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章別会話
第4部 8章 愛の夢に溺れて†
8章1節 甘やかな蜜の匂い†
オープニング†
- (第4部後半オープニングムービー)
- [アルフォンス]
- ここは…?▼
- [ルピナス]
- 悪夢の世界
スヴァルトアルフですぅ…
怖いですぅ…▼
- [アルフォンス]
- 悪夢の世界…か。
?
でも、この匂いは…▼
- [ピアニー]
- くんくん、くんくん。
とっても甘くて良い匂い…▼
- [アルフォンス]
- 確かに、
甘い花のような…▼
- [ピアニー]
- とろけそうに甘くて…
なんだか、
体がふわふわしちゃう…▼
アルフォンスさぁん…▼
- [アルフォンス]
- え?▼
- [ピアニー]
- すき…▼
- [アルフォンス]
- え…え…!?▼
- [ルピナス]
- アルフォンスさぁん…
好きですぅ…▼
- [シャロン]
- お兄さまぁ…▼
- [アルフォンス]
- み、みんな、正気に戻るんだ。
これは…
まさか敵の…!▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [プルメリア]
- 私は淫夢のプルメリア。
ここは私が生み出す夢の世界…▼
誰かに愛されたい…
誰かに必要とされたい…▼
人間は誰しも
そう望むものではありませんか?▼
- [アルフォンス]
- くっ…
みんな、戦闘準備を!▼
- [アンナ]
- そ、そうよアルフォンス。
さすがだわ。▼
- [アルフォンス]
- 良かった。
隊長はいつも通りなんですね。▼
- [アンナ]
- そ、傍で話しかけないで…
この匂いのせいで
くらくらきてるけど…▼
でも、任務とお金に勝るものなし!
さあみんな、戦うわよ!▼
クリア後†
- [プルメリア]
- 愛される夢に溺れる方が幸せ…
それが人間ではないのですか?▼
今は退きましょう。
フレイヤ様にもっと夢の蜜を授かり、
次こそは…▼
- (場面転換。会話シーンへ)
- [???]
- おかあさん…
くらいよ、こわいよう…▼
どこにいったの…?
おかあさん、おかあさん…▼
おねがい、
おててにぎってよぅ…▼
- (画面が白く光る)
- [アルフォンス]
- 声…?
この声は…▼
悲しい声…
女の子の声だ…
これは…?▼
…………
…もう、聞こえなくなった。
なんだったんだろう…?▼
8章2節 女王の理想†
オープニング†
- [エメリナ]
- …かけらの思いやりが
世界を平和へと導く…
私はそう信じています……▼
- (クリア後会話なし)
8章3節 とりかえっこあそび†
オープニング†
- [サイリ]
- 兄上…なぜ帝国に従うのだ。
私にはあなたの心がわからない…▼
クリア後†
- (場面転換。会話シーンへ)
- [シャロン]
- この花の匂い…
さっきの変な匂いとは違います。
すごく良い匂い…▼
あのお花畑にも…
このお花の匂いがありました。
わたし、覚えてます。▼
- [アルフォンス]
- シャロンが小さな頃に
夢で見たという場所のことかい?▼
- [シャロン]
- はい。
あの時もすごく良い匂いで…
みんなでお花の匂いを嗅いだりして…▼
あ…それから…
女の子たちの中に一人、
わたしとそっくりの子がいたんです。▼
わたしと
一番仲良しだった子、
わたしの親友…▼
わたしとその子は、
よく『とりかえっこ遊び』を
してたんです。▼
- [アルフォンス]
- とりかえっこ…?▼
- [シャロン]
- 二人ともそっくりでしたから。
はじめはちょっとした思いつきで、
あなたが今からシャロンね、って感じで。▼
そのうち、
髪型も入れ替えたり、
身につけていた髪飾りや、服も…▼
ほんとう、そっくりだったんですよ。
まるで、ほんとに
入れ替わっちゃったみたいに。▼
その子の名前は…
ああ…忘れちゃいました。▼
それで、とりかえたまま、
女の子はお城に戻って、
私はその女の子のおうちに戻ろうって…▼
- [アルフォンス]
- そ、そんなことを本当に…!?▼
- [シャロン]
- …そんな話をしてて…
それで、目が覚めたんです…▼
- [アンナ]
- そういう夢を見たってこと?
びっくりしたわ。
まるで、チェンジリングね。…▼
- [シャロン]
- チェンジリング…
ってなんですか?▼
- [アンナ]
- いにしえの妖精の伝承にね、
そういう言葉があるのよ。
取り換え子、ともいうわね。…▼
妖精がこっそりと、
人間の子供と妖精の子供を
取り換えてしまうのね。▼
取り換られた妖精の子は、
そのまま人間の子供として育てられる…
そんな昔話よ。▼
ま、あなたたちの場合は、
そういう夢を見たって話だけど。▼
- [シャロン]
- ……チェンジリング……▼
- [アルフォンス]
- シャロン、大丈夫かい?▼
- [シャロン]
- あ、はい。ごめんなさい…▼
なんだか…
頭の中がふわふわして…
とても不思議な気持ちです…▼
8章4節 武将の葛藤†
オープニング†
- [ムスタファー]
- 無益な戦いは好まぬ。
武器を捨てるならば悪いようにはせん。▼
- (クリア後会話なし)
8章5節 誰からも愛されない子†
オープニング†
- [ピアニー]
- あっ。
こっちよ、
フロージ様はきっとこの奥に…▼
- [プルメリア]
- ええ、そうです。
ですから、
通すわけにはいきません。▼
- [ピアニー]
- 黒妖精さん、
フロージ様を返して!▼
よくない夢で
人を苦しめるのは
とってもいけないことよ。▼
- [プルメリア]
- それはできません。
私たちは黒妖精…
人に良くない夢を見せるもの…▼
クリア後†
- [プルメリア]
- っ…そん…な…▼
- [アルフォンス]
- 消えた…
倒した…のか?▼
先を急ごう。
フロージ王のもとへ…▼
- (場面転換。会話シーンへ)
- [???]
- おかあさん…
おかあさぁん…▼
くらいよ…
こわいよ…
おねがい、そばにきて…▼
おかあさん…
おかあさぁん…▼
- (画面が白く光る)
- [プルメリア]
- …この…声…▼
- [フレイヤ]
- …プルメリア。▼
- [プルメリア]
- ああ…フレイヤ様。
申し訳ありません。▼
- [フレイヤ]
- 大丈夫よ、プルメリア。
あなたは私の可愛い妖精…
あなたに力を与えてあげる。▼
さあ、もう大丈夫。
これでまた
飛べるようになったでしょう?▼
- [プルメリア]
- ありがとうございます、フレイヤ様。▼
…………▼
- [フレイヤ]
- どうかして、プルメリア?▼
- [プルメリア]
- さっき、声が…したのです。
泣いている少女の声…▼
あの声は…私の…?▼
- [フレイヤ]
- 大丈夫よ、プルメリア。
あなたは妖精。
もう悲しいことは何もないの。▼
- [プルメリア]
- 私は…フレイヤ様に
命を授かる前…▼
人間だったのでしょうか?▼
- [フレイヤ]
- …ええ。▼
あなたは小さな女の子…
誰からも愛されなかった子。▼
あなたの父親は、あなたも
あなたの母親も愛していなかった。
だから、あなたたちを捨てて去ったの。▼
あなたの母親もそう。
幼いあなたを抱えて生きるより…
愛する男と一緒になりたかった。▼
その愛の邪魔になったから…
娘のあなたを捨てたの…
暗い井戸の底に投げ落として。▼
冷たい闇の中で…
あなたは泣きながら
母の助けを求めていた…▼
- [プルメリア]
- …………▼
- [フレイヤ]
- でも、あなたは夢の中で。
蜜を飲んで妖精になった。
特別な存在になったの。▼
プルメリア。忘れていいのよ、
人間としての辛い一生なんて。
そんな過去、なくしてしまえばいいの。▼
今のあなたは妖精…
私があなたを
愛しているのだから…▼
コメント†
Last-modified: 2020-08-23 (日) 13:00:26