章別会話
2章 滅びはニフルの地に → 3章 広がりゆく冬 → 4章 氷神ニフル
第10部 3章 広がりゆく冬†
1節 二人の兄†
オープニング†
- [アンナ]
- これからの行軍、とにかく
フィンブルヴェトには
最大限の警戒が必要よ!▼
もしもう一度戦えば…
私たちは
今度こそ全滅するわ。▼
- [アルフォンス]
- はい。少なくとも、
討つ方法を見出せるまでは…▼
- [アンナ]
- で、行先を
どうするかだけど…▼
- [フィヨルム]
- この場所からなら、
フリーズ兄様がいる王都はすぐ近くです。
ユルグもそこに一緒に。▼
兄様はとても強い方です。
兄様と合流すれば、
きっと解決の糸口はつかめます。▼
- [アルフォンス]
- 確かに、フリーズ王子は以前、
ニフル王国と
ムスペル王国の戦いの時も…▼
祖国が滅んでなお、
炎の王スルトを討とうと
単身で戦い続けていた人だった。▼
世界が滅びを迎えるこの時でも…
彼なら決して諦めることなく
戦い続けているはずだ。▼
- [シャロン]
- そうですよね。
フリーズ王子のそういうところ、
お兄様とそっくりな気がします。▼
絶対諦めないお兄様二人が
合わされば、怖いもの無しです!
ですよね、フィヨルム王女!▼
- [フィヨルム]
- ふふ…そうですね。
私達の兄様は
頼りになる方々ですから。▼
- [アンナ]
- じゃあ、目的地はニフル王都に決定ね。
フィヨルム王女、
道案内を頼めるかしら?▼
- [フィヨルム]
- はい。お任せください。▼
…こんな時に不謹慎なのですが、
王都に向かうのは
嬉しい気持ちもあります。▼
懐かしい故郷で、
久しぶりにまた兄様や
ユルグと会えるのですね…▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [フランツ]
- 僕はフランツ。
ルネス騎士団の一員です。▼
クリア後†
- (場面転換。会話シーンへ)
- [フィンブルヴェト]
- …………
この地の 凍結は 完了しました。▼
次の地に 移動 しますか?▼
はい。
次の地に 移動 します。▼
2節 聖杖携えし美王女†
オープニング†
- [ラーチェル]
- 新たな力で輝きを増したわたくしに、
相応しい名乗りを考えないと…▼
3節 無限の探究心†
オープニング†
- [ルーテ]
- これは私の研究対象の魔物です。
無害なので安心してください。▼
4節 樹海の守護者†
オープニング†
- [ムルヴァ]
- ミルラは魔の気配を追って樹海を出た。
まさか…▼
5節 草の根のように†
オープニング†
- [アンナ]
- ふう…
どこまで行っても
氷、氷、氷ね。▼
ねえ、フィヨルム王女。
王都まで
あとどのくらいかわかる?▼
- [フィヨルム]
- …………▼
- [アンナ]
- フィヨルム王女…?▼
- [フィヨルム]
- …ここです。▼
- [アンナ]
- え?▼
- [フィヨルム]
- …ここが、ニフル王都…▼
いいえ…
ニフル王都だった場所です。▼
- [シャロン]
- え? で、でも、
お城も街もどこにもないですよ?
あたり一面、ずっと氷ばかりで…▼
- [アルフォンス]
- まさか…▼
- [フィヨルム]
- こんな…
こんなことが…▼
この分厚い氷の下…
そこに…私たちの王都が…▼
- [シャロン]
- そ、それじゃ
フリーズ王子や
ニフル王国の人たちは…!?▼
- [トール]
- フィンブルヴェトの完全なる凍結は一瞬。
その対象となった者は、
痛みも苦しみも感じることはない。▼
自分たちが死んだことさえ
気づく時間はない。▼
- [フィヨルム]
- …あ…ああ…
そんな…
そんなこと…▼
…兄様っ…
…ユルグっ…▼
- [トール]
- 嘆く時間はない。
あちらを見るがいい。
遠方の大河が凍結していく。▼
フィンブルヴェトが、
滅びの災厄がここへ来る。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [アンナ]
- みんな、
急いで戦闘を終わらせて、
この場から撤退するわよ!▼
フィンブルヴェトに
追いつかれたら一巻の終わりよ!▼
クリア後†
- [フィンブルヴェト]
- …………▼
- [アンナ]
- フィンブルヴェト!?
みんな、撤退よ!▼
- [フィヨルム]
- フィンブル…ヴェト…
あれが…
兄様を…みんなを…!▼
- [シャロン]
- フィヨルム王女、
だめです、逃げましょう!▼
- [フィヨルム]
- ですが…
許せません…
私にはどうしても…▼
このまま
おめおめと逃げては…、
兄様に顔向けできません。▼
兄様の…
ユルグの…
皆の仇を…!▼
- [???]
- ──大丈夫だ、フィヨルム。▼
- [フィヨルム]
- え…?▼
その声…は…▼
- [フリーズ]
- 我々ニフル王国の民は、
滅びには屈しない。▼
たとえ逃げ隠れてでも、
必ず生き残る。
雪下で育つ草の根のように。▼
- [フィヨルム]
- フリーズ兄様っ!▼
- (場面転換。会話シーンへ)
- [フリーズ]
- こっちだ。
あの丘まで登れば、
しばらくは安全なはずだ。▼
- [アンナ]
- でも、視界が開けた場所よ?
フィンブルヴェトが
このまま追ってきたら…▼
- [フィンブルヴェト]
- …………▼
- (白く光る)
- [アンナ]
- え…消えた…?▼
- [フリーズ]
- あの大いなる災いは、現れては消える。
我々の存在を気にも留めていない。▼
あの災いはただ、
ニフル王国のすべての大地を
氷で閉ざそうとしているようだ。▼
- [アルフォンス]
- ……。
トール、
フィンブルヴェトの行先は…▼
- [トール]
- 想像の通りだ。
我が主は告げた。
ニフル、ムスペル、ヘル…▼
下層にある三つの世界を
フィンブルヴェトは
凍結させると。▼
フィンブルヴェトは
三界を幾度も巡り、
すべてを等しく滅ぼしていく。▼
ニフルも、
ムスペルも、
ヘルも等しく。▼
- [フィヨルム]
- …ムスペルも…▼
- [ユルグ]
- わぁっ、姉様っ!
おひさしぶり!
元気? 元気?▼
- [フィヨルム]
- ユルグ…!
あなたも…
よく無事で…!▼
- [フリーズ]
- 民たちの多くは今、
南方の辺境へ避難している。▼
私もユルグも、
皆で各地にこの危機を知らせ、
人々を逃がした。▼
- [ユルグ]
- そうそう!
姉様、わたしもがんばったの。
すごいでしょ?▼
- [フィヨルム]
- ええ、ユルグ。
とても立派です。▼
- [フリーズ]
- だが、まだ危機は去っていない。
あの災いがもたらす滅びの氷は、
ニフル王国全土に広がりつつある。▼
- [フィヨルム]
- 滅びの氷…▼
- [フリーズ]
- ああ、私はそう呼んでいる。
生きるものすべての命を凍らせる
あまりにも冷たい氷…▼
あの氷の中では何者も…
我々ニフルの民さえ
生存は不可能だ。▼
その氷はやがて、
民たちがいる辺境にも迫るだろう。
どこにも逃げ場はない。▼
- [フィヨルム]
- そんな…
では、どうすれば…?▼
- [フリーズ]
- そのことだが、フィヨルム。
お前に伝えたいことがあった。▼
ユルグがこのところ毎晩、
同じ夢を見ている。
まるで、幼い頃のスリーズのように。▼
- [フィヨルム]
- スリーズ姉様のように…?▼
- [ユルグ]
- そうなの。
とっても不思議な夢…▼
ニフル様が夢に現れてね、
フィヨルム姉様を
ずっと呼んでるの。▼
何か、大切なことを
伝えたいみたい…▼
- [フィヨルム]
- ニフル様が…私に…?▼
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