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章別会話

フォドラの花種

フォドラの花種

オープニング

[セテス]
…以上が、アスク王国を
取り巻く現状だ。▼
[イングリット]
異界からも押し寄せる絶え間ない攻撃…
アスク王国が幾多の英雄の力を
必要とするのも理解できますね。▼
[リンハルト]
気の休まる暇もない国、か…。
なるほど、これは大変そうだ。▼
[マリアンヌ]
戦いに満ちた…世界…。▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[セテス]
先んじてアスク王国に召喚されていた
ガルグ=マクの生徒たちや教師陣も
ヴァイス・ブレイヴに加わり尽力している。▼
日頃学んだ成果を活かし、
君たちもこの国の平和のために
力を振るってほしい。以上だ。▼

(暗転)
[イングリット]
この世界に私たちが召喚されたのも
民の力となるために相違ありません。▼
ガルグ=マクで学ぶ者として
恥じることのないように尽力しましょう!▼
[リンハルト]
うーん…この世界でも
紋章学の研究ができれば
僕は問題ないんだけどなぁ。▼
[マリアンヌ]
女神の加護が…アスクの地にも
届いているといいのですが…。▼
[イングリット]
各学級の級長たちや先生は
遠征に出られているようですね。▼
彼らと合流するまでの間
私たちもアスク王国に
慣れておきましょう。▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[リンハルト]
ん? ドゥドゥー
どこに行くんだい。▼
[ドゥドゥー]
この世界について
おれたちはまだなにも知らない。
少し…周囲を散策してくる。▼

(暗転)
[ドゥドゥー]
アスク王国の城…
この規模から察するに、かなりの国力と
歴史を誇っているのだろう…▼
ん…? あれは…
この城の温室か…▼
よく手入れされた温室だな。
草花への想いが…
伝わってくる。▼
[ピアニー]
うんうん、素敵な場所ね。
私もお城で、ここが一番好き!▼
[ドゥドゥー]
……?▼

C

[ドゥドゥー]
その羽…妖精…か?▼
[ピアニー]
私はピアニー。
夢の国アルフの妖精よ。▼
あなたは…
エクラさんに
呼ばれてやって来た英雄ね?▼
[ドゥドゥー]
ドゥドゥー=モリナロ。
…ディミトリ殿下の従者だ。▼
[ピアニー]
フォドラっていう異界の人たちね!
みんなお揃いのような服を着てるのね、
とっても仲良しさん。▼
[ドゥドゥー]
いや、仲がいいという理由で
この制服を着ているわけではない。▼
…しかし、驚いた。
この世界には…
本物の妖精もいるのだな…。▼
[ピアニー]
ここには妖精だけじゃなくて
動物に化身できる英雄とか
本物の神様もいるのよ?▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[ピアニー]
ドゥドゥー
あなたもお花が好きなの?▼
[ドゥドゥー]
…ああ。そうだな。▼
[ピアニー]
その、ポッケに入っているの…
お花の種じゃないのかな?▼
[ドゥドゥー]
これは…。▼
そうだ、ここに召喚される前
おれはガルグ=マクの温室に
これを植えにいこうとして…。▼
[ピアニー]
ねっ、その種、ここに植えてみたら?
どんなお花が咲くのか見てみたいな。
わくわく、わくわく。▼
[ドゥドゥー]
……。▼

(暗転)
[マリアンヌ]
はぁ…。▼
[リンハルト]
やあ、マリアンヌ。▼
気分が優れないみたいだけど
また君が持っている紋章のことで
悩んでいるのかい?▼
[マリアンヌ]
い、いえ、そのことではなく…
あの…リンハルトさん。▼
前にもお願いしましたが
私が紋章を持っていることは
誰にも言わないでください…。▼
[リンハルト]
うーん、隠すようなことじゃないと
思うんだけどなぁ。▼
紋章のことじゃないとすると
別の悩みかな?▼
[マリアンヌ]
……。
私たちは、ガルグ=マクで学んでいる
一介の生徒にすぎません。▼
まだ何も成し得ていないのに…
この世界の力になることが
できるのでしょうか…。▼

B

[イングリット]
そうですか…
マリアンヌがそんなことを。▼
[リンハルト]
まあ、不安になる
気持ちもわかるけどね。▼
確かに僕たちは、
まだ士官学校の生徒の身。▼
戦える力があるとしても、異界の
大英雄たちとは比べものにはならないよ。▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[リンハルト]
それに…マリアンヌはもともと
戦うことに消極的だし、僕だって
義務を課せられるのは苦手だよ。▼
なにより、ここはフォドラですらなく
縁もゆかりもない異界。そんな場所で
戦えって言われても面倒くさいや…。▼
[イングリット]
だからと言って、アスク王国に
手を貸さないわけにはいかないでしょう。▼
騎士を目指すものとしては
民の力になることこそが本懐です。▼
[ドゥドゥー]
…それが、本来守るべき
ファーガスの民でないとしても、か?▼
[イングリット]
そ、それは…!▼
[リンハルト]
そう言うドゥドゥーはどうなのかな?
この状況を素直に受け入れることが
できるのかい?▼
[ドゥドゥー]
……。▼
たとえここが
フォドラであろうとなかろうと
おれのやることは見えている。▼
殿下がこの世界を守るというのなら
おれは殿下の剣と盾になり
付き従うだけだ。▼
[イングリット]
すべきことは見えている…ですか。
その迷いのなさ、今は羨ましい。▼
[ドゥドゥー]
だが、すべての人間に
おれと同じ覚悟を強いるわけにもいくまい。
そこは、十分に理解できる。▼
[マリアンヌ]
あ、あの…。▼
[イングリット]
あら、マリアンヌ。
休養をとっていたのでは?▼
[マリアンヌ]
は、はい。
散歩をしていたらドゥドゥーさんを
捜している方に出会って…。▼
[ピアニー]
あっ、いたいた!
ドゥドゥー、探してたんだから。▼
[ドゥドゥー]
…ピアニーか。▼
[ピアニー]
来て来て、こっちこっち。
そうだわ、ここにいる
みんなも一緒に…!▼

A

[イングリット]
ここは温室…ですか?▼
[リンハルト]
なんだかガルグ=マクにある
温室に似てるね。暖かくて
昼寝するには良さそうだ…ふわあ。▼
[ピアニー]
見て見て!
あのお花の種、
綺麗に咲いたの!▼
[マリアンヌ]
これは…フォドラの…。▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[ピアニー]
フォドラって素敵な異界なのね。
だって、こんなに綺麗なお花が
咲くんだもの!▼
[イングリット]
これは…ドゥドゥーが
植えた花なのですか?▼
[ドゥドゥー]
ああ…。
たまたま花の種を持っていてな。▼
……。▼
確かにここはフォドラではなく
自分たちにとってみれば
縁もゆかりもない世界だ。▼
[マリアンヌ]
……。▼
[ドゥドゥー]
だが…この世界にも
フォドラの花は咲く。▼
アスクとフォドラは…
繋がっているんだ。
おれは、そう感じる。▼
[リンハルト]
ここと、僕たちの世界は無関係ではない…
ってことか。▼
[イングリット]
ならば守るべきもの…
そして、なすべきことも
同じなのですね…きっと。▼
[マリアンヌ]
私たちも…この世界で
前に歩いていけるのでしょうか…▼
[ピアニー]
きっと大丈夫!
だって、お花を見ているみんなの顔
すっごく優しそうだもの。▼
その優しさが集まって
幸せな夢を作っていく…それは
どんな世界でも変わらないわ。▼
[リンハルト]
そうだね。この世界には変わった
力をもつ英雄がたくさんいるらしいし
僕も興味深い研究ができそうかな。▼
[イングリット]
私も、もう迷いはありません。
今はアスクの民のため
この槍を振るいましょう…!▼
[マリアンヌ]
わ、私も…
私にできることがあれば…
頑張りたい…です。▼
[ドゥドゥー]
アスクが平和になり
おれたちが去ったあとも…▼
この花がアスクに根付き
末長く人々を癒してくれれば…
それはとても、喜ばしいことだ。▼
[ピアニー]
ふふっ。
みんなの夢はいつか綺麗に咲くわ。
きっと、きっとね!▼

ガラテア伯爵家 イングリット

C

[イングリット]
ヴァイス・ブレイヴに集う
名うての騎士たちが研鑽を積む鍛錬場。
そんな場所があったとは…!▼
若輩ながら、私もゆくゆくは騎士として
この槍を振るいたいと思っています。
参加できれば、この上なき幸せです!▼
[エイル]
さあ、どうぞ…こちらです。▼
[イングリット]
ありがとうございます!
エイル王女直々に案内して
いただけるとは…!▼
って、気のせいでしょうか。
ここは城の食堂に見えるのですが?▼
[エイル]
……。▼
[イングリット]
あ、あれ? 名うての騎士の
皆様方の姿も見えませんね…。▼
[イレース]
ようこそ、イングリットさん…
お待ちしておりました。▼
[イングリット]
え? えっえっ?
エイル王女、これはどういう…▼

(画面が白く光る)
[チェイニー]
いやー、いたずら大成功!
気合入れて化けた甲斐があったぜ。
んじゃ、俺はこれで…!▼
[イングリット]
ええっ! エイル王女じゃない!?
だ、誰かが化けていたのですね!
これは一体どういうことなのですか!▼
[イレース]
異世界騎士物語がはじまると
期待されたようですが
そうはいきません…▼
ようこそ、"大盛り軍団"へ。
私たちはイングリットさんの
アスク召喚を歓迎します…▼
[イレース]
お、お、大盛り軍団!?
なんですか、そのふざけた名前は―!?▼

B

[イレース(仮装)]
大盛り軍団とは、終わりなき空腹を
満たすため、ヴァイス・ブレイヴの
健啖家で結成された互助組織…▼
[エルフィ]
あなたのことは…
先に召喚されていた
シルヴァンから聞いていました。▼
イングリットと食事するとき
一瞬でも油断すると肉を取られる…
それほどまでに食に情熱を傾けていると。▼
[イングリット]
シ、シルヴァンったら余計なことを…!▼
た、確かに私は、食べることは
その…き、嫌いではありませんが
そこまで節度を欠いてなどいません!▼
[イレース]
食べることがお好きでしたら…
どうです? 私たち大盛り軍団の
一員になりませんか…?▼
食欲に見合う戦績をあげれば
誰にも後ろ指をさされる心配も
ありませんよ…▼
[リンカ]
そのために力を合わせようって話だ。
まあ、悪い話ではないだろう?▼
[イングリット]
……。▼
お誘いはありがたいのですが
私は、空腹を満たすために
戦うわけではありません。▼
[イレース(仮装)]
なにか、ほかの理由が…?▼
[イングリット]
私は騎士を志す者として
主君と仰ぐ者や力なき民たちのために
戦いたいのです…!▼
[エルフィ]
……。▼
[リンカ]
うむ、どう考えても
イングリットの言い分のほうが
筋が通っているな…!▼
[イレース]
リンカさん…
どちらの味方なんですか。▼
[イレース(仮装)]
残念ですが、無理強いはしません…
去る者は追わず、出された料理は全部食す…
それが大盛り軍団の掟なので。▼
[イングリット]
ご期待に沿えず
申し訳ありません…。▼

A

[エルフィ]
イングリット…
訓練、お疲れ様。▼
[イングリット]
エルフィさん…!
お疲れ様でした…!▼
先ほどの重装兵同士の組手
拝見しました!▼
並みいる重装兵をちぎっては投げ
ちぎっては投げ…実に壮観でした!▼
[エルフィ]
訓練といえども…容赦はしない。
私の前に立った相手は
誰であろうとギタギタにするわ…▼
[イングリット]
なんという厳しい姿勢…感服しました!▼
エルフィさんは暗夜王国で
叙任を受けられた騎士なんですよね?▼
[エルフィ]
ええ。民を守ることが騎士の務め…
だけど、わたしは王女エリーゼ様を
守るために、騎士になったの…▼
なにがあっても
エリーゼ様を守り抜く…
そのための鍛錬を怠るつもりはないわ。▼
[イングリット]
……!? そ、その
鎧の中はもしかして…▼
[エルフィ]
これは重石…
実践でも機敏に動けるように
常に重さに耐える訓練をしているの。▼
ひとつ、持ってみる?▼
[イングリット]
くっ…! な、なんて重さ…!
エルフィさんはこんな状態で
生活されているのですか…!?▼
[エルフィ]
騎士は、どんなに崇高な志や
清廉な誇りを持っていても
強さが伴っていなければ意味がないわ…▼
[イングリット]
……▼
[エルフィ]
わたしの強さは
たくさん食べることで
身についている…。▼
たくさん食べて、たくさん守る。
そういう騎士がいてもいいと
わたしは思うの…▼
[イングリット]
たくさん食べて…
たくさん守る…。▼
……。▼

S

[イングリット]
もぐっ、もぐっ…!
この料理、はじめて食べましたけど
美味しいですね!▼
[イレース]
それはレンチンアイドル…
まもりちゃんが作ってくれた
たい焼きという料理…▼
[イレース(仮装)]
なんでも、料理に含まれている
水分を振動させることで
熱を起こして料理を温める…▼
一部の魔道士たちが作った
魔道の箱で
調理したものらしいですね…▼
[リンカ]
しかし、イングリット。
よく食べるな…!
噂に違わぬ食いっぷりだ!▼
[イングリット]
はい! やると決めたら
真面目に大盛りです!▼
空腹を満たすためではなく
民の力となるために食べるんです!▼
[エルフィ]
いいと思う…
一緒に頑張りましょう。▼
[イングリット]
食べた分の2倍…いや10倍
必ずやアスクの民の力に
なってみせます!▼
[イレース]
空腹を我慢して戦うよりも
力をみなぎらせて実力を発揮したほうが
絶対に戦果は上がりますから…▼
[イレース(仮装)]
では、食べ終わったところで
行きましょうか。▼
実はもう一人…
メンバーに加えたい英雄がいるのです。▼

(暗転)
[イングリット(夏)]
…私にその大盛り軍団とやらに
加入しろと?▼
[イレース]
はい。夏の名物だけではなく
春夏秋冬…あらゆる季節の食を
私たちとともに満喫しましょう…▼
[イングリット(夏)]
その話なら
以前もお断りしたはずです。▼
私は騎士を志す身…
暴飲暴食に身を委ねている場合では…▼
[イングリット]
はじめまして、異界の私。▼
[イングリット(夏)]
……! あなたは…
先日召喚されたという異界の私…!▼
[イングリット]
私もあなたと同じく、騎士を志す身。
進むべき道は同じと確信したうえで
あなたにお話があるのです。▼
たくさん食べて…たくさん守る。
とある騎士道のお話です。▼
[イングリット(夏)]
…いいでしょう。
同じ私のよしみです。
そのお話、伺いましょう。▼
[イレース]
…うまくいきそうです…▼
[イレース(仮装)]
…同じ自分なら、きっと耳を
傾けてくれると信じていました…▼
[イングリット]
さあ、異界の私。
ともに歩みましょう、私達の理想とする
崇高なる騎士の道を…!▼

ヘヴリング伯爵家 リンハルト

C

[リンハルト]
う、ううん…。
ふぁぁぁぁ~。
あれ…? ここは…。▼
おかしいな。僕は夢の中で
最高の昼寝をする夢を
見ていたはずなのに…。▼
[ルピナス]
……?▼
あれぇ?
珍しいですぅ…
こんなところで人間と会うなんて。▼
[リンハルト]
…その羽、本物?▼
[ルピナス]
はい、正真正銘の
妖精の羽ですよ~。▼
[リンハルト]
本当だ。
さすが夢の中、なんでもありだね…。
実に興味深いよ。▼
というか、フラフラ飛んでるけど
どこか具合が悪いのかい?▼
[ルピナス]
具合が悪いんじゃなくて…
ふぁぁ~…
眠いですぅ…▼
わたし、すっごく眠くて…
寝る場所を探していたんですぅ…▼
あっ、あの大きな木の根元…
とっても眠りやすそうですぅ…▼
[リンハルト]
……。▼
[ルピナス]
うん、やっぱりそうです~。
ここはすごく落ち着きますねぇ~。▼
それじゃ、おやすみなさい…
むにゃ…ぐぅぅぅ…。▼
[リンハルト]
本当に眠った…。
そこ、そんなに気持ちいいんだ?
じゃあ、僕も反対側の根元で…。▼
……。▼
あ…本当だ。
木に身体を預けるだけで
すっごく安心できるな。▼
ふぁぁ、ふぁぁぁ…
うん、これはいい眠気だ…
最高の昼寝の夢が…見れそうだ…。▼
すうぅぅ…ぐぅぅぅ…。▼
[ルピナス]
むにゃ…すぴぃぃ…。
うーん、ピアニー…わたしの分も
残しておいてくださ~い…。▼

B

[リンハルト]
不思議なんだよね…。▼
普通、夢って
ところどころがぼやけたり
話が繋がらないはずなのに…。▼
この間見た夢は
やけに鮮明に覚えているんだ。▼
[フィヨルム]
妙に眠そうな妖精さん、ですか…。▼
きっとルピナスさんですね。
人間に白昼夢を見せる
妖精さんなんです。▼
[リンハルト]
やっぱり本物の妖精だったんだ…
彼女もヴァイス・ブレイヴの
一員なのかい?▼
[フィヨルム]
はい。以前、夢の国アルフと
アスク王国が危機に陥ったとき
私たちに協力してくれたんです。▼
[リンハルト]
夢の国…いい響きだ。
一度行ってみたいな…▼
[リシテア]
ヴァイス・ブレイヴには
ルピナスのほかにも
妖精たちがいるんですよ。▼
わたしもまだ、全員と会ったことは
ありませんけど。▼
[フィヨルム]
ルピナスさんはいつも
お城のどこかで眠っているからか
滅多に会えないんですよ。▼
[リンハルト]
妖精というのは
可憐にキラキラと舞うものと
思っていたけど…▼
まるで徹夜明けみたいに
眠そうに飛んでいるなんて…
僕の中の妖精のイメージが変わったよ。▼
[リシテア]
この図書館には
妖精について綴られた本があるので
調べてみてはいかがです?▼
[リンハルト]
僕の専門は紋章学なんだけど
そういうのも興味深いね…▼
ふぁぁ…夢の話をしたら
また眠くなってきちゃったな…。▼
[リシテア]
眠そうな妖精に会ったときも
どうせ夢の中で昼寝をしている夢を
見ていたんじゃないですか?▼
[リンハルト]
あれ? なんでわかったの…?▼
[リシテア]
はぁ…あんたはどれだけ
寝れば気が済むのですか…
って、もう寝てるし!▼
[リンハルト]
すうぅぅ…ぐぅぅぅ…。▼
[フィヨルム]
あ、あのっ、リンハルトさん!
こんなところで寝ると
お風邪を召されますよっ!▼

A

[リンハルト]
……。▼
この足元がふわふわした感じ。
うん、間違いない…
ここは夢の中だね。▼
となると…やることはひとつ。
最高の昼寝をする夢を見て
甘美な時間に浸るとしようかな。▼
ふぁ、ふぁぁ~…
どうせ寝るなら、この間の
大きな木の根元がいいな…。▼
ん? あのフラフラと
飛んでいるのは…。▼
[ルピナス]
むにゃ…はれぇ?
またお会いしましたねぇ。▼
[リンハルト]
君はルピナス…だね?▼
僕は黒鷲の学級の…いや、今は
ヴァイス・ブレイヴのリンハルト。▼
[ルピナス]
リンハルトさんですね、
よろしくですぅ。▼
あなたは人間なのに
なんだかわたしと似た雰囲気を
感じますねぇ~。▼
[リンハルト]
ところで…これは
君が僕に見せている
白昼夢なのかな?▼
[ルピナス]
うーん、そうかもしれないし
そうでないかもしれないです~。▼
わたしも今、とても眠くて…
よくわかってないですぅ。▼
[リンハルト]
なるほど。わかっているのは
君も僕も眠いということだけだね。▼
僕も、最高の昼寝をする夢を
見たいと思っていてね。
寝る場所を探していたんだ。▼
[ルピナス]
夢は人の気持ち…でも、
夢の中でも昼寝をしたい人に
出会ったのははじめてですぅ。▼
[リンハルト]
眠るという行為は素晴らしいよ。
寝たいから寝る。これ以上の理由は
必要ない。実にシンプルな動機なんだ。▼
疲れたから寝るとか
辛い現実から逃れるとか
理由なんかはどうでもよくて…。▼
眠ること、それ自体が素晴らしい。
だから僕は、夢の中でも
眠りを求めているんだろうね。▼
[ルピナス]
なるほど…すぅぅ…
すぴぃぃ…ぐぅぅぅ…。▼
[リンハルト]
って、話を聞きながら寝てるし。▼
……。▼
うん、僕も寝るとしようか。
すぅぅぅ…ぐぅぅ…。▼

S

[リンハルト]
ん…?
そこで寝ているのは…。▼
[ルピナス]
すぅぅ…ぐぅぅ…むにゃ…
図書館は本がいっぱい…
すぐ眠く…なりますぅ…。▼
[リンハルト]
…やっぱりルピナスだ。
僕が言うのもなんだけど
本当によく寝るんだなぁ。▼
[ルピナス]
んむ…むにゃ…ふぁ、ふぁぁぁ…
もう朝ですか…。▼
[リンハルト]
おはよう、ルピナス。
朝じゃなくてもう昼だけどね。▼
[ルピナス]
あれ、リンハルトさんじゃないですか。
現実でお会いするのは
はじめてですねぇ。▼
あれ? その見るだけで
眠くなってきそうな分厚い本は?▼
[リンハルト]
ああ、これは一部の英雄が持つ聖痕について
書かれている本だよ。
僕たちの紋章に似てるな、と思ってね。▼
紋章とは、女神が
フォドラの一部の人間たちに授け
時代を超えて受け継がれる不思議な力…▼
僕はその紋章学に関する
研究をしているんだけど。▼
まさか、アスクにも
それによく似た力にまつわる本があるとは
思っていなかったから研究が捗るよ。▼
[ルピナス]
紋章学、ですか~。▼
それならリンハルトさん
紋章学を研究する夢を見ようとは
思わないんですかぁ…?▼
[リンハルト]
うーん…夢はぼんやりとした
記憶しか残らないからね。▼
こればっかりは
身体と頭を使って
研究するしかないよね。▼
[ルピナス]
なるほど、なるほど~。▼
[リンハルト]
最高の昼寝をする夢を見ることと
紋章学の真理を追い求めていく夢は
まったく違うもの。▼
辛いことや苦手なものと
向き合うのは好きじゃないんだけど…。▼
どんな種類の夢であれ
夢を見ることから
逃げたくないのかもしれないな、僕は。▼
[ルピナス]
そういうの、いいですねぇ~。▼
夢と一緒に前に進もうとする
人間さん、わたしも応援しますよ~。▼
[リンハルト]
ありがとう、ルピナス。▼
応援してくれるつもりなら
これからもいい昼寝場所を
教えてくれると助かるよ。▼
[ルピナス]
あっ、それならですね~。
眼帯をつけた竜騎士の人が
取っても詳しく…ぐぅぅ。▼
[リンハルト]
僕が言うのもなんだけど
君、寝るのが早いや。▼

ディミトリの従者 ドゥドゥー

C

[ユルグ]
この廊下をまっすぐいくと
武器庫があるよ。すっごく大きいから
一度みておくといいよ!▼
[ドゥドゥー]
なるほど。
これから世話になりそうな場所だな。
…ん?▼
[ヘルビンディ]
お? なんだクソガキ。
またこんなところを
ウロウロしてやがんのか。▼
[ユルグ]
あっ! ヘルビンディさん!▼
[ヘルビンディ]
そっちのヤツは…てめーが
この間、召喚された新人か。
クソいかつい顔してやがんな。▼
[ドゥドゥー]
…ドゥドゥー=モリナロ。
いかついのはお互い様だと思うが。▼
[ヘルビンディ]
へっ、足を引っ張らねえなら
どうでもいい。▼
[ユルグ]
あ…いっちゃった…
顔は怖いけど
とっても優しい人なんだよ。▼
[ドゥドゥー]
戦力としては…
頼れそうな雰囲気を感じた。▼
[ユルグ]
ヘルビンディさんはね
ムスペルという国の出身なんだけど、今は
ヴァイス・ブレイヴを助けてくれてるの。▼
わたしたちの国、ニフル王国は…
ムスペルに、一度滅ぼされちゃったの。▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[ユルグ]
でも、わたしはムスペルの人たち
みんなを恨んではいないよ。▼
ムスペルにだって、ヘルビンディさん
みたいにいい人もいるし…
悪いのは、せんそうだよね…▼
[ドゥドゥー]
……▼

B

[フェリクス]
おい、犬。▼
[ドゥドゥー]
フェリクス…
お前も召喚されていたのだな。▼
[フェリクス]
この世界に来てまでお前は
ディミトリに尻尾を振るつもりなのか。▼
ハッ…まるで、あいつを追いかけて
アスクに来たようにも見えるぞ。▼
[ドゥドゥー]
…世界が変わろうと
俺が成すべきことは変わらん。▼
殿下の志を支えるのがおれの役目。
おれは殿下の盾であり剣…
武器に意思は必要ない。▼
[フェリクス]
チッ…犬はどこまでいっても犬だな。
猪にはお似合いの忠犬だ。▼
[ドゥドゥー]
…殿下と付き合いの長いお前でも
殿下を愚弄することは許さん。▼
たとえここがフォドラから遠く
離れた地であっても、だ。▼
[ヘルビンディ]
…ん? なんだアイツら…
クソ険悪な空気撒き散らしやがって…▼
[フェリクス]
許さないだと? どう許さない?
気にくわないから殺す、
それがダスカー人のやり方か?▼
[ドゥドゥー]
貴様…!▼
[ユルグ]
こらー! なにをしてるの!
ケンカしちゃダメだよー!▼
[ドゥドゥー]
ユルグ王女…。▼
[フェリクス]
フン…喧嘩をしていたわけではない。
俺はこの犬…いや、狂犬に
立場をわからせてやっていただけだ。▼
[ユルグ]
え? ドゥドゥーさんって犬だったの?
ラグズの人たちみたいに
犬に化身できるんだね!▼
[フェリクス]
…いや、そういう意味で
言ったわけではないのだが…。▼
[ユルグ]
っていうか、フェリクスさんの装束。
真っ赤で可愛いね! いいなー!▼
[フェリクス]
…おい、そこには触れるな。
これには事情が…。
…チッ、興が削がれた。▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[フェリクス]
この世界に来てまで
犬としてしか生きられないなら…
おまえは所詮その程度だ。▼
[ユルグ]
あっ、フェリクスさん…!
なんだか、怒ってたみたいだね?▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[ヘルビンディ]
ふん、なんだか知らねえが
クソめんどくさそうな奴らだぜ…▼

A

[ドゥドゥー]
…フェリクスがあのような
物言いをするのも…理由がある。▼
[ユルグ]
え…?
なにがあったの?▼
[ドゥドゥー]
ディミトリ殿下やフェリクスの祖国…
ファーガスの要人が命を落とした
『ダスカーの悲劇』と呼ばれる事件。▼
そこには殿下をかばって死んだ
フェリクスの兄もいた…。▼
その事件を起こしたのが
おれたち、ダスカーの民だと
されているのだ。▼
[ユルグ]
だから、『ダスカーの悲劇』という
名前がついているんだね…。▼
[ドゥドゥー]
その報復として、ダスカーは滅ぼされた。
そして、ダスカーの民は
今でも疎まれ…忌み嫌われている。▼
ファーガスによるダスカー征伐の際
おれたちは人としての尊厳を奪われ
父や母、兄妹も皆、殺された。▼
だが、おれの命は殿下に救われた。
あの方だけはおれを人間と認め
命をかけて助けてくれたのだ。▼
[ユルグ]
そんなことが…あったんだ。▼
でも、ひどいよ。みんながみんな
悪いわけじゃないのに
おおぜいの人が命を落とすなんて…。▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[ヘルビンディ]
けっ、どこの世界にも
胸クソ悪い話は転がってるもんだな。▼
[リンハルト]
ヘルビンディ…。▼
[ヘルビンディ]
聞くつもりなんざなかったがよ、
この間のフェリクスとかいう奴との
話も聞いちまった。▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[ヘルビンディ]
てめーがダスカーの出身だからって
引け目に感じる必要はねーよ。
てめーはてめーだろーが。▼
第一、ここはアスク王国だ。
ファーガスとかいう国の話なんて
クソほどにも関係ねえ。▼
[ドゥドゥー]
……。▼
[ヘルビンディ]
ここじゃ、強けりゃそれでいい。
クソ余計なことなんて考えずに
強くなることだけ考えりゃいいんだよ。▼
気にくわねぇなら、未来を変えろ。
いつまでも過去に縛られる必要も
ねーんじゃねえのか。▼
そう思ってるのは、案外俺だけじゃ
ねーかもしれねえぞ?▼
[ドゥドゥー]
……。▼

S

[ドゥドゥー]
…フェリクス。▼
[フェリクス]
なんだ、犬。▼
[ドゥドゥー]
もしかしてお前が
おれに言いたかったのは…。▼
アスクに召喚されてまで
過去に囚われる必要はない…
そういうことではなかったのか?▼
[フェリクス]
……。▼
[ドゥドゥー]
引っかかっていたのだ。
お前が『この世界に来てまで』と
前置きしていたのがな。▼
[フェリクス]
…ふん。▼
別に、お前のためを思って
言ったつもりはさらさらない。▼
自分で勝手に縛りを作って
あいつに尻尾を振っているのが
気に食わなかっただけだ。▼
[ドゥドゥー]
…おれが作っているのは
縛りなどではない。▼
ファーガスもダスカーも
関係ないこの世界で
百の選択肢を与えられたとしても…。▼
おれは殿下の剣と盾になることを
自ら選ぶだろう。▼
[フェリクス]
…犬はどこまで行っても犬だな。▼
武器に意思はいらない…
そう言っておきながら
お前にあるのは救い難い盲信だ。▼
せいぜい尽くすがいい。
早々に屍を晒し、飼い主を
落胆させることのないようにな。▼
[ドゥドゥー]
ああ。お前も死ぬなよ。
重要な戦力を失うと殿下も悲しまれる。▼
[フェリクス]
…フン。▼
[ドゥドゥー]
……。▼
…『ダスカーの悲劇』の
真実を知ったうえで殿下は
俺を絶望から救い上げてくれた…▼
おれが命をかけるのは
殿下の想いに報いるためだ。
そのために…おれはここにいる。▼
この世界でも…殿下の志を支えてみせる。
それがおれの目指すべき未来。
…成すべきことなのだから。▼

エドマンド辺境伯家 マリアンヌ

C

[マリアンヌ]
はぁ…。▼
ヴァイス・ブレイヴの訓練…
ガルグ=マクにいたときよりも
厳しい…気がします。▼
それに、この世界でも
紋章の力が使えるということは…。▼
私の…紋章の影響を受けてしまう人が
必ず現れてしまう…。▼
[???]
チュン…チュンチュン…。▼
[マリアンヌ]
ありがとう。
あなたたち、私を
励ましてくれるのね。▼
この世界でも
小鳥たちの声を聞くことができて
よかった…。▼
[???]
ガサッ…。▼
[マリアンヌ]
……!?
だ、誰…ですか?▼
[モゥディ]
ほゥ…ベオクの中にモ
鳥と話せル者がいるのダな…。▼
[マリアンヌ]
……!▼
[モゥディ]
おお、すまなイ…
驚かすつもりハなかった…。▼
ガリアの戦士、モゥディだ。
今ハ、ヴァイス・ブレイヴの仲間。▼
森を散歩してイたら
偶然、声ガ聞こえ…▼
[マリアンヌ]
わ、私は、そのっ…
金鹿の学級の…
マリアンヌ…です。▼
そ、その、あのっ…
し、失礼します…!▼
[モゥディ]
あ…。
ムぅ…行っテしまった…。▼
ベオクの言葉は…難しイ…
ウーん…▼

B

[マリアンヌ]
……。
この城の馬小屋は
とても落ち着きます。▼
この子たちも
よく手入れされていて
愛されているのが伝わってくる…。▼
ふふっ、撫でてほしいの?
ええ、ちょっと待ってね…。▼
[???]
…ガタッ。▼
[マリアンヌ]
……!?▼
[リリス]
あ、先客がいらしたのですね。
こんにちは。▼
[マリアンヌ]
す、すみません…失礼します。▼
[リリス]
あ、待ってください!
あなた、マリアンヌさんですよね。▼
この子たちから聞いたんです。
最近、とっても優しい人が
遊びに来てくれるって。▼
[マリアンヌ]
え…? あなたも
馬の言葉がわかるのですか?▼
[リリス]
ええ。私はリリスと言います。▼
ヴァイス・ブレイヴで
馬や天馬、飛竜たちの
お世話をさせていただいてます。▼
マリアンヌさん
あなたさえよければ
いつでも遊びに来て構いませんよ。▼
[マリアンヌ]
あ、ありがとう…ございます。▼
でも、ダメ…なのです。
私がいると、まわりの人たちが
不幸になってしまうので…。▼
[リリス]
え? それはどういう意味ですか?▼
[マリアンヌ]
紋章…ってわかりますか?
私が持っている紋章は
他人に不幸をもたらすもの…。▼
だから、私がここにいると…
リリスさんも不幸になってしまいます。▼
[リリス]
もしかして、そのせいで
マリアンヌさんは人との交流を避けて
いつも一人でいらっしゃるのですか?▼
[マリアンヌ]
……。▼
[リリス]
それなら、あなたの近くにいても
大丈夫そうな英雄を紹介しましょうか?▼
[マリアンヌ]
え…? そんな人が…
いらっしゃるのですか?▼
[リリス]
はい! 心当たりがありますね。
明日のお昼、訓練場に来てください。▼
きっと、マリアンヌさんの
支えになってくれると思いますよ!▼
[マリアンヌ]
……。▼

A

[マリアンヌ]
……。
リリスさんの言う通りに
訓練場に来てみましたが…。▼
[ハロルド]
ハハッ! 今日も元気に
ハロルド参上だ!▼
[マリアンヌ]
ひっ…!?▼
[ハロルド]
おお、君がマリアンヌくんだな。
リリスくんから話は聞いているよ。▼
[マリアンヌ]
は、はじめ…まして。▼
[ハロルド]
私はハロルド。悪を挫き弱気を守る
暗夜王国のヒーローだ。
今は、アスク王国の平和を守っているがね!▼
今日は私と一緒に
訓練に励もうではないか…!▼
[マリアンヌ]
は、はい…ですが、その…。▼
[ハロルド]
いやぁ、それにしても
今日は大変だったよ!▼
ここに来る途中、犬に吠えられて
驚いてとびずさったら
走ってきた馬車に跳ねられてね!▼
[マリアンヌ]
……え?▼
[ハロルド]
跳ね飛ばされて受け身をとったら
そのまま溝にすっぽりと
ハマってしまってね!▼
やっとの思いで這い出した瞬間
襲ってきたのは猛烈な腹痛!▼
いやあ、どうやら私が食べた
朝食だけが痛んでいたらしくてね!
まあ、よくあることだ。▼
[マリアンヌ]
あ、あの…よくあることって…
どうしてそんなに
連続して不幸が…?▼
[ハロルド]
不幸…? ふむ、そうだな。
確かにツイてないのかもしれないな。▼
だが、これも正義を成すための試練だよ。
そう思えば立ち向かえる…!▼
むしろヒーローとして
どんな不運も跳ね返してやろうと
励みになるくらいだよ!▼
[マリアンヌ]
不運が…励みになる…?▼
[ハロルド]
その通り。幸も不幸も気の持ちようだ。
他人から見れば不幸に思えることも
本人にすればなんでもなかったりする!▼
気にやむことはないのだ。
ヒーローとして
成すべきことを成せばいい!▼
とりあえず、今日はともに
訓練を頑張ろうではないか…!▼
[マリアンヌ]
は、はい、よろしくお願いします…。▼
…自分にとって、不幸と思えることが
人によっては、成長するための試練…
そういう考え方も…あるのですね…▼

S

[モゥディ]
…森の仲間たちモ、また
マリアンヌに会いタいと言っテいた…▼
[マリアンヌ]
では…訓練の合間に
また遊びにいかせてもらいますね。▼
[モゥディ]
モゥディも、楽しみにしテいる…▼
[マリアンヌ]
はい、それではまた…▼
[ヒルダ]
ふふっ、マリアンヌちゃん。
もうアスク王国には慣れたみたいねー。▼
[マリアンヌ]
あ、ヒルダさん…。
はい。最初は戸惑いましたが…
なんとか…やっていけそうです。▼
ヴァイス・ブレイヴには
いろいろな英雄がいて…▼
彼らの考え方や生き方に
触れていくことで…自分もまた
成長していける気がしてきました。▼
[ヒルダ]
なるほどねー、うん。
そういう考え方、悪くないと思うよー。▼
ガルグ=マクでもいろいろなことを
学べたけど、アスク王国だって
成長するにはすごくいい場所だよねー。▼
[マリアンヌ]
はい…私もそう感じます。▼
[ヒルダ]
まあ実際のところ、成長するのは
クロードくんやマリアンヌちゃんに任せて
あたしはだらだらしてたいんだけどねー!▼
[マリアンヌ]
ふふっ…みんなで一緒に
成長できるといいですね…。▼
私も…ヒーローの前向きさを
見習えるように、頑張りたいです…。▼

(暗転)
[ハロルド]
……
いやー、まさかこんなところに
落とし穴が彫ってあるとはな!▼
おーい! 誰かいないかー!
…うむ、返事なし!
自分の力で脱出しろと言う試練か。▼
これもまた、成長するためのチャンス!
不運よ、どんどん来るがいい!▼
私はすべてを跳ね返し
真のヒーローになってみせる!
ハハハッ!▼

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Last-modified: 2021-10-21 (木) 13:20:56
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