜様のファンも失格だ。
ごめんね…フラン。▼
- [フラン]
- クラン…▼
支援A†
- [クラン]
- …………▼
- [フラン]
- もう。
クランったら何をいじけてるの?▼
- [クラン]
- だって…▼
僕は恥ずかしくて冊子を配れなかった…
神竜様のファン失格だよ。▼
- [フラン]
- あのねえ。
クランは神竜様のことが好きなんでしょ?▼
- [クラン]
- もちろんだよ。
フランだって知ってるでしょ。▼
- [フラン]
- ならハッキリ言うわね。▼
ファンに失格とかないから。▼
- [クラン]
- え?▼
- [フラン]
- ファンに一番大切なのは、
好きって気持ちでしょ?▼
それさえなくさなければ、
何があってもクランは神竜様のファンのはずよ。▼
- [クラン]
- …………▼
そうだよね。▼
僕、もう一回、挑戦してみる。
次はちゃんと…この手で冊子を配るよ。▼
- [フラン]
- うんうん、その意気よ!▼
- [クラン]
- でも折角だから、
悔いの残っている箇所を整えたいな。▼
- [フラン]
- 今から?▼
- [クラン]
- うん、大切なのは好きって気持ち。
なら、それをもっと前面に押し出したいんだ。▼
竜の守り人としてのコメントが薄すぎるから
ここをもっと手厚くして神竜様のお人柄を伝えたい。▼
神竜様のお姿の絵も足りないから、
絵が得意な人に頼んでもっと増やしてもらおうよ。▼
それから神竜様への質問もこれじゃ足りないよね。
最低でも好きな色は知りたいと思うんだけどどう?▼
- [フラン]
- こ、凝り性だし、
いきなりすっごい喋ってくる…▼
でもまあ、やる気が出たならいいわ。▼
クラン。三十三代目竜の守り人として、
神竜様のために最高の冊子を作りましょ!▼
- [クラン]
- 勿論だよ、フラン!▼
エーティエ†
支援C†
- [エーティエ]
- ふう。
今日の走り込みはこの辺にしておきましょう。▼
- [クラン]
- エーティエさん、お疲れさま!▼
- [エーティエ]
- クランさん。
どうされたのですか?▼
- [クラン]
- 今日はエーティエさんのために、
これを作ってきたんだ。▼
- [エーティエ]
- なんですか?
この瓶に入った物は…▼
- [クラン]
- 僕が作ったピクルスだよ。
疲労回復にとってもいいんだ。▼
さ、ひとつ食べてみて。▼
- [エーティエ]
- わかりました。
ではお言葉に甘えて、いただきますわ。▼
まぁ美味しい…
適度な酸味がたまりませんわね…▼
- [クラン]
- そう言ってもらえてよかった!▼
エーティエさんの健康を考えて、
調味料の分量とかを調整して特別に作ったものなんだ。▼
- [エーティエ]
- あら、あたくしのために特別に?▼
- [クラン]
- うん!
でも、それだけじゃないんだよ。▼
おいしくなーれ、エーティエさんにぴったりの
ピクルスになーれ…って願いも込めてるの。▼
- [エーティエ]
- そんな…嬉しいですわ。▼
なんて優しいお方でしょう。▼
- [クラン]
- じゃあ、瓶ごと渡しておくね。
おかわりが欲しくなったら言って。▼
- [エーティエ]
- わかりましたわ。
こんなにしていただいて感謝です…▼
支援B†
- [エーティエ]
- クランさん。見つけましたわ。▼
- [クラン]
- どうしたの?
もうピクルスなくなっちゃった?▼
- [エーティエ]
- お恥ずかしいお話なのですが、そうなのです。▼
- [クラン]
- けっこう早かったね。▼
でも、最近は鍛錬の質も量も上がっていたから、
そろそろなくなるかもって思ってたんだ。▼
- [エーティエ]
- すごいですわね。
なんでもお見通しではございませんこと?▼
- [クラン]
- えへへ、そうなんだ。
がんばってる人のことは応援したくなっちゃって。▼
- [エーティエ]
- このピクルス、すごかったですわ。
今までは鍛錬後に疲れが残ることがありましたが、▼
これをいただくようになってからは、
それが少なくなったんですの。▼
それに、味もとてもおいしくて、
ついつい手が伸びてしまいましたわ。▼
- [クラン]
- ほんと!? そう言ってもらえてうれしい!
じゃあ、また作ってあげる!▼
- [エーティエ]
- いいんですの!?
ありがとうございます!▼
- [クラン]
- そうだ。野菜は何がいい?▼
ピクルスって、いろんな種類の野菜を
漬けることができるんだ。▼
- [エーティエ]
- そうですわね…すぐには思いつかないので、
お任せしてもよろしいでしょうか。▼
クランさんはあたくしのことを
よくご覧になっていらっしゃいますから。▼
- [クラン]
- あはは、そうだね。
じゃあ僕のおすすめにしておくよ!▼
- [エーティエ]
- 楽しみにしておりますわ。▼
支援A†
- [クラン]
- エーティエさん。
新しいピクルスができたよ。▼
今回は三種類の野菜を漬けてみたんだ。
でも…▼
- [エーティエ]
- どうしましたの?▼
- [クラン]
- おいしくないんだよ…
本当にごめん…これは渡せないや。▼
新しい野菜が、いつもの感じにならなくって。
最初から作り直そうかなって思ってるんだ。▼
- [エーティエ]
- まあ、気にしないでくださいな。
あたくしにとって、そんなこと問題ではございません。▼
- [クラン]
- えっ? どうして?▼
- [エーティエ]
- クランさんが作ってくださるピクルスは味も最高です。
でも、何より素敵なのはあなたの気持ち。▼
あなたはこのピクルスを作るため、
あたくしのことをよく観察してくださっていますわよね。▼
それにあたくしがおいしく食べられるように
思いを込めてくださっています。▼
あなたのピクルスは、あたくしの体だけを
癒やしてくれるのではありません。▼
あなたの優しい思いが、
あたくしの心をも癒やしてくださるのです。▼
だから何も気になさらず、食べさせてくださいな。▼
- [クラン]
- エーティエさん…▼
- [エーティエ]
- !?▼
- [クラン]
- 今のって、エーティエさんのお腹の音?▼
- [エーティエ]
- ご…ごめんなさい。▼
- [クラン]
- もしかして、
ピクルスの味なんか問題ないって言ってくれたのは…▼
お腹が空きすぎて、
早くピクルスを食べたかったから?▼
- [エーティエ]
- ち、違います!
もう、からかわないでくださいませっ。▼
- [クラン]
- あ、そろそろ鍛錬の時間じゃない?▼
- [エーティエ]
- あら、本当ですわ。
ではこのピクルスをいただいてからまいりましょう。▼
- [クラン]
- おいしくなかったらごめんね。▼
- [エーティエ]
- もう、そんなこと言いっこなしですわ。
それでは、いただきます。▼
支援C†
- [クラン]
- アルフレッド王子、ご機嫌いかがですか?
今日はお招きいただき、ありがとうございます。▼
うーん…なんか固いような…
もうちょっと柔らかいほうがいいかな…▼
- [ルイ]
- どうしたのですか?▼
- [クラン]
- わわ、びっくりした!▼
- [ルイ]
- 驚かせてしまってすみません。
我が国の王子の名を口にされていたので…▼
- [クラン]
- アルフレッド王子が誘われたんだ。
筋肉鍛錬を一緒にやらないかって。▼
だけど、二人きりで会うのって
初めてだし、なんか緊張しちゃって…▼
- [ルイ]
- 二人きりなんですか?▼
- [クラン]
- そうだよ。▼
- [ルイ]
- ふむ。一人でもなく大人数でもない。
二人きりで筋肉鍛錬…これはどういう意味なのか…▼
- [クラン]
- 特に深い意味はないと思うけど…▼
- [ルイ]
- まあ、その話はいいです。
つまり王子への挨拶の練習をしていた、と。▼
- [クラン]
- うん!
失礼があったらいけないからね。▼
ルイさん、もしよかったら…
僕の話し方とか、見てもらえない?▼
ルイさんをアルフレッド王子だと思って話すから、
気になったところがあったら助言してほしいんだ。▼
- [ルイ]
- ええ、もちろんいいですよ。
では早速、始めましょう。▼
支援B†
- [ルイ]
- ふむ…
なるほどなるほど、やっと読めてきましたよ。▼
クランさんは美形で、幼さの中に
しっかり者の芯の強さが見て取れる…▼
王子は恐らくそこに惹かれ、二人きりで会いたいと…
筋肉鍛錬はあくまで口実。可能性としてなくはない。▼
いい。いいです。
王子とクランさん、ありです。▼
- [クラン]
- ルイさん…どうしたの?
遠い目をしてブツブツと…▼
- [ルイ]
- はっ!?
あ、ああ…なんでもありません!▼
それより王子との筋肉鍛錬はどうでしたか?▼
- [クラン]
- 楽しく過ごせたよ。
ルイさんのおかげで、失礼なこともしなかった!▼
アルフレッド王子はいつも以上に優しくて、
手取り足取り筋肉鍛錬のやり方を教えてくれたんだ。▼
- [ルイ]
- な、なんですと!!!?▼
ちょっ…いつも以上に優しくてと…
その部分について、詳しくお聞きしてもいいですか?▼
- [クラン]
- うん、いいけど。▼
- [ルイ]
- その優しさは、仲間に対してのものでしたか…?
それとも、何か別の感情が読み取れるような…?▼
- [クラン]
- 別の感情?
あぁ、そういうことか。▼
仲間っていうよりは、
お兄ちゃんっていう感じの優しさだったよ。▼
- [ルイ]
- お、お兄ちゃん!!▼
兄と弟…禁断の関係…
これも僕の新たな領域…しかし悪くない…!!▼
- [クラン]
- どうしたの? 足がふらふらだよ。▼
- [ルイ]
- いえ、なんでもありません。忘れてください。▼
- [クラン]
- そうだ。また筋肉鍛錬をやるんだけど、
ルイさんも興味があったら来る?▼
- [ルイ]
- 行きません! どうぞお二人きりで!!
そんな尊いものを壊すような真似はできません!▼
心ゆくまで筋肉鍛錬を楽しんできてください。
僕も全力で妄想を膨らませておきますので。▼
支援A†
- [ルイ]
- うっ…うぅ…なんということだ…▼
- [クラン]
- ルイさん、どうしたの?▼
- [ルイ]
- 悲しいのです…
貴方たちの筋肉鍛錬が終わってしまったので…▼
- [クラン]
- なんで鍛錬が終わったこと、知ってるの?▼
- [ルイ]
- それは僕があの場にいたからです…▼
- [クラン]
- えっ!?
全然気付かなかった。▼
- [ルイ]
- 偶然、お二人を見つけたので
離れた場所から警護していたのです…▼
- [クラン]
- そうだったんだ。ありがとう。▼
- [ルイ]
- 貴方たちの関係は本当に素敵でした…▼
さわやかな正統派王子と、
幼さが残る美形少年が紡ぎ出す、心地よい空気感…▼
光る汗…ほとばしる笑顔…
こちらが赤面するほどの互いの気遣い…▼
あぁ…
貴方たちの筋肉鍛錬が僕の新境地を拡げてくれたのに…▼
- [クラン]
- アルフレッド王子、
また別の人に筋肉鍛錬を個人指導するみたいだよ。▼
- [ルイ]
- …え!?▼
- [クラン]
- で、僕も別の人を見つけて、
王子から教わったことを伝えていく予定なんだ。▼
- [ルイ]
- …終わってなかった。▼
- [クラン]
- へ?▼
- [ルイ]
- 終わったと思ったら、始まっていた…
ただ始まっていただけではない…二つに倍加していた…▼
きっと、この二つはさらに倍加する…
あぁ…なんという尊さの無限増殖…▼
これら全ての現場において、僕は警護という名の
慎ましい壁になろう…そうだ…ぜひともそうしよう…▼
- [クラン]
- あの…大丈夫?▼
- [ルイ]
- え…ええ! もちろんです…!▼
では、次の筋肉鍛錬のご予定が決まり次第、
教えてください。▼
貴方たちの尊い活動、心から応援しています。
今後ともしっかり楽しませていただき…▼
間違えました。
しっかり警護させていただきますので。▼
- [クラン]
- うん、ありがとう。
ルイさんは優しいなあー!▼
ジャン†
支援C†
- [ジャン]
- どうしよう。
迷ってしもた…▼
早く帰らな心配させてまう…▼
うぅ…▼
- [クラン]
- ジャン?
だ、大丈夫?▼
- [ジャン]
- クラン…▼
- [クラン]
- 泣いてたみたいだけど、
何かあったの?▼
- [ジャン]
- な、泣いてなんかないで。
迷子になってちょっぴり恐かっただけや。▼
最近、軍で怪我人が多いから…
傷に効く薬草を探しにきてたんや。▼
- [クラン]
- そうだったんだ。
いつもありがとう。▼
- [ジャン]
- 薬草はちゃんと見つけられたんやけど、
探すのに夢中になりすぎてしもて…▼
- [クラン]
- 迷っちゃったんだね。▼
- [ジャン]
- クランは、なんでここにいるん?▼
- [クラン]
- 僕はピクルス作りに使う
香草を探してたんだ。▼
- [ジャン]
- そうやったんや。
ほな、帰り道は…▼
- [クラン]
- ここはよく来る場所だから
案内できるよ。▼
- [ジャン]
- ほ、ほんま?
安心したわ。▼
- [クラン]
- 一人で森へ入るときは、
細心の注意を払わないと駄目だよ。▼
- [ジャン]
- そうやな…次からは気をつけるで。▼
- [クラン]
- でも、偶然会えてよかった。
一緒に帰ろう、ジャン。▼
- [ジャン]
- クラン、おおきに。▼
支援B†
- [ジャン]
- この前、迷子になってる自分を
クランが助けてくれたやろ。▼
- [クラン]
- うん。▼
- [ジャン]
- あの時採った薬草が、戦の帰りに役立ったんや。
戦場の近くで怪我した子供がいてな。▼
持ってた薬草を使ったら
すぐに治してあげることができた。▼
- [クラン]
- そうだったんだ。
良かったね…!▼
- [ジャン]
- 子供を治せたんは…
あの日、無事に帰れたおかげや。▼
クランが自分のことを見つけてくれたおかげやで。
ほんまにありがとうな。▼
- [クラン]
- 僕は道案内をしただけさ。
大したことをしたわけじゃないよ。▼
- [ジャン]
- そんなことないで。▼
話を聞いたら、子供は貧しい家庭みたいで…
医者へ行くのも難しいらしいんや。▼
あの薬草がなかったら、
手当もできずに悪くなってたかもしれん。▼
- [クラン]
- そうだったんだ。▼
- [ジャン]
- 自分、反省してるんや。
迷子になることを軽く考えてたけど…▼
万が一、医者の立場にある者が
一人いなくなるだけで、救える命は減る。▼
もっと気をつけなあかんな。▼
- [クラン]
- 反省も必要だけど、考えすぎたらダメだよ。▼
誰だって、うまくいかないことはあるし。▼
失敗と成功を繰り返して、
少しずつ成長すればいいんじゃないかな。▼
って、僕も竜の守り人のお仕事、
いつも失敗ばっかりなんだけどね。▼
- [ジャン]
- クランが? 意外やな。
こんなにしっかりしたはるのに。▼
- [クラン]
- そうでもないよ。僕もまだ半人前。
だから、一緒に成長していこうよ。▼
ここには、僕より年上の人が多いから…
ジャンみたいに年の近い人がいて、うれしいよ。▼
- [ジャン]
- …………▼
- [クラン]
- ど、どうしたの。
変なこと言っちゃったかな。▼
- [ジャン]
- ううん、嬉しかったんや。
ずっと足手まといになってると思ってたから。▼
クランみたいな人に受け入れてもらえて、
自分は幸せもんやな。▼
- [クラン]
- そんな、おおげさな。▼
- [ジャン]
- クランに負けんように成長せなあかんな。
これからもよろしゅう。▼
支援A†
- [クラン]
- 痛っ!▼
- [ジャン]
- クラン、大丈夫か!?▼
- [クラン]
- 平気だよ。
ちょっと転んで擦り剥いただけだから。▼
- [ジャン]
- 擦り傷かて、放っておいたら
感染症にかかる可能性があるんや。▼
見せてみ。
すぐに消毒してあげるさかい。▼
- [クラン]
- うん…▼
- [ジャン]
- 血が出とるな。
消毒するで。▼
- [クラン]
- うぅ、しみる…▼
- [ジャン]
- よし、これで終いや。
な、すぐ終わったやろ。▼
- [クラン]
- ありがとう…▼
- [ジャン]
- 礼なんてええ。当然のことや。
自分にとって、クランは恩人やから…▼
- [クラン]
- えっ?▼
- [ジャン]
- …この間、言うてくれたよな。▼
失敗と成功を繰り返して、
少しずつ成長すればいいって。▼
- [クラン]
- うん。▼
- [ジャン]
- なんか…温かい言葉で、
家族に言われたみたいな気がしたんや。▼
- [クラン]
- ジャン…▼
- [ジャン]
- 自分、フィレネの島の出身でな。
まだなかなか慣れへんねん。▼
せやから、クランの言葉が心に染みたんや。▼
- [クラン]
- そうだったんだ…▼
ジャンがよければ、
僕のことを、お兄さんと思ってもいいよ。▼
僕なんてまだまだだし、頼りないところも
あるかもしれないけど…▼
- [ジャン]
- そんなことない。
クランみたいなお兄ちゃんがいたら百人力やで!▼
- [クラン]
- あはは。
そうだといいな。▼
- [ジャン]
- さ、そろそろ食事の時間や。歩けるか?▼
- [クラン]
- 大丈夫だよ。
ジャンの手当てがよかったからね。▼
- [ジャン]
- 無理せんと肩につかまり。
兄弟仲良く、肩を組んでいこ。▼
シトリニカ†
支援C†
- [クラン]
- がんばれ、きっと大丈夫だよ…!▼
- [シトリニカ]
- こんなところで何をしているの?▼
- [クラン]
- うわぁっ!▼
- [シトリニカ]
- ごめんなさい。
驚かせるつもりはなかったのだけど…▼
クランが真剣な顔をしていたから、
気になって。▼
- [クラン]
- べ、別に…
大したことをしていたわけじゃないよ。▼
- [シトリニカ]
- あら。
人に言えないようなことだったのかしら。▼
それだったら、見なかったことに…▼
- [クラン]
- ち、違うよ!
勝手に勘ぐらないで!▼
…野花を見てたんだ。▼
- [シトリニカ]
- 野花を?
どうしてまた…▼
- [クラン]
- 少し前に見つけたときは枯れかけてて…
だから、支え棒をして、お水をあげたんだ。▼
そうしたら少しずつ元気になってさ。▼
- [シトリニカ]
- ふふっ。
そういうことだったのね。▼
- [クラン]
- やっぱりおかしいよね。
野花に夢中になってるなんて…▼
- [シトリニカ]
- とんでもないわ。
あなたの行いはとても立派よ。▼
- [クラン]
- そ、そうなんだ。
ありがとう…▼
- [シトリニカ]
- わたしもときどき
この野花の様子を見にきていいかしら。▼
- [クラン]
- うん!▼
- [シトリニカ]
- ふふ。
クランに見つかったこの野花は幸せね。▼
支援B†
- [シトリニカ]
- クラン。
野花の様子はどう?▼
- [クラン]
- もうすっかり良くなったよ。
そろそろ支え棒を外しても大丈夫だね。▼
- [シトリニカ]
- やったじゃない。
クランが一生懸命面倒を見たおかげね。▼
- [クラン]
- あれから、シトリニカさんが
来てくれるようになったからかも。▼
- [シトリニカ]
- わたしは見ていただけよ。▼
そうだ。お花が良くなったら、
あなたに渡そうと思っていた物があるの。▼
わたしの気持ちだから、
ぜひ受け取って。▼
- [クラン]
- こ、これって…▼
- [シトリニカ]
- お花のブローチよ。
あなたにピッタリだと思って。▼
- [クラン]
- こ、こんな高価そうな物…
受け取れないよ。▼
- [シトリニカ]
- そんな高い物じゃないわよ。それに…
わたしはあなたの献身に、正当な対価を与えたいの。▼
- [クラン]
- ううん、やっぱり駄目だよ。僕は何かをもらうために
この野花を見守っていたわけじゃないんだ。▼
せっかく買ってもらったのに…
ごめんなさい…▼
- [シトリニカ]
- いいえ。
悲しそうな顔をしないで。▼
変なことをしてごめんなさい。
わたし、またやってしまったみたいだわ…▼
- [クラン]
- また?▼
- [シトリニカ]
- 貴族として育ってしまったからかしら。
わたし、金銭感覚が普通の人と違うみたいなの。▼
気をつけなきゃとは思うのだけど…
よくわからなくて…▼
- [クラン]
- シトリニカさん…▼
- [シトリニカ]
- 気にしないでちょうだい…
わたし、そろそろ行くわね…▼
お花が元気になって、
本当によかったわ…▼
- [クラン]
- …………▼
支援A†
- [シトリニカ]
- クラン…偶然ね。▼
- [クラン]
- シトリニカさん…
久しぶりだね。▼
- [シトリニカ]
- そういえば…
あの野花はまだ元気なのかしら。▼
- [クラン]
- それが、少し前に元気がなくなって…
もう、ほとんど枯れてしまったんだ。▼
- [シトリニカ]
- そんな…▼
- [クラン]
- 仕方ないよ。
今回は本当に寿命なんだと思う。▼
- [シトリニカ]
- クラン、諦めないで。
わたしがなんとかしてみせるわ。▼
栄養剤や肥料をたくさん買えば、
きっとまだ…▼
- [クラン]
- シトリニカさん。▼
- [シトリニカ]
- わかっているわ。
お金ではどうしようもないことは。▼
けれど…
わたしはクランの悲しい顔が見たくないの。▼
- [クラン]
- …野花に感謝しないとね。▼
- [シトリニカ]
- え?▼
- [クラン]
- おかげでシトリニカさんと仲良くなれた。
だから、僕は悲しくなんてないよ。▼
- [シトリニカ]
- クラン…▼
- [クラン]
- これ…シトリニカさんにプレゼント。▼
あの野花の種だよ。▼
- [シトリニカ]
- …種ができたのね、あの花に。
ありがとう。▼
どんな宝石を対価にしても得られない、
素敵なプレゼントだわ…▼
わたしと一緒にこの種を育ててくれる?▼
- [クラン]
- もちろんだよ。
あの野花の子供たちで、ソラネルをいっぱいにしよう。▼
- [シトリニカ]
- ええ。
クラン…わたしからもお返しをさせて。▼
- [クラン]
- これは、あのときのブローチ?
でも…▼
- [シトリニカ]
- 今回は、対価として渡すんじゃない。
ただ、あなたに持っていてほしいの。▼
- [クラン]
- …わかった。そういうことなら、大切にする。
ありがとう、シトリニカさん。▼
- [シトリニカ]
- いいえ。
受け取ってくれてありがとう、クラン。▼
ゼルコバ†
支援C†
- [ゼルコバ]
- 「クラン」、見つけたぞ。▼
- [クラン]
- えっ!?▼
び、びっくりした。
あなたは…ゼルコバさん?▼
- [ゼルコバ]
- 何を「驚いて」いる。▼
- [クラン]
- え、その…
顔が恐くて…▼
- [ゼルコバ]
- 「顔」だって?▼
- [クラン]
- な、なんでもありません。
僕に、何か用事ですか?▼
- [ゼルコバ]
- お前に「聞きたいこと」がある。
だから面を貸せ。▼
- [クラン]
- ひぃ…!▼
あ、あの…
僕、何かしちゃった?▼
- [ゼルコバ]
- 「まだ」何もしていない。
「これから」してもらうんだ。▼
- [クラン]
- どういうこと?▼
- [ゼルコバ]
- 俺の「悩み」を「解決」するために、
お前の「ある能力」が必要でな。▼
- [クラン]
- 僕の能力?
な、なんだろう。人に誇れるような能力なんて…▼
- [ゼルコバ]
- 「声」が小さくて「聞こえない」ぞ。
言いたいことがあるなら「はっきり」言え。▼
もしかして…
俺に「力」を貸すのが「嫌」なのか…?▼
- [クラン]
- い、嫌じゃない!
嫌じゃないよ!▼
だから怖い顔して近づいてこないで、
ゼルコバさん…!▼
- [ゼルコバ]
- そうか。「ご協力」感謝する。
他の奴には「知られたくない」からな。▼
支援B†
- [クラン]
- ああ…僕はいったい…
ゼルコバさんに何をさせられるんだろう…▼
恐いけど…
犯罪の片棒を担ぐ話だけは断らなきゃ。▼
- [ゼルコバ]
- さあ、クラン。
俺に「ピクルス」の「作り方」を教えてくれ。▼
- [クラン]
- へっ?▼
- [ゼルコバ]
- 「聞こえなかった」のか?
「ピクルス」の「作り方」を教えろ。▼
「風の噂」で「ピクルス作り」が上手いと聞いたが、
もしかして「誤情報」だったのか?▼
- [クラン]
- ううん。合ってるよ。
僕、ピクルスが大好きでよく作るから。▼
必要だった能力って、
ピクルス作りのことだったの?▼
僕はてっきり、
悪事の手伝いをさせられるのかと…▼
- [ゼルコバ]
- 「お前」の中で、
「俺」はいったいどういう「存在」なんだ…▼
まぁ、「それ」はいい。▼
俺は今、「料理」にはまっていてな。
所謂「新しい趣味」だ。▼
- [クラン]
- 料理をはじめたんだね。
いいと思うよ。▼
- [ゼルコバ]
- 既にいくつか作ったが、「ピクルス」を刻んで作る
「簡単なソース」がうまくいかない。▼
きっと、「ピクルス」の「作り方」が
まずいんだ…▼
- [クラン]
- ソースぐらいなら、どこかのお店で
買ってくればいいんじゃ…▼
- [ゼルコバ]
- 俺が「目指す」のは自分で作る「完璧なソース」だ。
店で買ってしまったら意味がない。▼
- [クラン]
- はぁ…
それで僕に話が来たってわけか。▼
わかった。
ピクルスの作り方なら、いくらでも教えてあげるよ。▼
- [ゼルコバ]
- 「本当」か!▼
- [クラン]
- 僕が教えるからには、
ちゃんと習得してよね。▼
- [ゼルコバ]
- 「もちろん」だ。
クラン、よろしく頼む。▼
支援A†
- [ゼルコバ]
- …………▼
- [クラン]
- ゼルコバさん、どうしたの?
怖い顔をして。▼
もしかして、ソース作りがうまくいかなかったの?▼
- [ゼルコバ]
- はぁ…▼
- [クラン]
- や、やっぱりそうなんだ…
ごめんね。力になれなくて。▼
- [ゼルコバ]
- …「試食」してみてくれ。▼
- [クラン]
- え?
だって、うまくいかなかったんでしょ?▼
- [ゼルコバ]
- いいから「試食」するんだ。▼
- [クラン]
- わ、わかったよ。▼
それじゃ、いただきます。
ぺろ。▼
あれ!?
すっごく美味しい!▼
僕が教えたピクルスの味が調和してて…
これはまさに究極のソースだよ!▼
- [ゼルコバ]
- …「そう」か。▼
- [クラン]
- こんな美味しいソースができたのに、
どうして暗い顔をしてるの?▼
- [ゼルコバ]
- 確かにこの「ソース」は「完璧」だ。
しかし…▼
このソースに「合う料理」が思いつかないんだ…!▼
- [クラン]
- はあ…なるほど。
それで怖い顔をしていた、と。▼
- [ゼルコバ]
- 「料理」の道は「奥深い」…
安易に「趣味」とすべきでなかったか…▼
- [クラン]
- 僕のピクルスはどんな料理にも合うけど、
一番はやっぱり肉料理かな。▼
- [ゼルコバ]
- 「肉料理」か!▼
- [クラン]
- わわっ!
また怖い顔に!▼
- [ゼルコバ]
- いい「ヒント」をもらった!
クラン、お前は「頼り」になるぞ!▼
今から肉料理を「作る」から
ソースをかけて「試食」をしてくれ!▼
- [クラン]
- うう…わかったよ。
ゼルコバさんの怖い顔にも段々慣れてきたし…▼
とことん付き合うから、
「美味しい料理」を完成させようね!▼
オルテンシア†
支援C†
- [オルテンシア]
- 見つけたわ、クラン!▼
- [クラン]
- え、オルテンシア王女?▼
- [オルテンシア]
- そう!
あたしがイルシオン王国第二王女!▼
オルテンシアよ!▼
- [クラン]
- あの、えっと…
僕に何か御用ですか…?▼
- [オルテンシア]
- くっふっふ。風の噂を耳にしたのよ!
あなたどうやら…▼
あたしのファンクラブの会長をしてるらしいわね!▼
- [クラン]
- えっ…▼
- [オルテンシア]
- えっ…?
な、何よ、その反応…▼
このあたしがファンサービスしにきたのよ。
もっと喜ぶべきでしょ!▼
- [クラン]
- オルテンシア王女、
勘違いをされているのでは…▼
- [オルテンシア]
- 勘違い?▼
- [クラン]
- その…
僕がファンクラブの会長をしているのは…▼
- (暗転)
- [オルテンシア]
- そ、そんなー!▼
クランが会長をしているのは、あたしじゃなくて
自分の主君のファンクラブだったってこと!?▼
- [クラン]
- す、すみません…きっとどこかで、
話がすり替わってしまったのではないかと…▼
- [オルテンシア]
- うううううう~…
とんだ赤っ恥だわ。土にでも埋まりたい…▼
こ、こうなったら、クランに命令よ!▼
- [クラン]
- え!!?▼
- [オルテンシア]
- あたしのファンクラブも作りなさぁ~~~いっ!▼
- [クラン]
- え、えええ~~~っ!▼
支援B†
- [クラン]
- オルテンシア王女は
どうしてファンクラブを作りたいんですか?▼
- [オルテンシア]
- そ、それは…▼
…言いふらしちゃったのよ。
あたしのファンクラブができたって。▼
今のままだと、
あたしが嘘をついたことになっちゃうでしょ?▼
- [クラン]
- そうだったんですか…▼
- [オルテンシア]
- だから、クランに協力してもらえたらなーって…
クランはあたしのファンクラブを作るの、嫌?▼
- [クラン]
- 嫌ではないですけど…▼
ファンクラブっていうのは、
相手のことを本当に好きじゃないと。▼
- [オルテンシア]
- じゃあ、あたしのこと…
好きになれないかな…▼
- [クラン]
- うーん…▼
僕、グイグイくる人って、
応援対象としては苦手なんですよね。▼
- [オルテンシア]
- な、ななななな、なんですって~!!
誰がグイグイ来るってのよ、誰が!!▼
- [クラン]
- ご、ごめんなさーーい!▼
- [オルテンシア]
- はぁ…わかったわ。
そういうことなら、ファンクラブは諦める。▼
クランの言う通り、無理矢理作らせても悲しいし。
時間を取らせて悪かったわ。▼
- [クラン]
- い、いえ…▼
- [オルテンシア]
- クランは正直でいいと思うわよ。
あたしになびかないところも、斬新だし?▼
- [クラン]
- …………▼
- [オルテンシア]
- それじゃあ、あたし戻るわね。
みんなにちゃんと謝らないとなあ。▼
- [クラン]
- オルテンシア王女…▼
支援A†
- [オルテンシア]
- クラン、何してるの?▼
- [クラン]
- オ、オルテンシア王女!?▼
- [オルテンシア]
- そんなに驚かなくても…
この前のことだったら、別に怒ってないわよ。▼
ファンクラブのことも、みんなに話したら
そんなことだと思った~だって。▼
失礼しちゃうわよね!▼
- [クラン]
- そのことなんですが…
オルテンシア王女に見ていただきたい物が…▼
- [オルテンシア]
- なに? 小さい紙ね。
何か文字が書いてあるわ。▼
オルテンシア王女ファンクラブ…
会員ナンバー1番…クラン。▼
こ、これ、あたしのファンクラブの会員証!?
どうしてこんな物があるのよ!?▼
- [クラン]
- この前オルテンシア王女と話してみて…
押しは強いけど素敵な人なんだなって思って…▼
作っちゃいました。ファンクラブ。▼
- [オルテンシア]
- クラン~…▼
- [クラン]
- 今さら遅いかもしれないですけど、
オルテンシア王女がよければ、応援させてください。▼
- [オルテンシア]
- ん、んもう! ほんとに遅すぎよ!
でも、でも…▼
あたしすっごく嬉しいーー!!!!
ありがとうううううう!!!▼
- [クラン]
- それじゃ、さっそく宣伝しましょう!
きっと大勢の人が入ってくれると思いますよ!▼
- [オルテンシア]
- あ、ううん。
暫くは、クラン一人でいいわ。▼
- [クラン]
- はい?▼
- [オルテンシア]
- だーって、あたしのファンクラブよ。
世界一ファンが集まるのは目に見えてるもの!▼
だから今は、たった一人のファンに
応援されるのも楽しいかもって思うのよ。▼
- [クラン]
- オルテンシア王女…▼
わかりました。
一人でも精一杯、応援させてもらいます!▼
- [オルテンシア]
- ふふっ、よろしくお願いね。
ファンクラブ会長さん。▼
フォガート†
支援C†
- [クラン]
- フォガート王子、質問があります。▼
- [フォガート]
- 質問?
いいよー。なんでも聞いて聞いて!▼
- [クラン]
- 毎朝、何を食べていますか?▼
- [フォガート]
- 朝に食べるものかあ。
意外な質問をしてくるね。▼
- [クラン]
- お願いです。教えてください。▼
- [フォガート]
- うーん…
まあ、バナナが多いかな。▼
- [クラン]
- 「秘訣その1、朝食にはバナナ」と。▼
- [フォガート]
- ん? 秘訣って何?▼
- [クラン]
- そ、それは…
隠しても仕方がないので、思い切ってお話しします。▼
僕、ずっと王子に憧れていたんです!
大人っぽくて、かっこいい人だなって!▼
- [フォガート]
- ほんと!? ありがとう!!▼
- [クラン]
- でも、実は僕たち…歳はそんなに違わないんです。
この差はなんなのでしょうか…▼
- [フォガート]
- それを気にして、俺に質問したってこと?▼
- [クラン]
- はい。もしよかったら
もっとたくさんお話を聞かせていただけませんか?▼
大人の男になるための秘訣を、
間近で勉強させてほしいんです!▼
- [フォガート]
- わかった! そういうことなら協力するよ!
なんだか楽しそうー!▼
- [クラン]
- ありがとうございます!
絶対にご迷惑はおかけしませんので。▼
支援B†
- [クラン]
- 今日もたくさん勉強させていただき、
ありがとうございました!▼
- [フォガート]
- とんでもない。
で、何か収穫はあった?▼
- [クラン]
- 王子がバナナの調理法を
たくさんご存じということぐらいですかね。▼
- [フォガート]
- そ、そう。
それだけじゃ参考にならないかもね…▼
色々書き記していたみたいだけど、
見せてもらってもいいかな?▼
- [クラン]
- あ、はい。汚い字ですけど…▼
- [フォガート]
- なになに…▼
「フォガート王子は人が大好き。
第一王子とは思えない親しみやすさがある」▼
「自警団を持っていて、ソルム各地の治安を守っている」
「パーティーが好き」「美味しいものが大好き」▼
「運動は全般的に得意だけど水泳だけはダメ」
あはは、よく観察できているね!▼
確かに俺はこんな感じの男だよ。
思ったほどの大人じゃないでしょ。▼
- [クラン]
- とんでもない! 知れば知るほど、
素敵な大人の男性だと思います。▼
でも、近づくための秘訣は全然見つからなくて…
僕との距離はどんどん広がっていく感じです…▼
- [フォガート]
- そうか…▼
よし、わかった。
今度一緒に昼食を食べよう!▼
- [クラン]
- えっ? 昼食…ですか?▼
- [フォガート]
- 実は、俺には秘密があるんだ…
それを思い切って打ち明けるよ。▼
- [クラン]
- そ、そうなんですか!?
フォガート王子の秘密…ごくり。▼
わかりました。ご一緒させていただきます。
楽しみにしていますね!▼
支援A†
- [フォガート]
- さ、クランの好きなピクルス多めの昼食だよ。
好きなだけ食べてね。▼
- [クラン]
- うわぁ…すごいです!▼
- [フォガート]
- それで、前に言ってた秘密のことなんだけど…
俺には尊敬している人がいてね。▼
これからその人のことを話すよ。
それを聞けば俺のことがもっとわかると思う。▼
- [クラン]
- ありがとうございます!
ぜひ教えてください!▼
- [フォガート]
- その人はすごい努力家でね。
少しでも自分を変えようと頑張り続けている。▼
目標を達成するまでは絶対に諦めない…
今の世の中に必要なのは、そんな前向きさだと思うんだ。▼
- [クラン]
- …なるほど。確かにそうかもしれませんね。▼
- [フォガート]
- うん。
だから、俺はその人を尊敬しているんだ。▼
- [クラン]
- その方はどなたなんですか?
とても興味があります。▼
- [フォガート]
- わからない?
その人は俺の隣でメモを取っているんだけど。▼
- [クラン]
- …………▼
えっ?▼
- [フォガート]
- 君は俺に憧れているみたいだけど、
俺は君のことを尊敬しているんだよ。▼
- [クラン]
- えーーーーーっ!?▼
- [フォガート]
- ねえ、クラン。
確かに俺たちの見た目は違うかもしれない。▼
でも、そんなことになんの意味もないよ。
本当に大事なのは中身なんだから。▼
君の向上心は尊敬に値する。これは本当の気持ちさ。▼
- [クラン]
- そんな…う、うれしいです。
王子にそんな風に言ってもらえるなんて。▼
僕、もっともっと頑張れそうです。
フォガート王子のようになるために…!▼
- [フォガート]
- そんなに努力されたら、
俺もクランをもっと尊敬することになりそうだな。▼
- [クラン]
- それは…
お互いに成長できるってことですね。▼
- [フォガート]
- そういうことかもね。▼
さ、もっと食べて。
成長するには、たくさん食べないと。▼
- [クラン]
- ありがとうございます!
いただきます!▼
ヴェイル†
支援C†
- [ヴェイル]
- クラン。
何をやってるの?▼
- [クラン]
- ヴェイル様。
これは、ピクルスを漬けているんです。▼
- [ヴェイル]
- ピク…ルス…
聞いたことがない食べ物だわ。▼
- [クラン]
- 野菜やお肉を酢漬けにして作る、保存食ですよ。▼
今、新しい味に挑戦してるんですけど、
一つ食べてみますか?▼
- [ヴェイル]
- そうだね。
いただいてみようかな。▼
…もぐもぐ…んー…▼
- [クラン]
- 僕、ピクルス作りには
結構自信あるんですよ。▼
- [ヴェイル]
- あまり味がしないわ。▼
- [クラン]
- えっ?▼
そ、そうですか?
結構酸っぱいと思うんですけど…▼
- [ヴェイル]
- 味に刺激が足りないのよ。
トウガラシをたくさん追加したらどうかな。▼
- [クラン]
- そんなことしたら、
ピクルスじゃなくなっちゃいますよ。▼
- [ヴェイル]
- 本当にそうかしら。▼
クランの思うピクルスが、
本当に正しいピクルスなの?▼
- [クラン]
- えっ…▼
- [ヴェイル]
- ピクルスの概念に捕らわれていたら、
新しい味なんて生み出せないと思う。▼
- [クラン]
- た、確かに…▼
僕は、自分の知っているピクルスを
作っているだけだったんだ。▼
そんなことじゃ…
今以上に美味しいピクルスは作れない…▼
ヴェイル様!
すごいです!▼
- [ヴェイル]
- そういうことだから、
トウガラシのピクルスを作ってみよう?▼
- [クラン]
- わかりました!
何事も挑戦ですね!▼
支援B†
- [ヴェイル]
- クラン。
トウガラシのピクルスはできた?▼
- [クラン]
- 今漬けているところですけど…
液が真っ赤で、不安になってきました。▼
- [ヴェイル]
- 大丈夫、きっと美味しくなるわ。
ふふっ、完成が楽しみね。▼
- [クラン]
- …………▼
- [ヴェイル]
- どうしたの?
急に黙って。▼
- [クラン]
- ヴェイル様って、僕の妹みたいだなって。▼
- [ヴェイル]
- 妹?
なんでそう思うの?▼
- [クラン]
- 根拠もないのに大丈夫って言うところが
すごく似てるなって。▼
- [ヴェイル]
- 何よ、失礼ね。▼
- [クラン]
- す、すみません!▼
- [ヴェイル]
- …………▼
クランって双子のお兄ちゃんなのよね。▼
- [クラン]
- ええ。そうです。▼
- [ヴェイル]
- きょうだいって…
いったいどんな感じなのかな…▼
- [クラン]
- え?▼
- [ヴェイル]
- わたしはきょうだいと
ずっと離れて暮らしていたの。▼
その時間を埋めるのが難しくって…
なんか接し方がよくわからないの…▼
だから、いつも二人一緒のクランが、
とても羨ましいわ。▼
- [クラン]
- …………▼
きょうだいというのは、
空気みたいなものだと思います。▼
- [ヴェイル]
- 空気…?▼
- [クラン]
- 当たり前に存在するけど、ないと困る。
そんな感じです。▼
- [ヴェイル]
- そうなんだ…▼
わたしもなれるかな…
空気みたいに感じられるきょうだいに…▼
- [クラン]
- 絶対になれますよ。▼
離れて暮らしていたとしても、
家族であることに変わりないんですから。▼
- [ヴェイル]
- ありがとう、クラン。
とっても励みになるわ。▼
支援A†
- [クラン]
- ヴェイル様。
ついにトウガラシのピクルスが完成しました。▼
- [ヴェイル]
- 本当!?
クラン、食べてみてもいいかな。▼
- [クラン]
- もの凄く辛そうですけど…
ど、どうぞ…▼
- [ヴェイル]
- …んんっ!▼
- [クラン]
- ヴェイル様!
大丈夫ですか!▼
- [ヴェイル]
- かはっ…ごほっ、ごほっ…
こ、これ…これは…▼
- [クラン]
- ああっ、ヴェイル様!
すぐにお水をお持ちします!▼
- [ヴェイル]
- だ…ごほっごほっ、大丈夫よっ。▼
とっても、美味しいわ!▼
これは、癖になる味っ!▼
- [クラン]
- 苦しそうに見えますけど…
本当に大丈夫なんでしょうか。▼
- [ヴェイル]
- ふぅ…
やっと落ち着いたわ。▼
クラン。
あなたも食べてみて。▼
- [クラン]
- え…?▼
- [ヴェイル]
- 大丈夫よ。
とても美味しいから。▼
- [クラン]
- は、はい。
ヴェイル様のご命令とあらば…!▼
もぐっ…!
うっ、うう…!▼
か、辛い…▼
辛いけど…
刺激的で…▼
すっごく美味しいです!▼
- [ヴェイル]
- ねっ!
挑戦してみてよかったでしょう!▼
- [クラン]
- はい、そう思います!▼
…………▼
ヴェイル様。せっかくなので、
もう一つ挑戦してみませんか?▼
- [ヴェイル]
- 挑戦?
もっと辛いものがあるの?▼
- [クラン]
- 違います。
僕ときょうだいになることに、挑戦してみませんか?▼
- [ヴェイル]
- えっ?▼
- [クラン]
- 勿論、きょうだいごっこみたいなものです。▼
でもそれで、本当のきょうだいとの接し方も
わかってくるのではないでしょうか。▼
- [ヴェイル]
- なるほど…▼
でも、いいの?
そんなことをお願いして…▼
- [クラン]
- ヴェイル様には新しいピクルスの作り方を
教えてもらいましたから。▼
そのお礼です。▼
- [ヴェイル]
- わかった。
わたし、クランときょうだいになってみる。▼
- [クラン]
- じゃ、お姉ちゃん。
これからよろしくね。▼
- [ヴェイル]
- わたしが姉でクランが弟なのね。▼
- [クラン]
- はい。僕にいるのは妹だけなので。
上のきょうだいに憧れていたんです。▼
- [ヴェイル]
- わたしも、下のきょうだいはいないからいいかも。
じゃあ、クランのことを弟と思うことにするわ。▼
- [クラン]
- ありがとう、お姉ちゃん!▼
- [ヴェイル]
- ふふ。ちょっと変な感じがするけど…
悪い気分じゃないわね。▼
コメント†
Last-modified: 2023-10-23 (月) 15:47:28