会話集/章別会話
外伝 熱き猛将†
ナレーション†
瘴気が立ちこめる、薄暗い洞穴のなかで、
新たな腕輪が発見されたとの報せを受けた。
オープニング†
- [チキ]
- こっちこっち!
うでわの仲間は、こっちだよ。リュール!▼
- [リュール]
- チキの言うとおり、腕輪が…
これが『熱き猛将の腕輪』ですか?▼
- [チキ]
- チキとおなじでねむってるの。
起こしてあげられる?▼
- [リュール]
- 勿論です。
腕輪を見た時、呪文が頭に浮かんできました。▼
『勇烈(いさ)め、天雷の紋章士<エムブレム>!』▼
ムービー『紋章士ヘクトル』†
オープニング2†
- [ヘクトル]
- あー、よく寝たぜ。
よう、俺はヘクトル。お前が起こしてくれたのか?▼
- [リュール]
- はい。私は神竜リュール。
紋章士ヘクトル、お会いできてうれしいです。▼
- [ヘクトル]
- 俺もだぜ、ありがとよ!
やっぱ外で動けるのはいいな!▼
それで、俺を起こしたのはどうしてだ?
何か理由があるんだろ?▼
- [リュール]
- この世界は今、戦の渦中にあります。
私たちは平和を取り戻したい…▼
世界を、そこに生きる人々を守るため、
あなたの力を借りたくやってきました。▼
- [ヘクトル]
- へぇ、いいじゃねぇか。その目、まっすぐで。
何だかあいつを思い出すぜ。▼
- [リュール]
- あいつ…?
ヘクトルの知り合いの方でしょうか?▼
- [ヘクトル]
- 俺の親友、エリウッドだ。▼
俺がいた世界であいつは、今のお前のように
世界を覆う災いを振り払うために戦った。▼
俺たちの世界を脅かした『黒い牙』って連中が
そりゃあ厄介でな。▼
エリウッドやリン…仲間を
死なせてたまるかって必死に戦ったもんさ。▼
- [リュール]
- ヘクトルの想いと行動はきっと、
彼らに大きな安心を与えたのでしょうね。▼
- [ヘクトル]
- そう言われると、少し気恥ずかしいな。
ま、お前たちの事情はわかった。▼
そういうことなら俺としても協力したい。がその前に、
リュール、一つ手合わせといこうぜ。▼
- [リュール]
- 手合わせ?▼
- [ヘクトル]
- 久しぶりの外だ。思いっきり体を動かしたい。
それに、お前の力と覚悟も知りてーしな。▼
- [リュール]
- わかりました。そういうことでしたら。
全力でお相手いたします!▼
- [ヘクトル]
- さーて、そうと決まれば、
俺もいっちょ暴れるとするか!▼
ステージ開始時†
- [ヘクトル]
- 始めるか。
さあ、かかってこい!▼
- [ヴァンドレ]
- 神竜様。あちらから、霧のようなものが漏れ出ています。
何か起きるやもしれません…ご注意を。▼
vs ヘクトル†
主人公 vs ヘクトル†
- [ヘクトル]
- リュール、どっからでも来い!▼
- [リュール]
- 何という覇気。油断すれば、
簡単にあの斧で叩き伏せられてしまいそうです。▼
ですが、背中を向けるわけにはいきません。
力を示すためにも、必ずあなたに勝ってみせます!▼
- [ヘクトル]
- いい気合いだ。こっちもうかうかしてられねえな。
いくぞ!▼
リンとシンクロしたユニット vs ヘクトル†
- [ヘクトル]
- おい、リンじゃねーか!
お前もいたのか!▼
- [リン]
- ヘクトル。
私が相手でやりにくいなんて言わないわよね?▼
- [ヘクトル]
- まさか! 俄然やる気が出るってもんだ。
お前が相手でも手加減なんてしねーぞ?▼
- [リン]
- もちろんよ。こっちも全力でいくから、
あなたも本気できなさい!▼
クリア後の会話†
- [ヘクトル]
- やるじゃねーか、リュール!
俺を吹っ飛ばすなんて驚いたぜ!▼
- [リュール]
- これで力の証明ができたでしょうか?▼
- [ヘクトル]
- ああ。お前の力、そして想い。
充分伝わってきたぜ。▼
しかし、割と本気を出してたんだがな。
俺がいなくても充分じゃねーか?▼
- [リュール]
- そんなことはありません。
ヘクトルの斧から繰り出される技、堅牢な防御…▼
とても、私一人では打ち破れませんでした。
仲間たちがいてくれたおかげです。▼
- [ヘクトル]
- その思い、大切にしな。▼
俺は、親友やリンを守りたいって思いで、
俺だけが強けりゃ、みんなを守ってやれる…▼
そんな風に考えてた時があったが、
それじゃあ駄目だった。▼
『黒い牙』との死線をくぐり抜けられたのは、
信頼できる仲間に背中を預けられたからだ。▼
- [リュール]
- ヘクトルの周りにいた方たちは、
本当に素晴らしい仲間だったのですね。▼
- [ヘクトル]
- おう、自慢の仲間だ!▼
リュール、お前の諦めない姿勢、
前に進もうとする思い。見せてもらったぜ。▼
- [リュール]
- では、あなたの力を私に貸していただけますか?▼
- [ヘクトル]
- 期待されている以上、
このヘクトル、お前の力として応えてみせるぜ。▼
- [リュール]
- ありがとうございます!
よろしくお願いしますね、紋章士ヘクトル。▼
- [ヘクトル]
- おう!▼
リンがいる場合†
- [ヘクトル]
- よう、リン。
ちょっといいか?▼
- [リン]
- どうしたの?
戦い足りなかったのなら、もう一回してもいいわよ。▼
- [ヘクトル]
- そうじゃねーよ。さっきの攻撃、大丈夫だったか?
お前との手合わせが楽しくて、つい本気を出しすぎた。▼
- [リン]
- 心配してくれてありがとう。あなたの鎧の重さと、
戦斧の破壊力を合わせた一撃は確かに強烈だったわ。▼
けど、平気よ。
それに…少し嬉しかったのもあるわ。▼
- [ヘクトル]
- 嬉しかった?▼
- [リン]
- 手合わせをしていて、あなたとエリウッド、
そしてみんなと一緒にいた頃を思い出したの。▼
大変な戦いだったけど、
あなたたちと旅をして楽しかった思い出もたくさんある。▼
あの時の気持ちが、胸に広がっていったわ。▼
- [ヘクトル]
- そいつは俺もだ。▼
お前になら、
安心して背中を預けて戦えるってもんだ!▼
お前は俺が信頼する大切な仲間だからな!▼
- [リン]
- …その言葉、忘れないで。
私を置いて一人で突っ走ったりしないでよ。▼
- [ヘクトル]
- わかってるって。
お前の背中はしっかり俺が守るさ!▼
探索中の会話†
- [ヘクトル]
- やるな、リュール!
戦いぶりを近くで見て、俺も腕を高めるとするぜ。▼
コメント†