[広告]

会話集/支援会話
主人公(女)の支援会話†
ヴェイル†
支援C†
- [ヴェイル]
- …………▼
- [リュール]
- ヴェイル。
じっと見つめて、どうしたんですか?▼
- [ヴェイル]
- 本当にもう、体は大丈夫なんだよね?▼
- [リュール]
- はい。
異形兵から復活したのは不思議な気分ですが…▼
今はすっかり元気です。
ヴェイルが力を貸してくれたおかげですよ。▼
- [ヴェイル]
- 良かった…▼
あのね、それから…
今までのことずっと、きちんと謝りたかったの。▼
たくさん人を死なせてしまったのはわたしのせい。
わたしが弱くて、自分に負けたせいで。▼
許されないけど、どうか謝らせて。
本当にごめんなさい。▼
- [リュール]
- ヴェイルが気に病むことはありません。
全ては、邪竜の洗脳の仕業…▼
あなたは自分の力で邪竜の洗脳を解きました。
それは本当にすごいことなんですよ。▼
- [ヴェイル]
- ありがとう…▼
わたし、もっと強くなるわ。
あの日言ったように、世界を救う竜になりたい。▼
この夢が叶うように頑張るから、
わたしのこと見ていてくれる?▼
- [リュール]
- もちろんですよ。
私はお姉ちゃんなんですからね。▼
今まで近くにいられなかった分、
できることがあれば手伝います。▼
きょうだいとして、一緒に頑張りましょう。▼
- [ヴェイル]
- うん!▼
支援B†
- [ヴェイル]
- 竜石を渡してくれた時のこと、覚えてる?▼
- [リュール]
- ごめんなさい。
目覚める前のことは曖昧で…▼
- [ヴェイル]
- わたしね、千年前…
一度だけお姉ちゃんに会ったことがあるんだよ。▼
- [リュール]
- 一度だけ?▼
- [ヴェイル]
- うん。
会ったことがあるのは一度だけ。▼
わたしたちにきょうだいは、
みんな戦争で死んじゃった…▼
でもお姉ちゃんだけは生き残って、
わたしに会いにきてくれた。▼
泣いてばかりの弱くて幼いわたしに、
竜石を渡して、励ましの声をかけてくれたの。▼
一緒にはいられないけど、
私はあなたの味方だ…って。▼
- [リュール]
- そうだったんですね。
昔の私が…▼
- [ヴェイル]
- もう砕けちゃったけど…
あの竜石はずっと、わたしのお守りだった。▼
辛いことがあった日も、ママが死んだ日も、
再会できたパパに酷いことを言われた日も。▼
竜石を見て…また会える日を夢見て、
頑張ろうって思ってたんだ。▼
- [リュール]
- ヴェイル…▼
- [ヴェイル]
- えへへ…覚えてないかもしれないけど、
わたし、とっても感謝してるんだ。▼
あのとき竜石をもらってなかったら
きっとこうして再会できてなかったから。▼
- [リュール]
- 私こそ感謝しています。千年もの間、
思い続けてくれてありがとうございます。▼
私も、ヴェイルがいなかったら…
こうしてここにいることはできませんでした。▼
- [ヴェイル]
- これからはずっと一緒にいられるよね?▼
- [リュール]
- もちろんです。
もう離れ離れにはなりませんよ、ヴェイル。▼
支援A†
- [ヴェイル]
- えへへ、今日も楽しかった!▼
家族で一緒にいられるのって、
こんなに幸せなことなんだね。▼
- [リュール]
- …ひとつ、聞きたいことがあります。▼
父親のソンブルについては
どう思っていますか?▼
- [ヴェイル]
- え…▼
- [リュール]
- 聞いておきたいんです。
敵として対峙する相手ですから。▼
- [ヴェイル]
- …………▼
パパは、昔も今も大勢の人を傷つけてる。
とても悪い存在だわ。▼
優しくされた記憶なんて全然ないし、
わたしのことなんて気にも留めてないと思う。▼
でもね…▼
パパもお姉ちゃんと同じ家族だから、
心から嫌いになることなんてできないんだ。▼
- [リュール]
- …そう、ですよね。▼
- [ヴェイル]
- 本当は、三人で仲良くできたらなって思う。
でも、それが無理なのもわかってる。▼
それならせめて…これ以上悲しい思いをする人が
増えないように、パパのことを止めなきゃいけない。▼
…ううん。絶対に止めてみせる。▼
これがわたしの、
パパへの気持ちよ。▼
- [リュール]
- …ありがとうございます、ヴェイル。
私も同じ気持ちですよ。▼
わかり合うことは、もうできない。
私も全力でソンブルを止めるつもりです。▼
そのためには、あなたの助けが必要です。▼
- [ヴェイル]
- わたしとお姉ちゃん。
それから、みんながいれば絶対にできるわ。▼
- [リュール]
- 勝ちましょうね、ヴェイル。
その先に私たちの未来はあります。▼
- [ヴェイル]
- ええ。▼
支援Ring†
- [ヴェイル]
- ねえねえ。
お姉ちゃんに渡したい物があるの。▼
- [リュール]
- 渡したい物?▼
- [ヴェイル]
- これ!
大切にしてくれたら嬉しいな。▼
- [リュール]
- 綺麗な石ですね…! 透き通った青色です。
私のために探してくれたんですか?▼
- [ヴェイル]
- うん!
千年前にもらった竜石のお返しをしたくて。▼
また二人が離ればなれになっても
再会できるようにって願いを込めてるんだよ。▼
- [リュール]
- …私たちは本当に考えが似ていますね。▼
- [ヴェイル]
- どういうこと?▼
- [リュール]
- ヴェイル。私からも、あなたに
受け取ってほしい物があるんです。▼
- [ヴェイル]
- これって…『約束の指輪』!?▼
- [リュール]
- きょうだいとして、大切なパートナーとして、
ヴェイルに持っていてほしいんです。▼
- [ヴェイル]
- でも…▼
- [リュール]
- この指輪を持つ相手は、
あなた以外に想像できません。▼
- [ヴェイル]
- だ、ダメだよ。
これは神竜の、特別なものだもん…!▼
ルミエルの命を奪ったわたしに…
その資格はない…!▼
- [リュール]
- そんなことありません。
私がそう望んでいるんですから。▼
それに、母さんはきっと…ヴェイルの、
私たちの幸せを願ってくれるはずです。▼
…絶対に。▼
- [ヴェイル]
- …………▼
…わかったわ。
ありがとう。指輪、お受けします。▼
竜石の次は、この指輪が…
わたしの一番のお守りだね。▼
- [リュール]
- 良かった…▼
ずっと大切にしてくれていたと聞いていましたから、
竜石の代わりになる物をと考えていたんです。▼
いえ、代わりになるだけではなく、
私たちの新しい絆を象徴できればと…▼
でもまさか、私が渡す前に、
ヴェイルから石をもらうとは思いませんでした。▼
- [ヴェイル]
- 嬉しいな…
わたしたち、本当にそっくりなんだね。▼
- [リュール]
- さっきヴェイルは、
また二人が離ればなれになってもと言いましたが…▼
私はもう、どこへも行きません。
これからはずっとヴェイルと一緒です。▼
- [ヴェイル]
- この指輪と石があれば、
もう絶対に離ればなれになんかならないわ。▼
平和を願っていたルミエルのためにも、
絶対にこの戦を終わらせよう。▼
- [リュール]
- ええ、がんばりましょう。▼
- [ヴェイル]
- ありがとう。これから何千年だって傍にいるわ。そして、
この指輪に誓う。共に、世界を救う竜となることを…!▼
モーヴ†
支援C†
- [リュール]
- モーヴ。
あなたの好みを教えてもらえませんか?▼
- [モーヴ]
- …なぜそのようなことを?▼
- [リュール]
- 感謝の気持ちを込めて、
贈り物がしたいからですよ。▼
- [モーヴ]
- 神竜殿が俺に、感謝を…?▼
思い当たる節がありません。
何かの間違いではないですか?▼
- [リュール]
- モーヴは、ヴェイルの騎士なのでしょう?▼
ヴェイルはあなたがいたから、
今まで生きてこられたのだと思います。▼
唯一のきょうだいとして、
そのことに感謝せずにはいられませんから。▼
- [モーヴ]
- …………▼
- [リュール]
- 私はまだあなたの好みを知らないので、
教えてくれませんか。▼
- [モーヴ]
- なるほど…▼
そういうことであれば、
お気持ちだけ受け取りたいと思います。▼
- [リュール]
- 気持ちだけ、ですか?▼
- [モーヴ]
- ヴェイル様に尽くしてきたことを
評価されるのは嬉しいです。▼
しかし、俺は元々神竜殿の敵。
お礼を頂くような善人ではありません。▼
それでは、これにて。▼
- [リュール]
- モーヴ…▼
支援B†
- [リュール]
- この前の話ですが…
私は、モーヴは善人だと思います。▼
町であなたが人助けをしているのを、
よく見かけますから。▼
- [モーヴ]
- …その話なら、おやめください。
俺は信じる道を間違えてしまったのです。▼
一介の邪竜信徒として、
慎ましく生きていたかっただけなのに…▼
気づいたときには人々の敵、
あなたの敵となっていました。▼
- [リュール]
- でも、それは…▼
- [モーヴ]
- 何を言ったところで、
言い訳にしかなりません。▼
洗脳されたヴェイル様を止めることができず、
四狗の暴走も抑えられなかった…▼
何もできなかったという罪がある以上、
結果として悪人と変わりない。▼
俺が町の人々を手助けしているのは
ただの罪滅ぼしなのです。▼
- [リュール]
- …………▼
- [モーヴ]
- ですので、俺を褒めたりしないでください。
心苦しくなるだけです。▼
- [リュール]
- あなたはいつまで、
罪滅ぼしを続けるつもりですか?▼
- [モーヴ]
- わかりません。▼
ですがきっと、
一生かけても終わらないのだと思います。▼
俺はそれだけのことをしてしまったのですから。▼
支援A†
- [リュール]
- 私もモーヴの人助けに
協力させてもらえませんか?▼
- [モーヴ]
- 何を仰るのかと思えば…▼
軍の将たる神竜殿と、俺が共に行動するなど
許されるはずがありません。▼
- [リュール]
- 私はそうは思いませんが。▼
- [モーヴ]
- …あなたは変わり者ですね。▼
どうして俺なんかに
優しくしようとするのです。▼
- [リュール]
- 一緒にいて気づいたからですよ。
私とモーヴが似ているということに…▼
- [モーヴ]
- 俺と神竜殿が似ている?
まさか。▼
- [リュール]
- 困っている人を放っておけない性格なのです。
あなたも私も。▼
あなたはたまたま、敵側に回ってしまった…
それだけのことだと私は思いますよ。▼
- [モーヴ]
- 一体、何を…▼
- [リュール]
- 過ちを許せずに、自分に厳しくしてしまうのは
善人だからこそです。▼
モーヴに足りない部分があるとすれば、
自分のことを信用する心ではないですか?▼
あなたに必要なのは、罪の意識を感じ
罪滅ぼしをすることではなく…▼
仲間を信じ、共にいることだと思います。▼
- [モーヴ]
- …………▼
- [リュール]
- 私を信じてください。
あなたに力を貸したいんです、モーヴ。▼
- [モーヴ]
- 俺は…
過ちを犯した自分を信じることはできません…▼
ですが…話をしていて、
こう思うようになりました。▼
神竜殿なら、信頼できる…と。▼
- [リュール]
- モーヴ…▼
- [モーヴ]
- 人々の手助け、協力していただけますか。▼
- [リュール]
- はい、もちろんです。
一緒に頑張りましょう。▼
- [モーヴ]
- …不思議な心持ちがしています。
心が温かくなるような。▼
- [リュール]
- その気持ちを、
あなたがこれから人々に届けるんですよ。▼
- [モーヴ]
- 神竜殿と一緒になら、
できるような気がします。▼
俺からも、あなたに感謝を…▼
支援Ring†
- [モーヴ]
- 人助けに協力していただき、
ありがとうございます。▼
- [リュール]
- 迷子を送り届けたり、揉め事の解消を手伝ったり…
今日はたくさんありましたね。▼
- [モーヴ]
- 少々疲れましたが、
皆の笑顔を見られると嬉しく感じます。▼
以前はただ…自分が楽になるためだけに
人助けをしていたのだと痛感させられました。▼
- [リュール]
- モーヴも前に比べると自然に
笑顔を見せてくれるようになりましたね。▼
とても良いことだと思います。▼
- [モーヴ]
- 少しずつ、自分を…周りの皆を
信じられるようになっている気がします。▼
すべては神竜殿おかげ。
あなたにそう思っていただけて感無量です。▼
- [リュール]
- …………▼
- [モーヴ]
- 神竜殿、どうしたのですか。
俺などの顔をじっと見て。▼
- [リュール]
- い…いえ。
その言葉、嬉しいなと思って。あはは…▼
…やっぱりこれは、もう少し後で…▼
- [モーヴ]
- 今、何かを隠しましたね?▼
- [リュール]
- ち、違います。
別に何も隠してなんか!▼
…あっ。▼
- [モーヴ]
- 『約束の指輪』?
どうしてこのような大切な物を…▼
- [リュール]
- そ、それは…その…▼
- [モーヴ]
- …………▼
…神竜殿。もしよろしければ、
その『約束の指輪』を俺にいただけませんか?▼
- [リュール]
- え…!▼
モ、モーヴ。
この指輪は特別な相手と絆を結ぶためのものです。▼
指輪を受けたいと申し出ることは、
私のパートナーになりたいということと同じ…▼
それをわかって言っているのですか?▼
- [モーヴ]
- はい。▼
俺は神竜殿のおかげで救われました。
ですが、それだけではない。▼
恩人であるあなたのことを、
特別に思うようになってしまったんです。▼
あなたが指輪を手に入れられたとき、
それは明確になりました。▼
隣にいるのは、俺が良いと。▼
- [リュール]
- モーヴ…▼
- [モーヴ]
- 今の俺は、まだこの指輪に
相応しい存在ではないかもしれません。▼
ですが、いずれ必ず、
どうか考えてはくださいませんか。▼
- [リュール]
- …………▼
…ふふ。本当は私からこの指輪を
あなたに贈ろうと思っていたんです。▼
- [モーヴ]
- !▼
- [リュール]
- あなたの努力する姿を見て、気づいたときには…
その優しさに惹かれていた。▼
渡す勇気がなくて困っていたところ、
あなたからほしいと言ってくれて嬉しいです。▼
ですがあなたは、ヴェイルの騎士。
少し戸惑うところがありました。▼
- [モーヴ]
- ヴェイル様は…喜んでくださいました。
大切な二人が特別になるのは嬉しいと。▼
- [リュール]
- ! 相談していたのですか?
ふふ…その答え、ヴェイルらしいですね。▼
では、私も勇気を出しましょう。▼
指輪を受け取ってください、モーヴ。
私のパートナーとして。▼
- [モーヴ]
- ありがとうございます。
光栄です…とても。▼
- [リュール]
- この指輪、そして私との絆を、
ずっと大切にしてくださいね。▼
- [モーヴ]
- はい、神竜リュール殿。▼
許されない想いだと考えていました。それでも…
俺を受け入れてくださり、嬉しいです。…ずっとお傍に。▼
DLC†
支援C†
- [リュール]
- エル。体調はどうですか?
何も問題はありませんか?▼
- [エル]
- 大丈夫です。
眠りにつく前と変わりありません。▼
- [リュール]
- 安心しました。もし困ったことがあれば
いつでも相談してくださいね。▼
- [エル]
- …神竜様。私が目覚めることができた経緯は
ここへ来る前にラファールから聞きました。▼
私が本当に目覚めるか
どうかもわからないのに…▼
自分のところに来ないかなどと、
よく言えましたね?▼
- [リュール]
- 信じていましたから。▼
- [エル]
- え?▼
- [リュール]
- どれだけ時間がかかったとしても、
私はエルにまた会えると信じていましたから。▼
- [エル]
- …!▼
本当に、神竜様はお人好しですね。▼
そうやって誰彼構わずに信じて、
痛い目に遭わないようにしてください。▼
- [リュール]
- あはは…
また厳しい言葉を言われてしまいました。▼
でも、エルが元気そうで良かった。▼
また会えて…本当に良かったです。▼
支援B†
- [エル]
- 神竜様。
部屋に戻られる前に、こちらへ。▼
- [リュール]
- 何か、怒ってませんか? エル。
もしかしてお説教…でしょうか。▼
- [エル]
- 似たようなものです。心当たりがないのが
あなたらしいといえば、あなたらしいですね。▼
…先程の戦いの最中、
私をかばってくれたことに感謝を。▼
ですが、その時に傷を負われましたよね?▼
- [リュール]
- 気づいていましたか。
でも、大した傷じゃありませんから。▼
- [エル]
- 大したことではなくてお、痛いものは痛いでしょう。
せめて、手当ぐらいはさせてください。▼
- [リュール]
- ありがとうございます。▼
- [エル]
- …かつての神竜様もそうでした。そうやって、
自分が傷ついても平気そうな顔をして。▼
私は大丈夫です、あなたは平気ですか…と、
すぐ周りに気を配っていました。▼
もっと、自分を大事にしてください。
あなたの代わりはいないのですよ。▼
- [リュール]
- 気をつけます。ごめんなさい。▼
- [エル]
- 言葉では、なんとでも言えます。
今度からは行動で示してください。▼
- [リュール]
- ふふ、相変わらず手厳しいですね。▼
エル。
前から聞きたかったのですが…▼
やっぱり、私とそちらの世界の
私は似ていますか?▼
- [エル]
- 何をいきなり。▼
- [リュール]
- ずっと思っていたんです。▼
あの世界で「あなたを喪うわけにはいかない」と、
私を助けてくれたことは本当に嬉しかったです。▼
でも、あなたにとって私は…▼
生前の、そちらの世界の神竜と、
同じ存在なのでしょうか。▼
- [エル]
- それは…▼
…手当は、これで終わりです。
ともかく、今日はもう休んでください。▼
- [リュール]
- …わかりました。
また、明日。おやすみなさい、エル。▼
支援A†
- [エル]
- 自主的に体を休めているのですか。
よい心がけですね、神竜様。▼
- [リュール]
- 今日は少し時間があるので、
久しぶりにゆっくりしようかと思いまして。▼
本当なら、こんな穏やかな時間が
いつまでも続けばいいんですけどね…▼
- [エル]
- 微睡に落ちてしまいそうな平穏こそが幸福。
多くの者は、失ってからそうと気づくものです。▼
どんな苦境に遭っても、
誰かを助けるために戦場を駆け抜けるあなたを…▼
私は本当に、尊敬しています。▼
- [リュール]
- そ、尊敬?
今日はどうしたんですか、エル。▼
- [エル]
- 驚かなくてもいいでしょう。
どうもこうも本当のことですから。▼
…なかなか、認められずにいましたが。▼
- [リュール]
- エル…▼
- [エル]
- この間の問いかけの答えにも、
ようやく整理がつきました。▼
もうずっと前からわかっていたのに、言葉にできず、
あなたを悩ませてしまった私を許してください。▼
- [リュール]
- 許すも何も、
エルは悪いことをしていませんよ。▼
…聞かせてください。エルの答えを。▼
あなたにとっての私は…
かつての神竜と、同じ存在ですか?▼
- [エル]
- いいえ。あなたは、あなたです。
同じ名をしていても、似た瞳をしていても。▼
私が今、共に戦い、守りたいと思うのは…目の前にいる
「あなた」です、神竜リュール様。▼
あなたの敵は、私が打ち倒す。
もう、誰にも傷つけさせたりしません。▼
- [リュール]
- ありがとう。
エルの気持ち、すごく嬉しいです。▼
私も同じ気持ちでいます。
エルを、誰にも傷つけさせたりはしない。▼
もう二度と、あなたを喪いたくありませんから。▼
- [エル]
- 改めて、神竜様の口からそう聞かされると
照れくさいものですね。▼
ですが…その言葉、しかと胸に刻みます。▼
お互いに。もう二度と、大事なものを
喪うことがないよう…戦い抜きましょう。▼
支援Ring†
- [エル]
- 神竜様、出撃に向けて
お手伝いすることはありませんか?▼
- [リュール]
- ありがとう、エル。▼
私の準備はほとんど終わっていますから、
皆のところへ行ってあげてください。▼
- [エル]
- そ、そうですか。▼
…………▼
- [リュール]
- どうしました?▼
- [エル]
- ごめんなさい。お手伝いは口実で…
本当は、傍にいたいだけだったのです。▼
神竜様が、心配で。▼
- [リュール]
- 心配?▼
- [エル]
- ここまで連戦に次ぐ連戦だけでなく…
一度、あなたは死んだのです。▼
身も心も深く傷ついていてもおかしくはありません。
無理をしたりはしていませんか?▼
- [リュール]
- 大丈夫ですよ。▼
多少の疲れぐらいはありますが、
足を止めるほどのことではありません。▼
むしろ、以前よりも力が
みなぎっているような気さえするんです。▼
十三番目の紋章士になったというだけでなく、
皆も…エルもいますから。▼
- [エル]
- あなたは、本当に強いですね。
ここでのあなたは私と同じ、邪竜の血を引く者。▼
最初は神竜ではないことに、
驚きもしましたが…▼
今は、世界は違えど、あなたと同じ血が私に
流れていることを誇らしく思っています。▼
- [リュール]
- エルにそう言ってもらえると嬉しいですね。▼
- [エル]
- …これからもどうか、
あなたの隣にいさせてくれませんか?▼
誰よりも神竜様の近くにいて…
あなたが作る平和な世界を、私は見ていたい。▼
- [リュール]
- 私も、あなたと同じ気持ちでいます。
もうエルが、傍にいないなんて考えられません。▼
いつか、渡したいと思っていたのですが…
あなたに、これを。▼
- [エル]
- 神竜様…これって…!▼
- [リュール]
- 私たちの未来の証として『約束の指輪』を贈ります。
受け取ってもらえますか?▼
- [エル]
- !!▼
- [リュール]
- 以前の質問の答えが、かつての神竜と同じであれば
この気持ちは諦めるつもりでした。▼
でもあなたは、今ここにいる私を見ていると、
そう言ってくれた。だから…▼
あの世界の神竜とは別人として、
言わせてほしい。▼
エルの、亡き想い人への気持ちごと、
あなたを大切にさせてください。▼
- [エル]
- ありがとうございます、神竜様…
そのお言葉、何よりも……▼
ああ…嬉しいのに泣いてはいけませんね。
こういう時は笑うもの、でしょうから。▼
指輪、喜んで受け取ります。▼
- [リュール]
- ありがとう、エル。▼
- [エル]
- …今度は、ちゃんと言えます。
目の前で生きている、大切な人に。▼
私も、あなたが好き。
あなたが大好きです、神竜リュール様。▼
ラファール†
支援C†
- [リュール]
- ラファール、ここにいたんですね。
探しましたよ。▼
- [ラファール]
- 何か用か、神竜。▼
- [リュール]
- 再会してから、ゆっくり話す時間がなかったので、
改めてお礼が言いたいと思いまして。▼
ソラネルに…ここへ来てくれて、
本当にありがとうございました。▼
- [ラファール]
- 約束だったからな。
「奇跡が起こったその時は、再び会おう」…▼
姉さんは無事に目覚めた。約束を反故にすることは
その奇跡を無下にするにも等しいこと。▼
だから、我はここにいるだけだ。
わざわざ礼を言われるようなことではない。▼
- [リュール]
- だとしても、
ラファールには助けられていますから。▼
- [ラファール]
- お前は、本当に物好きなやつだな。▼
お前らを騙し、傷つけた我に手を差し出すなんて
本当にどうかしている。▼
- [リュール]
- そうでしょうか? 私はただラファールに、
幸せになって欲しいと思っただけです。▼
きょうだいがすれ違ったまま終わるのは、
悲しいですから。それに…▼
ラファールがどう思っていようと、
私は、ラファールのことが好きですので。▼
- [ラファール]
- 好…!?▼
…そういうこと、本人に言うか? 普通。▼
- [リュール]
- どうしたんですか?▼
- [ラファール]
- うるさい! お前にはお前の役目があるだろう。
我のことはもう放っておけ!▼
- [リュール]
- あ、ラファール…!▼
支援B†
- [リュール]
- 今日はいい天気ですね、ラファール。
散歩日和だと思いませんか?▼
- [ラファール]
- …おい。
この前の我の言葉を覚えてないのか。▼
言ったはずだが?
我のことは放っておけと。▼
- [リュール]
- ですが、ラファールとはお話したいことが
たくさんありましたので会いに来ました!▼
- [ラファール]
- 胸を張って言うな。
そんな顔をしても可愛くないぞ。▼
…で? 話したいこととはなんだ。▼
- [リュール]
- ラファールの好きなもの、嫌いなもの、
聞きたいことはたくさんあるんですが…▼
…エルが目覚めるまでのことを聞きたいんです。
向こうの世界で、どうやって過ごしていたんですか?▼
- [ラファール]
- 面白くもなんともないぞ。ただ、一人でずっと…
姉さんが目覚めるのを待っていただけだからな。▼
手を握って、傍にいて、ただ願っていた。
目覚めてくれと。▼
もう一度、片割れとしてやり直したい。
今度こそ、姉さんを幸せにしたい。▼
何より…我の本当の名前を、
姉さんに伝えたいその一心だった。▼
- [リュール]
- …………▼
- [ラファール]
- 今日、目覚めなかったら明日には目覚める。
そう願って、ひたすら願い続けて…▼
気づけば千年の時が経っていた。▼
- [リュール]
- …私の母さんも、そうだったのでしょうか…▼
- [ラファール]
- 積み重ねた時間を長いと思ったことはない。
それだけのことを我は姉さんにしたのだからな。▼
だが、姉さんが目覚めた朝のことはよく覚えている。
我に見せてくれた笑顔のことも。▼
そこから、ここに来る算段をつけ…今に至るわけだ。
大した話ではなかろう。▼
- [リュール]
- そんなことありません。
千年もの間…よく頑張りましたね、ラファール。▼
- [ラファール]
- したいと思ったことをしただけだ。
誰にも労われる理由はない。▼
だが、お前の言葉がなければ、
こうはならなかったであろう。▼
その件に関しては感謝している。
…一応。▼
- [リュール]
- ふふっ、そのお礼の言い方。
エルにそっくりですよ。▼
やはり片割れ同士は似るのですね。
とても素敵です。▼
- [ラファール]
- はあ? ば、馬鹿にしているのか。
我はもう行く。今の話は忘れろ!▼
- (ラファールが立ち去る)
- [リュール]
- 待ってください、ラファール。
もっとあなたの話を聞かせてください。▼
- [ラファール]
- うるさい!▼
支援A†
- [ラファール]
- やる。受け取れ。▼
- [リュール]
- えっ? なんですか、これは。
お菓子の包み?▼
- [ラファール]
- 厨房を通りかかったら巻き込まれてな。
菓子を作らないと解放しないと脅され、仕方なくだ。▼
- [リュール]
- ではこれは、ラファールの手作りお菓子…?
嬉しいです。ありがとうございます!▼
あの、ここで食べてもいいですか?▼
- [ラファール]
- 好きにしろ。ちなみに…▼
ひとつは特別な味、ひとつは平凡な味で作った。
お前なら、何方から食べる?▼
- [リュール]
- そうですね…特別も気になりますけど、
まずは平凡からいただきましょうか。▼
- (リュールがお菓子を食べる)
- [リュール]
- ん!? あ、甘い! すごく甘いです!
口の中で甘みが暴れて、ううっ…!▼
- (暗転)
- [リュール]
- はぁ、はぁ…なんとか飲み込めました。
ラファール、これのどこが平凡な味なんですか!▼
- [ラファール]
- ははは! すごい顔だったな、神竜!▼
我にとっては平凡なのだ、その味が。
それぐらい甘くないと、食べた気がしないからな。▼
- [リュール]
- で、では…この、特別な味は…
どんなに恐ろしい味なんでしょう。▼
- [ラファール]
- 臆したか?
残すも捨てるもお前の自由だぞ。▼
- [リュール]
- そんな勿体ないことはしません。
い、いただきます…!▼
え…? おいしい。こっちはすごくおいしいです。
それどころか、私の好きな味です。▼
- [ラファール]
- そうであろう。この我が特別に、
お前に合わせて極薄味で作ってやったのだ。▼
- [リュール]
- なるほど。だから、特別な味だと…▼
- [ラファール]
- とくと味わえ。
こんなこと、もう二度とないからな。▼
日頃に感謝を伝えるのは、何も言葉だけではない。
ここにいる奴らが教えてくれたことだ。▼
- [リュール]
- ごちそうさまでした。このお菓子には、
ラファールの想いが詰まっているんですね。▼
ところで…一つ、大きな問題があるんですが。
聞いてもらえますか。▼
- [ラファール]
- どうした。▼
- [リュール]
- お腹が、いっぱいになってしまいました。
これでは夕食が入りません。どうしましょう!▼
- [ラファール]
- ざまあみろ。せいぜい腹が減るまで
ソラネルを走り回るのだな、神竜!▼
支援Ring†
- [リュール]
- 物資の補給を手伝ってくれてありがとうございます。
助かりましたよ、ラファール。▼
- [ラファール]
- たまたま手が空いていただけだ。
大したことはしていない。▼
- [リュール]
- そんなことを言って。
荷物の大半を運んでくれたのはラファールでしょう?▼
後で、温かいお茶をいれますね。▼
- [ラファール]
- まったく。貴様は甘いな。
辛い戦いの中でも笑って、他者を気遣うなど。▼
ここでのお前は我と同じ、父上の…いや、
邪竜の血を引く存在だと知り驚いたが…▼
こんな甘っちょろい邪竜の血族など、
我の世界であれば、いの一番に死んでいたぞ。▼
- [リュール]
- ふふ。
手厳しいですね、ラファール。▼
- [ラファール]
- 手厳しいだと? 本当のことだろう。
お前は本当に…馬鹿だ。▼
のん気でお人好し、物好きで世話焼き。
どうしようもない馬鹿竜だ。▼
- [リュール]
- でも、その馬鹿に付き合ってくれているのは、
あなたでしょう。▼
約束を守ってくれてここまで来てくれて、
ずっと一緒に戦ってくれている…本当に心強いです。▼
- [ラファール]
- 勝手に言っていろ。▼
- [リュール]
- 勝手に言います。そんな冷たいことを言っても、
私の話を聞いてくれるのがラファールですからね。▼
私はもう、ちゃんとわかっているんですよ。▼
- [ラファール]
- …ふん。▼
- [リュール]
- ラファール。
前から言おうと思っていたんですが…▼
これを受け取ってくれませんか?▼
- [ラファール]
- !
お、おい。これは…!▼
- [リュール]
- 『約束の指輪』です。贈った相手との
絆を深める特別なもの…▼
- [ラファール]
- 馬鹿を言うな! これは他の者に渡せ!
我のことを魅力的に思うのは、まあわかるが…▼
…違うだろう。我に、その資格はない。
お前のパートナーには、もっと…▼
清廉な者が似合う。▼
- [リュール]
- 清廉? 今の私には邪竜の血が流れています。
さっきあなたが言いましたよね。▼
私だって…ソンブルの駒として戦った過去がある。
あなたたちの神竜とは違うんです。▼
- [ラファール]
- だが…▼
- [リュール]
- これを贈る相手のことを考えた時、
ラファールの顔しか思い浮かびませんでした。▼
これからもどうか、
私と一緒に戦ってくれませんか?▼
- [ラファール]
- …………▼
…仕方ない。我が目を離したら、
お前は何をしでかすか、わからんからな。▼
この我が、最後まで付き合ってやる。
お前はためらうことなく、意志を貫き通せ。▼
我が傍にいて、お前の戦いを見届けよう。
たとえ世界が敵に回ろうと、お前の味方になってやる。▼
- [リュール]
- ラファール…ありがとう。▼
- [ラファール]
- それと…だな。
これは一度しか言わないから、よく聞け。▼
お前は以前、
我に幸せになって欲しいといったな?▼
最初は、「ラファール」として新たな生を
踏み出せたことに幸福を感じていた。だが…▼
ここで過ごすうちに、お前がいないと
我は幸せを感じられなくなった。▼
だから、もう一度…我と約束しろ。
神竜リュール。▼
勝手に我の傍を離れるな。
お前も、お前の未来も……我のものだ。▼
セレスティア†
支援C†
- [リュール]
- セレスティア。
まだ休んでいなかったんですね。▼
- [セレスティア]
- 武器の整理をしていて。
今終わったところなんです。▼
- [リュール]
- よかったら、今度からは声をかけてください。
私も手伝いますから。▼
セレスティアはあれこれ気づいてくれるので、
本当に助かっています。▼
- [セレスティア]
- 私がしたくて勝手にしていることですので。
神竜様こそ、今日も素晴らしいご活躍でしたわ。▼
仲間を守ろうと戦う勇姿、とても素敵でした。
お疲れの出ないようになさってくださいね。▼
- [リュール]
- ありがとうございます。
たくさん食べて休むので、大丈夫ですよ。▼
そうそう、今日の食事は美味しかったですね。
野菜の入ったスープが絶品で…▼
- [セレスティア]
- それは美味しそうですわね。▼
- [リュール]
- ごめんなさい。食事はまだでしたか。
片付けが今終わったのなら、これから…?▼
- [セレスティア]
- いえ。すっかり忘れていました。食事のこと。
最後に食べたのは確か…▼
三日ほど前だったような。▼
- [リュール]
- 三日前!?▼
- [セレスティア]
- 特にお腹は空いていませんし。それよりも、
みんなのためにしてあげたいことが多くて。▼
- [リュール]
- そ、そんなのいけません!
来てください、セレスティア!▼
- [セレスティア]
- 神竜様?▼
- [リュール]
- きちんと食べないと体がもちませんよ。
お腹が空いて倒れてしまうかもしれません。▼
これからは、セレスティアが食事をしているか、
しっかり確認させてもらいますからね!▼
支援B†
- [リュール]
- セレスティア。今日の昼食です。
お昼というには時間がだいぶ過ぎてしまいましたけど。▼
- [セレスティア]
- すみません、神竜様。みんなとお話ししていたら、
うっかり忘れてしまっていて。▼
- [リュール]
- その「うっかり」、昨日もしていましたよね?▼
- [セレスティア]
- うっ…▼
- [リュール]
- 目を離すと二日も三日も食べないなんて
信じられません。気づいてよかったです。▼
- [セレスティア]
- 竜族はみんなこんなものかと思っていたのですが、
どうやら私だけのようですね。▼
気をつけているのですが、
つい、みんなのことが気になってしまうんです。▼
困っている子がいたら助けてあげたいし、
悩んでいる子がいたら相談にのってあげたいし…▼
この間も、荷物の運搬を頼まれて大変そうな子が
いたから手を貸していたら日が暮れて…▼
- [リュール]
- セレスティア。▼
- [セレスティア]
- …はい。いただきます。▼
ふふっ。▼
- [リュール]
- どうしました?▼
- [セレスティア]
- 今、食べているのは私だけですけれど、
神竜様と一緒に食卓を囲めるのが嬉しくて。▼
こうしていると、お腹だけでなく
胸まで満たされるような心地です…▼
あら! 神竜様、このスープとってもおいしいです!
飲んでみてください。▼
- [リュール]
- わ、私は昼間にいただきましたから。
それに、そのスープはセレスティアの分で…▼
- [セレスティア]
- 遠慮しなくていいんですよ?
こんな美味しいもの、独り占めなんてできません!▼
はい、あーん?▼
- [リュール]
- えっと…▼
- [セレスティア]
- ほら、あーん。▼
- [リュール]
- うう…わかりました。あーん。▼
- [セレスティア]
- うふふ。
どうですか? おいしいでしょう?▼
- [リュール]
- は、はい。とってもおいしい、です。▼
支援A†
- [セレスティア]
- これで、準備は整いましたね。
それじゃあ…▼
- [リュール]
- いただきます。▼
- [セレスティア]
- ふふ、神竜様と一緒にご飯を食べることが
最近多くなってきましたわね。▼
- [リュール]
- セレスティアがちゃんと食べるようになってくれて、
私も嬉しいです。▼
まあ、時間の取れない時なんかは、
うっかりしているようですが。▼
- [セレスティア]
- ご心配をおかけしてすみません。
お陰で随分改善されましたわ。▼
神竜様とご一緒できるようになって、
食事の時間が待ち遠しいぐらいです。▼
それどころか、神竜様といることで、
あらゆることが楽しくてたまりません。▼
- [リュール]
- 良かった。
その言葉を聞いて安心しました。▼
慣れないこちらの世界に来てくれて、
不便を感じているのではと心配でしたから。▼
- [セレスティア]
- 不便なんてありません。
神竜様が笑顔でいてくれると嬉しいんです。▼
その笑顔のためなら、
どんなことだってしてあげたいと思いますし…▼
どんな敵だって怖くありません。
私がぶっ倒してしまいますわよ!▼
- [リュール]
- ふふっ、頼もしいですね、セレスティア。
私も同じ気持ちでいますよ。▼
セレスティアがいると楽しくて、幸せで
力が沢山湧いてきますから。▼
- [セレスティア]
- 色んなことがありましたが…今は、
こちらの世界に来てよかったと思えます。▼
これからもずっとずっと一緒に過ごしましょう。
たくさん、私に甘えて頼ってくださいね。▼
- [リュール]
- はい、これからも頼りにしています。▼
- [セレスティア]
- あら、神竜様。口元にソースがついていますわ。
そのまま、じっとしていてくださいね?▼
- [リュール]
- …むぐぐ。▼
- [セレスティア]
- はい、取れましたよ。▼
ソースを口につけちゃうほど頬張るなんて、
よっぽどおいしかったのですね。可愛いです。▼
- [リュール]
- …もう。気持ちは嬉しいですけど、
私は子供じゃないんですからね?▼
支援Ring†
- [セレスティア]
- …ごちそうさまでした。▼
- [リュール]
- ごちそうさまでした。
今日の食事もおいしかったですね。▼
- [セレスティア]
- はい…
…………▼
- [リュール]
- セレスティア? どうしたんですか。
今日は元気がないですね。▼
- [セレスティア]
- 急に、不安になってしまって。▼
- [リュール]
- 不安?▼
- [セレスティア]
- この楽しい時間に、終わりが来ることへの不安です。
戦況はますます激化してきていますわ。▼
明日にはもう、
こういった時間が取れなくなるかもしれない。▼
そうでなくとも、私が、神竜様が…
無事に帰っては来られないかもしれない。▼
もう日課といってもいいほどのこの時間に、
きちんと、次があるのかと…▼
- [リュール]
- セレスティア…▼
- [セレスティア]
- 神竜様と過ごす時間が、こんなにも幸せで、
こんなにも怖いものだと思っていませんでした。▼
戦いに犠牲は、どうしてもつきもの。
その覚悟で私は戦場に立っています。▼
ですが…また大事な人を亡くしてしまったら、
どうしようかと思って。▼
ずっと続くと思っていたあの世界にも、
仲間にだって、終わりはありましたから。▼
- [リュール]
- …そうですね。ましてやあなたには、
元の世界を後にさせてしまった。▼
幾ら楽しいと言ってくれていたって、
その傷が容易く癒えるはずなどありません。▼
不安にさせてごめんなさい。セレスティア。▼
- [セレスティア]
- 神竜様が謝ることでは…!
私が勝手に不安になっているだけで。▼
- [リュール]
- 私は二度と、セレスティアに
つらい気持ちを味わわせたりはしません。▼
その証に、これを。
『約束の指輪』です。▼
- [セレスティア]
- 神竜様…!?
こ、こんな畏れ多いもの、いけません!▼
- [リュール]
- 遅かれ早かれ、渡すつもりでいました。
この時間が終わらないことの証明です。▼
私たちは仲間で、家族みたいなものでしょう。
家族は一緒に食事をするものです。▼
生きている限り明日も、その次も…
何百年先も一緒に食事をしましょう。▼
- [セレスティア]
- 神竜様…ううっ…ありがとうございます。
指輪、喜んでお受けいたしますわ。▼
あなたってひとは本当に、
私を幸せにしてくれるのですね。▼
あなたにはいつだって頼ってほしい、
甘えてほしいと思っていますが…▼
本当に支えられているのは、私なのかもしれません。
神竜リュール様…▼
あなたは私の大事な家族。心から、愛しています。
もう離しませんわよ、ずっとずっと、一緒です…!▼
グレゴリー†
支援C†
- [リュール]
- やってしまいました…!▼
ほ、本に傷は…ついてないですね。
よかったです。早く拾わないと。▼
- [グレゴリー]
- 何やってんだよ、神竜様。▼
- [リュール]
- 片づけを頼まれて手伝っていたんですが、
途中で…▼
- [グレゴリー]
- 盛大に転げた、ってか。
こんないっぺんに運ぼうとしたらバランスも崩す。▼
片づけ、手伝うぜ。
手分けすりゃすぐに終わるだろ。▼
- [リュール]
- ありがとうございます、グレゴリー。▼
二人で一緒にあと三往復ぐらいすれば
終わると思いますので。▼
- [グレゴリー]
- 大掃除でもしてんのか!?▼
…なあ、あんた、神竜なのに、
なんでこんなことしてんだよ。▼
こういうのは、何というか…
上手く仲間に任せりゃいいんじゃねえのか。▼
- [リュール]
- そんなことできませんよ。▼
私にできることがあれば、
なんだって手伝いたいと思っていますから。▼
- [グレゴリー]
- ほう。▼
- [リュール]
- 本の積み直し、よし。
これなら今度は崩れませんね。▼
- [グレゴリー]
- …お人好しなことで。
この先本当に、大丈夫なのか…?▼
- [リュール]
- グレゴリー、何か言いましたか?▼
- [グレゴリー]
- いーや、なんにも。▼
支援B†
- [グレゴリー]
- あーあ。出かける前は明るかったのに
すっかり暗くなっちまった。▼
今日は、なかなかの大冒険だったな?
神竜様。▼
- [リュール]
- まさか買い出しに出かけて、
こんなことになるとは思いませんでした。▼
- [グレゴリー]
- 迷子の子供を見つけたと思ったら、
その子供は迷子の猫を探してて…▼
猫探しを引き受けたと思ったら、
今度は俺たちが森の中で迷子。▼
- [リュール]
- すみません…
まさか、あの森があそこまで深いとは。▼
- [グレゴリー]
- ま、小さな森が見た目より入り組んでるってのは
よくある話だな。猫も奥の方で隠れてたし。▼
生き延びるために、遠くへ遠くへ逃げ回るってのも
猫の習性を考えたら有り得る話だ。▼
- [リュール]
- でも最後には、子供もその親御さんも、
みんなが笑顔になってよかったです。▼
夜遅くまで付き合ってくれて
ありがとうございました、グレゴリー。▼
- [グレゴリー]
- 礼なんていいさ。ったく、逃げりゃいいのに、
厄介事に巻き込まれていきやがって。▼
…放っておけるわけねえだろ。▼
- [リュール]
- グレゴリー?▼
- [グレゴリー]
- なんでもねえよ。
それより、さっさと寝ちまった方がいいぜ。▼
明日、あんたを心配してたヤツらからの
お説教が待ってるだろ。▼
- [リュール]
- あはは…
覚悟してから、寝たいと思います。▼
おやすみなさい、グレゴリー。
このお礼はまた後日。▼
- [グレゴリー]
- 期待せずに待っておくよ。▼
…………▼
自分を顧みず、他人のために尽くして笑う…か。
向こうの世界の、あの人と一緒じゃねえか。▼
はあ…
警戒してたこっちが、バカだったな。▼
支援A†
- [グレゴリー]
- 悪かった、神竜様!▼
- [リュール]
- え? どうしたんですか。
私、グレゴリーに何もされていませんが。▼
- [グレゴリー]
- 正直に告白する。俺は今まで、
あんたのことをずっと警戒してた。▼
本当に味方たりえるヤツなのか、ってな。▼
- [リュール]
- そ、そうだったんですか?▼
- [グレゴリー]
- こっちの世界に誘ってくれたのは嬉しかったが…
よく考えたら、あんたの利は少ない。▼
なのに、躊躇いなく手を伸ばしてきたあんたを
信頼していいのか、確信を持てなかったんだ。▼
もし裏切られでもしたらと考えると…
どうしても、信頼ができなかった。▼
- [リュール]
- できなかった…
ということは、今は…▼
- [グレゴリー]
- ああ。神竜様と一緒に戦ってきて、
そんなことはしないと、理解も納得もできた。▼
あんたは、あの世界の神竜様とは違う。
でも、あの人みたいに…▼
自分より他人のを考えるくらい優しくて、
厄介事にすぐ巻き込まれるお人好しだ。▼
いつも裏表なく、真っ直ぐに未来を見てる。
そんな人が、俺たちを裏切るわけねえだろ。▼
- [リュール]
- はい。
絶対に、裏切りません。▼
- [グレゴリー]
- こんな話を聞かせたこと自体、悪いと思ってる。
今まで信用してなかったってことだからな。▼
けじめとして一発…いや、二発でも三発でも
好きなだけ殴ってくれ。▼
- [リュール]
- そ、そんなことできませんよ!
グレゴリーは痛いの、嫌いでしょう?▼
それに、警戒をするのは当然のこと。
あなたの警戒は、仲間を想う優しさの証ですから。▼
- [グレゴリー]
- でもなあ…▼
- [リュール]
- それでも納得できないというなら…
えい。▼
- [グレゴリー]
- わっ!?
って、額を弾いただけか?▼
- [リュール]
- これで、けじめということで。
この話は、これで終わりです。▼
- [グレゴリー]
- は、はは…
こういう可愛い痛みなら、悪くねえ。▼
ありがとな、神竜様。これからは…
今まで以上に全力で、あんたの力になるぜ。▼
支援Ring†
- [リュール]
- グレゴリー。どうしましたか?▼
- [グレゴリー]
- 今日も、神竜様が無事に帰ってきてくれて、
本当によかった。▼
…俺はおかしいんだ。この前からずっと、
あんたが死にやしないか、気にかけてる。▼
- [リュール]
- それは…
私が危なっかしいから、ですね。▼
- [グレゴリー]
- 違う。そういう話じゃなくて…
今から少し、要領を得ない話をするぞ。▼
俺は、あんたが邪竜の血族だって聞いて、
合点がいったんだ。▼
あの世界で最初に会った時、
強烈に感じた違和感の正体はこれか、って。▼
- [リュール]
- 私が邪竜の血族だと知って、
恐ろしいと思いましたか?▼
- [グレゴリー]
- それも違う。
良かった、と思った。▼
- [リュール]
- 良かった…?▼
- [グレゴリー]
- 俺たちの神竜様とあんたが、
「同じ」じゃなくてよかったって思ったんだ。▼
中身があの人と同じなら、信用には値する。
でも、同じならまた…▼
俺たちを置いて死んじまう気がして。
俺はそれが、怖かった。▼
違うなら安心だ。それで終わりだ。なのに、
ずっと心配してる、この気持ちは何だ…って。▼
- [リュール]
- グレゴリー…▼
- [グレゴリー]
- 俺は恥ずかしながら、セレスティアの言ってた
恋ってのはよくわからねえ。▼
でも、誰かを強烈に大切に思う気持ちを言うのなら、
これがそうなのかもしれない。▼
なあ。俺は…あんたを一番近くで守りたい。▼
神竜様のパートナーってのは…
俺じゃ駄目なのか?▼
- [リュール]
- !!▼
- [グレゴリー]
- つまるところ、話したいのはこれだけだ。
駄目なら…そう言ってくれ。▼
- [リュール]
- …………▼
駄目では、ありませんよ。
グレゴリーの気持ち、すごく嬉しいです。▼
あなたが望むのなら…パートナーとして、
この『約束の指輪』を贈ります。▼
- [グレゴリー]
- 神竜様…▼
- [リュール]
- ふふ。いつか私から言おうと思っていたのに。
あなたが大切な人だって。▼
グレゴリー。怖がりのあなたを安心させるほど、
私は強くなりたいです。一緒に。▼
- [グレゴリー]
- ああ、一緒に強くなろう、神竜様。
拒絶されたらと思って怖かったが…▼
逃げなくて良かった。
俺にはちょっと大それたもんだけど…▼
これだけは、誰にも譲りたくねえよ。
俺と神竜様の絆の証、だからな。▼
この痛いほどの気持ちは、悪くねえな。
あんたと一緒なら、俺は何があっても怖くないぜ。▼
マデリーン†
支援C†
- [リュール]
- 今日は鍛錬に付き合ってくれて、
ありがとうございました。マデリーン。▼
- [マデリーン]
- そんな、こちらこそ。
お手合わせいただき光栄でした。▼
あ、あの。
前から思っていたのですが…▼
- [リュール]
- 何でしょう。▼
- [マデリーン]
- こちらの神竜様も、やはり素晴らしいお方です。
何事にも真摯に、誠実に取り組む前向きな心構え…▼
さらには、異世界のワタシたちを受け入れてくれた
懐の広さ…いずれも素晴らしい精神性です。▼
神竜という存在としてだけでなく、
アナタ自身がかなりの傑物だと思われます!▼
- [リュール]
- そ、そこまで褒めてもらえるなんて。
嬉しいです。▼
マデリーンもすごいですよ。どんな戦いでも
気後れすることなく奮戦し、力となってくれて。▼
あなたが私たちの世界に来てくれたこと、
本当に感謝しています。▼
- [マデリーン]
- どのような戦いであれ、手を抜くことなく臨む。
騎士として当然のことです。▼
騎士は称賛されずとも、戦果を挙げるもの。
自分がどう在るかが、大切なのですから。▼
これからも鍛錬に励み、力となりましょう。
必ずや、勝利を。▼
- [リュール]
- ありがとうございます。
その言葉、心強いです。▼
- [マデリーン]
- では、次の約束があるので、
そろそろ失礼します。▼
また手合わせをお望みであれば、
いつでも声をおかけください。▼
支援B†
- [マデリーン]
- ここで真っ直ぐ突撃です!
足を一歩、進めるだけでいいのに…くっ!▼
- [リュール]
- どうしたんですか、マデリーン?
こんなところで武器を構えて。▼
…あ、虫ですか。可愛いですね。▼
- [マデリーン]
- いいえ、この者はソラネルへの侵入者です!▼
早く駆除しなければ
神竜様やみんなに危害を加えるかもしれません!▼
- [リュール]
- そんなことはないと思いますけど…
マデリーンは虫が苦手ですか?▼
- [マデリーン]
- 騎士たる者、どれだけ強大な相手であろうと
恐れず挑むべし、なのです!▼
それが…こんな小さな虫を恐れるなんて、
自分が情けなくて仕方ありません。▼
- [リュール]
- 武器を下ろしてください、マデリーン。
苦手なものは誰にだってあるものです。▼
気にしなくてもいいんですよ。▼
- [マデリーン]
- で、ですが…▼
- [リュール]
- まずここは…こうしましょうか。
えいえい。▼
- [マデリーン]
- ぎゃーっ! 虫が羽ばたきました!▼
- [リュール]
- 大丈夫ですよ。
ほら、外に飛んでいきます。▼
- [マデリーン]
- 逃がしてあげるなんて…
退治しなくてよかったのですか?▼
- [リュール]
- はい。
争わなくて済むなら、それが一番ですよ。▼
- [マデリーン]
- …一理あります。
助けていただき、ありがとうございました。▼
- [リュール]
- なんだか意外でした。
マデリーンにも年頃らしい一面があったのですね。▼
戦場ではあんなに勇ましいのに、
まさか小さな虫に尻込みしているなんて。▼
- [マデリーン]
- ワ、ワタシは騎士です! そんな微笑ましい
眼差しで見ないでください、神竜様…!▼
支援A†
- [マデリーン]
- ふうっ。
そろそろ休憩しましょうか、神竜様。▼
- [リュール]
- ありがとうございます、マデリーン。
今日も鍛錬に付き合ってくれて。▼
- [マデリーン]
- いいえ、ワタシもちょうど体を動かしたいと
思っていたところでしたので。▼
…………▼
- [リュール]
- …? どうしましたか?▼
- [マデリーン]
- ここに来たことは間違いではなかったと、
最近、強く思うようになりました。▼
無論、迷いも、心残りも、
その全てが払われたとは未だ言えません。▼
ですが神竜様といると少しずつ、自分に誇れる、
騎士への道をただっているような気がするのです。▼
- [リュール]
- それは、何よりの言葉です。▼
元の世界を去るだなんて、
酷なことを頼んでしまってごめんなさい。▼
- [マデリーン]
- 謝らないでください。
ワタシは本当に、ここに来て……▼
……ん!?▼
- [リュール]
- あ、虫! マデリーン、離れてください。
私が向こうへ!▼
- [マデリーン]
- い、いえ。ワタシがこの子を逃がします!▼
怖くない、怖くない…
ほ、ほら、向こうへ行きなさい!▼
- [リュール]
- 虫に触れるようになったんですね。
すごいじゃないですか。▼
- [マデリーン]
- す、少しだけですが。
本当に、ほんの少しだけですが。▼
こうやって、苦手を一歩ずつでも
克服できただけでなく…▼
敬愛すべき仲間と共に自分の心も技も、
日々磨けることが本当に喜ばしいです。▼
この経験は、この世界に来なければ…
得られないものでしたから。▼
先ほど言おうとしたのは、そういう事です。
改めて神竜様、ありがとうございます。▼
- [リュール]
- お礼を言うのはこちらですよ。▼
- [マデリーン]
- これからも理想的な騎士を目指し、
邁進します!▼
- [リュール]
- はい。これからも一緒に戦いましょうね。
マデリーン!▼
支援Ring†
- [リュール]
- マデリーン。こんなところで、
夜更けにどうしたんですか?▼
- [マデリーン]
- …神竜様。
今夜は…眠れなくて。▼
- [リュール]
- 珍しいですね。
何か悩み事でも?▼
私でよければ聞きますよ。誰かに話すことで、
心が楽になることもありますからね。▼
- [マデリーン]
- ありがとうございます。▼
…やはり、考えてしまうのです。
あちらの世界の、モーヴについて。▼
- [リュール]
- …そうですよね…▼
- [マデリーン]
- こちらの世界に来たこと、もはや後悔はありません。
ですが…夜になると、どうしても。▼
あの時ワープの杖に気づいていたら、
ワタシがもっと強かったら。そうしたら…▼
モーヴはここで、生きて、
一緒にいられたのではないかと…▼
そんなことを……▼
- [リュール]
- マデリーン。▼
- [マデリーン]
- …すみません、忘れてください。
考えても意味のないことです。▼
- [リュール]
- いいえ。気持ちは痛いほどわかります。
私も…亡き母への後悔を思い返しますから。▼
やめようと思えば思うほど、考えてしまう。
それは思いを昇華するために、無意味ではありません。▼
つらい時は頼ってください。▼
- [マデリーン]
- ありがとうございます。しかし…
手合わせにご一緒いただくのとは訳が違うのです。▼
神竜様は皆の大切なお方。
ワタシのような一介の兵に付き合わせるなど…▼
- [リュール]
- では、パートナーであれば…
頼ってくれるのですか?▼
- [マデリーン]
- 神竜様?▼
- [リュール]
- 驚かせたのなら、ごめんなさい。
考えていたんです。マデリーンのことをずっと。▼
頑張り屋で、凛としていて、頼りになって…
でも少し脆いあなたに、私は惹かれているんです。▼
できるなら一番傍で支えたい…
あなたさえ良ければ、これを。▼
- [マデリーン]
- 『約束の指輪』…!?
し、しかし!▼
- [リュール]
- あなたは、亡きモーヴを想っている。
その気持ちは、どうかそのままで。▼
忘れろとも、私がそれを超えるとも言いません。
死んだ者には、誰も敵わないのですから。▼
代わりに…モーヴのことが好きなマデリーンごと、
私の大切な人にさせてくれませんか?▼
- [マデリーン]
- …!▼
嬉しい…
こんな風に言っていただいて、本当に嬉しいです。▼
でも…このまま、お受けすることを、
許されるのでしょうか…▼
- [リュール]
- その答えは、
あなたが一番よくわかっているはずです。▼
- [マデリーン]
- うっ…ううっ、はい…!▼
モーヴは、モーヴは…
ワタシに幸せでいてくれといいました。▼
もしも見守っていてくれたら、きっと…
ワタシの選んだことなら、喜んでくれると思います。▼
だから、だから…
神竜様。▼
指輪、喜んでお受けします…!▼
- [リュール]
- ありがとう、マデリーン。
あなたを必ず、幸せにします。▼
- [マデリーン]
- はい。ワタシも…▼
ワタシも、あなたを誰より幸せにします。
強くなって…最後まで必ず、守り抜きますから。▼
コメント†
Last-modified: 2024-02-22 (木) 20:10:53