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会話集/支援会話
主人公(女)の支援会話†
アイビー†
支援C†
- [アイビー]
- …………▼
- [リュール]
- アイビー。
私に何か用でしょうか?▼
- [アイビー]
- いいえ、神竜様…▼
用件がなければ
貴方の傍にいたらダメなのかしら?▼
- [リュール]
- そんなことはありませんが…▼
- [アイビー]
- そう。
なら、気にしないで。▼
- [リュール]
- …き、気になりますよ。
そんなに怒った顔でじっと見られては…▼
- [アイビー]
- …………▼
- [リュール]
- あの…
イルシオン王国は邪竜を信仰していますよね。▼
だから、私に対して抵抗がある気持ちは、
理解できるつもりです。▼
- [アイビー]
- 貴方は私の気持ちなど何も理解できていないわ…▼
- [リュール]
- では、アイビーが何を考えているのか
せめて話して欲しいです。▼
そうすればお互いに
歩み寄ることもできると思います。▼
- [アイビー]
- …そうね。▼
もう少し慣れたら話しましょう…
でも、今はまだ無理よ。▼
だから、去るわ。▼
さよなら、私の神様…▼
- [リュール]
- …神様?▼
支援B†
- [アイビー]
- …………▼
- [リュール]
- アイビー。
そろそろ話し合いませんか?▼
私に対して思うことがあるのなら
遠慮せずに話してください。▼
私たちは仲間なのですから。
壁はできるだけ取り除きたいのです。▼
- [アイビー]
- …わかったわ。▼
ようやく私も慣れてきたし…
頃合いね。▼
- [リュール]
- よかったです。▼
では、なぜ私に怒りを感じているのか
その理由を教えて欲しいです。▼
- [アイビー]
- …好き。▼
- [リュール]
- へ!?▼
- [アイビー]
- 私は神竜様のことが好きよ。
ずっと前から。▼
とても尊敬しているわ…
それが私の気持ち…▼
- [リュール]
- え? で、でも…
怒った顔で私のことを睨んでましたよね!?▼
- [アイビー]
- それはただ緊張していただけ…
私の神様を目の前にしてね…▼
- [リュール]
- そ、そうだったのですか?▼
- [アイビー]
- これで伝わったかしら、私の気持ち?▼
- [リュール]
- はい、あの…
ありがとうございます。▼
私もアイビーのことを尊敬していますから。▼
- [アイビー]
- …………▼
恥ずかしくなってきたから…
もう行ってもいいかしら。▼
- [リュール]
- は、はい。
大丈夫です。▼
それから、すみませんでした。
私はアイビーを誤解していたようですね。▼
- [アイビー]
- …またね。▼
支援A†
- [リュール]
- アイビーはどうして
私のことを神様と言うのですか?▼
- [アイビー]
- 私が一番、辛かった時…
頼った存在が神竜様だったからよ…▼
貴方は私の心の支え…
まさしく神様だったわ…▼
- [リュール]
- 何か、つらいことがあったのですか?▼
- [アイビー]
- 私を取り巻く世界は…
幼少時から汚いものばかりだったから…▼
利己的な思惑が渦巻くイルシオン城内…
汚い裏工作や嫌がらせも日常茶飯事…▼
何より最悪なのが…▼
そんな汚い渦の中心にいたのが…
私の母という事実…▼
- [リュール]
- …アイビーの…▼
- [アイビー]
- 汚い大人たちは…表では着飾り、笑顔を見せ、
裏では平気で蹴落とし合う…▼
…大嫌いだったわ。
あの空間も、あそこにいる連中も。▼
そんな時に私の心の支えになったのが…
神竜様よ…▼
- [リュール]
- どうして私だったんですか?▼
- [アイビー]
- 最初はただの反抗心だったわ…
皆が邪竜を信仰する中、秘密裏に神竜を信仰する…▼
些細な抵抗かもしれないけれど…
その頃の私には大きな意味があったの…▼
神竜様を思えば思うほど…
この人たちとは違うと意識できたから…▼
- [リュール]
- どんな形にせよ、
アイビーの力になれたのならよかったです。▼
- [アイビー]
- め、目を見てそういうことを言われると…
とても恥ずかしいわ…▼
貴方は私の神様なの…
もう少し自重してもらいたいものね…▼
- [リュール]
- あはは。
わかりました、気をつけますね。▼
- [アイビー]
- 神竜様…▼
今でも貴方は私の心の支えよ…
ありがとう…▼
支援Ring†
- [アイビー]
- 神竜様…▼
こんなところに呼び出して…
何を始めようというの?▼
- [リュール]
- すみません、アイビー。
大切な話をしたかったので。▼
- [アイビー]
- 何もわざわざ…
こんな人気のない場所へこなくても…▼
- [リュール]
- 他の人には聞かれたくなかったんですよ。▼
- [アイビー]
- えっ…
そ、そうなの…▼
…………▼
- [リュール]
- アイビー、大丈夫ですか?
突然、顔が赤くなりましたけど…▼
- [アイビー]
- わ、私は大丈夫よ…
大丈夫……▼
たとえこれからどんなことを言われようと…
涼しい顔で受け止めてみせるわ…▼
さあ、きなさい…▼
- [リュール]
- わかりました。
では…▼
アイビー。
この指輪を受け取って頂けないでしょうか。▼
- [アイビー]
- !
約束の…指輪…▼
神竜が強く絆を深めたいと願う、
ただ一人にだけ…渡す指輪…▼
- [リュール]
- はい。その通りです。▼
- [アイビー]
- その指輪を私に…?
本当に…本当なの?▼
- [リュール]
- 私はあなたと共に歩んでいきたいです。
これから先もずっと。▼
パートナーになってください。アイビー。▼
- [アイビー]
- …真っ直ぐなのね。
気持ちを伝える言葉も、方法も…▼
- [リュール]
- 神様だと言ってくれましたからね。
アイビーには正直でいたいんです。▼
それに、あなただって真っ直ぐに…
私に好きと言ってくれたじゃないですか。▼
- [アイビー]
- …そうだったわね。▼
指輪…お受け取りします…▼
- [リュール]
- ありがとうございます。アイビー。▼
- [アイビー]
- 私と貴方の特別な絆…
決して揺るがぬ力を感じるわ…▼
とても嬉しい…
ありがとう、神竜リュール様…▼
好きよ…誰よりも、いちばん貴方が好き。
今までも、これからも、貴方は私の神様だわ…▼
カゲツ†
支援C†
- [カゲツ]
- 神竜殿、神竜殿!▼
神竜殿は竜族なんじゃよな。
竜族とは人間とどう違うのじゃ?▼
- [リュール]
- 人間よりも長寿だったり、
身体能力にすぐれていたりですかね。▼
見かけは殆ど人間と変わりませんよ。▼
- [カゲツ]
- そうか! 神竜殿は千年もの間
ソラネルで眠っておったそうじゃが…▼
何を切っ掛けに目覚めたのじゃ?
まさか寝飽きたというわけではあるまい。▼
- [リュール]
- それは…
よくわからないんです…▼
- [カゲツ]
- では、眠る前は何をしていたんじゃ?▼
- [リュール]
- ごめんなさい。
目覚める前のことはあまり覚えてなくて…▼
- [カゲツ]
- むぅ…それは残念じゃの。▼
- [リュール]
- カゲツはどうしてそんなに
私のことを知りたがるのですか?▼
- [カゲツ]
- そんなの決まっておろう。
余と神竜殿は友達だからじゃ!▼
- [リュール]
- 友達?▼
- [カゲツ]
- 一度言葉を交わしたら友達じゃ。
友達のことを知りたいと思うのは当然じゃろ?▼
それとも…
余と友達になるのは嫌なのか?▼
- [リュール]
- そんなことはありません!▼
- [カゲツ]
- 良かったのじゃ! 余は神竜殿のことを
もっと知って、もっと仲良くなりたいのじゃ!▼
- [リュール]
- この分だと、
質問攻めはまだまだ終わりそうにありませんね…▼
支援B†
- [カゲツ]
- 神竜殿は髪の毛の色も特徴的じゃ。
竜族では一般的な髪形なのか?▼
- [リュール]
- どうなのでしょう。
他の竜族のことはあまり詳しくないので…▼
- [カゲツ]
- ふむ。竜族には不思議がいっぱいじゃな。▼
- [リュール]
- たくさん質問してくれているのに、
あまり答えられなくてすみません。▼
- [カゲツ]
- 余は神竜殿と話しているだけで楽しいぞ!▼
余の故郷では神竜や邪竜ではなく、
東洋竜を信仰していてのう。▼
神竜殿の存在そのものが興味深いのじゃ。▼
- [リュール]
- 東洋竜を?
それは初めて聞きました。▼
私もカゲツの話を聞きたいです。
カゲツの故郷はどんな場所なのですか?▼
- [カゲツ]
- …余の故郷は、一応ソルム王国内に位置しているが
他の地域と交流の少ない辺境の地でな。▼
華やかな独自文化を持っているものの、
少し閉鎖的な場所なのじゃ。▼
- [リュール]
- カゲツを見れば、華やかな雰囲気は伝わります。
閉鎖的なのは独自文化を守るためなのではないですか?▼
- [カゲツ]
- それにしても自由がなさすぎなのじゃ!▼
余はこう見えて、高位貴族の出じゃ。
家督を継ぐために勉学や特訓に励む日々…▼
外の世界を見ることなく家のために学び続ける。
余にとっては辛い場所じゃった。▼
- [リュール]
- でも今は、私たちと一緒にいて活躍しています。
しかもカゲツは王城兵なのですよ。▼
カゲツが外の世界で活躍していることは、
ご家族も自慢に思っているはずです。▼
- [カゲツ]
- …どうじゃろうな…▼
神竜殿、他に聞きたいことはないか?
このさい、質疑応答に興じるとしよう!▼
- [リュール]
- いいですね。
たくさん質問しますから、覚悟してください!▼
支援A†
- [リュール]
- カゲツ。この前はたくさん話をしてくれて、
ありがとうございました。▼
- [カゲツ]
- それは余の台詞じゃ!
おかげで神竜殿との距離がグッと縮まったのう!▼
じゃが…実を言うと、余の故郷のことは
神竜殿には知ってほしくなかったのじゃ。▼
- [リュール]
- どうしてですか?▼
- [カゲツ]
- 神竜殿は、故郷の家族が余のことを
自慢に思っていると言ってくれたじゃろう?▼
- [リュール]
- はい。▼
- [カゲツ]
- その言葉、嬉しかった。
しかし絶対にあり得ぬのじゃ。▼
余は世界を見るために家督を継ぐのを放棄し、
手紙だけを残して故郷を飛び出してきた。▼
家族は、余のことを自慢に思うどころか、
恨んでいるに違いないのじゃよ。▼
恨むどころか…
余のことなど忘れてるかもしれぬな。▼
- [リュール]
- …カゲツ。
…………▼
それなら、もっと頑張りましょう!!▼
- [カゲツ]
- へ?▼
- [リュール]
- 故郷の家族に誇れるように、
今からもっと活躍すればいいんです!▼
カゲツの活躍が知れ渡れば、
閉鎖的な地域だろうときっと噂が広まるはずですから。▼
忘れられているなら、思い出してもらえばいい…
私も友達として協力します。共に頑張りましょう。▼
- [カゲツ]
- 神竜殿…▼
余は一度会えば友達だと、軽く考えておったが…
もっと大切なものだったのじゃな。▼
- [リュール]
- はい、相手のために力になれる存在。
それこそが友達なのですから。▼
- [カゲツ]
- ふふ! そうかそうか!
ならば、余と神竜殿は親友じゃな!!▼
- [リュール]
- 親友?▼
- [カゲツ]
- 友達を極めると、親友になるのじゃ!
余は神竜殿のことが大好きということじゃ!▼
- [リュール]
- 私もですよ、カゲツ。▼
- [カゲツ]
- ありがとう、神竜殿!!
余は故郷に噂が届くほど活躍してみせよう!▼
支援Ring†
- [カゲツ]
- …………▼
- [リュール]
- カゲツ。
ぼんやりして、どうかしたのですか?▼
- [カゲツ]
- 神竜殿、余は…もう…
神竜殿と親友ではいられぬ…▼
- [リュール]
- え…! どうしてです?
私が何かしたのなら謝ります!▼
- [カゲツ]
- 違うのじゃ…
これは、余が悪いのじゃ。▼
この前、神竜殿は新たな指輪を手に入れたじゃろう。
ぱーとなーに渡す『約束の指輪』とやらを。▼
でも、余はそれを喜べなかった。
嫉妬してしまったのじゃ…それを渡される者に。▼
指輪を渡された者は「ぱーとなー」となる。
ぱーとなーは、一番大事じゃ。親友よりも。▼
余ではない誰かが一番になるなど、耐えられぬ。
神竜殿の一番には、余がなりたいのに…!▼
- [リュール]
- !▼
- [カゲツ]
- だから、こんな気持ちではもう…
親友ではいられないのじゃ。▼
- [リュール]
- カゲツ…▼
…バカですね、カゲツは。▼
- [カゲツ]
- な、なんじゃと!!
余は真剣に!!▼
- [リュール]
- そんなこと思わなくても、私は…
これをあなたに渡すつもりでいたのに。▼
- [カゲツ]
- これは…『約束の指輪』!?
なぜじゃ…!!▼
- [リュール]
- 私もカゲツと同じ気持ちだということですよ。
あなたの一番には、私がなりたい。▼
- [カゲツ]
- そ、それは本当か!?▼
- [リュール]
- 親友以上の大切な人に、
嘘なんて付きませんよ。▼
- [カゲツ]
- そ、そうか…! そうか!!
まさか、相思相愛じゃったとは…▼
ははは! 余は嬉しいのじゃ!!
幸福絶頂じゃ! ありがとう、神竜殿!▼
- [リュール]
- 私も嬉しいです。ありがとう、カゲツ…!▼
- [カゲツ]
- 友達から親友へ、親友からぱーとなーへ。
余たちは特別な仲となる運命だったのじゃな!▼
- [リュール]
- この次は、家族でしょうか?
いつか私を、カゲツの家族に紹介してくださいね。▼
- [カゲツ]
- そうじゃな。それまでに、胸を張って
故郷に帰れるほどの活躍をするのじゃ。▼
見ておれよ、神竜リュール殿…!▼
余はそなたがだーい好きじゃ! ぱーとなーとして、
円満具足の幸せをもたらし、最後まで添い遂げようぞ!▼
ゼルコバ†
支援C†
- [リュール]
- ゼルコバ、何をしているのですか?▼
- [ゼルコバ]
- あ、神竜様。今、ロウを溶かして
「キャンドル」を作っているところです。▼
- [リュール]
- えっ、すごいですね…
キャンドル作りが趣味なんですか?▼
- [ゼルコバ]
- 「趣味」と言うと聞こえがいいですが、
まあ「暇つぶし」ですね。▼
- [リュール]
- 暇つぶし?▼
- [ゼルコバ]
- 「人生は死ぬまでの暇つぶし」なんて言う人が
いますが、俺はその「考え方」に賛成です。▼
- [リュール]
- ゼルコバは哲学的な人なんですね。
話す言葉も意味深な感じがしますし。▼
- [ゼルコバ]
- あっはっは。「そんなこと」ないですよ。▼
確かに俺は「意味深な」ものの言い方をします。
でも「全く」意味がありません。▼
これも「暇つぶし」の一つ。
意味など何もない「自己満足」なのです。▼
- [リュール]
- へえ…!▼
- [ゼルコバ]
- な、なんですか?
そんなに「キラキラ」とした目で俺を見て…▼
- [リュール]
- なんか、すごく興味深いのです。
私とは感性が違うというか…▼
私が知らないものを、たくさん知ってそうな気がして…▼
- [ゼルコバ]
- ふっ、「変わった」お方ですね。
では今度、「面白いところ」にお連れしましょう。▼
- [リュール]
- 面白いところ?▼
- [ゼルコバ]
- ええ。「今」は言えません。
来ていただいてからの「お楽しみ」です。▼
- [リュール]
- わかりました。楽しみにしています!▼
支援B†
- [ゼルコバ]
- ここが、前に言っていた「面白いところ」…
俺の「趣味」の結晶、「秘密の小屋」です。▼
- [リュール]
- うわぁ! 壁一面が棚に!▼
- [ゼルコバ]
- ええ。
ここに趣味のものを「収集」しているんです。▼
それは凝りに凝った「料理」の調理法。
これは俺だけが知る秘密の「散歩道の地図」。▼
そっちは俺が開発した「鍛錬方法の極意集」。
あれは「ピカピカ」になるまで磨いた「小石」たち。▼
こっちは「何となく」拾ったフワフワの「毛玉」たち。
それから…▼
ふっ、「この辺で」やめておきましょう。
説明「だけ」で何時間もかかってしまうので。▼
とにかく全てが「暇つぶし」の結晶です。
どうぞ、「ご自由に」見たり触ったりしてください。▼
- [リュール]
- ありがとうございます!
うわぁ…どれもこれもすごい…!▼
- [ゼルコバ]
- 俺は毎日、「仕事」が終わると
すぐに「こういったもの」に没頭しています。▼
それは目の前の暇つぶしを楽しむと同時に、
「明日の暇つぶし」を「確保」する作業でもあります。▼
「生きる目的」が急になくならないよう、
俺は常に「備え」をして生きているのです。▼
- [リュール]
- か、かっこいい…
やはり、ゼルコバは哲学的ですね!▼
- [ゼルコバ]
- そうですか?▼
こんな「戯れ言」に付き合っていただいて
「退屈」じゃなければいいのですが…▼
- [リュール]
- とんでもないです。もうワクワクしちゃって。
正直、ここから出たくないです!▼
- [ゼルコバ]
- あはは、「そう」言っていただけて光栄です。
好きなだけ「楽しんで」ください。▼
支援A†
- [ゼルコバ]
- ふぅ…今日も仕事が終わった…
あとは寝るまで最高の「暇つぶし」を…▼
- [リュール]
- あ、ゼルコバ! 「待って」ましたよ!▼
- [ゼルコバ]
- し、神竜様!?▼
- [リュール]
- 今日は「早く」用が終わったので、
「一人で」きちゃいました。「いい」ですよね?▼
- [ゼルコバ]
- べ、別に「いい」ですけど…
「しゃべり方」が…無駄に意味深ですよ…!▼
- [リュール]
- そうですか?
ゼルコバに「影響」されたのかもしれませんね。▼
- [ゼルコバ]
- 気をつけてくださいよ…
周りの人たちに「変な目」で見られてしまいます。▼
- [リュール]
- そんなの全然「いい」ですよ。
悪いことをしているわけではありませんからね。▼
ただ、「意味深に話す」という名の「暇つぶし」に
「興じて」いるだけですから。▼
- [ゼルコバ]
- いやいやいやいや、いけませんよ、神竜様!
「俺」みたいな奴の影響だけは「受けちゃ」ダメです!▼
- [リュール]
- 「どうして」ですか?▼
- [ゼルコバ]
- だって、俺と神竜様では「何もかも」が違って…
神竜様には大事な「やるべきこと」がありますから…▼
俺から「変な」悪影響は受けずに、
ご自分の道を「しっかり」歩んでください。▼
- [リュール]
- 「嫌」です。少なくとも、この部屋では。▼
- [ゼルコバ]
- えっ?▼
- [リュール]
- 確かに「私」と「ゼルコバ」の間には
いろんな「違い」があります。▼
でも、この部屋に「いる」ときは、
そんな「違い」なんて「関係」なくないですか?▼
私もあなたも、「暇つぶし」に
「心」をときめかせているだけです。▼
- [ゼルコバ]
- …「ぐうの音」も出ません。
「下らないこと」を言ってすみませんでした…▼
- [リュール]
- 謝らないでください。それより「早く」!
今日も収集の「説明」をしてください!▼
- [ゼルコバ]
- わかりました。
では今日は、「これ」はどうですかね。▼
「無駄に意味深に言ってみたい、100の言葉」▼
- [リュール]
- うわぁ! 「興味」あります!
「ぜひ」お願いします!▼
支援Ring†
- [ゼルコバ]
- お待ちしていましたよ、神竜様。
さ、「そこ」におかけになってください。▼
- [リュール]
- 今日は何を話してくれるんですか?▼
- [ゼルコバ]
- …今日は「俺のこと」をお話ししようと思います。▼
- [リュール]
- あなたのこと?▼
- [ゼルコバ]
- 前に言いましたが、俺は「生きること」が急に
なくならないよう、常に「備え」をして生きています。▼
どうして、そんな「生き方」をするようになったのか…
そこには俺の「闇」が関係しています。▼
実は俺は子どものころ、家族を「全員」失いました…
賊に襲われて、「皆殺し」にされたんです…▼
- [リュール]
- そんな…▼
- [ゼルコバ]
- 俺は賊への「復讐」を誓い…
「暗殺」を生業にするようになりました…▼
そして「十年」ほど前、憎き賊を探し出し、
望み通りに「復讐」を果たしたのです…▼
でも目的を達した瞬間、俺は「灰」になりました…
「生きる目的」を失ってしまったのです…▼
…その後、俺は運良くハイアシンス王の目にとまり、
王城兵に「取り立てて」いただきました。▼
久々に「やるべきこと」が見つかった俺は、
寝る間も惜しまず働き、王女の臣下へと栄転しました…▼
…「話」は以上です。▼
- [リュール]
- 話してくれてありがとうございます。
でも、どうして私にそれを…▼
- [ゼルコバ]
- 人生という名の暇つぶしを、神竜様のパートナーとして、
一緒に楽しみたいと思ったからです…▼
- [リュール]
- え…▼
- [ゼルコバ]
- …「今の」は忘れてください。
嫌ですよね、「こんな奴」がパートナーだなんて。▼
- [リュール]
- いえ、その逆です。
すごく嬉しいです…▼
私も、これを渡したかったんです。ずっと。
今の言葉で、やっと勇気が出ました。▼
- [ゼルコバ]
- これは…『約束の指輪』…?▼
- [リュール]
- あなたの人生の暇つぶしに付き合わせてください。
叶うなら、あなたの一番近くで。▼
- [ゼルコバ]
- し、神竜様…「本気」ですか?▼
- [リュール]
- はい。
嘘で言えることだと思いますか?▼
- [ゼルコバ]
- いいえ。ありがとうございます…!
喜んでお受けいたしましょう…▼
神竜リュール様…
俺からも、これを。▼
- [リュール]
- ネックレスですか?
すごく綺麗です。▼
- [ゼルコバ]
- あなたのために手作りした、想いの証です。
素材、工法、全てにおいて…徹底的に凝りました。▼
- [リュール]
- ありがとうございます。▼
…あれ?▼
- [ゼルコバ]
- どうされましたか、神竜様?▼
- [リュール]
- ゼルコバの話し方が…
少し、変わったような気がして。▼
- [ゼルコバ]
- ふっ…こんなときにまで、
意味深な言い回しなどしなくてもいいでしょう。▼
今はあなたに…俺の飾らない言葉を
聞いていただきたい気分なのですよ。▼
- [リュール]
- ふふ…そうですか。▼
ではゼルコバ、ぜひ聞かせてください。
ネックレスのどういうところを凝ったのか。▼
- [ゼルコバ]
- わかりました。
一から十まで全てお話ししましょう…▼
ネックレスに込めた、俺なりのこだわり…
そして…ずっと胸に抱いていた、あなたへの想いを…▼
オルテンシア†
支援C†
- [オルテンシア]
- ねぇねぇ、神竜サマ。
今日のあたしを見てどう思う?▼
- [リュール]
- どう…とは?▼
- [オルテンシア]
- もう、いろいろあるでしょ!
可愛いとか、美しいとか、綺麗だとか!▼
- [リュール]
- そういうことでしたか。
いつも通り、かわいいと思いますよ。▼
- [オルテンシア]
- むむ…嬉しいけど、それだけ?
神竜サマのために、お化粧に気合いを入れてきたのに。▼
気づいてくれないなんてひどーい!▼
- [リュール]
- そ、そうだったんですね。
気づかなくてごめんなさい。▼
- [オルテンシア]
- ホントにそうよ。しくしく…!!▼
…………▼
…おや? こうやって悲しい顔を見せたら、
大抵の人はもっと優しくしてくれるのに…▼
神竜サマ、もしかして
嘘泣きを見破る訓練でも受けてる?▼
- [リュール]
- 訓練も何も…▼
誰が見てもわかるほどの、
あからさまな嘘泣きでしたが…▼
- [オルテンシア]
- なんですと!?
じゃあ質問を変えるわ。▼
あたしはこんなに可愛いのに、
どうして神竜サマはちやほやしてくれないの?▼
- [リュール]
- 人は外見も大切ですが、内面も大切ですからね。
見た目で対応を変えることはしませんよ。▼
- [オルテンシア]
- それは違うわ。
内面は大切。外見はすごく大切。これが真理よ!▼
- [リュール]
- は、はあ…▼
- [オルテンシア]
- いーい? もっともっと外見を磨いて
神竜サマを必ず振り向かせてみせるわ!▼
支援B†
- [オルテンシア]
- 神竜サマ!
今日のあたしはどう?▼
たっぷり美容に時間をかけたのよ。
すっごく綺麗になったでしょ。▼
さすがの神竜サマも、胸が高鳴ったんじゃないかしら。
ちやほやする気になったんじゃなーい?▼
- [リュール]
- 確かにすごくかわいいです。
その努力も認めます。でも…▼
私は以前、見た目で対応を変えないと言いました。
なぜそこまで見た目にこだわるんですか?▼
- [オルテンシア]
- …………▼
これはあんまり言いたくない話なんだけど…▼
お父様の側室だったお母様とあたしは、
昔、城内で陰湿な嫌がらせを受けてたの。▼
だけどお母様は悲しい顔をせずに
いつも綺麗に着飾って、可愛く笑って見せてた。▼
その結果、正妻にも気に入られて…
側室たちのなかで唯一、王城に残ることができたわ。▼
美しさこそ強いのよ。
だからあたしは外見にこだわるの。お母様みたいに。▼
- [リュール]
- なるほど…合点がいきました。
でも、一つ聞きます。▼
オルテンシアのお母様は、
どうしてそこまで頑張ったんでしょうか?▼
- [オルテンシア]
- …え?▼
- [リュール]
- あなたのために…だとは思いませんか?▼
- [オルテンシア]
- !▼
- [リュール]
- あなたのお母様は、決して外見だけを
磨いたのではないと思うんです。▼
誰かを思いやる気持ち…それを内に秘めてこそ、
真の美しさとなるのだと思いますよ。私は。▼
- [オルテンシア]
- 思いやる気持ちが…美しい…▼
支援A†
- [オルテンシア]
- 神竜サマ、これあげる!▼
- [リュール]
- オルテンシア…この鍋は?▼
- [オルテンシア]
- 神竜サマのために手料理を用意したの。
スパイスが入っているから体が温まるわよ。▼
あと、傷口に効く薬草も手に入れたの。
もしものときはこれを使ってね。▼
- [リュール]
- ありがとうございます。▼
すごく気遣ってくれますが…
いったいどうしたんですか?▼
- [オルテンシア]
- 神竜サマに言われて気づいたの。▼
あたしは誰かを思いやる気持ちを
もっと磨かないとダメだって。▼
この前はしつこく迫ってごめんなさい。
あたしのこと、許してくれる?▼
- [リュール]
- 許すも何も、はじめから怒ってませんよ。▼
- [オルテンシア]
- なら良かったわ。▼
…あたしのお母様は外見と内面、
どっちも素敵な人だったと思う。▼
だから、あたしもお母様に負けないような
ステキな女性にならないとね。▼
神竜サマ、
大事なこと気づかせてくれてありがとう!▼
- [リュール]
- オルテンシアなら必ずなれますよ。
素敵な女性に。▼
- [オルテンシア]
- でも…いいのかしら?
あたしが外見と内面を磨いたら…▼
神竜サマ、
メロメロになっちゃうと思うわよー?▼
- [リュール]
- メロメロ…ですか。
望むところです。▼
- [オルテンシア]
- うふふ。言ったわね?
その日が来るまで、覚悟してなさい!▼
- [リュール]
- 楽しみにしていますよ、オルテンシア!▼
支援Ring†
- [リュール]
- 最近のオルテンシアは、
とても生き生きしてますね。▼
- [オルテンシア]
- そーお?
きっと外見と内面を磨いたせいね。▼
- [リュール]
- そうですね。おかげで以前にも増して、
周りに人が絶えないように思います…▼
- [オルテンシア]
- …ん?
あらー? もしかして…▼
あたしがみんなから好かれるようになって、
神竜サマ、ヤキモチ焼いてるの?▼
- [リュール]
- そ、そんなことは…!▼
- [オルテンシア]
- えへへ。嬉しいわ。
やっと神竜サマをメロメロにしちゃった。▼
でも、そんなに心配しなくてもいいのよ。
どんなにみんなから好かれても…▼
大切な人はあなただけだもん。▼
- [リュール]
- え!?▼
- [オルテンシア]
- …ああっ!!?▼
ああ…ああああ、つい口が、
あたしとしたことが口がすべっ……▼
ごめん、神竜サマ!
今のことは忘れて!▼
- [リュール]
- 忘れません!▼
- [オルテンシア]
- なんでぇ!?▼
- [リュール]
- オルテンシアの言うとおりだったんです。
私は…やきもちを焼いていました。▼
あなたのことが気になっていて…
特別になりたいと思っていたから。▼
…オルテンシア。
『約束の指輪』、受け取ってくれませんか。▼
- [オルテンシア]
- これって…
神竜サマとパートナーになれる指輪…▼
あたしが貰っちゃってもいいの?▼
- [リュール]
- はい。▼
- [オルテンシア]
- ありがとう。
この指輪、一生大切にするわ…!▼
- [リュール]
- 素敵な笑顔です。
内面の美しさも滲み出るような。▼
私も外見と内面を磨かないと、
つり合いがとれませんね。▼
- [オルテンシア]
- 外見はもういいでしょ。
初めて会った時からずっと、あなたは綺麗だったし。▼
内面だって、このあたしが認めたお墨付きよ。
そこのところ、わかってるのかしら。▼
- [リュール]
- ふふ。なんだか、オルテンシアといると
自分がすごく素敵になった気がしてきます。▼
- [オルテンシア]
- そうよ! だって…▼
あなたはこのあたしが惚れ込んだ相手なんだから!
これからも自信を持ってなさい。だーい好きよ!▼
ロサード†
支援C†
- [リュール]
- ロサード。▼
- [ロサード]
- あっ! 神竜様!
オレの絵、見てくれましたー?▼
- [リュール]
- はい。森の奥深くにある枯れた井戸…
一筋の陽光が差し、そこに咲く一輪の花…▼
温かさと荘厳な雰囲気が合わさった
とても見ごたえのある絵でしたよ。▼
- [ロサード]
- でしょー!
見栄えばっちりでしたよねー!?▼
あの風景を探すのに
何時間も森をさまよったんですからー!▼
でも、そんなにほめてくださるなら
苦労してよかったー。▼
- [リュール]
- 見栄えのいい風景を描き、
それをここにいる仲間たちに見てもらう…▼
ロサードの趣味は素敵ですね。
次の作品も楽しみですよ。▼
- [ロサード]
- ほんとですか?
嬉しいなー。▼
そんなに期待されちゃったら
次はもっとすごいのを描いてこないとー!▼
そうだ、神竜様も手伝ってくれませんか?
今度、狙ってる風景が険しい場所にあって…▼
一人だと少し難しいかもー…▼
- [リュール]
- もちろん協力しますよ。▼
- [ロサード]
- やったー!
ありがとうございます、神竜様!▼
支援B†
- [リュール]
- はぁ…はぁ…▼
- [ロサード]
- 神竜様、お水をどうぞー。▼
- [リュール]
- あ、ありがとうございます…
ロサード…▼
ふぅ…▼
大分、遠くまできたと思いますが…
目的の被写体はまだ見つかりませんか?▼
- [ロサード]
- もう少しだと思うんですけどねー。
町で聞いた噂を信じるなら。▼
- [リュール]
- う、噂なんですか?
確たる情報があったわけではなく?▼
- [ロサード]
- はい。
そうですよー。▼
噂程度の情報にでさえ
賭けてみる価値がある風景…▼
それなら、行くしかないですよね。
オレに迷いはないですよー!▼
- [リュール]
- そ、そこまでの熱意が…
ロサードはすごいですね。▼
- [ロサード]
- はい。
オレはみんなの「いいね」が欲しいんですー!▼
- [リュール]
- いいね、ですか?▼
- [ロサード]
- そうです! オレが頑張ったこととか、
綺麗だなと思ったものに対する共感…▼
それいいね、かわいいね、って言ってもらうと
オレの嬉しさとやる気が上がるんですよー!▼
- [リュール]
- なるほど…確かに、良いと思ったものを
他の人にもわかってもらえると嬉しいです。▼
- [ロサード]
- さ、目的地はもうすぐですよー!
ついてきてください、神竜様!▼
共感もいいですが、そこに至るまでの道は
オレたちだけの経験ですから、楽しまなきゃー!▼
- [リュール]
- はい、ロサード!▼
支援A†
- [リュール]
- すごいですね、ロサード。
この前あなたが描いた風景画…▼
食堂に飾ってあるのを見ましたが、
ソラネルのみんなが見入ってましたよ。▼
- [ロサード]
- 良かったです。
二人で苦労した甲斐がありましたねー。▼
- [リュール]
- はい、目的地につくまでに
川で溺れそうになりましたね。▼
それから、オオカミの群れに追いかけられたのも!
あの時は死ぬかと思いましたが…▼
今となってはいい思い出です。
苦労に見合った風景に出会えたと思いますよ。▼
- [ロサード]
- 神竜様…オレに付き合ってくれて、
ありがとうございました。▼
神竜様が手伝ってくださらなければ、
あの風景を描くことはできなかったです。▼
- [リュール]
- ロサード、一度聞いてみたかったのですが…
あなたの熱意は、共感を得るためだけなんですか?▼
- [ロサード]
- え…?▼
- [リュール]
- あの日、あなたが絵を描く横顔を見ていたら、
何か他にも目的があるような気がして…▼
- [ロサード]
- …そうですね。
あると言えば、あるのかなー…▼
神竜様。この世界には…
自分の知らない場所がたくさんありますよね。▼
- [リュール]
- はい。
すべてを見て回ることもできないくらいに。▼
- [ロサード]
- それってすごくもったいないと思います。
だってそこには…▼
今まで触れてこなかったような美があり、
個性があり、価値観があるんですよ。▼
でも、オレが描いた風景を通して
そういった多様性に触れることができれば…▼
みんなの中でもっと寛容さが育まれて、
世界も素敵になるんじゃないかな、ってー。▼
- [リュール]
- 未知のものに触れることで寛容さを育む…
ロサードはそこまで考えていたのですか。▼
- [ロサード]
- あはは。
少し格好つけ過ぎたかもしれませんねー。▼
- [リュール]
- いいえ…私はロサードを尊敬します。▼
- [ロサード]
- …ありがとうございます、神竜様。▼
じゃあ、次の風景画にも
付き合ってもらっちゃおうかなー。▼
- [リュール]
- 喜んで。
次はどこに行きましょうか、ロサード!▼
支援Ring†
- [ロサード]
- あのさ、神竜様。
オレってかわいいよねー?▼
- [リュール]
- そうですね。
ロサードはかわいいと思いますよ。▼
- [ロサード]
- そうなんだよなー。
オレはかわいいんだ。▼
現時点で、自称世界一かわいい。
だから失敗しないはず。うん、うん…▼
- [リュール]
- どうしたんですか?▼
- [ロサード]
- …神竜様、これあげる!▼
- [リュール]
- これは髪留めですか?
とても美しいですね。▼
- [ロサード]
- 当然ですよー。
妖精の村…オレの故郷で手に入れたやつですからね。▼
- [リュール]
- ありがとうございます。
でも、どうして私にこれを?▼
- [ロサード]
- ここの髪留めを神竜様が着けたら…
世界一かわいくなるんじゃないかなって思って。▼
- [リュール]
- 私が…かわいい、ですか?▼
- [ロサード]
- オレにとってかわいいは、全てです。
ほんとは、オレが世界一かわいいんですけど…▼
今日から神竜様が世界一かわいいって認めます。
オレは隣で、そのかわいさを…あなたを一生守りたい。▼
- [リュール]
- !▼
- [ロサード]
- これでわかりましたよね?
オレ…あなたの特別な人になりたいです。▼
神竜様のことを考えると、胸の奥が…
温かくなる感じがして。こんなこと、初めてなんです。▼
- [リュール]
- いいね。▼
- [ロサード]
- へ?▼
- [リュール]
- その気持ち、共感します。私も…
ロサードのことを考えると、胸の奥が温かくなるんです。▼
ありがとうございます、ロサード。
私もあなたと、同じ気持ちですよ。▼
- [ロサード]
- 神竜様…!▼
- [リュール]
- どうかこの指輪を…受け取ってください。▼
- [ロサード]
- これって…『約束の指輪』!?
こんな大切なものを、オレに?▼
- [リュール]
- パートナーとなるのですから、当然です。
この気持ちは、いいねだけでは終わらせませんよ。▼
- [ロサード]
- この指輪、すっごくかわいい。
まるで、神竜様みたい。▼
…もう、ずっとつけることにします。
それでもいいですよね?▼
- [リュール]
- はい、ロサード。
ずっと…ずっとつけていてください。▼
- [ロサード]
- ありがとうございます、神竜リュール様!▼
オレ、ずっと離しません。この指輪も、あなたのことも。
誰からも傷つけられないように…一生守りますからね。▼
ゴルドマリー†
支援C†
- [ゴルドマリー]
- 神竜様…
お弁当のお味はいかがでしたか?▼
- [リュール]
- とてもおいしかったです。
ありがとうございました。▼
- [ゴルドマリー]
- あ、あの…神竜様。
良かったら…こっちを見てください…▼
- [リュール]
- ? はい。▼
- [ゴルドマリー]
- あ、目が合いましたね…?
わたしの素敵な顔を見ていますね…?▼
魅惑的な顔面を持っていてすみません…
そんなに熱視線を注がれると…▼
- [リュール]
- ん?▼
- [ゴルドマリー]
- …注がれていませんね。
神竜様にはわたしの色気が通じないのでしょうか…▼
よし…ここは気を取り直して…
耳元でささやいてみましょう…▼
(暗転)
- [ゴルドマリー]
- 神竜様…わたし、幸せです…
素敵な神竜様にお弁当を食べていただけて…▼
(明転)
- [リュール]
- 私も幸せですよ、ゴルドマリー。▼
- [ゴルドマリー]
- ! そうでしょう…!
やっと落ちてくれましたか…!▼
- [リュール]
- ええ。ほっぺたが落ちました。
あの肉料理の作り方、ぜひ教えてほしいです。▼
- [ゴルドマリー]
- …………▼
え、ええ。教えますけれども…
なんだか、悔しいです…▼
支援B†
- [ゴルドマリー]
- うっ…ううっ…▼
- [リュール]
- ゴルドマリー、泣いているのですか!?▼
- [ゴルドマリー]
- 神竜様…恐縮です…
可愛い涙が止まらなくて…恐縮です…▼
- [リュール]
- 何があったんですか?
良かったら話してください。▼
- [ゴルドマリー]
- わかりました…
ズバリ言いますけど…わたし…モテるんです…▼
- [リュール]
- え?▼
- [ゴルドマリー]
- 老若男女を問わず…
信じられないぐらいモテるんです…▼
でも、神竜様…あなただけは例外で…
全くなびいてくれず…わたし、自信がなくなりました…!▼
それで、涙が…
宝石のような涙が止まらないんです…!▼
- [リュール]
- え、ええと…▼
なんだか知らないうちに傷つけてしまったようで、
すみません。▼
- [ゴルドマリー]
- 謝らなくていいです…ただ、教えてください…
神竜様の気は、どうやったら引けるんでしょう…▼
- [リュール]
- 私の気を引こうと頑張らなくても、
あなたは自然体で充分に魅力的ですよ。▼
- [ゴルドマリー]
- 魅力的? 神竜様もわたしのことを
魅力的だと思っていてくださったのですね…▼
- [リュール]
- 当然ですよ。
誰もがあなたを魅力的だと思っています。▼
だから、私の気を引こうと思わずに、
どうか肩の力を抜いていてください。ね?▼
- [ゴルドマリー]
- …………▼
ううっ!!▼
- [リュール]
- ど、どうしたのですか!?▼
- [ゴルドマリー]
- ほっとしたら涙が…▼
せっかくなので、もう少しだけ
可愛い泣き顔を見せつけてから去りますね…▼
- [リュール]
- ど、どうぞ…▼
支援A†
- [ゴルドマリー]
- 神竜様…
先日は申し訳ありませんでした…▼
わたし、嬉しくて取り乱してしまい…
泣き止むまで付き合わせてしまいましたね…▼
- [リュール]
- いいんですよ。
ゴルドマリーが元気になってよかったです。▼
- [ゴルドマリー]
- あのあとずっと、子供の頃のことを
思い出していました…▼
- [リュール]
- 子供の頃のこと?▼
- [ゴルドマリー]
- わたしは幼い頃からチヤホヤされて育ち、
モテることが当たり前でした…▼
でも、イルシオンでは一定の年齢になると
故郷を離れて学園に入らないといけません…▼
もちろんそこでも一番を取る気でしたが…
実際はもっとモテる人がいて…正直打ちのめされました…▼
わかってしまったんです。わたしが持っているものより…
もっとすごいものを持っている人がいるのだと…▼
- [リュール]
- …それは少し、わかる気がします。▼
- [ゴルドマリー]
- まあ、そういうわけで…とても悔しくて…
それ以来、わたしはモテにこだわる女になったんです…▼
でも、神竜様は言ってくださいましたよね。
わたしは充分に魅力的だって…▼
- [リュール]
- はい。ゴルドマリーはかわいいですよ。
今も、戦場でも、いつでも。▼
- [ゴルドマリー]
- …ありがとうございます。
おかげで自信が完全復活です。▼
うぅっ…!!▼
- [リュール]
- ええっ!?▼
- [ゴルドマリー]
- ほっとしたら、またしても朝露のような
清浄な涙が止まりません…▼
すみません…神竜様…
またしばらく泣き止みそうにありませんが…▼
お詫びにわたしの天使のような泣き顔を
心ゆくまでご覧ください…▼
- [リュール]
- わかりました。
では、心ゆくまでお付き合いしますよ。▼
支援Ring†
- [ゴルドマリー]
- 神竜様、お待ちしていました…
テーブルにおかけになってください…▼
- [リュール]
- わぁ…すごい…
料理を作ってくれたのですか?▼
- [ゴルドマリー]
- 腕によりをかけて作りました…
ただ、ご覧の通り…料理はとても地味です…▼
ゴルドマリー、どうした?
具合でも悪いんじゃないのか?▼
と、巷の人々は驚くことでしょう。
でも、これでいいのです。▼
あなたの前では自然体のわたしでいたいから…▼
- [リュール]
- ありがとうございます。
その言葉、とても嬉しいですよ。▼
- [ゴルドマリー]
- よかった…▼
…………▼
神竜様。実は、今日は…
お伝えしたいことがあってお呼びしました…▼
- [リュール]
- なんですか?▼
- [ゴルドマリー]
- 以前のわたしなら、
ここでモテの波状攻撃を浴びせていたことでしょう…▼
でも、今日のわたしは違います…
あなたのおかげで、生まれ変わったのですから。▼
神竜リュール様…
わたしは、あなたに心底惚れてしまいました…▼
- [リュール]
- え…!▼
- [ゴルドマリー]
- なので、神竜様も、良かったらその…
わたしに惚れてはくださいませんか…▼
この超絶可愛い新生ゴルドマリーを、
パートナーに選んでください!▼
- [リュール]
- …………▼
ふふっ。
その口説き文句…自信たっぷりで素敵ですね。▼
ゴルドマリー。
そんな風に思ってくれて、ありがとうございます。▼
私も、パートナーにするならあなただと思っていました。
これを、受け取ってください。▼
- [ゴルドマリー]
- 『約束の指輪』…本当ですか!?
そんな…夢みたい…▼
- [リュール]
- では、さっそく指に…▼
- [ゴルドマリー]
- あぁ、すごい…この上なく似合います…!
わたしの美麗で華奢な指にぴったり…!▼
- [リュール]
- 本当に、よく似合っていますよ。▼
- [ゴルドマリー]
- ありがとうございます。
ああ、すっかり遅くなりましたが、食事を始めましょう。▼
- [リュール]
- そうですね、冷めないうちに。▼
- [ゴルドマリー]
- 全世界の皆さん…すみません…!
わたしばかり幸せになって、申し訳ありません…!▼
では、改めて…乾杯!▼
うふふ、世界一可愛いパートナーで、すみません…
命尽きるまで、自然体のわたしであなたをお守りします…▼
アンナ†
支援C†
- [アンナ]
- うーん…
何がいいかなぁ…▼
- [リュール]
- アンナ、どうしたのですか?▼
- [アンナ]
- む。わたしのことはアンナさんと呼んで。
今ね、新商品を考えてるの。▼
- [リュール]
- 新商品?▼
- [アンナ]
- 神竜様は、恋人たちの記念日って知ってる?▼
- [リュール]
- 聞いたことがあります。
その日は恋人たちが互いに贈り物をし合うとか。▼
- [アンナ]
- そう、それよ。▼
恋人たちは毎年、花をおくりあっているわ。
でも、いつもそれじゃ飽きちゃうでしょ。▼
そんな既成概念にかくめいをもたらす、
かっきてきな新商品を作りたいと思ってるの!▼
- [リュール]
- おお、難しい言葉を知っているんですね。▼
- [アンナ]
- もう、子ども扱いしないでったら!
神竜様も力をかしてちょうだい。▼
何を作ればいいのか、いまいちピンとこないから
いっしょに考えてほしいの。▼
- [リュール]
- うーん…そうですね…
恋人の記念日ですよね…▼
だったらネックレスなんてどうですか?▼
- [アンナ]
- ふふ、神竜様って意外とぼんじんね。▼
ネックレスなんて、世の中にあふれてる。
へーぼんすぎておもしろくないわ。▼
- [リュール]
- うう、そうですか…!▼
- [アンナ]
- 人は、どこにでもあるようなものをほしがらないの。
とくべつな、一つしかないものをほしがるの。▼
そーいうものを考えないといけないのが、
しょーばいの難しいとこなのよね…▼
- [リュール]
- なるほど…!
ではめげずに、もっと考えてみましょう!▼
支援B†
- [リュール]
- アンナさん。
あのあと新商品は思い浮かびましたか?▼
- [アンナ]
- ううん、それが全然…▼
…………▼
- [リュール]
- アンナさん? ど、どうしたんです?
まさか泣いて…▼
- [アンナ]
- 泣いてない!!▼
でもちょっと落ちこんでるの。
わたし、一人前の大人だと思ってたけど…▼
じっさいは、見た目も中身も
一人前にはほどとーい子どもなのよ。▼
だから、恋人の日のための新商品が
なにひとつ浮かばないんだわ…▼
- [リュール]
- …わかりました。
では私が一肌脱ぎましょう。▼
- [アンナ]
- えっ?▼
- [リュール]
- もう一度、
私の新商品の案を聞いてください。▼
あれからずっと考えていたのですが、
工芸品を使ったネックレスなんてどうでしょう?▼
- [アンナ]
- でも、ネックレスは…▼
- [リュール]
- 確かにネックレスは
ありふれた贈り物かもしれません。▼
でも工芸品を使ったものなら、みんな色も印象も違って、
素敵な一点ものになると思いますよ。▼
アンナさんの故郷は確か、
工芸品が盛んですよね。▼
それに紐をつけてネックレスにするんです!▼
- [アンナ]
- …………▼
- [リュール]
- ダメ…ですか?▼
- [アンナ]
- ううん。いい。
それ、すっごくいいかも…!▼
ありがとう、神竜様!
なんだかやる気が出てきたー!▼
- [リュール]
- よかったです、アンナさん!▼
支援A†
- [リュール]
- アンナさん、
ネックレスの進みはどうですか?▼
- [アンナ]
- 神竜様!
見て! 半分ぐらいできたの!▼
- [リュール]
- わあ…! とてもかわいいです!▼
- [アンナ]
- 神竜様のおかげよ。本当にありがとう!▼
この間は、よわねをはいちゃってごめんね。
でも、これができたらもうそんなこと言わないわ。▼
- [リュール]
- 頼もしいですね。▼
でも、弱音を吐くのは悪いことではありません。
立派な大人たちも、みんな弱音を吐くものです。▼
辛くなったら、なんでも私に話してくださいね。▼
- [アンナ]
- そう言ってもらえるなんて、うれしい!
神竜様はわたしのおんじんよ。▼
あのね、このレックレスの名前…
『神竜リュール』にしようかなって思ってるの。▼
- [リュール]
- えっ…?▼
き、気持ちは嬉しいですが、やめたほうがいいかと。
もっと売れそうな名前にしましょうよ…▼
- [アンナ]
- あっ、神竜様がてれてる! かわいー!
じゃあ、この名前にきーまりっと!▼
- [リュール]
- えええ! せめてもう少しひねるとか
オシャレにするとかしたほうが!!▼
- [アンナ]
- 聞こえない、聞こえなーい!▼
さーて、完成にむけてがんばろー!
これは即日完売、まちがいなしよ!▼
- [リュール]
- はあ…あんなに楽しそうですし…
名前のことは、まあ良しとしましょうか。▼
商売繁盛を願っていますよ、アンナさん。▼
支援Ring†
- [リュール]
- アンナさん、今日は恋人の記念日ですね。
新商品の売れ行きはどうですか?▼
- [アンナ]
- えっへへー、もう完売しちゃった。▼
- [リュール]
- 本当ですか!▼
- [アンナ]
- ほんとほんと!
もう、飛ぶようにみーんな売れちゃった!▼
- [リュール]
- おめでとうございます、アンナさん!▼
- [アンナ]
- ぜんぶ神竜様のおかげよ。ありがとう!▼
- [リュール]
- でも、せっかくなので、
ひとつぐらいは完成品を見たかったですね。▼
- [アンナ]
- えと…じつは、ひとつ取っておいたの。
はい、これ。▼
- [リュール]
- わぁ…! 素敵な仕上がりですね。
これはみんな欲しくなってしまいます。▼
- [アンナ]
- 良かったら、あげるわ。▼
- [リュール]
- え? でも…▼
- [アンナ]
- それは売り物じゃないの。
一番うまく作れた、神竜様用のとくべつな非売品。▼
受け取ってもらえるとうれしいな。▼
- [リュール]
- 一番うまく作れたって…
それを貰ってしまっていいんですか?▼
- [アンナ]
- もう、にぶいわね。
どういう意味か、よく考えて。▼
だって…
今日はほら…とくべつな日だし…▼
- [リュール]
- !▼
- [アンナ]
- わたしはまだ子どもだから、
そういうのには早いけど…▼
神竜様と、なかよしのしるしってこと!▼
- [リュール]
- …………▼
ふふ。嬉しいです。
喜んでいただきますね、ありがとうございます。▼
代わりにこれを受け取ってください。
『約束の指輪』です。▼
- [アンナ]
- え!? な、なんで。
こんなに大事なものを…▼
- [リュール]
- 大事なものだからこそ、
アンナさんに受け取ってほしいです。▼
恋人にはまだ早くても…
パートナーにはなれると思いませんか?▼
- [アンナ]
- …そうね。現にわたしたち、
新商品をうみだしたパートナー同士だもんね!▼
ありがとう。指輪、うけとるわ。
わたし…とっても幸せ!▼
- [リュール]
- 私もです…!▼
- [アンナ]
- さてと、明日から忙しくなるわよ。▼
しょくにんに頼んで、そのネックレスを、
たいりょーせーさんしてもらわなきゃ。▼
神竜様がつけてるネックレスよ。
もう、売れるようそしかないでしょ。▼
- [リュール]
- ふふ、たくましいですね。
アンナさん、私はいつでも応援していますから…▼
行商人としてのあなたも、
パートナーとしてのあなたも。▼
- [アンナ]
- あなたとなら、世界一の行商人にもなれちゃいそう。
いつか、家族に会えたら…大切な人だって紹介させてね。▼
リンデン†
支援C†
- [リンデン]
- 神竜様、覚悟はできたかのう?▼
- [リュール]
- はい、リンデン。
もう迷いはありません。▼
ですが、最後にもう一度だけ確認させてください。▼
この実験は人々の役に立つ…
誰かの幸せに繋がるのですね?▼
- [リンデン]
- もちろんじゃ、神竜様。▼
神竜様を調べさせていただくことにより
必ずや新しい発見があることじゃろう。▼
特に可能性が高いのが…
睡眠の質に関する新たな発見じゃな。▼
- [リュール]
- 睡眠の…質ですか?▼
- [リンデン]
- 千年もの間、眠り続けた神竜様じゃ。▼
その体には安眠に関する情報が
たくさん隠されているはずじゃよ。▼
- [リュール]
- そ、そうでしょうか…▼
- [リンデン]
- そうですとも!
不眠に悩む者たちを救えるやもしれんのですぞ!▼
- [リュール]
- そ、そうですね…
では、リンデンの実験に協力したいと思います。▼
- [リンデン]
- 感謝しますぞ、神竜様。▼
では早速、サンダーを何発か神竜様に放ち
反応を確認していきたいと思いますじゃ。▼
痛みは慣れると思いますが、
髪の毛が焦げるのは我慢してくだされ。▼
- [リュール]
- …申し訳ありません。
やっぱり実験には協力しません。▼
支援B†
- [リュール]
- リンデン。
この前の睡眠の話、興味深かったです。▼
- [リンデン]
- 神竜様。▼
- [リュール]
- 実験には協力できませんが、
またお話をしたいなと思いまして。▼
- [リンデン]
- こんな老いぼれに頻繁に会いにくるなど、
時間の無駄ですぞ。▼
もっと他の者と交流した方が
神竜様の人生によい影響があるはずです。▼
- [リュール]
- なぜ私を遠ざけようとするのか…
ヴァンドレに怒られたからですね?▼
- [リンデン]
- ぎくっ。▼
- [リュール]
- 私の髪をサンダーで焦がそうとしたから…▼
- [リンデン]
- う、うう…そんなことも…
あったかもしれんのう。▼
- [リュール]
- 私は気にしませんよ。
なので気にせず、話をしましょう。▼
- [リンデン]
- それは嬉しいですが…先日のことを抜きにしても、
わしと話すことで神竜様に益があるとは思えませぬ。▼
時間は有限ですじゃ。
有効活用せねば罰が当たりますぞ。▼
- [リュール]
- …その通りですね。
時間は有効活用しないと。▼
私だって時間を無駄にはしたくありません。▼
- [リンデン]
- うむ。では…▼
- [リュール]
- ですので、リンデン。
すぐ話をしましょう。▼
これ以上の問答こそ時間の無駄遣いです。
今日も私の知らないことをたくさん教えてください。▼
- [リンデン]
- 神竜様…▼
ま、まったく仕方のない御方じゃ!▼
神竜様が望むのなら、
わしが持つ知識をいくらでもお分けしよう!▼
支援A†
- [リンデン]
- 神竜様は飲み込みが早いですのう。▼
- [リュール]
- リンデンの教え方が上手なんですよ。▼
- [リンデン]
- はっはっは
お世辞を言っても何も出ませんぞ。▼
しかし、長生きはしてみるものですな。▼
まさかイルシオンの王城兵だったわしが…
こうして神竜様と交流することになるとは…▼
若い頃のわしに話したとしても
到底、信じてもらえないでしょうな。▼
…………▼
- [リュール]
- どうしたんですか?▼
- [リンデン]
- 神竜様。
お節介ながら、一つ言葉を贈らせてください。▼
…生きてくだされ。
どのような辛いことがあっても。▼
- [リュール]
- リンデン…▼
- [リンデン]
- 長い人生の中、
死んでしまいたいくらい辛いこともあった。▼
じゃが、その後に必ず…
生きていてよかったと思うような幸せが待っていた。▼
神竜様と出会えたのも
その幸せの中の大切なひとつじゃな。▼
- [リュール]
- そう言ってもらえると嬉しいです…▼
- [リンデン]
- 死にたいと思う夜を必死に越え、
生きたいと願う朝を迎えてくだされ。▼
それが長く生きてきた者からの忠告ですじゃ。▼
- [リュール]
- はい。
その言葉、忘れません。▼
ですが、リンデン…▼
長生きでいうのなら、
私の方がリンデンより長生きですよ?▼
- [リンデン]
- はっはっはっは!
確かにそうじゃったな!▼
これは一本、取られましたわ!
はっはっはっは!▼
支援Ring†
- [リンデン]
- これは『約束の指輪』ですな…
なるほど…確かに力を感じますぞ…▼
もしよろしければ実験してみたいのじゃが。
まずはサンダーを何度か放ち…▼
- [リュール]
- そ、それは止めてください。
大事なものですので!▼
- [リンデン]
- はっはっは!
冗談ですじゃ、神竜様。▼
それでわしに何を求められますかな?
この指輪をどうして欲しいと?▼
- [リュール]
- 身に着けて欲しいのです。▼
- [リンデン]
- ふむ…
それは可能ですが、なんの意味が?▼
- [リュール]
- 私のパートナーとなってください。▼
- [リンデン]
- …へ?▼
ば、バカを申されるな!
よりによってわしが、パートナーですと!?▼
神竜様は愚か者ですじゃ!
もっと聡明な方じゃと思っていたのに!▼
それに、わしには…天国に妻がおる。
他の者とは、特別にはなれぬよ。▼
- [リュール]
- 承知しています。
これはあくまでも、戦闘におけるパートナー関係です。▼
あなたと共にいると、強くなれる。
世界を救うため、私はあなたとの絆が欲しいのです。▼
- [リンデン]
- だとしても…わしよりも若い者に渡されよ。
わしはあと何年の命かわかりませぬ…▼
そんな者と絆を結んだところで…悲しいだけじゃ。
わしが妻を失った時と同じ思いをされる。▼
これから先…
きっと後悔するじゃろう。▼
- [リュール]
- 私は今を見ています。▼
今、リンデンは健在ですし、
今、リンデンのおかげで強くなれるんです。▼
それに、どれだけ若い方を選んでも…
竜である私よりも先に旅立つことは、同じです。▼
- [リンデン]
- …!▼
- [リュール]
- リンデン。
私の願いは、本当に愚かな考えでしょうか?▼
- [リンデン]
- …………▼
…いいや。
愚かなのはわしの方でしたな。▼
こんなに必要としてくださっているのに、
神竜様の決意を、邪険に判断してしまいました。▼
…その指輪、ありがたく頂戴しますぞ。
わしの力をあなた様にお貸しいたしましょう。▼
- [リュール]
- ありがとうございます。▼
- [リンデン]
- 礼を言うのはわしの方じゃ。▼
ありがとうございます、
神竜リュール様。▼
全く、本当に困った御方じゃ。しかし…わしとの絆に
決して後悔はさせませぬ。必ずや世界を救いましょうぞ。▼
コメント†
Last-modified: 2024-02-26 (月) 09:48:55