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章別会話

第5部 6章 裏切り

6章1節 遠い思い出

オープニング

[レギン]
えーっとえーっと…こっち!
オッテルお兄ちゃんはこっちに行ったの!▼
[アルフォンス]
レギン王女…本当に信じていいのかい?▼
[レギン]
絶対大丈夫なの!
このコンパスの光が指す方に進めば
お兄ちゃんに会えるんだから!▼
[シャロン]
すごいですっ!
それもニザヴェリルの魔道科学ですか?▼
[レギン]
小さい頃、私が迷子にならないように
ファフニールお兄ちゃんが
作ってくれたの。▼
さすがにもう迷子には
たま~にしかならないけど
お守りの代わりにいつも持ってるの!▼
[アンナ]
たまにはなるのね…
とにかく助かったわ。▼
魔道科学って本当に便利ね。
正しいことにだけ
使ってくれればいいのに…▼
(場面転換。戦闘マップへ)
[エルク]
パント先生、ルイーズ様…
御恩はいつか必ずお返しします。▼

クリア後

[レギン]
あ! ここ…▼
[アルフォンス]
どうかしたのかい? レギン王女。▼
[レギン]
うん。昔ね。この辺りの町に
小さい家を借りて
お兄ちゃんたちと住んでたの。▼
[シャロン]
へぇー、そうなんですか。
じゃあ里帰りですねっ!▼
[レギン]
あの頃はファフニールお兄ちゃんも
まだ、ただの一兵士で…▼
でも絶対王様になってお前たちを
お城に住まわせてやるって
いつも言ってたの。▼
それが本当になっちゃうなんて
びっくりだったの!▼
[アルフォンス]
そういえば…ファフニールは
素晴らしく武芸に秀でているけど
どこか名家の出なのかい?▼
[レギン]
それが、覚えてないんだって。▼
[アンナ]
え? どういうこと?▼
[レギン]
私もよく分かんないの。
気がついたら戦場にいたって言ってたの。▼
[アルフォンス]
そうか…
戦の途中で何か衝撃を受けて
記憶を失ったのかな。▼
[アンナ]
でも、王様になったんでしょ?
顔が知れて、知り合いや家族が
現れたりしなかったの?▼
[レギン]
オッテルお兄ちゃんもそう言ってたの。
そしたら私たち捨てられちゃうって
ふたりでわんわん泣いたの。▼
そしたらファフニールお兄ちゃん
大笑いして…▼
何があってもお前たちは俺の家族だ。
ずっと一緒だって約束してくれたの。▼
結局、お兄ちゃんを知ってる人は
現れなかったんだけどね。▼
[シャロン]
…聞けば聞くほどあのファフニールと
同じ人とは思えませんね。
ファフニールって何者なんでしょう…?▼

6章2節 すご腕の天馬騎士

オープニング

[レギン]
光が強くなってきた…
もうすぐオッテルお兄ちゃんに
追いつけるの。でも……▼
[シャロン]
この先って…賢者の森じゃないですか?▼
[アンナ]
ちょっと!
エイトリもオッテルの
仲間だったってこと!?▼
[アルフォンス]
可能性はあります。
ノート王女の件もありますし。▼
[ダグ]
ねー姉貴ぃ。何か聞いてねーの?▼
[ノート]
なぁんにも。オッテルはただ
魔剣と召喚師をよこせーって。▼
[ダグ]
はあ…
なーんでそれで協力するかな。
逆にすげーわ。▼
[ノート]
だって顔がよかったんだもん!!
好みだったんだもん!!!▼
[アルフォンス]
と、とにかく祠へ急ごう。
エクラも
そこにいるかもしれない!▼
(場面転換。戦闘マップへ)
[ファリナ]
姉貴、フロリーナ…
いつかきっと、
お金たくさん持って帰るからね。▼

クリア後

[エイトリ]
やあ、また会ったね召喚師どの。
ご機嫌いかがかな?▼
…ふふ、そんな顔で睨まないでくれよ。
私は別に君たちを騙したわけじゃない。
黙っていただけさ。▼
[オッテル]
エイトリ。これでいいんだな?
本当にこいつの魂があれば…▼
[エイトリ]
ああ。扉を壊す神器
【ヤーングレイプル】を
造ることができるはずだ。▼
さっそく準備に取り掛かろう。
ああそうだ、召喚師どの。
君の神器も渡してもらおうか。▼
大人しく従った方がいい。
…そう。いい子だ。▼
[オッテル]
急げよ。報告によるとノートもダグも
アスクの連中についたらしい。▼
ノート…あのバカ女め!
しくじった上に僕の敵に回るのか!!▼
[エイトリ]
あのまま放っておいても
よかったんだけどね。▼
彼らは魔剣と召喚師を連れて
私の元へ戻ってきただろうから。▼
確かにアスクの特務機関は
片づけておくに越したことはないが…
オッテル、何をそんなに焦っているんだい?▼
[オッテル]
…焦ってなどいない。
さあ、さっさと始めろ。▼
[エイトリ]
そうしたいところだけど…どうやら
アルフォンス王子たちが戻ってきたようだ。▼
[オッテル]
何だと!? なぜここだと…▼
…! レギンのコンパスか…!?
あいつ、あんなものをまだ…くそっ!!▼
[エイトリ]
どうやら君の失態のようだな。
じゃあ彼らの相手は任せるよ。▼
私はゆっくりこの神器と召喚師を
調べさせてもらおう。▼
[オッテル]
ああ、それでいい。あのうるさい蠅ども、
今度こそ叩き潰してやる…!▼

6章3節 望まぬ再会

オープニング

[シャロン]
お兄様っ! あそこ!▼
[オッテル]
…………▼
[アルフォンス]
オッテル…
やはりエイトリと通じていたのか。▼
[レギン]
オッテルお兄ちゃん…▼
[オッテル]
やはりレギン…
お前、まだあのおもちゃを
持っていたのか。▼
[レギン]
おもちゃじゃないの!
大事な宝物なの。▼
ファフニールお兄ちゃんが
私のために作ってくれた…▼
[オッテル]
あーあ…ここぞとばかりに
愛されてる私アピールかぁ!?
気持ち悪いんだよ!▼
大体、何がお兄ちゃんだ。
お前はもう家族じゃないって
言ってるだろ!!▼
[レギン]
…っ……!
何でそんなひどいこと言うの!?▼
オッテルお兄ちゃんも
ファフニールお兄ちゃんも…▼
あんなに優しかったのに、
もう分かんないの…っ……!▼
[オッテル]
…お前はいつもそうだ。
そうやって泣けば
周りが助けてくれて、守ってくれて…▼
僕たちの気持ちがわからないと言ったな。
わかってもらおうとも思ってないさ。▼

クリア後

[オッテル]
くそっ……!▼
[アルフォンス]
待て! オッテル!▼
[アンナ]
祠の方へ逃げたわ。追うわよ!▼
[シャロン]
で、でも祠にはエイトリが…
エイトリも敵かもしれないんですよね?
大丈夫でしょうか!?▼
[アルフォンス]
彼女の魔道科学の力は
確かに恐ろしいけど、
今は行くしかない。▼
エクラ、
絶対に君を救い出す!▼

6章4節 銀の魔道軍将

オープニング

[パント]
これも何かの導きか…
ならば、その運命に従うのみ…▼
(クリア後会話なし)

6章5節 賢者の真実

オープニング

[オッテル]
エイトリ! あれを出せ!▼
[エイトリ]
なんだ、もう逃げ帰ってきたのかい?
情けないな。▼
[オッテル]
うるさい!
このままでは踏み込まれるぞ。▼
せっかく召喚師を捕らえたのに
計画が台無しだ!
お前がグズグズしてるから…!▼
[エイトリ]
神器を造るんだ。
そう簡単にいくものか。▼
[オッテル]
いいからあのできそこないどもを
あいつらにけしかけろ!
時間稼ぎくらいはできるだろう。▼
[エイトリ]
酷い言われようだね。
それを言ったら君の…▼
[オッテル]
黙れ!
いいから言うとおりにしろ!!▼
[エイトリ]
やれやれ…まあいいか。
私もあれがどれだけ戦えるか
見ておきたい。▼
すまない、召喚師どの。
少し待っていてもらうよ。▼
(場面転換。戦闘マップへ)
[アルフォンス]
エクラ!?
いや…違う。
彼らも異界の英雄…なのか?▼
[アンナ]
でも様子がおかしいわ。
まるで自我を失っているみたい…
彼らは何なの…?▼
[シャロン]
ふたりとも、
考えてる場合じゃないですよ~!
来ますっ!▼

クリア後

[エイトリ]
やられちゃったか。
やっぱり失敗作はダメだね。▼
[アルフォンス]
エイトリ…!?
失敗作とはどういう意味だ!▼
[エイトリ]
私はアスク王国の召喚の神器に
興味があってね。▼
魔道科学の力で同じものが作れないか
長年研究していたんだよ。▼
でもダメだね。呼び出すことはできても
やはり神竜の力がないと
服従の契約までは結べないみたいだ。▼
[シャロン]
じゃ、じゃあこの英雄さんたちは…▼
[エイトリ]
その名の通り失敗作さ。
不完全な形で召喚され、自我を破壊された
かつての異界の英雄たち…▼
[アンナ]
なんてひどいことを…!
彼らも人間なのよ!?▼
[エイトリ]
わかっているよ、そんなこと。
それに勝るものが
私にはあるというだけさ。▼
[アルフォンス]
黙れ! 僕は…お前を許さない!▼
[レギン]
エイトリ…信じてたのに……
うぅ~バカバカバカっ!
信じた私が大バカだったのっ!!▼
[シャロン]
やっぱりあなたは悪い人です…
わたしたちの敵ですっ!▼
[エイトリ]
ふふっ、それは怖いな…▼

(画面が白く光る)
[アルフォンス]
待て!! みんな、追うぞ!▼

(暗転)
[ファフニール]
…………
アスク王国、召喚師……
いや、あいつは別人だ。▼
だがあいつと戦ってから
ずっと何か引っかかる…、…っ……▼
ぐぁっ…!
また頭がっ…ちくしょう……!!▼
ハッ…クソが!
何だか知らねえが、俺がアスクに
近づくのが気に入らねぇってのか……!?▼
そいつぁいい…
お望み通り行ってやるよ。
アスク王国にな……!▼

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Last-modified: 2021-04-24 (土) 17:09:32
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