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ゼフィール

解放の王

ベルン国王。幼い頃は優しい性格だったが、
人間に絶望し、世界を竜に支配させることを望む。
(登場:『ファイアーエムブレム 封印の剣』)

イラストレーター:山田章博

2017年4月開催の大英雄戦クリア報酬。
入手方法がこのイベント報酬のみであるため、個体値による差がない。

重装ユニットらしい最高クラスのHPと守備に加え、スキルに「守備隊形」を持ち、さらには「守備の威嚇2」相当の専用武器まである。

剣は重装以外のクラスと競合しやすいという点を除けば優れた重装ユニット。
剣重装にはアーダンが強力なライバルとなるが、専用武器や守備隊形など安定性の面ではゼフィールが勝る。
またアーダンは戦渦の連戦の報酬のみのため、アーダンを入手できなかったプレイヤーにとってすれば剣重装枠はゼフィールで決まりといっても良いぐらい。

「死線」は、元が遅すぎる上に「守備隊形」まであるので速さを上げる意義がなく、せっかくの守備を削ってしまうので全く噛み合っていないので引き継ぎは必須レベル。継承候補としては、高いHPを更に高めるHP3。
C枠が空いているので恐慌の奇策ともマッチするし、聖印をHP3まで叩き上げれば脅威のHP65。
大英雄戦インファナルでも平気で恐慌の奇策を突き刺すことができる(流石にインファナルローローやホークアイは無理)。
アーダンに匹敵するHPの持ち主なので血讐も腐りにくい*1が、圧倒的攻撃守備の値から竜系/炎系のほうが使いやすいだろう。

武器錬成を行うと「竜以外」という制限がかかるが減少幅が強化される。
また追加効果で遠距離防御3の効果も付与できるため、物理に関しては2距離でも鉄壁となり魔法にもかなり強くなる。
Aスキル、聖印に遠距離防御3をつければ圧倒的+18。ここまでやってしまうと2距離に関しては守備56、魔防42となり2距離で撃破するのは弓ヒノカでもかなり辛く、ラインハルトミカヤでもなければ無理だろう。
また、もともとの攻撃もかなり高いので、遠距離反撃も十分あり。
ここまで改造すると追撃を食らってもワンパンはほぼないだろうことから、守備隊形を捨てて切り返し(あれば迎撃隊形)を継承させるのも視野に入る。

パラメーター

クラス武器属性神竜の花
重装系30
LvHP攻撃速さ守備魔防武器スキル
★3123/24/2515/16/171/2/310/11/123/4/5鋼の剣なし
★3405139133421鋼の剣なし
★4123/24/2519/20/211/2/311/12/133/4/5銀の剣なし
★4405248183218銀の剣死線2
★5124/25/2623/24/256/7/87/8/90/1/2銀の剣死線2
★54052/55/5953/56/5917/21/2430/33/3616/19/23エッケザックス死線3
★54052/55/5948/51/5412/16/1935/38/4121/24/28エッケザックスなし

個体値について詳しくはこちら

スキル

武器錬成

武器錬成後基本効果特殊効果付与攻撃強化速さ強化守備強化魔防強化習得条件
エッケザックス威力16 射程1
ターン開始時、周囲2マスの竜以外の敵の
守備-6(敵の次回行動終了まで)
HP+3
弓、暗器、魔法、杖の敵から攻撃された時、
戦闘中、守備、魔防+6
HP+5
威力+2
HP+5
速さ+3
HP+5
守備+4
HP+5
魔防+4
闘技のメダル500
錬成の雫200
SP400

セリフ

+  CV:松田健一郎

若き覇王の冬祭り

ベルン王国の聡明な王子。
見識を広げるため、冬祭りに参加する。
(登場:『ファイアーエムブレム 烈火の剣』)

イラストレーター:藤坂公彦

パラメーター

クラス武器属性神竜の花
重装系30
LvHP攻撃速さ守備魔防武器スキル
★5121/22/2323/24/253/4/57/8/911/12/13聖鈴の剣+なし
★54045/48/5149/52/5516/19/2235/38/4233/36/39聖鈴の剣+なし

個体値について詳しくはこちら

スキル

セリフ

+  CV:遠藤淳

出典

登場作品:「封印の剣」「烈火の剣」

ベルン国王。「封印の剣」では世界の「解放」を目標にエレブ大陸各国へ侵略戦争を行う。

八神将の一人である英雄ハルトムートの子孫であり、王としての風格やカリスマ性に優れ、質実剛健を良しとするベルン王国内では高い人気を誇り、横暴な性格で暗愚とまで言われた先代とは対象的な名君とも言われる。
その一方で即位にあたり「王子急死」の報が突如「国王逝去」の方に変わり、父親を手に掛けたのではないかという黒い噂が各国で囁かれた。

幼少期(烈火の剣)ではベルン王国王子として登場。覇道を征く王者であった封印の剣のときとは異なり、純粋で心優しい性格。
封印では対立してしまった妹ギネヴィアとの兄妹仲は良好だったのだが、王妃である母ヘレーネからは権力の道具としか見られず(後に考えを改める)、父である国王デズモンドからは「政略結婚で渋々結婚した相手との子供」扱いであり、側室との間にギネヴィアが生まれた後はヘレーネと共に離宮に追いやられていた。トドメには自分よりも遥かに才覚に優れており、民からの人気もあったために愛されるどころか、度々命を狙われるほどに妬まれる始末であった。

ある日デズモンドは暗殺集団【黒い牙】にゼフィールの暗殺を依頼するも、実行予定であったニノジャファルの離反とエリウッド達の妨害により、暗殺は失敗に終わる。

烈火の剣本編終了後、デズモンドはゼフィールを食事に誘い、毒殺を図る。ゼフィールは臣下マードックの介護もあり一命を取り留めるも、「父にようやく認められた」というかつてない喜びを最低最悪の形で裏切られた結果、父に対し完全に絶望。
生死の境をさまよった後、マードックと共謀し「ゼフィールは死んだ」と虚報を流し、死に様を確認しようとしたデズモンドを棺桶の中から殺害。

後に人竜戦没が人の侵略で起こされたものであると知り、人間という存在に対し完全に絶望。
千年の間封印されていた魔竜イドゥンと共に、憎しみには憎しみで応じ、同族同士で殺し合う人の世界を終わらせる(=世界の「解放」)べく戦へと身を投じていく。

元ネタ

ゼフィール
ギリシャ神話において西風を司る神。北風がボレアス、南風がノトス、東風がエウロス。
4柱(場合により北東等の8方位で8柱)をまとめてアネモイと言うが、アネモイの中でも最も温和な神様とされる。
この「温和な性格」は、FEにおける幼少期のゼフィールを想起させる。
エッケザックス
ドイツの英雄叙事詩に登場する剣で、宝石が散りばめられ柄が金でできていたとされる。エッケという名の巨人が持つ剣で、対決したディートリヒに敗れ身ぐるみとともに奪われることになる。
攻撃する際に錫杖から剣へ変化するエッケザックスを全身ごと回転させて攻撃する。『覇者の剣』ではこれに「王者の劫渦(バシリオス・ディーネー)」なる技名が付けられている。
重装
原作での専用クラス「国王」は移動時の音こそアーマーのそれだが、アーマー(重装)系の特効は受けなかった。
重苦しい鎧をつけて、セシリアとの戦いで鮮やかに大回転を見せる姿は圧巻である。
ちなみに「覚醒」で登場する「英雄の魔符」では兵種はジェネラルで、重装・騎馬特効を無効化する「覇王」を持つ。

余談

神将器を集めていない/どれか一つでも破損/所持キャラの死亡等で神将器が全て揃っていない場合、ゼフィールを撃破後にエンディングを迎える。
(真EDではないが)撃破するとEDを迎えるキャラとしてはゼフィールが初。*2

原作にもユニット性能にも関係ないが、本作のイラストはアナログ水彩画で、通常攻撃時と奥義時で構図が異なっている。
(山田章博氏担当のキャラクターに共通する特徴である)

コメント



*1 事実インファナルゼフィールはまさかのHP90で圧倒的血讐の暴力が非常に脅威である
*2 後に「撃破すると真EDを迎える」キャラとしてギムレーが実装された

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Last-modified: 2024-08-16 (金) 22:20:04
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