ヴェルトマーの司祭。稀代の天才軍師と称される。 その身に魔法戦士ファラの聖痕を宿している。 (登場:『ファイアーエムブレム トラキア776』)
イラストレーター:悌太
能力値配分、ファラフレイムと同じ効果を持つ武器「軍神の書」、さらにCスキルが謀策系と、アルヴィスとの類似点が多い性能になっている。
ただし、自力習得できるBスキルが「離脱の航路」なので、リカバーリングによる自己回復力の高いアルヴィスとは主にこの点で運用面での差が生じてくるだろう。
前述したとおりCスキルも謀策系だが、こちらは「速さの謀策」なので相手に刺した謀策効果によるデバフを自分でフル活用できるのも特徴。守備の謀策はすでに聖印があるため、自分一人で敵に全種デバフを投げつけることも可能。
空いているAスキルだが、デバフを確実に刺したければ「魔防3」はありだろう。標準で3種、最大4種デバフは捨てがたい。
「魔防の城塞」まで使えればよいが、流石に継承難度が高く、火力低下も考えると魔防3で妥協して良いだろう。
速さが30とやや低速寄りの中速だが、青魔ゆえに殺し系で追撃を取られることはまずないので、「獅子奮迅」で補強するか、あるいは獅子奮迅の自傷ダメージが気になるなら「飛燕の一撃」という手も。
Bスキルは離脱の航路のかわりに「回復3」を引き継いで疑似アルヴィスとして運用するのも手だが、毎ターン回復できるアルヴィスと比べてやはりインパクトには欠ける。
速さの謀策を刺せば速さでアドバンテージを取りやすくなるとはいえ、前述したとおり自身の速さもさほど高くないので、「剣殺し」「赤魔殺し」が入れ換え候補になるか。
魔法相手とするなら魔防も充分あるため「切り返し」もあり。
4種謀策が可能なアルヴィス、サイアス、カタリナとで比べるとサイアスは基礎魔防が最も高い。しかし個体値厳選でカタリナは魔防35の個体を選べるため劣る他、アルヴィスはリカバーリング、カタリナは武器にアウル効果があるため戦闘性能としてはサイアスが一番劣ることになる。
とはいえ青魔なのでアルヴィスかカタリナと一緒に運用できるためいっそ両方入れるのも良いだろう。
お供にはぜひブリザード持ちのスリーズを。
2020年10月のアップデートにより、独自錬成で弱化を攻撃に加算する同じ効果が得られるようになった。
| クラス | 武器 | 属性 | 神竜の花 | 
| 歩行系 | 魔法 | 青 | 40 | 
| ★ | Lv | HP | 攻撃 | 速さ | 守備 | 魔防 | 武器 | スキル | 
| ★3 | 1 | 15/16/17 | 11/12/13 | 6/7/8 | 3/4/5 | 6/7/8 | エルライト | なし | 
| ★4 | 1 | 15/16/17 | 14/15/16 | 7/8/9 | 3/4/5 | 7/8/9 | シャイン | なし | 
| ★4 | 40 | /34/ | /39/ | /28/ | /16/ | /32/ | シャイン | なし | 
| ★5 | 1 | 16/17/18 | 20/21/22 | 7/8/9 | 4/5/6 | 7/8/9 | 軍神の書 | なし | 
| ★5 | 40 | 33/36/40 | 44/47/50 | 26/30/33 | 14/18/21 | 31/34/37 | 軍神の書 | なし | 
個体値について詳しくはこちら。
| スキル名 | カテゴリー | 効果 | 習得SP | 習得条件 | 備考 | 
| スキル名 | カテゴリー | 効果 | 習得SP | 習得条件 | 備考 | 
| ライト | 武器 | 威力4射程2 | |||
| エルライト | 威力6射程2 | ★3初期習得 | |||
| シャイン | 威力9射程2 | 200 | ★3 | ★4初期習得 | |
| 軍神の書 | 威力14射程2 ターン開始時、十字方向にいる自身より 魔防が1以上低い敵は、攻撃魔防-4 (敵の次回行動終了まで)  | 400 | ★5 | ||
| 氷点 | 奥義 | 発動カウント4 魔防の50%を奥義ダメージに加算  | 100 | ★3 | ★4初期習得 | 
| 氷華 | 発動カウント4 魔防の80%を奥義ダメージに加算  | 200 | ★4 | ||
| 離脱の行路1 | 装備B | 自身のHPが30%以下の時、 味方の隣接マスへ移動可能  | 60 | ★3 | |
| 離脱の行路2 | 自身のHPが40%以下の時、 味方の隣接マスへ移動可能  | 120 | ★4 | ||
| 離脱の行路3 | 自身のHPが50%以下の時、 味方の隣接マスへ移動可能  | 240 | ★5 | ||
| 速さの謀策1 | 装備C | ターン開始時、十字方向にいる自身より 魔防が1以上低い敵は、速さ-3 (敵の次回行動終了まで)  | 60 | ★3 | |
| 速さの謀策2 | ターン開始時、十字方向にいる自身より 魔防が1以上低い敵は、速さ-4 (敵の次回行動終了まで)  | 120 | ★3 | ||
| 速さの謀策3 | ターン開始時、十字方向にいる自身より 魔防が1以上低い敵は、速さ-5 (敵の次回行動終了まで)  | 240 | ★4 | 
| 武器 | 錬成後基本効果 | 特殊効果付与 | 攻撃強化 | 速さ強化 | 守備強化 | 魔防強化 | 習得条件 | 
| 軍神の書 | 威力14射程2 ターン開始時、自身を中心とした 縦3列と横3列の敵の攻撃、魔防-5 (敵の次回行動終了まで)  | 戦闘中、敵が受けている弱化の合計値を 自分の攻撃に加算  | HP+2 威力+1  | HP+2 速さ+2  | HP+2 守備+3  | HP+2 魔防+3  | 闘技のメダル500 錬成の雫200 SP400  | 
| CV:中谷一博 | 
登場作品:『トラキア776』
トラキアには「指揮」というシステムがあり、ざっくり言うと指揮力のあるキャラがマップ中のどこにいても命中と回避に補正がかかるというものである。
「稀代の天才軍師」の説明の通り、サイアスは異常なほど指揮力が高く、敵として登場すると命中回避が30%上昇するため、ザコ敵ですら脅威になる。
サイアスのマップで「~~の指揮」持ちが多かったのはこの指揮力を再現していると思われるが、残念ながら本人は指揮系のスキルを持っていない。
敵として登場するのは22章だが、基本的にすぐに逃げていくのであまり問題ない。これが「離脱の行路」の元ネタだろう。
しかし最短クリアなどの理由でサイアスが現場にいる状態で敵を殴ろうものならとんでもない補正を相手にしなければいけなくなる。
その後、23章でセティと択一で仲間にすることができる。
作中では光魔法と杖が使えるということだが、ご多分に漏れずサンダー類を引き継がせれば雷魔法を使うサイアスが拝める。
実装前もラインハルトのステータス画面でタッチした際に名前が出てきていた。