章別会話
3章 天神と戯神 → 4章 ヤドリギ → 5章 宝珠を手にする者は
第9部 4章 ヤドリギ†
1節 道を開く鍵†
オープニング†
- [アルフォンス]
- バルドルを倒す…方法?
それはいったい…?▼
- [ロキ]
- 昔々…
天の王は生まれてくる
バルドルに呪いをかけた…▼
その呪いによって、
バルドルは九の世界の何者にも
傷つけられることはない。▼
それが、
バルドルの加護の正体。▼
けれど、世界の最果て…
そこにあるヤドリギだけは、
その加護から外れている。▼
- [アルフォンス]
- ヤドリギ…?▼
- [ロキ]
- ええ。
それはヤドリギと名づけられた、
創造主の力が込められた宝珠。▼
ヤドリギは、
天の如く白い宝珠だと
いわれているわ。▼
私がヤドリギを使って
バルドルの加護を剝がし、
丸裸にしてあげる…▼
だから、ね。
あなたたちには
ヤドリギを手に入れてほしいの。▼
- [アンナ]
- そのヤドリギは
今どこにあるの?▼
- [ロキ]
- …さあ?▼
- [アンナ]
- ちょ、ちょっと…?▼
- [ロキ]
- だって…ねえ?
考えてみてちょうだい。▼
私が居場所を知ってるなら、
もうとっくに手に入れて
バルドルに使ってるわ。▼
逆にバルドルが知ってるなら、
ヤドリギはもう壊されるか
奪われるかしてるわ。▼
でも、どちらでもない。
アースガルズの神々でさえ、
誰一人知らないの。▼
これは幸運なことよ。
だからこそ、ヤドリギは
まだどこかに眠っているのだから。▼
- [アンナ]
- でも、誰も知らないのに
どうやって見つけ出すのよ?▼
- [ロキ]
- あらん。
あなたたちのもとに、
あの子がいるでしょう。▼
ルーンっていう子が。▼
- [ルーン]
- え…?
あの…?▼
- [ロキ]
- あなたがルーンね。
噂通りかわいい子。▼
この子が鍵よ。
ヤドリギを手に入れるためのね。▼
- [ルーン]
- え?
ぼ、ぼくですか…?▼
でも、ぼくは
そんな場所のことは何も…▼
- [ロキ]
- ええ、そうね。
でも、あなたなら、
これから知ることができる。▼
- [アルフォンス]
- 創世の文字の…
解読によって…?▼
- [ロキ]
- その通りよ、王子様。
これから向かう場所に、
残された創世の文字…▼
そこに書いてあるはずよ。
ヤドリギの居場所がね。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ユナカ]
- 来たからには楽しむ所存、
よろぴっぴですぞーっ!▼
クリア後†
- (場面転換。会話シーンへ)
- [ヘズ]
- …………▼
うん、聞こえた。▼
- [バルドル]
- どうしたんですの、ヘズ?▼
- [ヘズ]
- えっとね、
あっちで音がしたんだ。
咎人たちの戦いの音…だと思う。▼
知ってるでしょ、私、
目は悪いけど、
耳は良いから…▼
- [バルドル]
- よくやりましたわ、ヘズ。
あっちですのね。▼
咎人たちよ、
逃がしませんわ!▼
- [ヘズ]
- あ、姉様…▼
行っちゃった…どうしよう。
もうちょっとあっちの方角なんだけど…
後で姉様怒らないかな…?▼
わ、私も
捜しに行った方がいいよね。
うん、そうしよう。▼
2節 新たなる愛†
オープニング†
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [セレスティア]
- 四翼の頭領、セレスティア。
この世界でも、神竜様の為に戦うわ。▼
3節 誠心の邪竜†
オープニング†
- [エル]
- ラファールは、どこにいるのでしょう。
離れて寂しがっていないと良いですが…▼
4節 贖罪の邪竜†
オープニング†
- [ラファール]
- エルは…姉さんは我の大切な片割れだ。
どこにいても、幾千年経とうとも、ずっと。▼
5節 ヤドリギとトネリコ†
オープニング†
- [シャロン]
- わわっ、大地に
模様や文字がびっしり…!
頭が痛くなりそうです。▼
- [アルフォンス]
- これらがすべて
創世の文字…▼
- [ロキ]
- ええ。
まずは敵を片づけてから、
ルーンに読んでもらいましょ?▼
クリア後†
- (場面転換。会話シーンへ)
- [ルーン]
- …………▼
- [シャロン]
- ルーンさん?▼
- [ロキ]
- しーっ。
今、解読してる最中よ。▼
- [アンナ]
- この膨大な数の模様や文字を
読んでるっていうの…?
ちんぷんかんぷんなんだけど…▼
- [ルーン]
- …わかりました。▼
ヤドリギの居場所は…
あっちです。▼
アースガルズの西の果て…
その森の奥に…▼
- [シャロン]
- すごいです、ルーンさん!
お兄様でも読めない文字を
解読なんて!▼
- [ルーン]
- あ、ありがとう…ございます。
ぼくも少しは役に立てたなら
嬉しいです。▼
- [ロキ]
- じゃ、さっそく
向かいましょ。▼
- [ルーン]
- あ、待ってください。
もう一つ、
書かれていたことが…▼
ヤドリギと対になる、
トネリコのことです…▼
- [アルフォンス]
- トネリコ?▼
- [ルーン]
- ヤドリギは天を破り…
トネリコは天を癒す…
…そう書かれていました。▼
- [ロキ]
- ヤドリギとトネリコ、宝珠は二つ…
私が調べた伝承にも
そう書いてあったわ。▼
ヤドリギは天の如く白き宝珠…
トネリコは地の如く黒き宝珠…▼
ヤドリギには加護を破る力が、
トネリコにはその逆の力がある…▼
- [アルフォンス]
- つまり、もし僕たちが
ヤドリギを使って、
バルドルの加護を破っても…▼
トネリコを使えば…
バルドルの加護は
また蘇ってしまう…?▼
- [ロキ]
- そういうことね。
ルーン、トネリコの場所はわかる?▼
- [ルーン]
- ヤドリギと同じ地に…
そう書かれていました。▼
- [ロキ]
- …じゃあ、まずは
肝心のヤドリギを手に入れましょ。▼
トネリコはほっといても害はないわ。
敵はトネリコの在処さえ
知らないんだし、ね。▼
さ、行きましょ。▼
- [アンナ]
- ちょっと待って、ロキ。
特務機関は
あなたの手下じゃないのよ。▼
こほん。
さあみんな、出発するわよ!▼
- (暗転)
- [ヘズ]
- き、聞いちゃった…
全部…▼
どうしよう、まだ
どきどきしてるよ。
私、耳が良くて良かった…▼
このままじゃ、
姉様が危ないかも。
私がなんとかしないと…▼
そうしたら、
私でも姉様の
役に立てるかな…?▼
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