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章別会話
第5部 9章 真実を呼ぶ声†
9章1節 あなたの居る場所†
オープニング†
- [レギン]
- ひゃあぁああ!?
お、お化け~~~~っ!!!
お願い食べないで~~っ!!!▼
…あれ? なぁんだ。
ただの鳥なの。▼
やっぱりひとりで
ニザヴェリルの塔へ行こうなんて、
無理だったかな…?▼
ううん、弱気になっちゃだめなの!
自分の国と、お兄ちゃん達の
ことだもの!!▼
この森の先が山のふもとね。
山なんだから、まっすぐ登っていけば
きっと近道なの!▼
よーし、がんばるぞー!▼
- [???]
- ……ン……………
…レギ……ン……▼
- [レギン]
- …あれ? 何…?
誰かが呼んでる声がする…
そっち…なの……?
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [シャロン]
- ひぃ、はぁ…もうヘロヘロですぅ…
ニザヴェリルの塔はこの上ですか?
ほんとに険しい山ですね…▼
- [アルフォンス]
- がんばれシャロン。
ほら、何か見えてきた。
あれがニザヴェリルの塔…▼
本当にレギン王女は
この山をひとりで
登っていったんだろうか?▼
- [アンナ]
- すぐに追いつくと思ったのに
おかしいわねぇ…▼
警備の兵もいるのに
彼女ひとりで進んでいけたとは
とても思えないわ。▼
- [アルフォンス]
- だが争った形跡もない。
やはり先に進んだとしか考えられません。▼
- [アンナ]
- そうね。とにかく王女の無事を信じて
私たちも塔を目指しましょう。▼
クリア後†
- [シャロン]
- いましたっ! レギン王女!!▼
- [レギン]
- あれっ、みんな!
どうしてここに!?▼
- [アンナ]
- あなたを追って来たに
決まってるじゃない!
ひとりで無茶なことをして!!▼
- [レギン]
- ご、ごめんなさい。でも…
私、迷惑ばかりかけてるから…▼
せめてこれくらいは
自分で解決したいなって…▼
- [シャロン]
- 何を今更っ! 水臭いですよ。▼
- [アルフォンス]
- レギン王女。
これは君だけの問題でも、
ニザヴェリル王国だけの問題でもない。▼
ひとりで抱え込まないで、
僕たちを信じてほしい。▼
- [ダグ]
- ここまで来てそりゃないっしょ。
あたし、レギンのこと
妹みたいに思ってんだからさ。▼
このお姉ちゃんにどーんと頼ってちょ☆▼
- [ノート]
- いーえ、姉と言えばこの私。
頼るならこの私でしてよ、レギン王女。▼
- [アンナ]
- レギン王女、あなたはもう
ヴァイス・ブレイヴの
立派な一員なんだからね?▼
これからは単独行動、絶対禁止!▼
- [レギン]
- …みんな……
ありがとう、ありがとうなのっ……▼
私っ…みんなのこと大好き……!
うっ…うぇっ……
ふぇ~~~~ん!▼
- [ノート]
- それにしてもレギン王女。
よくこの山をおひとりで
登れたものですわね。▼
- [レギン]
- ぐすっ…あっ、そうなの!▼
なんだか不思議な声が聞こえて、
その声についていったら
スルスル登れちゃったの!▼
- [アルフォンス]
- 不思議な声?
僕たちには何も聞こえなかったけど…▼
- [レギン]
- え…そうなの?
うーん、空耳だったのかなあ…▼
- (場面転換)
- [ファフニール]
- …………▼
- [オッテル]
- ! 兄さん! 無事だったんだね!
アスク王国に捕らえられて
いたんじゃなかったの!?▼
ああよかった…!
心配したんだよ。僕が留守の間に
ひとりでアスクに攻め込むなんて…▼
レギンもレギンだ!
アスクの連中と一緒になって
兄さんを捕らえるなんて!!▼
あんな奴、もう僕らの妹じゃないよ。
兄さんもそう思うでしょ?▼
- [ファフニール]
- …うるせえ黙れ!!▼
アスク王国…あの扉……
あそこに何がある!?
くそっ…!!▼
- [オッテル]
- ! 兄さん…
何か…思い出したの…?▼
- [ファフニール]
- あぁ…?
…そういえばオッテル。てめえはやたら
アスクにこだわっていたな。▼
お前、何か知ってんのか?▼
- [オッテル]
- ! し、知らないよ。何のこと?▼
- [ファフニール]
- とぼけるな。お前がエイトリと
こそこそ何かやってんのを
俺が気づいてないとでも思ったか!▼
- (画面が白く光る)
- [ファフニール]
- …ぐっ…! ちくしょう、また頭が…
あ…あぁ……!▼
- [オッテル]
- ――兄さん、落ち着いて。
無理して思い出そうとするからだよ。▼
- [ファフニール]
- …違う…記憶だけじゃねえ……
俺は…俺の力は明らかに異常だ…!▼
時々、自分でも抑えきれない…
何もかもぶち壊してしまいたくて
たまらなくなる…っ…!▼
俺は…いつからこうなった…!?
ぐっ…うあぁあっ……!!▼
- [オッテル]
- 兄さん…兄さんはずっと変わらないよ。
誰よりも強いこの国の王だ。
何も不安に思うことなんてない。▼
大丈夫、僕がついてる。
僕は薄情者のレギンとは違う。
兄さんを見捨てたりしないよ…▼
- [ファフニール]
- う…あぁ……、………
…あ……俺は…何を……?▼
- [オッテル]
- よかった、気がついた?▼
アスクから脱出して
よっぽど疲れていたんだね。
気を失ってうなされていたんだよ。▼
- [ファフニール]
- あ…ああ…、そうか……
そうだ、アスクで
あのロキとかいう女と…▼
仕方ねえ。
オッテル、出撃の準備をしろ。▼
- [オッテル]
- ! いいね!
今度はどこに攻め込むの?▼
- [ファフニール]
- エンブラ帝国だ。▼
9章2節 笑い上戸の呪い師†
オープニング†
- [オロチ]
- ミコト様…
見守っていてくだされ…▼
- (クリア後会話なし)
9章3節 禁忌の呪術師†
オープニング†
- [ニュクス]
- この姿は私の罪…
幼さゆえに多くの人を殺めた私の…▼
クリア後†
- [シャロン]
- やったー! 塔に着きましたー!
ではさっそく扉を…▼
あ、あれ? うーん…ぎぎぎ…▼
- [アルフォンス]
- シャロン…何をふざけてるんだい?▼
- [シャロン]
- ふざけてませんっ!
この扉、開かないんですよっ!!▼
- [アンナ]
- え? 鍵はないのに…
おかしいわねえ。▼
- [レギン]
- あっ、ごめんなさい!
この扉はね、ニザヴェリルの王と
それに連なる者にしか開けられないの。▼
- [アルフォンス]
- それじゃあ、レギン王女にも
開けられないということかい?▼
- [レギン]
- うん、そうなの…
何とかして開けられたらなあ…▼
これじゃあ、お兄ちゃん達のこと
調べられないの…▼
- (画面が白く光る)
- [シャロン]
- あれっ…!?
ひ、開いた…!?▼
- [レギン]
- わあ…!
きっと、この塔に眠る王様たちが
力を貸してくれたの!▼
王様たち、ありがとうございます…!▼
- [アンナ]
- そうなの…? まあ助かったわ。
早速入りましょう。▼
- [アルフォンス]
- 行こう、エクラ…
どうしたんだい?▼
…え? 何か見つけた?
それは――……▼
- (場面転換)
- [エイトリ]
- 扉が…開いた…▼
…ふっ…ふふ……
あっははははははは!!▼
そういうことか!
オッテルめ、よくも私を…▼
だが、神竜はまだニザヴェリルを
見捨てたわけではなさそうだ。
お前の好きにさせはしないさ…▼
9章4節 女の本性†
オープニング†
- [レギン]
- …あれ? おかしいな…▼
- [アルフォンス]
- レギン王女。どうかしたのかい?▼
- [レギン]
- あのね、この山は正式に王になるための
儀式の場なの。▼
一人でふもとから塔まで登って
最後にこの祭壇に
宝物を捧げるっていう…▼
でも、ファフニールお兄ちゃんの
宝物がないの。▼
- [アンナ]
- ファフニールは
儀式を行わなかったの?▼
- [レギン]
- ううん。ちゃんと儀式の日に
宝物を持って、この山に行ったよ。▼
- [シャロン]
- でもそれ、誰も見てないんですよね?▼
- [レギン]
- そ、それはそうだけど…▼
- [アルフォンス]
- その宝物というのはこれかい?▼
- [レギン]
- ! それ…儀式のときに
お兄ちゃんが持って行った…▼
どうしてアルフォンス王子が
持ってるの!?▼
- [アルフォンス]
- エクラが
塔の前で見つけたんだ。
藪の中に捨てられていたそうだよ。▼
- [レギン]
- なんで…?
お兄ちゃん、たしかに塔に
宝物を納めたって言ったの…▼
- [ノート]
- 扉を開けられなかったんでしょう。
だから宝物を納められず
捨てたんですわ。▼
- [ダグ]
- ん? つまりどーゆーこと?▼
- [アルフォンス]
- レギン王女。
この塔には王と、それに連なる者しか
入れないと言ったね。▼
この塔に王として認められる
条件はなんだい?▼
- [レギン]
- それは…
【小人の王冠】を持っていること、
ニザヴェリルの民であること…▼
- [ノート]
- ファフニールは王冠は持っていた。
ということは、ニザヴェリルの民では
なかったということですわね。▼
- [アルフォンス]
- ファフニールには過去の記憶がない。
ありえる話だ。▼
- [レギン]
- じゃ、じゃあ…
ファフニールお兄ちゃんは誰なの?
どこの国の人なの!?▼
- [アルフォンス]
- さあ…そこまでは
今はわからないよ。▼
- [アンナ]
- 多分、彼自身もここに来るまで
知らなかったんじゃないかしら。▼
でも、それを公にしたら
王座を追われるかもしれない。
だから誰にも知らせなかった…▼
- [レギン]
- あ! もしかして…
オッテルお兄ちゃん…▼
- [アルフォンス]
- 彼もこの宝物を見つけたんだろう。
藪の中に隠すように
捨てられていたそうだよ。▼
- [ダグ]
- うーん…わかったのは
あいつがニザヴェリルの民じゃないって
ことだけかあ。▼
- [ノート]
- 敵のことが少しでも知れただけ
一歩前進ですわ。そう思いましょう。▼
- [シャロン]
- それで、次はどうしましょう?
オッテルとエイトリを追いますか?▼
- [アルフォンス]
- そうだね。
暗くなったら危険だ。
早く山を下りよう。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [シャーロッテ]
- 今度、美味しいお弁当作ってきますぅ。▼
クリア後†
- [???]
- …レギンよ……▼
- [レギン]
- え? 誰…?
あっ、もしかして
山のふもとから私を呼んだ…?▼
- [???]
- よく来た…我らが末裔よ…
王冠を…異端者から…
正しき者の手に……▼
- [レギン]
- 異端者って…
ファフニールお兄ちゃんのこと?
でも…私……▼
- [シャロン]
- レギン王女?
誰とお話ししてるんですか?▼
- [レギン]
- え…? この声が聞こえないの?▼
- [シャロン]
- こ、怖いこと言わないでくださいっ!
さっ、早く行きましょう!▼
- [レギン]
- うん…▼
9章5節 強面の重騎士†
オープニング†
- [ブノワ]
- 動物たちは俺を怖がらない…
だから好きだ…▼
クリア後†
- [ダグ]
- ちょっとー!?
どんだけ沸いてくんのよこいつら!!▼
- [ノート]
- どうやら私たちが塔を調べている間に
集まった様ですわね。▼
- [アンナ]
- 次々に援軍が到着するから
きりがないわ。早く離脱しないと…!▼
- [アルフォンス]
- みんな、がんばるんだ!
ここを抜けられれば…!▼
- (場面転換。画面が白く光る)
- [シャロン]
- ええっ!?
敵がふっ飛んじゃいました!!▼
- [アルフォンス]
- この槍さばきは…まさか…!▼
- [ブルーノ]
- …………▼
- [アルフォンス]
- ザカリア! どうしてここに!?▼
- [シャロン]
- ザカリアさん、
助けに来てくれたんですかっ!?
さすがですっ! すごいですっ!!▼
- [ブルーノ]
- …いや、どちらかといえば
助けを求めに来た。▼
ニザヴェリル軍…ファフニールが
エンブラ帝国に侵攻した。▼
- [アルフォンス]
- 何だって!?
地下牢から脱出したというのか?▼
いや、それよりも…
ヴェロニカ皇女は!?▼
- [ブルーノ]
- 何とか持ちこたえているが
時間の問題だろう。▼
お前たちに頼めた義理ではないのは
重々承知しているが…
頼む、ヴェロニカを救ってもらえないか。▼
- [アルフォンス]
- ザカリア…敵対しているとはいえ
ヴェロニカ皇女には何度も
協力してもらった。▼
見捨てることはできないよ。
みんな、エンブラ帝国へ急ごう!▼
コメント†
Last-modified: 2021-07-23 (金) 22:11:54