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章別会話
希望の護り手たち†
希望の護り手たち†
オープニング†
- [アンナ]
- 大変よ…!
今、見張りの兵から報告が入ったの!▼
- [アンナ]
- 裁きの神槌…
ミョルニルの軍勢が
再び動き出したらしいわ!▼
- [アルフォンス]
- 本当ですか…!?▼
- [エイリーク]
- ミョルニル…。▼
この世界に召喚されたとき
エクラさんから
その存在を伺いました。▼
- [マルス]
- 戦神トール率いる軍勢が
アスク王国に迫っているのだね。▼
- [アンナ]
- ええ。
地平を埋め尽くすほどの大軍勢が、
私たちの国を滅ぼそうとしてくる…▼
- [マリアンヌ]
- なんて無慈悲な…
私たちの主とは正反対の振る舞い…▼
- [アルフォンス]
- 僕たちはこれから
南にある秘宝砦に向かう。▼
そこには異界より集められた
秘宝が眠っているんだ。
彼らに抗することができる遺産がね。▼
そこがミョルニルを受け止める最後の砦。
突破されれば…アスク王国に明日はない。▼
- [門番]
- アルフォンス王子…!
じ、自分は英雄ではなく
できることは門を守ることくらい。▼
なので、秘宝砦の門を守るため
力添えさせていただきます…!▼
- [アルフォンス]
- ありがとう。その申し出
喜んで受けさせてもらうよ。▼
- [アンナ]
- 動ける英雄を総動員するわ。
召喚されたばかりで悪いけど
マルス王子たちにも力を貸してもらうわよ!▼
- [マルス]
- もちろんだよ。
ぼくたちはそのために
この世界に呼ばれたのだからね。▼
- [マリアンヌ]
- 主が…私たちの背中を
支えてくれることを祈りましょう…▼
- [エイリーク]
- 守りましょう、この国の未来を…!▼
- [アンナ]
- この資材は北門に運んで!
武具の補充も確認しておいて!
足りない分はマリナスさんに頼んで!▼
- [マルス]
- アンナ隊長。
東門の英雄たちの配置は
ほぼ完了したよ。▼
- [アンナ]
- 本当? 助かるわ!
さすがは英雄王ね。
その統率力が羨ましい…!▼
- [マルス]
- エイリーク王女も
手伝ってくれたからね。
彼女の人望もあってこそだよ。▼
- [アンナ]
- おっと、手配していた
資材が届いたみたい。それじゃ
引き続き頼むわね、マルス王子…!▼
- [マリアンヌ]
- 慌ただしい…ですね。▼
- [門番]
- 緊迫感がありますね。
自分も武者震いがしてきました…!▼
- [エイリーク]
- ……▼
- [マルス]
- エイリーク王女…
どうかしたのかい?▼
- [エイリーク]
- 以前、兄上と話していたことを
思い出したのです…▼
- [マルス]
- 兄上…
ルネス王国のエフラム王子だね。▼
- [エイリーク]
- いつの時代も戦いはなくならない…▼
いにしえの時代
魔物がいれば魔物と戦い
魔物がいなくなれば人間同士で争う。▼
- [マリアンヌ]
- ……▼
- [エイリーク]
- 人は戦いが愚かだと知っていながら
なぜ過ちを繰り返すのでしょうか。▼
戦いで得られるものより
協力して得られるもののほうが
ずっと多いのに…▼
- [マルス]
- そうだね。いくつもの戦いを
見てきたから…よくわかる。
ぼくもその考えに賛成だよ。▼
- [マリアンヌ]
- ですが…これから私たちが
戦おうとしているのは
神に列する存在…▼
生き延びるためには…
人は神とも戦わねば
ならないのでしょうか…▼
- [マルス]
- マリアンヌの不安もよくわかる。
エイリーク王女の言う通り
戦いは無益だ。▼
でも、今は剣を取らなくては
この国の希望が潰えてしまう。▼
明日へと命をつなげるために
神との戦いに勝たねばならないのなら
ぼくたちは前に進まなくてはならない。▼
- [エイリーク]
- 覚悟を決めなくては…
ならないのですね。▼
- [マルス]
- まずはミョルニルを凌ぎきること。
それだけを考えよう。▼
- [マリアンヌ]
- は、はい…!▼
- [門番]
- ぜ、絶対に守り抜くであります…!▼
- [門番]
- うう…緊張するであります。
まもなく神の大軍勢が
押し寄せてくると思うと…▼
- [マリアンヌ]
- ……▼
- [門番]
- どうかしましたか、マリアンヌさん?
心なしか顔色が…▼
き、きっと大丈夫ですよ…!
自分たちが配置されている西門は
さほど攻撃が激しくないと聞きました。▼
- [マリアンヌ]
- でも…私は昔から
不幸を呼び込んでしまう体質で…▼
い、いえ…今は過去に
囚われている場合ではありませんね。
自分がなすべきことをなさないと…▼
- [門番]
- ええ、命に代えても
この門は守ってみせま…あ、あれ?▼
気のせいか…
向こうから土煙が
こっちに向かってきているような。▼
- [マリアンヌ]
- ……!
あれは…敵の軍勢です。
それもすごい数の…▼
- [門番]
- あわ、あわわわ…!
もしかして、裏をかかれて
しまったのでしょうか…!?▼
- [マリアンヌ]
- 西門に配置されている
英雄は多くありません…▼
救援が来るまで
なんとか持ちこたえないと…!▼
- [門番]
- りょ、了解であります…!▼
(暗転)
- [門番]
- こ、このっ、このこのっ!
この門は絶対に通しません!▼
こんな激しい戦いになるのなら
大修道院の武器屋で、もっといい槍を
買っておけばよかったであります…!
- [トール]
- ……。▼
- [門番]
- ひっ…!?
こ、この背筋が凍りそうな威圧感…
何者です…!?▼
- [トール]
- 一兵を先陣に立たせるとは…
ミズガルズはこれほどまでに
戦力が枯渇しているというのか。▼
それとも、我ら戦鎚の軍勢を
侮っているのか…?▼
- [門番]
- ま、ままま、まさか
ミョルニルを率いる
戦神トール!?▼
- [トール]
- 我がミョルニルを打ち砕けるのは
選ばれし英雄のみ…▼
名も知らぬ兵よ。
お前はなぜ、ここに?▼
- [門番]
- め、目があっただけで足がすくみ
槍を持つ手が震えてしまう…!
し、しかし…!▼
自分がここにいる理由…
それは、自分の役割が
門を守ることだからであります!▼
- [トール]
- そこをどくがいい。
この門は破らせてもらう。▼
- [門番]
- ぐぅっ! ウワーッ!▼
- [トール]
- …そのまま倒れているがいい。▼
- [マリアンヌ]
- ……!? 門番さん!
た、助けにいきたいですが
敵の数が多すぎて…!▼
- [門番]
- いた、いたた…全身が…
まるで引き裂かれてしまったように…!!▼
で、ですが、この門を…
通すわけにはいきません!▼
- [トール]
- …それほどの傷を負い、
なぜまだ立ち上がる。▼
- [門番]
- はぁはぁ…じ、自分は…
門を守ることしかできません。▼
しかし、それは…
門の内側にいる人々の笑顔や
彼らの明日を守ることに繋がるのです。▼
だから自分は…守るのであります。
門を守り続けるのであります!▼
- [トール]
- ……▼
さきほど侮った無礼を詫びよう。
まことの強さを持つ英雄よ。▼
ならば私も、
全力で相手を務めるのが礼儀…▼
- [門番]
- く、くぅぅ…目が霞む…。
自分は…ここまでで…しょうか…▼
- [マリアンヌ]
- 門番さん…!
しっかりしてください!▼
見てください、援軍が来ましたよ!
マルス王子やエイリーク王女たちが…!▼
- [門番]
- ……!
ああ…よかった…
これで門は…大丈夫ですね…。▼
- [マリアンヌ]
- 門番さん! 門番さん…!?▼
(暗転)
- [門番]
- そ、そうでしたか…
援軍が間に合って、なんとか
西の門は持ちこたえたのですね。▼
- [アルフォンス]
- ありがとう。
あなたが踏ん張ってくれたおかげだ。
アスクの民を代表して礼を言うよ。▼
- [門番]
- そ、そんな…!
自分はやれることを
やったまでであります!▼
- [マルス]
- ひとりひとりに力は小さい。
でもそれぞれが役目を果たせば
それは大きな力になる。▼
君も立派な英雄だ。
神を前にしても一歩も引かなかった
その勇気、称賛に値するよ。▼
- [門番]
- こ、光栄です…!
英雄王からそのような
言葉を頂けますとは…!▼
これからも微力ながら
ヴァイス・ブレイヴの力になれれば
幸いであります!▼
- [エイリーク]
- …戦いは続いていく…だけど
その先には希望が待っているはず…。▼
そう信じて、今は戦いましょう。
民のため、未来のために。▼
- [マリアンヌ]
- …たとえこの先、
また神と戦うことになっても…。▼
主や、良き神々はきっと力を
貸してくれると思うのです。▼
私も…信じてみます。
ひとりひとりが希望の護り手になり
未来を紡ぐことができると…▼
光の王子 マルス†
- [フィヨルム]
- マルス王子、先ほどの戦いでは
大変助けられました。
ありがとうございます…!▼
- [マルス]
- いや、ぼくは何も
特別なことはしていないよ。▼
英雄のみんながそれぞれ
力を発揮できたからこそ
勝つことができたんだ。▼
- [フィヨルム]
- ですが…マルス王子が
絶好のタイミングで皆を激励したこと…
そこが戦いの帰趨を決めたかと。▼
さすが、英雄の中の英雄として
異界にまでその名前を響かせている
マルス王子…感服いたしました。▼
- [マルス]
- 大げさだよ、フィヨルム王女。▼
- [フィヨルム]
- いえ、いえ…!
マルス王子のお人柄と逸話を知れば
知るほど尊敬の念は深まるばかり…▼
民のために寡兵で戦いに身を投じ
仲間を集めながら進軍していったのは
本当に物語のようです…!▼
あっ…申し訳ありません。▼
マルス王子は命がけで
戦いに臨まれていたのに
物語などと言ってしまい…。▼
- [マルス]
- そんなに恐縮することはないよ
フィヨルム王女。▼
それに…ぼくが切り抜けてきた
いくつもの戦いは
ぼく自身がすごかったわけじゃない。▼
まわりにいたみんな…
仲間たちのおかげなんだよ。▼
- [マルス]
- ぼくのことを英雄王と
呼んでくれる人もいるけど…。▼
そもそも、その名はぼくには
不釣り合いだと思っているんだ。▼
- [フィヨルム]
- それは…どうしてでしょうか?▼
- [マルス]
- 大陸に平和をもたらしたのは
血を流しながら戦った
ひとりひとりの力。▼
時代を変えたい、未来を掴みたいと
強い意志を抱いて戦った
みんなの信念が平和を勝ち取ったんだ。▼
ぼくはたまたま
その旗印になるような
立場にいただけだよ。▼
- [フィヨルム]
- で、ですが…皆は
マルス王子の背中を見ながら
前に進んだのですよね?▼
- [マルス]
- 見られているのが背中でよかったよ。
顔を見られていたら、きっととても
不安そうな顔をしていただろうしね。▼
- [フィヨルム]
- そ、そのようなことはないかと…!▼
- [マルス]
- でも、もしフィヨルム王女が
ぼくと同じ立場だったら…。▼
英雄王と呼ばれていたのは
きっと君のほうだったろうね。▼
君にも、平和を望む不屈の意志と
そしてなにより…
仲間を思いやる優しい心がある。▼
- [フィヨルム]
- そ、そんな…恐縮です!▼
- [マルス]
- ではまた、明日の訓練で。
君もゆっくり休んで。▼
- [フィヨルム]
- ……。▼
マルス王子…
英雄の力を有されながらも
とても謙虚で優しいお人柄…▼
きっと、あのような実直なところも
皆に慕われ、愛される理由なのでしょう。
私も見習わないといけません…!▼
- [マルス]
- フィヨルム王女、今日の訓練は
とても実りのあるものだったね。▼
君が指揮を任されていた部隊が
とてもいい動きをしていた。
アルフォンス王子も褒めていたよ。▼
- [フィヨルム]
- ありがとうございます、マルス王子。▼
実は先日のマルス王子の指揮を
参考にさせていただいたのです。▼
押すべきところと引くべきところ。
そして、仲間の皆さんの
長所を生かした戦い方…▼
マルス王子からは学ぶべきものが
とても多く…やはり英雄王の名前は
相応しいものに思えます。▼
- [マルス]
- ぼくは自分に英雄王という名前が
不釣り合いだと言ったけれど…▼
人々がひとつにまとまるために
英雄王という象徴が必要なら
ぼくはその責務から逃げないつもりだ。▼
自分なりの形で
英雄王という名前に向き合うこと…▼
それが、ぼくを信じて
ついてきてくれた人々の信頼に
応えることだと思っているよ。▼
- [フィヨルム]
- 自分なりの形で…
英雄王という名前に向き合う…▼
それは、覚悟という言葉に
置き換えられるものなのでしょうか。▼
- [マルス]
- …かも、しれないね。
あくまでぼくなりの
考え方だけど。▼
- [フィヨルム]
- いえ、大変勉強になります!▼
- [マルス]
- 大切なのは英雄王としての
栄誉に甘んじることじゃない。▼
次の時代へと
未来を繋げていくこと…▼
そのために英雄王の名が必要なら
ぼくは誇りを持って
その名前を戴くつもりだよ。▼
- [アンナ]
- このところ、士気が上がっているわね!
みんなのやる気が伝わってくるわ。▼
- [シャロン]
- わたしも感じますっ!
ヴァイス・ブレイヴが
ひとつになっているような…!▼
- [フィヨルム]
- 英雄の皆さんがそれぞれ
いい方向に影響しあって
とても前向きになっていると思います。▼
その中でも…やっぱり
マルス王子の存在は大きいですね。▼
- [アンナ]
- そうよねぇ。ほかの異界の王族たちも
マルス王子には一目置いているものね。▼
- [シャロン]
- さすがは英雄王ですよね!
もうずっとアスク王国に
いてほしいくらいですっ!▼
- [フィヨルム]
- ですが、マルス王子はこう
おっしゃっていました。▼
(暗転)
- [マルス]
- 本当は、英雄は活躍しなくても
いいような、平和な世界が一番いい。▼
ぼくたちのように、剣を振るう人間が
必要とされない世の中を作るため
ぼくたちは今、剣を握るんだ。▼
いつかはアスク王国にも
平和が訪れ、英雄は物語の中の
存在になってしまうかもしれない。▼
しかし…英雄がいなくなっても
平和を願う志は、人々の希望となって
残り続けるはずだと、ぼくは信じている。▼
(暗転)
- [シャロン]
- 平和を願う志…
そうですね、わたしも
後の世に残していきたいです。▼
- [フィヨルム]
- はい。マルス王子からは
英雄が目指すべき未来、
護るべき希望を教えてもらった気がします。▼
- [アンナ]
- まさに、マルス王子は
ヴァイス・ブレイヴの精神的な支柱ね。▼
ついでに、マルス王子のこれまでの
功績をまとめて本にして売れば
財政的な支柱にも…▼
- [フィヨルム]
- そ、それはご本人が
難色を示されるかもしれませんね…▼
穏やかなる祈り マリアンヌ†
- [リンハルト]
- マリアンヌ…▼
いや…聞くところによると
5年の月日が
過ぎているとのことだから▼
マリアンヌさんと呼んだほうが
いいのかな?▼
- [マリアンヌ]
- リンハルトさん…その姿ということは…
あなたは士官学校時代に
アスク王国に召喚されたのですね。▼
…呼び方は、あなたの好きなように。
それにしても…懐かしいですね。▼
- [リンハルト]
- 5年の月日が流れるのなら
この制服も懐かしく見えるかもね。▼
じゃあ、呼び方はいつものように
マリアンヌと呼ばせてもらうよ。▼
- [マリアンヌ]
- あの…リンハルトさん。
それで、私になにか…?▼
- [リンハルト]
- 実はこの世界には
士官学校時代の君もいるんだけどね。▼
君が持っている紋章について
話を聞きたいんだけど…
なかなか口が重くてね。▼
- [マリアンヌ]
- すみません…▼
- [リンハルト]
- い、いや、5年後の君が
謝ることじゃないと思うよ。▼
で、成長したマリアンヌなら
少しは紋章について話を聞けるかなと
思って、声をかけたんだけど。▼
- [マリアンヌ]
- 私が知っている範囲でよければ
お話しますが…▼
- [リンハルト]
- ありがとう、助かるよ。
で、今マリアンヌが
着ているその裝束だけど…▼
- [マリアンヌ]
- に、似合いませんか…?
すみません…。▼
- [リンハルト]
- 個人的には似合っていると思うけど
問題はそこじゃないんだ。▼
装束そのものは一般的な
踊り子のものとほとんど同じだけど
細かい装飾の部分がだいぶ違っている。▼
それ、フォドラの神話時代の人々が
身につけていたものに似ていると思って。▼
- [マリアンヌ]
- この装束は…
遠い祖先を鎮魂するための…
特別なものだと聞いています。▼
- [リンハルト]
- 遠い祖先…それはもしかして
「存在を消された英雄」と
関係があるものなのかい?▼
- [マリアンヌ]
- ……▼
- [リンハルト]
- 獣の紋章…▼
- [マリアンヌ]
- ……!?▼
- [リンハルト]
- 解放王ネメシスに連なる、フォドラ十傑。
しかし本当は、もうひとり…▼
その存在を消された、十一番目の英雄が
存在していたという伝承をみつけたんだ。
もしかして、君の祖先というのは…▼
- [マリアンヌ]
- ……▼
- [リンハルト]
- アスク王国は別名
「開かれし王国」と言われていてね。▼
この国の図書館には
さまざまな文献が集まっているんだ。▼
そして、その中には…
僕たちのフォドラとおぼしき
異界に関する文献も存在していた。▼
- [マリアンヌ]
- 開かれし王国…
この国は、異界と異界をつなぐ
特別な存在なのですね…。▼
- [リンハルト]
- 図書館で僕が見つけた文献には
解放王ネメシスとフォドラの十傑と
思しき英雄譚が綴られていたんだ。▼
僕たちが授業で習ったのは
解放王ネメシスと
フォドラの十傑についてのみ。▼
しかし文献には……もう一人
11人目の英雄の話も綴られていた。▼
- [マリアンヌ]
- ……▼
- [リンハルト]
- 消えた英雄に関する文献を調べると
何度も「獣」という単語が出てくる。▼
曰く、その英雄は
獣に姿を変え、人々を殺戮した。▼
曰く、消えた英雄の血は途絶えておらず
彼と同じ紋章を宿す者は
夜な夜な獣と化して人を殺す…▼
- [マリアンヌ]
- …それはあくまでも…
噂に過ぎません。▼
しかし実際に、その力…獣の紋章は
災厄の象徴。関わる者を不幸にすると
言われてきました…▼
- [リンハルト]
- 君が頑なに隠し続けていた紋章…
やっぱり、獣の紋章だったんだね。▼
- [マリアンヌ]
- …最初、その力は獣の紋章と
呼ばれてはいませんでした。▼
紋章の力を過度に用いた結果…
祖先である英雄モーリスは異形の獣へと
姿を変えてしまったと聞きます。▼
その結果、モーリスの紋章は
獣の紋章という忌むべき名で呼ばれ
密やかに継がれるようになったのです。▼
- [リンハルト]
- 限界を超えて戦った代償、か…。▼
文献には、獣になった英雄の
最期は書かれていなかったんだけど…▼
- [マリアンヌ]
- ……▼
獣の姿のまま…
二度と人の姿に戻ることなく
その生を終えた、と…▼
- [リンハルト]
- なるほどね。だから
祖先の魂を鎮魂するための装束が
必要だった…というわけか…▼
- [リンハルト]
- マリアンヌ、少しいいかい?▼
- [マリアンヌ]
- その愛らしい猫は…?
そっちには兎さんも…。▼
見たことのない珍しい種類…
アスク王国の兎さんは
少し大きいのですね…?▼
- [リンハルト]
- ライ、ベルベット、
お願いできるかな?▼
(白い明滅)
- [ライ]
- よっ…と!▼
- [ベルベット]
- …ふぅ。▼
- [マリアンヌ]
- ……!?
ど、動物が人の姿に…!?▼
- [ライ]
- オレはガリア王国の戦士、ライ。
獣牙族のラグズだ。
見ての通り、猫に化身できる。▼
- [ベルベット]
- 私はイーリス聖王国のベルベット。
タグエル最後の生き残りよ。▼
- [リンハルト]
- マリアンヌ、驚いたかい?▼
ヴァイス・ブレイヴには
人の姿から獣の姿に化身できる
英雄が何人もいるんだよ。▼
- [マリアンヌ]
- 驚きました…。
それも紋章の力…なのですか?▼
- [ライ]
- いーや。オレたちは
生まれつき化身できる種族さ。▼
- [ベルベット]
- 人の姿と獣の姿。
そのどちらもが本当の姿…▼
- [リンハルト]
- フォドラでは、紋章…
紋章石の力で獣と化した人間は
生きて人間に戻れないと言われている。▼
死ぬときに化身が解除され…
人間の姿に戻るだけ。▼
- [ライ]
- それは化身というよりも…
呪いの成れの果てみたいなものだな。▼
オレたちの大陸にもいた…
あるべき姿を歪められ、
化身から戻れなくなった同胞が…▼
- [マリアンヌ]
- ……▼
- [ベルベット]
- でも、私たちは…
自在に変身することができるわ。▼
- [リンハルト]
- ライやベルベットだけじゃなく
ほかの異界…白夜王国や暗夜王国にも
化身できる種族は存在するんだよ。▼
不思議だよね。これだけ
いろいろな異界に人から獣に
化身できる種族が存在するなんて。▼
- [ライ]
- もしかすると、根っこはひとつで
繋がっていたのかもしれないな…
なんて思ってたけどさ。▼
話を聞くと、どうやら
フォドラにおける化身は
ちょっと意味合いが違うな。▼
- [マリアンヌ]
- はい。獣と化すことは身の破滅…
過度に力を使い過ぎた代償…▼
それゆえ、獣の紋章を継いだ祖先は
その存在を秘匿し、力を使うことを
恐れてきました…▼
- [ベルベット]
- でも、使い方次第では
その力はあなたを
支えてくれるんじゃないかしら?▼
自分の中にある力と、どう向き合うか。
それは、生き残るために必要なこと。▼
- [マリアンヌ]
- ……▼
- [ライ]
- マリアンヌ、自分の中に力があって
成し遂げたい目標があるのなら…▼
恐れるだけじゃなく
どうやれば使いこなせるか考えるのも
ひとつの手かもしれないな。▼
- [マリアンヌ]
- ……▼
- [リンハルト]
- 過度に紋章の力に頼らなければ
マリアンヌが獣になることは
絶対にないってことだよね?▼
- [ベルベット]
- 幸い、ここには大勢の仲間がいる。
心身の限界が近づいたら
仲間に頼るといいわ。▼
- [ライ]
- オレはガリアの誇りのために
化身する力を使っている。▼
- [ベルベット]
- 私は…生きるために。
そして私たちの種族のために。▼
- [リンハルト]
- そしてマリアンヌ…君は人の心を
失うことなく、きっと獣の紋章の力を
使いこなすことができると思う。▼
- [マリアンヌ]
- ありがとう、リンハルトさん。
そしてライさん、ベルベットさんも…▼
私は以前…自分の中に
流れているのは獣の血ではないか。
そう思っていた時期がありました。▼
しかし、とある事件をきっかけに
私に流れているのは、ただの人の血だと
信じれるようになりました。▼
ですが…だからといって
紋章の力が失われたわけではない。▼
向き合うこともまた、大切だった…
リンハルトさんは、そのことを
教えてくれたのですね。▼
- [リンハルト]
- まあ、せっかく受け継がれてきた力だし
安全に使えるのなら
使ったほうがいいと思ってね。▼
- [マリアンヌ]
- 紋章の力は…支えとなる。
しかし、過度に紋章の力に
頼ることなかれ…▼
祖先が遺してくれた警告…
これもある意味、遺産と呼べるもの
だったのかもしれません。▼
そもそも私は、動物のことが好きで…
獣の紋章が悪者にならなくて済むなら
それに越したことはありません。▼
そ、それで…ですね…あの…。▼
- [リンハルト]
- ん? どうしたの、マリアンヌ?
なんだかモジモジして…。▼
- [マリアンヌ]
- ライさん、ベルベットさん…。▼
よろしければもう一度
化身しているところを
見せてもらってもよろしいでしょうか?▼
- [ベルベット]
- その期待に満ちた目…
動物が好きだという話が
嘘じゃないってことは伝わったわ。▼
大修道院の 門番†
- [セテス]
- こちらに来たばかりと思うが
特務機関の拠点を守る重要性は
君も重々理解しているだろう。▼
このアスク王国でも
弛まぬ働きを期待している。
警戒を怠らぬように。▼
- [門番]
- はっ! 了解であります!▼
- [セテス]
- ガルグ=マク大修道院で
君が職務に忠実であったことは
私も知るところだ。▼
君の勤勉さをもって、ここアスク王国でも
うまくやっていくことを期待している。
…以上だ。▼
- [門番]
- はっ!
了解であります、セテス殿!▼
(暗転)
- [門番]
- セテス殿…召喚されてきたばかりの
自分を気遣ってくれているのですな。▼
アルフォンス王子やシャロン王女…
ここにいるのは、いい人ばかりです。
期待に応えねば…!▼
- [クロード]
- あれ? あんたも
アスク王国に来ていたのか?▼
- [門番]
- あなたはリーガン家の…!
ご苦労様です! 現在のところ
異常なしであります!▼
- [クロード]
- 相変わらず真面目だね。
まさか、あんたまで召喚されるとはな。▼
- [門番]
- その件に関しましては
自分が一番戸惑っております…▼
右も左もわからぬ状況でしたが
見知った顔とお会いできて
自分も安心しました。▼
…と、言いますか
フォドラから召喚された英雄の方々
意外と多いんですね。▼
先生方をはじめ、生徒のみなさんも。
ここは第二のガルグ=マク大修道院では?▼
- [クロード]
- おまけに、成長した俺たちもいるらしい。
俺はまだ会ったことないけどな。
不思議な場所だよ、アスク王国は。▼
- [門番]
- 顔見知りが多いからといって
気は抜きません。▼
門番としての務め。
立派に果たしてみせるであります!▼
- [クロード]
- ここには個性的な英雄が多いから
慣れるまで苦労するだろうけど…
ま、過ぎない程度に頑張ってくれ。▼
- [門番]
- こらこら、ダメだよ君たち。
子どもがここに入っちゃ…!▼
- [ンン]
- それは、
私たちに言っているのですか?▼
- [チキ]
- チキたち、ひくうじょうから
かえってきたばかりなの。
もうおなかぺこぺこー。▼
- [門番]
- それならなおさらですよ。
早くお家に帰ってご飯を食べなさい。▼
- [チキ]
- え?
だってここがおうちだよ?▼
- [門番]
- ま、待ちなさい! ここは特務機関の…
危ないから、子どもは
このお城に入っちゃいけないよ。▼
- [ンン]
- なにか勘違いされているのです。
私たちはれっきとした
ヴァイス・ブレイヴの一員なのです。▼
- [門番]
- …え!?▼
- [チキ]
- うん。わたしたち
とってもつよいんだから!▼
- [ンン]
- これ以上、私たちのお腹が空くと
木の根っこを奥歯で噛み締めて
空腹を紛らわす羽目になるですよ。▼
だから、早くここを通すのです。▼
- [門番]
- し、しかしですな…
こんな小さな子どもが…▼
- [チキ]
- じゃあ、へんしんすれば
わかってくれる?▼
- [門番]
- へん…しん?
それはいったい…。▼
- [チキ]
- それじゃあいくよー!▼
(白い明滅)
- [門番]
- う、うわーっ!
お、女の子が竜に…!?
じ、自分は夢を見ているでありますか!?▼
- [ンン]
- チキ、いきなりそれは
びっくりするですよ。▼
(白い明滅)
- [チキ]
- ごめんなさい。
おどろいちゃった?▼
- [門番]
- そ、そういえばシャロン王女が
話してくれたような…!▼
姿を変えられる英雄が
ヴァイス・ブレイヴには
何人も存在すると…!▼
これは失礼しました!
お通りください…!▼
- [チキ]
- ありがとう、うれしい!▼
- [ンン]
- これでようやくごはんに
ありつけるです…▼
- [ドニ]
- 太陽に溶ける雲を抜け~♪
眼下に見渡す大地を越えて~♪▼
- [門番]
- あー、そこの君。▼
- [ドニ]
- ~♪▼
- [門番]
- ご陽気に歌っているそこの君!
そう、君ですよ!▼
- [ドニ]
- ん? おらのことだべか?▼
- [門番]
- ここは特務機関の拠点であります。
英雄以外の立ち入りは
禁止されております!▼
- [ドニ]
- んん? 英雄以外って…
おらも一応、英雄ってことに
なってるみたいだべ?▼
- [門番]
- いやいやいや、
冗談は困りますよ。
どこの世界に鍋を被った英雄が…▼
- [ドニ]
- うーん、信じてもらえないだか。
それじゃ、ちいとばかし
槍を振ってみるべ。▼
…せいっ! てやぁっ!▼
(白い明滅)
- [門番]
- な、なんという鋭い槍さばき…!
た、大変失礼いたしました!
あなたは間違いなく英雄です!▼
- [ドニ]
- あ、いや、
おらも少し前までは
ただの村人だったべ。▼
んだども、ちゃんと
仕事をしてくれる門番さんで
心強いべ。▼
これからも、門の警備を
よろしく頼むだ。▼
- [門番]
- はっ! お任せください!▼
(暗転)
- [門番]
- …いやあ、人を見かけで
判断してはいけませんね。▼
門番としてまだまだ未熟…
反省しなければなりませんなあ。▼
しかし、なにゆえに鍋…?▼
- [門番]
- えーと、待ってくださいよ。
シャロン王女に英雄辞典をお借りして
名簿を作成したんですよね…▼
あなたの御名前は…?▼
- [ナーガ]
- 私は神竜ナーガ…
人の子が付けた名では、
そうでありましょう…▼
- [スルト]
- 我は炎!
我が行く手を阻む者は
悉く焼き尽くしてくれよう!▼
- [ヘル]
- 私は、死だ。▼
- [フレイヤ]
- 私は天井の神々の一柱…
あなたたち人間とは違うのです。▼
- [門番]
- …………▼
…異界は広いでありますなあ。▼
(暗転)
- [クロード]
- よ、調子はどうだい?▼
- [門番]
- ご苦労様です…!
とりあえず、なんとか
頑張れているであります…!▼
- [クロード]
- そいつはよかった。アスク王国には
一癖も二癖もある連中が集まっているから
苦労しているんじゃないかと思ってたよ。▼
- [門番]
- 大修道院での門の警備とは
また違った大変さがありますが…。▼
とてもやりがいのある任務だと
槍を持つ手にも力が入るであります!▼
- [クロード]
- ま、なにか面白い話を仕入れたら
教えてくれよ。▼
- [門番]
- 了解です!
仕事柄、いろいろな話が
耳に入りますからね…!▼
とりあえず、本日も門の警備は
異常なしであります…!▼
誓いの優王女 エイリーク†
- [エイリーク]
- こうしてアスク王国に
召喚されたのも、なにかの縁…▼
私なりに力を尽くし
民のために…精一杯戦います。▼
- [シャロン]
- エイリーク王女の力…
頼らせていただきますね!
よろしくお願いします!▼
- [エイリーク]
- ええ。こちらこそよろしくお願いします。▼
(暗転)
- [シルヴァン]
- …おいであそばされた、な。▼
- [ガトリー]
- …おいであそばされたっすね。▼
異界から召喚された
新たなエイリーク王女が…!▼
- [ラズワルド]
- 今回いらした王女も可愛いなー。
見た? あの髪型。▼
- [ソレイユ]
- 今までとは雰囲気が違って
いい感じだよね!▼
キュートすぎて
あたしの心臓が止まりそうに
なっちゃったよ!▼
- [シルヴァン]
- ああ、まったく
運命ってのは残酷なもんだなあ…▼
俺もマギ・ヴァル大陸に生まれていれば
もっとエイリーク王女と
お近づきになれたかもしれないのに…▼
- [ソレイユ]
- フフフ…実はさっきエイリーク王女と
すれ違ったとき、
とってもいい匂いがしたんだー!▼
あ、父さんはダメだよ。
あたしは女の子だから許されるの。▼
- [ラズワルド]
- えーっ!▼
- [ガトリー]
- この親あってこの子あり…
といった感じっすね。▼
- [シルヴァン]
- それはともかくとしてだな…
エイリーク王女は俺たちの憧れ。
まさに理想の王女様…!▼
新たな召喚を祝して
エイリーク王女の魅力を
存分に語り合ってみるのはどうだ?▼
- [ガトリー]
- 異議なしっす…!
さっそく語らってみるか!▼
(暗転)
- [ゼト]
- ……▼
- [エフラム]
- なるほどな…そんなことが。
エイリークが皆に好かれるのは
昔からのことだが…▼
- [ゼト]
- 彼らは皆、善良な英雄。
余計な心配は
無用と考えておりますが…▼
ただ、万が一、エイリーク様の身に
何かが起こる恐れがあった時は、
私の手で…▼
- [エフラム]
- …ああ、あまり深刻に
考えすぎないようにな。▼
ところで、ゼト。
エイリークの今の姿は、
まるで…▼
- [ゼト]
- はい。
エフラム様に近しいお姿に
見受けられます。▼
- [エフラム]
- なぜそんなことを…?▼
- [ゼト]
- エイリーク様に
お尋ねになるのがよろしいかと。▼
エフラム様は、
なぜそのお姿を…?▼
- [エフラム]
- そうだな、俺は…▼
俺は亡き父上のような…
良き王に少しでも近づきたい。
今まで父上を失望させてきたからな…▼
- [ゼト]
- そのお考えを支持致します。
ファード様のような王が国を治めることは、
民の幸せでもあります。▼
- [エフラム]
- ゼト。
お前の目に、
今の俺はどう映る?▼
見た目の話ではない。
俺の武、知、政の力…
そして目指す国の姿は…▼
父上に…
近づけているだろうか?▼
- [ゼト]
- それは、私ではなく民が…
ひいてはエフラム様がお決めになること。
しかしながら…▼
未だ、道半ば。
そのように考えます。▼
- [エフラム]
- …相変わらず手厳しいな。
だが、だからこそ
お前の言葉は信用できる。▼
俺は必ず、
父上のような良き王になる。
この装いは、その覚悟だ。▼
エイリークは…?▼
- [エイリーク]
- せやぁっ!▼
- [エフラム]
- む…!▼
せいっ!▼
- [エイリーク]
- ……ぁっ……!▼
- [エフラム]
- 今日はここまでにするか。
強くなったな、エイリーク。▼
- [エイリーク]
- いえ、そのような…
兄上のおかげです。
ご指導ありがとうございました。▼
- [エフラム]
- だが、あまり無理はするな。
お前が根が優しい…
戦に向いた性格ではないんだ。▼
戦いなら俺が…▼
- [エイリーク]
- ありがとうございます。
でも、大丈夫です。
これは…私の望みなのです。▼
兄上は、強い力で
私や皆を守ってくださいます。
私も…▼
私も、誰かを守れる強さを
身につけたいのです。
兄上のように…▼
- [エフラム]
- そうか…▼
だが、その気持ちは俺も同じだ。
エイリーク。▼
- [エイリーク]
- え…?▼
- [エフラム]
- 憶えているか、エイリーク。
以前、お前は俺に聞いたことがある。▼
戦が愚かだと知っていながら、
人はなぜ過ちを繰り返すのか…と。▼
あの時、俺は…▼
- [エフラム]
- あの時、俺は言った。
俺には…
人が戦う気持ちがわかる、と。▼
- [エイリーク]
- 兄上…▼
- [エフラム]
- あの時、俺の答えは
お前を悲しませただろうな…▼
俺の性なのか、戦う者の業なのか。
俺の奥底にはまぎれもなく、
戦いを欲する心がある。▼
- [エイリーク]
- ……▼
- [エフラム]
- だが、戦いの中で
敵を打ち倒す時…時折、
お前の悲しそうな顔が浮かぶ。▼
俺も、誰かを慈しむ優しさを
身につけたい。
お前のように…▼
いや。
俺が良き王を目指すのならば、
そうであらねばならない。▼
- [エイリーク]
- 兄上…▼
- [ゼト]
- …エイリーク様、エフラム様。▼
亡きファード様は、
エイリーク様の優しさと、
エフラム様の強さをお持ちでした。▼
優しさは、
強き者に抗えぬ
弱さにつながり…▼
強さは、
弱き者を虐げる
惨さにつながる…▼
ならば、
そのどちらをも備えた王こそが、
民の望む王の姿となり得るかと。▼
- [エイリーク]
- ゼト…▼
- [ゼト]
- 無論、
お二人は未だ、道半ば…▼
王としての御力はまだ、
ファード様に
到底及ぶべくもありません。▼
ですが、
正しき王の器には、
着実に注がれていくことでしょう。▼
良き王にふさわしい
強さと優しさが…▼
コメント†
Last-modified: 2021-09-24 (金) 10:23:30