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会話集/支援会話
フランの支援会話†
ヴァンドレ†
ヴァンドレのページへ
クラン†
クランのページへ
ブシュロン†
支援C†
- [ブシュロン]
- うっ…ひっぐ…
なんで…なんでこんなことに…▼
そんなの…あんまりじゃないか…
うう…うおおん…!▼
- [フラン]
- あなた、ブシュロンさんだよね。▼
- [ブシュロン]
- あ…あんたは…
フランだったよな。▼
どうしたんだ…ひっぐ…
俺に…うう…何か用事でも…▼
- [フラン]
- 用事なんかないわ。▼
大きな泣き声が聞こえたから気になったの。
心配になっちゃって。▼
- [ブシュロン]
- そ、そうか。心配をかけてすまなかったな。
でもこの通り大丈夫だ。▼
- [フラン]
- 確かに、ケガとかしてるわけじゃなさそう。
どうしてそんなに泣いてたの?▼
- [ブシュロン]
- この本を読んでいたら、
あまりにも…感動してしまって…▼
- [フラン]
- 本?▼
- [ブシュロン]
- 俺、涙もろすぎるみたいでさ。
感動すると、すぐああなっちゃうんだ。▼
- [フラン]
- その本ってどんな話なの?▼
- [ブシュロン]
- 幼い頃に戦争で引き離された兄妹が
大人になってから敵と味方に別れて再会する物語なんだ。▼
- [フラン]
- へぇ…▼
- [ブシュロン]
- 興味があるようなら、
読み終わったあと貸してあげようか?▼
- [フラン]
- 残念だけど遠慮しておくわ。
私、字を読むのが苦手なの。▼
- [ブシュロン]
- それは残念だな…▼
そうだ。
だったら俺が読み聞かせてあげよう。▼
- [フラン]
- えっ、悪いわよ。
なんだか子供みたいだし…▼
- [ブシュロン]
- 遠慮することないって、
フランもきっと気に入ってくれるはずだ。▼
- [フラン]
- それならお願いしちゃおうかな。
ブシュロンさん、よろしくお願いね。▼
支援B†
- [ブシュロン]
- そして、長い戦争が終わり、
二人の兄妹は安らぎを手に入れました…▼
めでたしめでたし…▼
- [フラン]
- …………▼
ううっ…うわーん!▼
ひっぐ…!
よかった…本当によかった…!▼
- [ブシュロン]
- わかる…その気持ちわかるぞ…
俺も思い出し泣きが…!▼
- [フラン]
- うう…正直、中盤のブシュロンさんの思い出し泣きで
話に集中できなかったんだけど…▼
それでもすっごい良かったよー!▼
- [ブシュロン]
- そうか!
それはよかった!▼
- [フラン]
- ブシュロンさんが感動して号泣する気持ちが
とってもよくわかったよ。▼
本って感動的で面白いものなんだね。
もっと退屈なものだと思ってたけど。▼
- [ブシュロン]
- 面白い本はもっともっとたくさんあるぞ。
良ければぜひ読んでくれ。▼
次のおすすめは、あれだ。
士官学校を題材にした物語…▼
重厚な世界観と巧みな心理描写が売りで、
確か今…三十冊ほど出ているな。▼
- [フラン]
- すっごい巻数あるね。▼
- [ブシュロン]
- 読んだら感想を語り合おう。▼
- [フラン]
- う、うーん…
全部自力で読めるかな。▼
かと言って、ブシュロンさんに
いつも読んでもらうわけにもいかないし。▼
たくさん字を読むのはやっぱり苦手だから、
感想を語るまでには、ちょっと時間がかかるかも。▼
- [ブシュロン]
- そ、そうか…▼
- [フラン]
- でも、ありがとう。
ブシュロンさんのおかげで本の面白さがわかった!▼
- [ブシュロン]
- そうか。
そう言ってもらえると俺も嬉しいよ。▼
支援A†
- [ブシュロン]
- フラン。
プレゼントしたい物があるんだ。▼
- [フラン]
- え?▼
- [ブシュロン]
- はい、これだよ。▼
- [フラン]
- …これって、本?
また何かのおすすめなの?▼
- [ブシュロン]
- 開いてみてくれ。▼
- [フラン]
- うん…▼
…………▼
え? 何これ。
中身が真っ白で何も書いてない!▼
- [ブシュロン]
- その通り。▼
- [フラン]
- もー! ブシュロンさん!
私のことバカにしてるの?▼
- [ブシュロン]
- 違う違う。白紙の本を渡したのには
ちゃんとした理由があるんだ。▼
その本にはフランが自分で物語を書くんだよ。▼
- [フラン]
- 私が書く?▼
- [ブシュロン]
- そう。
読むのが苦手なら書いてみるのはどうかなって。▼
- [フラン]
- 書いてみるって…
私に本が書けるわけないよ。▼
- [ブシュロン]
- 別に上手く書く必要はない。
日記みたいに使ったっていいんだ。▼
自分の書いたものなら、
読み直すのも楽なはずだし。▼
- [フラン]
- …………▼
それじゃあ、この本には
ブシュロンさんとの出会いから書こっかな。▼
- [ブシュロン]
- そんな始まりでいいのか?▼
- [フラン]
- うん!
とっても素敵な出会いだったから!▼
- [ブシュロン]
- 出会いって…
俺が大声で泣いていたときだろ?▼
- [フラン]
- そうだよ。今でもはっきりと覚えてる。
あれは忘れようったって忘れられないよ。▼
- [ブシュロン]
- あはは。
じゃあ、いつかその本を読ませてくれよな。▼
- [フラン]
- 最後まで書き終わったらね。▼
でも、きっと素敵なお話になると思うな。
ブシュロンさんがまた大泣きしちゃうぐらいに!▼
- [ブシュロン]
- 楽しみにしてるよ、フラン。▼
クロエ†
支援C†
- [クロエ]
- はぁ…
任務がまだ終わりそうにないわね。▼
これじゃあ、今日はもう間に合わないわ。▼
- [フラン]
- ソワソワしてどうしたの?
もしかして、このあとデートの予定とか?▼
- [クロエ]
- 違うわよ。
珍味の屋台に行きたかったの。▼
- [フラン]
- 珍味の屋台?▼
- [クロエ]
- ええ。わたしは変わった食材を使った、
珍しい料理が大好きなの。▼
でもこのご時世だから、
そういうものを出すお店も少なくなってきていて。▼
今日はこの近くに屋台が出ると聞いていたから
楽しみにしていたんだけど…▼
- [フラン]
- そういうことだったら、私が行ってこようか?
代わりに買ってきてあげる!▼
- [クロエ]
- いいの?▼
- [フラン]
- 私はそこまで忙しくないし。
散歩がてら、お遣いもいいかなーって。▼
- [クロエ]
- ありがとう。
じゃあ、お願いしちゃおうかしら。▼
- [フラン]
- 何を買ってくればいいの?▼
- [クロエ]
- ヘビサンドっていう料理よ。
ヘビの丸焼きをパンで挟んだものなの。▼
- [フラン]
- …ど、どうしてそんなものを…▼
- [クロエ]
- 珍味は特定の地域に根ざした
食べ物であることが多いの。▼
食べた瞬間にその地域の歴史が口の中に広がる…
それが珍味の魅力なのよ。▼
- [フラン]
- な、なるほど…
なんとなくわかったような、わからないような…▼
でもまぁ、とにかく行ってくるよ。▼
- [クロエ]
- お金はこれを使ってね。
フランの分も買ってきて、一緒に食べましょう。▼
支援B†
- [フラン]
- はい。頼まれていたヘビサンドだよ。
召し上がれ。▼
- [クロエ]
- ありがとう…!
それじゃあ、いただくわね。▼
…………▼
うん、おいしいわ…!
フワフワのパンとカリカリのヘビが絶妙…!▼
食べた瞬間に風味が口の中に広がって…
これは素晴らしいわ…▼
- [フラン]
- よろこんでもらえてよかった。▼
- [クロエ]
- !?▼
…いいえ、違うわ。▼
- [フラン]
- え?▼
- [クロエ]
- これ…ほんとにヘビサンド?▼
- [フラン]
- そうだよ。
中にちゃんとヘビが入ってるでしょ?▼
- [クロエ]
- 違うわ。
似てるけど…ヘビじゃない。▼
これ、ウナギじゃないかしら…▼
- [フラン]
- あーっ! ほんとだ!▼
ご、ごめんなさい!
確かに、隣にウナギの出店もあったような!▼
- [クロエ]
- それで間違って買ってきちゃったの?
フランったら、おっちょこちょいね。▼
- [フラン]
- 私、竜の守り人のお仕事も、
いつも失敗しちゃって…本当にごめんなさい。▼
- [クロエ]
- いいわ。
これはこれでおいしいから。▼
ほら、フランも食べて。▼
- [フラン]
- うん、いただきます…▼
- (暗転)
- [フラン]
- ! 何これー!
こんなにおいしいんだ、ウナギって!▼
- [クロエ]
- わたしもそう思っていたところよ。
こんなにちゃんと味わったのは初めてだわ。新発見よ。▼
そうだわ。
今度、また別の場所で屋台が出るの。▼
もしよかったら…
またウナギ料理を買ってきてもらえない?▼
- [フラン]
- わかった!
今度こそ、間違えないで買ってくるね!▼
支援A†
- [フラン]
- はい、買ってきたよ。
ウナギの揚げ物。▼
- [クロエ]
- ありがとう。
ぶつ切りで、食べやすい大きさになっているのね。▼
ではさっそく、いただくわ。▼
- [フラン]
- はーい、召し上がれ!▼
- [クロエ]
- うーん、いいわね…
外はサクサク、中は柔らかで…▼
…………▼
あら?▼
- [フラン]
- どうしたの?
ま、まさか…▼
- [クロエ]
- これ、ウナギじゃないわ。▼
- [フラン]
- あーっ!!!!
あっ…ごごご、ごめんなさい!!▼
- [クロエ]
- どうしたの、フラン。▼
- [フラン]
- 伝票を見たら…
これ…虫の揚げ物だった…▼
- [クロエ]
- 虫!?▼
…………▼
何て素敵なの!
虫がこんなに美味しいなんて。▼
- [フラン]
- だ、大丈夫なの!?▼
- [クロエ]
- ? もちろんよ。
あるのは全部食べちゃうわね。▼
- [フラン]
- …クロエさんって、絶対に怒らないんだね…▼
- [クロエ]
- どうしてフランを怒るの?
あなたのおかげで、未知の味を楽しめているのに。▼
わたしの経験の幅を拡げてくれて、
あなたのおっちょこちょいには感謝してるぐらいよ。▼
また屋台が出る時には、
お使いをお願いできると嬉しいわ。▼
- [フラン]
- もちろんだよ!
私が役に立つなら喜んで!▼
次は何を買ってきてほしい?▼
- [クロエ]
- 買ってきてほしいのは…▼
いえ、もう何も言わないことにするわ。
多分また、違うのを買ってきてくれるだろうし。▼
ここはあなたのおっちょこちょいにお任せするわ。
次はどんな味に出会えるかしらね。▼
- [フラン]
- あはは、ありがとう!
楽しみに待っててね、クロエさん!▼
ディアマンド†
支援C†
- [フラン]
- う~ん…
う~~~ん…▼
- [ディアマンド]
- 歴史の本を眺めて何を唸っているんだ?▼
- [フラン]
- ディアマンド王子。
変な姿を見せてしまってすみません。▼
- [ディアマンド]
- 別に気にする必要はない。
困り事なら力を貸すぞ。▼
- [フラン]
- 守り人のお仕事でミスをしてしまって、
ヴァンドレさんに怒られてしまったんです。▼
フランはもっと他国のことを勉強して、
きょーよーを身につけなさいーって…▼
- [ディアマンド]
- それでヴァンドレに本を渡され、
嫌々読んでいるというわけだな?▼
- [フラン]
- 歴史の本って戦争や領土争いの話ばかりで
全然面白くないんです。▼
どうしてみんな喧嘩ばかりしてるんだろ。
もっと仲良くすればいいのに。▼
- [ディアマンド]
- 邪竜と神竜の争いをはじめ…
歴史が争いと共にあるのは事実だ。▼
しかし、歴史とはそれだけではない。▼
ルミエル様は世界を見守り続け、
私の先祖はブロディア王国を発展させた。▼
歴史の中にはそういった話も含まれている。
ヴァンドレが歴史の本を渡したのは正解だと思うぞ。▼
- [フラン]
- そうなんでしょうか…▼
- [ディアマンド]
- 人はそこまで愚かではない。
本を読み進めればきっとそれがわかるはずだ。▼
- [フラン]
- そうですね。
途中で文句を言うのはよくありませんよね。▼
- [ディアマンド]
- 現状に不満があるのだろうが、
いつか私が平和な世界にしてみせる。▼
ブロディア王国第一王子の
私が言うのだから間違いない。▼
- [フラン]
- ディアマンド王子…▼
ブロディアの王子様が言うなら
それほど心強いことはないですよね。▼
- [ディアマンド]
- ふっ、そうだろう。
大船に乗った気持ちでいればいい。▼
- [フラン]
- なんだか、歴史の勉強をするのが
楽しみになっちゃいました。▼
支援B†
- [フラン]
- …………▼
- [ディアマンド]
- フラン。
今日は歴史の本は読んでいないのか?▼
- [フラン]
- 私…
歴史の勉強するのはやめました。▼
- [ディアマンド]
- いったいどうしたんだ。
楽しくなってきたと言っていただろう。▼
- [フラン]
- …ディアマンド王子は、
世界を平和にするって言っていましたよね。▼
あれって本当なんですか?▼
- [ディアマンド]
- もちろんだ。
私の言葉に嘘偽りはない。▼
- [フラン]
- じゃあ、どうしてブロディア王国は
イルシオン王国を攻めたりしたんですか?▼
- [ディアマンド]
- それは…
- [フラン]
- イルシオン王国の人にはブロディア王国を
恨んでる人もいるって聞きました。▼
ディアマンド王子の言う平和というのは
武力で争いをなくすってことなんですか?▼
- [ディアマンド]
- …………▼
- [フラン]
- 歴史の本を読めば読むほどわからなくなって
恐くなってしまったんです。▼
だから…
歴史の勉強はもう止めにします…▼
- [ディアマンド]
- ブロディアは武力の国だ。
争いで領土を拡大してきたという歴史もある。▼
イルシオン王国の人々には
ブロディア王国を嫌っている人がいるのも事実だ。▼
だが、私は力で抑えつけることなど望まない。
私の代で少しずつでも変えていきたいと思っている。▼
簡単に和解することはできないだろう。▼
しかし、私は必ず変えてみせる。▼
- [フラン]
- 国を…ですか?▼
- [ディアマンド]
- ああ。だからフラン。
私にチャンスを与えてほしい。▼
- [フラン]
- でも…ディアマンド王子は
この話を黙っていたじゃないですか。▼
- [ディアマンド]
- 隠すつもりがあったわけではない。▼
だが、私の中に後ろめたい気持ちが
あったのかもしれないな。▼
そうだな…
フランが怒るのも無理はない。▼
- [フラン]
- お、怒っているわけでは…
でも…▼
何なんでしょう、このもやもやは…▼
支援A†
- [フラン]
- う~ん…
う~~~~ん…▼
- [ディアマンド]
- フラン。
歴史の本を読んでいるのか。▼
歴史の勉強は止めたはずでは?▼
- [フラン]
- …………▼
ディアマンド王子、ごめんなさいっ。▼
ディアマンド王子は、簡単には和解できないけど、
自分が変えてみせるって言ってましたよね。▼
あとから考えて、気づいたんです。▼
恐いから、やめるんじゃなくて…
恐いから行動しないといけないんだって。▼
だから、争いを無くす方法の手がかりを
歴史の本を読んで探していたんです。▼
- [ディアマンド]
- フラン…
ありがとう。▼
- [フラン]
- えへへ…
でも、全然手がかりは見つからなくて。▼
- [ディアマンド]
- 見つからなくてもいい。
行動することに意味があるんだ。▼
- [フラン]
- 過去は変えられないですけど、
きっと未来はいい方向に変えていけますよね。▼
- [ディアマンド]
- ああ。
私は悲しい歴史を作るつもりはない。▼
- [フラン]
- 約束ですよ。▼
- [ディアマンド]
- 約束だ。▼
- [フラン]
- 私ももっときょーよーを身につけて、
できる限り協力できるように頑張ります。▼
- [ディアマンド]
- そういうことであれば、
これからは私がフランの勉強を見てやろう。▼
- [フラン]
- わ、私の勉強を?
だめですそんな!▼
ディアマンド王子はお忙しいのに、
私なんかのために時間を使うなんて。▼
- [ディアマンド]
- そんなことを気にする必要はない。
こう見えて私は勉強もそこそこできるんだ。▼
- [フラン]
- 多分…
そこそこ、どころではないですよね。▼
- [ディアマンド]
- 気にすることはない。
きっとヴァンドレも喜んでくれるだろう。▼
私と一緒に平和な歴史を
作っていこうではないか。▼
- [フラン]
- うう…わかりました。恐縮ですけど、
お願いします、ディアマンド王子!▼
立派な竜の守り人となった時に、きっと…
あなたとの時間が宝になるんでしょうね。▼
ラピス†
支援C†
- [フラン]
- ねえねえラピスさん。
熊退治をしたことがあるって本当?▼
- [ラピス]
- ええ。
でも、その話は秘密にしてほしいの。▼
- [フラン]
- どうして?
格好いいのに。▼
- [ラピス]
- そ、それは…▼
- [フラン]
- ラピスさん。
私を熊退治に連れていってよ。▼
- [ラピス]
- 熊は簡単に退治できるものじゃないわ。
だから面白半分でそんなこと言ったらだめよ。▼
- [フラン]
- 面白半分なんかじゃないよ。▼
最近近くの森で熊が出るらしくて、
大勢の人が怖がっているらしいの。▼
だから、手助けしてあげたいって
ヴァンドレさんに言ったんだけど…▼
フランにはまだ早いって言われちゃって。
私だって協力したいのに酷いよね。▼
- [ラピス]
- ヴァンドレさんはきっと
フランを心配して言ったんだと思うわよ。▼
- [フラン]
- 違うよ。きっと私がおっちょこちょいだから
熊なんて倒せないと思ったんだよ。▼
私、立派な竜の守り人になりたいの。
だからラピスさんの力を借りたいんだ。▼
- [ラピス]
- フラン…▼
わかったわ。
そこまで言うなら連れて行ってあげる。▼
- [フラン]
- 本当!?▼
- [ラピス]
- ただし、あたしの言うことはちゃんと聞くこと。
相手は人を襲う凶暴な熊なんだから。▼
- [フラン]
- もちろんだよ!
ラピスさん、協力してくれてありがとう。▼
支援B†
- [フラン]
- ここが凶暴な熊が出る森だよ。▼
- [ラピス]
- フラン、注意して。凶暴化した熊は
どこから襲ってくるかわからないわ。▼
- [フラン]
- う、うん…▼
- [ラピス]
- 突然熊が現れても
絶対に大きな声を出して驚いちゃだめだからね。▼
- [フラン]
- 急に襲われた場合は、
死んだふりをすればいいんだよね?▼
- [ラピス]
- それは間違いよ。熊に気づかれた場合は
ゆっくり後ずさるか、木の上に逃げるの。▼
- [フラン]
- ラピスさんって、本当に熊のことに詳しいんだね。▼
- [ラピス]
- あたしが住んでいた田舎の村に、
よく熊が出没していたのよ。▼
熊は、みんなが必死で育てた作物を荒らしたわ。▼
村は貧乏で食べる物にも困っていたの。
だから、あたしたちは必死に戦ったわ。▼
- [フラン]
- 知らなかった…
ラピスさんはそれで強くなったんだね。▼
- [ラピス]
- あまり貧乏だったことは話したくないの。
だからフラン。この話は内緒にしてね。▼
- [フラン]
- うん、わかった。私もラピスさんみたいに
強くなってみせるんだから。▼
あっ。▼
- [ラピス]
- フラン、どうかしたの?▼
く、くくくっ…▼
- [ラピス]
- く?▼
- [フラン]
- 熊だぁぁぁ―――っ!!▼
- (暗転)
- [フラン]
- あれ…
ここは…▼
- [ラピス]
- よかった…気がついたのね。
あなた、熊に驚いて気絶しちゃったのよ。▼
- [フラン]
- そうだ!
熊は!?▼
- [ラピス]
- 大丈夫よ。
どうにか追い払ったから。▼
- [フラン]
- それって私の責任だよね…
ごめんね、私が驚いちゃったから…▼
- [ラピス]
- フラン、気にしないで。
今日は帰ってゆっくり休みましょう。▼
- [フラン]
- …………▼
やっぱり私…
おっちょこちょいなのかな…▼
支援A†
- [ラピス]
- はぁ…はぁ…▼
せいやぁーーーっ!!▼
- [ラピス]
- ふぅ…
これで安心ね…▼
- [フラン]
- ラピスさん…▼
- [ラピス]
- フラン?
どうしてここへ来たの?▼
- [フラン]
- ラピスさんが一人で森に入ったから、
どこへ行くのか気になって後を追ったの。▼
そしたら、ラピスさんが熊と戦ってて…▼
- [ラピス]
- …………▼
- [フラン]
- 私は置いて行かれたんだね。
言われたこともできないおっちょこちょいだから…▼
- [ラピス]
- ごめんね、フラン。この熊は凶暴すぎて、
フランと戦わせるわけにはいかなかったのよ。▼
- [フラン]
- やっぱり…そうだよね…▼
- [ラピス]
- そういう意味じゃないわ。
フランは成長したわよ。▼
- [フラン]
- えっ…▼
- [ラピス]
- だって、あたしが熊と戦ってるあいだ、
大きな声を出さなかったでしょう。▼
- [フラン]
- でも…それだけだよ…▼
- [ラピス]
- 小さな一歩が積み重なれば、いつか
大きな成長になる。あたしはそう思うわ。▼
- [フラン]
- うう…! ラピスさぁん…▼
- [ラピス]
- もう、泣かないの。
そんなことより、ね、これからお昼にしない?▼
- [フラン]
- お昼?▼
- [ラピス]
- できたわ。
熊汁よ。▼
- [フラン]
- お、美味しそう…▼
- [ラピス]
- いい匂い。懐かしいな…
故郷ではよく食べてたんだ。▼
- [フラン]
- ラピスさんは田舎のことを話したくないみたいだけど、
いい思い出がたくさんあるんじゃない?▼
- [ラピス]
- ふふっ、確かに…
言われてみればそうかもしれないわね。▼
さぁ、熊汁を食べましょう。
熱いから気をつけて食べてね。▼
- [フラン]
- もちろ…あっつ!!▼
うえぇ~。
舌を火傷しちゃったよ~。▼
- [ラピス]
- もう、だから言ったのに。▼
- [フラン]
- うえぇ~ん!
やっぱり私はおっちょこちょいなんだー!▼
カゲツ†
支援C†
- [フラン]
- 私は…元気…です…
そちらは…変わり…ないですか…っと…▼
- [カゲツ]
- フラン。
誰に文を書いておるのじゃ?▼
- [フラン]
- 両親にだよ。ときどき近況報告をしないと、
二人とも心配しちゃうんだ。▼
私もう大人なのに、困った親だよね。▼
- [カゲツ]
- なるほど、両親にとってのフランは
まさに掌中之珠というわけじゃな!▼
家族思いな両親ではないか!
フランとて内心嬉しいのじゃろう?▼
- [フラン]
- ま、まぁ…
少しはね…▼
カゲツさんこそ遠い異国から来たんだし、
家族から手紙が届いたら、うれしいでしょ?▼
- [カゲツ]
- それはわからぬ。
余には誰からも文など届かぬからのう。▼
- [フラン]
- え…どうして?▼
- [カゲツ]
- 余は故郷を飛び出してここへ流れ着いた身じゃ。
誰も余の行き先など知らぬ。▼
それに…
家族は今も怒っているじゃろうしの。▼
- [フラン]
- じゃあ、飛び出してから一度も
里帰りしてないの?▼
- [カゲツ]
- その通りじゃ。▼
- [フラン]
- そんなのよくないよ!
私が家族だったらきっと心配すると思う!▼
そうだ、カゲツさんも
故郷の家族に手紙を書いてみようよ。▼
きっと喜んでくれると思うな。▼
- [カゲツ]
- 余が、家族に文を?
いかんいかん、お断りじゃ。▼
- [フラン]
- えー。
いい案だと思ったんだけどな。▼
- [カゲツ]
- 気持ちは嬉しいが、
余には余の事情があるのじゃ。▼
心配してくれたことには感謝するぞ。
流石は余の小さな友人じゃ!▼
- [フラン]
- もう。小さいは余計だよ!▼
支援B†
- [カゲツ]
- むぅ…違うのう。▼
うーむ…
どうすればいいものか…▼
- [フラン]
- カーゲツ、さんっ!▼
- [カゲツ]
- のわーっ!?▼
あ、フランか。すまない…
驚いてしまったぞ。▼
- [フラン]
- 何してたの?
今、手で何か隠したよね?▼
- [カゲツ]
- べ…べっつにー。
余はなーにも隠してなどおらぬー。▼
- [フラン]
- 嘘がへたくそすぎる…
隠してないなら見せて!▼
- [カゲツ]
- わわっ!
フラン、やめるんじゃ!▼
- [フラン]
- ん?
何だろ…紙切れみたいだけど…▼
あっ!
これって、もしかして手紙!?▼
- [カゲツ]
- …そうじゃ。▼
- [フラン]
- ご、ごめんなさい! 返すね!
中身は読んでないから!▼
- [カゲツ]
- 別に謝る必要はない。
どうせほとんど白紙じゃ。▼
- [フラン]
- どうして手紙を書こうとしてたの?
この前は嫌がってたのに。▼
- [カゲツ]
- 気まぐれに筆を取ってみただけじゃ。▼
だが、何を綴ればいいかわからなくてのう。
やはり余に文は書けないらしい。▼
- [フラン]
- そ、そんなことないよ!▼
自分の近況を報告するだけでも、
きっとみんな喜ぶよ。心配してるはずだもん。▼
私も手伝うから、
カゲツさんの家族に手紙を書いてみよう。ね?▼
- [カゲツ]
- …フラン。▼
ふふ…余の家族の心配をしてくれるのか。
有難い。友人の鑑じゃな。▼
わかった。もう一度、挑戦してみることとしよう。
よろしく頼むぞ、フラン。▼
支援A†
- [カゲツ]
- …………▼
- [フラン]
- カゲツさん。
暗い顔してどうしたの?▼
- [カゲツ]
- ああ、フランか。
やはりそういう風に見えるか?▼
- [フラン]
- もしかして…
この前出した手紙の返事がこないとか?▼
- [カゲツ]
- その通りじゃ。▼
やはり余は、
家族から愛想を尽かされているようじゃな。▼
- [フラン]
- きっと何かの手違いで
手紙が届かなかったんだよ。▼
- [カゲツ]
- それならそれで、
良かったのかもしれぬ。▼
無事返信が戻ってきたとて、
余には手紙を読む勇気はなさそうじゃ。▼
- [フラン]
- 弱気になってどうするの。
カゲツさんは頑張って手紙を書いたでしょ。▼
それに、まだ返事を書いてる最中かも
しれないじゃない。諦めるのは早いよ。▼
- [カゲツ]
- フラン…▼
- [フラン]
- もうちょっと待ってみよう。
そしたらまた、一緒にお返事を書こうよ。▼
- [カゲツ]
- そうじゃな。
余は少し、気が短かったのかもしれぬ。▼
そうじゃ! 手紙を待つ間、
フランの両親からの手紙を見せてはくれぬか。▼
- [フラン]
- 私の?▼
- [カゲツ]
- うむ! その手にあるのは、
届いたばかりの両親からの手紙じゃろう?▼
家族からどんな手紙が届くのか気になるしのう。
フランが構わないなら見せてほしいのじゃ。▼
- [フラン]
- いいよ。
どうせいつも通りの内容だと思うし。▼
一応、先に内容を確認して…
え~っと…ああっ!▼
- [カゲツ]
- 何を驚いておるのだ。
なになに…▼
ヴァンドレさんから聞きました…
遊ぶのは我慢して…もっと…鍛錬に励みなさい…▼
なんとっ。
怒られておるではないか。▼
- [フラン]
- あーっ!
カゲツさん! こんな手紙見ないで!▼
- [カゲツ]
- やれやれ、余もフランの鍛錬に
付き合ってやる必要がありそうじゃ。▼
- [フラン]
- そんなの必要ないよ!▼
- [カゲツ]
- 余が文を綴るのを手伝ってくれた礼じゃ。
友人として、気に病む必要はない。▼
相互扶助。
持ちつ持たれつというやつじゃな!▼
- [フラン]
- そんなぁーっ!▼
ゴルドマリー†
支援C†
- (森の中を移動)
- [ゴルドマリー]
- フランさん…到着しました…
ここで…リンゴが採取できるんです…▼
- [フラン]
- すごーい、綺麗な場所!▼
それにしても料理に使うリンゴを採るために、
こんな遠くまでくるなんてすごいね。▼
- [ゴルドマリー]
- 美味しい料理を作るには…
最高の食材を集める必要がありますから…▼
- [フラン]
- 料理って大変なんだね。
普通の鍛錬をするより汗かいちゃったよ。▼
帰ったらすぐにでも
お風呂に入りたいなぁ。▼
えっ!? ちょっと!
ゴルドマリーさん何してるの!?▼
- [ゴルドマリー]
- 何がですか?▼
- [フラン]
- どどどどうして、
服を脱ごうとしてるのっ!▼
着て、今すぐ着て!!▼
- (暗転)
- [ゴルドマリー]
- 近くの泉で汗を流そうと思って…
つい…▼
- [フラン]
- ついじゃないよ。
あー、驚いた。▼
- [ゴルドマリー]
- 驚いたって…
わたしの体型に…ですか?▼
すいません…
あまりに美しい体型で、すいません…▼
- [フラン]
- 確かに綺麗な体型だと思うけど、
驚いたのはそこじゃないよ。▼
どうして急に水浴びしようと思ったの?▼
- [ゴルドマリー]
- わたし…汗をかくとすぐにお風呂に入りたくなって…
温泉地出身だからなのかもしれません…▼
- [フラン]
- ゴルドマリーさんて内気な人かと思ってたけど、
結構、大胆な人だったんだね。▼
人は見かけによらないっていうのは、
ゴルドマリーさんのためにある言葉かも…▼
支援B†
- [ゴルドマリー]
- …………▼
- [フラン]
- ゴルドマリーさん。
この前のリンゴ料理は上手くいったの?▼
- [ゴルドマリー]
- はい…
想像以上に美味しく作れてしまいました…▼
でも…
あーあ…▼
- [フラン]
- 上手く料理が作れたのに、
どうして落ち込んでるの?▼
- [ゴルドマリー]
- それが…食べ過ぎで…
ちょっと太ってしまったんです…▼
- [フラン]
- パッと見た感じは全然変わってないよ?▼
- [ゴルドマリー]
- パッと見でわからないところに…
肉がついてしまったのです…▼
- [フラン]
- そ、そうなんだ。▼
- [ゴルドマリー]
- こんな体型じゃ…
みんなに嫌われてしまいます…▼
- [フラン]
- そんなことでみんなは嫌ったりしないと思うけど…▼
でも、そんなに気になるなら、
温泉にでも入りに行ったらどう?▼
汗をいっぱいかいたら、
少しは元の体型に戻るんじゃないかな。▼
- [ゴルドマリー]
- 温泉なんて絶対にダメです!▼
- [フラン]
- な、なんで!?▼
- [ゴルドマリー]
- 温泉になんて入ったら…
この油断した体をみんなに見られてしまいます…▼
うっ…うう…▼
- [フラン]
- えっ、えっ?
もしかして泣いてるの?▼
- [ゴルドマリー]
- 温泉が大好きなのに…こんな状態じゃ…
一生…温泉に入れません…▼
でも温泉に入らないと痩せられない…
この気持ちを例えるなら…▼
服を買いに行くための
服がないみたいな感じです…▼
- [フラン]
- よ、よくわかんないけど、
ゴルドマリーさん、泣かないで。▼
- [ゴルドマリー]
- じゃあ…ひっぐ…
わたしの体型を戻すの…手伝ってください…▼
- [フラン]
- え!?▼
う、うん、わかった。
それでゴルドマリーさんが元気になるなら。▼
- [ゴルドマリー]
- うう…フランさん…
ありがとうございます…▼
支援A†
- [ゴルドマリー]
- フランさん!
フランさん!▼
僭越ながら、わたし…
美しい姿に戻りました…!▼
- [フラン]
- 良かったー!
一緒に運動頑張ったもんね。▼
でも…あれ?
見かけは全然変わってないような…▼
- [ゴルドマリー]
- パッと見でわからないところのお肉が
ごっそり落ちたのです…▼
- [フラン]
- おおー…!▼
- [ゴルドマリー]
- ありがとうございます、フランさん…▼
フランさんはわたしが太っても泣いても…
見放さずにすっと気にかけてくれました…▼
リンゴ採取にも運動にも…
付き合ってくださいました…▼
おかげで、体形が崩れても人間関係は変わらない…
そう思えるようになったんです…▼
- [フラン]
- うん。
見かけの変化で仲間を嫌わないよ。▼
- [ゴルドマリー]
- フランさん…一緒に運動してくれたお礼に、
わたしの手料理を食べませんか?▼
- [フラン]
- 本当?
喜んで食べに行くよ。▼
- [ゴルドマリー]
- 美味しくて健康的なお料理をご用意します…
この前採ったリンゴを使った料理も…▼
- [フラン]
- わあ…!
きっと美味しいんだろうね。▼
- [ゴルドマリー]
- とんでもないです…
一流レストランと同じ程度ですよ…▼
- [フラン]
- そ、それって自信あるってことだよね。▼
- [ゴルドマリー]
- すみません…
可愛い上に料理上手ですみません…▼
- [フラン]
- あはは、良かった!
いつものゴルドマリーさんに戻って!▼
ゴルドマリーさんの手料理、
すっごく楽しみにしてるね!▼
アンナ†
支援C†
- [フラン]
- 両親への贈り物…
何にしようかな…▼
- [アンナ]
- フラン。▼
- [フラン]
- あら、アンナじゃない。
どうしてこんなところに?▼
- [アンナ]
- アンナじゃないわ。
アンナさんって呼んで!▼
- [フラン]
- ごめん、つい…
訂正するわ、アンナさん。▼
- [アンナ]
- うんうん、それでよし。
それでなんの買い物をしてるの?▼
- [フラン]
- 両親の結婚記念日のお祝いだよ。▼
あ…もしかしてアンナさんのお店に、
お勧めの商品とかあったりする?▼
- [アンナ]
- さっすがフラン。
さっしがいいわね。▼
ほら見て、他で買うよりも
安くていい商品がたくさんそろってるわよ。▼
- [フラン]
- わぁ、この装飾品すっごくかわいい!
こっちの置物も家に飾るにはいいかも!▼
- [アンナ]
- フランはともだちだから、
無料で名前をほってあげてもいいわよ。▼
- [フラン]
- さすがアンナさん、
商売上手だね!▼
- [アンナ]
- 家族とはぐれて一人だから、
このぐらいできないと生きていけないのよ。▼
わたしの商品はめずらしい物ばかりだし、
フランの両親もぜったいよろこぶはずだよ。▼
- [フラン]
- それならこの置物を買おうかな。
文字を彫ってくれるなら特別な贈り物になりそうだし。▼
- [アンナ]
- まいどあり!
きれーに包装してあげるから待っててね。▼
- [フラン]
- アンナさんって子供だと思ったら、
すっごくしっかりしてるよね。▼
アンナって呼ぶよりも、
さん付けの方がいい理由がよくわかったわ。▼
支援B†
- [フラン]
- アンナさん、ありがとう!▼
- [アンナ]
- ありがとう?
わたし、何かしたっけ…▼
- [フラン]
- アンナさんから買った商品を両親に贈ったら、
感謝の手紙が返ってきたの!▼
- [アンナ]
- あっ、あのときの贈り物!
よかったわね!▼
- [フラン]
- アンナさんの言った通りだった。
すっごく喜んでくれたよ。▼
- [アンナ]
- しょーばい人として、あたりまえのことをしただけよ。
そのぶん今後もごひいきに。▼
- [フラン]
- そうだ、アンナさん。
お母さんの手紙のこと部分を読んでみてよ。▼
- [アンナ]
- えーっと…▼
置物…とっても素敵だったわ…
友だちのアンナさんにもお礼をお願いね…▼
いつか家に寄れる機会があったら…
ぜひアンナさんを呼んであげてね…▼
そのときは…
特製の手料理でおもてなしするから…▼
- [フラン]
- お母さんすっごく料理が上手なんだよ。
だから今度、ぜひ家にきてね。▼
- [アンナ]
- …………▼
- [フラン]
- どうかしたの?▼
- [アンナ]
- う…うぅ…▼
うわぁぁーん!!
私も家族とれんらくを取りたーいっ!▼
- [フラン]
- アンナさん…▼
そっか…アンナさんは家族と離れて
一人で生活してるんだったね。▼
家族を思い出させて…悲しませてごめん。
でも、アンナさんには私たちがついてるから。▼
- [アンナ]
- ありがとう…フラン…
その言葉、とってもうれしいわ…▼
フランのお母さんにも、お礼をつたえておいて。
いつかぜひ遊びに行きたいですって。▼
- [フラン]
- うん。伝えておくね。▼
- [アンナ]
- さあ、しんみりはもう終わり!▼
これからは元気に明るくしょーばいをがんばるわ!
わたしの商品をたーくさん買ってね。▼
支援A†
- [アンナ]
- さあさあ!
よってらっしゃい見てらっしゃーい!▼
めずらしい商品をお安くサービス中よー!
買わないと一生こーかいするわよー!▼
- [フラン]
- アンナさん、商売は順調?▼
- [アンナ]
- もちろん、じゅんちょーよ。
うれすぎて困ってるぐらいだもん。▼
- [フラン]
- そんな頑張ってるアンナさんに贈り物だよ。
はい、これ。▼
- [アンナ]
- お菓子?▼
- [フラン]
- ビーツを使った甘いお菓子だよ。
私が作ったんだけど、味は保証する!▼
- [アンナ]
- 食べてみてもいいかな?▼
- [フラン]
- もちろんだよ!▼
- [アンナ]
- それじゃあいただきます。
んぐ…んぐ…▼
美味しい!!
これ、すっごく美味しいよ!!▼
- [フラン]
- えへへ、よかったぁ。
お母さんに教えてもらったんだ。▼
- [アンナ]
- お母さん…▼
- [フラン]
- …ああっ!▼
ご、ごめんなさい、アンナさん。
私、悲しませるつもりじゃなくて…▼
- [アンナ]
- このお菓子!
しょーばいになるわ!▼
- [フラン]
- えっ…▼
- [アンナ]
- 商品名はお母さんの甘~いビーツ!
子どもから大人まで大人気まちがいなしよ!▼
フラン!
作り方を教えてちょーだい!▼
- [フラン]
- あははっ、よかったぁ。
悲しんでるわけじゃなかったんだね。▼
- [アンナ]
- 悲しむ?
元気に明るくしょーばいするって言ったでしょ!▼
家族を見つけるためにも、
お金をたくさん貯めるんだから!▼
- [フラン]
- わかった。
アンナさんの商売のために一肌脱ぐよ。▼
- [アンナ]
- わーい、ありがとう!▼
いっかく千金! しょーばい繁盛!
新商品で大もうけまちがいなしよ!▼
ミスティラ†
支援C†
- [フラン]
- この服、かわいいなー。
あっちの朱色のスカートもよさそう。▼
この服屋さん、装飾品も売ってるし、
欲しい物がたくさんあって困っちゃうよ。▼
- [ミスティラ]
- そうそう。このお店、
品揃えがすっごくいいんだよね。▼
- [フラン]
- ミ、ミスティラ王女!?
どうしてこんなところに!▼
- [ミスティラ]
- 買い物にきたんだけど。
あたしが服屋さんにいたら変?▼
- [フラン]
- い、いえ…
王女様が一般のお店にいるのが不思議だなって…▼
- [ミスティラ]
- 自分で着る服ぐらい自分で選びたいでしょ?
だからときどき、お忍びで買い物にくるんだ。▼
- [フラン]
- そうだったんですか。
庶民的な王女様って素敵だと思います。▼
- [ミスティラ]
- えへへ、ありがとう。▼
そういえばさ。
フランってすっごくお洒落だよね。▼
服の配色も大人っぽさと可愛さを両立してるし、
さり気ないリボン飾りが良いアクセントになってるし。▼
中でも最高なのが丈の短いスカート。
フランの活発な性格を表していて惚れ惚れしちゃう。▼
- [フラン]
- うれしい…!
ミスティラ王女に褒められるなんて光栄です!▼
子供っぽいって思われたくないから、
着こなしには気を使ってるんです。▼
- [ミスティラ]
- うんうん。わかるわ、その気持ち。
どこまでスカートを短くできるか、とかね!▼
- [フラン]
- わかります! お洒落と実用性の兼ね合いって、
とっても難しいですよね。▼
- [ミスティラ]
- あははっ。
あたしたち、気が合うみたい。▼
- [フラン]
- うう…! お洒落の話ができるだけでもうれしいのに、
その相手がミスティラ王女だなんて夢みたいです!▼
- [ミスティラ]
- ねえ、フラン。
今度、あたしの服を選んでもらえないかな?▼
- [フラン]
- ええっ、私がミスティラ王女の服を?▼
- [ミスティラ]
- あたしはフランの服を合わせてあげるから。
お互いに服を選んでみようよ。▼
- [フラン]
- それ、とっても楽しそうですね。▼
- [ミスティラ]
- じゃあ、決まりだね。▼
- [フラン]
- ミスティラ王女に喜んでもらえるような
服装を考えておきますね。▼
支援B†
- [ミスティラ]
- 服の数は、無限大♪
お洒落な~組み合わせは、人しだ~い♪▼
- [フラン]
- ミスティラ王女。
楽しそうな歌ですね。▼
- [ミスティラ]
- だって、今すっごく楽しいんだもん。
お互いの服を選ぶなんてわくわくするよ。▼
フランはもう選び終わったの?▼
- [フラン]
- はい、準備できてます。▼
- [ミスティラ]
- あたしもこれで決まりっ。
選んだ服を見せてちょうだい。▼
- [フラン]
- 私がミスティラ王女に選んだのは、
フリルの付いたかわいいドレスです。▼
- [ミスティラ]
- わあ、かっわいいー!▼
- [フラン]
- 良かった…!
この、生地が分厚いのがいいんですよねー。▼
- [ミスティラ]
- 生地が…分厚い?▼
- [フラン]
- ミスティラ王女はいつも身軽な恰好をしてますから、
こういう服装もいいかなって思って。▼
- [ミスティラ]
- う、うーん…
そうかあ…▼
- [フラン]
- …ミスティラ王女?▼
- [ミスティラ]
- あ、ごめん。ごめん。
いいと思うよ、もちろん!▼
次はあたしが選んだのを見てもらえるかな。
じゃーん! カラフルなローブ!▼
- [フラン]
- あっ、かわいい…!▼
- [ミスティラ]
- 珍しい染料で染めた軽装ローブに、
色とりどりの装飾を合わせたものよ。▼
- [フラン]
- すっごく好みの色です。
それに、動きやすそうでいいですね。▼
- [ミスティラ]
- えへへ、そうでしょー。
フランには軽装が似合う気がするよー。▼
…って、あっ!
大変!▼
- [フラン]
- どうかしたんですか?▼
- [ミスティラ]
- 大事な用事があったのを忘れてた。
あたし、もう行かなくちゃ。▼
ごめんね、フラン。この埋め合わせは必ずするから。
今日はお先に失礼するわ!▼
- (ミスティラ、フェードアウト)
- [フラン]
- 行っちゃった…▼
ミスティラ王女…
なんだか様子が変だったな。▼
私の選んだ服が好みじゃなかったから
それで帰っちゃったのかな…▼
支援A†
- [フラン]
- あーあ…
なんだかもやもやするよ…▼
ミスティラ王女…
あの日どうして帰っちゃったんだろ…▼
- [ミスティラ]
- はーーっ!!
せやぁぁぁっ!!▼
- [フラン]
- ミスティラ王女?▼
- (暗転)
- [ミスティラ]
- はぁ…はぁ…
もっと強くならなくっちゃ…▼
- [フラン]
- ミスティラ王女、こんなところで
鍛錬をしてたんですね。▼
- [ミスティラ]
- 自分の国を守るためには、
あたしだって戦わないといけないからね。▼
…………▼
この前は途中で帰ってごめんね。
せっかく時間を割いてくれたのに。▼
- [フラン]
- い、いいんです!
ミスティラ王女はお忙しいんですから。▼
- [ミスティラ]
- この前は服選びに夢中で、
鍛錬する時間をすっかり忘れてたの。▼
- [フラン]
- そうだったんですか…▼
もしかしたら、私の選んだ服が
合わないから帰ってしまったのかなって…▼
- [ミスティラ]
- そんなことないない!
フランの選んだ服、とってもお洒落だった!▼
- [フラン]
- じゃ、じゃあ…どうしてあの時、
少し様子がおかしかったんですか?▼
- [ミスティラ]
- え…えっとね。
気を悪くしないでほしいんだけど…▼
…ソルム王国が暑い国だったから、
あたし、厚手の服を着るのが苦手なの。▼
それに、敵襲に備えて
いつでも動きやすい服装でいたいんだ。▼
- [フラン]
- ! そういうことでしたか…▼
- [ミスティラ]
- 煮え切らない態度をしてごめんね。
あの服は、とっても可愛かったんだけど!▼
- [フラン]
- 大丈夫です。
私こそ、気を遣わせてすみませんでした。▼
よかったら、
もう一度服を選んでもいいですか?▼
ただし、今回は…
ミスティラ王女の意見を聞きながら。▼
- [ミスティラ]
- もちろん!
そのお誘い、とっても嬉しいよ!▼
またフランとお買い物できるなんて、
楽しみだなー。▼
そのために…次の戦もがんばろっか。
お洒落もお買い物も、命あってのことだもん。▼
- [フラン]
- はい…!▼
- [ミスティラ]
- よーし! フランと楽しい約束したら、
鍛錬もやる気が出てきたぞー!▼
- [フラン]
- 私もお付き合いさせてください。
ミスティラ王女!▼
コメント†
Last-modified: 2023-10-24 (火) 19:40:42