章別会話/5章紋章再び

[チキ]: やられちゃった…
でも、ありがとう！
これでチキ、もとに戻れるの。▼
もうむりやりたたかわなくても
よくなったの…▼
（暗転）
[アンナ]: ふうっ、お疲れさま。
無事に任務を果たせたわ。
今回の狙いはマルスではなかったようね。▼
[アルフォンス]: 「紋章の異界」は以前も解放した。
けれど扉が開いている限り、
奴等は何度でも同じ異界に攻め込んでくる。▼
[シャロン]: もちろん特務機関は、
扉の警護もしているんですよ？
でも、存在する扉の数は膨大で…▼
その上、エンブラ帝国軍は
いつどこに攻め込んでくるかわかりません。▼
わたしたち王族が扉を閉める力さえ
持っていればいいんですけど…▼
[アルフォンス]: 両国の力はふたつでひとつ。
僕たちが扉を閉める力を持つとしたら、
向こうは扉を開く力を持つことになる。▼
そうしたらエンブラ帝国軍は
僕たちが閉じた扉を、
何度も開きに来ることになるだろうね。▼
[シャロン]: ううっ、それはそれで厄介です…！
というか今より大変かもしれません。
閉じてる扉でも油断できなくなりますから。▼
[アンナ]: 片方の国が両方の力を持てない以上、
協力しないことにはこの戦いは
終わらないということね。▼
…さて、この前の陽動を考えると、
他の扉が襲撃されている可能性もあるわ。
念のため、見回りをしておきましょう！▼