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会話集/支援会話
ヴァンドレの支援会話†
クラン†
支援C†
- [クラン]
- ヴァンドレさん。
言われたとおり書簡を預かってきたよ。▼
- [ヴァンドレ]
- そうか、そこへ置いておいてくれ。▼
- [クラン]
- 書簡を開く用に、紙切りナイフを置いとくね。▼
- [ヴァンドレ]
- ああ、ありがとう。▼
クラン。
次はこの荷物を届けてくれ。▼
- [クラン]
- 荷物だね。
了解だよ。▼
- [ヴァンドレ]
- やれやれ。次は書簡の返信か…
この歳になっても事務作業が多くて嫌になる…▼
- [クラン]
- …………▼
- [ヴァンドレ]
- どうした?▼
- [クラン]
- う、ううん。
なんでもないよ。▼
- [ヴァンドレ]
- 神竜様に仕える仕事は忙しい。
ぼけっとしている時間はないぞ。▼
- [クラン]
- は、はい…▼
- [ヴァンドレ]
- わかったら、早く荷物を届けに行くんだ。▼
- [クラン]
- むむ…▼
いつもいつも雑用ばかり…
僕はもっと守り人のお仕事がしたいのに。▼
- [ヴァンドレ]
- クラン。
何か言ったか?▼
- [クラン]
- べ、別に。何も言ってないよ!
それじゃ、行ってくるね。▼
支援B†
- [クラン]
- 頼まれた仕事はちゃんとやってるのに…▼
ヴァンドレさんは
どうして守り人のお仕事をさせてくれないんだろう。▼
ヴァンドレさん、僕に期待してないのかな。▼
- [ヴァンドレ]
- クラン!
クランはいるか!▼
- [クラン]
- は、はいっ!▼
- [ヴァンドレ]
- お前に仕事だ。
近くの教会まで言付けを頼みたい。▼
- [クラン]
- …………▼
- [ヴァンドレ]
- 返事は素早くといつも言ってるだろう。
何度も注意させるんじゃない。▼
- [クラン]
- ヴァンドレさん…
僕はお手伝いさんなの?▼
- [ヴァンドレ]
- なに?▼
- [クラン]
- まだ修業が足りないのはわかってるけど、
僕は守り人の仕事がしたいのに。▼
- [ヴァンドレ]
- 何を言ってる。
いいか。守り人の仕事というのは…▼
- [クラン]
- わかったよ。もういい!▼
ヴァンドレさんが
僕に期待してないのはわかったから!▼
- [ヴァンドレ]
- クラン…
お前、何を言っているんだ。▼
- [クラン]
- なんでもない。言われたとおりにするよ。
どうせ僕は、それしか価値がないんだ…!▼
教会まで行ってきます!▼
- [ヴァンドレ]
- お、おい。待て、クラン!▼
クラン!▼
支援A†
- [クラン]
- …………▼
- [ヴァンドレ]
- 全く。感情に任せて飛び出しおって。
話は最後まで聞くものだ。▼
そんなことだからお前は…▼
- [クラン]
- …………▼
- [ヴァンドレ]
- いや、いかんな。
今回のことは私に責任がある。▼
悪かった、クラン。▼
- [クラン]
- え…?▼
- [ヴァンドレ]
- この際、きちんと話しておこう。
私はお前に期待をしている。▼
私を継ぐ第三十三代竜の守り人として、
いずれはその仕事の全てを任せたいと思っている。▼
- [クラン]
- で、でも…ヴァンドレさんは僕に
守り人の仕事をやらせてくれなかったじゃないか。▼
- [ヴァンドレ]
- 本当にそう思うのか?▼
- [クラン]
- どういう意味?▼
- [ヴァンドレ]
- 私としてはお前に、守り人の仕事を
手伝ってもらっているつもりだった。▼
書簡を出すことや、教会への言付け…
あれも守り人の仕事の一部だ。地味かもしれないがな。▼
- [クラン]
- …!▼
- [ヴァンドレ]
- ちゃんと伝わってなかったようだな。▼
- [クラン]
- ご、ごめんなさい…
ヴァンドレさんがそんなふうに考えてたなんて。▼
- [ヴァンドレ]
- いや、私も言葉が足りなかったのだ。▼
これからはクランの気持ちも考える。
だから、懲りずに私についてきてほしい。▼
- [クラン]
- わかった。僕はヴァンドレさんみたいな、
立派な竜の守り人になりたい…▼
これからも頑張るから、
いつもどおり、厳しくご指導お願いします。▼
- [ヴァンドレ]
- ああ。こちらこそ。
何かあれば、遠慮なく言ってくれ。▼
フラン†
支援C†
- [ヴァンドレ]
- フラン!
いつまでこんな所で油を売っている!▼
- [フラン]
- ひゃあっ!▼
- [ヴァンドレ]
- 神竜様に届いたお供え物を
仕分けするように言っておいただろう。▼
- [フラン]
- ああっ! 忘れてたっ!▼
- [ヴァンドレ]
- まったく…
雑用ひとつ満足にできないとは。▼
こんなことでは先が思いやられるぞ。▼
- [フラン]
- ちゃんとやろうとは思ってたんだよ。
でも、気づいたら忘れちゃってて…▼
- [ヴァンドレ]
- 忘れたのもやらなかったのも同じことだ。
言い訳をするんじゃない。▼
ご両親が今のフランの姿を見たら
がっかりしてしまうぞ。▼
- [フラン]
- うっ!▼
- [ヴァンドレ]
- 私はフランの将来に期待しているんだ。
いつかは後を継いでもらうのだからな。▼
私に子供を預けたご両親のためにも、
しっかりと学んで同じ失敗をしないようにな。▼
- [フラン]
- わ、わかりました…!▼
私、ヴァンドレさんの期待に応えたい!
次は失敗しないように頑張るね!▼
- [ヴァンドレ]
- その意気だ。▼
支援B†
- [フラン]
- うう…うおおお……▼
荷物を届けるように頼まれたのに
誰に届けるのか忘れちゃったああ…▼
頑張るって言ったのに…
ヴァンドレさん、がっかりするだろうな…▼
- [ヴァンドレ]
- フラン。
頼んでいた仕事は上手くいったか?▼
- [フラン]
- ひえっ!!
ヴァンドレさん!?▼
それが…その…▼
ごめんなさい。
また失敗しちゃったの…▼
- [フラン]
- はぁ…まったく…
仕方のないやつだな。▼
- [フラン]
- …怒らないの?▼
- [ヴァンドレ]
- 正直に失敗を認めて謝ったではないか。
別に何も怒るようなことはない。▼
- [フラン]
- でも、同じような失敗をしちゃったんだよ?▼
- [ヴァンドレ]
- フランが一生懸命やっているのは知っている。
だから、少しずつ成長すればいいのだ。▼
- [フラン]
- ヴァンドレさん…▼
- [ヴァンドレ]
- 落ち着いてしっかり確認することだ。
そうすれば必ず上手くいく。▼
- [フラン]
- うん!
次こそは絶対失敗しないように頑張ります!▼
支援A†
- [ヴァンドレ]
- どうしたフラン。
いきなり呼び出したりして。▼
もしや、先ほど頼んだ仕事で
何か失敗でもしたのか?▼
- [フラン]
- ううん。
仕事はこれからだよ。▼
- [ヴァンドレ]
- では、なぜだ?▼
- [フラン]
- はい、ヴァンドレさん。
私から贈り物です。▼
いつも私のことを見ててくれて、ありがとう!▼
- [ヴァンドレ]
- これは…お手伝い券?▼
- [フラン]
- いつも私のことで迷惑かけちゃってるから、
仕事以外でもヴァンドレさんの役に立ちたいの。▼
だから、困ったときとか…
疲れてるときにその券を使って。▼
そうしたら、いつでも私が駆けつけて
ヴァンドレさんのことを助けてあげる!▼
- [ヴァンドレ]
- …………▼
私に子供はいないが…▼
親孝行をされるというのは…
こういう感じなのかもしれないな。▼
ありがとう、フラン。
この券は大切に使わせてもらおう。▼
- [フラン]
- えへへ…喜んでくれたらうれしいな。
私、頑張るから。▼
たまに失敗しちゃうかもしれないけど、
少しずつ、ちゃんとできるようになるから。▼
だから、これからも、
たくさん私にお仕事のこと教えてね。▼
- [ヴァンドレ]
- ああ。
フランの成長に期待しているぞ。▼
アルフレッド†
支援C†
- [アルフレッド]
- ヴァンドレ。
あなたに謝りたいことがあるんだ。▼
- [ヴァンドレ]
- 謝る?
アルフレッド王子、何をですか?▼
- [アルフレッド]
- 僕には大きな罪がある。▼
あのとき、僕がもっと早くリトスに到着していれば…
ルミエル様を助けられたかもしれない。▼
ルミエル様はヴァンドレの大切な主君だ。
本当に、すまなかった…▼
- [ヴァンドレ]
- アルフレッド王子…▼
ルミエル様を守れなかったのは私も同じ。
いえ、臣下だった私にこそ大きな責任があります。▼
ですから、気に病むことはありません。▼
- [アルフレッド]
- しかし…▼
- [ヴァンドレ]
- アルフレッド王子がいらっしゃらなければ、
あのとき負けていた可能性もあります。▼
感謝することはあっても、
恨むことなどあるはずがありません。▼
- [アルフレッド]
- …そうか、ありがとう。▼
ヴァンドレ。
また話をしにきてもいいか?▼
- [ヴァンドレ]
- もちろんです。そのときは
ルミエル様の楽しい思い出話をしましょう。▼
- [アルフレッド]
- 楽しい思い出…?▼
- [ヴァンドレ]
- はい。
その方がルミエル様も喜んでくださると思います。▼
支援B†
- [アルフレッド]
- 幼少時、誕生日にルミエル様から花をもらったんだ。▼
綺麗な白い花だったんだが…
名前がわからない。▼
- [ヴァンドレ]
- それはきっとアネモネの花です。
ルミエル様が庭で熱心に育てられていました。▼
- [アルフレッド]
- そうか…
あの花はアネモネだったんだな…▼
- [ヴァンドレ]
- 私もルミエル様から
アネモネの花をいただいたことがあります。▼
- [アルフレッド]
- ヴァンドレも誕生日だったのか?▼
- [ヴァンドレ]
- いいえ。
特別な日ではありませんでした。▼
- [アルフレッド]
- そうか…▼
臣下として働くヴァンドレを
ねぎらう気持ちがあったのかもしれないな。▼
- [ヴァンドレ]
- かもしれません。
ルミエル様はそんな御方でしたから。▼
あのアネモネの花が咲いていた庭も、
戦いで滅茶苦茶にされてしまいました。▼
今にして考えれば、もっとルミエル様と
話をしておけばよかったと思います。▼
- [アルフレッド]
- 後悔することばかりだが、前に進む以外に道はない。▼
ルミエル様のように
僕たちが民を安心させねばならないんだ。▼
支援A†
- [ヴァンドレ]
- …………▼
- [アルフレッド]
- ヴァンドレ、どうしたんだい。
いきなり呼び出すだなんて。▼
- [ヴァンドレ]
- …これをご覧ください。▼
- [アルフレッド]
- これはアネモネ?
こんな場所にたくさん…でも、どうして?▼
- [ヴァンドレ]
- 城の庭だけで育てるのは、勿体ないと思いまして。▼
皆にも見てもらえるよう、
この辺りに何株か植えたのです。▼
ですが、こんなに殖えるとは…
思ってもいませんでした。▼
- [アルフレッド]
- …しかし、立派なアネモネだな。▼
じっと見ていると、
なんだかルミエル様といるような気がしてくる。▼
- [ヴァンドレ]
- ええ。
私もそんな気がしてきます。▼
アルフレッド王子にも…
このアネモネをご覧いただきたかったのです。▼
- [アルフレッド]
- …そうか。ありがとう…▼
ヴァンドレ、世界が平和になったら
この場所にもっとアネモネを植えないか。▼
- [ヴァンドレ]
- いいですね。
一緒に植えましょう。▼
- [アルフレッド]
- そして、今度はこの場所を何があっても守るんだ。▼
ルミエル様がここから民を見守ることができるように。▼
- [ヴァンドレ]
- はい、そうですね。▼
アンバー†
支援C†
- [アンバー]
- ヴァンドレさん。
この辺に伝説の武器ってないのか?▼
- [ヴァンドレ]
- 伝説の武器?
なぜそんなことを聞く。▼
- [アンバー]
- 俺、伝説の武器に憧れてるんだよな。▼
ソラネルって神聖な場所が多いし、
格好いい武器がありそうな気がしたんだけど…▼
- [ヴァンドレ]
- 私は伝説の武器などに興味はない。▼
- [アンバー]
- そっか。
じゃ、ありそうな場所も知らないか。▼
- [ヴァンドレ]
- だが、手に入れる方法ならわかるぞ。▼
- [アンバー]
- ほ、本当か!? どうやったら手に入るんだ!?
教えて教えてヴァンドレさん!▼
- [ヴァンドレ]
- そもそも伝説の武器とはなんだ?▼
- [アンバー]
- へ!?▼
- [ヴァンドレ]
- 最強の人間が持っていた武器…
それが伝説になったのではないか?▼
- [アンバー]
- まあ、そうかも…▼
- [ヴァンドレ]
- ならば、アンバー殿が伝説になればいい。▼
- [アンバー]
- 俺が…伝説に?▼
そうか…
そうなれば俺の武器が…▼
- [ヴァンドレ]
- 伝説の武器になるというわけだ。▼
- [アンバー]
- うおおおおお!▼
ヴァンドレさん、ありがとう!
俺、伝説の武器を手に入れてみせるぜ!▼
支援B†
- [アンバー]
- ふんっ…ふんっ…▼
まだだ…
もっと…体を鍛えないと……▼
- [ヴァンドレ]
- これはアンバー殿。
早い時間から鍛錬とは立派だな。▼
- [アンバー]
- ああ!
ますは最強にならないとな!▼
俺の槍を伝説の武器にするために!▼
- [ヴァンドレ]
- 本当に最強を目指すとは…
まっすぐなのか、バカなのか…▼
- [アンバー]
- 何か言ったか?▼
- [ヴァンドレ]
- い、いや、アンバー殿は、どうしてそこまで
伝説の武器に憧れを抱いているのだ?▼
- [アンバー]
- 俺の故郷は何もない田舎でね。子供の頃から、
楽しみと言えば本を読むことくらいだった。▼
特に好きだったのが、
騎士が伝説の武器で怪物と戦う物語で…▼
- [ヴァンドレ]
- ほう。▼
- [アンバー]
- その頃の記憶が今も残ってるんだろうな。
だから、伝説の武器は俺の憧れなんだ!▼
- [ヴァンドレ]
- なるほどな…
そういうことなら私と一緒に鍛錬するか。▼
- [アンバー]
- ほんとか! ぜひ頼むよ!!▼
ヴァンドレさんは強くて格好いいからな!
どんな鍛錬をしてるか興味もあるし!▼
- [ヴァンドレ]
- うむ。では、しっかりついてこいよ。▼
支援A†
- [アンバー]
- ぐぬぬぬ…
ぐぬぬぬぬううぅ…▼
- [ヴァンドレ]
- どうした? まだ体幹を鍛えただけだぞ。
次は走り込みだ。▼
- [アンバー]
- ひええ、ヴァンドレさん…
いつもこんな鍛錬してるのか?▼
- [ヴァンドレ]
- ああ。そうだが。▼
- [アンバー]
- 驚いた…
付いていくのが…やっとだ!▼
- [ヴァンドレ]
- 若いのに情けないな。
それでは伝説になることなど不可能だぞ。▼
- [アンバー]
- 返す言葉もないっ!▼
というか、ヴァンドレさんの装備こそ…
伝説の武器になるかもしれないな。▼
- [ヴァンドレ]
- 言っただろう。伝説の武器なんぞに興味はない。
それに、だ。▼
アンバー殿のような若い世代が鍛錬を重ね、
伝説を作ることこそ、世界のためになると思うのだ。▼
アンバー殿は一生懸命で伸び代がある。
きっと強くなる。▼
幼き日の憧れを忘れずに、真っ直ぐに進むのだ。
いつかその武器も伝説になるに違いない。▼
- [アンバー]
- ヴァンドレさん…!
俺、やるよ!▼
俺の武器が伝説になって、語り継がれるように。
そう…俺が子供の頃に読んだ物語みたいにさ!▼
- [ヴァンドレ]
- …良い目標だ。
そのためには、私の鍛錬で音を上げないことだな。▼
- [アンバー]
- ああ、頑張るよ!
これからも厳しく鍛えてくれ!▼
ザフィーア†
支援C†
- [ヴァンドレ]
- …………▼
ふぅ…
やはり編み物をしていると落ち着くな…▼
- [ザフィーア]
- ヴァンドレ殿…そ、それは!?▼
- [ヴァンドレ]
- ザフィーア殿?▼
急に大声を出すな。
驚いて手元が狂うではないか。▼
- [ザフィーア]
- す…すみません…▼
ヴァンドレ殿が編み物をしているとは…
意外で…▼
- [ヴァンドレ]
- まったく。そんなことで驚くとは…
貴方には趣味というものがないのか?▼
- [ザフィーア]
- 私の趣味は鍛錬だけです。
騎士にはそれ以外のことは必要ありません。▼
- [ザフィーア]
- まだまだだな。この経験が…
実際の戦場で役立つこともあるというのに。▼
- [ザフィーア]
- どういうことでしょうか。▼
- [ヴァンドレ]
- 編み物は地道で小さな作業の連続だ。▼
焦って結果を出そうとすれば、
綺麗な編み目が作れなくなる。▼
戦場でも同じようなことが
言えるのではないか?▼
- [ザフィーア]
- な、なるほど。
一理あるかもしれません。▼
- [ヴァンドレ]
- どうだ?
編み物に興味が湧いてきただろう。▼
- [ザフィーア]
- はい。▼
- [ヴァンドレ]
- では編み物を教えてやろう。
きっと何か感ずるものがあるはずだ。▼
支援B†
- [ヴァンドレ]
- ザフィーア殿。
糸を通す位置が間違っているぞ。▼
- [ザフィーア]
- ううう…! 本当だ!
こっちのほうだったのかい…!▼
- [ヴァンドレ]
- 糸が絡まるぞ。落ち着け。▼
- [ザフィーア]
- わかりました。
…あ、もう絡まってます。▼
- [ヴァンドレ]
- ううむ…これは…
間違えた部分までほどいてやり直しだな。▼
- [ザフィーア]
- またですか!?
ヴァンドレ殿、もう無理です…!▼
- [ヴァンドレ]
- 泣き言を言うな。
不器用でも練習をすればできるようになる。▼
- [ザフィーア]
- 不器用で悪かったですね。▼
編み物のように可愛らしい事は、
私には向いてないのです。▼
- [ヴァンドレ]
- なんだ。
ブロディアの騎士はすぐに諦めて投げ出すのか。▼
強い戦士ばかりだと思っていたが、
案外大したことないようだな。▼
- [ザフィーア]
- …………▼
ふっ。ヴァンドレ殿は煽るのが下手ですね。
挑発なのがばればれです。▼
ですが、やる気は湧きました。
ブロディアの騎士は決して諦めたりなどしません。▼
- [ヴァンドレ]
- では、私も今以上に丁寧に教えてやろう。▼
- [ザフィーア]
- いいえ。お手を煩わせてしまいますので…
残りは自分の力だけでやらせてください。▼
ヴァンドレ殿が驚くような
素晴らしい作品を作ってみせます。▼
- [ヴァンドレ]
- ふむ…
そういうことならやってみるがいい。▼
支援A†
- [ザフィーア]
- ヴァンドレ殿。
編み物を持ってまいりました。▼
- [ヴァンドレ]
- ついにできたか。▼
- [ザフィーア]
- 小さな小物入れですが、
上手くできているでしょうか?▼
- [ヴァンドレ]
- うむ…
編み目も綺麗で素晴らしい。▼
これこそ努力の賜物といえよう。
見事だ。▼
- [ザフィーア]
- 集中して編み物をしているときは
まさに瞑想しているかのようで…▼
これもまた鍛錬の一つなのだと、
気付くことができました。▼
感謝の気持ちに、
ヴァンドレ殿に渡したいものがあるのです。▼
つまらない物ですが…▼
- [ヴァンドレ]
- 手編みの襟巻きではないか。▼
小物入れだけではなく
こんな物まで作っていたとは驚きだ。▼
- [ザフィーア]
- ブロディア王国の騎士は探求心が強く、
誰にも負けたくないという気概があるのです。▼
- [ヴァンドレ]
- なるほど。
だが、編み物の腕なら、まだまだ負けんぞ。▼
- [ザフィーア]
- そう簡単に乗り越えられるとは思っていませんよ。▼
- [ヴァンドレ]
- ザフィーア殿。
今度は一緒に鍛錬をしないか?▼
- [ザフィーア]
- 鍛錬?▼
- [ヴァンドレ]
- お互いの趣味を教え合うのもいいと思ってな。
今度はザフィーア殿の技術を教えてくれ。▼
- [ザフィーア]
- は、はい!
喜んで!▼
二人で腕を磨き合いましょう!
きっと素晴らしい成果が出ると思います!▼
ゴルドマリー†
支援C†
- [ゴルドマリー]
- ひゃああ――――っ!▼
- [ヴァンドレ]
- ゴルドマリー殿!
いったいどうしたんだ!?▼
- [ゴルドマリー]
- ううう…木に引っ掛かって…
服が破れてしまいました…▼
- [ヴァンドレ]
- 服が破れただと?▼
それだけのことで悲鳴を上げたのか。
まったく、駆けつけて損をしたぞ。▼
- [ゴルドマリー]
- す、すいません…▼
透き通るような可愛い悲鳴で
驚かせてしまってすいません…▼
うう…どうしよう…
このまま帰るのは…恥ずかしいです…▼
- [ヴァンドレ]
- まったく、実に嘆かわしい。▼
仕方のないやつだな。
ほら、見せてみろ。▼
- [ゴルドマリー]
- ?▼
- [ヴァンドレ]
- 破れた箇所を見せろと言っているんだ。
そのままでは恥ずかしいのだろう?▼
- [ゴルドマリー]
- でも、戻らないと裁縫道具は…▼
- [ヴァンドレ]
- 私が持っている。
その程度ならすぐに直せる。▼
- [ゴルドマリー]
- ヴァンドレさんが…裁縫道具を?▼
- [ヴァンドレ]
- おかしいか?▼
- [ゴルドマリー]
- いえ。意外ではありましたが…
すごいなと思いまして…▼
- [ヴァンドレ]
- さぁ、早く服を見せるんだ。
私も暇ではないからな。▼
- [ゴルドマリー]
- ヴァンドレさん…
ありがとうございます…▼
- [ヴァンドレ]
- あくまでも応急処置だ。
元通りになるわけではないからそのつもりでな。▼
支援B†
- [ゴルドマリー]
- ヴァンドレさん…
こんにちは…▼
- [ヴァンドレ]
- 用事なら後にしてくれ、
今は編み物をしているんだ。▼
- [ゴルドマリー]
- この前のお礼を言おうと思ってきたんです…
先日は…助けていただきありがとうございます…▼
- [ヴァンドレ]
- たまたま通りかかっただけだ。
他の者でも助けてくれただろう。▼
- [ゴルドマリー]
- だとしても…それがヴァンドレさんだったから…
お礼を言っているんです…▼
あの…ヴァンドレさん…
何を作ってるんですか?▼
- [ヴァンドレ]
- レースを編んでいるんだ。
ここから何を作るかはそのときの気分次第だ。▼
- [ゴルドマリー]
- すごいです…装飾品にしたら…
可愛いわたしが…もっと可愛くなりそうです…▼
- [ヴァンドレ]
- 装飾品か。
それもいいかもしれないな。▼
- [ゴルドマリー]
- ヴァンドレさん…本当にすごいです…
戦いも強いのに手先も器用だなんて…▼
- [ヴァンドレ]
- ずっとルミエル様の世話係をしていたからな。▼
編み物だけでなく料理や掃除、
家庭的なことは一通りできるように勉強済みだ。▼
- [ゴルドマリー]
- わたしも…家事全般得意ですけど…
ヴァンドレさんには…敵わないかもしれません…▼
ヴァンドレさんはすごいです…
若い頃なんて…すごくモテたのではないですか?▼
- [ヴァンドレ]
- …そうでもないぞ。▼
神職の仕事に掛かりきりだったからな。
恋愛などする暇は全くなかったぞ。▼
- [ゴルドマリー]
- そうでしたか…▼
- [ヴァンドレ]
- …………▼
ほら、これをやるからどこかへ行くんだ。▼
- [ゴルドマリー]
- これ…今まで編んでいたレース…▼
ありがとうございます…でも…
誰かのために編んでいたんじゃないんですか?▼
- [ヴァンドレ]
- 考え事のついでに編んでいただけだ。
別に誰かのための物でもない…▼
支援A†
- [ゴルドマリー]
- ヴァンドレさん…
これ…見てください…▼
- [ヴァンドレ]
- ほう。
渡したレースを装飾品に加工したのか。▼
- [ゴルドマリー]
- 申し訳ありませんが…
わたし…更に可愛くなってしまいました…▼
- [ヴァンドレ]
- まったく、ゴルドマリー殿は
気持ちのいい性格をしているな。▼
- [ゴルドマリー]
- そうでしょうか…▼
- [ヴァンドレ]
- 自信があるのはいいことだ。
これからもその調子でいるといい。▼
- [ゴルドマリー]
- ありがとうございます…▼
あ、あの…▼
折り入って…ヴァンドレさんに…
頼みたいことがあるのですが…▼
- [ヴァンドレ]
- なんだ?
言ってみろ。▼
- [ゴルドマリー]
- ヴァンドレさんは編み物を…
考え事のついでにやっていると言っていましたよね…▼
もしよろしければ…
わたしのために…編み物をしてくれませんか?▼
- [ヴァンドレ]
- ……ん?▼
- [ゴルドマリー]
- ハッキリ言うと…
編み物を教えてほしいです…▼
編み物を習って…もっと可愛く…
モテるようになりたいんです…▼
- [ヴァンドレ]
- まったく。謙虚そうにみえて、
図々しい性格もしているようだな。▼
- [ゴルドマリー]
- す、すいません…
だめ…でしょうか…▼
- [ヴァンドレ]
- いいや、気に入った。
編み物なんかでよければいくらでも教えてやろう。▼
- [ゴルドマリー]
- 本当ですか?
あ、ありがとうございます…▼
代わりにわたしは…
ヴァンドレさんの話し相手になってあげます…▼
一人で編み物をしていると…
人恋しい時もあったと思いますから…▼
- [ヴァンドレ]
- はっはっは!
言うではないか。▼
自信があるだけでなく、
思ったことをきちんと言う。▼
それもゴルドマリー殿の長所だな。▼
話し相手が増えるのは嬉しいものだ。
これから楽しくなりそうだな。▼
- [ゴルドマリー]
- 楽しくするのには自信があります…
これから…よろしくお願いしますね…▼
リンデン†
支援C†
- [リンデン]
- あいたたたた…▼
- [ヴァンドレ]
- リンデン殿。
どうかされたのですか?▼
- [リンデン]
- 嘆かわしいことに、
最近腰痛が酷くてのう。▼
イルシオンの王城兵として大活躍したわしも
年齢には勝てないようじゃ。▼
- [ヴァンドレ]
- 何を言っているんですか。リンデン殿は今も
賢者として活躍しているではないですか。▼
- [リンデン]
- そうは言うがな…
昔に比べると衰えが酷くてのう…▼
ヴァンドレだっていい歳じゃ。
己の体力や力に限界を感じることはないか?▼
- [ヴァンドレ]
- …………▼
もちろん、全盛期に比べたら
体力や素早さは落ちています。▼
しかし、今の私には…
若者のころにはなかった経験がある。▼
老化を嘆いていたところで何の得もありません。
歳を取ったなりのやり方でやればいいだけです。▼
- [リンデン]
- ほっほっほ。ヴァンドレは前向きじゃな。
わしも見習うとしよう。▼
無論、歳を取って衰えたとはいえ、
まだまだ若者に負けるつもりはない。▼
- [ヴァンドレ]
- その意気です、リンデン殿。▼
- [リンデン]
- 老人はゆっくりと休みたいところじゃが…▼
老体にむち打って、
もう少しだけ頑張るとするかのう。▼
支援B†
- [リンデン]
- う~む…▼
- [ヴァンドレ]
- リンデン殿。
何を悩まれているのですか?▼
- [リンデン]
- 気になる文献を見つけてのう。▼
それを駆使すれば新しい魔法が
身につくかもしれないのじゃ。▼
- [ヴァンドレ]
- それは素晴らしい。
いったいどんな魔法なのでしょう。▼
- [リンデン]
- ずばり、若返りの魔法じゃ。▼
- [ヴァンドレ]
- 若返りの魔法?
まさか、そんなものが…▼
- [リンデン]
- 無論まだ実験段階じゃ。
成功するかどうかも怪しい。▼
しかし、実験が成功すれば
我々も若者と同じように戦場で戦える。▼
今でも若者に負けるつもりはないと言ったが、
若さを取り戻せれば完璧じゃよ。▼
戦いや社会常識が変化するほどの
大発見になるはずじゃ。▼
実験が成功した暁には、
一番にヴァンドレに使ってやるぞ。▼
- [ヴァンドレ]
- …………▼
夢のあるお話ですが、
私は遠慮しておきましょう。▼
- [リンデン]
- どうしてじゃ。
ヴァンドレは若返りたくないと言うのか?▼
- [ヴァンドレ]
- 前にも言ったとおり、
私は年相応のやり方で満足しています。▼
世の理どおり年を重ね、若者の力となる。
そういった存在も必要だと思っているのです。▼
- [リンデン]
- …………▼
なるほどのう。
それも立派な考えじゃな。▼
じゃがこの実験が成功すれば、
ヴァンドレの考えも変わるはずじゃ。▼
ほっほっほ。
そのときを楽しみに待っているのじゃ。▼
支援A†
- [ヴァンドレ]
- リンデン殿。
あれから若返り魔法の実験の方はどうですか?▼
- [リンデン]
- ほっほっほ。
あの実験なら失敗じゃよ。▼
どうやら文献に誤りがあったようでな。▼
若返りの魔法など、
そんな都合のいいものは最初からなかったのじゃ。▼
- [ヴァンドレ]
- そうだったのですか…
それは残念でしたな…▼
- [リンデン]
- 実は少しほっとしてるんじゃよ。▼
- [ヴァンドレ]
- 何故です?▼
- [リンデン]
- 年を重ねて若者の力となる…
そういった存在が必要だ…▼
ヴァンドレに言われた言葉を
実験中に何度も思い出してのう。▼
わしも若いころには年上の指示に従い、
多くのことを学んだものじゃ。▼
そういった存在がいなくなったらと思うと、
少し恐くなってしまってな。▼
歳を取り思うように戦えなくなるからこそ、
伝えられることもある…▼
わしらの年齢はそういったことができる
世代なのかもしれんな。▼
- [ヴァンドレ]
- はい、その通りです。
少なくとも私はそう信じていますよ。▼
しかし、誤りを載せるとは…
酷い文献もあったものですな。▼
- [リンデン]
- まったくじゃよ。
しかし、思わぬ収穫もあってのう。▼
- [ヴァンドレ]
- 収穫?▼
- [リンデン]
- わしを見て、何も気づくことはないか?▼
- [ヴァンドレ]
- 言われてみれば…
前に会ったときよりも少しお元気そうな気が…▼
- [リンデン]
- ご明察じゃ。▼
実はこの実験の過程で、
腰痛に効果のある回復魔法を身につけてのう。▼
このとおり、最近はすっかり調子がいいのじゃよ。▼
- [ヴァンドレ]
- な、なんだと!?▼
- [リンデン]
- その驚きよう…
もしかしてヴァンドレも腰が気になるのか?▼
- [ヴァンドレ]
- この前は言えなかったのですが…
その通りです…▼
- [リンデン]
- そういうことなら、
ヴァンドレにも魔法をかけてやろう。▼
万全な状態であれば、
若者に教えるのも楽になるじゃろう。▼
- [ヴァンドレ]
- まったく、さすがはイルシオンの賢者ですな。
ただでは転ばないところが素晴らしい。▼
- [リンデン]
- お褒めに預かり光栄じゃ。
お互いこれからも頑張ろうではないか。▼
パンドロ†
支援C†
- [パンドロ]
- ヴァンドレさんは、聖地リトスで
ルミエル様に仕えていたんですよね。▼
- [ヴァンドレ]
- ああ、直属の世話係だった。
それがどうかしたのか?▼
- [パンドロ]
- オレ、同じ聖職者として
あなたのことを尊敬しているんです。▼
聖地リトスでルミエル様に仕えるなんて
聖職者にとって憧れの存在ですので。▼
- [ヴァンドレ]
- そうだったのか。
憧れと言われると照れ臭いな。▼
- [パンドロ]
- ヴァンドレさん、よかったらオレに
当時のことをいろいろ教えてくれませんか?▼
- [ヴァンドレ]
- それは構わんが…
この場で立ち話と言うのもな…▼
- [パンドロ]
- でしたら、オレが主催している
食事会に来てください。▼
- [ヴァンドレ]
- 食事会?▼
- [パンドロ]
- はい。食事会といっても、気軽なものですので
どうかご安心を。▼
若い信徒が教会に集まり、平和を願い、
神様に歌や舞を捧げるのです。▼
- [ヴァンドレ]
- 歌に、舞…素晴らしいではないか。▼
- [パンドロ]
- 今は大変な時期ですが、
娯楽は必要ですので、それを兼ねています。▼
- [ヴァンドレ]
- 成程…考えているのだな。▼
- [パンドロ]
- ヴァンドレさん、来てくださいますか?▼
- [ヴァンドレ]
- 勿論だ。
そのような素晴らしい会、断るわけにもいくまい。▼
- [パンドロ]
- ありがとうございます。
楽しみにしていますね。▼
支援B†
- [パンドロ]
- ヴァンドレさん。今日は食事会に来ていただき
ありがとうございました!▼
- [ヴァンドレ]
- …ウェイ…とは…▼
- [パンドロ]
- はい? あ、ウェーイ。
これは挨拶ですよ、ヴァンドレさん。▼
聖地リトスやルミエル様のこと、
貴重な話をお聞かせいただき楽しかったです。▼
- [ヴァンドレ]
- なら良かったが…
いったい何だったんだ、あの会は。▼
神様に歌や舞を捧げると言っていたから、
てっきり厳かな何かなのかと思っていたのだが…▼
あのような乱痴気騒ぎが繰り広げられているとは。
皆、うぇいうぇい騒がしく、その…▼
…私の話、聞こえていたか?▼
- [パンドロ]
- もちろんじゃないですか!▼
ヴァンドレさんのお話で盛り上がり、
みんな、歌や舞に熱が入っておりました!▼
- [ヴァンドレ]
- むぅ…そういうものなのか。
私の想像とはかなり違っていて、驚いた。▼
- [パンドロ]
- そういえばヴァンドレさんは、
あまり踊りにのれていませんでしたね。▼
- [ヴァンドレ]
- それはそうだろう!
あんなに動いたら腰がどうにかなるわ!▼
- [パンドロ]
- ですが、否定されなくて安心しました…
最初のうちは数少ない信徒から批判を受けましたので。▼
- [ヴァンドレ]
- 数少ない?▼
- [パンドロ]
- 聖地リトスと違い、ソルムは信仰の概念が薄く、
長らく教会には人が寄りつかなかったんです。▼
そこでオレが考えたのが…▼
- [ヴァンドレ]
- 歌って踊れる食事会というわけか。▼
- [パンドロ]
- そういうことです。
人がこなければ教会の意味がありませんので。▼
- [ヴァンドレ]
- パンドロ殿なりの苦労があったのだな…
乱痴気騒ぎなどといってすまなかった。▼
パンドロ殿の行動は賞賛に値する。
同じ聖職者として教会を守り続けたことに感謝する。▼
- [パンドロ]
- ヴァンドレさん…!▼
- [ヴァンドレ]
- こういった柔和な考えも、
今の世代では必要なのかもしれぬな。▼
支援A†
- [ヴァンドレ]
- くっ…まだ若者に負けるつもりはないが…
やはり難しいな…▼
- [パンドロ]
- どうしたんです、ヴァンドレさん。
新しい鍛錬法でも試しているんですか?▼
- [ヴァンドレ]
- な、なんでもない。
どこか他所へ行ってくれ。▼
- [パンドロ]
- そんな言い方…悲しいです。
ヴァンドレさんとはわかり合えたと思っていたのに…▼
- [ヴァンドレ]
- …………▼
踊りの練習をしていたんだ…▼
- [パンドロ]
- なんだ、ただの踊りの練習でしたか。▼
…って、ヴァンドレさんが!?
踊りの練習を!?▼
- [ヴァンドレ]
- ああ…▼
- [パンドロ]
- 腰がどうにかなるわって言ってたのに!?▼
- [ヴァンドレ]
- やかましい! 若者の気持ちを学ぶためにも、
踊りを習得してみようと思ってな。▼
しかし、やはり全くついて行けん。
まだ若いと思っていたが私の体も年相応のようだ。▼
- [パンドロ]
- それは体が慣れていないだけで、
練習すれば踊れるようになるはずです。▼
- [ヴァンドレ]
- そうか。
ならばもう少し学んでみるとしよう。▼
- [パンドロ]
- …………▼
こちらこそ、ヴァンドレさんの姿勢から
学ばないといけないようですね。▼
- [ヴァンドレ]
- どういうことだ?▼
- [パンドロ]
- オレたちは世代も格好も全く違います。
だけど、聖職者としての思いは同じ…▼
お互いに知らないことを学べば、
もっと強くなれるはずです。▼
あの食事会の日のように、これからも…
ヴァンドレさんの経験や知恵を教えてください。▼
- [ヴァンドレ]
- パンドロ殿…▼
ああ、互いに学び合い、強くなろう。
この世界の未来のためにも。▼
- [パンドロ]
- はい!▼
- [ヴァンドレ]
- そのためにもこの踊りを完成させねばな。
次は私もあの場になじめるよう…ふんっ!▼
ああっ、腰がーっ!!▼
- [パンドロ]
- ヴァンドレさーーん!!▼
モーヴ†
支援C†
- [モーヴ]
- …………▼
- [ヴァンドレ]
- …………▼
- [モーヴ]
- ヴァンドレ殿…
なぜ俺に付いてまわるんだ?▼
- [ヴァンドレ]
- 人助けに警備仕事…
実に模範的な活動をしているのだな。▼
- [モーヴ]
- 俺を見張っているというわけか。▼
- [ヴァンドレ]
- 念のためにだ。
悪く思うな。▼
- [モーヴ]
- 俺がまたあちら側に戻るとでも?▼
- [ヴァンドレ]
- そうは言っていない。▼
だが、お前のことに関しては、
全ての人が納得したわけではないのだ。▼
- [モーヴ]
- そうだな…
俺はそれだけのことをしてきた。▼
ヴァンドレ殿。
手数をかけて申し訳ないな。▼
- [ヴァンドレ]
- 気にするな。
私は遠くから見ているだけだ。▼
- [モーヴ]
- 俺もできるだけ努力するつもりだ。
皆に受け入れられるように…▼
- [ヴァンドレ]
- 努力するのは構わないが、
くれぐれも面倒事を起こすなよ。▼
- [モーヴ]
- やはり信用を得るのは難しいか…▼
ヴァンドレ殿にも、恨まれているのだろうな。
無理もない。俺はルミエル殿を…▼
支援B†
- [ヴァンドレ]
- 今日も人助けに警備活動か。▼
- [モーヴ]
- 別に嫌々活動しているわけではない。
昔からこうやって働いている方が落ち着くんだ。▼
しかし、俺があちこち歩くのは、
ヴァンドレ殿には迷惑な話か。▼
- [ヴァンドレ]
- そうだな。
見張っている身にもなれ。▼
- [モーヴ]
- すまない…▼
- [ヴァンドレ]
- 冗談だ。
これは私の仕事だからな。▼
お前は好きにすればいい。
何をしようと私が口を挟むことではないのだ。▼
- [モーヴ]
- …………▼
ヴァンドレ殿。
俺がしたことについてはどう思っているんだ?▼
- [ヴァンドレ]
- …なんのことだ。▼
- [モーヴ]
- ルミエル殿のことは、本当に申し訳なかった。
今まではっきり言えず悪かった…▼
- [ヴァンドレ]
- 今は味方になったんだ。
あれこれ言うつもりはない。▼
ルミエル様がご存命であれば
快くモーヴ殿を受け入れただろうからな。▼
- [モーヴ]
- ヴァンドレ殿は俺のことが憎くないのか?▼
- [ヴァンドレ]
- 憎んだところで何かが変わるわけでもない。▼
- [モーヴ]
- …………▼
- [ヴァンドレ]
- あまり根を詰めるな。▼
お前が優しい人間だということは…
ずっと見張っていて、もうわかっている。▼
これからの長い時間で、
いくらでも挽回の余地はあるはずだ。▼
- [モーヴ]
- ヴァンドレ殿…
気遣い感謝する。▼
支援A†
- [モーヴ]
- ヴァンドレ殿に頼みがある。▼
- [ヴァンドレ]
- 頼みとは珍しいな。
話を聞こう。▼
- [モーヴ]
- …………▼
俺にルミエル殿の話を聞かせてくれないか?▼
- [ヴァンドレ]
- ルミエル様の話を…?▼
- [モーヴ]
- 俺のせいで亡くなった人のことを
できれば知っておきたいんだ。▼
- [ヴァンドレ]
- …いいだろう。▼
しかし、ルミエル様との思い出は多すぎる。
どの話をするべきか…▼
そうだな…
あの話にしよう。▼
リトス王城に代々伝わる
一品物の食器が盗まれたことがあった。▼
全員が犯人捜しに躍起になり、
とある侍女が犯人に浮かび上がったんだ。▼
私がルミエル様に報告し処遇を尋ねると…
何もしなくていいと仰ったんだ…▼
- [モーヴ]
- …………▼
- [ヴァンドレ]
- 犯人が見つからねば警備の評判は落ち、
示しも付かない。▼
あのときは困ったのをよく覚えている。▼
- [モーヴ]
- それでどうなったんだ?▼
- [ヴァンドレ]
- 次の日の朝には食器が元の位置に戻っていた。▼
目星を付けたのがばれたのかもしれないし、
売り払う勇気がなかっただけかもしれない。▼
確かなことはわからないが、
ルミエル様は手を下されずに事件を解決なさった。▼
- [モーヴ]
- …………▼
- [ヴァンドレ]
- ルミエル様はそういう御方だ。
いつも笑顔で優しく、平和を願っていた。▼
誰からも好かれて、
尊敬される立派な方だったんだ。▼
- [モーヴ]
- 今感じるこの胸の痛みを…
あのときに感じられたらな…▼
- [ヴァンドレ]
- 今のモーヴ殿は人々を助け守っている。
ルミエル様の意志を継いでいるのと同じだ。▼
- [モーヴ]
- 俺はその言葉は肯定することができない。
しかし、ヴァンドレ殿の気持ちは嬉しく思う。▼
ヴァンドレ殿のような人に、
もう少し早く出会えていたらな…▼
- [ヴァンドレ]
- 遅くなったかもしれないが出会ったのだ。
貴方はもう大丈夫だろう。▼
- [モーヴ]
- 全ての人が納得するとは思わない。▼
しかし、少しでも多くの人に
俺が変わったと思ってもらえるように努力すると誓おう。▼
それが、俺の責務だ。▼
コメント†
Last-modified: 2023-11-20 (月) 15:13:36