ヴァルム帝国皇帝。厳格な性格。 己が力で神を超え、全てを支配せんとする覇道を歩む。 (登場:『ファイアーエムブレム 覚醒』)
イラストレーター:添田一平
能力値傾向としてはフレデリクに近い攻撃・守備特化型の斧騎馬ユニット。イベント配布の斧騎馬ユニットとしては花婿マルスがすでに登場しているが、あちらは速さと支援能力に優れたタイプなので、それぞれ役割は異なる。
斬馬刀やポールアクス等物理特効武器対策ならともかく、魔防は紙ペラ同然のためウルフ系魔道書に関してはグラニの盾があろうがなかろうが関係ない。いっそのこと相性激化でごまかすのも一つの手。
ヴォルフベルグは遠距離反撃こそできないが、周囲2マス以内において敵のほうが数が多い時、自身の全能力を+4する効果を持つ。
これにより、騎刃(盾)の鼓舞をかけた後敵のど真ん中に放り込むことで能力+10という破格の効果を得られる。
特に攻撃と守備がかなり高いため、対物理においては恐ろしい強さを発揮する。
Bの守備の封印は守備-7を与えるので強力といえば強力だが、ヴァルハルトほどであれば守備-7もあまり関係ないだろうし、なにより聖印でしか切り返しを導入できなくなるのもある。
Cスキルはお好みで騎馬パなら騎刃の鼓舞などを導入すればいい。
奥義は守備が非常に高い都合上、月光より緋炎のほうが打点が出やすいのでそちらのほうがオススメ。
グラニの盾と守備の封印は変えるかどうかは議論の余地はあるが、奥義だけは月光より緋炎のほうが打点が間違いなく上になるだろうからここだけは変更一択だろう。竜裂とどちらにするかはパーティ編成次第か。
Ver6.0.0で錬成が実装。基本効果が周囲4マス以内に敵がいればターン開始時全能力+6、自分から攻撃時or孤立時なら、戦闘中さらに全能力+4と大幅に強化された。
さらに特殊錬成で、ターン開始時に周囲4マス以内の敵に攻撃・守備-7かつ反撃不可を付与し、戦闘中敵のHPが75%以上なら、さらに攻撃・守備-5という効果になった。
なおこの効果は「〇〇の脅嚇」と異なり、4マス以内の最も近い敵に状態異常を付与するのではなく、周囲4マス以内にいる敵全員が対象となる。
効果は圧倒的だが、「守備の封印」が腐ってしまうのがネック。「速さの封印」等他のBスキルを検討したい。
自発的に敵に「反撃不可」とデバフを撒けるため、普通のキャラだと使いにくい面が目立つ「機先」との相性も良い。
また、相手が「見切り・反撃不可」に準ずるスキルを持っていない限り自ターン中は敵の能力に関わらず実質無力化できるため、サポート役としても強力。
まともに戦えばどんなキャラを使っても反撃で即死するような火力を持つ相手にも安心して戦えるため、連戦トライアルやルナティック攻略でも非常に役に立つ。
現状でヴァルハルトを採用する場合はBスキルを「近影」にしておくと便利。再移動の有無で大幅に使い勝手が変わる。
クラス | 武器 | 属性 | 神竜の花 |
騎馬系 | 斧 | 緑 | 30 |
★ | Lv | HP | 攻撃 | 速さ | 守備 | 魔防 | 武器 | スキル |
★3 | 1 | 17/18/19 | 17/18/19 | 3/4/5 | 6/7/8 | 1/2/3 | 鋼の斧 | なし |
★4 | 1 | 17/18/19 | 21/22/23 | 3/4/5 | 7/8/9 | 1/2/3 | 銀の斧 | なし |
★4 | 40 | /38/ | /46/ | /24/ | /34/ | /14/ | 銀の斧 | なし |
★5 | 1 | 18/19/20 | 26/27/28 | 4/5/6 | 10/11/12 | 2/3/4 | ヴォルフベルグ | なし |
★5 | 40 | 37/41/44 | 50/53/56 | 23/27/30 | 36/39/42 | 12/16/19 | ヴォルフベルグ | なし |
個体値について詳しくはこちら。
スキル名 | カテゴリ | 効果 | SP | 習得条件 | 備考 |
スキル名 | カテゴリ | 効果 | SP | 習得条件 | 備考 |
鉄の斧 | 武器 | 威力6射程1 | |||
鋼の斧 | 威力8射程1 | ||||
銀の斧 | 威力11射程1 | 200 | |||
ヴォルフベルグ | 威力16射程1 守備+3 周囲2マス以内の 敵と味方の数(自身と戦闘相手を除く)が 同じか敵の方が多い時、 戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4 | 400 | ★5 | ||
影月 | 奥義 | 発動カウント3 敵の守備、魔防-30%扱いで攻撃 | 100 | ||
月光 | 発動カウント3 敵の守備、魔防-50%扱いで攻撃 | 200 | ★4 | ||
グラニの盾 | 装備A | 騎馬特効無効 | 200 | ★3 | |
守備の封印1 | 装備B | ターン開始時、 敵軍内で最も守備が高い敵の守備-3 (敵の次回行動終了まで) | 60 | ||
守備の封印2 | ターン開始時、 敵軍内で最も守備が高い敵の守備-5 (敵の次回行動終了まで) | 120 | ★4 | ||
守備の封印3 | ターン開始時、 敵軍内で最も守備が高い敵の守備-7 (敵の次回行動終了まで) | 240 | ★5 |
武器 | 錬成後基本効果 | 特殊効果付与 | 攻撃強化 | 速さ強化 | 守備強化 | 魔防強化 | 習得条件 |
ヴォルフベルグ | 威力16射程1 守備+3 ターン開始時、周囲4マス以内に敵がいる時、 攻撃、速さ、守備、魔防+6(1ターン) 自分から攻撃した時、または、 周囲1マス以内に味方がいない時、 戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4 | ターン開始時、周囲4マス以内の敵の 攻撃、守備-7、かつ、 反撃不可の状態異常を付与 (敵の次回行動終了まで) 戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、 戦闘中、敵の攻撃、守備-5 | HP+2 威力+1 | HP+2 速さ+2 | HP+2 守備+3 | HP+2 魔防+3 | 闘技のメダル500 錬成の雫200 SP400 |
CV:楠見尚己 |
登場作品:「覚醒」
ヴァルム帝国皇帝。兵種はオーバーロード。
バレンシアの二神の片方を彷彿させる「力こそ正義」といえる覇道を唱え、ヴィオールが治めていたロザンヌやレンハが治めていた小国ソンシンをも吸収し、大陸を征服していた。
ヴィオールは一部の領民とともに海を越えてイーリスへ亡命、その従者セルジュは留まっていたが、ヴィオールが身を寄せていたイーリス聖王国に助けを求めることに、ソンシンの王女サイリは追っ手から逃れたのちヴァルム港でクロムたちに保護されることになった。
その後もチキが眠る聖域を取り囲み幽閉するなどクロムたちに対し攻撃を仕掛けてきたが、反ヴァルム勢力を味方に付けたクロムたちの進軍により敗れる。
死亡したと思われていたが、なんと生きており*1、クロムに再び挑むべく屍兵相手に鍛錬を続けていたらいつの間にか屍兵が従っていたことも明かされた。
再度クロムに敗れた際、自身の征く覇道とは対局の存在である、彼の王道を見届けるべく仲間になる。戦後は己が覇道を取り戻すべく、力と強者を求めて異界へ渡ったという。
ちなみに本人は邪竜ギムレーの存在も把握しており、その復活も彼なりに危惧していたらしいが、本人は復活したギムレーを封印するのではなく打ち倒すつもりだったようだ。
TCG・FEサイファでは下級職としてオリジナルの「ヴァルム皇帝」の姿を見ることができる。
また、バレンシア大陸で登場のユニットに設定された「オーバークラス」に似たスキルを持っている。*2
これは「バレンシア大陸の未来の姿がヴァルム大陸である」という推察に対する公式からの回答、ととられている。
ちなみに、その場合には「アルムとセリカのこどもを先祖に持つのがヴァルハルト」ということになる。*3