章別会話/1章機械の王国

章別会話

第５部１章機械の王国†

第５部１章機械の王国
コメント

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１章１節　機械仕掛けの王女†

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オープニング†

（５部オープニングムービー）
[？？？]: ……ーー………
…うぅ……う…▼
…ここは……一体……？▼
[？？？(エクラ？)]: …………▼
[？？？]: ！　誰だ！？
教えてくれ！
ここはどこなんだ？▼
[？？？(エクラ？)]: …はぁ。失敗か。
今度こそいけると思ったんだが…▼
[？？？]: …？　何の…
話をしている……？▼
[？？？(エクラ？)]: 仕方ない。
もったいないけど処分するか。▼
[？？？]: な…何をする！？
やめろっ…！！▼
[？？？(エクラ？)]: ！　刃を向けた…
やはり失敗だな。
それなら躊躇する理由もない。▼
[？？？]: くっ…！　ちくしょう…！▼
[？？？(エクラ？)]: ！　…逃げられたか。まあいい。
そのうち野垂れ死ぬだろう…▼
(暗転)
[？？？]: はあ、はあ…▼
ここはどこだ？
見渡す限り荒れ果てて……
戦をしているのか？▼
…うぅ、頭がっ……！……
……あ……う………▼
(暗転)
[アルフォンス]: くっ…！▼
[シャロン]: お兄様！　大丈夫ですかっ！？▼
[アルフォンス]: 僕は平気だ！
エクラは…！？▼
[シャロン]: 無事ですっ、ここにいますっ！
それよりこの敵は
何なんですかーーーっ！？！？▼
いつのまにこんなにたくさん
アスクに近づいてきたんです！？▼
[アルフォンス]: 分からない…
警備兵たちは、気づいた時には
もう国境の目前に迫っていたと…▼
[シャロン]: そんな、魔法じゃないんですから！▼
[アルフォンス]: …魔法…魔道…？
…まさか……！▼
[シャロン]: お兄様、心当たりでも？▼
[アンナ]: みんな、見つけたわ！
あいつが指揮官よ！▼
あいつを倒せばとりあえずこの危機は
乗り越えられるはず…！▼
[レギン]: ……………▼
あなたがアスク王国の
アルフォンス王子…▼
そして召喚師の
エクラですね。▼
初めてお目にかかります。
私はニザヴェリル王国
ファフニール王の妹、レギン。▼
[アルフォンス]: やはりニザヴェリル王国か…！▼
[レギン]: 私の目的はふたつ。
アスク王国の占領。
そしてその召喚師の身柄の確保です。▼
[シャロン]: えっ！？　な、何で
エクラさんを！？▼
[レギン]: それをあなた方が
知る必要はありません。
さあ、覚悟！！▼

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クリア後†

[レギン]: くっ…強い…！
ここは一旦退くしか…▼
(暗転)
[シャロン]: 敵が退いていきます…
とりあえず助かりましたー…▼
ところでお兄様っ！▼
ニザヴェリルって、
あの小人の国といわれている
ニザヴェリル王国ですか？▼
[アルフォンス]: ああ。手先の器用な小人族の国で
優れた魔道科学の化学の力を持つ国だ。▼
彼らなら、僕らに気づかれず
国境に近づくことも可能だろう。▼
[シャロン]: ま、まどうかがく？▼
[アンナ]: 魔道と科学を融合させた技術よ。
ニザヴェリルはこの世界で唯一
その研究に成功した国なの。▼
でも…油断していたわ。
最近のニザヴェリルの動向が
怪しいことは把握していたのに…▼
とにかく、彼らが完全に撤退するまで
ここで食い止めなきゃ。▼
[シャロン]: あのレギン王女を
倒さなきゃいけないんです？▼
うーん、
わたしと同い年くらいなのに…
気が重いです。▼
[アルフォンス]: …？
何だい、エクラ。▼
[シャロン]: エクラさん？
何か気になることでも？▼
[アルフォンス]: …ああ、エクラ。
僕もそう思う。▼
あのレギン王女…
戦い方にどこか迷いがある気がする。
もう少し様子を見よう。▼
彼女がなぜ君を狙うのかわからないけど…
大丈夫だよ、エクラ。
君は絶対、僕が守るから。▼

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１章２節　曠野の王†

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オープニング†

[アンナ]: ニザヴェリルは十数年前の
クーデターで王族が滅んでから
ずっと国が荒れていて▼
他の国に侵略する余裕なんて
なかったの。▼
そんな中、一兵士から
実力で王にのし上がったのが
今のファフニール王よ。▼
[シャロン]: じゃあ、ものすごーっく
強い人なんですねっ？▼
[アルフォンス]: それはもう、この世のものとは
思えない強さだそうだよ。
それに…▼
気さくな人柄で皆に慕われていたから
王族ではないけど、
民はファフニール王の即位を歓迎した。▼
[アンナ]: でも、それも長くは持たなかった。▼
即位後は次第に暴君と化し
民に圧制を布き、他国へ侵略を開始した。
今では昔の王の面影もないそうよ。▼
[シャロン]: それでアスクにも侵略を？▼
権力を持つと
人は変わっちゃうってことでしょうか…
うーん、やるせない話です…▼

（クリア後会話なし）

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１章３節　道を拓く鍵は†

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オープニング†

[アンナ]: みんな！
国境の北にニザヴェリル兵が現れたわ！▼
[シャロン]: 今度は北ですか！？
うぅ…姿を消して移動するから
どこに現れるのか見当がつきません！▼
エクラさんも
作戦の立てようがなくて困ってますよ。▼
[アルフォンス]: 手強いな…
他の国もこの魔道科学の力の前に
次々と敗北していったそうだ。▼
[シャロン]: そ、そんな国に勝てるんでしょうか？
お兄様、わたし不安です…▼
[アルフォンス]: 弱気になるな、シャロン。
諦めなければ道は開けるはずだ。
そして…▼
[シャロン]: そして…なんですか？▼
[アルフォンス]: その道を開く鍵は、あのレギン王女が
握っているのかもしれない。
ただの直感だけど…▼
…エクラ？
君もそう思うのかい？▼
ありがとう。心強いよ。
大丈夫、君と僕となら
きっとこの難局も切り抜けられる。▼
これは直感じゃなくて確信だ。
さあ、今日も僕たちを導いてくれ！▼

（クリア後会話なし）

（※４節は会話なし）

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１章５節　王国の兄妹†

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オープニング†

[レギン]: 今度こそ負けません。
この国と召喚師は
我がニザヴェリルがいただきます。▼
[アルフォンス]: 待ってくれ！
レギン王女、君は本当に
この戦いを望んでいるのかい？▼
[レギン]: ！？　何を…▼
[アルフォンス]: 君は迷っているように見える。▼
僕は戦意のない者と
無益な戦いはしたくない。
だから…▼
[レギン]: うっ…うるさいうるさい
うるさいの！！▼
私は絶対、たとえ死ぬことになっても
おにぃ…ファフニール王の役に
立たなくちゃいけないんですっ！！▼
死ぬ気でかかっていらっしゃい！
私もあなたたちを…
殺す気で参ります！▼

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クリア後†

[レギン]: …私…
負けちゃった…の……？▼
(暗転)
[レギン]: ぐすっ…ふ…ふえぇ……
ふえぇええーーーーーん！！
うわああぁーーーーん！！▼
ごめんなさいなのーーー！！
お兄ちゃーーーーん！！▼
私…やっぱり無理だったの……！
負けちゃったよぉ……
ぐすっ、うっ…ふえぇ～…！▼
[シャロン]: な…何だか最初とずいぶん違いますね。
こっちが本当のレギン王女…？▼
[アルフォンス]: レギン王女。
君が負けたのは
本気を出せなかったからだ。▼
君は何を迷っているんだい？
よかったら聞かせてくれないか。▼
[レギン]: アルフォンス王子…
私を心配してくれるの…？
私…さっきまで敵だったのに…▼
アスクの人たちって…
とってもとっても優しいのね…▼
………………▼
[アンナ]: レギン王女？
どうしたの？▼
[レギン]: …決めた！　決めたなの！
私、あなたたちと一緒に戦うの！▼
だからお願い。
ファフニール王を…
お兄ちゃんを止めてください！！▼