章別会話
11章 刃の【葬り手】 → 12章 毒の【葬り手】 → 13章 心の【癒し手】
第8部 12章 毒の【葬り手】†
1節 家族なんて†
オープニング†
- [ニーズヘッグ]
- …………▼
…ねえ…▼
- [ラタトスク]
- お姉ちゃん…▼
- [エイクスルニル]
- …………▼
- [ニーズヘッグ]
- 今の話…本当なの…?
本当に…あたしたちって…▼
- [エイクスルニル]
- …そうだ。▼
俺たちはみんな、
あの方の子ではない…
偽物だ。▼
- [ニーズヘッグ]
- …そう、なんだ。▼
あたしさ…家族なんて
うっとうしいって
よく言ってたわ~。▼
フレスベルグみたいに、
家族と仲良しごっこなんて
柄じゃなかったしね~…▼
なのに…なのに…▼
なにこれ…
なんで…
こんな…気持ちになるの…?▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ニーズヘッグ]
- あたしは【葬り手】…
だから、やることやらなきゃ。
あたしが一番…なんだから…▼
クリア後†
- [ニーズヘッグ]
- ねえ、パパ…
あたし…
どうしたらいいの…?▼
2節 贖罪の騎士道†
オープニング†
- [アッシュ]
- 僕は高潔で誇り高い、
立派な騎士を目指しているんです。▼
3節 癒したのか、殺したのか†
オープニング†
- [レーラズ]
- 今から三つ数える。▼
三つ数えると、
君は目を開け、
新しい自分に生まれ変わる。▼
- [???]
- …………▼
- [レーラズ]
- 私は心の【癒し手】…
人の心を癒す術を知っている。▼
癒すとは…
つまり、変化させることだ。
私が望むようにね。▼
別の心を植えつけて…
意識や記憶まで
書き換えることができる…▼
- [???]
- …………▼
- [レーラズ]
- 無論、これは偽の心だ。
私が知る、記憶の中の
我が子たちを植えつけ…▼
そのために、
元の誰かの心を消し去り、
塗り潰した。▼
癒したのだろうか?
殺したのだろうか?
どちらでも構わない。▼
1…2…3。
さあ、目を開けたまえ。▼
- [???]
- ……あ……▼
- [ラタトスク]
- あ…あああれ?▼
お父さん?
あたし、何を…?▼
- [レーラズ]
- 君の名前は?▼
- [ラタトスク]
- え?
ええええっと…▼
あたしはラタトスク。
お父さんの子供で、
【癒し手】の一人!▼
- (白く光る)
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ダグ]
- 未来の女王は
いろいろ大変なんだよー?
あれとかこれとか…▼
4節 祝福と呪縛の相克†
オープニング†
- [マリアンヌ]
- 私自身、解放されたような…
そんな気持ちがします…▼
5節 知りたくなかった†
オープニング†
- [ニーズヘッグ]
- …………▼
- [ラタトスク]
- お姉ちゃん…
お願い、聞いて!▼
もうわかったでしょ?
あたしたちが戦う理由は、
もうないの!▼
だって、
あたしたちは…▼
- [ニーズヘッグ]
- …あたしたちは
みんな偽物、だから?▼
- [ラタトスク]
- …………▼
- [ニーズヘッグ]
- そう、よね~…▼
家族のためにって
あんなに必死だった
フレスベルグがバカみたい。▼
あたしたちが【癒し手】として
みんなを助けた記憶も…
本当はあたしたちの思い出じゃなくて…▼
あたしたちは
家族でもなんでもなくて、
戦う理由もなくて…▼
- [ラタトスク]
- …………▼
- [ニーズヘッグ]
- ねえ、ラタトスク。
あたしね、照れくさくて
一度も言ったことなかったけどさ…▼
あたしは、パパやあんたたちと
家族でいられて嬉しかった。
自分ひとりじゃないって、幸せだった。▼
だから…
何も聞かなければ良かった。
何も知らなければ良かった。▼
そしたらあたしたちはみんな、
これまでと一緒でいられたのに…▼
- [エイクスルニル]
- …………▼
- [ニーズヘッグ]
- あんたたとだって同じ気持ちでしょ?
あたしたち今まで
ずっと…ずっと家族で…▼
それが全部、
全部嘘だったなんて…
嫌…嫌よ…▼
知りたくなかった…
忘れたい…
忘れさせてよ…!▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ニーズヘッグ]
- あたしはニーズヘッグ。
パパの子供で、
きょうだいがたくさんいて…▼
クリア後†
- [ニーズヘッグ]
- ねえ…
みんな…どこ…いったの…?▼
- [ラタトスク]
- …お姉ちゃん…▼
- [ニーズヘッグ]
- ラタトスク…
あたしを…
一人に…しない…で…▼
- (場面転換。会話シーンへ)
- [ラタトスク]
- 待ってて、お姉ちゃん…
あたしが、
あたしが手当てを…!▼
- [ニーズヘッグ]
- …ラタト…スク…▼
…あんたは、あたしの妹…
あたしの…かわいい…▼
- [レーラズ]
- おや、君もか。▼
- [ラタトスク]
- !▼
- [ニーズヘッグ]
- ああ、パパ、お願い…
あたしを…
あたしの心を書き換えて…▼
ほんとのことなんて、
何も知らない、
パパの娘をあたしに…▼
- [レーラズ]
- 君も、もういらない。
元の死に損ないに戻りたまえ。▼
- (白く光る)
- [ニーズヘッグ]
- パパ……
…パ……パ……
……………………▼
- [ラタトスク]
- …そんな…
…おねえ…ちゃん…▼
コメント