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会話集/支援会話
モーヴの支援会話†
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DLC†
ラファール†
支援C†
- [モーヴ]
- ふう…
あとは、これを片付けるだけだな。▼
- [ラファール]
- モーヴ。何か困りごとか。
我の手は必要か?▼
- [モーヴ]
- ラファール殿。
いえ、道具の整理ももう終わります。▼
- [ラファール]
- 次は武具の整理をするつもりなのだろう。
我が手伝っても構わぬが。▼
- [モーヴ]
- お構いなく。
あなたの手を煩わせるまでもありません。▼
ラファール殿こそ、
何か困りごとはありませんか?▼
- [ラファール]
- …気を遣ったつもりだが、
逆に気を遣われてしまったか。▼
- [モーヴ]
- 当然のことです。
異なる世界に来て、慣れぬことも多いでしょう。▼
- [ラファール]
- 今は特に何事もないが。▼
- [モーヴ]
- 万事滞りないようでしたら何より。
何かあれば遠慮なく声をかけてください。▼
- [ラファール]
- その言葉、そっくり返してやる。
貴様は、仕事を抱え込む傾向がある。▼
…あまり無理をするなよ。▼
- [モーヴ]
- お気遣い、ありがとうございます。
ラファール殿。▼
支援B†
- [モーヴ]
- よいしょ、っと。
ふう…あと三往復程度だろうか。▼
- [ラファール]
- 荷運びか、モーヴ。
我が手伝ってやろう。▼
- [モーヴ]
- 有難いお申し出ですが、
お気持ちだけで結構です、ラファール殿。▼
- [ラファール]
- なんだ。
こう見えて我は力持ちだぞ。▼
- [モーヴ]
- 存じ上げております。
そうではなくて…▼
俺の気のせいかもしれませんが、
あなたは俺に、気を遣いすぎでは?▼
- [ラファール]
- 迷惑か?
我がこうして声をかけるのが。▼
- [モーヴ]
- そのようなことは決して。
ただ、何故そこまで…と不思議なのです。▼
良ければ、理由を聞かせていただきたい。
何かあるのでしょうか。▼
- [ラファール]
- …………▼
- [モーヴ]
- 言いづらい事情があるようですね。▼
無理には聞きません。
話したくなったら、教えてください。▼
では、俺はこの辺りで。
残りの荷運びを片付けますので。▼
- (モーヴが立ち去る)
- [ラファール]
- ふっ…流石に感づかれたか。
無理もない。▼
さて。
あのことを告げるべきか否か。▼
我の感情を、もう少し整理してから…
再び話すこととしよう。▼
支援A†
- [ラファール]
- モーヴ、少しよいか?▼
- [モーヴ]
- 構いません。何でしょう。▼
- [ラファール]
- 先日の続きだ。
貴様に聞かせたい話がある。▼
- [モーヴ]
- 俺を気にかけてくださる理由の話ですか。▼
- [ラファール]
- ああ。我は元いた世界で…貴様と同じ名前、
同じ姿をしている人物と知り合いだった。▼
だが、我は…
そいつを死なせてしまった。▼
- [モーヴ]
- …成程。
つまりは、罪滅ぼしをしたいと?▼
- [ラファール]
- そういうことでは…!▼
いや、そうなのかもしれぬ。
我はこの罪悪感を解消したいのだ。▼
- [モーヴ]
- ラファール殿。
俺は、あなたの知る人物ではありません。▼
あなたがどのような感情を持っていようと、
謝られる筋合いはありませんよ。▼
- [ラファール]
- 確かにな。
貴様にとっては、別の世界の別人の話だ。▼
- [モーヴ]
- ここで、俺がラファール殿を許すと言ったとして、
それが何になります? 満足できますか?▼
俺に許しを請うよりも、
すべきことがあると思います。▼
- [ラファール]
- …正論だな。▼
我の罪の償いは、
貴様に謝ることではなかった。▼
そんなことは、子供じみた…
独り善がりの自己満足だ。▼
- [モーヴ]
- 説教じみたことを言ってしまいましたが、
俺も、償いをしたいことはあるのです。▼
俺にも取り返しのつかない罪がある。
ラファール殿の気持ちもわかるつもりです。▼
- [ラファール]
- 貴様も、償えるといいな。▼
- [モーヴ]
- ええ。過去を変えることはできませんが、
未来はこの手で変えることができる。▼
少しずつでも未来を良くすることで、
罪滅ぼしをせねば、と思っています。▼
- [ラファール]
- 我も、モーヴを見習うことにしよう。
礼を言う。心がいくらか晴れた。▼
- [モーヴ]
- それは何よりです。
共に頑張りましょう、ラファール殿。▼
この後また荷運びがあるのですが、
宜しければ、お手をお借りしても?▼
- [ラファール]
- 無論だ。▼
セレスティア†
支援C†
- [セレスティア]
- あの、少しいいかしら?▼
- [モーヴ]
- お前は…
俺に何か用か。▼
- [セレスティア]
- 用というわけではないのだけれど、
ゆっくりお話しできたらって思っていたの。▼
…その声、話し方も…同じだわ。全部。
私の知るモーヴと…▼
うっ…ううっ…▼
- [モーヴ]
- な、何故泣く?▼
- [セレスティア]
- ごめんなさい。
あなたに、謝りたかったの…▼
- [モーヴ]
- 謝る? 何を?▼
- [セレスティア]
- あなたを死なせてしまった事よ、モーヴ!
大切な家族だったあなたを!▼
あの時、無理にでもあなたの手を取っていれば…
あなたを、一人にしなければ…!▼
- [モーヴ]
- …………▼
顔を上げてくれ。▼
- [セレスティア]
- …………▼
- [モーヴ]
- その謝罪は、受け取れない。▼
- [セレスティア]
- …!▼
- [モーヴ]
- それは、喪った仲間への謝罪だな?
だが…それは意味のないことだ。▼
いいか?
死んだのは、ここにいる俺ではない。▼
- [セレスティア]
- …そうね。そうよね。
ごめんなさい。取り乱してしまって。▼
あなたが、あまりにも同じだったから。
彼が、戻ってきたのかと思ったくらい。▼
- [モーヴ]
- 気持ちはわかる。俺も…
お前を初めて見た時に、似たことを思った。▼
- [セレスティア]
- あなたの名前も…モーヴ、なのよね?▼
- [モーヴ]
- そうだ。▼
- [セレスティア]
- もう知っていると思うけれど、
私は、セレスティア。▼
あなたさえ良ければ…
新しい友達として、仲良くしてくれるかしら。▼
- [モーヴ]
- ああ。
セレスティア。これから、よろしく頼む。▼
- [セレスティア]
- よろしくね。モーヴ。▼
支援B†
- [セレスティア]
- モーヴ。あなたも休憩?
ご一緒してもいいかしら。▼
- [モーヴ]
- ああ。構わない。▼
- (暗転)
- [セレスティア]
- …………▼
- [モーヴ]
- …………
じっと見られると居心地が悪いのだが。▼
- [セレスティア]
- ごめんなさい。
あなたとこうしていられて、嬉しくて。▼
- [モーヴ]
- そうか…▼
- [セレスティア]
- あっ、気を悪くしないで。
こちらのモーヴと重ねているわけではないの。▼
新しい友達との時間が、
楽しいなって…その……▼
- [モーヴ]
- 大丈夫だ。少し興味もある。
そちらのモーヴのことを聞いてもいいか?▼
- [セレスティア]
- …こちらのモーヴはね、
私たち四翼の結成の切っ掛けとなった人だったの。▼
少し堅いところもあるけれど、
優しくて、強くて、優秀な副官だったわ。▼
- [モーヴ]
- 副官?▼
- [セレスティア]
- そうよ。発案者なら頭領になればいいのに、
どうしても私にって言って聞かなくて。▼
懐かしいわぁ。
私、よく、食事を忘れてしまって…▼
ちゃんと食べろ!
って、よく注意されていたのよ。▼
- [モーヴ]
- いい関係だったんだな。▼
俺も、お前たちのような…▼
- [セレスティア]
- ?▼
- [モーヴ]
- いや、面白い話だった。ありがとう。▼
- [セレスティア]
- モーヴはこの世界にいる私のこと、
よく知っているの?▼
- [モーヴ]
- よく…とは言えないかもしれないが。▼
- [セレスティア]
- 今度は、私のことも聞かせて。
約束よ。▼
- [モーヴ]
- …ああ。▼
支援A†
- [セレスティア]
- この前の約束、覚えているかしら。
こちらの世界の私のこと、聞いてみたくて。▼
- [モーヴ]
- ああ、そうだったな…▼
- [セレスティア]
- 浮かない顔。
もしかして、話しにくい?▼
- [モーヴ]
- 大丈夫だ。
人伝に聞いた部分も多いが、いいか?▼
- [セレスティア]
- ええ、勿論。▼
- [モーヴ]
- こちらの世界では、俺たちは…
四狗という四人組を結成していた。▼
その使命は邪竜ソンブルの命を果たすこと。
頭領は、この世界のお前だ。▼
- [セレスティア]
- あら、じゃあ副官はやっぱりあなた?▼
- [モーヴ]
- 俺は副官ではない。
副官は、別の男だった。▼
頭領であった彼女は…セレスティアと同じく、
俺たちのことを、一応は家族と思っていたらしい。▼
- [セレスティア]
- 一応は?▼
- [モーヴ]
- 言葉とは裏腹に、振る舞いは破壊的だった。
彼女は常に孤独を感じていたようだ。▼
生まれつき竜の衝動が強かった彼女は、
魔竜族の仲間たちからも、離れて暮らしていたと聞く。▼
これは本当かわからないが…
故郷の村は、彼女の魔力の暴走で壊滅したとか。▼
もしもソンブルがいなければ、邪なる竜として
目覚めていたのは彼女だという説すらあった。▼
- [セレスティア]
- そんな…▼
- [モーヴ]
- 俺から見た彼女は、常にソンブルの愛を求め、
どこか他人を寄せ付けない雰囲気を纏っていた。▼
事実、四狗の仲間と距離はあった。
俺自身、それでいいと思っていた。▼
しかし…結果的にはそのせいで、
四狗は、道を違えてしまった。▼
- [セレスティア]
- そうだったのね。▼
- [モーヴ]
- あまり、愉快な話ではないだろう。▼
- [セレスティア]
- モーヴ。
以前、友達といった言葉は取り下げるわ。▼
- [モーヴ]
- 何か気に障ったか。▼
- [セレスティア]
- 違うわ。あなたは友達じゃなくて、家族だから。
私はこちらの世界でも、あなたを家族にしたい。▼
- [モーヴ]
- 何故、そうなる?▼
- [セレスティア]
- わからないわ。
今度は道を違えないという願掛けかしら。▼
別人同士、違う絆をと思ったこともあったけれど…
強く結んでおかないと、あなたどこかに行きそうだから。▼
- [モーヴ]
- 何だそれは。▼
- [セレスティア]
- 去る者は追い縋りたくなるものなの。
乙女心がわかっちゃいないわね。▼
- [モーヴ]
- うっ…▼
しかし、わかるように努力しよう。
家族だというのであればな。▼
- [セレスティア]
- ふふっ。
ありがとう、モーヴ。▼
私たちは今度こそ、一緒にいましょう。▼
家族として、これからよろしくね。▼
- [モーヴ]
- ああ。よろしく頼む。
セレスティア。▼
グレゴリー†
支援C†
- [モーヴ]
- …………▼
- [グレゴリー]
- …………▼
- [モーヴ]
- グレゴリー、といったか。▼
- [グレゴリー]
- ああ。▼
- [モーヴ]
- そこに突っ立っていても武器の整備は終わらん。
当番は俺とお前だという事実も変わらんぞ。▼
- [グレゴリー]
- そうだな。▼
- [モーヴ]
- 動く気はなし、か。
貴様はこちらのお前とよく似た性分なのか。▼
戦場を何度か共にしたが、こちらとて、
お前が信用に値するか測りかねている。▼
そんなに俺といるのが嫌ならば立ち去れ。
ここには、俺一人で残る。▼
- [グレゴリー]
- そ、それは嫌だ!
一人で残るなんて言うな!▼
- [モーヴ]
- …?▼
- [グレゴリー]
- す、すまん。とにかく…それは却下だ。
絶対に、終わるまで傍にいる。▼
- [モーヴ]
- はあ…お前の真意はわからん。
このままでは埒が明かなそうだ。▼
あまり得意ではない方法だが、
まずは対話をするのはどうか。▼
- [グレゴリー]
- 対話?▼
- [モーヴ]
- 俺とお前は、互いを知らなすぎる。
まずは情報を交換し、認識を合わせるところから…▼
- [グレゴリー]
- それはモーヴが、
俺と話したいということか?▼
- [モーヴ]
- そうだが、不服か。▼
- [グレゴリー]
- …………▼
うっ、ううう…!!▼
- [モーヴ]
- 泣くほど嫌なのか!?▼
- [グレゴリー]
- 違う! 俺も…ずっと話したかったんだ。
でも怖かった。許されないような気がして!▼
お前を一人で置いてきた俺に、その資格があるのか、
怖くて何も言えなかったんだ。許してくれ…!▼
- [モーヴ]
- お、おお。
よくわからんが、承知した。▼
- [グレゴリー]
- モーヴ…!
もう一人にしないからな。ずっと一緒だからな!▼
- [モーヴ]
- 先程も、やりづらかったが…
これはこれで、やりづらいな。▼
支援B†
- [グレゴリー]
- なあ、モーヴ…▼
こうして話すようになっても、
モーヴは俺を信頼してるって感じがしないよな。▼
- [モーヴ]
- そうか?
特に意識しているつもりはないが。▼
- [グレゴリー]
- 俺はこれでも向こうの世界で、
モーヴから四翼の副官を受け継いだんだぜ。▼
それだけ俺を信頼してたんだよ。
向こうのあんたは。▼
- [モーヴ]
- 気持ちはわかる。
ここにいるお前になら、背中を預けられそうだ。▼
- [グレゴリー]
- この世界に元々いる俺には、どうなんだよ。
確か、四狗っていうのを結成してたんだろ。▼
- [モーヴ]
- …聞きたいのか。▼
- [グレゴリー]
- そりゃあな。だって不公平だ。
こっちのモーヴの話はあんなに聞かせたのに。▼
- [モーヴ]
- 号泣して俺に鼻水をつけながらな。▼
わかった。しかし、ある程度、
覚悟して聞いた方がいい。▼
- [グレゴリー]
- 怖いこと言うなよ。▼
- [モーヴ]
- 俺も全てを本人から聞いたわけではないが…▼
この世界のお前は、幼くして親に捨てられ、
邪竜信徒に拾われて、教会で生活していた。▼
- [グレゴリー]
- へえ。
やっぱ、その辺は同じなんだな。▼
- [モーヴ]
- 決定的に違うのは、あいつは痛みを好むこと。
傷つけられるのも、傷つけるのも好きだった。▼
教会ではいつも自傷をし、
血を邪竜に捧げていたと聞く。▼
その熱狂的なまでの信仰ぶりを聞きつけた、
セピアという者が、彼を四狗へと誘ったそうだ。▼
それまでは他の信徒から距離を置かれ…
会話らしい会話もできなかったとか。▼
- [グレゴリー]
- そりゃそうだろ、俺も嫌だぜ、そんな奴!
痛みを好むなんざ、どうかしてる…▼
で、肝心の四狗は?
俺たちの仲はどうだったんだよ。▼
- [モーヴ]
- 脆い絆で辛うじて繋がっているような仲だった。
一人の死がきっかけで、それも完全に断たれたが。▼
- [グレゴリー]
- 一人の死…? こっちの世界の俺か?
セレスティアか? マデリーンか?▼
- [モーヴ]
- …………▼
マデリーンにあたる人物が、
お前とセレスティアにあたる者に殺された。▼
- [グレゴリー]
- …!▼
- [モーヴ]
- 無駄死にだと言って、笑っていた…
俺はそれが許せなくて、こちら側に。▼
今でも思い出すんだ。その所為で…
同じ姿をしたお前にも、心を開ききれないでいる。▼
- [グレゴリー]
- …そんなことをしたなら、無理もねえよ。
はは、お前の態度にも合点がいったぜ。▼
悪い…今日はもう戻る。
話してくれて、ありがとうな。▼
- [モーヴ]
- …グレゴリー。▼
支援A†
- [モーヴ]
- 大丈夫か?
死にそうな顔をしているぞ。▼
- [グレゴリー]
- 問題ねえよ。▼
- [モーヴ]
- この前のことを気にしているのか?▼
すまなかった。
余計なことまで話すつもりはなかった…▼
- [グレゴリー]
- 良いんだよ。
俺が聞きたいと言ったんだからな。▼
それだけのことをしてたなら、
モーヴが俺を信用できないのも当然だ。▼
- [モーヴ]
- だが、今は違う。これまでの付き合いで…
お前が仲間を討つような真似はしないとわかっている。▼
- [グレゴリー]
- 当たり前だ!
俺はそんなことはしない!▼
仲間を討つなんてしないし、
仲間を…一人で置いて行くこともしない!▼
- [モーヴ]
- ああ。お前はきっと…怖がりのくせに、
自分の身を挺してでも仲間を守るのだろう。▼
そう思うほどに、
俺はお前を信頼している。▼
- [グレゴリー]
- そ、そうかよ。
へへ…やっと信頼を勝ち取れたってわけだ。▼
信じてくれてありがとう、モーヴ。▼
- [モーヴ]
- …………▼
- [グレゴリー]
- なんだよ。人が礼を言ってるのに、
その何とも言えない顔は。▼
- [モーヴ]
- すまん、つい驚いてしまった。▼
グリには…こちらの世界のお前には、
そんな風に礼を言われたことがなかったのでな。▼
- [グレゴリー]
- 別人だからな。▼
つーか…どんだけなんだよ、この世界の俺。▼
- [モーヴ]
- ふっ…そうだな。▼
- [グレゴリー]
- …………▼
- [モーヴ]
- なんだ?▼
- [グレゴリー]
- いや、モーヴってそんな風に笑うんだな、と。▼
- [モーヴ]
- 別人、だからな。▼
- [グレゴリー]
- ははっ、そうだな!
お互い、よく似た相手はちらつくが…▼
俺たちは俺たちだ。
上手くやろうぜ、モーヴ。▼
- [モーヴ]
- そうだな。そうするとしよう。
グレゴリー。▼
マデリーン†
支援C†
- [マデリーン]
- あ…あの。
少し、いいでしょうか。▼
- [モーヴ]
- ! お前は…
マ…▼
いや。マデリーン…だったか。▼
- [マデリーン]
- はい。▼
アナタは、モーヴ。
こちらの世界の、モーヴ…ですよね。▼
- [モーヴ]
- ああ。▼
- [マデリーン]
- …………▼
- [モーヴ]
- …それで、用件は。▼
- [マデリーン]
- はっ、すみません。
今日は改めてご挨拶をと思いまして。▼
異なる世界から来た身ゆえ、
至らぬところもあるかと存じますが…▼
騎士として、恥じぬ武勲を挙げる心算でおります。
ぜひ今後、お見知り置きいただきたい。▼
- [モーヴ]
- 承知した。▼
こちらも折を見て話さねばと思っていた。
わざわざ足を運んでくれて、感謝する。▼
- [マデリーン]
- い、いえ。そんな。
若輩者より出向くのは当然のこと。▼
- [モーヴ]
- 先の戦いでの活躍、見ていたぞ。
素早く敵に切り込んだ一閃、見事だった。▼
…よくやった。マデリーン。
とても勇敢だった。▼
- [マデリーン]
- へっ…!?▼
あ、ありがとうございます。
あまりに勿体ないお言葉。▼
ですが、称賛など必要ありません。
ワタシは騎士。仲間を守るのが役目ですから。▼
- [モーヴ]
- そうか…
お前は、そうなのだな。▼
- [マデリーン]
- …?▼
- [モーヴ]
- 挨拶回りの中、引き留めて悪かった。
俺はこれで失礼する。▼
- (モーヴが立ち去る)
- [マデリーン]
- あ、待ってくださ…▼
…………▼
…また、モーヴと話せました。
不思議な気持ちです。▼
ですが、気のせいでしょうか。
まるでモーヴも…▼
ワタシではない、
違う誰かを見ているような…▼
支援B†
- [モーヴ]
- これで装備の点検は終わりだな。
一息つこう。▼
- [マデリーン]
- はっ、お疲れ様です。▼
- [モーヴ]
- マデリーンが事前に並べておいてくれたおかげで、
効率的に終わらせることができた。▼
助かったぞ。
よくやってくれた。▼
- [マデリーン]
- お役に立てたのなら光栄です。▼
- [モーヴ]
- 特に、大きさ、種類別に分けてあるのが良かった。
ただ並べるだけではない気遣いは流石だ。▼
今回は点検の量も多かったが、
準備まで含めて、よく頑張ったな。▼
- [マデリーン]
- い、いえそんな…▼
あの、モーヴ。▼
- [モーヴ]
- なんだ。▼
- [マデリーン]
- アナタは、すごく人を褒めるのですね。▼
嬉しいのですが…以前も申し上げた通り、
ワタシには称賛の気遣いは不要です。▼
- [モーヴ]
- …そうだったな。▼
- [マデリーン]
- それに、気のせいならすみません。
まるで…別の誰かを、褒めているようで。▼
- [モーヴ]
- …………▼
- [マデリーン]
- やはり、そうなのですね。
少し、悲しいです。▼
それはワタシに対しての称賛ではない。
ワタシは、誰かの代わりではありません。▼
- [モーヴ]
- …すまない。その通りだ。▼
そうするつもりはなかったのだが、
重ねてしまったのかもしれない。▼
あいつにできなかったことを、
今しても…意味はないとわかっているのに。▼
- [マデリーン]
- あいつ…?▼
- [モーヴ]
- とにかく、すまなかった。
この詫びは、また。▼
- (モーヴが立ち去る)
- [マデリーン]
- …言い過ぎてしまったでしょうか。▼
相手に誰かを重ねているのは、
ワタシだって同じなのに。▼
今なら、神竜様に冷たく当たってしまった
エル様のお気持ち、理解できる気がします。▼
…………▼
ワタシの方こそ…きちんと、
モーヴを見ないといけません…よね。▼
支援A†
- [モーヴ]
- マデリーン。▼
- [マデリーン]
- モーヴ…▼
- [モーヴ]
- この前の詫びに来た。
不快な思いをさせて、すまなかったな。▼
- [マデリーン]
- いいえ。
ワタシも、言い過ぎました。▼
それに…
モーヴに何か言う資格もなかったのです。▼
ワタシだって、同じことを、アナタに…▼
- [モーヴ]
- マデリーンも?▼
- [マデリーン]
- …………▼
- [モーヴ]
- すまない。
俺から言うのが礼儀だな。▼
これは言わないつもりだったのだが…▼
この世界のお前は、死んでしまっているんだ。▼
- [マデリーン]
- え…?▼
- [モーヴ]
- 俺はそいつとマデリーンを重ねていた。
名は、マロン。▼
俺と組んで戦うことが多かった。
称賛を喜びとする、素直な奴だった。▼
だが…守れなかった。
俺の目の前で、命を散らしたんだ。▼
- [マデリーン]
- ワタシもアナタを…
いえ、こちらの世界のモーヴを死なせました。▼
守れなかったのは、同じです。
ワタシたち、お互いを亡くしていたのですね。▼
- [モーヴ]
- 許してくれとは言わん。
お前は別人なのだから。▼
- [マデリーン]
- ワタシも、
アナタに謝罪するつもりはありません。▼
できなかったことをするつもりも、
泣いて縋るつもりもない。▼
ただ…
この世界では、生きてくれていてよかった。▼
例えワタシが死んでいても。▼
- [モーヴ]
- その言葉、そのままお前に返そう。
違う世界では、生き延びてくれていて良かった。▼
お前が幸せでいてくれれば、
俺は嬉しいと思う。▼
- [マデリーン]
- …ありがとうございます。▼
- [モーヴ]
- ここからは、お前にマロンを重ねることはしない。
もう二度とだ。▼
目の前にいるのは他でもない、
騎士マデリーン。▼
以降俺の口から聞く称賛は、
騎士マデリーンに向けたものだと思ってくれ。▼
- [マデリーン]
- はい。▼
- [モーヴ]
- 但し、俺は滅多に人を褒めない。
今後、誉め言葉を聞くことはないかもしれんぞ。▼
- [マデリーン]
- 望むところです。
称賛は不要としていますが…▼
アナタから引き出すのは甲斐がありそうです。
より腕に磨きを掛けねばと背筋が伸びますね。▼
- [モーヴ]
- ならば良かった。
話を聞いてくれて感謝する。▼
戦友として、よろしく頼む。マデリーン。
共に戦場を駆けよう。▼
- [マデリーン]
- ええ、モーヴ。ワタシは、
アナタの隣に恥じぬ存在となりましょう。▼
コメント†
Last-modified: 2023-12-02 (土) 20:25:43