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章別会話
外伝118 贈り物は何度でも†
1節 冬祭りの大捜索†
オープニング†
- [アイビー]
- 今夜も、そろそろ出発の時間ね。
贈り物を配るのはまだ慣れないけれど、
カミラのお陰でなんとかやれているわ。▼
- [カミラ]
- あら、アイビー王女は手際が良いわよ。
隣でずうっと見ている私が
言うのだから間違いないわ。▼
お化けが出そうな場所を怖がるのは
玉に瑕だけれど…
そんなところも愛らしいと思うもの。▼
- [アイビー]
- もう、カミラったら…▼
- [ゼルコバ]
- あの。
「お二人」とも。▼
- [アイビー]
- どうしたの、ゼルコバ。▼
- [ゼルコバ]
- 「仲睦まじい」のは宜しいですが、
早く「出発」しませんか。▼
かわいい「子供たち」に
ひとつでも多くの「贈り物」を
届けなくてはいけませんので。▼
- [アイビー]
- …いつになく前のめりね。
臣下としての任務にも、
これぐらい意欲的なら良いのに…▼
- [カミラ]
- うふふ、いいじゃない。
何かに夢中なところ、可愛いわ。▼
…あら?
誰かが雪をかき分けながら、
こちらに向かってくるわよ。▼
- [アルフレッド]
- いたいた、みんな!
緊急事態だ!▼
- [アイビー]
- アルフレッド王子。どうしたの?▼
- [アルフレッド]
- …ん!?
アイビー王女に寄り添っているのは
もしかして、紋章士カミラかい!?▼
- [カミラ]
- え? いいえ、私は…▼
- [アイビー]
- 彼女は紋章士ではないの。
姿は同じなのだけれど…ここにいるのは、
暗夜王国第一王女のカミラよ。▼
- [アルフレッド]
- !
これは失礼したね。
僕はフィレネ王国第一王子アルフレッド。▼
同じ冬祭りの使者として、
親交を深めるために
一緒に走り込みをしたいところだよ。▼
- [カミラ]
- 汗をかきながらの会話ということね。
うふふ…素敵。私はソリに乗って
ついて行くけれど、構わないかしら?▼
- [ゼルコバ]
- …それで、
アルフレッド王子。
「緊急事態」とは「どういうこと」です?▼
- [アルフレッド]
- ああ、そうだった!▼
ここには冬祭りの使者として
既にエレオス大陸の仲間たちが
来ているのは知っていると思うが……▼
神竜様が配るはずの贈り物が、
積んでいるソリごと全て
行方不明になってしまったんだ。▼
- [アイビー]
- 神竜様の…!?▼
- [アルフレッド]
- このままでは今夜中に
予定の贈り物を配り切れない。▼
すまないが、君たちも
捜すのを手伝ってくれないか?▼
- [カミラ]
- ええ。勿論よ。▼
- [ゼルコバ]
- ですが、我々にも「贈り物配り」があります。
待っている「子供たち」のためにも
そちらを「疎か」にするわけには…▼
- [アルフレッド]
- それなら僕が配るのを手伝おう!
今日の分は終えてしまってね。▼
- [ゼルコバ]
- 「もう」ですか!?▼
- [アルフレッド]
- 鍛錬すればこれくらい
わけもない負荷さ!
追加があれば筋肉も喜ぶよ!▼
- [ゼルコバ]
- では有難く「お言葉」に甘えます。
我々自身も「配達」を行いながら、
「失くした贈り物」を「捜し」ましょう。▼
- [カミラ]
- それじゃあ今度こそ…
出発進行ね?▼
- [アイビー]
- 待っていて。神竜様…
皆のためにも、贈り物は必ず
見つけ出してみせるわ。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [カミラ]
- 仲間たちの宿舎に着いたわ。
うふふ。窓から寝顔が見えて可愛いわね。
でも、例のソリは見当たらないみたい…▼
- [アイビー]
- 仕方がないわ。先に贈り物を配りましょう。
アルフレッド王子、そちらの贈り物を……
…え? もう半分も無いわ…!?▼
- [アルフレッド]
- よっ、ほっ! 腕の筋肉で贈り物を持ち上げ
足の筋肉で音を立てずに歩き、配達する!
強靭な肉体があれば、軽いものだよ!▼
クリア後†
- [アルフレッド]
- ふうっ! この棟の分は終えたようだね。
皆に幸せを運ぶことができて嬉しいよ。
さあ、次に行こうか!▼
- [アイビー]
- あ、あっという間に終わったわね…
…カミラ? 次に配る贈り物をそんなに
大事そうに抱えて、どうしたの。▼
- [カミラ]
- この贈り物だけは確保しておかないと。
他の誰にも配らせないわ…
カムイの枕元には、私が行くのだもの。▼
2節 贈り物の行き先は†
オープニング†
- [ゼルコバ]
- …随分と豪奢な「門」だな。
そこの「兵士」、この辺りでソリに載った
持ち主不在の「贈り物」を見なかったか?▼
- [門番]
- ソリに載った贈り物でありますか。私には
心当たりがなく、異常なしであります!
そこの方は何か見ていらっしゃいませんか?▼
- [セイズ]
- いいえ、私も見ていませんね。
ここまでの道すがら、そういった物は…
あら…? 来た方向はどちらでしたっけ。▼
クリア後†
- [門番]
- 子供たちの眠っている棟に行くのでしたら、
こちらをまっすぐ行って右であります!
どうかお気をつけて!▼
- [セイズ]
- ありがとうございます、門番の方。
女神として、冬祭りの使者として…
人の子たちに間違いなく光を届けねば。▼
- [ゼルコバ]
- おい、「逆の方向」に歩き出しているぞ。
仕方ないな。「子供たち」のところに行くのなら、
「俺の後」を「ついてくる」と良い。▼
3節 雪原での逢着†
オープニング†
- [カミラ]
- カムイの枕元に贈り物を届けられたわ。
あどけない寝顔は、変わらないわね。
あら? ねえアイビー王女、あれって…▼
- [アイビー]
- 無人のソリだわ。
贈り物が積まれているみたいだけれど…
もしかして、神竜様の…?▼
- [アルフレッド]
- ああ、間違いないよ!
…だけど、気のせいだろうか。
ひとりでに動いていないかい?▼
- [門番]
- これは異常ありありのあり……
と思ったら、前に小さな動物がいます!
懸命にソリを引っ張っているであります!▼
- [セイズ]
- まあ、愛らしいですね。
ヴァナでは見かけない種類ですが…
まん丸な体に、青い模様が素敵です。▼
- [ゼルコバ]
- …あの「子供に好かれそう」な形状、
俺にはものすごーく「見覚え」がある。
この「贈り物」を配ったら、捕まえるか。▼
クリア後†
- (場面転換。会話シーンへ)
- [リュール(男)]
- 本当にごめんなさい!
まさかソラが、単騎でソリをひいて
贈り物を配りに出ていたなんて…!▼
- [リュール(女)]
- 今回のお礼は必ず!
私達は急いで残りの贈り物を配ります。
みんな、ありがとうございました!▼
- [アルフレッド]
- 良かった。これで騒動は解決だね。
ソリを見つけてくれてありがとう。
カミラ王女、アイビー王女。▼
- [アイビー]
- 役に立てたのなら良かったわ。
神竜様たちの装いも素敵だったし…
今度は一緒に贈り物を配りたいわね。▼
- [カミラ]
- そんなに顔を赤くして。
アイビー王女にとって、
神竜様は、とっても大切な人なのね?▼
- [アイビー]
- こ、これは! ただ寒いだけで…!▼
- [アルフレッド]
- ゼルコバもありがとう。
ソラを捕まえてくれたのは君だ。
実に鮮やかな手つきだったよ。▼
- [ゼルコバ]
- いえ。
「動物の世話」も「趣味」の一環ですので、
軽いものです。▼
- [アルフレッド]
- 協力してくれた皆にはお礼をしなければね。
僕からの贈り物を受け取ってくれ!▼
- [アイビー]
- ええと、これは…筋肉増強剤に、
筋骨隆々な体を模したジンジャークッキー、
それから、運動着…かしら?▼
- [カミラ]
- 素敵。暗夜王国では
見なかったものばかりだわ。
あら、このティーカップは随分重いのね。▼
- [アルフレッド]
- 鍛錬用の特別製さ。
気に入ったのなら是非、
きょうだいの皆と使ってほしい。▼
- [ゼルコバ]
- カミラ王女。
贈り物なら「俺から」も。
こちらを「受け取って」ください。▼
- [カミラ]
- お裁縫道具? 嬉しいわ。
私、パッチワークや刺繍が好きなの。
でも…それをあなたに話したかしら?▼
- [ゼルコバ]
- いいえ。以前、紋章士カミラと
「そういった話」をしたことがありまして。
もしかしたら「あなた」も…と。▼
- [カミラ]
- まあ、そうだったのね。
紋章士の私が…うふふ。
ありがとう、ゼルコバ。▼
- [アイビー]
- 貴方にしては気が利くじゃない…
どういう風の吹き回し?▼
- [ゼルコバ]
- 我が「主君」と「二人で一つ」の英雄に
礼を尽くすのは、「臣下」として
「当然」のことです、アイビー様。▼
- [アルフレッド]
- アイビー王女、心配しなくとも
君への贈り物もあるみたいだよ!
カゲツ宛のものと一緒に入ってるのを見…▼
- [ゼルコバ]
- アルフレッド王子。
そろそろ「走り込み」のお時間では?
俺も「並走」しますので、すぐ参りましょう。▼
- [アルフレッド]
- えっ!?
特にそんな予定はないのだけれど…
引っ張らないでくれ、ゼルコバ!▼
- [アイビー]
- …………▼
- [カミラ]
- 二人きりになっちゃったわね、アイビー王女。
忠臣からの贈り物…楽しみね?▼
- [アイビー]
- 別に、何とも思わないけれど。
お返しぐらいは用意すべきかしら。▼
- [カミラ]
- お買い物なら同行するわ。
私も、カムイに渡す贈り物を選びたいの。▼
- [アイビー]
- さっき渡していたのではなかった…?
まあ、個数は決まっていないのだから
いくつ渡したって良いのよね。▼
オルテンシアや神竜様、
紋章士たちにだって…▼
- [カミラ]
- ええ、アイビー王女。
感謝の気持ちは、時々は形にしなくちゃ。▼
それじゃあ…お店まで、
温め合いながら行きましょう?▼
コメント
Last-modified: 2026-04-12 (日) 05:37:34