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章別会話

1章 天 → 2章 天の裁き →3章 天神と戯神

第9部 2章 天の裁き

1節 知の源

オープニング

[アンナ]
ここは私たち
特務機関の拠点の一つ。
ここなら安全よ。▼
[ルーン]
あ、ありがとうございます。
ぼくを匿ってくださるなんて…▼
人の子の皆さんは…
話に聞いていたより、
ずっと優しいんですね…▼
[アルフォンス]
ルーン、君はアースガルズに
狙われていると言ったけれど、
その理由は…?▼
[ルーン]
は、はい…実は…▼
ぼくは悪いことは
何もしていません。
ただ…偶然…▼
…読めてしまったんです…▼
[アルフォンス]
読めてしまった…?▼
[ルーン]
この九の世界には、
世界創世に関わるとされる
不思議な文字があります。▼
いつ誰が書いたものかはわかりません。
一説には、
この世界の創造主のものだとか…▼
[アルフォンス]
…創造主…▼
[ルーン]
ある時ふと、
アースガルズの王城の
紋様を眺めていて…▼
気がついたら、
ぼくはそれを読むことができたんです。
ほんの一部だけ…▼
[シャロン]
なんて書いてあったんですか?▼
[ルーン]
【黄昏の詩】…そう呼ばれる
予言の一部のようでした。▼
ぼくはそれを王にお伝えしました。
王は知識欲が強い御方ですから、
とてもお喜びになられて…▼
ぼくを、生涯地下牢に捕らえよと
命じられたのです。▼
[シャロン]
ど、どうしてそうなるんですか?▼
[ルーン]
王はぼくから、
すべての知識を引き出し、
独占したいと望んだのです。▼
ぼくがたまたま読めた理由はわかりませんが、
その謎を解き明かすことも含めて…
すべてを知り尽くしたい。▼
そして、その知識を得るのは、
自分だけでいいと…▼
[アンナ]
ひどい王様もいたものね。
それが天の王…▼
私たちの国に
いきなり攻め込んできたのも
頷けるわ。▼
[アルフォンス]
…………▼
(場面転換。戦闘マップへ)
[アンナ]
天の軍勢は、
私たちのもとに集結しつつあるわ。
迎撃するわよ!▼

クリア後

(場面転換。会話シーンへ)
[ヘズ]
ううん…
どうしようかな…?▼
あっちから人の子たちの声が聞こえる…
また戦わなきゃ。
そういうご命令だし…▼
でも…
あの人の子たち、
悪い人には見えなかったな…▼
ううん…
もうしばらく、影から
様子を見てようかな…?▼
私が戦っても、何もしなくても…
人の子たちの結末はきっと同じ。
だって、姉様が来てるんだもの。▼
姉様は、勝つ。
それは、九の世界の誰にも
変えられないもの…▼

2節 勤倹尚武の候

オープニング

[ウーゼル]
オスティア侯爵ウーゼル。
ヘクトルはわしの不肖の弟だ。▼

3節 華麗なる影

オープニング

[ヘズ]
あ…▼
[ロキ]
あらん、ヘズ。
奇遇ねえ。▼
[トール]
………▼
[ヘズ]
ロ、ロキ…
トールも…▼
[ロキ]
あらん、ヘズったら…
そんなに怖がらないで?▼
私たちは同じ天の神々。
天の王様に仕える
仲間、でしょ?▼
[ヘズ]
う、うん…そうだよね。
ごめんなさい。▼
あなたたちのこと、もちろん
信じたいって思ってるけど…
でも、姉様が…▼
[ロキ]
バルドルが、何か言ってたの?▼
[ヘズ]
そ、それは…▼
姉様は、その…
あなたたちは、
何かを隠してる…って。▼
[ロキ]
…………▼
[ヘズ]
今、父上に…
天の王に従っているのは
かりそめの姿…▼
あなたたちが
本当に仕える主は
他にいる…▼
そんな気がするって…
姉様は私と違って。
すごく勘も鋭いから…▼
[ロキ]
ふぅん…
信用されてないのねぇ。
でもね、安心してヘズ。▼
私たちが忠誠を誓うのはただ一人、
アルフォズル様だけよ。
そうよね、トール?▼
[トール]
…ああ。その通りだ。▼
(場面転換。戦闘マップへ)
[レイラ]
ウーゼル様は
命をかけてお仕えするに
値する主だったわ。▼

4節 鋼の壮漢

オープニング

[ヘクトル]
エリウッドはあんまり丈夫な方じゃねえ。
無茶しないといいが。▼

5節 天日の正義

オープニング

[バルドル]
おーっほっほっほっ!▼
[アルフォンス]
!?▼
[バルドル]
人間たちよ、
お聞きなさい。▼
私は、天の意志。
天の王にかわって、
ここに降臨しましたわ。▼
[アルフォンス]
あなたも…
天の神々の一人?▼
[バルドル]
いかにもですわ。
私の名はバルドル。
天日の神バルドル。▼
ミズガルズの人の子の王族、
並びに召喚師なる者。
神妙にお聞きなさい。▼
あなたたちには今、
容疑がかかっていますわ。▼
[アルフォンス]
容疑…?▼
[バルドル]
ええ。人の世界に飽き足らず、
九の世界をすべて征服、
支配しようとしている…と。▼
[アルフォンス]
…あり得ない。▼
[バルドル]
安心なさいな。
弁明の機会は与えられます。
公正なる天の裁きの場で。▼
さあ、私についてくるのです。
あなたがたが真に無実なら、
恐れることはありませんわ。▼
わが妹、ヘズも
あなたたちの弁護を
つとめることになるでしょう。▼
天の裁きは、
アースガルズの王城で
我が父王が直々に行います。▼
無罪か、死罪か。
天の王アルフォズルの
公正な裁きに身を委ねるのですわ。▼
[アルフォンス]
…断る。
僕たちはそんな裁きを
受ける理由はない。▼
[バルドル]
拒否する、
ということですのね。▼
ですが、
私の役割は、裁かれるべき者を
裁きの場に連れていくこと。▼
それでは、
強制執行させていただきますわ。▼

クリア後

(場面転換。会話シーンへ)
[アンナ]
攻撃が、通じない…!?▼
[バルドル]
おかわりかしら?
私を傷つけることはできないと。▼
遥か古の時代…
九の世界は誓ったのですわ。
決して私を傷つけないと。▼
ゆえにあなたたちは、
私にかすり傷一つ
つけることはできないのです。▼
[シャロン]
ど、どうしましょう、
お兄様…?▼
[アルフォンス]
…大丈夫だ。
このくらいの危機は、
僕たちは何度も経験してきた。▼
彼女を討つ方法を必ず探し出す。
それまでは…▼
[バルドル]
いいえ。
逃がしませんわ。▼
(白く光る)
[アンナ]
…!?
みんな気をつけて!
周囲の空間が…!▼
(白く光る)
[シャロン]
え…!?
こ、ここってどこですか?
ぜんぜん見たことのない景色が…▼
[アルフォンス]
まさか…
僕たちを強制的に…
アースガルズへ転移させた…?▼
[バルドル]
その通りですわ。
これでもうミズガルズに
逃げ隠れることはできません。▼
そしてあなたたちには、
裁きの場への召喚を拒否した
罪も加わります。▼
さあ、おとなしく天の裁きを
受け入れるのですわ。▼

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Last-modified: 2025-01-24 (金) 09:19:55
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