章別会話/外伝１０２　氷の国への誘い

章別会話

外伝１０２　氷の国への誘い†

外伝１０２　氷の国への誘い
コメント

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1節雪国生まれ†

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オープニング†

[フィヨルム]: まあ…！
なんて綺麗な景色…異界には
氷や雪のお祭りがあるのですね。▼
素晴らしいです。
そう思われませんか？
ニフル様。▼
[ニフル]: フィヨルム。みっともなく
はしゃぐのはおやめなさい。▼
私にとって氷は
そこにあって然るべきもの…
見世物などではありません。▼
[フィヨルム]: で、ですがほら、
このように見事な彫像もありますよ。▼
[ニフル]: …………▼
[フィヨルム]: あの…私、思いついたのですが
ニフル王国でも
こんな祭りが開催できたら、▼
他の国からお客様が
たくさん来てくれるかもしれません。▼
それが復興の一助になって
フリーズ兄様をお助けできるかも…！▼
[ニフル]: 却下です。
静寂が乱されるのを
私は好みません。▼
[フィヨルム]: そ、そうですか…
ニフル様がお嫌でしたら
難しいですね…▼
[ニフル]: …人々がどれだけ訪れようと
祭りのように騒がなければ
私の知るところではありませんが。▼
[フィヨルム]: ！
そ、そうですよね。
お祭りでなくとも…▼
静かにその地の風土や歴史に
触れたいと思われる方も
たくさんいらっしゃいますよね。▼
そういった方たちに
ニフルに訪れてもらえたら…▼
幸い、このお祭りにいらしてるということは
寒さにはお強い方々とお見受けします。▼
機会をみて、さりげなく
ニフル王国のことを
お話ししてみましょう！▼
[ニフル]: …………▼

(場面転換。戦闘マップへ)

[ニルス]: はっくしょん！！▼
[ティト]: 大丈夫？
確かに寒いわね。
イリアの真冬を思い出すわ…▼
私も雪国で生まれたけれど
慣れてるっていうだけで
寒さが好きって訳じゃないし…▼
[フィヨルム]: …どうしましょう。
早くもあてが外れてしまいました…▼
[ニフル]: 情けない。
あなたの決意はその程度のものですか。▼
[フィヨルム]: い、いえ！
私たちの国の良さを知って、
訪れていただきたいです…▼
ニフル王国のため、
フリーズ兄様のために
私、諦めません！▼

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クリア後†

[ニルス]: へーっ！　ニフル王国には
美味しくて温かい料理が
たくさんあるんだね。知らなかったよ。▼
[ティト]: 寒い日にみんなで囲む
温かい料理は格別よね。
ニフル王国にいってみたくなっちゃった。▼
[フィヨルム]: はい、ぜひいらしてください！
私がご案内しますので。
ニフル様とお待ちしています。▼
[ニフル]: 私は待ってはいません。
訪れるなら勝手に訪れるといいでしょう。
騒がなければ私は関知しません…▼

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2節はりきっちゃいます†

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オープニング†

[フローラ]: フェリシア、そのお鍋はなに…？▼
[フェリシア]: はい！　皆さんに温まってもらおうと
思って、スープを作ったんです！
美味しそうでしょう？▼
[フローラ]: そ、そうね。…味見はしたの？▼
[フェリシア]: いいえ？　急いで作ったので…▼
さて、エクラさんに
冷めないうちに食べてもらわないと。
いってきま～す！▼
[フローラ]: あ、待って…！▼

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クリア後†

[フェリシア]: ふえぇ～…足が滑って
スープを全部ひっくり返して
しまいましたぁ…▼
せっかく作ったのにぃ…▼
[フローラ]: 元気出して、フェリシア。
エクラさんには…▼
そうだわ、温かい紅茶を
持っていってあげたら
いいんじゃないかしら。▼
[フェリシア]: ！　さすが姉さん！
さっそく紅茶を淹れて…▼
よし、では再びいってきま～す！▼
[フローラ]: いってらっしゃい。▼
…あら？　お砂糖がここに…
じゃあ今持って行ったのは…？▼

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3節あの人と故郷で†

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オープニング†

[フィヨルム]: こんどはあちらの方々に
お話ししにいきましょう！▼
[ニフル]: …まだやるのですか。
私は少々疲れました。▼
[ティト]: 美しい山々や、空を舞う天馬…
イリアにも綺麗な景色がたくさんあるのよ。▼
[ニルス]: ぼくの故郷は、うーん…
気軽に来てほしいとは言えないけど
ぼくにとっては大事な故郷だよ。▼
[フェリシア]: 次はかき氷を作りますよ！
氷に甘い蜜をかけるだけですから
失敗しませんよね？▼
[フローラ]: それはそうかもしれないけど…
みんな、この寒さの中で
食べてくれるかしら？▼

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クリア後†

(場面転換。会話シーンへ)

[フィヨルム]: ふう…！
思いのほかたくさんの方と
お話しできました。▼
みなさんぜひニフルを訪れたいと…
本当にそうなってくれたら
嬉しいのですが。▼
[ニフル]: ここにいる英雄たちは
使命を持って召喚された身。
そう簡単にはいかないでしょう。▼
[フィヨルム]: ですがエクラ様は
このようなお祭りや海での休暇に
よく私たちを…▼
！　そうです。
まずエクラ様を
お誘いしましょう。▼
以前のような戦いではなく
今度はゆっくりと
ニフル王国を楽しんでいただいて…▼
温かいお料理をたくさん作って…
きっと楽しいです。
考えただけで胸が躍ります。▼
[ニフル]: …フィヨルム。
念のため釘を刺しておきますが
くれぐれも…▼
[フィヨルム]: は、はい。静かに、ですね。
肝に銘じます。▼
その時はニフル様も、
ぜひ城においでくださいね。▼
[ニフル]: 結構です。
そのような場は好みません。▼
[フィヨルム]: そ、そうですか。
でしたら…▼
エクラ様が
いらしたら、城の一番高い塔に
明かりを灯します。▼
それが見えたら、
エクラ様と
私たちの事を思い出してくださいますか？▼
[ニフル]: …それくらいなら、
考えておきましょう。▼
[フィヨルム]: ありがとうございます。
ああ…その日が待ち遠しいです！▼