会話集/章別会話
第9章 激突†
ナレーション†
モリオン王と神竜軍はハイアシンス王の
呼びかけに応じ、イルシオンとの国境へ。
オープニング†
- [リュール]
- ディアマンド、モリオン王は?▼
- [ディアマンド]
- ハイアシンス王のいる地点へと向かった。
私たちは後方待機との指示だ。▼
- [リュール]
- わかりました。▼
- [ディアマンド]
- それから、これを返しておく。▼
- [リュール]
- 『若き獅子の指輪』…
モリオン王に渡さなかったんですか!?▼
- [ディアマンド]
- …受け取ってくれなかったんだ。▼
- [ロイ]
- もしものときに、敵に奪われてはいけないからと…
神竜の元に戻るよう言われたよ。▼
- [リュール]
- ですが!▼
- [ディアマンド]
- 父上は、正々堂々と勝負をしたいんだ。▼
指輪が卑怯な力だと言っているわけではない。
しかし、武力の国として…私たちにも矜持がある。▼
こういった場では、何の力も借りないと。
どうか父上の思いを汲んでくれないか。▼
- [リュール]
- …わかりました。
しかし、相手に同じ矜持があるかはわかりません。▼
万一の時のため、
私たちはすぐに加勢できる場所にいましょう。▼
- [ディアマンド]
- ああ。▼
- [ロイ]
- そうしよう。▼
- [リュール]
- ! 始まるようですよ。▼
ムービー「国境激突」†
- [モリオン]
- うおおおおーーーーっ!!▼
- [ハイアシンス]
- 幾度も我が国に攻め込んでくれた礼…▼
今こそさせてもらおう!▼
- [モリオン]
- ははは!
その兵たちで、我がブロディア軍に勝てると?▼
- [ハイアシンス]
- イルシオン軍には、ソンブル様のご加護がある。▼
- [モリオン]
- 貴様…!▼
(モリオンとハイアシンスの戦闘)
- [モリオン]
- フン!▼
どうした?
邪竜の加護とはこの程度か。▼
- [ハイアシンス]
- あの御方はまだ本調子ではない。▼
儀式を行わねば。▼
- [モリオン]
- 儀式?▼
- [ハイアシンス]
- ソンブル様が力を取り戻されるための儀だ。▼
それには…王の生き血が必要でな。▼
貴様を贄とし、▼
貰い受けるぞ…!▼
- [モリオン]
- なに!?▼
ぐあっ!!!!▼
- [ハイアシンス]
- フフフ…▼
- [ディアマンド]
- 父上!!▼
- [リュール]
- 加勢しましょう! モリオン王の救出を!▼
- [ハイアシンス]
- 勝負あったな。ブロディアの王よ。▼
- [グリ]
- ほい、じゃあコイツは回収するぜ。▼
- [マロン]
- 先に戻っていますね、ハイアシンス様。▼
- [ハイアシンス]
- うむ。▼
- [ディアマンド]
- 奴ら、父上を連れ去る気か!!?▼
- [リュール]
- させません!▼
- [アイビー]
- …ここは通さないわ。▼
- [リュール]
- アイビー王女…!?▼
- [ハイアシンス]
- そのまま奴らの足止めをせよ。▼
- [アイビー]
- はい。▼
- [ハイアシンス]
- ときに、アイビー。
ソンブル様より賜った『賢王の指輪』…▼
守れなかった失態は、わかっているな?▼
- [アイビー]
- …………▼
- [ハイアシンス]
- 失ったのなら、自分で取り戻せ。
私が国に戻る間、恙無く務めよ。▼
- [アイビー]
- そう…時間を稼いで、死ねということね。▼
それでも、お父様のためなら…▼
- [ディアマンド]
- 足止めをする気か?▼
- [リュール]
- 早くハイアシンス王の後を追いかけないと、
モリオン王が…!▼
戦闘開始前†
- [リュール]
- かなり吹雪いてきましたね。
辛い戦いになりそうです。▼
- [ディアマンド]
- 急ぎアイビー王女の軍を退けるぞ!▼
父上を連れ去るとは、
ハイアシンス王は何を考えている!?▼
- [リュール]
- また、異形兵がこんなに…
気を引き締めないといけませんね。▼
戦闘開始時†
- [ジェーデ]
- 吹雪いてきたわね…
ディアマンド様と合流できるかしら。▼
不安な時は瞑想が一番なのだけれど…
今は立ち止まっている場合ではないわね。▼
主人公→ジェーデ†
- [リュール]
- あ、あの…大丈夫ですか?▼
- [ジェーデ]
- 平気よ。少し暝想をしていたの…
貴方…見ない顔ね。新しい国境兵…?▼
- [リュール]
- いえ、国境兵ではないんです。
私は神竜リュールと申します。▼
- [ジェーデ]
- 神竜様!?
し、失礼いたしました…!▼
私はブロディア王城騎士ジェーデ。
我が主君ディアマンド様より、お話は伺っております。▼
これより私も、貴軍の麾下に加えていただきたい。▼
- [リュール]
- わかりました。
よろしくお願いします、ジェーデ!▼
- [ジェーデ]
- 鉄壁の守りで、お役に立ってみせましょう。
…斯くして騎士は、神竜の仲間となった…▼
ジェーデが仲間になった
ディアマンド→ジェーデ†
- [ディアマンド]
- ジェーデ!▼
- [ジェーデ]
- ディアマンド様…!▼
御無事で安心いたしました。
ブロディア城は…▼
- [ディアマンド]
- 神竜様が来てくださったお陰で無事だ。
しかし、父上が…▼
ジェーデ、国境での任は解く。
これより先は、私と共に!▼
- [ジェーデ]
- 承知しました!▼
ジェーデが仲間になった
1ターン目敵軍フェイズ開始時†
- [カゲツ]
- さて、捲土重来といけば良いが…
なんだか嫌な予感がするのう。▼
- [ゼルコバ]
- アイビー様、「ハイアシンス王」からの
「新たな指輪」はないのですか?▼
- [アイビー]
- ないわ。貴方たちも聞いたでしょう…
奪われたのなら取り戻せ、と。▼
先刻の戦と違って、増援の兵も見込めない。
今ある兵で時を稼ぐしかないわ。▼
嫌なら今のうちに逃げることね…▼
- [ゼルコバ]
- アイビー様は?▼
- [アイビー]
- 逃げる選択肢があると思うの…?
私は残るわ。負けるとわかっていても。▼
…死ぬとわかっていてもね。▼~
- [ゼルコバ]
- …………▼
- [アイビー]
-
あなたたちは南北の砦に向かいなさい。
そこに異形兵を待機させているわ。▼
ジェーデが敵と交戦した時†
- [ジェーデ]
- 瞑想している場合ではなさそうね…
このジェーデの守り、崩せるかしら。▼
vs カゲツ†
- [カゲツ]
- アイビー様が決死の思いで残ったのじゃ…
余も退くわけにはいかぬ…!▼
カゲツ撃破†
- [カゲツ]
- アイビー様が、心配じゃ…
余は、ここで倒れるわけには……▼
vs ゼルコバ†
- [ゼルコバ]
- これが「仕事」だ、仕方がないさ…
「逃げる」こともできたが、俺は……▼
ゼルコバ撃破†
- [ゼルコバ]
- くっ…「これ以上」は駄目だ…
アイビー様の元に……▼
vs アイビー†
- [アイビー]
- ここは通さない…
私だって、お父様のことを……▼
アイビー撃破†
- [アイビー]
- ごめんなさい…お父様……▼
カゲツが北の砦に到達†
- [カゲツ]
- 無事到着じゃな。
異形兵たちよ、出撃じゃ!▼
ゼルコバが南の砦に到達†
- [ゼルコバ]
- 「到着」だ…「異形兵」を出すぞ。▼
クリア後の会話†
- [アイビー]
- …私の負けよ。殺しなさい。▼
- [リュール]
- いいえ、命は奪いません。▼
- [アイビー]
- 甘いことを…! ここで殺さないと、
国に帰ってまた襲いに来るかもしれないわよ。▼
- [リュール]
- それはできないはずです。
国には帰れない。そうでしょう?▼
- [アイビー]
- どうして…▼
- [リュール]
- あなたは指輪を持っていませんでした。
勝たせるつもりなら、王は指輪を持たせたはずです。▼
それに、あの天候で、あの場で、
王女であるあなたが足止めをする必要はなかった。▼
つまり…私には理解できませんが、
ハイアシンスはあなたを捨て駒として扱っている。▼
- [アイビー]
- …ふふ、そうかもしれないわね。▼
- [リュール]
- それなら、今ここで…
あなたの命を奪うことは無意味です。▼
アイビー王女。私は、あなたを殺しません。▼
- [アイビー]
- 死に、救いすら求めさせてくれないのね。
酷い人…でも、▼
…やっぱり貴方は、私の神様だわ。▼
- [リュール]
- え…?▼
- [アイビー]
- 何でもないわ…
見逃してくれるということでいいのかしら。▼
- [リュール]
- はい。▼
- [アイビー]
- それなら代わりに、情報を差し上げるわ…▼
モリオン王が、どこに…
なんのために連れ去られたのかを。▼
- [リュール]
- !▼
- [ディアマンド]
- 頼む、教えてくれ!▼
- [アイビー]
- お父様…ハイアシンス王は、
邪竜が力を取り戻すための儀式をしようとしているわ。▼
- [リュール]
- 儀式?▼
- [アイビー]
- ええ。邪竜を目覚めさせたのはいいものの…
まだ満足には動けない状態なの。▼
かつて神竜ルミエルの施した封印の効果で…
竜化どころか、立つことさえ叶わないそうよ。▼
十二の指輪があれば一番いいのだけれど、
すぐに集めることは難しい…▼
そこで、指輪に代わる方法として…
古の儀式で仮初の力を取り戻させることにしたの。 ▼
…王の生き血を贄としてね。▼
- [ディアマンド]
- なんだと!?▼
- [リュール]
- 生き血って…それじゃあモリオン王は!▼
- [アイビー]
- ソンブルに捧げるために連れ去られたのよ。
最初から、それが目的だったの。▼
- [リュール]
- そんな…!▼
- [アイビー]
- 儀式の場所は…イルシオンのデスタン大教会。
行くなら急ぎなさい。▼
それから…くれぐれも気を付けて。
邪竜が復活してから、お父様は変わってしまったわ。▼
- [リュール]
- わかりました。▼
- [アイビー]
- 私が知っているのはここまでよ。
行きましょう…ゼルコバ、カゲツ。▼
- [リュール]
- これから、どこに?▼
- [アイビー]
- 今はどこにも与せず、自分にできることを探すわ…
また会うことがあれば…▼
その時は敵でないことを祈るわ、神竜様。▼
- [リュール]
- 私たちはイルシオンに!▼
- [ディアマンド]
- ああ! 急ごう!▼
散策後の会話†
- [リュール]
- イルシオンに入ってから、
雪がさらに強くなってきました…▼
大教会は、こちらで合っているんでしょうか。▼
- [アルフレッド]
- わからない…この雪じゃ、方向がつかめないよ。▼
- [ディアマンド]
- 迷っている暇はないというのに…!▼
…おい、前に誰かいるぞ!
まさか、また敵が…!▼
- [ヴェイル]
- え…? リュール?▼
- [リュール]
- ヴェイル!?▼
- [ディアマンド]
- 知り合いか?▼
- [リュール]
- 友達です。
ヴェイル、どうしてこんなところに?▼
- [ヴェイル]
- …わからない。▼
- [リュール]
- わからないって…
知らないうちに、国境を越えたっていうんですか!?▼
- [ヴェイル]
- そっちこそ、どうしたの?
困ってるみたいだけど。▼
- [リュール]
- …デスタン大教会に行きたいんです。
でも、吹雪で道に迷ってしまって。▼
- [ヴェイル]
- 大教会なら、あっちだよ。▼
- [リュール]
- わかるんですか?▼
- [ヴェイル]
- もう結構近くまで来てる。
あの一番高い木を目印に進めばいいわ。▼
- [リュール]
- …ありがとうございます!▼
- [ヴェイル]
- この前、包帯を巻いてくれたお礼だよ。
あの時のあなたの手、温かったな…▼
…あれ? そういえば…リュール、
指輪なんてしてたっけ?▼
- [リュール]
- はい。とても大切な物なんです。▼
- [ヴェイル]
- この前は気づかなかったわ。
すごく綺麗だね。▼
ほんとうに キレイ…▼
- [リュール]
- ヴェイル?▼
- [ヴェイル]
- ……紋…章士ノ…指輪……▼
- [リュール]
- ヴェイル!?▼
- [ヴェイル]
- !!▼
あ…! ご、ごめんなさい!!
それじゃ、わたし…これで!!▼
- [リュール]
- どこに行くんですか!
一人では危険です!!▼
- [アルフレッド]
- …見失ってしまったね。▼
- [ディアマンド]
- 探している時間はない。
こうしている間にも、父上が…▼
- [リュール]
- そうですね。急ぎましょう。▼
…ヴェイル、あなたは一体…▼
コメント†