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ブシュロン

支援C

[エーティエ]
ブシュロンさん。
今日こそ観念してくださいな。▼
[ブシュロン]
観念?
なんの話だ?▼
[エーティエ]
あなたの筋肉についてですわ。
ブシュロンさんはどんな筋肉増強剤をご愛飲で?▼
[ブシュロン]
あはは、またその話か。
そういったものは飲んでいないぞ。▼
[エーティエ]
嘘はいいんですの。
どうか白状してくださいな。▼
[ブシュロン]
嘘などついていない。▼
俺は筋肉がつきやすい体質なんだ。
ただそれだけのこと。▼
[エーティエ]
…本当にそうでしょうか?▼
実はあたくし、ブシュロンさんのことを
密かに観察させていただきましたの。▼
[ブシュロン]
えっ? そうなのか?▼
[エーティエ]
あなたは朝の鍛錬が済んだら、
あとはずっと釣りか読書…▼
あたくしが走り込みをしている間も、
ずっとボーッと釣りか読書をしているだけ。▼
それで、そんな恵まれた体格に
なれるはずがございません。▼
何か素晴らしいものを飲んでいるに
違いありませんわ!▼
[ブシュロン]
ええと…▼
[エーティエ]
まさか! 危険な薬物ですの!?
だとしたら厳罰ですわよ!▼
[ブシュロン]
そんなもの飲むわけがないだろ!
本当に、何もしていない!▼
全く…こんな事で問答を続けていたら、
アルフレッド様の臣下として妙な噂が立つだろう。▼
俺はもう行く。
またな、エーティエ。▼
(ブシュロン、フェードアウト)
[エーティエ]
おかしい…
絶対におかしいですわ…▼

支援B

[ブシュロン]
ふぅ…
のどかな木漏れ日は最高だな…▼
[エーティエ]
ブシュロンさん。▼
[ブシュロン]
わっ! びっくりした!
なんの用だ、エーティエ?▼
[エーティエ]
これより少し観察をさせてくださいまし。▼
[ブシュロン]
観察って、何をだ?▼
[エーティエ]
ブシュロンさんをですわ。
そして、筋肉の秘密を解き明かすのです。
[ブシュロン]
そうか…
まあ、好きにしてくれ。▼
[エーティエ]
ありがとうございます。▼
ふむ。見た感じは何もないですわね。
服に重りも仕込んでありません。▼
と思ったら、お腹の部分に鋼の感触が!
なんだ、やっぱり秘密がありましたのね!▼
[ブシュロン]
それは筋肉だ。▼
[エーティエ]
ま、まあ…失礼いたしましたわ。
てっきり何か仕込んでいらっしゃるのかと。▼
例えば、お腹に巻くだけで腹筋がつく
便利な道具とか。▼
[ブシュロン]
そんなものはつけていない。
手に入れたらエーティエに譲るさ。▼
[エーティエ]
なんて仲間思いですの…▼
[ブシュロン]
ああ、なんだか腹が減ってきたな。
弁当でも食べるか。▼
いただきまー…▼
[エーティエ]
お待ちくださいませ!▼
[ブシュロン]
な、なんだよ!?▼
[エーティエ]
そのサンドイッチにこそ、
秘密が隠されているのでは!?▼
くんくん…
くんくん…▼
ぱくっ!▼
[ブシュロン]
あー! 俺のサンドイッチ!▼
[エーティエ]
…………▼
おかしいですわね。
普通のサンドイッチですわ。▼
特殊な薬物の類いでも
塗り込まれていると思ったのですが。▼
[ブシュロン]
だから、俺は本当に何もしていないんだって。
俺の昼飯、返してくれよ…▼

支援A

[エーティエ]
ブシュロンさん、謝りますわ。▼
[ブシュロン]
え?▼
[エーティエ]
あのあとずーっと見ていたものの、
結局、何もつかめませんでした。▼
あなたは本当に生まれながら、
筋肉がつきやすい体質なのですわね。▼
疑ったりして、ごめんなさい。▼
[ブシュロン]
まあ、わかってもらえたならいいさ。▼
[エーティエ]
…一つだけ、弁解したいことがあります。▼
[ブシュロン]
弁解?▼
[エーティエ]
あたくしは、あなたの体格を
妬んでいるわけではありませんの。▼
同じ主君に仕える臣下として、
あなたから多くを学び、同じように強くなりたい…▼
そう思っただけなのです。▼
[ブシュロン]
俺と同じに…▼
[エーティエ]
ええ。ブシュロンさんに比べたらあたくしは、
戦力としてどうしても劣ってしまいますわ。▼
ですから、あなたに追いつきたいのです。
アルフレッド様のためにも、フィレネ王国のためにも…!▼
[ブシュロン]
エーティエ、バカなことを言うな。▼
もしエーティエが俺と同じになったら、
この隊はおしまいだ。▼
[エーティエ]
どうしてですの?▼
[ブシュロン]
確かに俺の体格は恵まれている。
お前の好きな筋肉だってどんどんついていく。▼
だが俺には、方向音痴などの欠点も多い。▼
今までだって何度、戦の最中に道に迷って
エーティエに助けてもらったか。▼
俺には俺のよさがあり、
エーティエにはエーティエのよさがある。▼
違っている二人が生み出す力…
俺たちの強さは、そこにあるんだと思う。▼
[エーティエ]
ブシュロンさん…▼
ええ。
あなたの仰る通りですわね。▼
あたくし、恥ずかしいですわ。
筋肉をつけることにしか目が行っていなくて。▼
[ブシュロン]
筋肉は争うものじゃない。
ともに手を取り合うための架け橋…▼
これが俺のマッスルポリシーだ。▼
[エーティエ]
…よくわからないですが、グッときましたわ。▼
[ブシュロン]
空気を和ませようとしたが、
失敗してしまったようだな。すまない。▼
さあ、握手だ。
エーティエ。▼
アルフレッド様のため、そしてフィレネ王国のため…
これからもよろしく頼む。▼
[エーティエ]
ええ、こちらこそ。同じ臣下として、
ともに手を取り合ってまいりましょう。▼

セリーヌ

支援C

[エーティエ]
二人でお茶をするのは久しぶりですわね。
セリーヌ様。▼
[セリーヌ]
エーティエったら。今は気軽に呼んでちょうだい。
わたしたちは幼馴染なのだから。▼
[エーティエ]
わかりましたわ。セリーヌ。
お茶のお味はいかがですか?▼
[セリーヌ]
すごくおいしいわ。
素敵な茶葉を用意してくれてありがとう。▼
香りが芳醇で甘みが強い…
これは北部の茶畑のオリジンティーね。▼
[エーティエ]
詳しい産地まで見抜くとは…
さすが紅茶好きですわね。▼
[セリーヌ]
ほら、エーティエも飲んで。
他のものとは、香りが違うから。▼
[エーティエ]
ありがとうございます。
それでは、いただきます。▼
…………▼
[セリーヌ]
どう?▼
[エーティエ]
…うーん。あたくしには、
他の地方のオリジンティーと同じに思えます。▼
[セリーヌ]
うふふ。相変わらずね。
エーティエは昔から紅茶の味に疎いんだから。▼
[エーティエ]
あたくしが疎いのではなく、
セリーヌがすごいんですのよ。▼
[セリーヌ]
あら…?▼
エーティエ、どうしたの。▼
[エーティエ]
何がでしょうか?▼
[セリーヌ]
ティーカップを持つ手が震えてる。
ほら。▼
[エーティエ]
ああ、いえ…なんでもございません。
気のせいですわ。▼
[セリーヌ]
そう?
それならいいけれど…▼

支援B

[セリーヌ]
今日も紅茶が美味しいわね。
ひと息つけるこの時間が、わたしは好きよ。▼
[エーティエ]
あたくしもですわ。大変なことも多いですが、
この時間があるから頑張れていますの。▼
[セリーヌ]
本当ね。▼
[エーティエ]
あたくしたちが、一緒にお茶をするようになったのは
いつ頃からでしょうか。▼
[セリーヌ]
はっきりとは覚えていないわ。
でも随分幼い頃から、既にこうしていたわね。▼
あのころ、お兄様は本当に病弱で…
わたしは毎日心配していたわ。▼
[エーティエ]
そうでしたね。そしてその心配が、
セリーヌを強くしたのですわ。▼
[セリーヌ]
何かあったときに…
お兄様を支えて差し上げなければと思ったから。▼
でも、わたしが強くなったころには、お兄様は
筋肉鍛錬ですっかり元気になられていたけれど。▼
[エーティエ]
うふふ。たくましく変わられたご兄妹の姿、
今でもはっきりと覚えていますわ。▼
そして、あたくしはアルフレッド様の臣下となり、
筋肉鍛錬を勧められ、今ではすっかりこの通り…▼
[セリーヌ]
…エーティエ。▼
[エーティエ]
どうかされましたか?▼
[セリーヌ]
あなた、やっぱり手が震えているわ。▼
[エーティエ]
あっ…▼
[セリーヌ]
もしかして具合でも悪いの?
何か、病気でも?▼
[エーティエ]
違いますわ。
ただ、ティーカップが重たいだけですの。▼
[セリーヌ]
それはもちろん知っているわ。▼
あなたはお兄様の臣下となってからは、
鍛錬と言っては鉛入りのティーカップを使っていた…▼
でも、最近は手が震えたことなんてなかった。
いつも軽々と持ち上げていたじゃない。▼
[エーティエ]
セリーヌ…
実は…▼
実は、ティーカップを新調したのです。▼
[セリーヌ]
え?▼
[エーティエ]
持ってみてくださいませ。▼
[セリーヌ]
うぐっ!? な、なにこの重さ…!
ちょっとした砲丸より重たいわ…!▼
[エーティエ]
職人に頼んで作っていただいたんですの。
これでさらなる強化が期待できますわ。▼
[セリーヌ]
はあ…こんなティーカップでお茶していたら、
手が震えて当然ね。▼
[エーティエ]
そういうわけでございます。▼
[セリーヌ]
…良かった。エーティエに何かあったら、
わたしはきっと、立ち直れないわ。▼
[エーティエ]
セリーヌ…
心配をかけて申し訳ありませんでしたわ。▼
[セリーヌ]
いいの。何ごともなくてよかった。
また一緒にお茶をしましょうね、エーティエ。▼

支援A

[セリーヌ]
エーティエ、見て。▼
オリジンティーに蜂蜜を入れてみたのだけれど、
これは新発見かもしれないわ。▼
[エーティエ]
本当ですか?
では、あたくしも…▼
!▼
本当ですわ。これは絶品ですわね。▼
[セリーヌ]
うふふ。
エーティエはすごいわ。▼
[エーティエ]
すごい…? 何がですの?▼
[セリーヌ]
ほら、もう手が震えなくなっている。
筋肉がついた証拠ね。▼
[エーティエ]
そうではありませんわ。
普通のティーカップに替えただけですの。▼
[セリーヌ]
どうして?
もしかして、もう鍛錬はやめるとか…?▼
[エーティエ]
鍛錬は続けますわ。
ただ、セリーヌの前ではやめようかと。▼
[セリーヌ]
ごめんなさい。
わたしがうるさく気にしたせいね。▼
[エーティエ]
いえ、違いますわ。▼
鍛錬は大事ですが、
セリーヌと過ごす時間はもっと大事ですから。▼
ゆったりとしたお茶の時間にまで、
鍛錬をするのはやめようと思いましたの。▼
[セリーヌ]
エーティエ…▼
[エーティエ]
戦局は日に日に厳しくなってきております。▼
こうして二人でいられる時間だって、
いつかは取れなくなってしまうかもしれません…▼
だから、セリーヌと一緒のときは、
鍛錬のことを考えないようにしたいのです。▼
[セリーヌ]
…………▼
[エーティエ]
セリーヌ?▼
[セリーヌ]
…今の言葉、感激してしまったの。
そんな風に思ってもらえていたなんて。▼
[エーティエ]
当然ですわ。セリーヌは…
あなたはかけがえのない親友なんですから。▼
[セリーヌ]
わたしも同じ気持ちよ。
エーティエ。▼
[エーティエ]
ありがとう。
光栄ですわ…▼
[セリーヌ]
…あら?
また手が震えているけれど…▼
[エーティエ]
これは鍛錬ではありません。
涙をこらえるのに必死で。▼
[セリーヌ]
エーティエったら…
さ、ほら。こんな時ぐらいわたしに甘えて。▼
[エーティエ]
うぅっ…セリーヌ…▼
(エーティエがセリーヌに泣きつく)
[セリーヌ]
うふふ。
そんなに強く抱きしめないで。▼
って…
う…うぐっ…▼
エーティエ…ちょっと力が…
本当に苦しいわ…▼

ジェーデ

支援C

[エーティエ]
はっ! はぁ! せい!▼
…ふぅ。今日はこんなところでしょうか。▼
[ジェーデ]
…………▼
[エーティエ]
あら、ジェーデさん。▼
今夜も鍛錬ですの?
素晴らしい。精が出ますわね。▼
[ジェーデ]
あ、いや…別に…▼
[エーティエ]
そんな謙遜なさらないで。▼
あたくしたち、毎晩のように
ここでお会いしてるではありませんか。▼
[ジェーデ]
私は鍛錬ではなくて…▼
[エーティエ]
さすが、ブロディアのお方は謙虚ですわ。▼
少しやったくらいでは、鍛錬とは呼べないと
おっしゃりたいのですわね。▼
あたくしも見習わないと。▼
[ジェーデ]
…………▼
ブツブツ…▼
[エーティエ]
えっ?▼
[ジェーデ]
…▼
[エーティエ]
…な、なんですの?▼
…なんかブツブツと
おっしゃっておられますけど…▼
[ジェーデ]
別に…
何も言っていないわよ…▼
[エーティエ]
そうですか…
ならいいのですが…▼

支援B

[エーティエ]
今日もいい鍛錬ができました。
気持ちが晴れやかになりましたわ。▼
[ジェーデ]
…………▼
[エーティエ]
わっ…!▼
ジェーデさん?
びっくりしましたわ。▼
[ジェーデ]
ごめんなさい…▼
[エーティエ]
この前からあたくしのことを見てらっしゃいますが、
いったいなんなのですか? 白状なさい。▼
[ジェーデ]
…………▼
[エーティエ]
黙ったままですと、ディアマンド王子に
言いつけて差し上げますわよ。▼
[ジェーデ]
…!
じ、実は…▼
エーティエを観察しながら、
小説の描写を書き留めていたの…▼
[エーティエ]
えっ? 描写?
それでブツブツ言っていたのですか。▼
で、どんな描写なのですか?
書き留めたものを見せてくださいませ。▼
[ジェーデ]
嫌よ。▼
[エーティエ]
見せて。▼
[ジェーデ]
嫌よ。▼
[エーティエ]
どうして見せられないのです?▼
[ジェーデ]
それは…▼
[エーティエ]
ああ、わかりましたわ…▼
噂で聞いたことがあります。
ブロディアの臣下に一人、戯話を書くお方がいると…▼
あなたのことですわね?▼
[ジェーデ]
ぎくっ。▼
[エーティエ]
あなたはあたくしを戯話に登場させている。
だから見せられない…そうですわね?▼
…もしや、高慢ちきな令嬢のような
描き方をしているのでは?▼
[ジェーデ]
いえ…そういうわけでは…▼
[エーティエ]
嘘をついても無駄です。全てお見通しですわよ。
あたくしの戯話は、今日をもって中止してくださいませ!▼
[ジェーデ]
そんな…▼

支援A

(暗転)
[エーティエ]
たあ! せい!▼
(画面が明るくなる)
[エーティエ]
…ふぅ。
今日はこの辺にしておきましょう。▼
[ジェーデ]
エーティエ…お疲れさま。▼
この前言っていた小説を持ってきたから…
読んでちょうだい。▼
[エーティエ]
いいんですの?▼
[ジェーデ]
ええ…途中のものは見せられないけれど、
出来上がったら、読んでほしいと思っていたから。▼
[エーティエ]
わかりました。それでは…▼
(暗転)
[エーティエ]
…………▼
これは…▼
(画面が明るくなる)
[エーティエ]
あたくしが主人公のお話ですの?▼
[ジェーデ]
ええ…その子は、とても前向きな性格で、
人に迷惑をかけない自立した生き方をするの。▼
運動能力の高さ…
厳格な筋肉鍛錬の姿…▼
美しい腹筋…神々しい容貌…
戦場での勇姿…▼
エーティエみたいな人を主人公にして
書いてみたいと思っていたの…▼
[エーティエ]
ジェーデさん…▼
[ジェーデ]
言っておくけど、これは真面目な小説よ…▼
確かに私は戯話を書くのが好きだけれど、
エーティエはこちらの方が似合うわ。▼
私がお話に登場させたいと思うのは
みんな魅力的な人…▼
貴方を見ながら、一番ふさわしい話を
ずっと考えていたの…▼
[エーティエ]
そんな風に思っていただいてたなんて、
感激ですわ。誤解してしまってすみません。▼
ジェーデさん。
お詫びにこれから一緒に走り込みしませんか?▼
[ジェーデ]
えっ?▼
[エーティエ]
走りながら色々と話しましょう。
小説にできそうなところがあれば使ってくださいませ。▼
[ジェーデ]
では、このまま書き続けてもいいと…?▼
[エーティエ]
もちろんですわ。
素敵な作品にしてくださいな。▼
[ジェーデ]
ありがとう…
最高傑作にしてみせるわ。▼
ただ…一つ相談なんだけど…▼
[エーティエ]
なんですの?▼
[ジェーデ]
途中でちょっとぐらい
主人公をずっこけさせてもいい?▼
まじめな展開だけで最後までっていうのは
読者的にどうなのかなっていうのもあって…▼
[エーティエ]
ま、まあ。一度くらいなら。
筋肉は傷めない転び方でお願いしますわよ。▼
[ジェーデ]
ふふ…わかったわ。▼
[エーティエ]
楽しみが一つ増えましたわね。
それでは走りにまいりましょう!▼

ラピス

支援C

[エーティエ]
ラピスさん。
ちょっとよろしいですか?▼
[ラピス]
あら、エーティエ。
どうしたの?▼
[エーティエ]
あなた、なんでもご自分で作れるそうですが、
その噂は本当ですの?▼
[ラピス]
よく知ってるわね。▼
材料さえあれば家具でもおもちゃでも、
大抵のものなら作れるわよ。▼
ブロディアにいた頃は、
楽器を作って演奏会をしたこともあるわ。▼
[エーティエ]
素晴らしいですわ…!
その腕を見込んでお願いがありますの。▼
あたくしに、筋肉鍛錬の道具を
作っていただけませんこと?▼
[ラピス]
筋肉鍛錬の道具?
それは初めて頼まれたわね。▼
[エーティエ]
あたくしにとって体作りは、
命と同じぐらい大切なものですわ…▼
今まであらゆる鍛錬を試してきたのですが、
自力では効果が出づらくなってきたのです。▼
[ラピス]
確かに…
ある程度鍛えると伸び悩むわよね。▼
[エーティエ]
お分かりいただけますのね!
流石はラピスさん。▼
[ラピス]
それで、具体的にはどこを鍛えたいの?▼
[エーティエ]
そうですわね…腕と胸、お腹周りと背中を
鍛えられれば申し分ございません。▼
お礼ならなんでもいたします。
だから、お願いできないでしょうか?▼
[ラピス]
わかったわ。
難しそうだけど、何か考えてみる。▼
[エーティエ]
ありがとうございます。
楽しみにしていますわ。▼

支援B

[エーティエ]
ラピスさん、
筋肉鍛錬の道具のほうはいかがかしら?▼
[ラピス]
エーティエ。
よかった、ちょうど完成したところよ。▼
見て。これが筋肉鍛錬器、
ムキムキ3号よ。▼
[エーティエ]
3号?▼
[ラピス]
2台ほど失敗したの。▼
でもこれなら、腕と胸、お腹周りと背中の筋肉を
すべて鍛えることができるわ。▼
[エーティエ]
素敵です…! 夢のようですわ。
制作費はいかほどかしら?▼
[ラピス]
その辺の木の枝やゴミなんかを
集めてきて作ったから、お金はいらないわ。▼
[エーティエ]
木の枝やゴミ!?
す、すごいですわね…▼
ですが技術料は別ですわ。
後ほどお礼をさせてくださいませね。▼
さっそく試してみてもよろしいですの?▼
[ラピス]
もちろんよ。▼
(暗転)
[エーティエ]
ふんっ…ふんっ…!
なるほど…!▼
(画面が明るくなる)
[エーティエ]
この負荷の感覚…いいですわね。
制作者のただならぬ感性を感じます。▼
完璧ですわ。
まさにあたくしの求めていたものです!▼
[ラピス]
よかったわ…!▼
[エーティエ]
これだけのものを作れるなんて、
ラピスさんも鍛錬がお好きなのかしら。▼
[ラピス]
そうね…いつもはその辺の岩を持ち上げて
鍛えているけど。あれとか、あれとか。▼
[エーティエ]
あんな大きな岩を…
こんな細い腕で?▼
い、いったいどうなっているのでしょう。
不思議ですわね…▼
ラピスさん、ぜひまたお話を聞かせてくださいまし。
あなたとはいい仲間になれそうですわ。▼
[ラピス]
? ええ、よろしくね。▼

支援A

[エーティエ]
ラピスさん、この前はありがとうございました。
おかげで鍛錬がより捗るようになりましたわ。▼
[ラピス]
良かった。
喜んでもらえて嬉しいわ。▼
お礼にフィレネの茶葉をたくさんいただいて、
逆に悪いみたいだったわね。▼
[エーティエ]
そんなことはございません。
あの素晴らしい品にはそれ程の価値がありますもの。▼
ところで、そこにあるのはなんですの?
お芋のようですけれど。▼
[ラピス]
あっ…!
これは…えっと…▼
実はあたし、ブロディアの田舎で生まれ育ったの。
そこの名産が芋で…▼
両親がときどき、こうやって干し芋を作って
送ってくれるのよ。▼
[エーティエ]
ブロディアの田舎の干し芋?
それってもしかして…▼
脂肪がつきにくく、腹もちがいいと
鍛錬通の間で噂の!?▼
[ラピス]
そんな噂があるの!?▼
[エーティエ]
この干し芋、どこで買えばいいかわからなくて…
まさか、こんなところで出会えるだなんて。▼
[ラピス]
よかったら、食べてみる?▼
[エーティエ]
よろしいのですか!?
では、いただきます!▼
(エーティエが干し芋を食べる)
[エーティエ]
…おいしい!▼
食べた瞬間に甘みが口の中に広がり、
体の疲労が染み渡ります!▼
最高です…感激です…!
心から感動していますわ…!▼
[ラピス]
こんなに喜ぶ人、初めて見たわ…
まさかそんな噂になってたなんて。▼
まだまだたくさんあるから
よかったら持っていって。▼
[エーティエ]
いいんですの!?▼
[ラピス]
ええ、もちろん。▼
[エーティエ]
あぁ…感謝ですわ…
またしてもラピスさんにお礼をしないと。▼
[ラピス]
じゃあ、エーティエと一緒に鍛錬がしたいわ。▼
あたし、力はあるんだけど
戦いが長引くと疲れちゃうことがあって。▼
体力をつけるために、
一緒に走ってくれると嬉しいんだけど。▼
[エーティエ]
お安い御用ですわ!
二人でどこまでも走りましょう!▼
もしかしたらラピスさんの力の元は
このお芋だったのかもしれませんわね。▼
これからも共に高みを目指しましょうね。
ラピスさん!▼

ユナカ

支援C

[エーティエ]
ユナカさん。
少しよろしいですか?▼
[ユナカ]
なんですかな?▼
[エーティエ]
動かないで。
体を調べさせていただきたいのです。▼
[ユナカ]
体を調べる?
どうしてですか?▼
[エーティエ]
理由はあとでご説明しますわ。
では、触らせてもらいますね。▼
(暗転)
[ユナカ]
…………▼
その手つき…もしかして…
わたくしめが何か盗んだと思っているのでは?▼
[エーティエ]
ええ、ご名答。
よくわかりましたね。▼
[ユナカ]
ご、誤解ですぞ。
わたくしめは何も盗んでいません!▼
[エーティエ]
いいえ、盗みましたわ。
間違いありません。▼
[ユナカ]
な、何をですか…?
濡れ衣ですぞ!▼
[エーティエ]
落ち着いてください。
悪いようにはいたしませんから。▼
[ユナカ]
い、嫌です!
こんな仕打ちは不当ですぞ!▼
失礼!▼
(ユナカが立ち去る)
[エーティエ]
あっ、お待ちになって!
ユナカさん!▼

支援B

[エーティエ]
ユナカさん、先日は申し訳ありませんでした。
きっとあなたは誤解されていますわ。▼
[ユナカ]
誤解?▼
[エーティエ]
確かにあなたは盗みをしましたわ。
それは間違いありません。▼
ただ…盗んだものが、
その…▼
[ユナカ]
なんですか?▼
[エーティエ]
あたくしの興味関心なのです。▼
[ユナカ]
えっ!?▼
[エーティエ]
あなたの体型はあたくしの理想…!
その美しさに興味関心を持っていかれましたの。▼
それで筋肉の付き方などを、
調べさせていただきたいと思ったのです。▼
[ユナカ]
そ、そうだったのですか…▼
[エーティエ]
出会い頭に無礼なことをした上に、
誤解をさせてしまい申し訳ありませんでしたわ。▼
[ユナカ]
それはいいのですが、
なぜエーティエ氏の理想がわたくしめなのですか?▼
エーティエ氏の肉体美にかなう者などおりませぬ。
ましてや、わたくしめなど…▼
[エーティエ]
そう言っていただいて光栄ですわ。
でも、あたくしにとっての理想は、あなたですの。▼
あたくしの体は確かに絞られていますが、
これは鍛錬によって作られたもの…▼
一方、あなたの筋肉はしなやかで、
自然にできたものに見えますの。▼
その体の土台はきっと、
幼少期に作られたものですわね。▼
生死を賭けた環境に、日頃から身を置くことで、
自然に形成された筋肉…▼
あくまで勘ですが、
そんな気がいたしますの。▼
[ユナカ]
…………▼
[エーティエ]
ユナカさん。あなたはいったい、
どんな生き方をされてきたのですか?▼
[ユナカ]
…!▼
[エーティエ]
なんていう野暮なことは決して聞きません。▼
[ユナカ]
へっ!?
ひょ、拍子抜けですな。▼
[エーティエ]
ですから安心してくださいな。▼
あたくしはただただ、あなたに憧れています。
そうお伝えしたかっただけですわ。▼
よろしければ、お友だちになってくれませんこと?
ユナカさん。▼
[ユナカ]
もちろんですぞ。エーティエ氏。
素敵な友達ができて、嬉しいです!▼

支援A

[ユナカ]
わあ、きれいな花畑ですな!
癒されますぞ…!▼
[エーティエ]
ここはあたくしの秘密の場所ですの。
ときどき一人で遊びに来るのですわ。▼
[ユナカ]
エーティエ氏は、花畑がお好きなのですかな?▼
[エーティエ]
あたくしはフィレネの花畑の里の出身ですから。
花に囲まれていると元気になれるのですわ。▼
[ユナカ]
…………▼
いいですな…▼
[エーティエ]
何がですの?▼
[ユナカ]
失礼。エーティエ氏の生まれや育ちを想像し、
少し羨ましくなりました。▼
わたくしめとは、
似ても似つかない感じがして…▼
[エーティエ]
そ、そうなのですか…?▼
[ユナカ]
…わたくしめも、
あなたのように生きてきたかった。▼
[エーティエ]
ユナカさん…▼
[ユナカ]
なーんて!
ちょっと言ってみただけですぞ!▼
[エーティエ]
ユナカさんがどんな人生を過ごされてきたのか…
あたくしには想像もつきません。▼
ですが、筋肉は嘘をつきませんわ。▼
あたくしはユナカさんを…
その生きざまを尊敬いたします。▼
[ユナカ]
エーティエ氏…▼
[エーティエ]
この花を見てください。
あたくしの故郷が原産です。▼
[ユナカ]
きれいな花ですな。▼
[エーティエ]
花言葉は「憧れ」。
あたくしたちにぴったりかもしれません。▼
[ユナカ]
ふふ。
まさにそうですな。▼
[エーティエ]
これで花冠を作って、
お互いに贈り合いませんこと?▼
あたくしの国では、本当に仲のいい友人が
花冠を作って贈り合うのです。▼
お互いの末永い幸せを祈って…▼
[ユナカ]
素晴らしい。ぜひやりましょうぞ!▼

ゴルドマリー

支援C

[エーティエ]
今日の夕食も、
おいしそうなお食事が並んでいますわね。▼
あら、そこに根野菜が。
最後の一つですわ。▼
あの根野菜は筋肉鍛錬を愛する者にとって
欠かすことのできないお野菜と言われています。▼
ありがたくいただきますわ。▼
[ゴルドマリー]
失礼します…
横から恐縮です…▼
[エーティエ]
ちょ、ちょっとお待ちを!
それはあたくしが食べようとしてた根野菜ですわ!▼
[ゴルドマリー]
申し訳ありません…
でも、早い者勝ちですので…▼
[エーティエ]
なっ…!?
あなた…イルシオンの方ですわね?▼
[ゴルドマリー]
そういうあなたは、
フィレネ王国のお方ですね…▼
[エーティエ]
諍いは避けたいので、端的に申し上げますわ。
その根野菜をお返しあそばせ。▼
[ゴルドマリー]
謹んでお断りいたします…▼
[エーティエ]
断るって…
横取りをしておいて、よくもまぁそんなことを!▼
[ゴルドマリー]
横取りだなんて、汚い言葉はやめてもらえませんか?
然るべきところに訴えますよ…▼
[エーティエ]
あーもう…
つべこべ言わず、返してくださいな!▼
[ゴルドマリー]
ぱくり…▼
[エーティエ]
あっ!
あたくしの根野菜を…▼
[ゴルドマリー]
もり…もり…
ごくり。▼
恐縮です…ゴチャゴチャうるさいので、
可愛いお口でいただきました…▼
[エーティエ]
うぅ…許しがたいことですわ…!
ゴルドマリーさん、覚えておいてくださいまし!▼

支援B

[エーティエ]
イルシオンでも屈指の変人ゴルドマリーさん。
ちょっとよろしくて?▼
[ゴルドマリー]
え? わたし…耳がおかしいんでしょうか…
失礼ですが…誰が変人だと?▼
[エーティエ]
あなたですわ。▼
無駄にいつも頬を赤く染めていて、
無駄にモテようとしているらしいですわね。▼
[ゴルドマリー]
…失礼ですが、それは何か?▼
エーティエさんこそ…筋肉鍛錬のことしか頭にない
フィレネでも屈指の変人と聞いていますが…▼
[エーティエ]
なっ…!▼
…コホン。あなた、モテたいたら、
もっと体を絞ったほうがよろしいですわよ。▼
[ゴルドマリー]
えっ? 失礼ですが…えっ?▼
[エーティエ]
あたくしのような筋肉質の美女こそ今の流行。
殿方は、あたくしのような女性を求めますの。▼
[ゴルドマリー]
えっ? 恐縮ですが…
えっ? えっ? えっ?▼
[エーティエ]
えっえって、うるさいですわ!▼
[ゴルドマリー]
殿方が…あなたみたいな人を求める?
今、そうおっしゃいました?▼
あの…本当に大変申し訳ないんですが、
もし差し支えなかったら…ササッと死んでもらえません?▼
[エーティエ]
なんですって!?▼
[ゴルドマリー]
はっきり言います。殿方が好きなのは…
わたしみたいな女。ええ、これが真理です。▼
モテてしまってすみません…
豊満で…完璧ですみません…▼
[エーティエ]
うぅ…なんですの、この方は…!▼
[ゴルドマリー]
それはこちらの台詞です…
何なんですか、この人は…▼

支援A

[ゴルドマリー]
すみません、こんなところまできてもらって…▼
[エーティエ]
なんなんですの。
いきなり呼び出して。▼
[ゴルドマリー]
あなたの筋肉…
少しだけ触らせてもらえませんか?▼
[エーティエ]
えっ?▼
[ゴルドマリー]
わたしも少し体を絞ろうかと思いまして。
その参考にさせてもらえたらと…▼
大丈夫です。ちゃんと暗くします。▼
[エーティエ]
あっ…ちょっと…▼
(暗転)
[ゴルドマリー]
うわ…なんですかこの筋肉は…
すごい…素敵です…▼
[エーティエ]
そ、そうですか?▼
[ゴルドマリー]
おぉ…なるほど…
これを目標にがんばってみます。▼
(画面が明るくなる)
[ゴルドマリー]
お礼と言ってはなんですが…
わたしのも触ってみてください▼
[エーティエ]
え?
いいのですか?▼
[ゴルドマリー]
どうぞ、どうぞ。▼
(暗転)
[エーティエ]
うわ…なんですのこれ…
本物ですか?▼
[ゴルドマリー]
もちろんです。▼
[エーティエ]
すごいですわ…
なんだか…目が覚めた思いです…▼
(画面が明るくなる)
[ゴルドマリー]
ごめんなさい…
いきなりこんなことをして…▼
[エーティエ]
いえ、少し嬉しかったですわ。▼
実はあたくしも…こうして鍛える前は、
あなたみたいな豊満なお体に憧れてまして。▼
[ゴルドマリー]
そうですか…▼
もし、よろしければですが…
時間があるとき、もっと話しませんか?▼
お互いの体型維持の方法や…
心がけていることを…いろいろお話したいなって…▼
[エーティエ]
ぜひお願いしますわ。▼
ここ駄目のお話ですが、いい筋肉増強剤があるのです。
今度、持ってきますわ。▼
[ゴルドマリー]
あ、でしたらわたしも…
豊満な体になれるという噂の牛乳があるんです…▼
[エーティエ]
ふふ。
あんなに険悪でしたのに、不思議ですわね。▼
あのとき、根野菜を横取りしてくれて
ありがとうございます。▼
[ゴルドマリー]
いえ…お礼には及びません…
可愛い口でいただいて恐縮です…▼
これからは、体作りの仲間として…
よろしくお願いします。▼

パネトネ

支援C

[エーティエ]
パネトネさん、ご機嫌いかがですか?▼
[パネトネ]
おかげさまで絶好調ですます。▼
エーティエさんこそ、
ご機嫌うるわしゅうでございますですの。▼
[エーティエ]
ええ、どうも。▼
…………▼
じー…▼
[パネトネ]
…?
なんでございますですの?▼
[エーティエ]
あっ、失礼いたしました。
あたくしとしたことが、品のない…▼
…ごほん。▼
パネトネさん。あなたは言葉遣いが丁寧で、
身のこなしに気品がある淑女ですわね。▼
[パネトネ]
ありがとうございますですわ。
お褒めに預かり光栄ですます。▼
[エーティエ]
ただ…▼
[パネトネ]
ただ?▼
[エーティエ]
何か隠していませんこと?▼
[パネトネ]
隠すって…
何をでございますです?▼
[エーティエ]
あなたは淑女でありながら、淑女ではない…
ニセ淑女の匂いがいたしますの。▼
[パネトネ]
ニセ淑女!?
そ、そんなことないですます!▼
[エーティエ]
認めたくないようですわね。
いいでしょう。▼
正攻法では無理というなら、
別の手を使うしかありませんわ。▼
本日はこれにて失礼。▼
(エーティエが立ち去る)
[パネトネ]
いきなり、何なんですますの…▼

支援B

[エーティエ]
パネトネさん。
悪く思わないでくださいませ…▼
はああっ!▼
(エーティエが矢を放つ)
[パネトネ]
…!?▼
だ、誰だ!?▼
どこのどいつか知らねえが、
闇討ちとはいい度胸してるじゃねえか!▼
ぶちのめしてやるぜえっ!▼
[エーティエ]
ちょっとお待ちを!
あたくしです!▼
[パネトネ]
!?▼
エーティエ…▼
さん…?▼
[エーティエ]
うふふ。パネトネさん。
今のがあなたの本当の姿ですわね。▼
[パネトネ]
い、いえ…それは…▼
[エーティエ]
否定しても無駄ですの。▼
あなたの普段の態度は見せかけ。
その本質は今、見せていただいたような姿…▼
つまり、ニセ淑女ですわ。▼
[パネトネ]
ち、違うでございますです!
違うったら違うんですます!▼
[エーティエ]
そんなに取り乱さないでくださいませ。
あたくしは、悪い意味で言っているのではありません。▼
[パネトネ]
へっ?
では、どういう…▼
[エーティエ]
詳しくは、また今度お話ししますわ。
ごぎげんよう。▼
(エーティエが立ち去る)
[パネトネ]
ご、ごきげんよう…でございますです…▼

支援A

[エーティエ]
ごきげんよう、パネトネさん。
先日は奇襲をかけて申し訳ございませんでしたわ。▼
[パネトネ]
ああ、先日のあれ…
びっくりしたでございますです。▼
[エーティエ]
あたくしがあんなことをしたのは、
悪気があったからではございません。▼
あたくしは、あなたのニセ淑女を
あぶり出したかったのです。▼
なぜなら…
あたくしも同じようなものですので。▼
[パネトネ]
えっ!?
では、あなたも平民の生まれなのです?▼
昔は荒れていて家出を繰り返し、
手が早く口が悪いでございますですの?▼
[エーティエ]
いえ、そうではないのですが…
とりあえず、あたくしの腹筋を触ってみてくださいな。▼
[パネトネ]
わかりましたでございますです…▼
!?▼
ここ、これが腹筋!?
鉄の防具としか思えないほど硬いですが!?▼
[エーティエ]
ええ。バキバキに鍛えておりますの。 世の中にこんな淑女がいますでしょうか?▼
[パネトネ]
恐らくいないと思いますです…▼
[エーティエ]
見た感じは淑女なのに、中身は淑女じゃないよね。
そう言われた経験、あなたにもおありでしょうね。▼
[パネトネ]
は、はい。▼
[エーティエ]
やっぱり!▼
そんな人間は世界であたくしだけと思っていましたが、
やっと仲間が見つかりましたわ。▼
これからはともに手を取り合って
生きていこうではありませんか。▼
[パネトネ]
エーティエさん…▼
ふふ。最初は驚きましたですが、
腕っぷしの強い者同士仲良くなれそうですます。▼
髪の色も似ていますし、
通じるところがあるのかもですわ。▼
[エーティエ]
では、お近づきのしるしに、
これをどうぞ。▼
[パネトネ]
まあ、綺麗なお花でございますですね。▼
[エーティエ]
あたくしの故郷の名産で、
花言葉は「風変わりな淑女」と「通い合う心」…▼
変わった淑女どうし、親睦を深められたらと思って
お持ちしました。▼
[パネトネ]
まさにわたくしたちのためにあるようなお花…
感激でございますです…!▼
[エーティエ]
これからは骨太の淑女として
互いに切磋琢磨してまいりましょうね。▼
[パネトネ]
はい、ぜひとも。▼

フォガート

支援C

[フォガート]
うーん。
どうしようかなぁ…▼
[エーティエ]
どうされたのですか、フォガート王子?▼
[フォガート]
次の宴を計画してるんだけど、
全然、いい案が浮かばなくて。▼
みんなの気分が晴れ晴れするようなものにしたい…
でも、これがなかなか難しいんだ。▼
[エーティエ]
難しい、とは?▼
[フォガート]
状況が状況だから、楽団なんかに
きてもらうというのも大変そうだし。▼
物資も限られているから新しいことを試して
失敗するわけにもいかないし…▼
[エーティエ]
ふむ。そう考えると、確かに。▼
[フォガート]
あ、お菓子を食べる会なんてどうだろう?
みんなで集まって甘いものを食べるんだ。▼
[エーティエ]
お菓子は…あたくしの敵ですわ。▼
[フォガート]
エーティエはお菓子が嫌い?▼
[エーティエ]
嫌いではないですが、筋肉を愛する者にとって、
余分な肉の増加は許せませんので。▼
それより、鍛錬の会なんて如何です?▼
[フォガート]
それって、何をするの?▼
[エーティエ]
みんなで集まって、
ひたすら筋肉鍛錬をするのです。▼
[フォガート]
いやぁ…どうかなぁ…
そういうのは人を選んじゃうから、難しい気がするなぁ…▼
[エーティエ]
そうですか…▼
[フォガート]
他にも何か考えてみるよ。
ありがとう、エーティエ!▼

支援B

[エーティエ]
フォガート王子。
宴の件は、いい案は出ましたか?▼
[フォガート]
それが難航してて…▼
肉を食べる会もいいかなと思ったけど、
肉は結構、食事に出るし…▼
逆に野菜を食べる会にしたら、
体を動かす俺たちには、野菜だけでは物足りない。▼
おいしい飲み物をいただく会もいいかもって思ったけど、
どうせやるなら何か食べたいし。▼
はぁ…
まったく決まらないよー…!▼
[エーティエ]
でしたら、筋肉増強剤の会なんてどうです?▼
[フォガート]
それって…
エーティエがよく飲んでる飲み物?▼
[エーティエ]
そうですわ。筋肉鍛錬の愛好者に好まれる、
あの究極の逸品です。▼
[フォガート]
いやいやいや、それこそないよ。▼
[エーティエ]
どうしてですの?▼
[フォガート]
どうしてって、筋肉増強剤だよ?
つまり薬でしょ? おいしくないんじゃ…▼
[エーティエ]
口にされたことはあるのですか?▼
[フォガート]
いや、ないけど…▼
[エーティエ]
ご経験がないのに、
あり得ないと決めつけるのですか?▼
[フォガート]
! わ、わかった。ごめん。
偏見で判断しようとしたのは認める。▼
でも、みんなで集まって筋肉増強剤を
口にするだけだろ?▼
[エーティエ]
ふふっ、フォガート王子。
まだまだですわね。▼
あたくしたちが毎日おいしくもない筋肉増強剤を
口に入れて満たされているとお思いで?▼
[フォガート]
…ち、違うの?▼
[エーティエ]
少し時間をくださいな。
このあたくしに、名案がございますの。▼
[フォガート]
わかった。
楽しみに待ってるよ。▼

支援A

[エーティエ]
ようこそおいでくださいました、
フォガート王子。▼
今日は筋肉増強剤が秘める無限の可能性を
たっぷりと味わっていただこうと思いますわ。▼
召し上がっていただきたいのは、これです。▼
[フォガート]
わあ…!
おいしそうな料理だね!▼
[エーティエ]
うふふ。この干した果実のケーキも、蜂蜜パイも、
ラクダの乳のムースも、焼き菓子も…▼
どれも筋肉増強剤を使った
特別料理でございます。▼
[フォガート]
え!?▼
みんな…筋肉増強剤が入ってるの?▼
[エーティエ]
ええ、例外なく。
味はご自身の舌でお確かめください。▼
[フォガート]
わかった…いただきます。▼
…………▼
こ! これは…おいしい!!
甘さも控えめで…その分、素材の味を楽しめる!▼
[エーティエ]
どれも砂糖の代わりに、
甘めの筋肉増強剤を使っています。▼
おかげで体重増加を気にすることなく、
筋肉によいものを摂ることができるのです。▼
[フォガート]
いい…いいよ、エーティエ!!
俺の心に突き刺さった!▼
斬新だよ!
今までにない、全く新しい宴になる!▼
[エーティエ]
それは良かったですわ。▼
[フォガート]
エーティエ、さっそく計画を立てよう!
君も一緒にやってくれるよね?▼
[エーティエ]
ええ、もちろん。
ですが、条件があります。▼
これからあたくしとソラネル十周走りましょう。
そのあと腕立て千回、腹筋千回。さらに…▼
[フォガート]
ちょ…ちょっと待った!
どうしてそんなことしなきゃならないの?▼
[エーティエ]
主催者である王子にも体を限界まで追い込んでいただき、
筋肉増強剤を欲する感覚を味わってほしいのです。▼
その感覚がわかったとき、王子は心からの愛情を込めて
新たな宴を開催できますわ。▼
[フォガート]
わ、わかった…全ては宴のためだ。
でも最初だし、優しく頼むよ。▼
[エーティエ]
もちろんですわ。死なない程度のギリギリまで、
優しく追い込んで差し上げます。▼
[フォガート]
ひ、ひえぇ…!
お手柔らかにーっ!▼

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Last-modified: 2023-11-23 (木) 10:08:36
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