章別会話/外伝２８枕元のプレゼント

章別会話

外伝２８枕元のプレゼント†

外伝２８枕元のプレゼント
コメント

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外伝２８-１節　雪遊びの少女たち†

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オープニング†

[シャロン]: 今年の冬祭りも賑やかですね！
人でいっぱいです！
フィヨルム王女、こっちですよ！▼
[フィヨルム]: はい、ありがとうございます。
このような、
冬のお祭りがあるのですね…▼
エクラ様や皆様と
こうしてお祭りを過ごせるなんて…
夢のようです。▼
[ユルグ]: フィヨルム姉様～！▼
[フィヨルム]: ユルグ、あなたもここに？▼
[ユルグ]: わたしたちも
冬祭りに出るんだー。
プレゼント、楽しみだね～。▼
[シャロン]: そうですね。
みんなでがんばりましょう！▼

（場面転換。戦闘マップへ）

[ファ]: わー、ゆき。わーい。▼
[エイリーク]: 兄上…？
困りました、一体どこへ
行ってしまったのでしょう？▼
[ファ]: ねえねえ。
ゆきであそぼ、あそぼ。▼
[エイリーク]: え、ええと…▼
[ファ]: あそぼあそぼ。
あそぼうってばー。▼
[エイリーク]: わ、わかりました。
でも、少しだけですよ？
闘技のお相手をお待たせしていますし…▼
[ファ]: わーい。
ゆき、つめたーい。▼

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クリア後†

[エイリーク]: ここは下がって、
兄上と合流しましょう。
さあ、こちらへ。▼
[ファ]: ゆきだるま、
たのしかったー。▼

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外伝２８-２節　雪降る静寂の講義†

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オープニング†

[セシリア]: ルネス王国のエフラム王子、
お会いできて光栄ですわ。
王子の御高名はかねがね承って…▼
[エフラム]: ああ、すまない。
堅苦しい挨拶はなしで構わない。
無作法で申し訳ないが…▼
[セシリア]: まあ…
ふふ、噂通りの御方ですのね。▼
[エフラム]: それより、セシリア将軍。
魔道軍将…というのはつまり、
魔道に長けた将ということか。▼
[セシリア]: ええ…といっても、私の場合は実践より
指南役としての役割が多いですわ。
リリーナに魔道の基礎を教えたり…▼
[エフラム]: 魔道の師か。
確かに、あなたからは
俺の槍の師と通ずるものを感じる。▼
俺は魔道は苦手だが…
そうだな、あなたに師事すれば
少しは変われるだろうか？▼
[セシリア]: 残念ながら、それは無理ですわ。
王子に魔道の才はありません。▼
[エフラム]: そ、そうか。
はっきり言うんだな。
確かにそんな気はしていたが…▼
[セシリア]: 行き止まりの道に
未来があると嘘をつくのは
残酷なことです。▼
人には皆、役割があります。
大丈夫です、王子は王の器…
人々を導く才をお持ちです。▼
さあ、指揮官殿。
御命令を。▼

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クリア後†

[エフラム]: …さすがだな。
一度退こう。
エイリークと合流し、再戦を挑む。▼
[セシリア]: ええ、指揮官殿。▼

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外伝２８-３節　良い子が寝てる間に…†

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オープニング†

[エフラム]: エイリーク、無事か！▼
[エイリーク]: 兄上！
ああ、良かったです…
心配したんですよ。▼
[セシリア]: 皆様お集りのようですね。
では、お祭りのフィナーレと
参りましょうか。▼
[ファ]: わーい。
あそぼ、あそぼ！▼

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クリア後†

[シャロン]: やりました、
わたしたちの勝利です！▼
[ユルグ]: おめでとう～。
いいなあ…
わたし、負けちゃった。▼
ニフルのみんなに
プレゼント
あげたかったなぁ…▼
[シャロン]: ユルグ王女…▼
大丈夫ですよ！
この賞品、全部さしあげますから！▼
[ユルグ]: えええ？
で、でも…いいの？▼
[フィヨルム]: お気持ちはありがたいのですが、
そのようなことを
していただくわけには…▼
[シャロン]: いいんです！
わたしたちは冬祭りの使者から
プレゼントをもらいますから。▼
ニフルのみんなを
喜ばせてあげてください。
良いですよね、アンナ隊長？▼
[アンナ]: …さ、さすがにこの流れで
だめとは言いにくいわ。
いいわよ、どーんと持ってって。▼
[ユルグ]: わあ、ありがとう！
このお礼は絶対するからね！
またねー。▼
[フィヨルム]: ありがとうございます、皆様。
ユルグ、気をつけて帰るのですよ。▼
[ユルグ]: はーい。
またねー姉様～▼
[アンナ]: …ああいう小さい子を見てると、
私も思い出すわー。▼
冬祭りの夜…
私もまだ純真だった子供の頃に、
信じて待ってたものよ。▼
良い子にしてたら、寝ている間に
冬祭りの使者がプレゼントを
持ってきてくれるって…▼
[シャロン]: うんうん。ですよね！▼
[アンナ]: でもね、今にして思えば、
世界中の子供みんなにプレゼントを
配れる人なんているわけ…▼
[シャロン]: え？
何言ってるんですか
アンナ隊長？▼
プレゼントをくれる
冬祭りの使者は
本当にいるんですよ？▼
[アンナ]: え？▼
[シャロン]: 冬祭りの朝、
わたしが起きると毎年
枕元にプレゼントがあるんですから！▼
夢じゃないですよ。
お兄様もちゃんと見てますから。
ですよね、お兄様！▼
[アルフォンス]: そ、そうだね…▼
[アンナ]: …ねえ、アルフォンス。
それってもしかして…▼
[アルフォンス]: 毎年あまりにも
真剣に信じているので
打ち明けられずに…▼
[シャロン]: 冬祭りの使者さん、
また絶対来てください！
わたし、いい子にしてますからね！▼