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章別会話

3章 餌 → 4章 皇帝暗殺 → 5章 狙われた皇女

第8部 4章 皇帝暗殺

1節 母と娘

オープニング

[ニーズヘッグ]
へ~え…ひっく。
あと一息でアルフォンス王子を?▼
[フレスベルグ]
ええ。
きっとラタトスクは…
妹は白。▼
[ニーズヘッグ]
あたしは全然そう思わないわね~。
あの子、あやしいと思うけど~?▼
[フレスベルグ]
……。
私は本来の任務に戻る。▼
居場所も警備も
調べは済んでいる。
あとは決行するだけ。▼
エンブラ皇帝は
西の離宮にいる。
障害はない。▼
[ニーズヘッグ]
皇帝が暗殺されれば、
和平の調印どころじゃ~
なくなるわね~。▼
これで両国はま~た
憎しみの泥沼にずぶずぶ
沈んでいくってところかしら~?▼
かわいそうにね~ひっく。▼
[フレスベルグ]
……。
私たちは任務を行う。
それだけ。▼
(場面転換。戦闘マップへ)
[シャロン]
もうすぐ約束の合流地点ですね。
ヴェロニカ皇女と会えるの、
楽しみです!▼

クリア後

(場面転換。会話シーンへ)
[シャロン]
ヴェロニカ皇女!
おひさしぶりです、
また会えて嬉しいです!▼
[ヴェロニカ]
ええ、あたしも…
あなたと一緒にしたいことは
たくさんあるけれど、▼
でも今は…
あなたたちに相談しないと
いけないことがあるの。▼
[シャロン]
あ、そうでした。
内密の相談があるとか…▼
[ヴェロニカ]
ええ。
このままだと…
お母様は殺されてしまうわ。▼
[アルフォンス]

それは、
エンブラ帝国皇帝の暗殺…?▼
[アンナ]
ヴェロニカ皇女、
その情報の出どころは?▼
[ヴェロニカ]
あたしたちエンブラにも
あなたたちみたいな組織があるのは
知っているでしょう…▼
以前、お姉様が率いていた…
そこからの情報。▼
[アンナ]
例の【呪詛部隊】ね…▼
どんな手段で情報を得たかは、
聞かない方が良さそうだけど…
信用はできそうね。▼
[アルフォンス]
では、今は厳重な警護を…?▼
[ヴェロニカ]
それが…
お母様は今、離宮にいて…
その警護も、ただのお飾りなの。▼
昔からの儀礼的なものだけ…
本当に狙われるなんて、
誰も思ってない…▼
[アンナ]
じゃあそんな甘い警護じゃなくて
もっと本格的な…▼
[ヴェロニカ]
…エンブラ帝国では
皇帝の警護は代々、
近衛伯の役目なの。▼
皇帝の警護を務めるのは
とても名誉なことで、
それが権力の源でもあるわ。▼
近衛伯はこの役目を絶対に渡さないし、
他の者たちも勝手に警護を
増やしたりはできない。▼
でも、近衛伯は
お母様が襲われるなんて
思いもせずに油断してる…▼
[シャロン]
ど、どうしてですか?▼
[ヴェロニカ]
…エンブラ帝国にとって
今、脅威となる敵国は
どこにもない…▼
あなたたちアスク王国はずっと
平和的な姿勢だったし…
皇帝の命を狙うなんてありえない…▼
帝国内の貴族たちも同じ。
宮廷内の権力争いはあっても、
皇帝を狙う者はいない。▼
だから、
暗殺なんて起きるはずがない…
そう信じきってるの。▼
[アンナ]
そういうこと…▼
[シャロン]
ええとじゃあ、
その何とか伯さんに
皇帝暗殺の情報は…?▼
[ヴェロニカ]
ええ、伝えたわ。
でも、まるで相手に
してもらえなかった…▼
[アルフォンス]
娘の君から
直接皇帝に進言すれば…▼
[ヴェロニカ]
…会ってもらえなかったわ。
お母様は…あたしのことが
好きじゃないの。▼
あたしが皇帝の座を狙って…
お母様の失脚を企てている…
そんな宮廷の噂を信じているから…▼
[シャロン]
ヴェロニカ皇女…▼
[ヴェロニカ]
でも、あたしはお母様の命を守りたい。▼
もちろん
両国の平和のためでもあるけれど…
でも…▼
お母様に生きててほしいって
思う気持ちは、
あたしにもあるから…▼
[シャロン]
ヴェロニカ皇女…!▼
[アンナ]
皇帝暗殺、ね…
でも、アスク王国の私たちが
帝国皇帝を護衛できるわけもないし。▼
アスク王国側からも帝国側に、
皇帝暗殺の危機が
迫っていることを伝えましょう。▼
今、私たちにできることは
それくらいね…▼
[シャロン]
何か、他にも
できることはないでしょうか?▼
ヴェロニカ皇女のお母様を守るために…▼
[ヴェロニカ]
ありがとう…シャロン王女。
あなたの
その気持ちだけでうれしいわ…▼

2節 描き出す可憐

オープニング

[ラタトスク]
あああたしも調べてみますっ!
なな何かわかったら
すぐ伝えるからっ!▼
[アルフォンス]
ありがとう、ラタトスク。
もし皇帝が暗殺されれば、
両国の和平同盟は崩壊する…▼
なんとしても、
暗殺を阻止しなければ…▼
(場面転換。戦闘マップへ)
[ロサード]
アスク王国に、様々な異界の風景…
絵に描いて残しておきたい美しさだねー。▼

3節 吹き渡る雪

オープニング

[アイビー]
我がイルシオンに託された指輪には、
紋章士リンが宿っていたわ。▼

4節 愛らしい雪華

オープニング

[ラタトスク]
たたたいへん、
皇帝暗殺のこと…
やっぱり本当みたいっ。▼
任務を受けたのは、
フレスベルグ…お姉ちゃん。▼
帝国離宮…?
っていう場所のことを
配下に調べさせたりしてたみたい。▼
[アンナ]
それで、暗殺の日は?▼
[ラタトスク]
ごごごめんなさい、そこまでは…
でも、たぶんもうすぐだと思う。▼
[アンナ]
…皇帝の警備は全く強化されていない。
このままだと、
ヴェロニカ皇女の言う通りになるわ…▼
[シャロン]
そんな…
わたしたちでなんとかしたいです。▼
助けたいです!▼
家族を亡くす気持ち、
わたしもわかりますから…▼
ヴェロニカ皇女のためにも、
わたしたちにも、
きっと、何かできることがあるはず…▼
[アルフォンス]
…………▼
(場面転換。戦闘マップへ)
[オルテンシア]
あたしはイルシオン王国第二王女。
知識も気品も、美しさも兼ね備えているのよ。▼

クリア後

(場面転換。会話シーンへ)
[ヴェロニカ]
…だめだったわ。
お母様は、あたしの言葉を
信じてくれなかった…▼
お母様も近衛伯も、
何の警戒もしてない…
このままじゃ…もう…▼
[アンナ]
…………▼
ヴェロニカ皇女。
一つだけ、考えがあるわ。▼
私がこれから言うことは
秘密にしてもらえるわね?▼
[ヴェロニカ]

ええ…わかったわ。▼
[アンナ]
私たち特務機関はもともと、
正規軍にはできない特殊な任務を
果たすための部隊よ。▼
特に私は、
昔からそのための訓練も
積んできてるわ。▼
これからやろうとしてるのは、
決して表には出せない任務よ。▼
[ヴェロニカ]
表には出せない…?▼
[アンナ]
皇帝も近衛伯も、
暗殺などないと油断しきっている…
だから暗殺者は楽に仕事ができる。▼
それなら、
皇帝が襲われると
信じさせればいいわ。▼
[ヴェロニカ]
お母様にも近衛伯にも、
あたしは精一杯伝えたわ。
でも、信じてもらえなかった…▼
[アンナ]
いくら話が通じなくても…
事実が一つあればいいの。▼
実際に、
皇帝が襲われたという事実が。▼
[ヴェロニカ]
? どういうこと…
そんなこと、
実際に暗殺が起きるまで…▼
[アンナ]
…ないなら、
私たちが事実を作ればいい。▼
[ヴェロニカ]
!▼
[アンナ]
できればこんな手は
使いたくなかったけど…
他に方法がないの。▼
例の敵組織と戦った時に
手に入れた彼らの装備があるわ。
これを利用して…▼
特務機関は離宮を襲撃する。
正体不明の暗殺者として。▼

5節 破壊工作

オープニング

[アンナ]
みんなこっちよ!
潜入破壊工作は成功したわ。▼
[シャロン]
壊した離宮の壁に
警護の兵たちが駆けつけて…
大騒ぎになってます!▼
[アンナ]
皇帝の離宮が何者かに攻撃された…
エンブラ帝国を揺るがすような大事件よ。▼
近衛伯も皇帝も、
警備の強化に
必死になってくれるわ。▼
[アルフォンス]
少なくとも、敵は改めて
暗殺計画を
練り直す必要に迫られる…▼
[アンナ]
ええ、後は速やかに離脱!
万一私たちの正体が
帝国にバレたら洒落にならないわ!▼

クリア後

[フレスベルグ]
…ヴァイス・ブレイヴ。
まさかこんなことまで…▼
敵が離宮を襲撃する情報は
ラタトスクが流してくれたけれど…
先手を打つ猶予がなかった。▼
…けれど、
それでも、
結果は同じこと。▼
父さんの手からは
逃げられない…▼
(場面転換。会話シーンへ)
[アンナ]
はー、疲れた…
こんな心臓に悪い任務、
もう二度と御免だわ。▼
[シャロン]
でも、これで
ヴェロニカ皇女のお母様は
無事に…▼
[ヴェロニカ]
…………▼
[シャロン]
ヴェロニカ皇女…?
どうしたんですか、まさか…▼
[ヴェロニカ]
あなたたちの行動の後、
近衛伯は必死になって
警備を固めたわ。▼
これでもう大丈夫だって、
あたしも思ってた…
でも、次の日に…▼
お母様が…
暗殺者に…▼
[アンナ]
な…!?
なんですって…!?▼
[ヴェロニカ]
手を尽くしているけど…
助かるかどうかわからないって…▼
[アンナ]
警護は…!?
敵はどこから侵入したの?▼
[ヴェロニカ]
お母様の一番傍で
長年仕えてきた近衛隊長が…
お母様を…槍で…▼
[アンナ]
な…▼
[ヴェロニカ]
その人は…お母様が子供の頃から
ずっとお母様を守ってきた人よ。▼
まさか、裏切るなんて…▼
[アンナ]
……。
確かに、考えられないわ…▼
私たちの知る情報でも、
帝国の近衛兵が
金や脅迫で裏切るはずがない。▼
彼らは、
自分や家族の命を犠牲にしてでも
皇帝に忠誠を誓う兵たちよ…▼
信じられない。
いったい、どうやって
裏切らせたっていうの?▼
[アルフォンス]
…迂闊だった。
まさか、こんな方法で暗殺を…▼
兵が警護を固めれば
敵は手出しできない。
そう決めつけてしまっていた…▼
[アンナ]
調印式はまもなくなのに、
帝国皇帝が襲撃を受けて重体…▼
これじゃ
調印式は…
両国の和平は…どうなるの?▼
[ヴェロニカ]
…………▼

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Last-modified: 2024-05-18 (土) 12:40:39
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