章別会話/5章狙われた皇女

章別会話

4章皇帝暗殺 → 5章狙われた皇女 → 6章伏せ札を開く

第8部 5章狙われた皇女†

第8部 5章狙われた皇女
コメント

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1節　皇帝代理†

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オープニング†

[ヴェロニカ]: お母様は一命をとりとめたわ。
でも、酷い怪我で…
とても調印式には出られない…▼
[シャロン]: そんな…じゃあ…▼
[ヴェロニカ]: 心配しないで、シャロン王女。
調印式は予定通り行う…▼
代理で、
皇女のあたしが
調印を行うから。▼
[アンナ]: ヴェロニカ皇女が代理…？
でも、帝国の宮廷内は
それでまとまってるの？▼
[ヴェロニカ]: ええ。ほんとうなら
全部おしまいに
なるところだったけど…▼
今回だけは、手段を択ばずに…
宮廷内をまとめたの。
【呪詛部隊】の力も使って…▼
[アンナ]: ヴェロニカ皇女は
皇帝以上に民衆の人気がある、
宮廷内での権力も強い…▼
だから、辛うじて成り立つ話ね。
本当なら和平の話が消滅しても
おかしくなかった…▼
[アルフォンス]: ありがとう、ヴェロニカ皇女。
心から感謝するよ。▼
[ヴェロニカ]: これは、
あたしのためでもあるから…▼
両国の和平は、
絶対に実現させたい。
あなたたちのためにも…▼

(場面転換。戦闘マップへ)

[ユミナ]: わたしはユミナ。
グルニア王国の王女よ。▼

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2節　カダインの魔道士†

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オープニング†

[エルレーン]: ウェンデル先生は
エクスカリバーをマリクに…▼

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3節　毒の【葬り手】†

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オープニング†

[ヴェロニカ]: …………。
…ぜんぜん…眠れない…▼
でも、少しでも眠らないと…
このままじゃ…いざという時…▼
……？
…この…匂い…▼
花のような…
甘い…▼
[ニーズヘッグ]: この実から作られた毒よ～。
感覚を麻痺させて、
患者の痛みを和らげる…ひっく。▼
この甘～い匂いで、
あなたを守る兵たちはみ～んな
眠っちゃったわ。▼
[ヴェロニカ]: ！
あなた…▼
[ニーズヘッグ]: マークスっていったかしら。
あなたを守っていたあいつも今は
あなたの命令で皇帝の警護中…▼
あなた、一人ね。▼
[ヴェロニカ]: あたしをころしにきた暗殺者…
お母様も、あなたのしわざ？▼
[ニーズヘッグ]: それを知ってどうするの～？
今ここで死ぬあなたが。▼
[ヴェロニカ]: もしそうなら…
ころすわ。▼
[ニーズヘッグ]: 虚勢を張ればばれないと思った～？
あなたはもう、何にもできないの。▼
毒で目は霞み、体に力が入らない…
眠らずに意識を保つのが精いっぱい…▼
でしょ？▼
[ヴェロニカ]: ……っ……▼
[ニーズヘッグ]: ヴェロニカ皇女～。
あなたはこれまでさんざん、
悪事を重ねてきたでしょ？▼
自分勝手に振る舞い、
平和を尊ぶ隣国を侵略した…▼
今更、心を入れ替えて
隣国と仲良くした～いなんて…
虫が良すぎる話よ？▼
あなたは過去の報いを受けるの。
死によってね。▼
[ヴェロニカ]: ……。
…あなたの…言う通りよ…▼
あたしがこれから何をしたって…
過去にしてきたことは
永遠に許されることじゃない…▼
でも…だから…
これからを変えるの。
両国を平和に変えるの…▼
絶対にっ…▼

(場面転換。戦闘マップへ)

[ラタトスク]: こここっち！
お姉ちゃんが、
ニーズヘッグお姉ちゃんが、▼
ユグドラシルの中から出て、
エンブラ帝国のあっちの方へ
行くのを見たの！▼

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4節　英雄王の理解者†

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オープニング†

[ニーズヘッグ]: まったく、往生際が悪い子ね～。
あっちこっち
逃げ回っちゃって～…ひっく。▼
ねえ、追いかけるのも面倒だし～、
そのへんで諦めて死んでくれな～い？▼
[ヴェロニカ]: あきらめないわ…ぜったい…▼

(場面転換。戦闘マップへ)

[シーダ]: マルス様がご無事でいてくれたら、
他には何も望まないわ。▼

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5節　両国を平和に†

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オープニング†

[シャロン]: ヴェロニカ皇女！
どこですか！
ヴェロニカ皇女！▼
[ニーズヘッグ]: …来た。▼
…やっぱり、怪しいわね～ラタトスク…
あたしの中では黒。
フレスベルグがなんて言おうとね…ひっく…▼
さて…良かったわね、
ヴェロニカ皇女。
都合よ～く助けが来てくれて。▼
でもざ～んねん…
任務はもう終わってるの。
あなたはもう、立ち上がれないでしょ…？▼

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クリア後†

[ニーズヘッグ]: この任務は完了…退いて、次の任務へ。
パパ、あたしって言いつけ通りに
ちゃんとできる良い子でしょ～？▼

(場面転換。会話シーンへ)

[シャロン]: ヴェロニカ皇女！？
ヴェロニカ皇女！▼
[ヴェロニカ]: ……ぅ………
シャ……ロ……▼
[アルフォンス]: 酷い怪我だ…
それにこの症状…
おそらく何らかの毒を…▼
[ヴェロニカ]: ……は…っ…ぁ……▼
[アルフォンス]: すぐに手当てを…！▼
[ラタトスク]: ままままって！▼
あたしが…
あたしが助けるから！▼
[アンナ]: ラタトスク…？▼
[ラタトスク]: お姉ちゃんの毒は…
人間には癒せないの。
このままじゃ助からない…▼
でも、あたしなら
毒を和らげて、
助けられるかも…▼
ううん…絶対助ける。
あたしは、ユグドラシルの
【癒し手】だから…！▼

(暗転)

[シャロン]: ラタトスクさん…
ヴェロニカ皇女の容態は…？▼
[ラタトスク]: 命は、無事…
でも体の中はぼろぼろだから、
当分絶対安静にしてないと…▼
[アンナ]: なんてことなの。
とにかく至急、両国に…▼
[ヴェロニカ]: ま…まって…▼
[アルフォンス]: ヴェロニカ皇女…？▼
[ヴェロニカ]: このことは…
ひみつにして…▼
あたしには…何もなかった…
襲撃なんて…
起きていない…▼
あたしを守る兵たちにも…
そう口止めする…から…▼
[シャロン]: ど、どうしてですか？▼
[ヴェロニカ]: お母様が重傷で…
あたしまで殺されかけたことが…
明るみになれば…▼
エンブラ帝国の宮廷で…
強硬派が勢いづくわ…
アスクの仕業だって…▼
調印式は中止…
アスク王国との和平も白紙…
同盟の日はもう来ない…▼
だから、調印式は、
予定通り行わないと…▼
[シャロン]: で、でも…
そんな体じゃ…▼
[ヴェロニカ]: 調印式の日…あたしは
何事もなかったように…
調印を執り行うわ…▼
この傷も…毒も…
隠し通して見せる…
だから…おねがい…▼
[シャロン]: ヴェロニカ皇女…▼
[ヴェロニカ]: あたしは今まで…
ひどいことをたくさんしてきたわ。
だから…このくらい…当然なの。▼
あたしは、あなたたちと
仲良くなりたい。
両国を平和な関係にしたい…▼
だから、おねがい…▼
[アルフォンス]: …………▼