章別会話/外伝４８　思い出は波の彼方

章別会話

外伝４８　思い出は波の彼方†

外伝４８　思い出は波の彼方
コメント

↑

外伝４８-１節　困った幼馴染†

↑

オープニング†

[シルヴァン]: 君を一目見たとき、あまりの眩しさに
目が眩んだよ……▼
もっと君を知りたいんだ。
そこの木陰で語り合わないか？▼
[???]: いえ、忙しいので……
失礼します……▼
[シルヴァン]: ああ……行っちまった。▼
[イングリット]: シルヴァン！
あなたって人は、やっぱりここでも
女性に声をかけ回ってるのね。▼
いい加減にしなさい！▼
[シルヴァン]: イングリット……▼
そうは言っても、見てみろよ。
この開放的で魅力的な女性たちを
声をかけない方がむしろ失礼だろう。▼
[イングリット]: 身勝手な理屈をこねないで。
ここにはね、様々な異界から召喚された
英雄たちがいるのよ。▼
私たちの行いが
殿下の顔に泥を塗ることになるのが
わからないの？▼
[シルヴァン]: 殿下か……
あの堅物をここに
連れてきたかったぜ。▼
どんな反応するのか
見ものだと思わないか？▼
[イングリット]: シルヴァン！！▼
[シルヴァン]: 冗談だって！
でも、一緒に来たかったっていうのは
本当だぜ。▼
殿下やフェリクスやみんなにも……
この明るい海を見せてやりたいなあ。▼
[イングリット]: それは……同感ね。▼
[シルヴァン]: ま、そんなこと言っても仕方ない。
せいぜい俺たちは堪能させてもらおうぜ。
さーて泳ぐか！▼
[イングリット]: あ……！　行ってしまったわ。
本当に反省してるのかしら？▼
(暗転)
[ローレンツ]: やあイングリットさん。
難しい顔をしてどうしたんだい？
僕でよければ話を聞こう。▼
そうだな、浜辺で
冷たい飲み物でも飲みながら……▼
[イングリット]: ローレンツ……悪いけど
これ以上、頭痛の種を増やしたくないの。
さっさと行きましょう。▼

↑

クリア後†

[ローレンツ]: この僕が負けるとは……
やはり敗因は、僕たちに意思の疎通が
足りなかったことだろう。▼
イングリットさん、反省会を兼ねて
食事でも……▼
おや、イングリットさん？
どこに行ったのかね？▼

↑

外伝４８-２節　砂浜の花†

↑

オープニング†

[シルヴァン]: いやぁ、ここは天国かな？
大輪の華麗な花が咲き誇る天国……
いや、まさに楽園か……▼
[ベレス]: シルヴァン……真面目にやって。▼
[レア]: こうやって優しく諭されてる間が花ですよ。▼
[ドロテア]: 先生もレア様もお優しいんですねえ。
私、黙ってひとりで置いていこうかと
思ってました。▼
[シルヴァン]: それは困る。俺の活躍を
しっかり目に焼き付けてもらわないとな。
さあ行くぜ！▼

↑

クリア後†

[ベレス]: 手強いな……
ここは一旦退こう。▼

↑

外伝４８-３節　またいつか、海で†

↑

オープニング†

[イングリット]: いかなる状況であろうと
負ける気はありません。▼
[ドロテア]: この水着姿に免じてお手柔らかに…
なんて訳にはいきませんよね。▼
[ローレンツ]: かかってきたまえ。
貴族の戦い方を見せてあげよう。▼
[シルヴァン]: 遊びだろうと手は抜かないぜ。▼
[レア]: 私も手伝いましょう。▼
[ベレス]: 行こう、みんな！▼

↑

クリア後†

[シルヴァン]: イングリット？
そんなところでしゃがみ込んで
何をやってるんだ？▼
[イングリット]: 貝殻を集めているのよ。
来られなかったみんなに、
せめてお土産になればと思って。▼
あと、このいい香りの花も…
押し花にしたら持って帰れるかしら？▼
[シルヴァン]: 土産ねえ……▼
そりゃあ、俺たちだけ楽しんで
悪い気はするけど、
こんなものだけもらったてなあ。▼
[イングリット]: わかってる。
こんなものでは、ここでの経験の
何万分の一も伝えられないわ。▼
でも、希望はあげられるでしょう？▼
[シルヴァン]: 希望？▼
[イングリット]: この世界にはまだ知らない
素晴らしい場所がたくせんあって▼
そんなところに、いつかあなたも
いけるかもしれないっていう希望よ。▼
私たち、今は戦ってばかりだけど……
平和になったら、今度はみんなで
海に来たいわ。▼
[シルヴァン]: そいつはいいな。
じゃあ、あの召喚師とやらに
頼みに行こうぜ。▼
今度は青獅子学級全員まとめて
召喚してくれってな。▼
[イングリット]: それじゃだめよ。
私、他の学級にも
仲のいい子がいるもの。▼
[シルヴァン]: じゃあ、いっそ大修道院
全員まとめて呼んでもらうか。▼
[イングリット]: そうね、それがいいわ。▼
いつか、たとえ何年先になっても……
また海に来ましょう。
今度はみんなで。▼
[ドロテア]: ああ、いたいた。
捜したのよ、あなたたち。▼
[ローレンツ]: 先生が呼んでいる。
何でも珍しい氷菓子を
ご馳走してくれるとか……▼
[イングリット]: ！　行きます！
すぐに行くわ！▼
[シルヴァン]: おお、楽しみだな。
ところでローレンツ。
さっき声をかけてた女性はどうなった？▼
[ローレンツ]: あ、あれはだな……▼
[ドロテア]: ねえ、お店まで競争しない？
勝った人から好きな味を選ぶの。
どう？▼
[イングリット]: わかりました。負けませんよ！
よーい……！▼