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章別会話
第2部 6章 狩られる獲物†
6章1節 夢見る姿は彼方に†
オープニング†
- [スリーズ]
- エクラ様…
エクラ様…▼
戦の勝利、おめでとうございます。
私が潜むこの地にも
噂が届いています。▼
あなたたちが
ムスペルの二人の将を
打ち破ったと。▼
お強いのですね、
エクラ様…
お会いできる日が楽しみです。▼
私は西方…
玉雪の神殿にて
あなた様をお待ちしております…▼
(場面転換。戦闘マップ)
- [フィヨルム]
- 玉雪の神殿は
ここから半月の距離…▼
今は打ち捨てられ、
廃墟となっている場所です。▼
- [アルフォンス]
- そこでスリーズ王女と合流し、
スルトを討つ力を手に入れる…▼
よし、行こう!▼
クリア後†
- [アルフォンス]
- 敵部隊は撃破した。
このまま西に向かおう!▼
6章2節 聖痕の騎士†
オープニング†
- [クロム]
- イーリス聖王国のクロムだ。
契約のため…そして仲間たちのため、
ここから先は通さん!▼
(クリア後会話なし)
6章3節 軍師の娘†
オープニング†
- [マーク]
- 私はマークです!
天才軍師ルフレの娘である私の策と、
あなたの策、どっちがすごいか勝負です!▼
(クリア後会話なし)
6章4節 軍師の息子†
オープニング†
- [マーク]
- 僕はマークです!
あなたがエクラさん…
特務機関の軍師の策、学ばせてもらいます!▼
クリア後†
- [アンナ]
- みんな聞いて!
ちょっと
まずい状況になったわ…▼
- [シャロン]
- どうしたんですか?
アンナ隊長。▼
- [アンナ]
- 偵察によると…
敵軍は私たちの行く先、
その一帯をくまなく捜索しているわ。▼
私たちの移動に合わせて、
常に先回りするようにね。▼
このまま私たちが
スリーズ王女との合流地点に
近づけば…▼
- [フィヨルム]
- !
合流する前に、姉様が敵に見つかり、
殺されてしまいます…▼
- [シャロン]
- じゃあ、エクラさんが
スリーズ王女に連絡して
合流場所を変えますか?▼
- [アンナ]
- それでも、私たちの位置が
常に捕捉されている以上…
敵に先回りされるのは同じよ。▼
- [アルフォンス]
- このままでは
スリーズ王女との合流はできない、か。▼
- [フィヨルム]
- いったい、どうすれば…▼
- [アルフォンス]
- …………▼
…フィヨルム王女。
このあたりの地理を
もう一度詳しく教えてもらえるだろうか。▼
- [フィヨルム]
- ?
アルフォンス王子…?
もしや、何かお考えが…?▼
- [アルフォンス]
- まだ、わからない。ただ…
エクラ、
一緒に考えてくれるかい?▼
(場面転換。雪原)
- [レーギャルン]
- 敵は進路を変えたわ。
北に向かっている…▼
なぜ、行先を変えたの?▼
- [レーヴァテイン]
- …うーんと…わからない。▼
- [レーギャルン]
- 彼らの目的が
もし武器や戦場だったなら、
彼らはいずれ西に行く他ないはず。▼
目的地が変わった…
もしかして、味方…?
誰かと合流しようとしている…?▼
- [レーヴァテイン]
- 誰かって、誰?▼
- [レーギャルン]
- 武では父上を倒せないわ。
彼らが頼るとしたら
ニフルの怪しげな魔道や儀式の類…▼
落ち延びたニフル王族の一人…
魔道を使うというスリーズ王女…?▼
- [レーヴァテイン]
- じゃあ、
スリーズ王女も北に…?▼
- [レーギャルン]
- もしそうだとしても…
かわいそうだけど無駄なことね。▼
彼らが北に向かえば、
王女も北にいると
教えているようなもの。▼
たとえこの動きが陽動で、
本当の目的地が南だったとしても…
彼らはいつか南に転進せざるを得ない。▼
私は彼らの四方を囲うように
常に細かく部隊を動かし、
網を張っている。▼
スリーズ王女の顔は、
ニフル王城陥落の時に憶えているわ。
見れば、すぐに本人かどうかわかる。▼
私たちムスペル軍がいる限り、
彼らがどう動こうと…
絶対に合流は不可能よ。▼
6章5節 炎剣の鞘†
オープニング†
- [レーギャルン]
- 彼らの目的地は、ここ…
ニフル北部の最果て…
細氷の神殿…▼
飛竜すら越せぬ峻厳な山々に左右を遮られ、
私たちも一度しか足を踏み入れたことが
なかった厳寒の極地…▼
でも…奇妙ね…▼
- [レーヴァテイン]
- 姉上、だめ。
スリーズ王女はいなかった。▼
神殿の中も外も誰もいない。
この一帯には
誰もいないし、何もない…▼
- [レーギャルン]
- そう…
ありがとうレーヴァテイン。▼
これは…どういうこと?▼
彼らがこの地を
今も目指しているのは
間違いない…▼
ここには必ず何かがある。
彼らが目的とする何かが…▼
でも、それは何…?
こんな不毛の地に何が…▼
- [レーヴァテイン]
- うー…わからない。▼
- [レーギャルン]
- …レーヴァテイン、
以前見つけた大洞窟はどう?
山脈を潜り、西へ抜ける道があったはず。▼
- [レーヴァテイン]
- だめ…洞窟は氷柱で凍ってて通れなかった。
前に姉上と来た時は
そんなことなかったのに…▼
- [レーギャルン]
- そう…私たちムスペルはまだ
このニフルの地理に疎いようね。
あの道が閉ざされているだなんて…▼
!?
…あの道が…閉ざされている…▼
- [レーヴァテイン]
- どうしたの…姉上?▼
- [レーギャルン]
- 彼らの気持ちになって
考えてみると…▼
彼らは今、合流を果たしたい。
でも、私たちムスペル軍がいる限り
それは決してかなわない…▼
それなら、
彼らが次に狙うのは…▼
私…?▼
- [レーヴァテイン]
- え…?▼
- [レーギャルン]
- 敵の狙いは私…
私を討ち取るために
この隘路に誘った…?▼
- [レーヴァテイン]
- そんな…▼
!?
姉上、知らせが…
敵が行軍を速めてこっちに…!▼
- [レーギャルン]
- ……!▼
彼らの方が、
一枚上手だった…ということ…?▼
今、狩られる獲物は…
私の方…▼
(場面転換。戦闘マップ)
- [レーヴァテイン]
- 姉上!
敵がすぐそこまで…!▼
- [レーギャルン]
- っ…今のうちに逃げなさい、
レーヴァテイン。▼
あなた一人なら、
敵の目を逃れることもできる。
それまで、私が彼らの相手をするわ。▼
- [レーヴァテイン]
- でも、それは姉上が…▼
- [レーギャルン]
- 安心なさい、レーヴァテイン。
私はこの地を統べるムスペルの将、
決して負けたりしないわ。▼
- [レーヴァテイン]
- それなら、私も一緒に…▼
- [レーギャルン]
- それはだめ。
命令よ、レーヴァテイン。
行きなさい。▼
- [レーヴァテイン]
- 姉上…▼
姉上の命令なら…
そうする…▼
- [レーギャルン]
- 良い子ね、レーヴァテイン。
あとでまた会いましょう…▼
アスクの勇者たちよ!
私をここで討つつもりなら、
ずいぶん侮られたものね。▼
ムスペルの三炎が一人、
レーギャルンの力…
見せてあげるわ!▼
クリア後†
- [レーギャルン]
- ここまで…ね…▼
ごめんなさい…
レーヴァテイン…▼
- [フィヨルム]
- ムスペルの軍勢よ、聞きなさい!
あなた方の将
レーギャルンは討ちました!▼
もはやそちらに勝ち目はありません。
逃げるのなら見逃しましょう。
なお戦うのなら容赦はしません!▼
(場面転換。屋内)
- [レーギャルン]
- ……ぅ……▼
- [フィヨルム]
- 気がつきましたか?▼
- [レーギャルン]
- あなたは…
フィヨルム王女ね。▼
…殺しなさい。▼
人質をとったところで無駄よ。
父上は私の命など一顧だにしない。▼
それとも、拷問が望み?
私は敗戦の将、虜囚の辱めを
受ける覚悟はできているわ…▼
- [フィヨルム]
- あなたが討たれた…
その報で、ムスペル軍の動きは
混迷の極みにあります。▼
契約のもとに下される命令…
それを失った英雄は次の動きが取れず、
将を失った兵もまた動けない…▼
私たちの目的は果たされました。
無駄に命を奪う必要はありません。
それに…▼
あなたは私たちニフルが敗れた後、
民たちの尊厳を守ってくれた…
その御恩があります。▼
あなたは、本当は侵略など
望んでいなかったのでは
ありませんか?▼
- [レーギャルン]
- ……。
敵に答えるつもりはないわ。▼
父上は炎。
すべてを焼き尽くし、
滅ぼさずにはいられない…▼
私たちはムスペルの将…
ただ、父上の命令に従う。
それだけよ。▼
- [フィヨルム]
- そうですか…
ですが私は、どうしても
あなたのことは憎み切れません。▼
もし、あんな戦争など起こらずに…
同じ王族として、
あなたと友達になれていたら…▼
つい、そう思ってしまうのです。▼
- [レーギャルン]
- …………▼
コメント†
Last-modified: 2021-05-01 (土) 22:07:59