章別会話
2章 天の裁き → 3章 天神と戯神 → 4章 ヤドリギ
第9部 3章 天神と戯神†
1節 天は逃がさない†
オープニング†
- [アンナ]
- 強制的に...
私たちを別の世界に…!?▼
- [アルフォンス]
- これが、
アースガルズの神々の力…▼
- [バルドル]
- おーっほっほっほっ!
そう、これこそ天の力。
恐れおののくと良いですわ。▼
公正なる裁きが終わるまで、
元の世界に帰ることはできません。
さあ、おとなしく観念するのですわ。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
クリア後†
- (場面転換。会話シーンへ)
- [アンナ]
- と、とにかく逃げるわよ!
右も左もわからないけど
ここはカンで…▼
- [アルフォンス]
- 隊長。
左方に森があります。
まだ身を隠せるかも…▼
- [アンナ]
- そうね、即断即決!
行くわよ!▼
- (背景は森になる)
- [アンナ]
- みんな、油断は禁物よ。
後方から、
敵はまだ追ってきてるわ。▼
- [ルーン]
- は、はい…▼
これから、
どうしたら
いいんでしょうか…?▼
- [アルフォンス]
- 今は、逃げるしかない。
敵を討つ方法を見つけるまでは…▼
- [シャロン]
- ?
あれ…?▼
- [アンナ]
- どうしたの、シャロン?▼
- [シャロン]
- さっき、あのへんに
誰か人影が見えたような…▼
- [アンナ]
- まさか、
敵の待ち伏せ!?▼
- [シャロン]
- あ、もう、消えちゃったみたいです。
あの人影…
見覚えがあったような…▼
2節 ユングヴィの弓騎士†
オープニング†
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ミデェール]
- エーディン様…
私がついていながらおめおめと…▼
3節 神々の不和†
オープニング†
- [ロキ]
- あらん、バルドル。
ごきげんよう。
そんなに急いでどこへ?▼
- [バルドル]
- ロキ…ごきげんよう、
と一応言っておきますわ。
挨拶を返すのは礼儀ですもの。▼
けれど、あなたの相手を
している暇はありませんわ。
私は人間たちの追跡に忙しいのです。▼
- [ロキ]
- ねえ教えて、バルドル。
人間たちにかかった容疑、
あれはやっぱり…▼
- [バルドル]
- ええ、天の王のお言葉ですわ。
天の王はすべてを知り、
すべてを見ておられます。▼
だからこそ、
いかなる罪を見逃すことはなく、
真に公正な裁きが行えるのですわ。▼
- [ロキ]
- でも、ねえ。
私とトールはあの人間たちを知ってるわ。
九の世界を支配したがる性格じゃないけど?▼
- [バルドル]
- なっ、不敬ですわ。
天の王を疑うというのですか?▼
ロキ、はっきり言って、
私は新参者のあなたたちのことを
信用していません。▼
天の王の臣下として
ふさわしいのは私たちです。
ゆめゆめ忘れないことですわ。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [エーディン]
- あんな争いは、
一日も早く終わるべきです…▼
クリア後†
- (背景は森になる)
- (場面転換。会話シーンへ)
- [シャロン]
あ、また見えました!
ほら、あそこに…▼
- [ロキ]
- あらん、見つかっちゃった?▼
- [アンナ]
- ロキ!?
あなたも私たちを
捕まえにきたってわけ?▼
- [ロキ]
- いいえ。その逆よ。
私は、あなたたちを
助けてあげに来たの。▼
- [シャロン]
- ほ、本当ですか?▼
- [ロキ]
- ええ。
あのしつこいバルドルから
逃がしてあげる。▼
このまままっすぐ先へ…
もう少しだけがんばってちょうだい。▼
私はそこで、
あなたたちを逃がす用意をして
待ってるわ…▼
- (白く光る)
- [シャロン]
- …消えちゃいました。
信じていいんでしょうか?▼
- [アンナ]
- 一番信じちゃダメな相手よ。
普通なら、ね…▼
けれど、このままじゃ
じき追いつかれることも確かよ…▼
- [アルフォンス]
- はい。
今の僕たちには、
他に選択肢はないようです…▼
4節 目覚めし神弓†
オープニング†
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ブリギッド]
- 記憶が蘇りました。
エーディン、お父様、アンドレイ…▼
5節 戯れに誘う†
オープニング†
- [アンナ]
- 行き止まり…!?
これじゃ、逃げ道が…▼
- [バルドル]
- おーっほっほっほっほっ!▼
あなたたちはこの世界へ来たばかり。
右も左もわからない…
地の利は私にあるのですわ。▼
もう、
どこへも逃がしませんわ。▼
- [シャロン]
- お、お兄様、どうしましょう…?▼
- [アルフォンス]
- …今は、時間を稼ごう。
ロキが動くまで…▼
- (勝利条件 5ターン防衛)
クリア後†
- [ロキ]
- …あらん。
うふふ、絶体絶命、ねえ…?▼
でも大丈夫、
私が助けてあげる…▼
- (背景は森になる)
- [バルドル]
- さあ、咎人たち。
今度こそ観念するのですわ。▼
- [アルフォンス]
- …………▼
- (白く光る)
- [バルドル]
- え…?▼
幻…?
咎人たちが…消えた…?▼
まさか、そんな…
あり得ませんわ。
いったい何が…▼
皆の者、
周囲を徹底的に捜すのですわ!
砂粒一つの隙間まで!▼
- (暗転。背景は森になる)
- [ロキ]
- バルドルたちは
明後日の方を
捜しに行ったわ。▼
これで、ゆっくり
お話できるわねえ?▼
- [アルフォンス]
- …ロキ。
なぜ僕たちを助けた…?▼
- [ロキ]
- だって、ねえ?
その方が面白そうでしょ?▼
- [アンナ]
- 面白…って、
そんな理由で…!?▼
- [ロキ]
- あら、ご不満?
じゃあこういうお話はどうかしら?▼
私とトールは、
天の王の新しい臣下。
策と武で王を助けているわ。▼
でもねえ、
あのバルドルは王の娘で
王が最も信を置く腹心なの。▼
おまけに
無敵で負け知らずと来てる…
嫉妬しちゃうわよねえ?▼
私があなたたちに力を貸して、
あのバルドルが
恥ずかしい屈辱に塗れたら…▼
私とトールの価値は
その分高まるってわけ。
どう、わかってくれた?▼
- [アルフォンス]
- ……▼
…嘘だ。▼
- [ロキ]
- あらん、どうして?▼
- [アルフォンス]
- 混沌の神ロキ…
君が僕たちに
真実を伝えるはずがない。▼
君が協力した理由は他にある。
まだ、それが何かは
わからないけれど…▼
- [ロキ]
- うふふ、さすがは王子様。
私のこと、よぉく
わかってくれて嬉しいわ。▼
いいじゃない、
理由なんてなんでも。▼
私があなたたちを助けなかったら、
あそこでおしまいだったことは
わかってるでしょう?▼
私の言葉が
たとえ嘘でも罠でも…
今は私を利用するべき。▼
賢いあなたと
エクラなら
そう思うでしょう?▼
だって、私は、
バルドルを倒す方法を
教えてあげるんだから…▼
コメント†
- ロキの言葉で、 九の世界を支配したがる性格じゃないけど?▼ ではなく、九の世界を支配するようには見えないけど、の方がわかりやすいですね。 -- フルート