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会話集/支援会話

主人公(女)の支援会話

ミスティラ

支援C

[ミスティラ]
焼けたよ、神竜様!
美味しいお肉だから、ほっぺた落ちちゃうかもね!▼
[リュール]
ありがとうございます。とても大きいですね。
二人でも食べきれるかどうか…▼
[ミスティラ]
違う違う。それ一人分だよ。▼
[リュール]
この量が!?▼
[ミスティラ]
これくらい余裕だよ!
ぺろっといけちゃう。▼
[リュール]
す、すごいですね、ミスティラは。▼
[ミスティラ]
スゥ~…▼
そうなんだよ~!
あたしはすごいの~!▼
ソルム王国の第一王女だし~!
身に着けてる宝飾品も豪華なものばっかだよ~!▼
[リュール]
ミスティラ!?
大声で身分を明かさない方が!▼
この辺りは治安があまりよくないと
聞いていますし…!▼
[ミスティラ]
うんうん。
最近、盗賊の被害が多くなってるんだよね。▼
だからなんとかしないとって思って。
こうして自分がお肉になって待ってるってわけ。▼
[リュール]
自分がお肉に…
まさか、囮ということですか!?▼
[ミスティラ]
あっち見て、神竜様。
さっきからずっとこっち見てる人たちがいるよ。▼
[リュール]
あれって…賊じゃないですか!▼
[ミスティラ]
じゃ、サクっとやっちゃいましょう!
あたしと神竜様なら楽勝だって!▼
[リュール]
えええ…
次からは最初に説明してくださいね!▼

支援B

[ミスティラ]
ありがとね、神竜様。
ほんと助かっちゃったよ。▼
[リュール]
力になれたのは嬉しいです。▼
まさか、盗賊の本拠地に
二人で乗り込むとは思ってもいませんでしたけど…▼
[ミスティラ]
そうなの?▼
[リュール]
だって、一緒にお肉を食べに行こうって
誘ってきたじゃないですか…▼
[ミスティラ]
うん。
だからあの後、お肉食べたでしょ?▼
[リュール]
そうなんですけど…
より正しく誘うのなら、▼
盗賊の本拠地が判明したから二人で乗り込んで
壊滅させてから、お肉を焼いて食べよう…▼
が、正解だったと思います。▼
[ミスティラ]
あははは!
長いから省略しただけだよ!▼
[リュール]
省略し過ぎですって…▼
でも、王女自らが本拠地に突入するなんて、
ミスティラには驚かされっぱなしですよ。▼
[ミスティラ]
別に普通だと思うな。▼
王族は民を守るために存在してるんだから。
何も不思議じゃないよ。▼
[リュール]
当然のようにそう言い切れる。
それがミスティラの魅力ですね。▼
[ミスティラ]
あはは!
ほめてくれてありがとう!▼

支援A

[ミスティラ]
神竜様、これからお肉を食べに行こうよ。▼
[リュール]
次はどこの賊を退治しに行くのですか?▼
[ミスティラ]
あはは!
今回は本当にお肉を食べに行くだけだよ!▼
狩りがうまくいったから、
神竜様にお裾分けしたいなって。▼
[リュール]
そうだったのですか。
では、喜んでご一緒します。▼^
(暗転)
[リュール]
はぁ…
もうお腹いっぱいで動けません…▼
ですが、とても美味しかったです。▼
[ミスティラ]
…………▼
[リュール]
ミスティラ?▼
[ミスティラ]
ごめん、神竜様。
今日は本当に食事のお誘いだけだったんだけど…▼
いつの間にかあたしたち、
囲まれちゃったみたい。▼
[リュール]
え!?▼
[ミスティラ]
盗賊の本拠地はひとつじゃなかったってことか。
あたしの調査不足ね。▼
[リュール]
すごい人数ですね…▼
[ミスティラ]
あたしが突破口を作る。
神竜様はその隙に、ここから逃げてね。▼
[リュール]
それよりもいい案がありますよ。▼
私たちで全員倒して、
今度こそ盗賊の脅威を排除するんです。▼
この地の民たちのためにも。▼
[ミスティラ]
あはは!
神竜様、その案とっても素敵だよ!▼
[リュール]
ミスティラの影響です。▼
[ミスティラ]
じゃあ、パパっとやっちゃいますか!▼
[リュール]
はい! 背中は任せてください!▼

支援Ring

[ミスティラ]
神竜様。
ソルムの民は、自由をとても重んじるの。▼
[リュール]
ええ、そう聞いています。▼
[ミスティラ]
あたしもそう。自由でいることが好き!
でも一つ…疑問に感じてることがあるんだ。▼
神竜様。
絆は…自由を縛る鎖だと思う?▼
[リュール]
鎖…ですか?▼
[ミスティラ]
人と人との繋がりや絆は、大きな力になる。
それは理解しているの。▼
この世界では一人で成せないことの方が多いし、
本当の意味で一人で生きている人はごく少数。▼
絆は力ということに疑問はない。でも…
人と人との繋がりは、時にしがらみにもなる。▼
[リュール]
しがらみ…
確かにそういった一面もありますね。▼
大切な人がいるからこそ、
自分の意思とは違う行動をしなければならない。▼
そのようなことはいくらでも起こり得ますから。▼
[ミスティラ]
そう。絆がない方が自由なのかなって…
神竜様はどう思う?▼
[リュール]
私の考えは…これです。▼
[ミスティラ]
『約束の指輪』…?▼
[リュール]
ミスティラに受け取ってもらいたいです。▼
[ミスティラ]
えっ…!?▼
[リュール]
この指輪は、私とミスティラの絆を深めます…でも
決してあなたの自由を縛る枷にはならない。▼
なぜなら、私はミスティラが好きだから。
あなたの自由を奪うことは…絶対にしません。▼
[ミスティラ]
そ、それって…自由でありながら、
神竜様と絆を深めることができるってこと…?▼
[リュール]
はい。▼
[ミスティラ]
…すごく素敵。最高の殺し文句だよ。▼
ありがとう。
指輪…受け取るね。▼
[リュール]
離れることがあっても、心は共に在りましょう。
自由なあなたと、永遠に。▼
[ミスティラ]
あたしも同じ気持ちだよ。
神竜リュール様。▼
あたし、すごく幸せだ。この絆…死んでも大切にするわ。
二人はこれから、どこにいても、いつまでも、一緒だよ。▼

パネトネ

支援C

[パネトネ]
はぁぁぁーーーっ!▼
[リュール]
すごい威力ですね…!▼
[パネトネ]
手刀でこれぐらいの力が出せれば、
接近戦で負けることは一切ございませんです。▼
しかし、驚きましたでございますです。
神竜様がわたくしから喧嘩を習いたいとは…▼
誰か打ち負かしたい相手が
いるでございますですか?▼
[リュール]
いいえ、そういうわけではないんです。▼
戦いの中では、武器を失ったり、
不意を突いて襲われることもあるでしょう。▼
そういうときに接近戦を学んでおけば、
咄嗟の事態に対応できると考えたんです。▼
[パネトネ]
なるほど。
神竜様は御勉強熱心でございますね。▼
そういうことであれば、徹底的に
喧嘩の御作法をお教えするでございますですわ。▼
相手に負けない心の鍛え方、
敵を睨んで怯ませる方法…▼
学ぶことはたくさんあるですます。▼
[リュール]
なるほど…興味深いですね。
ぜひ、よろしくお願いします。▼
[パネトネ]
必ずや神竜様を強くしてみせます!
さっそく特訓でございますですわ!▼

支援B

[パネトネ]
喧嘩は先手必勝。敵の攻撃を受ける前に
こちらが攻撃をすれば勝てるでございますです。▼
そのために必要なのはこれです!
御瞬発力!▼
[リュール]
御瞬発力…▼
[パネトネ]
相手に先手を取られた場合でも、
これさえあれば攻撃を避けられるでございますですわ。▼
[リュール]
なるほど。
…………▼
[パネトネ]
神竜様?
何か疑問がありますですか?▼
[リュール]
パネトネは貴族の令嬢のようなのに、
喧嘩が得意なのは意外だと思いまして。▼
[パネトネ]
…ま、隠す必要もありませんですわね。
わたくしは御貴族様ではございません。▼
それどころか、昔、めっちゃくちゃに
荒れていたでございますです。▼
[リュール]
えっ!▼
[パネトネ]
わたくしの両親は最低最悪でございました。
実の子の世話すらせず、遊び歩いてばかり。▼
主君である姫様に勧誘されるまでは、
ほぼ一人で生きてまいりましたです。▼
喧嘩の腕はその頃、
身につけたのでございますですわ。▼
[リュール]
…苦労が多かったのですね。▼
[パネトネ]
今考えれば逃げだったのかもしれませんが
家出したおかげで今がありますですわ。▼
[リュール]
パネトネの昔話、もっと聞かせてください。▼
その時の経験や知識はきっと、
役に立つものばかりだと思います。▼
[パネトネ]
そう言っていただけるなんて
嬉しいですます。▼
過去の苦労が神竜様の御助けになるなら、
いくらでもお教えいたしますですわ!▼

支援A

[パネトネ]
やっぱり…
簡単には見つからないか…▼
[リュール]
パネトネ。こんな夜に…
いったい何をしているんですか?▼
[パネトネ]
神竜様!?▼
[リュール]
その書簡は、何かの報告書ですか?▼
[パネトネ]
ソルムの密偵に調査を依頼して…
両親を探していたでございますです。▼
…まあ、色好い御返事はありませんでしたけれど。▼
[リュール]
ご両親を?
でも、ひどい方たちだったのでは…▼
[パネトネ]
神竜様と話していて
未だに心残りがあると気づいたのですわ。▼
今のわたくしなら、もしかしたら…
逃げずに、怒らずに、御話ができるかもしれません。▼
どこかで生きているなら、
会って話がしてみたいと思ったですます。▼
[リュール]
向き合える勇気が持てたということですね。
それは…とても立派なことです。▼
パネトネ、私もご両親を探すのを手伝います。▼
[パネトネ]
い、いえ…神竜様にそこまでしていただくのは
申し訳ないですます!▼
[リュール]
稽古を付けてもらいましたから。
これはほんのお礼です。▼
それに、パネトネとはもう何度も、
危険な戦場を潜り抜けてきたんです。▼
私も…ここにいる皆も、もう他人ではありません。
遠慮なんてしないでください。▼
[パネトネ]
…ありがとうございます。
とっても嬉しいでございますです…▼
たとえ両親が見つからなくとも…
わたくしには皆さんがいる。▼
それだけで、強い気持ちでいられますですわ。▼

支援Ring

[リュール]
今日も良い報告は無し…ですか。
次こそは見つかるといいのですが。▼
[パネトネ]
…神竜様。
もう両親を探すのはやめにしますです。▼
[リュール]
え?
でも…▼
[パネトネ]
残念ですが、これだけ探したんです。
後悔はないですます。▼
神竜様、今までありがとうございました。
すっかり御付き合いさせてしまいましたですね。▼
一緒に両親を探した時間、楽しかったです。
出来ればこの先も…ずっと御一緒したいぐらい。▼
[リュール]
…パネトネが望むなら、
ずっと傍にいますよ。▼
[パネトネ]
え…?▼
[リュール]
私はもう他人ではないと言いましたが、
本当は…あの時から特別になりたかったんです。▼
これを受け取ってくれませんか。▼
[パネトネ]
それは…『約束の指輪』…▼
[リュール]
大切だと思う相手に贈る指輪です。
受け取ってくれますか。▼
[パネトネ]
神竜様…
それは…ダメでございますです…▼
わたくしの両親は昔は仲良しだったんです。
でも、いつしか険悪になっていった…▼
人の気持ちは変わるものです。
だから…▼
[リュール]
あなたの過去を考えれば、
そう思ってしまう気持ちもわかります。▼
ですが、恐れていては何も始まりません。
もちろん喧嘩だってするかもしれませんが…▼
その時はパネトネの攻撃を全部避けて、
話し合いで解決したいと思います。▼
[パネトネ]
ふふっ。
神竜様、面白いでございますですね。▼
確かに御瞬発力が大切だと言いましたが、
わたくしの攻撃は簡単には避けられませんです。▼
[リュール]
必ず避けてみせます。
だから、受け取ってください。▼
[パネトネ]
…はい。▼
神竜リュール様、これからも
ずっと一緒にいてくださいね。▼
[リュール]
もちろんです。
私たちはもう、パートナーなのですから。▼
[パネトネ]
頼もしいですわね。▼
本気で喧嘩できる人も、ずっと傍にいたいと思う人も…▼
あなた以外には考えられません。お慕いしてますですわ。▼

メリン

支援C

[メリン]
すみません…折り入って、
神竜様にお伺いしたいことがあるのですが。▼
[リュール]
私に聞きたいこと?▼
大丈夫ですよ。
そんなに緊張せずに何でも聞いてください。▼
[メリン]
ほ、本当ですか!?▼
ありがとうございます!
もし断られたらって不安だったんです!▼
僕、珍獣に興味があって、
特に竜族が大大大大好きなんです!▼
[リュール]
え?
私が…珍獣…▼
[メリン]
中でも神竜様は世界で一人きり、
唯一無二の貴重な存在です!▼
そんな神竜様の生態について、
今日は話を聞かせていただきたいのです!▼
[リュール]
珍獣…▼
[メリン]
どうしたのですか?▼
[リュール]
いえ、何でもありません。
質問をどうぞ。▼
[メリン]
では早速…
神竜様の一日の行動を教えてください。▼
[リュール]
朝起こしてもらって、朝食を食べて、
お昼までは基礎鍛錬で体力作りですね。▼
他の人たちとあまり変わらないのですが、
これでいいのですか?▼
[メリン]
とても参考になります!
基本行動は他の人と変わりなし…っと。▼
[リュール]
なんでしょう、その紙は。
どうして私の発言を書き留めているのですか?▼
[メリン]
いつの日か神竜様のことをまとめた
図鑑を作りたいと思っているんです。▼
[リュール]
図鑑!?
そんな、恥ずかしいです。▼
[メリン]
恥じることなどありません。
神竜様のことは、後世に伝えるべきですから。▼
[リュール]
そ、そうですか…▼

支援B

[メリン]
じー…▼
[リュール]
…………▼
メリン。じっと見られていると
鍛錬に集中できないのですが…▼
[メリン]
僕のことはお構いなく。
いつもと同じ生活を続けてください。▼
図鑑を完成させるために、
行動を観察させていただいているだけですから。▼
[リュール]
その観察は、いつまでなのでしょう。▼
[メリン]
図鑑ができるまで、
可能な限りずっとです。▼
その代わりに、神竜様のすべてを、
完璧な図鑑に落とし込んでみせますので!▼
[リュール]
も、もうやめてください!▼
[メリン]
えっ…▼
[リュール]
私のことを特別扱いするのはやめてください。▼
確かに私は竜族です。
寿命や能力だってメリンたちとは違います。▼
ですが、私の気持ちは人間と同じです。
奇異な目で見られるのは嫌なんです。▼
[メリン]
!! 神竜様…
不快にさせてしまい、申し訳ありません!▼
ですが、僕にとって神竜様はやはり、
人間より上位の存在なんです。▼
図鑑というと変な意味に聞こえるかもしれませんが、
僕の中では神々しい存在についての記述です。▼
図鑑を作ろうと思ったのは、貴重な存在を守るため、
大勢の人たちに神竜のことを知ってほしかったからです。▼
だから決して…
ご不快にさせるような意図は…▼
[リュール]
メリン…▼
[メリン]
よかれと思ってやったつもりが、
憧れの神竜様を傷つけてしまいました。▼
図鑑作りは止めにします。
本当にすみませんでした!▼
[リュール]
い、いえ…▼

支援A

[リュール]
メリン。
誤解してすみませんでした。▼
[メリン]
神竜様…▼
[リュール]
メリンの神竜への思いがそこまでだとは
考えも及びませんでした。▼
[メリン]
そんな…
悪いのは僕の方です…▼
ごめんなさい。神竜様の気も知らないで、
傷つけることをしてしまって。▼
[リュール]
メリンの気持ちがわかったら、
協力しようと思えるようになりました。▼
確かに、この世界に神竜の文献は少ない…それは、
気軽に神竜と触れ合う機会がなかったからです。▼
メリンのように、神竜に興味を持ち、
後世に伝えようと努めてくれる人は貴重です。▼
だから今一度…
好きなだけ私のことを観察してください。▼
[メリン]
ほ、本当ですか?▼
[リュール]
はい。▼
[メリン]
あ、ありがとうございます!
僕にとって神竜様は特別なんです。▼
神たる竜のことを考えると辛いことも
悲しいことも全て忘れられて…▼
楽しくて幸せな満ち足りた気持ちになるんです!
これは後世に、いや、世界に伝えるべき気持ちです!▼
[リュール]
ふふ。メリンは面白い人ですね。
逆にあなたを観察したいぐらいです。▼
[メリン]
そ、そんな神竜様のようなお方が…
畏れ多いです。▼
[リュール]
でも一つだけ。これからは、
私を上位の存在などとは思わないでください。▼
私は世界に一人の竜族ですが…
あなただって、たった一人の存在なんですから。▼
[メリン]
! なるほど。
互いに唯一無二の存在ということですね。▼
[リュール]
そういうことです。▼
図鑑ができたら、
最初に私に見せてください。約束ですよ。▼
[メリン]
はい!▼

支援Ring

[メリン]
神竜様! 図鑑の原稿ができました!
確認をお願いできますか。▼
[リュール]
はい、もちろんです。
それでは早速…▼
「…神竜リュール。
 浮遊城ソラネルで、千年の眠りから覚めた竜族」▼
「謙虚で優しく、人を思いやる心を持ち、
 人々を守るために戦いを続けている」…▼
なんだか照れてしまいますね…▼
[メリン]
でも、本当のことですから。▼
[リュール]
「寿命は数千年ともいわれ、能力は人間の比ではない」▼
「しかし、その生態は普通の人と変わらず、
 人間と同じような生活を送っている」▼
「また、著者メリンの、
 最も大切な存在でもある」…▼
メリン…これは…▼
[メリン]
ごめんなさい。つい、書いてしまいました。
この部分は清書の際には省きます。でも…▼
神竜様にだけは、見ておいてほしくて。
僕にとって、神竜様がそれだけの存在であったこと。▼
あなたを想う人間がいたことを、
後の世まで覚えていてほしくて…▼
[リュール]
…………▼
…このまま載せてください。▼
[メリン]
え…▼
[リュール]
ただし、これだけでは不足です。
著者メリンも神竜の大切な存在である、そして…▼
神竜から『約束の指輪』を渡された、
ただ一人のパートナーである。そう書き加えてください。▼
[メリン]
…! こ、これは…!!
神竜様、いけません、こんな大切なものを!▼
[リュール]
私を想ってくれているのなら、
どうか受け取ってください。▼
神竜は、人であるメリンと特別な絆を結んでいた。
その事実を伝えましょう。▼
[メリン]
…わかりました。
ありがとうございます、神竜様…!▼
[リュール]
この素晴らしい図鑑が完成すれば、
神竜も人間と変わらないと思ってもらえそうですね。▼
[メリン]
はい。…僕、気づきました。
やっぱりこの図鑑はまだまだ完成しません。▼
[リュール]
え?▼
[メリン]
人と竜がどのように想い合い、暮らしたのか…
僕たちのこれからのことを、図鑑に盛り込みたいです。▼
[リュール]
そうですね、メリン。
一緒に作り上げていきましょう。▼
[メリン]
はい!▼
お慕いしております、神竜様。これから僕と、
何千年も残るような思い出を作っていきましょう…!▼

フォガート

支援C

[リュール]
フォガート。
自警団の活動お疲れ様です。▼
[フォガート]
あははっ。
このぐらい朝飯前だよ。▼
今日は人々の揉め事もなかったし、
異形兵だってほとんど現れなかった。▼
こんな日が毎日続いてくれればいいんだけどね。▼
[リュール]
そうやって明るい笑顔で人々を守る姿が、
フォガートが慕われる秘密なんですね。▼
仲間として、あなたのことを頼もしく思います。▼
[フォガート]
そんなおおげさな…
流石に照れちゃうよ。▼
あっ、でもさ、
そんなに褒めてくれるなら、二人で食事でもどう?▼
[リュール]
食事?▼
[フォガート]
神竜様と私的な会話もしてみたいんだよね。
そう! 好きな人のタイプとか!▼
[リュール]
そ、それはちょっと。▼
[フォガート]
人に言えない恥ずかしい願望でもいいよ。▼
[リュール]
もっとダメです!▼
フォガートの明るい性格は素晴らしいですが、
その軽いところは問題アリだと思います。▼
[フォガート]
何事も気軽にいくのが一番だよ。
軽くない俺なんて俺じゃないだろ?▼
[リュール]
まあ、そうですね。
軽くないフォガートは、想像がつきません。▼
そこがあなたの、
いいところなのかもしれませんね。▼

支援B

[フォガート]
ふぅ…
今日はこのぐらいにしておくかな…▼
[リュール]
気軽にいくのが一番という割には、
鍛錬を頑張っているようですね。▼
[フォガート]
神竜様!?▼
[リュール]
その姿を見せれば、自警団の士気が
もっと上がるのではないですか?▼
[フォガート]
それはできないよ。
今日見たことは忘れてくれ。▼
[リュール]
あなたの性格はわかりますが、
鍛錬を恥ずかしいと思わなくていいですよ。▼
[フォガート]
そうじゃないんだ。
恥ずかしいとかじゃなくて…▼
俺がお気楽で軽いから、
仲間たちは笑顔でいられるんだよ。▼
[リュール]
え?▼
[フォガート]
俺が必要以上に頑張ってたら、
知らないうちに重圧を与えることだってある。▼
疲れた顔してたら、その空気が
仲間たちに伝わることだって…▼
だから俺は、軽くて笑顔の姿しか見せない。
みんなを不安にさせないことが、俺の役割なんだ。▼
[リュール]
…フォガートがそんな風に考えていたなんて。
ごめんなさい、誤解してました。▼
あなたの言うとおり、
今日のことは忘れます。▼
[フォガート]
ありがとう、神竜様!
助かるよ。▼
[リュール]
あなたのことは影で見守ります。
これからも頑張ってくださいね。▼

支援A

[リュール]
フォガート。
今日も鍛錬お疲れ様です。▼
[フォガート]
神竜様…?▼
この前見たことは忘れてって言ったはずだよ。
どうしてここにきたんだい?▼
[リュール]
すみません。▼
あなたが人知れず努力を重ねていると思うと、
やはり気になってしまって。▼
[フォガート]
ふふ。神竜様に気にかけてもらえただなんて
俺は幸せ者だね。▼
[リュール]
フォガート。
私にも何か手助けをさせてください。▼
[フォガート]
手助け?
でも、特に困っていることもないし…▼
[リュール]
では親睦を深めるために、
一緒に食事でもどうですか?▼
[フォガート]
一緒に!! 食事!!?▼
[リュール]
はい。▼
[フォガート]
ま、まさか神竜様の方から誘ってくれるなんて…!
嬉しい! 嬉しいけど、でも…!▼
今は、ごめんなさい!!▼
[リュール]
えっ!
ふ、振られてしまいましたね…▼
[フォガート]
違うんだ! 神竜様との食事は、
いつか俺が大活躍した日のご褒美にとっておきたい。▼
それぐらい価値のある事なんだ。
食事を励みに、全部頑張れるような気がするから。▼
[リュール]
…わかりました。
期待に添えるよう、準備して待っていますね。▼
[フォガート]
ありがとう。
俺、これからもみんなのために頑張るよ。▼
お気楽で軽ーい自警団の団長、
そして、ソルム王国の王子としてね。▼

支援Ring

[リュール]
とても美味しい料理でしたね、フォガート。
それに素敵なお店でした。▼
[フォガート]
うん! 神竜様と食べる食事は格別だった。
大活躍した甲斐があったってもんだよ。▼
[リュール]
色々ありましたけど、
フォガートの願いを叶えられてよかったです。▼
[フォガート]
…………▼
俺の願いは食事だけじゃないんだけどね。▼
[リュール]
他にも願い事が?
ああ、最初に言っていた恥ずかしい願望ですか?▼
[フォガート]
違う!▼
いや、違わなくもないけど、
俺のもう一つの願いは…その…▼
…神竜様と、ずっと一緒にいることだ。▼
[リュール]
え…!▼
[フォガート]
俺は軽いって自覚はあるけど、これは本気さ。
じゃないと食事を褒美に頑張ったりなんてできない。▼
[リュール]
ぜ、全然、気づきませんでした。
そんなふうに思っていただなんて。▼
[フォガート]
言うつもりはなかったんだ。
ずっと秘密にしようと思ってたのに。▼
[リュール]
…フォガートは随分と秘密主義なんですね。▼
もしかして、他にも秘密があるんじゃないですか?
私の他にも同じことを言ってたり…▼
[フォガート]
ええ!? な、ないない!
天に誓ってそのような人はいません! 本当です!▼
[リュール]
ふふ。嘘ですよ。
少し意地悪してみたくなっただけです。▼
フォガートは軽そうに見えて、実は真面目で一途…
そのことは、私がよくわかっています。▼
だから、あなたにこれを。▼
[フォガート]
『約束の指輪』…
神竜様、これは!!▼
[リュール]
ずっと一緒にいるというあなたのお願い、
これで叶えてあげられます。▼
秘密主義だったのは私も同じ…
フォガート、私もあなたと共にいたいと思っていました。▼
[フォガート]
本当に…!?
俺、すごく嬉しいよ。▼
[リュール]
あなたの本当の姿、
これからも私だけに見せてくださいね。▼
[フォガート]
うん…神竜リュール様!▼
ありがとう。俺は世界一の幸せ者だね。
これからは君だけに、砂漠より大きな俺の愛を捧ぐよ!▼

パンドロ

支援C

[パンドロ]
いいところに来てくださいました。
神竜様に頼みがあるんです。▼
[リュール]
頼み?▼
[パンドロ]
今度、オレが主催する食事会があるのですが…
来賓として参加していただきたいのです。▼
教会に集まる人々にとって、
神竜様は神様…▼
来賓として参加していただけたら、
皆の励みになると思うのです。▼
[リュール]
食事会…ですか。
具体的にはどんな会なのでしょう。▼
[パンドロ]
畏まった形ではなく、
歌ったり踊ったりして楽しく過ごします。▼
神竜様もご自由に楽しんでいただき、
参加者の話に耳を傾けてくださればと。▼
[リュール]
楽しそうですね。でも、私が話を聞くだけで、
皆さんの励みになるのでしょうか。▼
[パンドロ]
な、何を仰いますやら…!
励みになりまくりますとも!▼
現にオレなんて、初めてお姿を生で拝見した際は
もう感激のあまりお光が見えたほどです!!▼
[リュール]
はあ、光が…▼
[パンドロ]
…コホン。取り乱しました。失礼。▼
急なお誘いですので、
すぐには返事をいただけなくても大丈夫です。▼
ただ、主催するからには、
必ず記憶に残る食事会にしてみせますので。▼
[リュール]
わかりました。
検討してみますね。▼
[パンドロ]
光栄です、神竜様。▼

支援B

[リュール]
パンドロ…すみません。
悩んだのですが、食事会は遠慮しておきます。▼
[パンドロ]
予定が合わないのであれば仕方ありません。
また、次の機会にでも。▼
[リュール]
いえ…
予定の問題ではないんです。▼
[パンドロ]
では、なぜ…?▼
[リュール]
パンドロは私を信仰対象と言ってくれますが、
私が直接何かしたわけではありませんので…▼
皆さんとお話をしたら、がっかりさせてしまうかも
しれないと思ったんです。▼
[パンドロ]
神竜様を悩ませてしまったのですね。
ですが、そんなことは杞憂です。▼
現にオレは幼いころ、
あなたに救われましたので。▼
[リュール]
パンドロが…私に?
でも、私はずっと眠っていて…▼
[パンドロ]
両親は聖職者とは言えないような人間でした。
オレと妹を捨てて、どこかへ消えてしまったんです。▼
それでもオレが立ち直れたのは、
教会で、司祭様から秘密のお話を聞いたから…▼
「聖地ソラネルには眠り続ける神竜の御子がいる」
「御子はいつか目覚め、世界を救うのだ」と。▼
[リュール]
…!▼
[パンドロ]
今辛いことがあっても、いつかは救われる。
オレはそれを励みにしてきたんです。▼
この話は嘘か誠か不確かなものでした…けれど、
敬虔な信者たちは皆、信じていた。▼
あなたの姿だけで、その話が本当だとわかるのです。
神竜様が皆を失望させることなど絶対にありえません。▼
[リュール]
…わかりました。▼
パンドロがそこまで言ってくれるのなら、
食事会に参加させてください。▼
[パンドロ]
ありがとうございます…!
皆、喜びます。▼

支援A

[パンドロ]
なんだか不思議な気分です…▼
幼い頃から信じていた神竜様と、
こうして食事会に参加できたなんて。▼
[リュール]
参加した方たちも、楽しそうで安心しました。▼
[パンドロ]
きっと勇気をもらったと思います。
今日は本当にありがとうございました。▼
[リュール]
感謝するのはこちらの方です。
大勢の人たちに応援されて、とても嬉しかった…▼
なんだかこちらの方が
勇気をもらってしまった気分です。▼
[パンドロ]
オレの言った通り、神竜様に失望する人なんて
一人もいなかったでしょう。▼
[リュール]
はい。せっかくのお誘いを
断ろうとした自分が恥ずかしいです。▼
みんなのためにも、
もっと頑張らないといけませんね。▼
[パンドロ]
神竜様がそう思ってくださるなら、
必ず実現できるはずですよ。▼
オレも微力ながら力を貸します。
皆で生きて…世界を平和に導きましょう。▼
[リュール]
そうだ、一つ聞いてもいいですか?▼
[パンドロ]
なんでしょう?▼
[リュール]
「うぇーい!」とは、なんですか?
皆さん、私には言ってくれませんでしたが…▼
[パンドロ]
あ、あれは…▼
…神竜様にはとても気軽にかけられない。
簡略化されすぎた挨拶です。▼
すぐに記憶より消してください。▼
[リュール]
うぇーい! わかったー!▼
[パンドロ]
神竜様!▼
[リュール]
あはは。楽しいですね、これ!▼

支援Ring

[リュール]
うぇーい!
お待たせ、パンドロ!▼
[パンドロ]
神竜様!
気に入らないでください、その挨拶を!▼
[リュール]
…すみません、つい。▼
それで、私に用事とは何でしょうか。▼
[パンドロ]
…今日は神竜様に、
お話したいことがあるんです。▼
…………▼
神竜リュール様…
オレはあなたのことを特別に想っています。▼
[リュール]
え…!?
な、なんですか、いきなり。▼
[パンドロ]
いきなりではありません。
ずっと想っていました。▼
不敬であることはわかっています。
神聖はあなたにこのような想いを抱くなんて。▼
けれど、聖職者としてこれ以上、
隠し通したまま生きることはできませんでした。▼
お返事は要りません。神竜様が…
一介の聖職者と契ることなど、あり得ませんから。▼
身勝手な想いを聞いてくださり、
ありがとうございました。では…▼
[リュール]
待ってください。▼
[パンドロ]
え…?▼
[リュール]
神竜が聖職者と契ってはいけないと…
そんなこと、誰が決めたのですか。▼
[パンドロ]
そ、それは…▼
[リュール]
パンドロ…私はあなたのおかげで、
大切なことに気づかされました。▼
私が人々にどう思われ、
どのように影響を与えていたのかを。▼
あなたがいなければ…
私は孤独だったかもしれません。▼
私もあなたを、大切に想っているんです。
この想いは、許されないことなのですか?▼
[パンドロ]
…神竜様…▼
いいえ、あなたの想いが許されないなんて、
そんなことは…▼
[リュール]
なら、『約束の指輪』を受け取ってください。
私のパートナーとして。▼
[パンドロ]
…………▼
…オレなんかで宜しければ。▼
[リュール]
ありがとうございます。パンドロ。▼
[パンドロ]
光が差してきましたね…▼
[リュール]
もしかしたら母さんが、
祝福してくれているのかもしれません。▼
[パンドロ]
ルミエル様が…?▼
[リュール]
互いを想い合うのに、
許されないことなんてないんですよ、きっと。▼
これからは共にいましょう。
いつまでも。▼
[パンドロ]
はい。▼
お慕いしています。神竜様。オレは幸せです…
この先、何があっても…この手をずっと離しません。▼

ボネ

支援C

[ボネ]
神竜様の瞳の色…
トマトのようで素晴らしいですね…▼
ああ、こちらはまだ熟す前の
若いブルーベリーのようだ…▼
[リュール]
…それは私のことを
褒めてくれているのでしょうか。▼
[ボネ]
もちろんです。▼
トマトもブルーベリーも、
大自然が生み出した美の一つ…▼
私は世界各国の料理に触れて育った料理人…
いろいろなものを食材に例えてしまうのです。▼
ああ、なんて旨そうな色だ…▼
[リュール]
料理や食材を知り尽くしたボネが言うなら、
きっととても誇らしいことなのですね。▼
褒めてくださって、
ありがとうございます。▼
[ボネ]
とんでもありません。▼
美しいトマトとブルーベリーの瞳を
見せていただき、ご馳走様でした…▼
[リュール]
ボネはすごいですね。
世界各国の料理を知ってるなんて。▼
[ボネ]
この世界にはまだ…
私の知らない味がたくさんあります。▼
いつか全ての味を知り、
そこから新しい料理を生み出したいものです…▼
[リュール]
ボネの生み出す新しい料理、
私も楽しみです。▼
[ボネ]
美味い料理を作るためだったらなんでもします。
それが料理人というものですから…▼

支援B

[ボネ]
ふむ…この香りは…▼
[リュール]
どうかしたのですか?▼
[ボネ]
神竜様から、
私の知らない料理の香りが…▼
[リュール]
ああ、昼食を食べた時に、
少しだけ服にこぼしてしまったのです。▼
少量だから平気だと思っていたのですが、
すみません。すぐに着替えてきますね。▼
[ボネ]
いえ、そのままで…もっと近くに。
お召し物の香りを確かめさせてください…▼
[リュール]
へっ!?▼
[ボネ]
はぁ…この香り…
恐らく私の知らない料理に違いありません。▼
よろしければ少し舐めても?
そうすれば、この料理の味を知ることができる…▼
[リュール]
な、舐める!? 服をですか!?
それはちょっと…!▼
そうだ! 料理の味が気になるなら、
今日の食事当番に話を聞きに行きましょう。▼
[ボネ]
そこまで待てません…
料理人として…今すぐ確認したいのです。▼
[リュール]
えええ…▼
[ボネ]
私は幼いころから料理とともに育ちました…
料理のことだけを考え、腕を磨いてきた…▼
この道を極めたいのです…
神竜様も楽しみだと言ってくださったではないですか…▼
[リュール]
だからといって服についた料理を^ 舐めるのは駄目です!▼
ボネ。探究心は素晴らしいと思います。
でも…そのために奇行に走ってはいけません。▼
料理人には味を知ることよりも
大切なことがあると思いますよ。▼
[ボネ]
味よりも大切なこと…?▼
[リュール]
というわけて私は着替えてきますね!
では!!▼
(リュールが立ち去る)
[ボネ]
神竜様のお言葉…
どういう意味だろうか…▼

支援A

[ボネ]
神竜様…
この前は失礼いたしました。▼
[リュール]
いえ、大丈夫ですよ。
おかげですぐに着替えられましたし。▼
[ボネ]
あの時に仰った言葉…
料理に於いて、味よりも大切なことは何か…▼
その答えを探し求めて、
私は修行に明け暮れました。▼
[リュール]
修行していたのですか!?▼
[ボネ]
はい…
ずっと厨房にこもり、料理をしていました…▼
朝から晩まで…
神竜様のお召し物を思い浮かべながら…▼
[リュール]
…やっぱり一思いに
舐めてもらった方が良かったでしょうか。▼
[ボネ]
それでも答えが出ず諦めようとした時…
ふと思ったんです…▼
あれこれ難しく悩むよりも…
ただ、神竜様に美味しい料理を食べてもらいたい…▼
その一心で料理を作ったら
驚くほど美味しい料理ができました。▼
相手のことを考える気持ち…それが、
味を知るよりも大切なことだったのですね。▼
[リュール]
! はい、ボネ。
そうだと思います。▼
いろんな味を知っても、その手段を選ばなければ
美味しくはならないのかなって。▼
[ボネ]
神竜様、嫌な思いをさせて…
申し訳ありませんでした。▼
[リュール]
いいんです。
私も偉そうなことを言ってしまってすみません。▼
修行を成功させたボネは、
世界一の料理人になれると思いますよ。▼
[ボネ]
ありがとうございます…▼
実はその時の料理を用意しているんです。
よろしければ、食べていきませんか?▼
[リュール]
もちろんいただきます!
とても楽しみです!▼

支援Ring

[ボネ]
神竜様…新作の料理ができました。▼
ぜひ試食してください。
感想をいただきたいのです…▼
[リュール]
とても美味しそうな料理ですね。
色合いも美しいです。▼
[ボネ]
ここに添えられているトマトとベリーは
その美しい瞳に着想を得ました…▼
どうぞお召し上がりください。▼
[リュール]
はい、いただきます。▼
…!▼
こ、これは…! 美味しいです!
今まで食べたどの料理よりも…!▼
そう言っていただけて嬉しいです。
神竜様のために作った渾身の料理なので…▼
神竜様を思うと、美味しい料理ができるのです。
また、あなたを思って作らせてください…▼
…叶うなら、これからずっと。▼
[リュール]
それって…▼
[ボネ]
私は…
神竜様。あなたのパートナーになりたい。▼
…もし、この料理を気に入っていただけたら
そう告げようと思っていました…▼
しかし、迷惑であれば…この料理を思い出に、
これまで通りの皆の料理人に戻ります…▼
[リュール]
…………▼
…それは困りますね。
また私のために、美味しい料理を作ってほしいです。▼
いえ…たとえ料理がなくとも、
あなたに傍にいてほしい。▼
この『約束の指輪』を、ボネ。▼
[ボネ]
…! ありがとうございます。
ああ、あなたのように美しい指輪だ…▼
[リュール]
これからは料理だけではなく、
私のこともたくさん知ってくださいね。▼
[ボネ]
もちろんです。
神竜リュール様…▼
こんなに甘く幸せな心持ちを…ありがとうございます。
あなたとの日々がどんな味で彩られるか、楽しみですね…▼

セアダス

支援C

[セアダス]
ルルルー♪ ルルールルルルー♪▼
[リュール]
セアダス。
踊りの練習ですか?▼
[セアダス]
神竜様…▼
厳密に言うと練習ではありませんね。
今宵は観客がいますので。▼
[リュール]
観客?
でも…周りには誰も…▼
[セアダス]
月。▼
[リュール]
…月?▼
[セアダス]
そうです。
夜空に青白く輝く月…▼
そして幾千の星々。
俺は今宵、彼らに踊りを披露していたのです。▼
神竜様はご存じですか?
人は死すると肉体を離れ、星となることを。▼
あの空には、俺の師匠もいるんです。▼
[リュール]
…亡くなられたのですね。その方は。▼
[セアダス]
…ええ。
師匠はこの振付が、一番好きでした。▼
ルルールルルルー♪▼
[リュール]
セアダス…
とても綺麗です。▼
[セアダス]
当然です。美しく見せるために、
他の全てを犠牲にしているのですから。▼
踊りの練習に、精神の統一、
徹底した体型管理も必要です。▼
これでも俺は、ソルムでは少し名の知れた踊り手…
恥ずかしい真似はできません。▼
[リュール]
セアダスは自分に厳しいのですね。
素晴らしいと思います。▼
それに、なんだか神秘的な雰囲気…
少し近づきがたく感じるほどです。▼
[セアダス]
…もう踊りを再開しても?▼
[リュール]
あ…は、はい!
お邪魔しました!▼

支援B

[セアダス]
か、カードさん! カードさん!
導き給え! 流転せし星の運命!▼
[リュール]
…セアダス?
あんなに必死で…占いをしているんでしょうか?▼
[セアダス]
どうか教えてくれ!
この食事を食べたら太りますか!▼
でも食べなきゃ空腹で死んでしまうので!
頼む、カードさん! せぇい!▼
うわーーーーっ!
結果が悪いーーーーっ!!▼
[リュール]
え…ええ!?
この前と全然印象が違います。▼
落ち着いてください、セアダス!▼
[セアダス]
神竜様…▼
[リュール]
よくわかりませんが、あなたらしくないですよ。
食事ぐらい気にせず摂ればいいのでは?▼
[セアダス]
じゃあ、これ食べても太らないんですね。
今日の食事…▼
小麦とバターを練りこんだ生地を揚げて、
油たっぷりのソースを死ぬほどかけてますけど。▼
[リュール]
ああ、それ美味しかったです。
大丈夫です、太りませんよ…▼
[セアダス]
嘘ですよね。▼
[リュール]
ええー…っとー…▼
[セアダス]
神竜様。顔を見ればわかります!
カードにも「太る」って出てます!▼
[リュール]
ごめんなさい!!▼
でもどうせ動くので、問題ないですよ。
気にする方が体に毒です。▼
[セアダス]
…俺はそれじゃダメなんです。
優れた踊り手たるもの、甘えは許されない。▼
特に戦場に立つときは、
俺の踊りで皆を鼓舞しないといけないんですよ。▼
一時の気の緩みで士気を上げられず、
死人が出たとしたら…俺は責任をとれません。▼
[リュール]
セアダス…▼
[セアダス]
今日は草でも食べて、
占い小屋に引きこもります…▼

支援A

[リュール]
私は自然体のセアダスでいいと思います。▼
少しぐらい太ってしまったって、
別にいいじゃないですか。▼
[セアダス]
何ですか、いきなり。▼
[リュール]
確かにセアダスの踊りが美しいのは、
日頃のたゆまぬ努力の結果だと思います。▼
ですが、無理をしてしまっては、
折角の美しさが削がれてしまう気がして。▼
[セアダス]
美しさが、削がれる…?▼
[リュール]
セアダスの魅力は、その内面からも
滲み出るものだと思います。▼
月夜に亡き人を思って踊るあなたは、
とても美しかった…▼
「お腹減ったなー」と思いながら
踊っていたら、きっとあの美しさは出せません。▼
[セアダス]
なるほど。
「お腹いっぱいだなー」と踊る方がいいと?▼
[リュール]
極端な話、そうです。その方があなたも
見た人も幸せな気持ちになれるではないですか。▼
あなたが美しくあろうとするのは、
仲間のため…戦に勝つためだとわかっています。▼
でも倒れてしまっては元も子もありません。
私は幸せな美しいセアダスが見たいです。▼
[セアダス]
神竜様…▼
その両立は多分めちゃめちゃ難しいです。
たくさん食え、しかし太るなと言っているのと同じ。▼
率直に言うと、素人の考えですね。▼
[リュール]
うっ…!!▼
[セアダス]
ですが、言わんとしていることはわかります。
仲間が無理をしているのを見ては士気も下がる…▼
気遣いのお言葉は素直に嬉しかったです。
ありがとう。▼
[リュール]
どういたしまして。▼
[セアダス]
さて、神竜様直々にご忠告いただいたので、
今日ぐらいは好きなものを食べようかな。▼
特にこの前食べ損ねた、
油のやたら多いあの料理が恋しい…▼
[リュール]
ではこれからお願いして、作ってもらいましょう。▼
[セアダス]
何皿までなら大丈夫かな。▼
[リュール]
カードさんに聞いてみますか?▼
[セアダス]
そうか…
この前の決死の占いもご覧になっていましたね。▼
神竜様には俺の恥ずかしいところばかりを
お見せしている気がします。▼
[リュール]
素敵なところもたくさん見ていますよ。▼
[セアダス]
でも、これからはもっと
俺の良いところをお見せしないと!▼
無理しない程度に頑張りますので、
今後も俺の美しさをご堪能ください。▼
[リュール]
はい、期待していますよ。▼

支援Ring

[セアダス]
神竜様、お待ちしていました。
今宵は特別な踊りを見ていただこうと思いまして。▼
[リュール]
特別な踊り…?▼
[セアダス]
はい。
ただ一人…あなただけのために舞います。▼
では、始めます。▼
(暗転)
[リュール]
セアダス、素晴らしかったです。
感動しました!▼
[セアダス]
ありがとうございます。
食事も済ませ、幸せだなと思いながら舞いました。▼
[リュール]
あはは、それは良かった。
どうして今日は特別な踊りを?▼
[セアダス]
それを説明するには…
今の踊りの意味を伝えなくてはなりません。▼
[リュール]
意味?▼
[セアダス]
永遠の誓い…それが今の踊りです。
この踊りを見せるのは、ただ一人にだけ。▼
神竜リュール様。
あなたは俺の特別です。▼
[リュール]
…!▼
[セアダス]
はっきり言うと、ずっと好きでした。
たぶん、あの城塞で出会った日から。▼
ライバルは多いだろうなあ…
でもこの想いは誰にも負けない自信がある。▼
どうか、この想いに応えていただけませんか?▼
[リュール]
セアダス…▼
[セアダス]
やっぱり、無謀でしたかね?▼
[リュール]
いえ、とても嬉しいです。
私も…相手はあなたがいいと、ずっと思っていました。▼
[セアダス]
…! 本当ですか!?▼
[リュール]
この指輪も、
きっとセアダスに似合うだろうと…▼
[セアダス]
『約束の指輪』…これを俺に?▼
[リュール]
…はい。▼
[セアダス]
ありがとうございます。
ああ、胸の中に星が煌めくような気持ちだ…▼
これからもっと頑張ります。
あなたと並び立つに相応しいように。▼
[リュール]
頑張るのは私の方です。
セアダスの輝きに負けないくらいに。▼
共に歩めること、とても嬉しいです。▼
[セアダス]
神竜リュール様…▼
俺も嬉しいです。世界が不思議で、美しく愛おしいのは…
あなたがいてくれるからですね。もう決して離れません。▼

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Last-modified: 2024-02-22 (木) 16:55:41
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