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会話集/支援会話

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ラピス

支援C

[シトリニカ]
はぁっ! はっ! たぁっ!▼
ふぅ…▼
昨日よりはよくなっているかしら。
でもまだまだね…▼
[ラピス]
シトリニカ。
こんな時間に何してるの?▼
[シトリニカ]
きゃっ!?▼
…あらまあ、ラピス。
別に何もしていないわ。▼
強いて言えば、
舞踏会でのステップを思い出していただけよ。▼
[ラピス]
はあ…嘘が下手。隠してもお見通しよ。
密かに特訓してたのね。▼
[シトリニカ]
ええ、認めるわ…▼
[ラピス]
こんな遅くまでやったら、体を壊しちゃうわよ。
もうゆっくり休んだほうがいいわ。▼
[シトリニカ]
ラピスはそれでいいわ。
でもわたしはダメなの。▼
[ラピス]
え?▼
[シトリニカ]
あなたぐらい強かったら、
夜中に特訓なんかしなくてもいいけれど…▼
でも、わたしは違うわ。
もっと強くならなきゃいけないの。▼
[ラピス]
シトリニカ。
そんなことは…▼
[シトリニカ]
さあ、あなたは休んできてちょうだい。
わたしも、もう少し特訓したら休むから。▼
[ラピス]
…………▼
…わかったわ。でも無理しないでね。
おやすみ、シトリニカ。▼
[シトリニカ]
おやすみなさい、ラピス。▼

支援B

[ラピス]
お父ちゃん、お母ちゃん。いつも小包ありがとう。
今日は何を送ってくれたんだろう…▼
なんてね。
何を送ってくれたのかは、もうわかってるの。▼
ジャジャーン。
わぁ、おいしそうなお芋…!▼
[シトリニカ]
ラピス、何をしているの?▼
[ラピス]
わーーっ!
あ、ああ、シトリニカ!?▼
ちょっと、もう…
夜中にその顔で突然、現れないでよ。▼
[シトリニカ]
ひどいこと言わないの。
どんな顔で現れたっていいでしょう。▼
こんなことだったら舞踏会の仮面でも
被ってくればよかったわ。▼
[ラピス]
ごめんなさい。冗談よ。▼
[シトリニカ]
まあ、おいしそうなお芋がたくさん。
ブロディアの田舎の特産品ね。どうしたの?▼
[ラピス]
その…えっと…▼
[シトリニカ]
送り主はご両親ね。でもこの送り元って…
あなたのご両親、この村にお住まいだった?▼
もっと町のほうだと聞いていたけれど…▼
[ラピス]
…………▼
…シトリニカ。もう、本当のことを言うわ。
あたしの両親は町には住んでいないの。▼
[シトリニカ]
え?▼
[ラピス]
あたしの両親は、いえ…親戚もみんな、
この芋が特産品の田舎に住んでいるのよ。▼
[シトリニカ]
そうだったの?
でも、あなたは前に…▼
[ラピス]
ええ、あたしは嘘をついたの。ごめんなさい。
みんなには言わないで。▼
[シトリニカ]
わかったわ。
でも、どうしてそんな嘘を…▼
[ラピス]
…くだらない見栄よ。▼
ずっと気にしていたの。
スタルーク様は王族だし、シトリニカはその親戚。▼
高貴な二人と組むには…
村の出身のあたしは、あまりにも場違いだから…▼
[シトリニカ]
そんなことはないわ!
生まれなんて…▼
[ラピス]
気にするのよ。シトリニカぐらい良い生まれなら、
いいんだろうけど…▼
でも、あたしは違うから…▼
[シトリニカ]
ラピス…▼
同じね、わたしたち。▼
[ラピス]
え?▼
[シトリニカ]
あなたは生まれを、
わたしは力不足を気にしている。▼
そしてそれを、自分ではない
もう片方が持っている…▼
[ラピス]
…!▼
[シトリニカ]
あなたの秘密、誰にも言わないわ。
今日も鍛錬をして、休むわね。▼
おやすみなさい、ラピス。▼
[ラピス]
おやすみ…シトリニカ。▼

支援A

[ラピス]
シトリニカ、待ってたわ。▼
[シトリニカ]
ラピス、どうしたの?▼
[ラピス]
今日はあたしも特訓に付き合わせてほしくて。
一人より二人のほうがいいでしょう。▼
[シトリニカ]
えっ?
でも、こんな時間に悪いわ…▼
[ラピス]
悪いのはあたしの方よ。
この前はごめんなさい。▼
それに、大事な友だちが頑張ってるのに、
悠長に寝ているわけにはいかないわ。▼
[シトリニカ]
ラピス…あなたって子は…
本当に優しいんだから…▼
そうだ。
特訓の前に、これを受け取ってちょうだい。▼
[ラピス]
なあに? この紙。▼
[シトリニカ]
町にある、わたしの家族の邸宅の住所よ。▼
今は家族は住んでいないけれど、
管理のために使用人だけ住まわせているの。▼
[ラピス]
どうしてこれを、あたしに?▼
[シトリニカ]
田舎の出身ってこと、誰にも知られたくないのよね?
だったら小包の送り元も気にしないと。▼
今度からはこの住所を使って。▼
ご両親が小包をここに送れば、あとは使用人が
うまく住所を書きかえて、あなたに転送してくれるわ。▼
みんなでここに住んでもらってもいいし、
別荘にしても構わない。▼
好きなように、うまく使ってね。▼
[ラピス]
…………▼
シトリニカ…ありがとう。
あたしのこと、そんなに考えてくれてたのね…▼
[シトリニカ]
お礼なんていいの。
親友として、当然のことだわ。▼
[ラピス]
でも…あたし、これは受け取れない。▼
[シトリニカ]
えっ? どうして…▼
[ラピス]
あたしは家族が大好きで誇りに思ってる。
たとえ裕福じゃなくても。▼
このことはまだ…みんなの前では言えないけど、
でも、あなたの前では隠さずにいたい。▼
[シトリニカ]
ラピス…▼
ふふ、わたしたちっておもしろいわね。
お互いが自分にないものを持っていて…▼
[ラピス]
そうね。
そしてお互いに、困ったときは手を差し伸べあう…▼
[シトリニカ]
悪くない関係ね。▼
[ラピス]
ええ、本当に。▼
…もしかしてスタルーク様は、このバランスを
考慮してあたしたちを採用したとか…▼
[シトリニカ]
それはないわ。
あなたはいつも彼のことを買い被りすぎよ。▼
[ラピス]
えっ?
そ、そ、そんなことないわ…!▼
[シトリニカ]
うふふ、顔が真っ赤よ。
まるで宮廷に敷かれたカーペットみたい。▼
[ラピス]
もう…からかわないで。▼
そうだ。真っ赤と言えば、うちの村のトマトは絶品よ!
いつか食べにきて。▼
[シトリニカ]
素敵。ぜひ行かせてもらうわ。▼
[ラピス]
でもお金は持ってこないでね。
うちの村は物々交換だから…▼
[シトリニカ]
あら楽しそう。物々交換って一度やってみたかったの。
じゃあ、ネックレスでも持っていこうかしら。▼
[ラピス]
あはは、シトリニカのネックレスなんて持ってきたら
一生分のトマトと交換になっちゃうわよ。▼

ユナカ

支援C

[シトリニカ]
…ユナカ。
あなた、今度の町の会議で何をするつもりなの?▼
[ユナカ]
なんの話でござるか?▼
[シトリニカ]
知っているのよ。あなたが、ブロディアの有力者が集う
会議の詳細を嗅ぎ回っていることは…▼
[ユナカ]
…えっ?▼
[シトリニカ]
ブロディアの国も民も、みんなわたしの宝物…
下手なことをしたら、ただじゃすまないわ。▼
[ユナカ]
待ってくだされ。
何か誤解されているのではないかと…▼
[シトリニカ]
そうかしら。そもそもあなた、本当は何者なの?
素性を偽っているわよね?▼
[ユナカ]
そ、それは…▼^
[シトリニカ]
答えられないわよね。
だってあなたの正体は…▼
ブロディアの暗殺者だから。▼
[ユナカ]
!?▼
[シトリニカ]
わたしなんかに見抜かれるとは
思っていなかった?▼
わたしは物知らずに見えるかもしれないけれど、
国を愛する気持ちは誰にも負けないわ。▼
調べはついているの。
白状しないなら、みんなに話すだけよ。▼
[ユナカ]
…………▼
仰る通り。
わたくしめはブロディアの暗殺者でした。▼
ですが、それは過去のこと…▼
そのようなことからは、もう足を洗っております。▼
[シトリニカ]
どうかしら。▼
[ユナカ]
本当です。
せめて話だけでも聞いていただきたい。▼
[シトリニカ]
…………▼
わかったわ。
では日を改めて、じっくり話を聞かせて。▼
でも、覚えておいて。大事なものを守るためなら、
わたしは鬼になれる。本気で危険を排除するわ。▼
[ユナカ]
はい。覚えておきます。▼

支援B

[シトリニカ]
では、話を聞かせて。
もし嘘をついたら…▼
[ユナカ]
嘘などつきませぬ。
幼少期から話をさせていただきます。▼
わたくしめの本名はユナカではなく、
ラリマー。▼
生まれはブロディアの断崖の村で、
貧しい両親のもとに生まれました。▼
物心がついた頃、「私」は捨てられました。
拾ったのは殺し屋の男…▼
[シトリニカ]
…………▼
[ユナカ]
男は言いました。
「働き手がほしかった」と。▼
男は私に殺しの技術を教え込みました。▼
[シトリニカ]
なんのために?▼
[ユナカ]
楽して金を儲けたいからと言っていました。▼
[シトリニカ]
殺しの仕事をあなたに押し付けたってことね。▼
[ユナカ]
はい。▼
[シトリニカ]
そんな過去があったのね…▼
でも、だからと言って情けをかけるつもりはないわ。▼
[ユナカ]
もちろん、情けなど無用です。
それに話はまだ終わりではありません。▼
[シトリニカ]
続きを話して。▼
[ユナカ]
…!?▼
[シトリニカ]
どうしたの?▼
[ユナカ]
人がきた模様です。
続きは次の機会に。▼
[シトリニカ]
わかったわ…▼

支援A

[シトリニカ]
ユナカ、この間の続きを話して。▼
[ユナカ]
…はい。▼
私は仕事と割り切って、
殺し屋の男とともに、淡々と人を殺めていきました。▼
すると、ある日、男が病に倒れました。▼
男は不治の病に侵されていて、
余命いくばくもなかったのです。▼
男は言いました。私を拾った本当の理由は、
「後継者がほしかったからだ」と。▼
そして、今まで稼いだ金を差し出すと、
これを報酬に自分を殺してくれと依頼してきました。▼
[シトリニカ]
え…!?▼
[ユナカ]
正直、ろくでもない男でした。
でも、彼のおかげで生きることができたのも事実。▼
…私は、男の願いを聞き入れることにしました。▼
[シトリニカ]
…………▼
[ユナカ]
それ以降、わたくしめは殺しから足を洗い、
今日まで生き抜いてきました。▼
名前もユナカに変え、
別人として生きるようになったのです。▼
[シトリニカ]
そうだったのね…▼
[ユナカ]
それで、例のブロディアの
有力者が集う会議のことですが…▼
[シトリニカ]
そう。それよ。
それがあなたを疑うきっかけだったんだから。▼
[ユナカ]
少々、根回しをしておりました。▼
[シトリニカ]
根回し?▼
[ユナカ]
ええ。実は…恵まれない子どものための基金を
立ち上げたいと考えていまして。▼
それを会議の中で、
皆さまにご提案したいと。▼
[シトリニカ]
…!▼
そ、それでいろんな人に会議の話を
聞いていたということ?▼
[ユナカ]
はい。わたくしめのような境遇の子どもたちの
力になりたいと。その一心です。▼
[シトリニカ]
…………▼
わたしったら滑稽ね。
これじゃ道化師のようだわ…▼
[ユナカ]
いえ、いいのですぞ…
気にしておりませぬ…▼
[シトリニカ]
ユナカ。お詫びと言ったらなんだけど、
その基金の立ち上げ、わたしにも手伝わせて。▼
[ユナカ]
えっ?▼
[シトリニカ]
戦いが日に日に熾烈さを増していく中で、
親を失った子どもたちが町に増えているの。▼
ブロディアの人々も、そのことに心を痛めていて
何とかできないかと話していたところよ。▼
お願い。わたしを使って。
あなたを疑った罪滅ぼしをさせてちょうだい。▼
[ユナカ]
罪滅ぼしだなんてとんでもない。
そのご提案、むしろ感謝しかありませぬ。▼
[シトリニカ]
よかったわ…▼
あなたのしようとしていることは素晴らしいことよ。
絶対に実現させてみせるわ。▼
長い付き合いになると思うけど
よろしくね。▼
[ユナカ]
こちらこそ。
このご恩は一生、忘れませぬぞ。▼

ゼルコバ

支援C

[ゼルコバ]
うぅ…くそっ…これから…
俺はどうやって「生きて」いけばいいんだ…▼
[シトリニカ]
ゼルコバ…何かあったの?
よかったら話を聞くわよ。▼
[ゼルコバ]
「気持ち」は嬉しい。
しかし…「理解」してもらえるかどうか…▼
[シトリニカ]
言ってみなければ理解もできないわ。
話してみてちょうだい。▼
[ゼルコバ]
…………▼
実は…趣味が一つ、
「終わって」しまったのだ。▼
[ゼルコバ]
まあ、趣味が悩みだったの?
わたしはもっと深刻なものかと…▼
[ゼルコバ]
「そう」思って「当然」だ。
しかし俺にとっての趣味は「一大事」なのだ。▼
[シトリニカ]
わ、わかったわ。ごめんなさい。
続きを話してもらえる?▼
[ゼルコバ]
…俺は、「小鳥」を飼っていた。▼
雛のときに「親」から見捨てられ、
「飛び方」すら知らなかった…▼
俺はそんな小鳥の「親」となり、
毎日のように飛び方を教えた。▼
[シトリニカ]
小鳥を?
素敵だわ。▼
[ゼルコバ]
しかし、小鳥は「さっき」、
俺の前から「姿」を「消した」…▼
[シトリニカ]
逃げてしまったの?▼
[ゼルコバ]
いや、「旅立ち」だ…
飛んで行ったんだ。力強く…「大空」へと…▼
[シトリニカ]
旅立ち…それなら、
いいことなのではないかしら。▼
[ゼルコバ]
ああ。小鳥が「自分の力」で飛び立てるように…
俺は「飛び方」を教えた。▼
だから、「飛び去っていく」ことは
「喜ばしい」ことなのに…▼
今の俺の胸にあるのは、
埋めがたい「喪失感」だ…▼
シトリニカ…
お前にこの「悩み」を解決できるか?▼
[シトリニカ]
うーん、似たような小鳥を買ってくる?
もしくは大規模な捜索隊を雇って、連れ戻すとか。▼
[ゼルコバ]
「それ」はちょっと…▼
[シトリニカ]
なら、聞いておいて申し訳ないのだけれど…
わたしに解決は難しそうね。▼
[ゼルコバ]
そうか…では「自分」で何とかする。
「時間」をとらせたな。▼
[シトリニカ]
いいえ。
お役に立てなくてごめんなさい。▼

支援B

[シトリニカ]
ゼルコバ、その後はどう?▼
[ゼルコバ]
あぁ…他の趣味に没頭しているが、
小鳥の「喪失感」は埋められない…▼
[シトリニカ]
そう。残念ね。▼
そんなときに申し訳ないのだけれど、
ちょっとこれを手伝ってもらえないかしら。▼
[ゼルコバ]
手伝う? 「何」を?▼
[シトリニカ]
これよ。呼んでみて?▼
[ゼルコバ]
「働きたがらない息子を説得してほしい」▼
「恋人に振られて落ち込んでいるので、
励ましてください」▼
「これ」は?▼
[シトリニカ]
わたしの国で困っている、
若い人たちの一覧表よ。▼
[ゼルコバ]
…どうして「こんなもの」を?▼
[シトリニカ]
わたしはときどき、王室の手伝いで
困っている人たちの悩み相談に乗っているの。▼
今回は人数が多いから、
あなたにも手伝ってほしくて。▼
[ゼルコバ]
シトリニカ…お前は「優しい」な。▼
[シトリニカ]
えっ?▼
[ゼルコバ]
こうすることで、俺が悩み相談に「没頭」し、
「喪失感」を忘れられるかも…▼
「そう」思ってくれたのだろう?▼
[シトリニカ]
ふふ、買い被りすぎよ。
そこまで考えていなかったわ。▼
とにかく、その中から助けられそうな人を選んで
手紙を書いてあげて。▼
みんな、大人の助言を待ち望んでいるわ。▼
[ゼルコバ]
…………▼
わかった。
「さっそく」取りかかってみよう。▼

支援A

[シトリニカ]
聞いたわよ、ゼルコバ。▼
あなた、あの一覧表の全員の悩み相談に
乗ってあげたそうね。▼
[ゼルコバ]
ああ。「片っ端」からな。▼
[シトリニカ]
すごいじゃない。
みんな、あなたに感謝していたわ。▼
[ゼルコバ]
それはよかった。
だが、俺の「喪失感」は相変わらずだ。▼
[シトリニカ]
そう…▼
[ゼルコバ]
だが、「気持ち」はずいぶん「前向き」になった。▼
[シトリニカ]
本当?▼
[ゼルコバ]
一人一人の「悩み」相談に乗りながら、
「思った」んだ。▼
彼らもまた、「飛び方」を知らないだけ…▼
俺が「飛び方」さえ教えてやれば
きっと「自分の力」で飛んでいく…▼
「俺の小鳥」のように…▼
…………▼
そんなことを「思い」ながら、
俺は彼らへの「助言」の手紙を書いたんだ。▼
[シトリニカ]
…そう。▼
[ゼルコバ]
シトリニカ、「感謝」している。▼
[シトリニカ]
何がかしら?
手伝ってもらって、お礼を言うのはわたしのほうよ。▼
[ゼルコバ]
お前は俺の気持ちが「前向き」になると見越して
「手伝い」をさせただろう。▼
[シトリニカ]
うふふ…
なんのことかしらね。▼
[ゼルコバ]
ふっ、お前は素晴らしい人間だ。
心からそう思う。▼
さてと。そろそろ俺は「行く」。
次に「没頭」できるものを探さないとな。▼
[シトリニカ]
きっとまた素敵な出会いがあるわ。
心から祈ってる。▼
[ゼルコバ]
ありがとう。▼
…そうだ。
行く前に「一つだけ」言わせてくれ。▼
[シトリニカ]
なにかしら?▼
[ゼルコバ]
今や…お前との友情は、俺の生きがいの一つだ。
またゆっくり、「話」をしよう。▼
[シトリニカ]
…ふふ。ありがとう。わたしもよ。
楽しみにしているわ。▼

メリン

支援C

[シトリニカ]
メリン、あなたってかっこいいわね。
隣で戦う姿を見て、つくづくそう思ったわ。▼
[メリン]
かっこいいだなんて…
ンッフフ。困るよ、そんな本当のこと。▼
ちなみに、どういうところがかっこよかった?
参考までに聞かせてもらえないかな。▼
[シトリニカ]
そうねぇ…▼
やはり恐れることなく敵に挑んだところかしら。
勇敢な騎士に見えたわ。▼
[メリン]
騎士か…悪くない響きだよ…
他には?▼
[シトリニカ]
まあ、もっと言ってほしいの?▼
[メリン]
僕はかっこよさを追求しているから、
他人の目が気になってしまうんだよ。▼
[シトリニカ]
すこし意外だわ。▼
絵画のような美女のあなたが、
そんなことを気にしていたなんて。▼
[メリン]
ふっ…気にするさ。戦場では、
ちょっとした気の緩みが命取りになるからね。▼
ああ、ここでの命取りというのは、
かっこ悪いところを見せるという意味での命取りだ。▼
いつも努力を怠らないようにして、
この印象を維持しないといけないからね。▼
[シトリニカ]
そうなの…
戦場でまで気を遣うのは、大変そうね。▼
[メリン]
おっと。そろそろ行かないと。
鍛錬を怠ってはいけない。▼
シトリニカ、話ができて嬉しかったよ。
ありがとう。▼
[シトリニカ]
ええ。
鍛錬、頑張っていらして。▼

支援B

[メリン]
わわ! すごーい!
珍獣だ! 絶滅危惧種のブロディアアカツバメ!▼
わーい! 待て待てーっ!
かわいいなぁ…君は本当に奇跡の存在だよ…▼
あっ! あれはイルシオンアホウドリ!?
こんなところを飛ぶんだねー!▼
これからどこに行くんだーい!
僕も連れていってよーっ!!▼
[シトリニカ]
あの…メリン? 何をしているの?▼
[メリン]
!?▼
…………▼
…見てた? 今の僕…▼
[シトリニカ]
ええ。しっかりと。▼
幼い頃に見た、
お屋敷に招かれた道化師のようだったわ。▼
[メリン]
…………▼
そ、そう…そうなんだ…
実は今度…演劇をやることになってね…▼
[シトリニカ]
まあ、演劇を?▼
[メリン]
小劇場の舞台なんだけどね。
僕はまさに道化師の役で…▼
[シトリニカ]
そうだったのね。
びっくりしたわ…▼
[メリン]
で、でしょう?
僕の印象がけっこう違ったから…▼
大変なんだよ…
道化師の役を演じるのはね…▼
[シトリニカ]
その舞台はいつ?
見に行かせていただくわ。▼
[メリン]
えっ?▼
い、いつだろう?
ちょっとわからないなぁ…▼
なんか、中止になるっていう噂も…
あったような…▼
そうなの? もし資金が足りないのなら、
わたしに援助をさせて。▼
[メリン]
だ、大丈夫! お金じゃないんだ。
演じる人の都合…とかだから。▼
[シトリニカ]
そう…ぜひ見に行きたいから、
日にちが決まったら教えてちょうだいね。▼
[メリン]
わ、わかった…
そうするよ…▼

支援A

[メリン]
シトリニカ!▼
[シトリニカ]
あら、メリン。
舞台の日にちが決まったの?▼
[メリン]
そのことなんだけど…
ごめんなさい! 舞台の話は嘘なんだ!▼
[シトリニカ]
まあ、どういうことかしら。▼
[メリン]
僕、珍獣が大好きで…あのときは、
我を忘れて珍獣を追いかけていたんだ。▼
でも、そこに君がきてしまって…
つい嘘を。▼
[シトリニカ]
よくわからないわ…
どうして嘘なんか?▼
[メリン]
君は僕をかっこいいと言ってくれた。
でも、あんな姿を見たら失望してしまうかもって…▼
かっこいい僕以外を、
見てほしくなかったんだ。▼
[シトリニカ]
…そういうことだったのね。▼
[メリン]
本当にごめん。もう絶対に嘘はつかないし、
もうあんな見苦しい姿は見せないから…▼
[シトリニカ]
メリン、心配しないで。▼
わたしは失望していないし、
見苦しいなんて思ってないわ。▼
むしろ、素顔のあなたを見られて、
とってもうれしかったの。▼
[メリン]
え…?▼
[シトリニカ]
だって、メリンの別の魅力を
発見できたのだもの。▼
[メリン]
別の魅力?▼
[シトリニカ]
いつもはかっこいいあなたが、はしゃぐ姿。
言葉にできないぐらいかわいかったわ。▼
[メリン]
シトリニカ…▼
[シトリニカ]
ねえ、メリン。ブロディアにある、
珍獣がたくさんいる森はご存じ?▼
[メリン]
ああ、聞いたことがあるよ。
王族の私有地だっけ?▼
[シトリニカ]
戦争が終わったら、一緒に行かない?
そこを貸し切って二人で探検するの。▼
専門家や学者を連れていくのもいいわね。
ほら、新種が見つかるかもしれないし。▼
[メリン]
ちょ、ちょっと待って。そんなの大変だよ。
お金がかかりそうだし…▼
[シトリニカ]
ちっとも大変じゃないわ。
だってその私有地は、わたしの親戚のものだから。▼
[メリン]
もしかして…
シトリニカって王族の親戚?▼
[シトリニカ]
ええ。だから何の心配もしないでね。
誰も見ていない珍獣の森で、好きなようにはしゃいで。▼
人の目を気にすることなく、
また飾らない姿を見せてほしいの。▼
[メリン]
シトリニカ…
ありがとう、感激だ。▼
すごく楽しみにしているよ。
その時は、きちんとお礼もするから。▼
[シトリニカ]
お礼なら、珍獣のことをたくさん教えてほしいわ。
わたしの珍獣博士。▼
[メリン]
ンッフフ。それ、いい名前。
わかった。お安いご用さ!▼

セアダス

支援C

[シトリニカ]
セアダス。
あなた、占いができるって本当?▼
[セアダス]
ああ、本当だよ。▼
お望みとあらば…今日の運勢から
人生占いまで、何でも占ってあげる。▼
[シトリニカ]
素晴らしい才能だわ。
じゃあ、ブロディアの未来を占ってくれない?▼
[セアダス]
ブロディアの未来?▼
[シトリニカ]
わたしは自分の故郷…
ブロディアが大好きなの。▼
でも、戦が始まってしまって…
この先、どうなってしまうのか心配なのよ。▼
[セアダス]
国の運勢、かあ…▼
悪い結果が出るかもしれないけど、
それでもいいの?▼
[シトリニカ]
ええ。
覚悟はできているわ。▼
[セアダス]
わかった。それじゃ始めるよ。▼
カードよ…
この先の運命を教えたまえ…▼
…………▼
…出たよ。
ブロディアの未来は…▼
[シトリニカ]
未来は?▼
[セアダス]
何も見えない。▼
[シトリニカ]
えっ?
見えないって…どういうこと?▼
[セアダス]
文字通り、何も見えない。
それが結果だよ。▼
[シトリニカ]
そ、そんな…▼
何も見えない原因は何?
戦のせいで滅んでしまうってこと?▼
[セアダス]
さあ。
そこまでは俺にもわからないよ。▼
[シトリニカ]
そう…
とにかく、占ってくれてありがとう…▼

支援B

[シトリニカ]
…………▼
[セアダス]
シトリニカ…
この前の占いの結果が気になる?▼
[シトリニカ]
ええ。▼
ブロディアの未来を考えたら、
悲しくなってしまって…▼
[セアダス]
…………▼
[シトリニカ]
…ブロディアの町って素敵なのよ。▼
わたしが一番好きなのは、
雨上がり。▼
雲間から太陽が顔を出すと、町全体がキラキラと輝いて、
まるで、おとぎの国みたいになるの。▼
子どもの頃は、その瞬間が見たくて、
雨が降るとよく窓辺に座っていたわ。▼
舞踏会の練習にも行かず、
窓辺でずっと雨が上がるのを待っていたの。▼
[セアダス]
素敵な話だね。▼
でも、現実はおとぎ話じゃないよ。
待っているだけでは雨は上がらない。▼
[シトリニカ]
えっ?▼
[セアダス]
ブロディアの未来のこと。
受け身でいるだけじゃ、未来は変わらない。▼
[シトリニカ]
…わかっているわ。▼
それに、わたしは受け身なんかじゃない。
毎日、一生懸命がんばっている。▼
ブロディアを守りたい…
でも、わたし一人の力ではどうにもならない…▼
その現実が悲しくて…▼
[セアダス]
…………▼
[シトリニカ]
ごめんなさい。
そろそろ行かないと…▼
[セアダス]
シトリニカ…▼

支援A

[シトリニカ]
セアダス、この間はごめんなさい。
取り乱してしまって…▼
[セアダス]
ううん、全然。
それだけブロディアを愛しているってことだね。▼
それより、これを見て。▼
[シトリニカ]
何?▼
[セアダス]
なんとなくシトリニカがきそうな感じがして、
ブロディアの未来を占ってたんだ。▼
[シトリニカ]
…結果は?▼
[セアダス]
ブロディアの未来が見えなかったのは、
何もないからじゃなくて、霧が立ちこめてたからなんだ。▼
それがやっと見えるようになった。▼
君の強い思いが、
霧を晴らしてくれたのかも…▼
[シトリニカ]
…霧の向こうには何が見えるの?▼
[セアダス]
雨上がりのブロディアだよ。▼
[シトリニカ]
えっ?▼
[セアダス]
他の国と同様、ブロディアは少し大変な時期を
過ごすことになるけど…▼
そのあとは、雲間から太陽が顔を覗かせる。▼
[シトリニカ]
…………▼
ふふ、ありがとう。
優しいところもあるのね。▼
[セアダス]
優しい? どういうこと?▼
[シトリニカ]
その占いの結果、本当かってこと。
わたしのために言ってくれているんじゃないの?▼
[セアダス]
やだなぁ。俺はインチキはしないよ。
君のために、そこまでする理由がない。▼
[シトリニカ]
そうであることを祈るわ。▼
でも、あなたに占ってもらえてよかった。
おかげで現実と本気で向き合えたもの。▼
受け身じゃなくて…積極的に平和を手にする。
その気持ちで、絶対に守ってみせるわ。▼
ブロディアも、この世界も…▼
[セアダス]
頼もしい人だね。応援しているよ。▼
[シトリニカ]
ありがとう。▼
そうだ。
いつか、占いのお礼をさせて。▼
[セアダス]
だったら、ブロディアを案内してよ。
平和になってからでいいから。▼
俺、行ったことのない場所を歩くのが
好きなんだ。▼
[シトリニカ]
よろこんで。
素敵な雨上がりの町を見せてあげるわ。▼

ヴェイル

支援C

[シトリニカ]
…………▼
[ヴェイル]
な、なあに?
わたしのこと、じーっと見て。▼
[シトリニカ]
少し気になってしまって…▼
[ヴェイル]
気になる?▼
[シトリニカ]
…質素。▼
[ヴェイル]
え?▼
[シトリニカ]
ヴェイル王女は王族なのに、
宝石なども身に着けておられませんわ。▼
何だか…質素です。▼
[ヴェイル]
べ、別にいいでしょ。
わたし、そういうものには縁がなかったの。▼
[シトリニカ]
そうですね。
それは理解しています。▼
ですが、なんと言いますか…
王族らしい煌びやかなヴェイル王女も見たいなと。▼
[ヴェイル]
うう…悪かったわね、地味で。▼
[シトリニカ]
申し訳ありません、ヴェイル王女。
ご気分を害されたのでしたら謝ります。▼
ですが、ご安心ください。
わたしにすべて、お任せを。▼
[ヴェイル]
お任せをって…
どういうこと?▼
[シトリニカ]
うーん…
まずはやはり着るものからかしら。▼
けれど、雰囲気を変えるには、
生活から変えるのが一番ともいうし…▼
[ヴェイル]
…行っちゃった。
な、なんだったの?▼

支援B

[ヴェイル]
すっごい派手なドレス…
見たこともない宝石がごろごろついてる…▼
[シトリニカ]
ヴェイル王女。
お気に召しましたでしょうか?▼
[ヴェイル]
お気に召したも何も…
こんな高価なもの、もらえないよ。▼
[シトリニカ]
それは残念です。
とてもお似合いだと思ったのですけど。▼
[ヴェイル]
それにこの…土地の権利書ってどういうこと?
砂浜が綺麗な無人島って…▼
[シトリニカ]
別荘つきです。
そこでなら優雅に過ごせるかと思いまして。▼
[ヴェイル]
気持ちは嬉しいけど…
もらえるわけないじゃない。▼
[シトリニカ]
では、こちらの王冠だけでも。
ヴェイル王女のために特別に作らせた一品です。▼
[ヴェイル]
わあ、きれーい!▼
…って、ダメ!
こっちも要らないから!▼
[シトリニカ]
そんな…
どうか受け取って欲しいです。▼
わたしのためにも。▼
[ヴェイル]
シトリニカのため?
それってどういうこと?▼
…はっ!?▼
わたし、知ってる…▼
これって贈り物じゃなくて…
供え物だ。▼
イルシオン信徒が自分の欲望を叶えてもらおうと
延々と高価な供え物を送ってた…▼
…あの光景とまったく同じ。▼
[シトリニカ]
ヴェイル王女?▼
[ヴェイル]
シトリニカ。
わたしはあなたからは何も受け取らない。▼
…残念よ。▼
叶うのならあなたとも、
お友達になりたかったのに…▼
[シトリニカ]
ヴェイル王女…▼

支援A

[シトリニカ]
ヴェイル王女。▼
[ヴェイル]
シトリニカ…▼
[シトリニカ]
わたしもヴェイル王女と
お友達になりたいと思っています。▼
ですが、方法を間違えてしまったようですね。
申し訳ありませんでした。▼
[ヴェイル]
…………▼
謝罪を受け入れる前に、ひとつだけ聞かせて。▼
自分のためにも贈り物を受け取って欲しい、
あれってどういう意味だったの?▼
[シトリニカ]
…好きなのです。▼
友人が喜んでいる顔を見ることが。▼
[ヴェイル]
えっ…▼
[シトリニカ]
だから、わたしのためにも受け取って欲しい、
そうお伝えしました。▼
[ヴェイル]
あの贈り物は供え物じゃなくて…
本心からわたしのために…▼
[シトリニカ]
はい。
嘘偽りなく。▼
王女に見合う贈り物をすれば、
喜んでいただけると思ったのですが…▼
[ヴェイル]
…ごめんね、シトリニカ。
わたし、誤解してたよ。▼
でも、今からでも遅くないよね。▼
[シトリニカ]
もちろんです、ヴェイル王女。
無人島の権利書はまだここにありますわ。▼
[ヴェイル]
そ、そうじゃなくて!
高価な贈り物はもういいの!▼
その…今からでも…
お友だちになれるよね?▼
[シトリニカ]
ヴェイル王女…▼
はい。
もちろんなれるに決まってますわ。▼
わたしはもう思っていました。
ヴェイル王女はわたしの大切な友人だと。▼
[ヴェイル]
うふふ…
その言葉、どんな高価な贈り物より嬉しいよ。▼
ありがとう、シトリニカ。▼

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Last-modified: 2023-11-24 (金) 15:31:59
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