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章別会話

戦禍の連戦+84 過去の王、未来の女王 3

過去の王、未来の女王 3

オープニング

[レギン(お供)]
たあーーーーーっ!!▼
(白く光る)
[ダグ]
かーっこいーい!
やるじゃん、レギン!▼
[レギン(お供)]
えへへ…
すっごく変わっちゃったけど
変じゃない?▼
[ダグ]
全然! 似合う似合う。
あの科学者、シンドリって言ったっけ?
いい腕してんなあ。▼
[レギン(お供)]
シンドリさん、そそっかしいけど
とっても親切な人だったの。▼
[ダグ]
だな! いやー、科学者って聞いて
一瞬焦って損したわ。▼
考えてみりゃ、科学者が
一人しかいない訳ないよねー。▼
あいつ、おどおどしてるくせに
建国王の話になると超早口になるの、
面白かったなー。▼
[レギン(お供)]
建国王様のこと、
とっても尊敬してたの。▼
そうやって、みんなで力を合わせて
私たちのニザヴェリルって国を
つくってくれたんだなって…▼
だから私も力になりたいの。
ダグ王女、巻き込んじゃってごめんなさい。▼
[ダグ]
いやいや、考えてみたら
迷惑かけてんのあたしらの祖先だし…▼
こうなったらバカ祖先の横っ面
引っぱたいて、目ぇ覚ましてやんのが
子孫の義務っしょ!▼
[レギン(お供)]
ありがとう! でも、建国王様が
苦戦するくらいだもの。
きっととっても強い人なの。▼
[ダグ]
だな。油断は禁物ってね。▼
それにしても兵が増えてきたな…
こりゃそろそろ敵の本陣が近いか?▼
[レギン(お供)]
きっと向こうにも私たちが
近づいていることは伝わってるの。
慎重に動かなきゃ…▼
[ダグ]
数でこられちゃ敵いっこない。▼
上手いことその敵の大将、
シアチってやつに奇襲をかけて
仕留めちまわないと。▼
いいか、レギン。
シアチの位置がある程度わかったら
二手に分かれて…▼
(白く光る)
[レギン(お供)]
な、何なの!?▼
[シアチ]
出てこい、ネズミども!
この辺にいるのはわかってんだよ。▼
俺は逃げも隠れもしねえ。
堂々と勝負しろ!!▼
[ダグ]
ははぁ、あれがシアチね。
力押ししか能がないかと思ったら
意外と目ざといじゃん。▼
しょーがない。いくよレギン!▼
[レギン(お供)]
はいなの!!▼

終了後

[シアチ]
出て来やがったな、ネズミども。
俺の名はシアチ。
誇り高きヨトゥンの戦士だ。▼
[レギン(お供)]
私はレギンなの。
建国王様に代わって
あなたを止めにきたの!▼
[シアチ]
てめえ…他の小人族どもと何か違うな。▼
まあいい。いくら新しい玩具を
作ったところで、俺たちには勝てねえと
教えてやるよ。▼
…ん? 後ろにいるお前…
ヨトゥンの民か?▼
[ダグ]
ああ。あたしはダグ。
巨人族だけど、あんたの
やってることは気に入らない。▼
ニザヴェリルに加勢するよ。▼
[シアチ]
何!? ヨトゥンの民が
小人族に与するなど…
気でも狂ったか!!▼
こいつらは我ら巨人族に仕えるために
生を受けた、ひ弱で下等な種族だぞ。▼
[レギン(お供)]
そんなの違うの!
私たちは、誰かの為に
生まれてきた訳じゃないの!▼
[シアチ]
はぁ…まったくてめえらは
どいつもこいつも…▼
大したことはできないくせに
権利ばかり主張しやがる。▼
誰があの天にも届かんばかりの
街を作った?▼
犠牲を払い外敵から民を守った?
全てヨトゥンの民だ!▼
てめえらが呑気に田畑を耕し、
子を育てることができたのも
俺たちあってこそだ!!▼
それを今になって
自由になりたいだと…?
飼い犬に手を噛まれるとはこのことよ。▼
[レギン(お供)]
そ、それは、今まではそうだったかも
しれないけど!! でも!!▼
ニザヴェリルの民だって
いろんなことができるの。▼
守ってくれなくていい。
私たちが何をするかは
私たちが決めたいの。▼
[シアチ]
何を偉そうに…
俺たちの影でぬくぬく生きてきた
てめえらに、そんなことができるものか。▼
[レギン(お供)]
できるかできないかなんて、
あなたの決めることじゃない!▼
[ダグ]
現に兵器を開発した小人族は
巨人族と互角に戦えてるじゃん。▼
なんでも力で解決できる時代は
終わったんだよ。▼
[シアチ]
黙れ!!
てめえ、マジで気に食わねえな。
あの軟弱な女王と同じこと言いやがって…▼
ヨトゥンの民なら生かしてやろうと
思ったが、気が変わった。
ズタズタに引き裂いてやる!!▼

追加オープニング

[ニルス]
本当にきれいだなあ…
ニニアンも一緒に来られたら
すごく喜んだのに。▼
[ティト]
私も姉さんや妹と一緒に来たかったわ。
私だけお祭りにを楽しむなんて
気が引けるもの。▼
[ニルス]
そんなふうに
思う必要はないんじゃない?▼
お姉さんも妹さんも、
ティトが楽しかったら
よかったって思うだけなんじゃないかなあ。▼
[ティト]
ニルス…
あなたには妹や弟がいないから
わからないのよ。▼
姉さんはともかく、妹っていうのは
私だけお祭りに行ったなんて知ったら、▼
お姉ちゃんだけなんてずるーい!
って、そりゃあ大騒ぎするんだから。▼
[ニルス]
ええっそうなの?
ぼくもニニアンにとっては弟だけど…▼
うーん、少しはいいなあって
思うかもしれないけど▼
やっぱりニニアンが
楽しんでくれたことのほうが嬉しいな。▼
[ティト]
ニルスはまだ小さいのに立派ね。
シャニーにも見習ってほしいわ…▼

追加エンディング

[ニルス]
…だから、ぼくとニニアンは
踊ったり笛を吹いたりして
旅をしてきたんだ。二人だけで。▼
[ティト]
そうなの…
辛いこともあったでしょう?
苦労したのね。▼
[ニルス]
ティトだって、ずっと
姉妹だけで暮らしてきたんでしょ?▼
ティトと妹さんも、
お姉さんに会えなくて
寂しいのを我慢してきたんだよね。▼
ぼくにはいつもニニアンがいたから、
寂しくはなかったよ。▼
[ティト]
そうね…子供の頃はいつも寂しかったわ。
だけどシャニーがいるから
弱音も吐けなくて…▼
おかげで、今でもちょっと
素直になるのが苦手なの。▼
なのにシャニーは子供の頃から
寂しいとかお腹が空いたとか…
なんでもすぐ口に出すんだから。▼
[ニルス]
あははっ!
楽しそうな妹さんだね。▼
ティトはお姉さんも妹さんも
大好きなんだね。
話してるとき、すごく楽しそうだもの。▼
[ティト]
そ、そう?
…そうよね。ニルスに意地をはっても
仕方ないわよね。▼
姉さんがいない寂しさを耐えられたのは
シャニーがいたからなのよね。▼
面倒もたくさんかけられたけど、
助けられたのは私の方かもしれないわ。▼
[ニルス]
ふーん…
ニニアンも、ぼくがいて
よかったって思ってくれてるかなあ。▼
[ティト]
思ってるに決まってるじゃない。
ニルスはこんなにもいい子だもの。▼
[ニルス]
へへっ、ありがとう!
ティトもすっごく素敵な
お姉さんだと思うよ。▼
[ティト]
あ、ありがとう…
ニルスはとても素直ね。
何だか私、反省しちゃった。▼
シャニーにも、もっと素直に
優しくしてあげなきゃね…▼

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Last-modified: 2025-01-18 (土) 16:23:43
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