[広告]

章別会話
第3部 6章 死の王国†
6章1節 幾千の惨劇を†
オープニング†
- [アルフォンス]
- 暗い…
まるで伝承にある
冥界のようだ…▼
ここが、死の王国…▼
- [エイル]
- 死の王国ヘル…
死を司るお母様の国よ…▼
死後、喜びの園に
行けなかった者たちは、
亡者としてこの死の国に留まる…▼
あらゆる世界の死者が
ここに集まるわ…
人の死が、お母様の力を増す…▼
- [アルフォンス]
- 死者、か…
エイル王女、君も死者なのか?▼
- [シャロン]
- でも、エイルさんは、
死の兵とは違う気がします。
お肌もぴちぴちしてますし!▼
- [エイル]
- ぴちぴち…?
それはよくわからないけれど…▼
ええ。私は…人間…
死の軍勢のように不死の力はない…
無価値な存在…▼
私に彼らのような力があれば、
お母様は喜んで
くださったのかもしれない…▼
- [アルフォンス]
- エイル王女…▼
- [エイル]
- …王城はあっちよ。
行きましょう…▼
(場面転換。戦闘マップへ)
- [リーヴ]
- …………▼
- [アルフォンス]
- あなたは…
アスク初代王…リーヴ…▼
- [リーヴ]
- 生者がなぜここへ来た…
死の王国は
貴様らのいるべき場所ではない…▼
クリア後†
- [リーヴ]
- 無駄だ。死には抗えない…
だが、生者は死なねば
わからないのだろうな…▼
(場面転換。会話シーンへ)
- [アンナ]
- !
みんな、止まって。
ここは…▼
- [アルフォンス]
- これは…
おびただしい血の跡…▼
異様な場所だ…
処刑場…
それとも拷問場…?▼
- [エイル]
- ここは、私の居場所…▼
- [シャロン]
- え…えええ!?
どういうことですか?▼
- [エイル]
- 私の役目は…
死ぬことだったの。▼
お母様は言ったわ…
私はふつうの人間とは違う。▼
生命の竜の力で、
この身にいくつもの命を
宿している…▼
- [アルフォンス]
- いくつもの…命…?▼
- [エイル]
- ふつうの人間は、命は一つ。
でも私は幾千幾万もの命を持つ…
私は殺されてもしばらくすると蘇るの。▼
だから、
お母様はここで私を殺すの…▼
- [シャロン]
- どうして…
自分の娘に…
そんなひどいこと…▼
- [エイル]
- 人の死が…
お母様の力になるから。▼
だから、私は、毎日殺される。
毎日、毎日、毎日…殺され続ける。▼
ふつうの人たちは、一度きり。
一度、死の痛みを味わえば終わる…
だから、死は優しさ。▼
私にとっては、
死は終わりない苦痛…
毎日味わうべき務めなの……▼
- [アルフォンス]
- エイル王女…▼
- [エイル]
- でも、それも…
終わってしまった…▼
お母様は言ったわ。
私の中の命が…
殺し尽くされた…▼
私の中の幾千の命は…
幾千の死として
お母様の力となった…▼
私に残った命はもう、一つだけ…
私はお母様にとって
無価値な存在になった…▼
- [アルフォンス]
- エイル王女…
君は、平気なのか…?
母親にそんな目に遭わされて…▼
そうか…
だから君は
脱走してきたのか…▼
- [エイル]
- …そう…かも…
しれないわね…▼
6章2節 獣戦士たち†
オープニング†
- [ライ]
- オレはライ。
次代のガリア王の片腕だ。一応な。▼
(クリア後会話なし)
6章3節 再びの死†
オープニング†
- [アンナ]
- 極力交戦を避け、
敵から身を隠しながら行軍を続けて…
今日で十日になるわね。▼
- [アルフォンス]
- 遥か遠くに見えていた城が
近づいてきた。
あれがヘルの居城…▼
- [エイル]
- ええ、死の国の最果て…
死者を統べるお母様の…▼
……あ……▼
エクラ…
止まって。▼
死が…
お母様が…来るわ…▼
(場面転換。戦闘マップへ)
- [ヘル]
- …………▼
- [アルフォンス]
- やはり現れたな、ヘル…▼
この死の王国でお前を倒せば、
お前は死ぬのか…
それとも、別の方法が必要なのか…▼
今ここで、確かめさせてもらう!▼
クリア後†
- [ヘル]
- …死を前にして、
何をしようと無駄なこと…▼
(場面転換。会話シーンへ)
- [アルフォンス]
- ヘルは消えた…▼
だが…ここから…▼
- [ヘル]
- …死すべき定めの人間よ…▼
- [アルフォンス]
- !▼
(画面が紫色に光る)
- [ヘル]
- 呪う。
死の王ヘルの名において…▼
- [アルフォンス]
- ……っ……!
だめ……か…▼
- [ヘル]
- 父を死なせて
命を長らえたとて…
無駄なこと。▼
アルフォンス…
お前が死ぬことに
何の変わりもない…▼
- [アルフォンス]
- …………
確かに、その通りだ…▼
さあ、僕を呪うがいい。
僕に【死すべき定め】を…▼
- [ヘル]
- …………▼
…貴様、何を笑っている?▼
私の【死すべき定め】で…
貴様は九日後に必ず死ぬ。
貴様の父と同じ目に遭うのだ…▼
その恐怖に気でも狂ったか?▼
- [アルフォンス]
- …わからないか、死の王よ。▼
お前の呪いで、
九日後に必ず死ぬというのなら…
それが絶対の定めだというのなら…▼
九日後が来るまで、
お前は僕を絶対に殺せない…
ということだ。▼
- [ヘル]
- …………▼
- [アルフォンス]
- 僕は既にこの国に侵入を果たした。
ここにお前を討つ手がかりが必ずある。
後は、それを見つけるだけだ。▼
そして九日後、お前は必ず
僕の目の前に現れてくれる…
お前を捜す必要さえない。▼
さあ、呪うがいい。
死の王ヘルよ。
僕は喜んで呪われよう。▼
そして予告する。
お前の命こそが、あと九日だ。▼
- [ヘル]
- …貴様…▼
…【死すべき定め】を恐れぬか…
…死を、私を恐れぬというか…▼
…良かろう。
貴様は呪わぬ。
そのような生易しい死は与えぬ…▼
死の恐怖を…
骨の髄まで刻み込んだ後…
殺すと予言しよう…▼
- [アルフォンス]
- …………▼
消えた…
立ち去ったのか…▼
やはり、ここにあるんだ。
ヘルを討つ手がかりが…▼
6章4節 獅子王咆哮す†
オープニング†
- [カイネギス]
- わしはカイネギス。
ガリア王国…獣牙族の王だ。▼
クリア後†
- [エイル]
- …………▼
……お母様……私は……▼
- [ヘル]
- …エイルよ。▼
- [エイル]
- !
お母様…▼
- [ヘル]
- お前は死ななかった。
そしてあの者たちの中に潜んだ。▼
ならば、続けよ。
あの者たちに尽くせ。
あの者たちに服従せよ。▼
私が、殺せと命じる
その時まで…▼
- [エイル]
- お母様…あの…▼
エクラも
アルフォンス王子もみんな優しい人よ。
私によくしてくれるの…▼
お願い、
もうこんなことやめて。
許してあげて…▼
- [ヘル]
- お前の意思など聞いてはいない。
命令は下した。従え。▼
- [エイル]
- …お母様…▼
…エクラたちと
一緒にいるようになってから…
私、昔の夢を見るの…▼
白い翼…
生命の暖かさ…
お母様の優しい笑顔…▼
あれは…いつの…▼
- [ヘル]
- 命令は下した。従え。▼
- [エイル]
- …………▼
……はい…お母様……▼
6章5節 アスクの血脈†
オープニング†
- [リーヴ]
- …………▼
- [スラシル]
- …………▼
- [アルフォンス]
- 初代王リーヴ、
それにスラシル…▼
- [スラシル]
- あなたたち生者は…
みんな、殺すわ。▼
クリア後†
- [シャロン]
- 敵が撤退していきます!▼
- [アルフォンス]
- 追おう。彼らはヘルの将…
ヘルの情報を
知っているはずだ。▼
(場面転換。会話シーンへ)
- [アンナ]
- みんな!
リーヴたちはあの奥に…▼
え…?
あれって…扉?▼
- [シャロン]
- 異界へ通じる扉ですね…
わたしたちアスクのものと
そっくりです!▼
- [アルフォンス]
- 扉は開かれている…そうか…
初代王リーヴも僕たちと同じ、
扉を開く能力を持つ…▼
- [シャロン]
- じゃあ、
この扉の向こうにリーヴが…
どうします?▼
- [アルフォンス]
- …行こう。
僕たちに迷っている時間はない。▼
コメント†
Last-modified: 2020-01-16 (木) 21:17:58