兵種/上級兵種評価

兵種評価/汎用上級兵種†

ソードマスター†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
連携	-	剣S	切り抜け (Lv.5)	ソードファイター

味方側評価

FE最重要ステータスである速さの成長率・上限値が共にトップタイ。一方、過去作で猛威を振るった回避補正や奥義は失った。弱くはないものの、漫然と育てるとグリフォンナイトの下位互換になりやすい。
- グリフォンナイトとは速さ成長率・上限値が同値であり、剣の天性素質を持つユニットであれば武器レベルも同じS。グリフォンには移動性能と杖という優位性があるのに対して、ソードマスターの優位性は、チェインアタックを入れられること・飛行特効を受けないこと・地形効果で回避を上げられること・10%のHP成長率と局所的。
ウルフナイトも速さ成長率が同値のライバル。上限値は勝っているが、シナリオ攻略において速さ上限値に達することはほぼない。よって、移動力と短剣が使える差が重くのしかかる。
成長率の観点ではボウナイトの完全下位互換。育成段階の経由職として選択する利点も無い。
- 連携スタイルで差別化を図りたいが、誰でも使える射程1-2の剣はいかづちの剣や一部のエンゲージ武器と選択肢に乏しい。
  飛行特効を受けないことを活かし、エンゲージ武器で2射程物理武器を持てれば弓・2射程魔法に反撃できるので動かしやすくなる。しかしラグネルは重く、天帝の剣は需要が高いので封印の剣かパルティアの二択となる。
スキル「切り抜け」は、攻撃しつつ敵の向こう側へ進むコマンド。肝心の攻撃性能への補正が皆無なのが痛い。
- ハルバーディアとタッグで行動し、「挟撃」の発動に繋ぐための先鋒役を務める戦術が有名。しかし、移動力の高いユニットであれば「切り抜け」をするまでもなく敵の裏に回れることも多いため、この運用もネタの域を出ない。

敵側評価

とにかく速く、追撃が困難な上に回避も非常に高い。倒すのに手数を要求されがちで、複数人で攻め寄せられると苦しい。
- 「鬼神の一撃」を持つ個体もいるので、その場合は迎撃も難しくなる。
やはり弱点は間接攻撃を基本持たないこと。命中の高い弓や魔法で畳み掛けよう。
- 稀にいかずちの剣で間接攻撃してくる相手もいる。威力が弱すぎるので、物理攻撃の敵より対処しやすい。

↑

ブレイブヒーロー†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
連携	-	以下より選択剣A槍C+ 剣A斧C+	助太刀 (Lv.5)	ソードファイター

味方側評価

兵種スキル「助太刀」によるチェインアタック要員として極めて優秀。
敵の守備魔防に関わらず定率ダメージを与えるチェインアタックを軸とする戦法が可能になり、難易度ルナティックでは特に便利。
- チェインアタックが２回とも命中する確率は64％と信頼ならない数値だが、２回中１回以上命中する確率は96％。
  敵のＨＰの１割はチェインアタックで削ることができる前提で動かして良い水準となる。
ルキナから「デュアルアシスト+」を継承すれば中確率で広範囲に2連チェインアタックを入れられ、優秀な削り役になる。
「助太刀」が体力満タンでないと発動しないことから役割と行動順を選ぶ。体力減少を嫌って戦うことを避けるとレベルアップができない。
- 守備もそこそこあるとはいえ、基本的には回避盾にするのが良好。回避を試み攻撃を受けたのであれば自軍フェイズに回復すれば良い。
- 「助太刀」「デュアルアシスト+」の性能は自身のステータスに関わらないため、「助太刀」を習得したら戦わせず、「引き戻し」「七色の叫び+」「囮指名」か、ミカヤを付けて杖に徹させるのも視野に入る。
天性素質による補正が槍か斧に掛かり、スレンドスピア/トマホークが扱えるようになる。これらの武器は運用法を左右するレベルで強いので、クラスチェンジの際には天性素質の有無を意識したい。
成長率は最底辺のため、育成段階の経由職には不向き。
- 補正値や上限値を見ると過去作のような技の高さはなくむしろ本作品内では平均程度のため過信は禁物。追撃が取りにくい相手はむしろチェインアタックでサポートに回る方が無難。

敵側評価

「助太刀」に加え、ルナティックでは「相性激化」を持つ個体もおり、特定の武器に対し強制的に追撃してくる。
剣槍斧以外のユニットに「防陣」を付けない限り迎撃は困難で、自分から倒すことを強いられる。
- 「相性激化」はこちらにも有利に働くため、デメリットばかりではない。うまく利用しよう。
高い回避とハルバーディアに近い物理耐久を持つため、複数人で対処することになりがちな厄介な相手。

↑

ハルバーディア†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
連携	-	槍S	挟撃 (Lv.5)	ランスファイター

味方側評価

条件さえ満たせば速さに拘わらず追撃という強スキル「挟撃」を持つ。敵の速さ水準が上がる難易度ルナティックで評価が上がる。
ソードマスターに対し勇者の槍でブレイクしながらの４回攻撃や、ウルフナイトに対して重いナイトキラーで特効を突いて追撃できるのは唯一無二。
「挟撃」のメリット自体は大きい反面、「挟撃」以外に特段の強みはない。
「挟撃」の発動は自軍フェイズのみかつ味方の位置取りも関わると窮屈な立ち回りを強いられる。ハルバーディアを起用するにしても2人が限度。
役割を持ちたい敵は回避が高い敵となるため、命中を紋章刻印で補う必要性がある。

敵側評価

速いユニットを「絆盾」で守る局面で、「挟撃」を見落とさないようにしたい。追撃には絆盾が効かない。
ルナティックでは物理方面もパラディンに迫るほど硬いので、火力が低いユニットだと有効打を与えられないことも間々ある。
- 「挟撃」と「連携」スタイルに加えて「速さ封じ」を持つ個体もいる。早急な対処を求められる場合も少なくないが、倒すのに手数を要求されがち。

↑

ロイヤルナイト†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
騎馬	騎馬	槍A杖C+	手助け (Lv.5)	ランスファイター

味方側評価

杖が使える騎兵であり、グリフォンナイトと似たコンセプト。ただしグリフォンは武器3種から選べるのに対し、こちらは槍のみ。
- 魔法槍が低スペックの「炎の槍」しかなく、魔力が高い槍兵という強みは活かしづらい。グリフォンナイトに勝る点が些細な兵種成長率の差を除けば騎馬という点に集約されてしまう。
- 体格上限12が槍使いとしては低すぎ、高ランクの槍を装備すると攻速が著しく落ちる。重さ13の銀の槍ですら攻速落ちする。
兵種スキル「手助け」は余計なダメージを受けるだけの地雷スキルになりがち。
唯一といっていい長所は「絆盾」しているユニットが(コラプスで)ブレイクされた際に「手助け」により「絆盾」無効化を防げること。
「絆盾」するユニットの後ろ隣で杖や「七色の叫び+」などでサポートする兵種としては評価できるが、そのために1人割く必要性は基本的にない。

敵側評価

バランス型の能力のため攻守ともにそこそこ高く、絶妙に追撃を出しにくい速さ・ワンパンしずらい耐久も合わせて地味に面倒な敵。
23章などではフリーズなどの妨害杖を持ち、早急な対処を必要とする。
「飛燕の構え」持ちはこちらの中速帯ユニットを追撃してくる上に、回避もシーフ並みに上昇するため、更に嫌らしさが増す。

↑

ベルセルク†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
連携	-	斧S	スマッシュ+ (Lv.5)	アクスファイター

味方側評価

力成長率30％・体格成長率10％は圧巻。育成段階の経由職として需要が高い。
ただし、技・速さ・幸運・守備・魔防のいずれも上限値に達しやすく、ステータス総合値はワースト。ある程度力と体格が育ったら、他のクラスに変えよう。
最終職としては技・速さ・幸運・守備・魔防の上限値がより高く、弓が扱えるウォーリアーの方が優れる。

敵側評価

とにかく力と体力が高い。壁役でも無視できないダメージを容易に出してくる上、反撃で倒し切るのも難しい。
- 特に大斧持ちのベルセルクの破壊力は高く、要注意。
とはいえ命中は低いので対処は楽な方。霧＆隠密を筆頭とする回避壁での対処が手っ取り早いが、ルナティックだと命中0だと攻撃して来ないので注意。
- 加えて魔防と守備は汎用クラスの中で最も低く、回避も低めなので、魔法での処理や剣でのブレイクも狙いやすい。
  幸運が低く、必殺も通りやすいので追撃さえできれば１人で対処できることも少なくない。

↑

ウォーリアー†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
連携	-	斧A弓C+	無慈悲 (Lv.5)	アクスファイター

味方側評価

以下4点の特徴により、最終職としても育成段階の経由職としても優秀。

ブレイク中の敵への与ダメージを150％にする「無慈悲」
弓・長弓によりチェインアタックの範囲が広い連携スタイル
力20％速さ15％の成長率
力12 技7 速さ7というバランスの取れた攻め偏重の基礎ステータス

低耐久の敵は自力で撃破でき、高耐久の敵はチェインアタックの定率ダメージと、どんな状況でも極めて高い攻撃性能を発揮できる。
弓の天性素質により弓Bになり、ぎんの弓を装備可能になる。弓の天性素質による補正がかかるのはウォーリアーのみ。
- 銀の弓が装備可能な場合はトマホークと使い分けるかそもそもトマホークを他クラスに譲るといった選択肢が取れる。未錬成だと威力こそトマホークに劣るが命中で大きく勝り飛行特攻も付く。一方デメリットとしては近接攻撃不可と槍持ちのブレイクは起きないと言ったところ。
一方斧については斧Ａまでを持てるため異形竜や復活の石持ち等に勇者の斧で削り切るプランも取れる。特効対象がなければブレイク中の相手に「銀の大斧」で仕留めに掛かるのもあり。

敵側評価

体力が高く速さもそれなりなため、1回の戦闘で倒すのが難しい。
- ただし幸運が低く、物理耐久や回避も並みのため、ダメージ自体は通しやすい。
また、弓を持っていることがあるため持ち替えに注意。連携スタイルの関係上、討ち損じてもチェインアタックが来るのは味方側評価の通り。

↑

スナイパー†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
隠密	-	弓S	集中 (Lv.5)	アーチャー

味方側評価

技の成長率が全汎用兵種中トップ。育成段階の経由職として命中を底上げしたい場合のニーズはある。
ただし、命中は紋章刻印で容易かつ大幅に補うことが可能なため、力や速さなどを補える兵種より評価が落ちる。
命中が高い弓兵であり、回避が高いグリフォンナイト対策として適性がある。
技の高さに兵種スキルも加わり必殺が高い。
隠密スタイルである利点があまり活かされず、弓兵を用意するならウォーリアーで良いというケースが多い。
加えて、同系統のスタルーク専用職ティラユールの存在により、最終章にスナイパー起用の必然性は低くなる。

敵側評価

飛行職以外はさほど苦労しないが、「隠密」の戦闘スタイルの関係で茂み等を陣取られると高い回避率により苦労することになる。
兵種スキル「集中」に加えて「守備封じ」持ちの個体がいるため、ダメージ計算が狂うことも多く、安易な迎撃は避けたい。

↑

ボウナイト†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
騎馬	騎馬	以下より選択弓A剣C+ 弓A槍C+ 弓A斧C+	狙撃 (Lv.5)	アーチャー

味方側評価

過去作とは異なり、成長率が良好。特に速さは上限値こそ高くないものの、成長率が全兵種トップタイ。
速さ成長率が同率トップの兵種の中で力・技と共に最も伸ばせる。速さ重視で物理ユニットを育成する際の経由職として優れる。
移動6の弓兵、最終職としても優秀。ただし、フォガート専用のクピードーも騎馬弓兵であり、騎馬弓兵を1人育成するのであればクピードーと選択となる。
- 兵種スキルの「狙撃」は武器種指定がないため天性素質等条件さえ合えばスレンドスピアやトマホークの命中補助としても一応機能する。

敵側評価

移動6・射程2により、攻撃を仕掛けにくい以外は控え目。
飛行や魔法兵種のユニットは攻撃範囲内に入れず、ある程度の硬さのユニットで引き付けた後近寄って攻撃すれば苦労しない。
「力封じ」を所持する個体も存在し、複数の敵とともに攻めてくる場合は非常に嫌らしい相手となることもある。

↑

ジェネラル†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
重装	重装	以下より選択剣A+ 槍A+ 斧A+	入れ替え (Lv.5)	ソードアーマーランスアーマーアクスアーマー

味方側評価

過去作の例にもれず、要所要所で活躍する兵種。過去作に増して守備がべらぼうに高く、追撃込みでもかなり耐える。
武器相性によるブレイクを無効にでき、迎撃役として強力。低難易度ではノーダメージで多数の攻撃を受けることも可能で、特に短剣の毒をシャットアウトできるのは非常に便利。
一方で魔法が天敵なのはもちろん、本作導入のチェインアタックによる固定ダメージに注意する必要がある。
ルナティックともなると、火力のある斧持ちの相手は流石に厳しい。逆にダメージが0になる場合はスルーされてしまい、迎撃ができなくなる。殲滅役としては技が不安なのもネックであり、汎用性ではグレートナイトに軍配。
体格の成長率がトップタイだが、体格を育てたいユニットは速さも欲しい。速さの成長率が0、上限も極めて低いジェネラルは体格育成目的での経由職にはしづらい。

敵側評価

過去作以上に魔法ダメージに弱いため、セオリー通り魔法ダメージで仕留めたい。反対に、物理で落とそうとすると特効武器でも手間がかかる。
- ルナティックの場合HPも高いため魔法でも一戦闘で倒せない場合がある。トドメ用に特効武器や魔法武器を持たせておきたい。
- 物理兵種でも、場合によっては魔力武器で攻撃した方がダメージが高い可能性もある。

↑

グレートナイト†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
騎馬	騎馬重装	以下より選択剣B+槍B+ 剣B+斧B+ 槍B+斧B+	護衛 (Lv.5)	ソードアーマーランスアーマーアクスアーマー

味方側評価

ジェネラルと比べ多少追撃されにくい。追撃されることが致命的となるルナティックで評価が上がる。
守備は1下がる。しかし魔防が上がるため、魔法兵が1人混じっている程度なら対応できるように。
技の改善と機動力アップにより自ターンの攻撃性能もまともになる。機動力が上がるため、宝箱をシーフが狙うマップで、シーフを追いかけやすい。
重装スタイルではないため、3すくみ不利だとブレイクされるのが欠点。

敵側評価

ジェネラルほどではないが耐久が高く、意外と速さがある。
特にルナティックでは、味方の中速以下の魔法アタッカーだと追撃できない事態が頻発する。
- 個体によっては「明鏡の構え」を所持していることがあり、弱点を対策している場合も多い。

↑

パラディン†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
騎馬	騎馬	以下より選択剣A+ 槍A+ 斧A+	回り込み (Lv.5)	ソードナイトランスナイトアクスナイト

味方側評価

騎馬スタイルとしては唯一、天性素質によりSランクの剣槍斧を扱えるが、それ以外に突出した強みがない。
シグルド、ロイ、カミラといった「騎馬」のスタイルボーナスによる恩恵が大きい紋章士と、Sランクの大剣・大槍によるエンゲージ技の組み合わせるのが唯一の個性。
成長率は魔力以外が満遍なく伸びるバランス型。万能型にも器用貧乏にも転ぶ微妙な水準にあり、ユニット本人の成長率によって使用感が大きく変わってくる。

敵側評価

ルナティックの場合、守備・魔防ともに高水準の上、「○殺し」により追撃してくる場合もある。ロイヤルナイトと同様に中々厄介。

↑

ウルフナイト†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
騎馬	騎馬	以下より選択短剣A+剣B+ 短剣A+槍B+ 短剣A+斧B+	足狙い (Lv.5)	ソードナイトランスナイトアクスナイト

味方側評価

攻撃性能に優れた兵種。短剣による迎撃やサポートと、他の武器による高威力の攻めを両立できる。
剣槍斧いずれかの天性素質があれば勇者武器を扱うことができる。
- 迎撃に特化したシーフ(隠密スタイル・短剣のみ)との明確な差別化点として、移動６と勇者武器による自フェイズ攻めが挙げられる。
速さ成長率20％と全兵種トップタイ。ソードマスターも同等だが、移動６と迎撃性能で差別化できている。
魔防成長率も高く、短剣により魔法の迎撃も可能。
欠点は体格上限の低さ。短剣を扱う分には困らないが、勇者武器を扱う上で困る。体格上限12で攻速落ちを避けて勇者武器を扱うには勇者の剣に紋章刻印を施すことが現実的。
力の成長率の低さも欠点。力の成長率が高い兵種を経由したい。

敵側評価

速い上にブレイクしづらく、直間両用と非常に厄介。
特効武器で倒しづらいのも難点。ナイトキラー・ポールアクスは重く追撃しにくく、命中も悪い。
兵種スキルの「足狙い」も、移動力を減少させてくるので嫌らしい。
- 「蛇毒」を所持している場合は、移動力だけでなくHPも大きく削ってくる。迎撃を避けたい難敵。

↑

グリフォンナイト†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
飛行	飛行	以下より選択剣A+杖C+ 槍A+杖C+ 斧A+杖C+	移動補助 (Lv.5)	ソードペガサスランスペガサスアクスペガサス

味方側評価

専用職を除くと唯一の杖飛行。杖はC(天性素質ならB)止まりだが、サポート性能を持ちながら、全ステータスの能力値上限合計が全クラス中単独1位。
最速タイの速さと勇者武器により、追撃を取っての４回攻撃が狙える。技が高く、命中が安定しやすいのもあって好相性。
天性素質があればS武器が使えるので、高威力のエンゲージ技を放つ役にも向いている。
剣槍斧のうち、いずれを選んでも独自の役割が持てる。
- 剣グリフォンはいかづちの剣を採用した両刀が強み。速さと魔力を両立する唯一の職なので、高速魔法キャラが欲しい場合に有力。
  体格上限14に対し勇者の剣は重さ13のため、紋章刻印で重さ+1しても攻速落ちしない。
- 槍グリフォンは物理・魔法共に間接攻撃手段があるバランスの良さが魅力。体格上限14は勇者の槍の重さ14と一致する。
- 斧グリフォンは風の大斧により空中で敵飛行兵を処理することに長ける。体格上限14に対し勇者の斧は重さ16だが、速さが十分高ければ問題なく追撃できる範疇。
弱点は弓特効を受けること。加えて低めの力と守備。
- 力は勇者武器や「月の腕輪+」などでカバーしたいところ。勇者武器で威力を出せないほど非力なユニットは、割り切って魔法武器に特化させることも視野に入る。
- 守備面は回避率の高さで多少はごまかせるが、地形効果を受けられないためアテにできるほどではない。受けに向いたユニットが他にいるなら、迎撃はそちらに任せたい。
本編では力と速さを両立したユニットが少なく、フルスペックを発揮できる機会は限られてくる。勇者武器を使いこなすために重要な体格も、上限である14まで伸ばせるユニット自体が貴重。

敵側評価

速さが非常に高く追撃しにくいため1回の戦闘での撃破が非常に難しい。高難易度だと飛行ユニット相手に後衛が狙われると厳しい場面が多く、迅速に撃破する必要がある場合で厄介な相手となる。
- 速さは全兵種中トップ(同率はソードマスターとクピードー)な上にHP上限も地味に68とかなり高いため、弓で一撃必殺とするのは難しい。威力の高い弓を錬成して一撃必殺が狙えるかどうか。
魔力の成長率が高いため、いかづちの剣などの威力も高く、両刀型の装備をしている場合は受けにくい。
リブロ―やフリーズ持ちの場合は、杖の使用を優先して立ち止まってしまうこともあり、進軍ペースが読みにくい。
飛行ユニットなので攻撃しにくい位置で杖を使用して待機されてしまう。

↑

ドラゴンナイト†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
飛行	竜・飛行	以下より選択剣B+槍B+ 剣B+斧B+ 槍B+斧B+	急襲 (Lv.5)	ソードペガサスランスペガサスアクスペガサス

味方側評価

グリフォンナイトより力が高く、剣槍斧から２種類を扱えるブレイクしやすい飛行兵。
弓と風魔法に注意。弓は持ち前の守備で耐えることもあるが、魔防が低いので風魔法は非常に危険。
成長補正は体格に補正が入るものの、速さでグリフォンに大きく劣るので帳消し。兵種スキルは自軍で使うと発動機会がやや少ないため、活かすのは難しい。
物理アタッカー1本で行くならドラゴン、サポートや魔法アタッカーで運用したいならグリフォンで使い分けるとよいだろう。

敵側評価

兵種スキルの「急襲」があるため、迎撃場所の地形によっては思わぬ追撃が発生する。その点は非常に嫌らしい。
一方、回避は高めだが、光の弓や風の大斧といった特効を突ける魔法武器で楽に対処できる。
命中を補強しておくとより安定する。

↑

セイジ†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
魔道	-	魔道書S杖B+	魔力増幅 (Lv.5)	マージ

味方側評価

基本値、成長率、限界値ともに魔力が汎用兵種中トップ。汎用兵種で唯一「ノヴァ」を扱え、杖の天性素質があればノードゥス以外のすべての杖を使うことが可能。
魔力と魔防以外のステータスは非常に低く、主戦力にはやや向かない兵種。
物理の反撃1発で落とされるほど非常に耐久が低いので、前に出すのは厳禁。
成長率は同じスタイルのハイプリーストと比較した場合、幸運の部分で大きく劣るため、育成面では不利。

敵側評価

本編や遭遇戦にて、敵の編隊の中で数はやや少ない。しかし、物理職との混成部隊に混ざっていると非常に危険。
HP・守備が非常に低いため、物理アタッカーが接近できればすぐに倒せる。

↑

マージナイト†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
騎馬	騎馬	以下より選択魔道書A剣B+ 魔道書A槍B+ 魔道書A斧B+	背理の法 (Lv.5)	マージ

味方側評価

騎馬スタイルの中で魔道書を扱う唯一の兵種。速さ上限値こそ高くないものの、魔道書を扱う汎用兵種の中で最も速さに強みを持つ。魔法最終職として複数人の起用も視野に入る。
基本値を比べた場合、魔力と魔防を少し削り、力と速さに回したセイジといったところ。体格も1だけ高い。
兵種スキルは、自分から攻撃したとき限定かつ相手の武器種類にも依存するが、速さ+3される。敵の大半は物理攻撃のため、自ターンでは常に発動すると考えて相違ない。
- うまく活用していけばハードやルナティックでも追撃を安定させやすい。追撃出来るか否かで貢献度がまるで違うので、この兵種の速さはなるべく高くすること。
- オンライン対戦では追撃は困難。
速さのみならず、技と幸運の頭打ちが早いことには注意（それぞれ28と24、速さも含めてユニットによっては終盤に差し掛かった程度でカンストする場合もある）。
- カンストしやすい終盤は命中・被必殺ともに事故の原因となりやすい要素。特に敵を無策で迎撃するのは危険。
物理武器も扱えるが、物理武器が装備可能な兵種の中で力は最低辺。極端に守備の低いセイジしかダメージが通らない。

敵側評価

射程3のサンダー系の場合、移動力を活かして奇襲を仕掛けてくるのが驚威的。
むしろ、物理武器の場合はHPの低さでカモになる。

↑

マスターモンク†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
気功	-	体術S杖A	気の拡散 (Lv.5)	モンク

味方側評価

チェインガードと杖が扱える点で役割はある。アタッカーとしては技・速さの上限が低く、命中・追撃ともに終盤では物足りない。
魔道書・短剣・弓をブレイクできるのは明確な強みだが、回避が高いシーフ・ウルフナイトには技の低さから当たらないことも多い。
起用の決め手はチェインガード次第。起用するなら一人で十分だろう。
- 杖は他の兵種でも使える。チェインガードを使用しない、またはルキナの絆盾で事足りる場合は必要ない。

敵側評価

元々、高めな守備と魔防に加えて、護身の体術を持ち合わせていることが多いため、中々硬い。
- ただ、自身のHPが満タンで近くに味方がいる場合、チェインガードをしてくることが大半のため、対処を後回しにすることが可能。

↑

ハイプリースト†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
魔道	-	杖S魔道書B+体術C+	自己回復 (Lv.5)	モンク

味方側評価

S杖を扱える唯一の汎用兵種だが、シナリオ攻略においてS杖は不用。
体術の火力は当てにならず、魔道書B止まり。天性素質抜きには魔法火力もさっぱりなく、最終職としてのニーズは小さい。
幸運の伸びが非常に高いため、「天刻の拍動+」により状態異常系の杖が非常に当てやすいのはセイジにはないメリット。
魔道書の天性素質があるキャラならば魔道書Aを扱える。火力不足を克服でき、セイジのほぼ上位互換の成長補正を終盤まで受けることが可能。

敵側評価

幸運の高さから魔法系の中でも回避が高めで、護身の体術により守備が補強されていることも間々ある。
とはいえ、基本的には杖による回復を優先することが多いので、対処を後回しにし易い。

↑

兵種評価/DLC追加職†

↑

エンチャント†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
気功	-	短剣B+体術B+	輸送隊 (Lv.5)	基本兵種

アイテムを活用し味方を強化することに長けた「気功」の兵種。
具体的には「極限活用」と「武器共鳴」が使用可能となり、これらを活用することで味方を強化して戦うことになる。
- 「極限活用」は現在所持している「道具」に対して使用出来る。
  「傷薬」なら範囲回復として使えたり、「○○の薬」は種類によって様々なバフを付与することが出来る。
  - 「極限活用」は踊りなどにより再行動が付与された場合も使用できる。また、前に付与したエンチャント効果が残っている状態で更にエンチャント効果を付与した場合、上書きではなく追加の扱いとなる。
    （例:守備の薬を極限活用した後で踊りを受けて更に魔防の薬を極限活用した場合、受けた物理ダメージと魔法ダメージの両方を返す状態になる）
  - 「極限活用」でアイテムを消費した場合は微量ながら経験値も入る。

極限活用の一覧

「○○の薬」はエンチャント自身のレベルによって強化値が変化する。（上限値はHPのみ＋８。他は＋４。「超越」で２１以上にレベルがなっていても上限値内まで）

アイテム	エンチャント効果
傷薬	自分と周囲2マスの味方の HPを15回復する
毒消し薬	自分と自分に隣接する味方の状態異常を回復する
特効薬	自分と自分に隣接する味方のエンゲージカウント+2
聖水	自分と自分に隣接する味方に 1ターンの間、異形特効を付与する
たいまつ	自分と自分に隣接する味方にたいまつ（周囲7マスを照らすターン毎に縮小）の効果を付与する
HPの薬	自分と自分に隣接する味方は、1ターンの間敵からのチェインアタックのダメージを受けなくなるまた、レベルに応じて最大HPがアップする
力の薬	自分と自分に隣接する味方は、1ターンの間武器の重さが半減するまた、レベルに応じて力がアップする
技の薬	自分と自分に隣接する味方は、1ターンの間敵からブレイクされなくなるまた、レベルに応じて技がアップする
速さの薬	自分と自分に隣接する味方は、1ターンの間フリーズの効果を受けなくなるまた、レベルに応じて速さがアップする
幸運の薬	自分と自分に隣接する味方が 1ターンの間、30%の確率で敵の攻撃を無効化できるようになる
守備の薬	自分と自分に隣接する味方が、1ターンの間敵から物理攻撃を受けた時受けたダメージを相手にも与えられるようになる
魔力の薬	自分と自分に隣接する味方は、1ターンの間サイレスの効果を受けなくなるまた、レベルに応じて魔力がアップする
魔防の薬	自分と自分に隣接する味方が、1ターンの間敵から魔法攻撃を受けた時受けたダメージを相手にも与えられるようになる
○○弁当	隣接する味方一人に、戦闘開始時に HPが2以上だった場合その戦闘では必ずHP1で持ちこたえる効果を付与する（効果は発動すると消える）

「武器共鳴」は所持している武器を共鳴させて追加効果を付与するというもので敵味方双方に効果が及ぶ。
このため敵側が扱ってない下位ランクの武器をあえて共鳴させてもいいし、唯一品を共鳴させてもよい。

「武器共鳴」自体はひとつしか指定出来ず、新たに「武器共鳴」させると前に指定した「武器共鳴」は無くなる。

武器共鳴の一覧

エンチャント自身は短剣と体術を使用可能。短剣で毒付与、体術で短剣・魔法・弓使いのブレイクが可能と、サポート能力が高い構成。
能力上限が低く、ストーリークリア頃に力・魔力が頭打ちとなる。エンドコンテンツではエンチャントの攻撃は毒撒きかブレイク用の一手と割り切った方が良いだろう。

味方側評価

サポートに特化させる場合、誰でも一定の役割を果たす。強いて言うなら、サポート役の鉄則として自分の回復ばかりしているわけにはいかないので、回避力が高いユニットの方が仕事をしやすくなる。
- 兵種スキルは「輸送隊」。主人公と同様、エンチャントに隣接したユニットも使用可能で、適宜アイテムの補充が可能。
  - 「極限活用」はアイテムを消費するため、費用がかさみやすい点には注意が必要。
    杖と比べて価格あたりの使用回数が少なく、コストが高めになりがち。
    杖役にない利点としてストックがあればあるほど、何かしらの強化手段が出来るという手札の多さが挙げられる。
ナイフが使える気功スタイルであり、ルキナとの相性が良い。普段はチェインアタックで毒を撒きつつ、エンゲージすれば確定発動の絆盾で味方を護る役割が持てる。
天性素質の恩恵を受けるのは短剣/体術だが、Aの短剣は射程1のペシュカドしか存在しないため、閃進の体術を扱えるよるになる体術が圧倒的に有利。

敵側評価

神竜の章「蒼の参謀（セネリオ）」と邪竜の章に登場。全てのエンチャントが武器とは別に「○○の薬」で所持枠を埋めて出現する。
「極限活用」のため必ず隣接する他、味方が使う時と同じ効果となるので極限活用時の効果内容を理解していれば手の打ちようは出てくるが「極限活用」はターン経過以外で解除手段がない点には注意が必要。
特に「幸運の薬」によるダメージ無効は所詮は確率だが、撃破チャンスをふいにされ、付与したターン中のエンチャント自身も倒せない場合も出てくるので攻撃を仕掛けにいったユニットが逆に窮地に陥るケースも少なくない。

↑

マージカノン†

スタイル	被特効	使用武器	兵種スキル	昇格元
重装	重装	砲弾S	全弾発射 (Lv.5)	基本兵種

「砲弾」を用いて敵へ砲撃する遠距離攻撃が可能な重装の兵種。
- 「砲弾」自体はクラスチェンジ解禁と合わせて武器屋に並ぶ。また、ストーリー進行に伴って販売される「砲弾」の種類も増える。
  - 邪竜の章クリア報酬で敵に毒を付与できる「ヴェノムシェル」が貰えるが、このヴェノムシェルを含め状態異常効果のある砲弾はストーリー11章クリア後の販売となる。
    ストーリー序盤にマージカノンを起用した場合、ヴェノムシェルを「全弾発射」してしまうとしばらく補充できないため注意。
- 「砲弾」は錬成や進化、紋章刻印が不可。「砲弾」共通の仕様として「必殺-80」というシリーズでも類を見ない補正がある。
- 最大8マスの射程を持つが、最低射程は3マスから。1マス離れる度に命中率が10%ずつ下がっていく。
  - また、マージカノンは攻撃時の追撃、ブレイクが発生しない。必殺も補正を考慮するとまず発生させられないため、特効や状態異常を狙っていくことになる。
本兵種のクラスチェンジアイテムはひとつ9万Gという超高額アイテム。ストーリー攻略中に追加で購入するのは難しい。
- Lv.20に達した場合はチェンジプルフでレベルリセットができる。これはエンチャントも同様。
マージカノンを運用する上で重要な要素として、ダメージを与える際に「技」を参照する。また命中には力・技・幸運・体格が影響する。
- 単発攻撃になることや、必殺が発生しない事などからダメージを出しにくい。「技」の成長が良いユニットを選びたい。
- 50%を下回るような低命中率になることが多いため、スキル「天刻の拍動」との相性が非常に良い。このスキルを装備する前提なら「幸運」も重要になる。

味方側評価

実際に使うと運用を考えさせられる兵種。距離によって命中率が減るため、射程上狙うことは可能でも命中率の不安が尽きない。
射程2マス内は攻撃も反撃も出来ない。守備は高くなるが、重装特効持ちの攻撃に注意を要する。
- 命中率を安定させるには、命中に関する能力値が高いユニットで運用する、天刻の拍動や命中+のスキルを継承する、支援効果を発生させる、等の対策を複数行う必要がある。
- 兵種スキルの「全弾発射」は砲弾を消費して次の自分のターンに範囲内へ攻撃する。
  射程の関係でまず反撃されないのでエンゲージ技のような感覚で使える。ただし、敵が射程内にいなくても弾は消費される。
  敵は砲撃の範囲内であろうが構わず動くので、狙った場所に敵を誘導するとよい。
クラスチェンジアイテムの価格の関係でマージカノンになれるユニットは1人が限界となる。誰をマージカノンにするかよく考えてからクラスチェンジしたい。

適性の高いユニットについて　

以下の特徴を持つユニットはマージカノンの適性が高いと言える。
- ダメージに影響する「技」が高いユニット
- 命中に影響する「力・技・幸運・体格」が全体的に高めのユニット
- 天刻の拍動の発動率上昇に繋がる「幸運」が高いユニット
- 命中率が上昇する個人スキルを持つユニット
- 命中タイプの支援相手が多いユニット
以下の表はマージカノン適正が高いユニット同士の比較
- 数値は固定成長時におけるマージカノン内部レベル40時点（序盤加入ユニットは初期兵種Lv.10でCCした場合）
- 「命中」は力+技+体格+(幸運×0.5)の計算で算出したもの

ユニット名	技	幸運	命中	個人スキル (命中系のみ記載)	評価
クラン	30	18	71	主人公隣接時に命中+10	技が高く、命中率アップの個人スキルを持つ。運用する時は常に主人公の隣で砲撃したい。「星玉の加護」やアーチャー系の兵種を通して育成すればカゲツに匹敵する技になる。
ブシュロン	31	17	73		技と体格が優秀で、比較的高いマージカノン適正を持つ。ただし力と幸運は低いので命中はまずまずの数値に留まる。4人もいる命中支援を活かしたい。
セリーヌ	24	34	72		全ユニットで最も高い幸運により、遠い位置からの砲撃でも天刻の拍動で命中率ほぼ100%を狙える。ダメージは低めな点と、天刻の拍動+を継承するまでは命中が不安定な点に注意。
アンバー	21	25	77	自分と敵に隣接ユニットがいない時に命中+20	技は低いが、それ以外の命中に関わる能力値が高く、個人スキルも発動させた時の命中率は非常に高い。ダメージはあまり出せないので、毒や竜呪などのデバフを付与する役割が中心。終盤になればピアシングシェルで20ダメージを与えることはできる。
カゲツ	34	30	86	自分から攻撃時に敵の回避-10	マージカノンに適する要素を全て併せ持つユニット。速さを初めとした本人の高いスペックが無駄になりがちなのが最大の欠点。
ボネ	25	27	70		マージカノンに必要な能力値は最低限有しており、上級職加入の中では幸運が高い。マージカノンが活きるようになる中盤(14～17章付近)から育成いらずで即投入できるのが強み。
パネトネ	31	21	84		カゲツの次にマージカノンに適合したステータスを持つ。個人スキルは完全に腐るので、カゲツと同様に本人のポテンシャルを持て余してしまう。
ロサード	27	16	68	敵が男性ユニットの時に敵の回避-20	男性相手なら高い命中になるが、幸運が低いことも含めるとやや不安定。ユニット全体で見れば素の命中は平均的な部類に入る。
ザフィーア	26	22	74	HP50%以下の時に命中+20	成長率こそ低いが、高めの初期値を引っ提げて終盤手前で加入する即戦力ユニット。高いHPと個人スキルがヴェロニカの「血讐」と相性抜群で、瀕死状態ならピアシングシェルで毎回40～50の固定ダメージを叩き出す。

かなり特殊な兵種なので、紋章士の活用方法も他兵種とは少し変わったものになる。

紋章士について　

「ルキナ」を付ければ、非常に広い攻撃範囲によってチェインアタックが発生しやすくなる。
- ただし、ヴェノムシェルやフリーズシェルなどを撃たせてもチェインアタックでは状態異常に出来ない。
本兵種単体で相性が良いものに「シグルド」「カムイ」「エーデルガルト」が考えられる。
- 「シグルド」の「助走」はピアシングシェル（防御無視）の威力も上昇させる。
  移動力が大幅に上がることも射程が持ち味の本兵種とマッチしている。
- 「カムイ」はまず反撃されない砲撃の射程を利用して遠隔で「竜呪」を撃ち込める。
  さらに、エンゲージ時は上記のデバフに加えて「呪縛」が砲撃した相手と周囲１マスの敵の移動を封じる。
  ミカヤとエンゲージした杖役がフリーズを撃つ動きと射程以外は同等の性能であり、なおかつこちらは必中、さらに杖の残り回数も消費しないので強力。
  またターン開始時に攻撃する「全弾発射」はエンゲージ状態が解けるターンであってもその処理の「前」に行われるため、「全弾発射」→「カムイエンゲージ解除」となり、カムイが解けるターンにも呪縛を継続出来るという地味なシナジーを持つ。
  デバフ役・フリーズ役として高水準な働きが可能であり、最適な組み合わせの一つと言える。しかし、カムイの指輪は竜族やシーフとの相性も非常に良好であるため、戦略や枠との兼ね合いには難が有る。
- 「エーデルガルト」は力と技と守備に補正が入るため装備しているだけでも使い勝手が向上する。また、超遠距離攻撃で「計略」を発動させる運用が特に強力。遠くにいる敵部隊の中央へ猛火計や毒矢を打ち込めるため、戦闘になる前に敵を大幅に弱体化できる。計略は攻撃が外れても発動するため命中率を気にせず役割を遂行できるのも魅力。
  聖盾の構えだけは、敵の射程よりも遠距離から攻撃する場合が多く、また射程2の相手には反撃もできないため、活かしにくい。強いて挙げるなら、射程3以上の敵を相手に砲撃で撃ち合いに持ち込むような場面では代わりのきかない活躍はできる。
  また、エンゲージ中は級長のランダム変更が行われない仕様のため、エーデルガルトやクロードが選択されているタイミングでエンゲージしてしまうのも有効。
「天刻の拍動」の発動率アップも兼ねて幸運の補正が高い紋章士をつける手もある。
- 「ベレト」は自前で天刻の拍動を持ち、幸運の補正が非常に高い。優秀な各エンゲージ武器が使えないのと、移動が低いことから女神の舞の位置取りが難しい点に注意。
- 終盤だと余りがちな「チキ」も幸運補正が高い。エンゲージすると砲撃できなくなってしまうが、「氷のブレス」の範囲フリーズ効果は非常に強力。
- 「ヴェロニカ」は幸運補正がある以外にも、HPが低い状態を維持しやすいマージカノンなら「血讐」を有効的に使える。
  - ただし魔法系のエンゲージ武器はほぼ無駄になってしまう。あくまで血讐による高火力砲撃が肝。

敵側評価

神竜の章「幼き皇女（ヴェロニカ）」と邪竜の章に登場。遠距離から一方的に攻撃してくるため、非常に厄介。
毒やフリーズ等の特殊効果を付与してくる相手が大半なのも拍車をかける。
命中は遠距離になるほど減衰する。高回避のユニットに囮指名をかけ攻撃を集中させつつ、他のユニットで近付き、トドメを刺していきたい。

↑

コメント†

ハイプリースト→成長率は悪くなく中盤までは出撃人数が少なくスキルが生きやすいことや、ボルガノン等Aランク魔導書の入手数などから経由職として優秀だが、体術の素質がネックになりがち。ルナティックではセリーヌの経由職として使用感がよかった。魔道B+なので、天性素質が魔導書のユニットはステータス上限が改善されるメリットからセイジではなくこちらを選ぶ選択肢もある（星玉の加護前提） -- 2023-03-23 (木) 15:32:33
マージナイトだけ解説なくて草 -- 2023-03-23 (木) 15:35:53
自軍側で扱いが難しい兵種は敵軍側だと大体強い。特効もなく速すぎるソードマスターや移動力のあるトロン砲台のマージナイトとかな -- 2023-03-23 (木) 21:24:51
敵側はロストが何？って感じで物量でくるから脅威なのが原因で自軍が同じことすればバランスが悪すぎるどころかユニットをロストが多発して後々が不利にしかならないのが問題かな。 -- 2023-03-23 (木) 22:55:44
マジナイは背理の法で実質常時速さ+3だから、スキルや紋章士も合わせてボルガノンで追撃が狙える職かな。 -- 2023-03-31 (金) 18:39:28
マージナイト、グリフォンとの差別化がとか言われてるけど魔法（射程３のトロン、飛行特攻のエクスカリバー）が使える時点で全然違うのでは…。あと紋章士はシグルドとかなり相性が良くて、騎馬ボーナスで爆発的に上がった移動力で助走トロンとか、いかづちの剣でエンゲージ技すると魔法ダメージになってちゃんと威力出せたりもする。そんなに悪くない兵種だと思う。 -- 2023-04-10 (月) 12:58:09
上限値を見ると色々劣るけど、魔法武器と違って魔道書は選択肢が多いから相手や体格に合わせて最適なものを選べるし育成中・シナリオ攻略中に光るクラスという感じ。有利地形に置けるし、弓特攻も気にしなくて良いから多少雑にも扱える。 -- 2023-04-14 (金) 09:25:01
あと攻略wikiで評価するってなると高難易度とかオンラインの使用感も反映されるけど、普通にシナリオで使ってる分にはそこまで気にならないってのもありそう。 -- 2023-04-14 (金) 16:32:34
元々はマージナイトだけ解説がなかった時に他兵種を含めた使用感を中心に書いたのが原因で初期の評価は控えめにいってあんまり過ぎた感はありました。紋章士等を考慮せずに魔法（と物理武器）を使える騎馬職ってだけで強みは出てる。単に魔法を扱うだけでも競合相手が多くて評価が遅れたのはあったかと -- 2023-04-14 (金) 18:58:41
マージナイトの欄初め上限まで育成する前提の記述が気になったので、本編クリアまでの使用感ベースに多少リライトしました。 -- 2023-04-16 (日) 00:29:59
クラスチェンジで上級と表示されるため、こちらにマージカノン、エンチャントの項目を追加しました -- 2023-04-18 (火) 02:10:27
ジェネラルの入れ替え先が無くなるってどういう事？ -- 2023-04-27 (木) 07:26:26
密集しても侵入不可でなければ入れ替えは出来る…が最前線まで行こうとしたら並びすぎた味方がかえって邪魔になる場面があって使いずらいって書こうとしたのかも。橋とかだと割と遭遇する。 -- 2023-04-27 (木) 08:01:17
もしかしてマージカノンの全弾発射ってフリーズサイレスも確定で入る？実質的にカムイの呪縛的な使い方が出来るかな？お金が許す限り主人公の近くに居れば永遠にハメられてルナの人海戦術に対してとても有効そう。 -- 2023-06-14 (水) 03:06:41
マージカノン＋ルキナで、２マス攻撃が発生するんだけど、普通３マスからだよね？バグかなぁ・・・ -- 2023-07-25 (火) 00:11:18
↑エンゲージ中ならパルティア装備で連携攻撃が発生。それ以外の場合は、シンクロスキル「デュアルアシスト」が発動して、連携攻撃が発生しますよ。 -- 2023-07-25 (火) 07:41:11
ストーリー攻略中はエンチャントが刺さる局面が多いな｡特にチェインアタック無効と異形特効｡杖使い増やすよりこっち一人確保した方が圧倒的に楽 -- 2023-10-20 (金) 04:18:31
マージカノンで使えるヴェノムシェルは一発充てるだけで毒がフルスタックする。カムイの竜呪と併せることでお手軽に敵の防御力を下げることができる。また、カムイとエンゲージした場合、呪縛により遠距離から最大4ユニットをフリーズさせることができる。なお、竜呪と呪縛は玉を外しても効果が発生するため、カムイと非常に相性が良い。 -- 2023-11-08 (水) 18:06:40
マージカノンの「残念ながら直撃した敵の周囲1マスの敵までは「呪縛」は発動しない。」は嘘。ちゃんと必中ミカヤフリーズとして機能する -- 2024-02-19 (月) 21:30:03
ハルバーディアの挟撃って速さで発生する追撃とは別ですか？ -- 2025-05-11 (日) 05:58:05
グリフォンは紋章士無いと1人1殺できないし弓の特効貰うしで強くない兵種なのにやたら持て囃されてるイメージがある、上限値だけ見て話してるよな -- 2025-05-16 (金) 04:40:05
敵のグリフォンが厄介なのに引っ張られてるのもあると思う。速い、回避高い、移動高い、微妙に硬い、急に妨害杖とか魔法武器持ち出してくるetc... -- 2025-05-19 (月) 16:40:35
雷剣使える剣グリフォンはまぁ複数採用してもいいぐらいには強いとは思ってる。再移動つけてアイスロック常備しとくと色々小回りも利いて便利だし。槍斧だとなかなかピタっとくるキャラがいない気はするが。 -- 2025-05-19 (月) 18:32:43
杖が振れて技速さ成長率高いのはグリフォンだけだから育てるのにも便利だし、最終職としても部隊に一人はいてくれると何かと便利。強い兵種ってのをどう捉えるか次第だけど、育成面運用面どっち取っても上位ではあると思う。ただオルテンシアとかも使うだろうし、飛兵ばっかり揃えたらそれはそれで編成単位で弱いとは思う -- 2025-05-19 (月) 18:56:14
ごめんロイヤルナイトも杖振れて技速さそこそこ高かったわ。槍しか使えないけど -- 2025-05-19 (月) 18:57:25
グリフォンは移動補助も地味に強い。炎は元より柱とか森とかに引っかかって１マス移動が届かないとかざらにあるから、そこで味方の移動伸ばせる選択肢持ってるかどうかは意外とデカいよ -- 2025-05-19 (月) 19:26:14
グリフォンナイトは弓に怯えなきゃいけないのだけが弱い、というか面倒。 -- 2025-05-19 (月) 21:20:09
だけど飛行特攻以外はとにかく扱いやすい。成長良いから雑にならせといて安心。物理も魔法もいける。追撃もいける。デュアルサポートありなら避けまくるし。命中０で避けられるなら、グリフォンナイト6人くらいで壁作って囮指名すれば良い -- 2025-05-19 (月) 21:22:46
物理も魔法もいけるの認識が自分と他人で違うんだろうな、グリフォンの魔力程度じゃ魔法もいけるにはならない、成長率が良いと言っても力も魔力もどっちつかずになりやすい、ならどちらかに特化した兵種の方が攻略中は強く感じる。編成に1人はいても良いとは思うが誰でも彼でもなる兵種には見えない。 -- 2025-05-25 (日) 04:17:30
速いだけの兵種ならウルフの方が使い勝手的には好み。 -- 2025-05-25 (日) 04:18:01
風の大斧グリフォンは明確な仮想敵がいるので好き。 -- 2025-05-25 (日) 04:40:27
マージナイトの斧Bは風の大斧で天空とかする為のものだと思うわ飛行って大抵密集して現れるし -- 2025-05-29 (木) 08:52:01
天空するなら飛べる方が使い勝手は良さそう -- 2025-05-31 (土) 18:07:11
速さ成長率+20%目的で物理1本のキャラはウルフかボウナイト、魔力が欲しいキャラはグリフォンだと思ってる、ただ物理キャラは体格と力も加味するとウォーリアーが最強過ぎる… -- 2025-06-04 (水) 18:45:05
飛行はやっぱ絆盾でも無いと受けには使いづら！ってなるな、敵に弓がいなければグリフォンは最強。 -- 2025-06-14 (土) 08:50:46
弓と風魔法はどこにでもいるがナイトキラーやポールアクスはそんなにいないという不均衡に騎馬の強みがあるが、まあ地味。 -- 2025-06-14 (土) 13:21:14
↑スタイルボーナスが多いのも騎馬の強み、飛行のスタイルボーナスは地味な物が多いという調整 -- 2025-07-12 (土) 23:59:29
ソードマスターの利点は剣S（ゲオルギオス使える）+連携スタイルなのでスターラッシュ、エンゲージビームにスタイルボーナスがつく。これに尽きると思うというわけで道中での運用は微妙だと思うけどゲオルギオス入手後ならエンゲージ技特化運用みたいな感じである程度は運用できそう…チェインできるとは言えエンゲージしてない時は射程で致命傷負ってると思うけども -- 2025-07-20 (日) 00:37:23
エンゲージ技特化なら専用職とはいえスュクセサールのほうが力が４高いからソドマス使う理由には弱いかも -- 2025-07-20 (日) 01:17:50
ディアマンドの力が高いほうじゃないからアンバー、パネトネ、ラファール、マデリーンのソドマスならスュクセサールより力高くなる。使う理由が弱いのには変わりないけれども -- 2025-07-20 (日) 10:10:19
倒し切れるなら剣パラディンのほうが届くのもあるし -- 2025-07-20 (日) 10:46:40
ソドマススターラッシュの為だけにマルスは射程に困るからロイやアイクの2射程剣使えた方が良い、それでもソドマスである理由は薄くまだ移動力でパラディンの方が強く思える、グリフォンナイトという最強のライバルもいる -- 2025-08-04 (月) 11:26:50
このゲーム、2距離以上反撃可能な敵ユニットが思っていたより多いからスナイパーの「集中」があんまり強くない。まだ使い道あるだけマシだが。 -- 2025-08-15 (金) 08:01:58
スナイパー自体そこまで弱くないはずだけど、ウォリでいいやとかスタルークでいいやの結論なりがちなのが -- 2025-08-16 (土) 08:44:46
スナイパーは弓Sなのでレンダウィルを使える（力35で銀晶石3個と刻印で威力+2するだけでルナ終章のグリフォン確一）とパネトネアンバー並みの力があるなら超射程の流星群でハイプリーストやセイジをギャンブルなしで倒しやすい点かな… -- 2025-09-22 (月) 05:44:41
流星群使うならウォーリアでミュルグレ使うほうが手軽に強いのがな。非特効相手だと威力+4しないとウォーリアには追い付けない。せめて入手が早めであればよかったのだが -- 2025-09-22 (月) 09:48:23
スナイパーは衣装デザインが汎用職の中でも飛び抜けて良いという数値にできないメリットがある -- 2025-09-23 (火) 03:06:55
シグルドの外伝で対岸の魔法集団（特にエルウインド×2)をシグルド起動前に予め処理したり、17章やミカヤの外伝でのボス起動とか射程が活きるシーンや技幸運での命中差分+10.5やエーティエとか以外の銀の弓、レンダウィルなど高火力弓に刻印による命中補正を重視するなら…逆に射程面でのアドバンテージが必要ない章や命中はもう十分という場合は… -- 2025-09-24 (水) 04:14:32
ボウナイトの狙撃は再行動時でも移動しなければ有効、命中100にしたい場面とか23章とか飛行が多いマップなら実用性あるんじゃないかな、ボウナイトが再移動覚えていれば発動もそんなに難しくはないと思うし -- 2025-09-26 (金) 04:34:28
とはいえ割には合わないよね。しかもそれ再行動させる前の1行動が支援効果とかなしでは命中100に満たないことになるし。再移動+を外して支援効果や狙撃なしでも命中100にする命中+弓術心採用の方が制約少なく柔軟に動かせるよ -- 2025-09-26 (金) 08:52:07
再移動付けるかは置いといて、戦術としては面白いな。支援気にして配置考えるよりは楽だし。24章の霧とか地味にめんどいし。命中盛れる手段はいくらあっても良い -- 2025-09-26 (金) 09:14:36
割に合わないのは書いてて思った（笑）でも本当に狙撃活かさないとボウナイト使う利点が乏しいんだよなー…ベルセルクとか回避が低い敵とグリフォンソドマスみたいなのが同時に突っ込んでくるシーンとかで1手目に回避高い敵→再行動で回避高めの敵撃つくらいしかなぁ…あとは2手目に騎馬特攻武器やエンゲージ武器の命中盛るとか？ -- 2025-09-26 (金) 20:59:52
×1手目に回避高い敵　◯1手目に回避低い敵 -- 2025-09-26 (金) 21:01:19
ボウナイトは、ナイトキラー持てて長弓や銀の弓持てるから、普通に便利だと思うよ。騎馬絆盾に参加できるし。 -- 2025-09-26 (金) 21:38:11
力が高いキャラならボウナイトは器用なキャラになるとは思う狙撃で命中補正できる分アイク刻印×特攻で威力＋9によりまず追撃見込めない速さの敵相手への火力確保しつつ命中も確保しやすい点はどうだろうか　1打目も2ターン目以降なら敵の誘導とかでボウナイトの範囲に入れておいて狙撃適応するのは難しくないと思うし…杖役にワープとかレスキューで動かしてもらって狙撃適応はどうだろ -- 2025-09-27 (土) 07:45:31
ボウナイトは騎馬で速さが高く天性素質なしで勇者持てるという時点で強いので無理に狙撃を狙う必要もない -- 2025-09-27 (土) 16:29:49