章別会話
11章 天の儀 → 12章 予知の神ヘイムダル → 13章 天の王アルフォズル
第9部 12章 予知の神ヘイムダル†
1節 予知の罠†
オープニング†
- [ヘイムダル]
- やあ、ロキ。それに人間たちも。
安心したよ、
思っていた通りの時間だ。▼
- [ロキ]
- 全部あなたの読み通りってわけ?
でもねえ、ヘイムダル…
私にだって見えてるのよ。▼
あなたがここで
とっても恥ずかしい敗北を
晒す姿が、ねえ…▼
- [ヘイムダル]
- 混沌の神ロキ、
いや、裏切りの神…
君にはその名がよく似合う。▼
- [ロキ]
- あらん、心外ねえ。
私はアルフォズル様を
裏切ってないわよ?▼
私の身も心も、
あの方のお傍に…▼
- [ヘイムダル]
- 相変わらずの戯言、世迷い言だな。
実に君らしい。▼
ロキ、君は
そんな君の性格が大嫌いだ。▼
ここで決着をつけるとしよう。
もっとも、そんなことを
君に言う必要もなく…▼
ここで決着はつく。
私にはすでに読めている。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ヘイムダル]
- 我が名はヘイムダル。
天の王の臣下にして、予知の神。▼
残念だが、
君たちの考えは
すべて読めている…▼
クリア後†
- [ヘイムダル]
- …ここまでは予定通り。
君たちは私を追って
奥へ進む…▼
だが、その先で…
君たちは動けなくなる。
自らの意志で。▼
私にはそれが見えている。
予定通りというのは
実に気分のいいものだ…▼
- (場面転換。会話シーンへ)
- [アンナ]
- ヘイムダルが逃げるわ、
追いましょう!▼
- [ロキ]
- あ、ちょっと待って。
うかつに進むと…死んじゃうわよ?▼
- [アンナ]
- え…?▼
- [アルフォンス]
- ……。
それは、さっきの
ヘイムダルの言葉と関係が…?▼
- [ロキ]
- ヘイムダルが得意とするのは、
予知の力を利用した、
時限式の魔道の罠よ。▼
ずっと前から仕掛けてきておいた魔道が、
ちょうど相手がそこに来た瞬間に
ドカン、ってわけ。▼
その罠を、ここから先の道の
どこかに仕掛けてるんでしょうね。▼
- [アルフォンス]
- …………▼
- [ロキ]
- 普通なら、
そんな罠、都合良くいくはずないわ。▼
仕掛けた場所に、
ちょうどぴったりの時間に、
相手が来ないといけないんだから。▼
でも、
ヘイムダルは相手の行動を読み、
そのぴったりを実現させるってわけ。▼
- [アルフォンス]
- 避ける方法は?▼
- [ロキ]
- 私はヘイムダルの宿敵よ。
こんなふうにして…
空間をじっくりと調べれば…▼
ヘイムダルの魔力の痕跡…
罠の有無を感じられるわ。
ここには…罠はないみたいねえ。▼
- [アンナ]
- じゃあ先を急ぎましょう!▼
- [ロキ]
- でもねえ、ここから先ずっと、
こんなふうに一歩一歩調べてたら、
とても間に合わないわよねえ。▼
どこかで調べるのをやめて突き進めば…
そこをヘイムダルに読まれる。
まさにその場所に罠を仕掛けられるわ。▼
- [アルフォンス]
- 一歩一歩、調べながら進むしかない。
だが、それでは間に合わない…▼
- [シャロン]
- じゃ、じゃあ
どうしたらいいんでしょう?▼
- [ロキ]
- 一つ、策があるわ。
いちかばちかの
危険な策だけれど…▼
うふふ。
策は安全より危険な方が
楽しいでしょ?▼
2節 隠れ里の剣士†
オープニング†
- [ソーンバルケ]
- 私はソーンバルケ。
人里離れた地で隠者の真似事をしている。▼
3節 比翼の清き心†
オープニング†
- [ロキ]
- 残り時間が尽きる前に、
最上層まで辿り着ければ
私たちの勝ち。▼
それを罠で
足止めできれば
ヘイムダルの勝ち。▼
残り時間はあとわずか。
状況は、ヘイムダル有利って
ところねえ。▼
- [アルフォンス]
- 確かに…どこかに
罠が仕掛けてあるというだけで
僕たちの行軍の足は鈍ってしまう…▼
- [ロキ]
- ええ。だから、
ヘイムダルの予知の裏を
かきましょう。▼
- [アンナ]
- でも、どうやって?▼
- [ロキ]
- ここまで通ってきた道は
最上層への最短の道…
当然ヘイムダルは警戒してるわ。▼
でも、ここには実は
もう一つの道…秘密の扉があるの。
それを使えば間に合うわ。▼
- [アンナ]
- 秘密の扉…
でも、敵はそれも
読んでるんじゃない?▼
- [ロキ]
- いいえ。だって、
扉は封印されてて
開かないもの。▼
扉を開ける方法はね、
私もヘイムダルも知らないの…▼
- [アンナ]
- え…?
それじゃどうやって…▼
- [ロキ]
- さあ? もしかしたらルーンか
エクラなら…
開けられるかもしれないわ。たぶんね。▼
- [アンナ]
- たぶん!?
ちょ、ちょっと、
そんなあやふやな…▼
- [ロキ]
- あやふやだからこそ、
不確かだからこそ、
賭ける意味があるの。▼
私にもヘイムダルにもわからない…
本当に通れる道なのか、
ただの壁なのか…▼
だからこそ、
ヘイムダルは迷うでしょ?
そこに罠を仕掛けるかどうか…?▼
- (場面転換。戦闘画面へ)
- [エリンシア]
- ルキノやジョフレ、ユリシーズが生きて
いてくれて、私がどれほど救われたか……
命を粗末にしないでね、ルキノ。▼
4節 開神と共に†
オープニング†
- [シャロン(つながり)]
- これでもっと
お兄様の役に立てるといいな…▼
5節 ここに、罠は†
オープニング†
- [ロキ]
- さ、ここよ。
この扉が開くかどうか?
それが運命の分かれ道…▼
そしてもう一つ。
ここにヘイムダルの罠が
あるかどうか…▼
さてと、まずは、
罠の方はどうかしら、ねえ…?
…………▼
- [アンナ]
- ど、どうなの?▼
- [ロキ]
- ……。
ここに、罠は…▼
- [ヘイムダル]
- そうだ。
今、君が感じた通り…▼
ここに、罠はある。▼
- [ロキ]
- ヘイムダル…▼
- [ヘイムダル]
- 残念だったな、ロキ。
君なりに私の読みを
外したつもりだったのだろうが…▼
たとえ君でも、
私の予知の裏をかくことはできない。
私にはすべて読めていた。▼
- [ロキ]
- あらん、残念…▼
もしも、私たちが
別の道を選んでいたら…
今頃どうなっていたかしら?▼
- [ヘイムダル]
- 君の予想通りだ。
私はその考えを読み、
その先に罠を張っていたよ。▼
さて、今から君たちにできることは、
来た道を引き返し、慌てて
別の道を急ぐことだけ…▼
だが、それはもう間に合わない。
だからこそ、私はここに
罠を張ったのだからね。▼
- [ロキ]
- …その通りねえ。
今から別の道を進む
時間はもうないわ…▼
- [ヘイムダル]
- 君の負けだ、ロキ。
私の裏をかくことはできない。▼
- [ロキ]
- そうかしら、ねえ…?▼
みんな、安心してちょうだい。
この扉に…▼
この扉に、罠はないわ。▼
- [ヘイムダル]
- ……▼
- [ロキ]
- さ、ルーン、エクラ。
扉を開けて。
ヘイムダルは私が足止めしておくから。▼
- [ルーン]
- は、はい…
いきましょう…
エクラさん…▼
ぼくなら…
大丈夫…です、から…▼
- [ヘイムダル]
- …どういうつもりだ、ロキ。▼
私の言葉は虚言ではない。
君もそう知っているはずだ。
罠は、ある。▼
扉に触れた途端、
あの二人は
粉々に吹き飛んで死ぬ…▼
- [ロキ]
- ええ、そうね。
私が止めない限り…
二人は死ぬ。▼
でも、それって…
ちょっと面白そうじゃない?▼
- [ヘイムダル]
- …何…?▼
- [ロキ]
- いいじゃない。
二人が死んだら
どうなるか見てみましょう?▼
- [ヘイムダル]
- …虚勢はよせ、ロキ。▼
君たちは彼らを
救うためにここへ来た…
見捨てられるはずがない。▼
- [ロキ]
- ええ。王子さまたちはそうよ。
でも私は、どうでもいいの。▼
ここで二人が死んじゃったら、
王子様も天の王も
さぞびっくりするでしょう?▼
どんな顔するか
見てみるのって…
面白そうじゃない?▼
- [ヘイムダル]
- ……。
…正気、なのか。▼
…いや、虚言だ。
私を脅すつもりだな。
そうでなければ、ロキ…▼
君は、まともじゃない。▼
- [ロキ]
- ありがとう。
まともだと思ってたの、私を?▼
- [ヘイムダル]
- …ロキ…▼
!
この…予知は…▼
- [ロキ]
- もしかして、
あなたの予知でもう
見えちゃったのかしら?▼
ルーンと召喚師が、
あなたの罠で
吹き飛んで死ぬ姿を…▼
- (場面転換。戦闘画面へ)
- [ロキ]
- もう、私が止めても手遅れねえ。
あなたの予知は、
私たちには絶対覆せないんでしょ?▼
- [ヘイムダル]
- ロキ…言ったはずだ。
私は予定外のことをされるのが
大嫌いだと…!▼
クリア後†
- [ヘイムダル]
- 私の予知は…
相手が裏をかくことは
決してできない…▼
だというのに…
ロキ…!▼
- (場面転換。会話シーンへ)
- [ヘイムダル]
- …………▼
- [ロキ]
- ありがと、ヘイムダル。
二人が死なないように罠を解いた。
そうでしょ?▼
だって、そうしないと
二人は本当に死んじゃうものねえ。▼
天の王は二人を
儀式の生贄に捧げることを
何よりも望んでいた…▼
その大切な生贄を、
あなたが死なせちゃうのは
まずいわよねえ。▼
- [ヘイムダル]
- …ロキ…
私は君のことが
以前よりもっと嫌いになったよ。▼
だが…
私の負けだ。▼
罠は消えた。
扉は開いた。
もう君たちを阻むものはない。▼
さあ、とどめを刺すがいい。
君にとってはさぞ
気分がいいことだろう。▼
- [ロキ]
- だーめ。
あなたを殺したりしないわ。
ヘイムダル、私の宿敵さん。▼
その傷が癒えたら、
また私の前に立ちふさがってちょうだい?
ふふ、楽しみねえ。▼
- [ヘイムダル]
- …ロキ…▼
君のその性格だけは
読める気がしないな…▼
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