章別会話/8章蛇は囁く

章別会話

第５部８章　蛇は囁く†

第５部８章　蛇は囁く
コメント

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８章１節　軋む歯車†

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オープニング†

（第５部後半オープニングムービー）

[ファフニール]: ……チッ、何もありゃしねえ。
無駄足だったか…▼
……？　この扉……
何故だ…妙に引っかかる……▼
…くそっ！　開かねえ！▼
[？？？]: おやめなさい。
手荒な真似は許しません▼
[ファフニール]: 誰だ！？▼
[ヘンリエッテ]: 私はアスク王国の女王ヘンリエッテ。
グスタフ王亡き後、このアスク王国を
預かっています。▼
[ファフニール]: 女王…
おい女、この扉を開けろ。▼
[ヘンリエッテ]: お断りします。
立ち去りなさい、ファフニール王。
ここはあなたのいる場所ではありません。▼
[ファフニール]: うるせぇ！
黙って言うとおりにしろ！！▼
[ヘンリエッテ]: きゃあっ…！▼
[アルフォンス]: 母上…！
その手を放せ、ファフニール！！▼
[ファフニール]: 生意気な女め、
てめえの息子の前で
首をへし折ってやるよ！！▼
[ヘンリエッテ]: くっ…う……
…アル…フォンス……▼
[アルフォンス]: 止めろーーーっ！▼
[ファフニール]: ……くっ……！▼
[ヘンリエッテ]: うっ…！　けほ、けほっ……▼
[アルフォンス]: 母上！　ご無事ですか！？▼
[ヘンリエッテ]: え、ええ…▼
[ファフニール]: …ちくしょう！！
何故こんなに胸が痛む…！？▼
この国に入ってからだ。
殺すたびに胸が裂け
喉が焼き切れそうになる…っ…▼
…ぐっ…また頭がっ……！▼
[アルフォンス]: ファフニール…？▼

（場面転換。戦闘マップへ）

[ファフニール]: …おいてめえ、その扉を開けろ！▼
[アルフォンス]: ！？　ファフニール、一体何を…▼
[ファフニール]: うるせぇ！！
いいから開けろ！　今すぐにだ！！▼
[アルフォンス]: そんなことはできない。
異界の人たちを
お前の脅威に晒す訳にはいかない！▼
[ファフニール]: 生意気なガキが…！
だったら力ずくで
言うことを聞かせてやるよ！！▼

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クリア後†

[ファフニール]: ぐっ…うぅ……
頭が…力が出せねえ……
俺が…こんな奴らに……！▼
[アンナ]: ファ、ファフニールに勝っちゃった…
今まで、あれだけ敵わなかったのに…▼
[アルフォンス]: これは…チャンスかもしれない。
今なら魔剣【グラム】がなくても
彼を抑えることができる…！▼
[レギン]: 待って、アルフォンス王子！
お願い、お兄ちゃんの命だけは…！▼
[アルフォンス]: ああ、わかってる。
捕らえて牢に閉じ込めておこう。
そうすればこれ以上戦火は広がらない。▼
[シャロン]: あのー、ファフニールは
【小人の王冠】の力で
あんなに強いんですよね？▼
じゃあ、牢に入れる前に
外しちゃった方が…▼
[アルフォンス]: そうだね、そうしよう。▼
――あれ？　外れない…！？▼
[レギン]: 【小人の王冠】は
載いた本人にしか外せないの。
もしくは本人が死ぬか…▼
で、でもそれはやめてなの！！▼
[アルフォンス]: わかってるよ。落ち着いて。
でも、そうか…。それなら彼を厳重に
閉じ込めておくしかなさそうだね。▼

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８章２節　我道の魔道士†

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オープニング†

[アンナ]: ああ、それはこっちじゃないわ。
中庭に運んでちょうだい。▼
ねえ、誰か手は空いてる？
この資材を運んでほしいんだけど…▼
[レギン]: アンナ隊長…▼
[アンナ]: レギン王女！
今日も地下牢のファフニールに
会いに行ったの？▼
[レギン]: うん。お兄ちゃん、
ずっとうなされてて苦しそうなの…▼
それと、ごめんなさいなの。
お兄ちゃん達があちこち壊したせいで…▼
[アンナ]: まあね。
もう民も英雄も総出で大忙し！▼
女王は平気平気！　…なんて
おっしゃってたけど
大事をとって休んでいただいてるから▼
アルフォンスとシャロンは
代わりに公務で走り回ってるわ。▼
[レギン]: …………▼
[アンナ]: あ…気にしないで！　レギン王女。
あなたのせいじゃないわ。▼
それより、こっちこそごめんなさいね。
せっかく手掛かりになれそうなことを
思い出してくれたのに…▼
たしか、
ニザヴェリルの塔だったっけ？▼
[レギン]: うん…
ニザヴェリルの王が即位する
特別な儀式に使う塔なの。▼
ファフニールお兄ちゃんの様子が
おかしくなった時、オッテルお兄ちゃんが
何かあるかもってそこへ行ったの。▼
だけど、暗い顔で帰って来て…▼
それからオッテルお兄ちゃんも
ファフニールお兄ちゃんの味方に
なっちゃった。▼
だから、ニザヴェリルの塔を調べれば
何かわかるかもしれないの。▼
[アンナ]: とても険しい山の上にあるのよね。
きっと警戒も厳しいだろうし…▼
本当は今すぐ調査に向かいたいけど、
この状態じゃあね…▼
[レギン]: いいのいいの！
元々私たちの国の話だもん。
そこまでみんなに甘えられないの。▼
[アンナ]: 悪いわね、レギン王女。
もう少し落ち着くまで待ってちょうだい。▼
[フィヨルム]: アンナ隊長、よろしいですか？▼
[アンナ]: あらフィヨルム王女。どうしたの？▼
[フィヨルム]: たった今、ニザヴェリルの敗残兵が
国境付近の村を荒らしていると
報告が入りました。▼
救援に向かわないと…！▼
[アンナ]: ええ！？　この忙しいときに…
エクラ、
悪いけど頼めるかしら？▼

（場面転換。戦闘マップへ）

[リュート]: 世界は想像もつかぬほど広い。
俺の魔道もまだまだだな…▼

（クリア後会話なし）

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８章３節　献身の聖女†

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オープニング†

[ティータ]: ジークには過去の記憶がないの。
私が海岸で助けたのよ。▼

（クリア後会話なし）

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８章４節　優しき長女†

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オープニング†

[パオラ]: パオラよ。
アカネイア大陸から妹を探しに来たの。▼

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クリア後†

[アンナ]: お疲れ様、エクラ！
みんなも今日は
ゆっくり休んでちょうだい。▼
[シャロン]: はあ、もうお腹ペコペコです～…▼
[ノート]: ちょっといいかしら？
アンナ隊長。提案がありますの。▼
今日の夕食は
私に作らせてもらえませんか？▼
[アンナ]: えっ？　ノート王女が？▼
[ノート]: ええ。私、皆さんに
大変ご迷惑をおかけしたでしょう？▼
戦闘につぐ戦闘で
うやむやになっていましたけど…▼
きちんとお詫びしたいと
思っていましたの。
特にエクラ様には…▼
…何をって、あなたをオッテルに
引き渡しましたでしょう！？
怒ってらっしゃらないの…？▼
あなたは…本当にお優しい方ですのね。
それに引きかえ私は上辺にすぐ騙されて…
自分が恥ずかしいですわ。▼
エクラ様…
これからは心を入れ替えて
あなた様にお仕えします。▼
ですからどうか………
…………、……………▼
[シャロン]: ノート王女？　どうしたんです？▼
[ノート]: エクラ様のお顔…
よく拝見すると
とっても私好みですわ……▼
はっ、いけません！
先ほど心を入れ替えると誓ったばかり
ですのに…私ったら……▼
[レギン]: あのー、ノート王女…
私、すっごくお腹が空いたの…▼
[ノート]: そ、そうでしたわね。
任せてくださいませ！▼
真心を込めて、
とーっても美味しいお料理を
作ってご覧にいれますから！！▼
[レギン]: わーい！　楽しみなの！！▼

（場面転換。会話シーンへ）

[レギン]: ――よし！　誰にも気づかれず
お城を抜け出せたの。▼
思った通り、
ノート王女の料理のおかげで
みんなお腹いっぱいでぐっすり寝てるの。▼
ごめんなさい。私たちのせいで
みんな傷ついて疲れてる…▼
だからせめて、お兄ちゃん達が
おかしくなった原因くらい
自分で突き止めなきゃなの。▼
ファフニールお兄ちゃん…
地下牢でずっと苦しんで…
待っててね、絶対私が助けてあげるから！▼

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