章別会話/外伝１０８　愛の祭の楽しみ方

章別会話

外伝１０８愛の祭の楽しみ方†

外伝１０８愛の祭の楽しみ方
コメント

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1節場違いな招待客†

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オープニング†

[エーデルガルト]: あら、ヒューベルト。
こんなところにいたの。▼
[ヒューベルト]: これはエーデルガルト様…
ええ、祭りの喧騒というのは
どうも性に合わないもので。▼
[エーデルガルト]: そうでしょうね。正直私も驚いたもの。▼
貴方を招待するなんて
エクラも
思い切ったことをするわ。▼
[ヒューベルト]: あの召喚師殿の考えが読めないのは
今に始まったことではありませんが…▼
善意なのか酔狂なのか、
嫌がる顔が見たいのか測りかねますな。▼
[エーデルガルト]: さすがにそれは穿った見方に
過ぎるのではなくて？▼
年相応に祭りを楽しむ貴方が
見たいのよ、きっと。▼
[ヒューベルト]: だとしたら私という人間について
認識不足も甚だしいというものです。
私が笑顔で花を配り歩くとでも？▼
[エーデルガルト]: ふふっ…
嫌だわ、想像させないでちょうだい。▼
[ヒューベルト]: …いや、これは案外いいかもしれませんな。▼
私から笑顔で花を渡された相手が
一体どんな顔をするのか…
観察するのも一興かもしれません。▼
[エーデルガルト]: え？　本気で言っているの？▼
[ヒューベルト]: 無論、本気ですとも。
やっとこの祭りに楽しみを見出すことが
できそうですよ。まずは手始めに…▼
[エーデルガルト]: ちょっと…！
待ちなさい、ヒューベルト…！▼

(場面転換。戦闘マップへ)
[ヒューベルト]: これはこれはディミトリ殿下とクロード殿。
祭りを楽しんでおられますかな？▼
[ディミトリ]: ヒューベルト…
エーデルガルトの従者が何の用だ？▼
[ヒューベルト]: 今日は日頃の感謝を伝える愛の祭り。
競い合う好敵手がいてこそ
我が主の学びも捗ろうというもの…▼
私は貴殿方に感謝しているのですよ。▼
[クロード]: それを俺たちに伝えようと…？
胡散臭いことこの上ないな。▼

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クリア後†

[ヒューベルト]: どうぞこれからもエーデルガルト様と
才を競ってもらいますよう。
これはほんの気持ちですよ。くくく…▼
[ディミトリ]: お前から花を贈られるとはな…
明日は天から槍が降りそうだ。▼

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2節従者はどこへ†

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オープニング†

[エーデルガルト]: もう…この人波で見失ってしまったわ。
ヒューベルト、どこに行ったのかしら。▼
[ソティス]: おお、あの屋台は何じゃ？
何やら良い香りがするではないか！▼
[レア]: 気になるのですか？
では少し立ち寄ってみましょう。▼

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クリア後†

[エーデルガルト]: この辺りにはいなさそうね。
…なんだか気分が落ち着かないわ。
早々に立ち去りましょう。▼

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3節貴方がいいなら†

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オープニング†

[ヒューベルト]: おお、エーデルガルト様。
こちらにおられましたか。▼
[エーデルガルト]: 捜したわよ、ヒューベルト。
その花の数…随分配り歩いたようね。▼
[クロード]: いまいち感謝された気がしねえな…
この花、どうすりゃいいんだ。▼
[ディミトリ]: まさかお前から花を渡されるとは…
だが、悪い気はしないな。▼
[ソティス]: 祭りは楽しいのう。
まだまだ見て回るぞ！▼
[レア]: はい、お気のすむまで
お付き合い致します。▼

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クリア後†

(場面転換。会話シーンへ)

[ヒューベルト]: くく…くくく…
皆のあの顔……▼
[エーデルガルト]: まったく…
みんな本気で怯えていたわよ。▼
[ヒューベルト]: 文句なら私を招待した
エクラ殿へ。▼
私は私なりに
この祭りを楽しんでいただけなのですから。▼
[エーデルガルト]: 別に文句はないわ。
貴方は満足しているようだし。▼
[ヒューベルト]: おや、寛容でいらっしゃる。
てっきり小言のひとつでも賜るものかと。▼
[エーデルガルト]: 私は私なりに、
主君として貴方の幸福を願っているのよ。▼
楽しそうな貴方を見るのは
悪くなかったわ。▼
まあ、少々意地が悪いとは思うけど。▼
[ヒューベルト]: それはそれは…
お心遣い恐縮でございます。▼
ですが、私は…▼
[エーデルガルト]: 勿論、貴方が私に求めているものは
百も承知よ。
こんな心遣いなど無用ということもね。▼
でも、今日は年に一度の愛の祭り。
素直に受け取りなさい。▼
[ヒューベルト]: …そうですな。
無粋なことを申し上げるところでした。
ありがとうございます、エーデルガルト様。▼
[エーデルガルト]: どういたしまして。▼
明日からはまた、私たちを待つのは
血塗られた道…
せめて今日くらいは楽しみましょう。▼
[ヒューベルト]: はい、我が主。
どこまでもお供致します。▼