章別会話/6章夢は現に、現は夢に

章別会話

第４部６章夢は現に、現は夢に†

第４部６章夢は現に、現は夢に
コメント

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６章１節　夢現†

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オープニング†

[アルフォンス]: ありがとう、ピアニー。
君のおかげで、隊長やみんなも
思い出してくれたよ。▼
エクラのこと…
それに、君のことも。▼
[ピアニー]: どういたしまして！▼
[アルフォンス]: それで、君が言っていた
フロージ王のことだけれど…▼
[ピアニー]: …フロージ様がね、
悪夢の国スヴァルトアルフに
連れ去られてしまったの。▼
そこには妹君のフレイヤ様がいて、
フロージ様とフレイヤ様が一緒にいると、
とってもたいへんなの。▼
夢現…
それが起きてしまうの。▼
[アルフォンス]: ゆめうつつ…？▼
[ピアニー]: 夢が、別の世界…
この現実世界にまで
影響を与えてしまうこと。▼
スヴァルトアルフの悪い夢が、
この世界まであふれてきちゃうの。▼
[アルフォンス]: そういうことか…
それで、アスク王国が
こんな状態に…▼
どうすれば、元に戻せる？▼
[ピアニー]: スヴァルトアルフに行って、
フロージ様を助け出すの。
おねがい、私たちを助けて！▼
[アルフォンス]: わかった。
…けれど、どうやって
スヴァルトアルフへ？▼
[ピアニー]: えっとね、えっとね、
私に考えがあるの！▼
この世界にいる
妖精さんの力を借りるのよ。▼
[アルフォンス]: 妖精さん…？
このアスク王国にも妖精が…？▼
[ピアニー]: ええ。起きているのに、
ふと夢を見てしまう…
そんなことってない？▼
人間たちが白昼夢と呼ぶ
その夢を見せるのが…
【白夢】のルピナス。私の友達よ。▼

（場面転換。戦闘マップへ）

[ヴェロニカ]: アスクは、ころすわ…▼
ころすわ…
ころすわ…
ころすわ…▼
[アルフォンス]: これは…以前も
夢で見たことがある。
悪夢のヴェロニカ皇女…▼
[アンナ]: みんな、準備は良いわね！
迎え撃つわよ！▼

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クリア後†

[アルフォンス]: 悪夢が消えていく…
これで…▼
[ヴェロニカ]: ……ねえ……▼
[アルフォンス]: ！？
くっ…
また悪夢が…！？▼
[ヴェロニカ]: 悪夢…？
失礼な人ね。▼
…あなたたちにとっては
あたしは敵だから…
そうなのかもしれないけど。▼
[アルフォンス]: …？
もしかして君は…
現実のヴェロニカ皇女なのか？▼
[ヴェロニカ]: 現実？
ええ、そうよ。
あたりまえでしょう。▼
あなた、今起きていることについて
何か知ってるのね。
話してちょうだい…▼
[アルフォンス]: ああ。それなら
彼女が詳しい話を…▼
[ピアニー]: きゃっ、私の出番ね。
嬉しいな、嬉しいな。▼
はじめまして！
私、ピアニー。
夢の国アルフの妖精よ。▼
[ヴェロニカ]: 夢の国…？
ようせい…？▼
なにこのひと、へんなひと…
かっこうもへんだし。▼
[ピアニー]: ひ、ひどーい！
あなたはちっちゃな子供なのに、
もう夢見る心をなくしちゃったの？▼
[ヴェロニカ]: 夢見る心とか…
そういうのはあとにして。
しってることをはやく話して。▼

（場面転換。会話シーンへ）

[ヴェロニカ]: ふぅん…▼
それで、ルピナスっていう
ようせいはどこにいるの？▼
[ピアニー]: あっちよ。
あのひろーい森の中！▼
[アルフォンス]: あっち…
国境の霧の森のことのようだね。▼
[ヴェロニカ]: …いいわ。
それなら、あたしも
一緒にいってあげる。▼
お兄様も、
そこにいるはずだから…
[アルフォンス]: ザカリアが？▼
[ヴェロニカ]: ええ。
お兄様はマークスといっしょに…
ながい旅にでてるの。▼
ずっと会えなかったけど…
でも、しらせがあったの。
お兄様らしき人をみかけたって。▼
お兄様が戻ってきてる…
だから、会いにいくわ。▼

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６章２節　炎の部族の気炎†

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オープニング†

[リンカ]: あたしには炎の血が流れてるんだ。
気安く触れたら火傷するぞ？▼

（クリア後会話なし）

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６章３節　星竜の誓い†

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オープニング†

[リリス]: カムイ様…真実は明かせなくても、
私はずっとあなたをお守りします…▼

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クリア後†

（場面転換。会話シーンへ）

[スカビオサ]: …着いたわ。▼
ここが、
ミズガルズのアスク王国…
人間たちの世界。▼
[プルメリア]: いやらしい人間たちが
いかがわしい行いをする地ですね。
とても不健全です。▼
はぁ…
早くフレイヤ様のご命令を果たして、
スヴァルトアルフに帰りたいです。▼
[スカビオサ]: …そうね。▼
[プルメリア]: この地で万が一敗北すれば、人間たちに
どんな目に遭わされることでしょうか…
考えただけで私は…▼
……　……？▼
[スカビオサ]: プルメリア…？▼
[プルメリア]: …あ、いえ。
大したことではないのですが…▼
この世界の風景…
奇妙な感覚を覚えました。
既視感、というのでしょうか。▼
私は…
前にもここに
来たことがあったような…▼
[スカビオサ]: …そう。▼
不思議ね。
私もなぜか…
そんな気持ちになるわ。▼
[プルメリア]: でも、そんなことあるはずありません。
私たちはスヴァルトアルフの気高き黒妖精。
いやらしい人間たちとは違うのですから…▼
[スカビオサ]: …そうね。
行きましょう。
フレイヤ様のご命令のままに…▼

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６章４節　心寂しき娘†

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オープニング†

[ミドリコ]: ミドリコ…
もっとお父さんの側にいたいな…▼

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クリア後†

（場面転換。会話シーンへ）

[ヴェロニカ]: この森に
お兄様たちはいるはずよ…
もう少し、おくかしら…？▼
[アルフォンス]: この一帯は視界が悪い。
みんなで手分けした方が
良さそうだね。▼
[シャロン]: じゃあピアニーさん、
わたしたちはこの付近を捜しましょう！▼
[ピアニー]: はーい。
かくれんぼみたいで楽しそう。
わくわく♪▼
[シャロン]: そうですね、
うきうきします！▼
[ヴェロニカ]: …へんなひとたち。
こどもみたい。▼
[アルフォンス]: ヴェロニカ皇女、
僕たちは奥へ向かおう。▼
[ヴェロニカ]: ええ…▼

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６章５節　思い出の友†

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オープニング†

[ヴェロニカ]: あ…！
お兄様、マークスも…！▼
[ブルーノ]: ヴェロニカ…？
お前も着ていたのか。▼
[マークス]: ひさしぶりだな、
ヴェロニカ皇女。▼
[ヴェロニカ]: ふたりとも、ぶじでよかった…
しんぱいしたんだから…▼
[ブルーノ]: …すまない。
だが、まだ目的は果たせていない。
すぐにまた出かけねばな…▼
[ヴェロニカ]: そんな…▼
[ブルーノ]: …………▼
ヴェロニカ…
お前も共に来てくれ。
危険な旅になるが…▼
もうこれ以上、
お前に寂しい思いを
させたくはない…▼
[ヴェロニカ]: お兄様…▼
ええ、もちろん…
[アルフォンス]: …すまない、ザカリア。
僕も君に協力して欲しいことがあるんだ。▼
僕の仲間が教えてくれた…
今、この世界は、
悪夢に襲われている…▼
[ブルーノ]: 悪夢…だと？▼
[アルフォンス]: 信じられないのも無理はないよ。
でも、君も実際に会って
話を聞いてもらえれば…▼
[ヴェロニカ]: あのひと、いまは、もりの入り口で
シャロン王女とあそんでるわ。
すぐそこよ…▼
へんなかっこうで、
なんだかこどもっぽいし…
頼りになるかはわからないけど。▼
[ヴェロニカ]: …信用できるのか？
お前を欺こうとしている可能性は？▼
[アルフォンス]: いや、僕は
信頼できると思っているよ。
だから頼む、ザカリア…▼
[ブルーノ]: …わかった。
アルフォンス、
お前がそこまで言うのなら。▼
悪夢とやらの真偽はともかく…ひとまず
お前の言う通り、彼女の話を聞こう。
それでいいな？▼
[アルフォンス]: …ありがとう。▼
やはり君は、
ザカリアではないんだね。▼
[ブルーノ]: 何…？▼
[アルフォンス]: あえて説明する必要もないけれど…
君は、君がまだ知るはずのない
事実を口にしたんだ。▼
君は悪夢の存在だ。
ヴェロニカ皇女を
連れて行かせはしない。▼

（場面転換。戦闘マップへ）

[？？？]: くっ…
くくく…
くくくくく。▼
[マークス]: くくく…
くくくく…▼
[ヴェロニカ]: お兄様…マークス…！？▼
[アルフォンス]: 待つんだ、ヴェロニカ皇女。
あれは…▼
[？？？]: さあアルフォンス、
夢の続きといこうか？▼
お前の母親を
また殺してやろう。
この現実でもな…▼
[アルフォンス]: やはり、悪夢のザカリア…！▼

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クリア後†

[ヴェロニカ]: お兄様とマークスが…
消えてしまう…▼
[アルフォンス]: あれは僕の見た悪夢だ…
僕たちの知る
ザカリアたちじゃない。▼
[ヴェロニカ]: そんな…▼

（場面転換。会話シーンへ）

[ヴェロニカ]: アルフォンス王子。
あなたたちは、
ようせいに会いに行くのね。▼
…あたしもいくわ。
あなたたちは、今起きてるへんなことを
なんとかできそうだし…▼
[アルフォンス]: ありがとう、ヴェロニカ皇女。
協力に感謝するよ。▼
[ヴェロニカ]: べつに…
あなたのためじゃないわ。▼
でも、
お兄様には会えなかった…
ずっと…会いたかったのに…▼
[アルフォンス]: ……▼
[ヴェロニカ]: アルフォンス王子…
あなたは昔のお兄様と▼
仲良しだったんでしょう？
お兄様のこと、教えて。
初めて出会ったのは、いつ？
どんなふうに一緒にいたの？▼
[アルフォンス]: ああ、それはね…▼
それは…▼
！そんな…どうして…▼
[ヴェロニカ]: ？▼
[アルフォンス]: …思い出せないんだ…▼
古い過去の記憶が…
ぼやけている…▼
[ヴェロニカ]: 忘れちゃったの…？▼
[アルフォンス]: どうしてなんだ…？▼
エクラのことは
はっきり覚えている。
初めて会った日のことも…▼
なのに、昔の記憶は…
もやがかかったように…▼
[ピアニー]: もしかして、夢現のせい…？▼
[アルフォンス]: わからない…
でも、違う…そんな予感がする。▼
これには理由がある…
とてもはっきりした理由が…▼
ただ、今の僕には
それが何かわからない…▼
[ヴェロニカ]: …………▼
[アルフォンス]: もし今、ザカリアと再会できても…
彼が昔を懐かしんで、
思い出を語ってくれても…▼
僕はそれを覚えていない…
まるで彼への気持ちを
なくしてしまったかのように…▼
辛いことだね…
忘れてしまうというのは…▼
[ヴェロニカ]: アルフォンス王子…▼