[広告]

章別会話
第3部 8章 真の名は†
8章1節 滅びの地で†
オープニング†
- [アンナ]
- さて、これから
どう動くべきかしらね…?▼
一日も無駄にはできないわ。
この異界をもっと探索するか、
死の王国に戻るか…▼
- [アルフォンス]
- アンナ隊長、
僕はアスク王城の書庫を
調べてみたいと思います。▼
- [シャロン]
- でも、お兄様。
書庫にはヘルを倒す
手がかりはなかったですよ?▼
- [アルフォンス]
- そうだね、でも
この世界の書庫を調べれば、
このアスクのことがわかる。▼
今はアスク王国歴何年か…
この国でどんなことが起きたか…▼
- [アンナ]
- なるほどね。
このアスクがもしも
ヘルによって滅亡したのなら…▼
ヘルの手がかりも
何かあるはずよ。
行ってみましょう!▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [スラシル]
- あなたたち…諦めないのね。
でも、生者はいつか死ぬの…
必ず…▼
クリア後†
- [シャロン]
- まわりの景色はやっぱり
わたしたちの世界と同じ…
勝手知ったる場所です。▼
今日は
あの丘の砦で休みましょう。
わたしのお気に入りの場所なんです!▼
- (暗転)
- [アルフォンス]
- …滅びのアスク、か…▼
…まだ、確信はない。
…でもやはり、気になる…▼
…もしかしたら…▼
—―――!?▼
- [リーヴ]
- ……死ね。▼
- [アルフォンス]
- リーヴ!? くっ…!▼
- [シャロン]
- お兄様っ!?▼
お兄様は死なせません!
殺すつもりならわたしから…!▼
- [リーヴ]
- っ…
…どけ。▼
- [アンナ]
- 敵襲!
みんな、敵襲よ!▼
- [リーヴ]
- …………▼
- [アルフォンス]
- …立ち去った、か。▼
すまない。
油断していた…
単身で僕を暗殺に来るなんて…▼
- [シャロン]
- お兄様、ご無事ですか?▼
- [シャロン]
- ありがとう、シャロン。
おかげで命拾いしたよ。▼
そういえば…▼
- [シャロン]
- ?▼
- [アルフォンス]
- リーヴはさっき一瞬…
シャロンに刃を向けることを
ためらったように見えた。▼
なぜだろう?▼
- [シャロン]
- そういえば…
そうだったような気が。▼
どうしてなんでしょう?
わたしがかよわい女の子
だからでしょうか?▼
- [アルフォンス]
- それを気にする
相手とも思えないけれど…▼
…………▼
8章2節 最後の種族†
オープニング†
- [シャンブレー]
- 俺はタグエル最後の生き残りなんだ。
俺は戦わなきゃいけない、
父ちゃんと母ちゃんの分まで…▼
- (クリア後会話なし)
8章3節 花の残り香†
オープニング†
- [デジェル]
- 私は強くなるの。
いつかすべてを取り戻すために…▼
クリア後†
- [エイル]
- 待って、リーヴ!▼
- [リーヴ]
- …………▼
- [エイル]
- あなたは私のことを…
何か知っているの?
お願い、教えて。▼
もう少しで…
思い出しそうなの。
とても…とても大切な何かを…▼
- [リーヴ]
- …………▼
- [エイル]
- あの街の花…
あなたが手向けたの…?
どこかで、見覚えがあるの…▼
あれは……
あれは……そう……▼
- [リーヴ]
- …………
…ヘルに伝えろ。▼
そうすれば、
ヘルがすべてを忘れさせる。
何もかも、すべて…▼
- [エイル]
- どうして…
どうして…そんなに悲しい顔を…?▼
あなたは…
もしかして…あなたは…▼
8章4節 神託の少女†
オープニング†
- [ンン]
- 私の名前ですか?
…ンンです。ンン。
…ちょっぴり呼びにくいですか?▼
- (クリア後会話なし)
8章5節 書は語る、滅びを†
オープニング†
- [アルフォンス]
- エクラ、
幸いなことに、書庫の書物は
いくらか残っていたよ。▼
どうやらここは、
僕たちの世界の数年後の
アスク王国のようだね。▼
- [シャロン]
- じゃあ、
この世界のわたしも
どこかにいるんでしょうか?▼
- [アルフォンス]
- 言いにくいんだけど…シャロン。
書物の記録によると、
君は亡くなっているようだよ…▼
- [シャロン]
- えええ!?
わたし死んじゃったんですか?▼
あ、でも…
この世界が滅んだのなら、
みんなそうですよね…▼
- [アンナ]
- それでアルフォンス、
滅亡の原因は何なの?▼
- [アルフォンス]
- この書によれば…▼
『忌まわしき
死の王の呪詛により
偉大なる王は失われ…』▼
『滅びの淵にあった
我らはエンブラと結び
【心臓】の禁忌に触れた…』▼
- [アンナ]
- 【心臓】って…?▼
- [アルフォンス]
- …僕にもわかりません。
エンブラ帝国に関わる
何らかの儀式のようです…▼
『封じられし【心臓】の儀こそ
かの死の王を討ち果たす
唯一の法…』▼
- [アンナ]
- ! これって大きな手掛かりじゃない!
その【心臓】っていうのが
ヘルを討つ手段なのよね?▼
じゃあ、それを見つければ…▼
- [アルフォンス]
- …いえ、それが…▼
『【心臓】こそは
死の王を討つ力…
そして我らに死をもたらすもの…』▼
『禁を解かれた【心臓】は
一つ脈打つたび、
一人を死に至らしめた…』▼
『死は瞬く間に広がり…
街を失わせ、
ついには国をも覆った…』▼
『人も獣も…
大地に息づくすべてのものが
死に絶えた…』▼
『偉大なる神竜アスクよ、
どうか我らを許されんことを…
我らの滅びを…』▼
- [アンナ]
- そんな…!
それが、
この世界だっていうの…?▼
ヘルを討つ力のかわりに、
私たちの世界が
こんなふうになってしまう…▼
そうだとしたら、
そんな力、
使えるはずないじゃない…▼
- [アルフォンス]
- …………▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [シャロン]
- !
あ、あれは…▼
- [リーヴ]
- …………▼
- [アルフォンス]
- リーヴ…
どこまでも僕たちの
命を狙うつもりか…▼
- [アンナ]
- 迎撃するわよ!▼
クリア後†
- [リーヴ]
- っ……!▼
- [アルフォンス]
- 待て、リーヴ!
君に聞きたいことがある!▼
君の名はリーヴではない。
そうだろう?▼
- [シャロン]
- お兄様…?▼
- [リーヴ]
- …………▼
- [アルフォンス]
- はじめは君の言う通り、
初代王リーヴその人だと
思っていた…▼
でも、違う…
君はシャロンを知っている…
親しい間柄だったんだ。▼
だから、一番好きな花を手向けた…
だから、殺すことをためらった…▼
君は僕たちと同じ時代の存在だ…
そして、扉を開く
アスク王家の血を継ぐ者…▼
- [リーヴ]
- …………▼
- [アルフォンス]
- それなら…
僕が知る人物は
たった一人しかいない。▼
君の真の名は…▼
- [リーヴ]
- ……黙れ……▼
- [アルフォンス]
- …アルフォンス。それが君の名だ…▼
コメント†
Last-modified: 2021-04-28 (水) 17:30:16