会話集/支援会話/主人公(女)/ブロディア

会話集/支援会話

主人公(女)の支援会話†

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ディアマンド†

↑

支援C†

[リュール]: わ、わーっ！！
異形兵がーっ！！▼
[ディアマンド]: 何だ、民が異形兵に追われているのか！？
…あれは、神竜様！？▼
[リュール]: ディアマンド！
助けてくださーい！▼
[ディアマンド]: せやっ！！▼
[リュール]: …はあ、助かりました。
すみません、手を煩わせましたね。▼
[ディアマンド]: それはいいが…
神竜様ともあろうものが、
どうして追われていたんだ。▼
[リュール]: 急に出てきたので、つい逃げてしまったんです。
私、異形兵がどうにも苦手で。▼
[ディアマンド]: 苦手？
しかし。普段は普通に戦えているではないか。▼
[リュール]: 戦場では平気なんです。
これから戦うぞ、という気持ちで挑むので。▼
ですが、先ほどの異形兵は
完全に気を抜いているときに出てきましたから…▼
日常に潜まれると、抗う術がありません。▼
[ディアマンド]: それは…どう違うのだ。▼
[リュール]: ディアマンド、何か苦手なものは？▼
[ディアマンド]: 毛の生えた虫だろうか。▼
[リュール]: では例えば、これから毛虫を退治しに行くぞ…と
覚悟した先で毛虫を見た場合と、▼
夕食中に突然毛虫が落ちてきた場合を
想像してください。▼
[ディアマンド]: …………▼
[リュール]: 後者は、取り乱しませんか。
わーっとなりませんか。▼
[ディアマンド]: なる。▼
[リュール]: さっきのは後者です。▼
[ディアマンド]: なるほど…それは説得力がある。
流石、神竜様は聡明だ。▼
[リュール]: 褒めすぎですよ。ああ、もしかして…
先程のフォローをしてくださってるんでしょうか。▼
かっこ悪いところを見せてしまって、
すみませんでした。▼
私もディアマンドのように
堂々とした風格を持てればいいのですが…▼
[ディアマンド]: …堂々とした風格、か。▼

↑

支援B†

[ディアマンド]: …………▼
[リュール]: ディアマンドが暗い顔をしているとは、
珍しいですね。▼
[ディアマンド]: ああ、神竜様か…
変なところを見せてすまない。▼
[リュール]: その手に持っている物は？▼
[ディアマンド]: これは私の父上…
モリオン王から授かった勲章だ。▼
[リュール]: モリオン王から…▼
[ディアマンド]: イルシオンとの戦闘で、敵に囲まれたことがあってな。▼
どうやって仲間とともに生還するか…
必死になって指揮を執った。▼
その結果、この勲章を授かって…
私は父上に初めて認められた気がした。▼
しかし、ときどき思ってしまうのだ。▼
あのときはただ運がよかっただけで、
この勲章に見合う活躍ではなかったのではないかと。▼
[リュール]: いつも堂々としているディアマンドにも、
不安や悩みがあるのですね。▼
[ディアマンド]: 弱気なところを見せて悪かった。▼
このことは他言無用で願おう。
ブロディア王国第一王子の威厳に関わるからな。▼
[リュール]: はい。私も以前はかっこ悪いところを見せたので、
これでおあいこです。▼
でも、一つだけ言わせてください。▼
[ディアマンド]: …？▼
[リュール]: 弱気なところもあると知って、
私はディアマンドにとっても親しみが湧きました。▼
弱気も悪いところばかりではありません。▼
[ディアマンド]: ふっ…
本当に神竜様は不思議な方だ…▼

↑

支援A†

[リュール]: …………▼
[ディアマンド]: 神竜様。鍛錬か？▼
[リュール]: はい。
ずっと自分の力不足を感じているんです。▼
私は本当はとても臆病で、弱くて。
こんなことで世の平穏を取り戻せるのかと…▼
[ディアマンド]: …………▼
[リュール]: どうしたのですか？▼
[ディアマンド]: いや…
神竜様ほどの方でも、悩むことがあるのだな。▼
[リュール]: それはもちろんです。
悩むことが多くて、もう大変ですよ。▼
[ディアマンド]: ふっ。▼
[リュール]: 何がおかしいのですか？▼
[ディアマンド]: いや、弱気なところもあると知って、
神竜様に親しみが湧いてきた。▼
[リュール]: い、今ですか？
最初の方に見せたじゃないですか。▼
異形兵に追いかけられて
必死の形相で逃げている私を。▼
[ディアマンド]: はは。
そうだったな。▼
しかし…私は神竜様だったから
不安を漏らすことができた。▼
もし、神竜様がいなければ
今でも厳しい顔で父上のことを考えていただろう。▼
神竜様には感謝しているよ。▼
[リュール]: それは私も同じです。
こんなにも気持ちを素直に話せる相手がいるなんて…▼
私たちは似ているのかもしれませんね。▼
[ディアマンド]: そうかもしれないな。▼
[リュール]: これからも二人で支え合いましょう。
そうすればきっと何だって乗り越えていけます。▼

↑

支援Ring†

[ディアマンド]: 神竜様。
ちょっといいか。▼
[リュール]: なんでしょうか？▼
[ディアマンド]: これを、神竜様に受け取ってほしい。▼
[リュール]: …指輪ですか？▼
[ディアマンド]: ああ。父上からもらった勲章を溶かして作ったものだ。▼
[リュール]: 勲章を！？
どうして、あれほど大切にしていた物を…！▼
[ディアマンド]: 構わんさ。ブロディア王国の勲章は、
代々こうやって形を変えて受け継がれてきたんだ。▼
[リュール]: それなら、余計に私がいただくわけには…▼
[ディアマンド]: 二人で支え合う。
神竜様は私にそう言ってくれた。▼
これはそのための証だ。▼
[リュール]: …………▼
[ディアマンド]: どうか…この指輪を受け取ってほしい。▼
[リュール]: ディアマンド…▼
私はこの指輪に見合うほど
立派ではないかもしれません。▼
ですが、そうなるように努力したいと思います。▼
[ディアマンド]: では、受け取ってもらえるんだな？▼
[リュール]: はい。▼
[ディアマンド]: ありがとう、神竜様。▼
[リュール]: お返しという形になってしまいましたが、
私からも、これを。▼
[ディアマンド]: これは、『約束の指輪』…！？▼
[リュール]: 本当は、私から渡そうと思っていたのに、
先を越されてしまいましたね。▼
[ディアマンド]: しかし、こんな大切な…▼
[リュール]: 大切なものという意味では、
私が受け取った指輪も同じです。▼
嫌とは言わせません…私の隣にいてほしい人は
ディアマンド以外にはいませんから。▼
[ディアマンド]: ふっ…そうか。私もそれは、誰にも譲る気はない。
ありがたく受け取ろう。▼
この指輪からは…
神竜の…リトスの歴史を感じるようだ。▼
[リュール]: この指輪からも、ブロディア王国の歴史を感じます。▼
[ディアマンド]: ああ、私の父上が祖父から、
祖父もまた先代から受け継いできた物だからな。▼
[リュール]: 二つの指輪に負けないぐらいの歴史を、
共に作っていかなければなりませんね。▼
[ディアマンド]: 大丈夫さ。
私たちが支え合えば必ずできる。▼
これからも、私はあなたの傍にいる。
命に代えても守ると誓おう。大切な、二つの指輪と共に。▼

↑

アンバー†

↑

支援C†

[アンバー]: ふーん…ふーんふーん…▼
[リュール]: …ん？▼
[アンバー]: あっ、神竜様。
こんばんはー！▼
[リュール]: こんばんは…
今、ふんふんと言っていたのはあなたですか？▼
[アンバー]: そうですよ。
故郷のアルパカたちに話しかけてたんです。▼
[リュール]: えっ！？▼
[アンバー]: 俺の故郷は、ブロディア王国アルパカの里。
小さい頃からアルパカと一緒に過ごしてきました。▼
だから、故郷のあいつらのことが、
ときどき恋しくなっちゃって…▼
耐えきれなくなったときは我慢せず、
夜空に向かって話しかけてるっていうわけです。▼
[リュール]: もしかして、さっきのふんふんは…▼
[アンバー]: アルパカの鳴き声です！
俺はアルパカ語って呼んでますけどね。▼
[リュール]: アルパカ語…▼
[アンバー]: バカげたことだってのはわかってます。
俺の呼びかけが届かないってことも。▼
でも、こうしていると落ち着くんです。
あいつらの傍にいるような気がして。▼
[リュール]: バカげたことだなんて思いません。
アンバーの思いはきっと届いていますよ。▼
[アンバー]: 神竜様…！　さすが、お優しいですね！
ありがとうございますっ！▼

↑

支援B†

[アンバー]: ふーん…ふーんふーん…▼
[リュール]: アンバー、今日もアルパカたちに
話しかけているのですね。▼
[アンバー]: あ、神竜様！▼
[リュール]: 今、なんて言っていたのですか？▼
[アンバー]: アルパカ語で、元気でやってるかー？
って言いました。▼
[リュール]: 今のでそんな意味になるんですね。▼
[アンバー]: 牧場で今みたいに言うと、
あいつら、振り向いて返事してくれるんですよ。▼
[リュール]: へえ…！　かわいいですね。▼
[アンバー]: そう！　すっげーかわいいんですよ！▼
けど…夢にも思いませんでした。
自分がこんなことをするようになるなんて。▼
実は俺、故郷があまり好きじゃなかったんです。
名所も特にない田舎だし。▼
いつかここを出て騎士になる…
そう思いながら俺は生きてきたんです。▼
でも、夢が叶って里を離れると、
たまに無性に寂しくなって…▼
…って！　ごめんなさい！
こんな話、聞きたくないですよね！▼
[リュール]: もっと聞きたいです。
寂しいのでしたら、しばらく一緒にいますよ。▼
まあ、私なんかではアンバーの大切な
アルパカたちの代わりにはなれないと思いますが…▼
[アンバー]: と、とんでもないです！
代わりどころか光栄すぎてどうしたらいいか！！▼
ではお言葉に甘えて、
ほんの少しだけ付き合ってください！▼
[リュール]: はい…！▼

↑

支援A†

[アンバー]: ふーん…ふふんふーんふんふーん…▼
[リュール]: 寂しいよ、会いたいよ…
という感じのことを言ったんですか？▼
[アンバー]: し、神竜様！？　いつの間に！？
というか、どうしてわかったんですか？▼
[リュール]: あなたのアルパカ語を聞き続けているうちに、
勘でわかるようになってきました。▼
[アンバー]: そんなことあります！？▼
[リュール]: む…！▼
[アンバー]: ど、どうしたんです？▼
[リュール]: 今…遠くからアルパカたちの声が
聞こえたような…▼
[アンバー]: お、俺は聞こえませんでした…
なんて言ってたんです？▼
[リュール]: アンバー、暇になったら行くよ…
って言ってました。▼
[アンバー]: ほんとですか！？　あいつら…！
じゃあ、さっそく返事をしないと！▼
ふーんふんふん、ふふーんふん！▼
[リュール]: お前らはいつでも暇だろうが…▼
[アンバー]: ふふんふふん、ふんふん！
ふふふん、ふんふーん！！▼
[リュール]: でも神竜様がいてくれるから、俺は寂しくない。
健康に気をつけて待っててくれ…ですか？▼
[アンバー]: はい、全部その通りです！▼
あの…ちょっと引いてるんですが。
もうアルパカ語の博士じゃないですか。▼
[リュール]: 光栄です。▼
[アンバー]: 神竜様と一緒にいると、
牧場に戻ったような気分ですよ。▼
[リュール]: おお…私は牧場のアルパカということですね！▼
[アンバー]: いやっ！　違います違います！
すみません、失礼な言い方でした！▼
[リュール]: そう思ってもらえて光栄です。
アンバーの孤独を癒やせるなら。▼
[アンバー]: う、うおお…！　神竜様の優しさがすごい…っ！
ありがとうございます、感動しました！▼
[リュール]: ふふんふん、ふんふふーん。▼
[アンバー]: どういたしまして、また呼んでくれ…ですか？▼
[リュール]: はいっ！▼

↑

支援Ring†

[アンバー]: これが俺の故郷です。
で、こっちの一枚が牧場…▼
それは言わなくてもわかりますね。
アルパカです！▼
[リュール]: アンバーが、こんなに絵が上手かっただなんて。
どこも素敵な場所ですね。▼
[アンバー]: ありがとうございます！▼
[リュール]: いいなぁ…
なんだか、羨ましいです。▼
あなたには揺るぎない故郷がある。
でも、記憶の無い私には…▼
[アンバー]: 神竜様…▼
…………▼
か、帰る場所、ありますよ。
ここです。▼
[リュール]: ここ？▼
[アンバー]: 俺です！！！！▼
[リュール]: えっ！？▼
[アンバー]: 神竜様、思い切って言わせてください！
神竜様が剣なら、俺はそれを守る伝説の鞘となる！▼
神竜様が戦ってボロボロになっても、
それを迎えて、全力で癒やします！▼
それで、また無事に戻れるよう見送ります。
何度でも、あなたの大切な存在として…▼
[リュール]: アンバー…▼
…ごめんなさい。
気持ちは嬉しいのですが…▼
[アンバー]: そ、そうですよね…
すみません。出しゃばったことをしてしまって…▼
[リュール]: 違うんです。私が剣なら、あなたも剣でいてください。
共に戦場を駆けましょう。▼
[アンバー]: ！▼
[リュール]: あなたの夢は、勇者になることでしょう？
大切な人の夢を、隣で見つめていたいんです。
[アンバー]: 神竜様…▼
[リュール]: アンバー、『約束の指輪』を
受け取ってもらえませんか？▼
もしも、私と同じ…
剣となってくれるのなら。▼
[アンバー]: はい…！　もちろんです…！
あなたが望むのなら、剣として共に！▼
[リュール]: アンバー。
共に平和な世界を築きましょう。▼
そしていつの日か…
あなたの故郷に行ってみたいです。▼
[アンバー]: もちろんです！
もう自分の故郷みたいにくつろいでください！▼
ああ、ありがとうございます。
俺…胸がいっぱい、とにかく嬉しすぎて…▼
そうだ！
さっそく故郷のアルパカたちに報告を！▼
ふーん、ふんふふん、ふんふん…▼
[リュール]: あ、あの！　長くなりそうなので…
後にしませんか。私も一緒に報告したいですし…▼
今は、私への言葉が欲しいです。▼
[アンバー]: ！　わかりました、神竜リュール様！▼
俺たちは結ばれた双剣です。これからはずっと共に。
嫌だって言っても離れないんですからね！　神竜様！▼

↑

ジェーデ†

↑

支援C†

[リュール]: ジェーデ！
無事ですか！？▼
[ジェーデ]: 神竜様…▼
[リュール]: ジェーデが何者かに襲われていると聞いて
急いで駆けつけたんですが…▼
[ジェーデ]: そのことなら大丈夫です。
私を襲ってきた賊はすべて退散しましたから。▼
[リュール]: どうしてジェーデが襲われたのですか？▼
[ジェーデ]: 犯人たちの正体はわかっています…▼
私が故郷で鉱山の用心棒をしていたときに
返り討ちにした者たちです。▼
その時の恨みを晴らそうと
ここまでやってきたのでしょう。▼
[リュール]: そんな過去の恨みを今さら…▼
[ジェーデ]: 『鉄壁のジェーデ』と異名がつくくらいの
功績は残していますので…▼
その分、恨みも深いのかと。▼
ですが、何度襲われようと大丈夫です。
私の敵ではありません。▼
[リュール]: ジェーデの力はわかっていますが、
それでも心配です。▼
いつでも私を頼ってくださいね。
できることはなんでもしますから。▼
[ジェーデ]: もったいないお言葉です、神竜様。▼

↑

支援B†

[リュール]: いい天気ですね、ジェーデ。▼
[ジェーデ]: はい。神竜様。▼
[リュール]: そうだ。昨日の夕日は見ましたか？
とても綺麗でしたよ。▼
[ジェーデ]: そうですね…▼
[リュール]: …………▼
[ジェーデ]: …………▼
あの、神竜様。
ここのところ、ずっと私のそばにいますね。▼
[リュール]: ご迷惑でしたか？▼
[ジェーデ]: なぜ神竜様がそんなことをしているのか、
見当はついています。▼
私が用心棒時代に作った敵…
その襲撃に備えてくださっているのですね？▼
[リュール]: やはりお見通しでしたか。▼
[ジェーデ]: お気持ちは嬉しいですが…
私は一人でも対処できます。▼
こんなことで神竜様の時間を奪いたくありません。
どうぞお好きに過ごしてください…▼
[リュール]: そうですね。
では、好きに過ごすとします。▼
ジェーデの横でのんびりと。▼
[ジェーデ]: …………▼
[リュール]: ジェーデが強いことは知っています。▼
ですが、力になりたいという
私の気持ちも理解してくれると嬉しいです。▼
[ジェーデ]: …はい、神竜様。▼

↑

支援A†

[ジェーデ]: …………▼
[リュール]: ジェーデ！
無事ですか！▼
[ジェーデ]: はい、神竜様…
ただいま戻りました。▼
[リュール]: 怪我はしていないようですね。よかった…
もう二度と、こんなことはしないでください。▼
たった一人で
ジェーデを恨んでいる敵の本拠地に向かうなんて！▼
[ジェーデ]: 多少の危険はあっても
決着をつける必要があったのです…▼
そうでもしないと
いつまでも襲撃が続いていたでしょうから…▼
[リュール]: …………▼
[ジェーデ]: もう大丈夫です…
賊はすべて倒し、兵に引き渡してきました。▼
徹底的にこらしめてきたので
しばらくは襲う気さえ起こらないはず…▼
神竜様も私を見守らなくてよくなりました…
今まで本当にありがとうございました。▼
[リュール]: …ジェーデはそうやって、
すべてを一人で片付けてしまうんですね。▼
少し悲しいです。
私を頼って欲しかった。▼
[ジェーデ]: …私の過去の因縁に
神竜様を巻き込むことはできません。▼
[リュール]: 巻き込んでいいんです。
私とジェーデは、仲間なんですから。▼
[ジェーデ]: 仲間…▼
…………▼
[リュール]: どうしたんですか？▼
[ジェーデ]: 笑っているんです、これでも。
すごく嬉しくて…▼
感情を顔に出すのが得意ではないので
伝わらないかもしれませんが…▼
心配かけてごめんなさい。
ありがとうございます、神竜様。▼
[リュール]: …はい、ジェーデ。▼

↑

支援Ring†

[リュール]: ジェーデのお父様は宝石の鑑定士で
お母様は宝飾品を作る職人なのですよね？▼
[ジェーデ]: はい、神竜様…▼
資源が豊かな鉱山の町に住んでいたので
住民の多くは宝石に関連のある仕事をしていました。▼
私も母の手伝いをしていたこともありましたが…
手先が器用ではなかったので。▼
結局、鉱山を守る用心棒に落ち着きました。▼
[リュール]: でも、ジェーデは幼い頃から
宝石や宝飾品に触れてきたということですよね。▼
[ジェーデ]: まあ…他の者よりは詳しいと思います。▼
[リュール]: では、これを見てほしいのですが…▼
[ジェーデ]: …『約束の指輪』ですね。▼
…………▼
確かに普通の宝飾品にはない
不思議な力強さを感じることができます。▼
[リュール]: やはりそうですか。▼
では、その指輪はそのまま
ジェーデに持っていて欲しいです。▼
[ジェーデ]: そ、それはどういう…▼
[リュール]: そのままの意味ですよ。
私はあなたと強い絆を結びたいです。▼
特別なんです、ジェーデのこと。だから…
もう一人で戦おうとしないでください。▼
受け取っていただけませんか？▼
[ジェーデ]: …………▼
[リュール]: ジェーデは感情を顔に出すのが苦手でしたね。▼
ですが、私にはわかりますよ。
ジェーデが今、どんな気持ちなのかが。▼
[ジェーデ]: …はい。▼
私は嬉しくて…
とてもとても幸せです。▼
指輪…
ありがとうございます。▼
[リュール]: これからも共に歩み続けてくれますね？▼
[ジェーデ]: もちろんです、
神竜リュール様。▼
共にいましょう。永遠に…
私たちを結ぶこの絆は、決して砕けぬ鉱石のように固く…▼

↑

スタルーク†

↑

支援C†

[スタルーク]: 神竜様！　危ないっ！！
オオカミがすぐそこに！▼
[リュール]: えっ！？▼
[スタルーク]: オ、オオカミさん…！　あっちいってください！
神竜様から離れて…！▼
うぅ…言うことを聞かないみたいですね…
こうなったら…！▼
[リュール]: そ、そのポーズは！
いつか見た、国境での土下座…！？▼
[スタルーク]: オオカミさん！　すみませんんっ！！！！▼
僕なんかに謝られても腹が立つだけでしょうけど、
とにかく死ぬほど謝ります！▼
でも死んだらいろいろまずいので、
死ぬギリギリまで謝り続けます！▼
だから帰ってくださいっ！　お願いしますっ！▼
[リュール]: ス、スタルークの異様な迫力に、
オオカミが後ずさりしてますね…▼
[スタルーク]: あっ…逃げていきました…▼
よかったぁ…
神竜様…ご無事でしたか…▼
[リュール]: ありがとうございます。
スタルークも無事で何よりです。▼
[スタルーク]: いえ、命の価値でいえば…
僕よりも神竜様の方が上ですので、当然です…▼
[リュール]: そんな言い方はダメです！
命の価値に違いなんてありません！▼
[スタルーク]: 神竜様はお優しい方なんですね。
ああ、それに比べて僕は…▼
いけない。善良なる神竜様と一緒にいたら、
僕の心がますます荒んでしまいます…！▼
すみません、さようなら…！▼
[リュール]: あっ！？　スタルーク！？
待ってくださ…▼
足が速い…！▼

↑

支援B†

[リュール]: スタルーク、ちょっといいですか？▼
[スタルーク]: はい、どうぞ。▼
[リュール]: …何を身構えているんです？▼
[スタルーク]: 土下座の準備です…▼
[リュール]: 土下座の準備…▼
[スタルーク]: なんとなく謝罪すべき雰囲気を感じたので。
一瞬でできるようにと…▼
[リュール]: そんなの必要ありませんよ！　私はただ…
この間のことで一つ言っておきたいんです。▼
[スタルーク]: 何をですか…？▼
[リュール]: 私とあなたの命の価値は同じです。
これだけは絶対に譲りません。▼
二度とあんなこと言わないでくださいね。
わかりましたか？▼
[スタルーク]: わかりました…って言えたらいいのですが、
本心ではそう思っていないので…▼
[リュール]: も、もう……
困った人ですね。▼
[スタルーク]: ごめんなさい…▼
[リュール]: 本当にそう思ってしまうのなら、仕方ないです。
あなたはあなたらしくいてください。▼
[スタルーク]: 僕はこのままでいいということですか？▼
前向きな考えなどできないですし、
ほめられても素直に受け取れません…▼
決断力も兄ほどないので、
言動でイライラさせることもあると思います。▼
それでもこのままでいいと？▼
[リュール]: …はい。▼
でもいつか、私の言っていることを
わかってもらえたら嬉しいです。▼
[スタルーク]: わかりました。
ご忠告ありがとうございます…▼

↑

支援A†

[リュール]: スタルーク！
またオオカミが現れました！▼
そちらに向かっています！
気をつけてください！▼
[スタルーク]: はい、わかりました。▼
[リュール]: えっ…どうして棒立ちなんですか？
危ないですよ！▼
[スタルーク]: 大丈夫です、神竜様。
ここは僕に任せてください。▼
ほら、干し肉だよ…
たくさんお食べ…▼
[リュール]: ！　スタルークが…
オオカミを手懐けています。▼
[スタルーク]: 彼は以前、
神竜様を襲ったオオカミなんですよ。▼
さ、山へお帰り…
気をつけてね…▼
[リュール]: いつの間に仲良くなったのですか？▼
[スタルーク]: 森で弓の練習をしていたら、
顔を見せるようになって…▼
最初はお互いに緊張しましたけど…
神竜様の言葉を思い出したら、上手くいったんです。▼
[リュール]: 私の言葉、ですか？▼
[スタルーク]: 僕は僕らしくていい。
だから僕らしく、自然体で彼に接しました。▼
すると彼のほうも警戒を解いてくれて、
今では友だちみたいになれています。▼
[リュール]: すごいですね…！▼
[スタルーク]: これも神竜様のご忠告のおかげです。
本当にありがとうございます。▼
そうだ。お礼に…よいしょ。▼
[リュール]: 土下座はもういいですよ。▼
[スタルーク]: えっ…▼
[リュール]: 得意技を封じられた可哀想な顔をするのは
やめてください。▼
お礼なら…
私もあのオオカミと一緒に遊びたいです。▼
良かったら、仲間に入れてください。▼
[スタルーク]: お安いご用です。
干し肉を持って一緒に遊びにいきましょう。▼
[リュール]: ありがとうございます！
とっても楽しみです、スタルーク！▼

↑

支援Ring†

[スタルーク]: 神竜様…あの…▼
[リュール]: スタルーク？
どうしたんです。▼
[スタルーク]: う…うう…ええと、その…▼
[リュール]: 座ろうとして、元に戻りましたね…▼
[スタルーク]: …ダメだ。平伏してお願いすることじゃない…
一生に一度でいい…僕は勇気を出したい…！▼
…神竜様。これを見てください。▼
[リュール]: 綺麗な宝石ですね…！
不思議な色をしています。▼
[スタルーク]: ブロディア王国原産の石です。
赤と青の混じった、珍しい色合いで…▼
僕が生まれた時に、父より賜りました。
スタルークの髪と瞳の色に似ているから、と。▼
[リュール]: 確かに、スタルークは青い髪に、赤い瞳。
この宝石にぴったりだと思います。▼
[スタルーク]: で、でも…神竜様も同じですよね。
厳密には違いますけど…なんというか…▼
見ていると、あなたを思い出すんです。
僕に今のままでいいと言ってくれた、大切な人を…▼
[リュール]: ！　大切な人…？▼
[スタルーク]: 父は、いつかこれを…
心に決めた誰かに渡せと言いました。▼
神竜様…どうか受け取ってください。
僕の、あなたへの…気持ちです。▼
[リュール]: …………▼
…ありがとうございます、スタルーク。
喜んでお受けしますよ。▼
[スタルーク]: …！▼
[リュール]: 私からも、この指輪を。▼
[スタルーク]: これって『約束の指輪』…▼
[リュール]: はい。▼
この指輪はあなたにこそ相応しい。
神竜の名に於いて、特別な絆をあなたに。▼
…パートナーとして、共に生きましょう。
スタルーク。▼
[スタルーク]: か…▼
[リュール]: か？▼
[スタルーク]: かっこいいいい…！
ずるいですよ神竜様！▼
きちんと決めようと思ったのに、
神竜様が僕を凌駕するかっこよさで殴りつけてくる！▼
でも、でも…嬉しいです。
ありがとうございます…ううっ…！▼
[リュール]: も、もう。
泣かないでください。▼
[スタルーク]: 泣いていません。パートナーとなった以上、
情けない姿は見せられませんから。▼
できるだけ。▼
[リュール]: できるだけ…▼
[スタルーク]: 神竜様。僕、強くなります。
こう見えてブロディア王国第二王子…▼
武力の国の王子としての伸びしろはあります。
もっと頼れる存在になって…ずっと…▼
…神竜リュール様のことを守ります。▼
[リュール]: スタルーク…▼
[スタルーク]: これだけは自信を持って約束します。
この指輪に懸けて。▼
[リュール]: ありがとうございます。▼
[スタルーク]: 決して後悔はさせません。あなたと並び立って恥じない、
立派な王子となって最後まで、いえ、その先まで…共に。▼

↑

シトリニカ†

↑

支援C†

[シトリニカ]: 神竜様、この間の戦闘では助けてくださり
ありがとうございました。▼
つきましては、何かお礼を
させていただきたいのですけれど。▼
[リュール]: お礼ですか？
いえ、私は当然のことをしただけですから。▼
[シトリニカ]: ふふ、もう神竜様ったら。
謙虚でいらっしゃるのですね。▼
…あっ。
そういえば、ちょうどいいものがありました。▼
王族の知り合いが、立派な無人島を
破格のお値段で譲ってくださるそうです。▼
それなどいかがですか？
もちろん支払いはわたしが。▼
[リュール]: さ、さすがにそれは…▼
[シトリニカ]: 物足りませんでしたかしら？
では古代から伝わる宝飾品などもありますわ。▼
[リュール]: い、いえ！
そんな高価なものはいただけません！▼
[シトリニカ]: では、何でしたら受け取っていただけますか？▼
[リュール]: うーん…
難しい質問ですね…▼
あえて言うのなら、
お金で買えないようなものでしょうか。▼
[シトリニカ]: お金では買えない？▼
[リュール]: 島や宝飾品ではなく、
裕福さとは無縁のもの…▼
それならば、受け取る側の気持ちも
少し楽になるのかなと。▼
[シトリニカ]: なるほど…少し考えてみますね。
それではごきげんよう、神竜様。▼

↑

支援B†

[シトリニカ]: 神竜様。
あれから考えてまいりました。▼
お金では買えないもので、裕福さとは無縁。
それがいったいなんなのか…▼
考え続けて、
どれぐらいの年月が過ぎたかしら。▼
[リュール]: そんなに経ってないと思いますけど…▼
[シトリニカ]: わたしにとっては永遠に近い時間でした。▼
[リュール]: それで、答えは出ましたか？▼
[シトリニカ]: これで喜んでいただけると思いますわ。
どうぞお受け取りになって。▼
[リュール]: これは…？▼
[シトリニカ]: 石ころです。▼
[リュール]: 石ころ。▼
[シトリニカ]: お金では買えず、裕福さとは無縁…
その代表格と言えばこれではないでしょうか。▼
道ばたに落ちている、その辺の石ころ…
完璧な正解だと思います。▼
[リュール]: …………▼
[シトリニカ]: あの…神竜様…？▼
[リュール]: うーん…
私の説明不足だったようですね。▼
これがその辺の石ころではなく、
あなたの思い入れのある石ころだったなら…▼
私はとても嬉しかったと思います。▼
[シトリニカ]: 思い入れ…ですか？▼
[リュール]: それはあなたの気持ちが
こもったものと言い換えることもできます。▼
[シトリニカ]: わたしの気持ちがこもったもの…▼
わかりましたわ。▼
今度こそ、神竜様に気に入ってもらえる物を
差し上げることができると思います。▼
ゆったりとお過ごしになりながら、
期待してお待ちくださいな。▼

↑

支援A†

[シトリニカ]: 神竜様。
今日はこれをお渡ししたくて参りました。▼
[リュール]: わぁ…
綺麗な花束ですね…！▼
[シトリニカ]: 神竜様のことを思いながら摘んできましたの。
お喜びいただけたのなら良かったです。▼
[リュール]: シトリニカ。
この花があなたの答えなのですね。▼
[シトリニカ]: …………▼
[リュール]: どうしたのですか？▼
[シトリニカ]: 昔、仲のよかった友人のなかに、
わたしからよく物をねだる女の子がいたんです。▼
[シトリニカ]: 贈り物をするとすごく喜んでくれたので、
物をあげることに疑問を持たなくなっていました。▼
[シトリニカ]: あるとき、わたしが摘んできた花束をあげると、
そんなものよりドレスが欲しいとねだられて…▼
[シトリニカ]: わたしが花束じゃダメなのと聞くと、
貴族のくせにケチねと怒られてしまって。▼
[リュール]: もしかして…
それで私に高価なものを…？▼
[シトリニカ]: はい。▼
[リュール]: 高価な贈り物をしないと、友だちでいられないのなら、
それは友情とは言えません。▼
[リュール]: シトリニカ、この花束は最高の贈り物です。
私はとても嬉しいです。▼
[シトリニカ]: よかった。
やっとお礼ができました。▼
[シトリニカ]: わたしもうれしいです、神竜様。▼

↑

支援Ring†

[リュール]: シトリニカ、見てください。▼
[シトリニカ]: 乾燥したお花ですか？
どこか見覚えがあるような…▼
[リュール]: あなたからもらった花束です。
乾かして、大事にしているんですよ。▼
[シトリニカ]: まあ、あの時の…！？
大切にしてくださって、うれしいです。▼
[リュール]: これを飾っていると、シトリニカの優しさに
包まれているような気持ちになるんですよ。▼
[シトリニカ]: 素敵なご報告に感謝いたしますわ。▼
[リュール]: 今日あなたを呼んだのは…
これを見せるためだけではないんです。▼
実は、受け取っていただきたいものがあって。▼
[シトリニカ]: なにかしら。▼
[リュール]: これを…
『約束の指輪』です。▼
[シトリニカ]: え…！▼
由緒ある宝飾品だと聞いていますわ。
価値はおそらく、わたしのすべての財でも及ばない。▼
それを、なぜわたしに…▼
[リュール]: 指輪の価値ではなく、
私の気持ちとして受け取ってください。▼
シトリニカに、パートナーになってほしいんです。
共に戦い、そして…共に歩んでくれませんか。▼
[シトリニカ]: …………▼
…わかりました。
よろこんでお受けいたしますわ。▼
[リュール]: ありがとうございます。▼
[シトリニカ]: ふふ…わたしは贈り物はすることはあっても、
いただくことが実はあまりないのだけれど…▼
気持ちがこもった贈り物って、うれしいものね。
とっても。▼
[リュール]: シトリニカ…▼
[シトリニカ]: ありがとうございます、神竜リュール様…
わたしは世界一の幸せ者です。▼
いつか平和になったら、共に舞踏会に参りましょう。
まだ先のことになるでしょうけど…▼
[リュール]: そんなに先まで待つことはありません。
今から二人で踊りませんか？▼
二人だけの舞踏会です。▼
[シトリニカ]: …ええ、喜んで。▼
これからは、優しい気持ちを贈り合って生きましょう。
何にも代えられない二人の時間を…楽しみましょうね。▼

↑

ラピス†

↑

支援C†

[リュール]: ラピス、以前の戦闘では助けられました。
ありがとうございます。▼
[ラピス]: そんな。とんでもありません。▼
神竜様が導いてくださった結果で、
感謝されるようなことは何も。▼
神竜様にほめられるのは嬉しいですが、
他にもすごい人はたくさんいます。▼
[リュール]: ラピスは腕も立つし機転も利きます。
どうか自信を持ってください。▼
[ラピス]: じ、自信だなんて。
そんな贅沢なもの、とても持てません。▼
あたしは高貴な生まれでもありませんし、
奇跡的に騎士になっても、周りには優秀な人ばかりで。▼
自信を持つなんて、そんなこと恐れ多いです！▼
[リュール]: ラピスは自分に厳しいのですね。
とてもいいことだと思います。▼
でも、他人の能力は
ラピスの実力とは関係ありませんよ。▼
ですからそんなに卑屈にならず、
胸を張ってください。▼
[ラピス]: で、でも…
神竜様…あまり困らせないでください。▼
褒められるのには慣れていなくて、
あたし、どう反応したらいいか。▼
すみませんが、失礼しますっ。▼
[リュール]: どうやらラピスは
何か強い劣等感を持っているようですね。▼
どうにか克服できたらいいのですが…▼

↑

支援B†

[ラピス]: えっ！　あたしの鍛錬に
神竜様が付き合ってくださるんですか？▼
[リュール]: はい。
たまには一緒にどうかと思いまして。▼
[ラピス]: 嬉しいです。
恐縮ですが、よろしくお願いします。▼
[リュール]: ラピスは普段どんな鍛錬をしているんですか？▼
[ラピス]: 各種武器の練習や、素振りをしたり…あとは、
重い荷物を運搬したりしています。▼
重しを乗せた背負子を使って、
走り込みや登山をするんですよ。▼
[リュール]: それは、ものすごく体力が付きそうです。▼
[ラピス]: 一緒に鍛錬するなら神竜様の背負子も必要ですよね。
すぐにお作りします！▼
[リュール]: つ、作る？▼
[ラピス]: あたしの田舎ではなんでも作るんです。
それ以外に手に入れる方法がないので。▼
[リュール]: 田舎…？▼
[ラピス]: あっ。▼
あーーーっ！　否か！
作るか否かと！　そう聞きたかったんです！▼
[リュール]: ええと、勿論お願いします。
物が作れるなんて、とても素晴らしいです！▼
[ラピス]: そ、そんな。
からかわないでください。▼
[リュール]: からかってなどいません。
工作技術は戦場でも頼りになります。▼
その技術を私にも教えていただきたいぐらいです。▼
[ラピス]: …………▼
こんなことでほめられるなんて…
なんだか不思議な気分です。▼
じゃ、さっそく背負子をお作りしますので、
よく見ていてください。▼
[リュール]: わかりました。▼
(ラピスが作業を始める)
[リュール]: おお…すごい速さ。
目にもとまらぬ速さで、できていきますね…▼

↑

支援A†

[ラピス]: 神竜様。
受け取ってほしいものがあるんです！▼
[リュール]: これは、工作道具ですか？▼
[ラピス]: はい！
工作技術を習いたいと仰っていたので。▼
[リュール]: ありがとうございます。▼
[ラピス]: お礼を言うのは、あたしの方です。▼
あたしはずっと自信がありませんでした。
でも、神竜様のおかげで気づいたんです。▼
工作の腕をほめてくださった時に…
もっと堂々としていいんだって。▼
[リュール]: その通りです。
ラピスは本当にすごいんですから。▼
この前、背負子を作る速さには本当に驚きました。
私にも何か工作を教えてもらえますか？▼
[ラピス]: では、熊手を作りましょう。▼
[リュール]: 熊手？
いったい何に使うんですか？▼
[ラピス]: 芋の収穫です。▼
[リュール]: 芋。▼
[ラピス]: 芋と言っても種類はたくさんあるんですよ。
ジャガイモ、サツマイモ、山芋にブロディア芋。▼
[リュール]: ブロディア芋…？▼
[ラピス]: 名前こそブロディアですが、分布は全世界的です。
このあたりにも自生しているのは確認済み。▼
煮ると甘くなって、とっても美味しいんですよ。
さあ、そうと決まれば、共に熊手を作りましょう！▼
[リュール]: す、すごいです。
ラピスから学ぶことは、たくさんありそうですね。▼

↑

支援Ring†

[リュール]: ラピス。
ちょっといいですか？▼
[ラピス]: 神竜様。何かご用でしょうか。▼
[リュール]: あの、これを…
受け取っていただきたいんです。▼
[ラピス]: なんでしょう。綺麗な金属…
なんだか高そうな…って、▼
ええっ！
これって…『約束の指輪』ですか！？▼
[リュール]: はい。
裏を見てください。▼
[ラピス]: あ…あたしの名前が彫ってあります。▼
[リュール]: ラピスからいただいた工作道具を使って、
彫ってみたんです。▼
[ラピス]: ええええ！！　ちょっ…工作道具で、
何やってしまっているんですか！▼
こんなの、彫ってしまったら、
もう…消せませんよ…！▼
[リュール]: 消すつもりはありません。
大切な人に贈るという気持ちを込めて作りました。▼
ラピス…
受け取っていただけますか？▼
[ラピス]: …………▼
昔のあたしなら…
身分の違いに恐縮して逃げ出したと思います。▼
ですが、今のあたしは…誰になんと言われようと、
どう思われようと、神竜様のことが大切です。▼
[リュール]: それでは…▼
[ラピス]: はい、もちろん。
お受け取りさせていただきます。▼
神竜様が心を込めて名前を彫ってくださった指輪…
一生大切にします。▼
[リュール]: ありがとうございます。▼
[ラピス]: あの…こうなってしまったからには
言わないといけませんが、あたし、その、実は…▼
[リュール]: ブロディアの田舎にある、芋の村出身なのですよね？▼
[ラピス]: なぜそのことをっ！▼
[リュール]: ブロディア芋のことを調べていたら、記述が。
その呼び名を使うのは芋の村出身者だけだと。▼
[ラピス]: 全てばれていたというわけですね…
でもいいんです。それも含めてのあたしですから。▼
[リュール]: ええ、私はそんなラピスだから
こうして指輪を渡したんです。▼
[ラピス]: ありがとうございます。神竜リュール様…▼
あたしを選んでくださったからには、苦労はさせません。
これからは二人で、色んな証を作っていきましょうね。▼

↑

ユナカ†

↑

支援C†

[リュール]: ユナカ。
今日も大活躍でしたね。▼
[ユナカ]: やっぴー！　神竜氏にほめられて、
わたくしめ感激ですぞーっ！▼
[リュール]: その戦闘力は並大抵のものではありません。
傭兵でもやっていたのではないですか？▼
[ユナカ]: よ…傭兵…？▼
そ、そうですぞ！
さすが神竜氏、よくわかりましたな！▼
[リュール]: それだけ強ければ、さぞ有名だったのでしょうね。▼
[ユナカ]: あ…そ、そうですな！
それなりには…▼
[リュール]: やっぱり！　もしかしたら仲間の中に、
ユナカを知っている人がいるかもしれませんね。▼
今度、聞いてみることにします！▼
[ユナカ]: あ…ああ…そ、それはおやめください！▼
[リュール]: どうしてですか？▼
[ユナカ]: …………▼
すみません。話を合わせてしまったのですが…
わたくしめ、傭兵などはやっていないのです。▼
[リュール]: …え…▼
[ユナカ]: すみません。また嘘をついてしまい…
しかし、過去のことを聞かれるとどうしても…▼
ごめんなさい、神竜氏。▼
私はあなたに褒められるような…
ちゃんとした人間ではないのです…▼
本日は、これにて失礼…▼
[リュール]: ユナカ…▼

↑

支援B†

[ユナカ]: 神竜氏…
わたくしめのような嘘つきに何かご用ですか？▼
[リュール]: 私もユナカに本音で話そうと思います。▼
[ユナカ]: わかりました。
どのようなお叱りも受け止めさせていただきます…▼
[リュール]: あなたの活躍、いつも感謝していますよ。
仲間になってくれてありがとうございます。▼
[ユナカ]: え…？▼
[リュール]: これが私の本音です。▼
あなたは仲間のために一生懸命戦っています。
叱るわけありません。▼
嘘をつかせてしまったのは、
私があなたのことを何も知らないのが原因だと思います。▼
これからはもっと話をしたいです。
ユナカのことを教えていただけませんか？▼
[ユナカ]: わたくしめのこと…▼
[リュール]: もちろん、話したくなければ
詮索はしませんが…▼
[ユナカ]: …………▼
神竜氏たちと出会う前、わたくしめは
新天地を求め、あてもなく旅をしていました。▼
昔の自分は死んだ。
そう思いたかったのです…▼
[リュール]: 前の自分が嫌だったのですか？▼
[ユナカ]: いいえ。前の自分を嫌う人間が多かったから…
その理由の方が強いかもしれませぬ。▼
でも、今の自分のことは好きですぞ。
神竜氏と出会ってから、とても楽しいですからな！▼
[リュール]: ふふ。
そうですか。それはよかったです。▼
ユナカのこと、少しだけ知ることができました。
また、話を聞かせてくださいね。▼
[ユナカ]: はい。▼

↑

支援A†

[リュール]: ユナカ。
今日はどんな話を聞かせてくれるのですか？▼
[ユナカ]: 今日は…わたくしめが今まで
ついてきた嘘についてです。▼
も、ものすごく言いづらいのですが…
わたくしめは…実は…▼
実は昔、暗殺者を…▼
[リュール]: ユナカ。
その話はしなくても大丈夫です。▼
[ユナカ]: ですが…！▼
[リュール]: それはきっと、話したくないことなのでしょう？
あなたのことを見ていればわかります。▼
言いたくないことは、詮索しないと言ったはずです。▼
[ユナカ]: 神竜氏…いいのですか。▼
[リュール]: 誰にだって秘密はあるものですから。
辛いことを言葉にする必要はないです。▼
ユナカが話してもいいと思うことだけを、
ゆっくり聞かせてください。▼
[ユナカ]: ありがとうございます…▼
あなたのような素晴らしい方の仲間になれて
わたくしめは本当に幸せ者ですぞ。▼
わたくしめには今まで
生きる理由がありませんでした。▼
ですが、あなたのおかげで見つかったのです。
神竜氏のため、仲間のために戦うという理由が。▼
[リュール]: ユナカ…▼
[ユナカ]: 昔のことも、できる限りは話します。
ですが、わかり合うためには今を話したいですな。▼
今のわたくしめの思いや、覚悟…
聞いてほしいことは山ほどありますぞ。▼
[リュール]: はい、沢山あなたのことを教えてください。
ユナカ。▼

↑

支援Ring†

[ユナカ]: 神竜氏。
今日はどうしても伝えたいことがあります。▼
言いたくないことは詮索しないと、
そう言ってくださいましたが…▼
やはり、これだけは話しておきたいのです。▼
[リュール]: わかりました。
ユナカがそこまで言うのなら。▼
[ユナカ]: すー…はー…▼
…わたくしめの本性は暗殺者。
名は、ラリマーと申します。▼
[リュール]: …はい。▼
[ユナカ]: 自分のことを捨てた両親に付けられた名前なので、
思い入れがあるわけではありません。▼
でも、この名前は…
わたくしめにも過去があったという証。▼
これからは未来のために生きて行くと決めましたが、
神竜氏には知っておいてほしかったのです。▼
[リュール]: とても勇気がいりましたよね…▼
今の話は…大切に覚えておきます。▼
[ユナカ]: ありがとうございます。神竜氏。
これがわたくしめの秘めていたものです。▼
[リュール]: …………▼
ユナカが秘密を打ち明けてくれたんです。
私からも、秘密を告白させてください。▼
[ユナカ]: 神竜氏の秘密…？▼
[リュール]: 実は、ユナカが私のために戦いたいと言ってくれた時、
飛び上がりたいほど嬉しかったんです。▼
[ユナカ]: え…▼
[リュール]: 心のどこかで、ユナカに対して
特別な感情があったのかもしれません。▼
ずっと傍にいてほしいと思うほど、
特別な存在だと気づいてしまったんです。▼
…これが私の秘密です。▼
[ユナカ]: 神竜氏…▼
[リュール]: 良かったら…
この『約束の指輪』を受け取ってください。▼
[ユナカ]: その指輪は…
とても大切な物なのでは？▼
[リュール]: だからこそ、あなたに。
私の気持ちが本物である証として。▼
私は今のあなたも、過去のあなたも、
どちらも等しく大切にします。▼
[ユナカ]: …！
ありがとうございます。▼
わたくしめも神竜氏とずっと一緒にいたい。
あなたにある過去も全て大切にしたい。▼
これは嘘のない本当の気持ちです。▼
[リュール]: では、これからはパートナーとして。
共に未来を生きましょう、ユナカ。▼
[ユナカ]: はい…神竜リュール氏。▼
あなたにはもう嘘をつきませぬ。
未来に向かって、新たな旅路のはじまりですな！▼

↑

ザフィーア†

↑

支援C†

[リュール]: ザフィーア。
鍛錬に付き合ってくれて、ありがとうございます。▼
[ザフィーア]: 礼には及びません。
私もいい汗を流せました。▼
[リュール]: さすがブロディア王国指折りの王城兵ですね。
付いていくのがやっとでした。▼
[ザフィーア]: 神竜様こそ素晴らしい腕をお持ちです。
まだまだ伸び代も多く感じます。▼
鍛錬を続ければもっと強くなりますよ。
私が保証します。▼
[リュール]: ザフィーアの攻撃には力強さというか…
鬼のような気迫がありますね。▼
私も鍛錬を続けていれば、
そのような気を発することができるのでしょうか。▼
[ザフィーア]: …………▼
[リュール]: ザフィーア？▼
[ザフィーア]: ああ、すみません。▼
神竜様にこのような気迫は…
身につかない方がいいと思ってしまいまして。▼
神竜様は誰にでも優しく、
鍛錬中も良い表情をされています。▼
どうか私を真似しようとせず、
その表情を大切にしてください。▼
[リュール]: わかりました、ザフィーア。▼

↑

支援B†

[ザフィーア]: 今日の鍛錬はここまでにしましょう。▼
[リュール]: ありがとうございました。▼
[ザフィーア]: やはり良い表情をされていますね。
素晴らしいことです。▼
では、私はこれから自分の鍛錬がありますので、
この辺りで。▼
[リュール]: まだ鍛錬をするのですか。
すごいですね…！▼
[ザフィーア]: 私には鍛錬しかないだけですよ。▼
[リュール]: どうしてそこまで鍛錬に打ち込むのですか？▼
[ザフィーア]: …………▼
仕方ありません。
神竜様にだけは特別にお話しましょう。▼
…私は子供の頃から腕っ節は強かったのですが、
力比べでどうしても勝てない友人がいました。▼
その友人は最強の王城兵になるために
もの凄い鍛錬をしていたのです。▼
ある日、イルシオン兵の襲撃で村が襲われ、
その友人も死んでしまいました。▼
だから、生き残った私が友人の意志を継ぎ、
最強の王城兵になるために鍛錬を続けているんです。▼
[リュール]: そうでしたか…▼
でも、鍛錬を続けている理由は、
本当にそれだけですか？▼
[ザフィーア]: それだけ…とは？▼
[リュール]: 鍛錬中の鬼のような気迫…
あれはもしや、復讐心からなのではないかと…▼
[ザフィーア]: ！▼
…すみません。
もう鍛錬に行かねばならない時間ですので。▼
私の拙い話を聞いてくださり感謝します。
では…失礼させていただきます。▼
(ザフィーアが立ち去る)
[リュール]: あ、ザフィーア…！▼
余計なことを言ってしまいましたね…
謝らないと…▼

↑

支援A†

[ザフィーア]: 神竜様。以前は質問に答えず、
申し訳ありませんでした。▼
[リュール]: いえ、そんな！
私が無神経な質問をしてしまったので、すみません。▼
[ザフィーア]: …神竜様の仰る通り、
イルシオンへの憎しみはあります。▼
しかし、一番許せないのは…
私だけが生き残ってしまったことなんです。▼
もし友人が生き残っていれば、
絶対に私よりも活躍していたはず。▼
その悔しさが…
私を鬼のようにさせるのかもしれません。▼
[リュール]: …話してくれて、ありがとうございます。▼
ザフィーアの気迫の理由がわかって、
安心しました。▼
[ザフィーア]: 安心？▼
[リュール]: もし復讐のためだけに鍛錬しているのなら、
止めようと思っていたんです。▼
強くなったとしても…
その力は新たな悲しみを生むだけですから。▼
でも、ザフィーアは復讐ではなく、
友の分まで強くなろうとしている。▼
その方は王城兵であることを願っていた。
でも、友を苦しめることは願っていなかったはず。▼
ザフィーアが幸せそうな顔でいたほうが、
ご友人は、喜ぶのではないでしょうか。▼
[ザフィーア]: …そんなこと、
考えたこともありませんでした。▼
でも、そうかもしれない…
あいつは強くて、優しい奴だったから。▼
神竜様はどうして…
私の友人の気持ちがわかるのですか？▼
[リュール]: 私もザフィーアの友達だからですよ。▼
[ザフィーア]: ！▼
[リュール]: この答えでは、いけませんか？▼
[ザフィーア]: …とんでもない。
ありがとうございます。私は…▼
神竜様のそのお言葉だけで幸せですよ。▼

↑

支援Ring†

[リュール]: はあぁぁーーっ！▼
[ザフィーア]: くっ…
参りました…私の負けです…▼
[リュール]: 手合わせ、ありがとうございます。▼
さすがに疲れましたね。
今日の鍛錬はここまでにしておきましょう。▼
[ザフィーア]: 神竜様の気迫には驚きました。▼
神竜様は強くなると言いましたが、
ここまで力を付けるとは驚きです。▼
[リュール]: ザフィーアのおかげですよ。▼
あなたを守りたいという気持ちが、
私のことをここまで強くしてくれたんです。▼
[ザフィーア]: なっ…▼
[リュール]: ふふっ。
赤くなるとは珍しいですね。▼
[ザフィーア]: 守るなどと言われたのは初めてで…
どう反応したらいいかわかりません…▼
[リュール]: 鬼のような気迫があっても、
あなたはとても繊細な心を持っています▼
だから…▼
ザフィーア。
この『約束の指輪』を受け取ってください。▼
[ザフィーア]: え…▼
[リュール]: 私にとって、あなたは大切な存在です。
この指輪はその印…▼
どうか、パートナーとなってはくださいませんか。▼
[ザフィーア]: …………▼
私は幸せになっていいのでしょうか…▼
[リュール]: もちろんです。
あなたは痛みを知っている人ですから。▼
心に痛みを持つ人は、幸せにならないといけません。▼
[ザフィーア]: 神竜リュール様…▼
わかりました。
その指輪、ありがたく受け取ります。▼
[リュール]: ザフィーア。
これからもよろしくお願いします。▼
[ザフィーア]: ただ守られるのは性に合いません。私もあなたを守り、
そして…この手で必ず、幸せにしてみせますよ。▼