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章別会話

戦禍の連戦+ 85 過去の王、未来の女王 4†

過去の王、未来の女王 4†

オープニング†

[レギン]
きゃあぁああーーーー!!▼
[ダグ]
ぐあぁっ…っ……!!▼
[シアチ]
あーっはっはっはっは!!
その程度か?
威勢の割には大したことねえなぁ。▼
所詮、小人なんざとつるむ
軟弱者かよ!!▼
[ダグ]
くっそ…
あいつマジ強ぇ…!▼
[シアチ]
よくも、王都に攻め込もうって時に
邪魔してくれやがったなあ?▼
楽に死ねると思うなよ。
手足を一本一本引きちぎって
目の前で犬に喰わせてやる。▼
まずはお前からだ!!▼
(白く光る)
[ダグ]
うぎゃっ…!▼
[レギン]
ダグ王女!
こ、ここは一旦退くの!!▼
(暗転)
[ダグ]
いっててて…
うぅ、ごめんレギン。
あたし、足引っ張っちゃったね…▼
[レギン]
ううん、そんなことない。
でも…シアチは本当に強いの。▼
なんていうか、
ダグ王女やノート王女を
もっともっと強くしたみたいなの。▼
[ダグ]
ああ、それで正解だよ。
昔の巨人族はあたしたちより
ずーっと強かったらしい。▼
【始まりの巨人】と呼ばれる
あたしたちの始祖から遠ざかるにつれ
弱くなっていったんだって。▼
[レギン]
そうなんだ…
じゃあ、ダグ王女の子孫は
もっと弱くなっていくってこと?▼
[ダグ]
そうなるね。まあ弱くなっても、
他の民族と同じくらいになるってこと
なんだろうけど。▼
だからあたしは、ヨトゥンの民が
たとえ強くなくなっていっても▼
安心して暮らしていける国をつくって、
それを伝えていかなきゃいけないんだ。▼
[レギン]
ダグ王女…、立派なの。▼
[ダグ]
ありがと、レギン。▼
…でも、このままじゃそれも
夢で終わっちゃうじゃーん!▼
あーっ! どーしよ!!
あたしもレギンみたいに
強くなりたーーい!▼
神様? 姉ちゃん?
誰でもいいや。
あたしに力をちょーだーーいっ!!!▼
[レギン]
ダ、ダグ王女!
敵に見つかっちゃうの!!▼
[ダグ]
あっ、ごめんごめ…▼
…ん?▼
[レギン]
どうしたの?▼
[ダグ]
なんか今光って…▼
え、なんか光がすごい速さで
近づいてくるんですけど!?▼
[レギン]
て、敵!?▼
[ダグ]
わかんないけど…
来るよ、構えろ!!▼

終了後†

[???]
まだ未熟ですが…よいでしょう。
見事です、我が子よ。▼
[レギン]
ひ、ひ、光る鳥!?
が、しゃべったの!?!?▼
[ダグ]
わ、我が子ってなんだよ!?
鳥から生まれた覚えはねーよ!!▼
ていうか、いきなり襲い掛かってきて、
あんた何者!?▼
[???]
私は【始まりの巨人】。
巨人族の始祖と呼ばれるもの。▼
もっとも今の私は魂のみの存在。
この鳥は私の魂の形…
ヴェズルフェルニルと呼ばれています。▼
[ダグ]
【始まりの巨人】…?
えっ、始祖様!? 本当に!?▼
[レギン]
でも、どうしてっヨトゥンの始祖様が
こんなところにいるんですか?▼
[???]
この森が
元はヨトゥンの地だったからです。▼
太古の昔、私の力を巡って
ヨトゥンの子供たちに
争いが起こりました。▼
我が子たちが争い続けることに
耐えかねた私は、鳥に姿を変え
彼らの元から去りました。▼
そしてこの森で眠りについたのです。▼
子供たちは長い間
私を捜し求めましたが…▼
やがて諦め、私の存在も
忘れ去られていきました。▼
私が人々の記憶から消え去り
僅かに伝説の中に
語り継がれるほどになった頃、
巨人と小人の間に
大きな戦が起こりました。▼
そして小人たちは独立を勝ち取り、
巨人たちは彼らに住む地を与えたのです。▼
[ダグ]
要するに、始祖様を忘れたまま
土地ごとニザヴェリルに
くれてやっちゃったってこと?▼
うわぁ、我が祖先ながら
なんちゅう罰当たりな…▼
[???]
私の存在が争いを呼ぶのであれば、
私は忘れ去られたままでよかった。▼
しかし、私を呼び起こそうとする者が
この森を訪れました。▼
[ダグ]
シアチか…
闇雲に攻めてきてる訳じゃなかったんだ。▼
[レギン]
アンナ隊長の言ってた強い反応って、
始祖様のことだったのね。▼
[???]
あの者も可愛い我が子には変わりない…▼
しかしシアチ…
あの者は力に取り憑かれています。▼
私の力を得れば、再び昔のように
際限のない争いを起こすでしょう。▼
私はシアチの手から逃れ
この森を彷徨っていました。▼
そこに、また私を呼ぶ我が子の声が
聞こえたのです。▼
[ダグ]
それがあたしってこと?
確かに力が欲しいとは言ったけど…▼
てか、何でいきなり
襲い掛かってくんのよ!?
死ぬとこだったんだけど!▼
[???]
私の力を与えるに足るか
試させてもらいました。▼
あなたはまだ未熟ですが、
果てしない可能性を感じます。
私はそれに賭けたい…▼
我が子よ、名は?▼
[ダグ]
ダグだけど…
え、力を与えるって、マジ?▼
[???]
今の私、ヴェズルフェルニルに
実体はありません。▼
あなたの方の鳥の体を借り、
あなたに力を与えましょう。▼
しかしダグ、約束してください。
私の力を正しき行いにのみ使うと。▼
もし道を誤ることがあれば
私はあなたの体を焼き尽くします。
その覚悟はありますか?▼
[レギン]
ええっ!?
や、焼き尽くす…!?▼
[ダグ]
…まあそう甘くはないか。
いいよそれで。
シアチも絶対に倒してみせる。▼
だからあたしに力をちょうだい。▼
[???]
いいでしょう。
心強き我が子よ──▼
[ダグ]
うわっ…!▼
(白く光る)
[ダグ(以降はお供の姿)]
……お、おぉ……?▼
[レギン]
ダ、ダグ王女…!
すごいの! それが始祖様の力なのね!!▼
[ダグ]
あー、うん。そうみたい…
なんか変な感じだけど…▼
っていうかさ、これからあたし
ずーっと始祖様と一緒ってこと!?▼
あ、あたしにも
プライバシーってもんが…▼
[???]
案ずることはありません。
私の意識はこのまま眠りにつきます。▼
あなたの歩む道は
あなた自身で決するのです。▼
頼みましたよ、我が子ダグ──……▼
[ダグ]
…始祖様? おーい…
ほんとに眠っちゃったみたい。▼
ありがとう、始祖様。
これでシアチにも
何とか勝てるかもしんない。▼
よっしゃあ、もっぺんリベンジだ!!▼
[レギン]
おーっ、なの!▼

追加オープニング†

[レテ]
やれやれ…
本当に山ほどお菓子をもらってしまった。▼
こんなにたくさん、
リィレに持って帰ったとしても
食べきれないぞ。▼
…ん? 何やらそこの茂みが
動いたような…▼
[イレース]
…トリックオアトリート……▼
[レテ]
…………▼
[イレース]
驚きましたか…? 怖いでしょう…?
これ以上いたずらされたくなければ
お菓子をください…▼
[レテ]
いや…驚いていないが。
そこにいるのは見えていたし。▼
[イレース]
! そんな…
渾身のトリックオアトリート
だったのに…▼
ああ…もうダメです。
収穫祭だというのに
私は…ここで……▼
[レテ]
倒れた!?
おい、大丈夫か! しっかりしろ!!▼

追加エンディング†

[イレース]
もぐもぐ…
ああ、美味しいです。生き返ります…▼
[レテ]
まったく…いきなり倒れるから
敵襲か何かと思ったら空腹だとは。
肝を冷やしたぞ。▼
お前は、アイクの傭兵団の…
確か、とんでもなく大食らいの
ベオクだと聞いた気がするが…▼
[イレース]
それほどでも…▼
[レテ]
共に戦っていた仲間と
異界の祭りで初めて顔を合わせる
というのも妙な話だが…▼
これも何かの縁というやつだろう。
よろしく頼む。▼
[イレース]
はい…私も…
あなたのような親切な方と
知り合えて…とても嬉しいです…▼
これからもどうぞ末永く
よろしくお願いします…
もぐもぐ…▼
[レテ]
…それにしても、本当に
よく食べるな。▼
[イレース]
はっ…すみません。私、食べ始めると
止まらなくて…▼
[レテ]
構わんが、妹の土産の分だけ
残しておいてくれよ。▼
[イレース]
はい…。妹さんのお土産…
これでどうでしょう。▼
[レテ]
…焼菓子一個?
おい、いくらなんでも少なすぎだ!▼
[イレース]
す、すみません。
てっきり小さな妹さんだと…▼
[レテ]
小さいにしても限度があるだろう…
私の妹はネズミじゃないんだぞ。▼
[イレース]
レテさんは、
面白いことをいいますね…▼
[レテ]
いいから、その袋ごとよこせ。▼
[イレース]
…はい。▼

コメント†



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Last-modified: 2026-06-30 (火) 01:39:13
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