章別会話/5章歪みゆく世界

章別会話

第４部５章歪みゆく世界†

第４部５章歪みゆく世界
コメント

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５章１節　その名を知る者は†

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オープニング†

[アルフォンス]: …………
……ぅ……▼
この…匂い…
馥郁たる…香炉か…▼
みんなは…？▼
[シャロン]: うーん…よく寝ました！
おはようございます！▼
[アンナ]: 私まで眠ってしまうなんて、
隊長として一生の不覚だわ…▼
みんな、無事？
全員揃ってる？▼
[アルフォンス]: 香炉を見る限り…
僕たちが眠っていたのは
ほんの一瞬のようです。▼
[アンナ]: それなら良かったわ、
何か…長い夢を見たような気がするのよね、
よく思い出せないのけれど。▼
[シャロン]: そうですよね、
私も大冒険の夢を見た気がするんです！
思い出せなくて残念です！▼
[アルフォンス]: そういえば、
エクラは…？▼
[シャロン]: え…？
エクラさんって…▼
ええと…お兄様。
誰かのお名前と間違えてます？▼
[アルフォンス]: シャロン…？
そんな冗談は良くないよ。▼
僕たちは、
エクラと一緒に
ここまで来て…▼
[アンナ]: どうしたの、アルフォンス。
もしかして、まだ寝ぼけてるの？▼
エクラって確か、
伝承にある偉大な召喚師の名前でしょ？
もう、そんな人いるわけないじゃない。▼
[シャロン]: でも、伝承の通りに
この世界に来てくれるかも知れませんよね！
わたし、ずっと信じてるんです！▼
[アルフォンス]: え……▼
まさか…
まさか、二人とも本気で…？▼
[シャロン]: ど、どうしちゃったんですか、
お兄様…？▼
[アンナ]: もしかして、この高炉の影響…？
アルフォンス、あなた何か
変な夢を見たんじゃない？▼
[アルフォンス]: そんな…
そんな、馬鹿な……▼
どういう…ことなんだ…？
僕の頭が
おかしくなってしまったのか…？▼
いや、そんなはずはない。
エクラは確かに
僕たちと一緒にいたんだ…▼
いったい、
何が…どうなって…？▼

（場面転換。戦闘マップへ）

[アンナ]: ！？
敵襲よ！
みんな、戦闘準備を…▼
[シャロン]: あ、あれは…！▼
[スルト]: ぐはははははははははぁっ！▼
[アルフォンス]: なっ…！？▼
[スルト]: 久しいなぁ？
弱き者どもよ、
我が名を讃え、平伏せよ。▼
我はスルト、
我は王なり。▼
[アンナ]: う、うそでしょ…？
前にあんなに苦労して
私たちが倒したはずなのに…！▼
[シャロン]: そんな…
このままじゃ、
またみんなが…！▼
[アルフォンス]: っ…考えるんだ。
なぜこんなことになっている…？
どうすれば元に戻せる…？▼

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クリア後†

[アルフォンス]: スルトの姿が消えていく…
これは…▼
思い出した…以前見た悪夢…
ザカリアたちが
消えていったのと同じ…▼
[シャロン]: お兄様、ご無事ですか？▼
[アルフォンス]: ああ、僕なら大丈夫だよ。
でも…▼
今、このアスクには何か…
僕たちの理解を越えた
奇妙な出来事が起きている。▼
まるで…
この現実にまで
悪夢が入り込んできたような…▼

（場面転換。会話シーンへ）

[アンナ]: 今、報告が入ったわ！
麦の穂の村の人々は、
みんな眠りから目覚めたそうよ。▼
[シャロン]: わたしたちのおかげ？
かどうかはわからないですけど、
これで任務は完了ですね！▼
[アンナ]: ええ、でも、さっきのスルトのような
正体不明の敵軍が
あちこちに出現しているわ。▼
幸い、敵の数も多くないわ。
付近の民たちに被害が出る前に
私たちで掃討するわよ！▼
[シャロン]: はい！▼
[アルフォンス]: …………▼
…もしも、この世界に
悪夢が出現しているのだとしたら…▼
どうする…？
どうすればいい…▼

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５章２節　少女の願い†

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オープニング†

[アネット]: もう一度家族みんなで暮らす…
それがあたしの願いです。▼

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クリア後†

（場面転換。会話シーンへ）

[シャロン]: あの、お兄様…▼
[アルフォンス]: シャロン…？▼
[シャロン]: お兄様、前に言ってましたよね。
エクラさんのこと…▼
[アルフォンス]: ！
もしかして、
思い出したのかい？▼
[シャロン]: いえ、ごめんなさいお兄様。
やっぱり…その方は
ここにはいないんだと思います。▼
アンナ隊長も、
他の皆さんもみんな
知らないって言ってました…▼
[アルフォンス]: …そうか。▼
[シャロン]: でも…▼
でも、なぜか
悲しくなるんです…
寂しくなるんです…▼
エクラさんの
名前を聞くと…
涙が出そうになるんです…▼
[アルフォンス]: シャロン…▼
[シャロン]: 何も覚えてないのに…
どうしてなんでしょう…▼
お兄様…
わたし、大切な何かを…
忘れてしまったんでしょうか…？▼
[アルフォンス]: 大丈夫だよ、シャロン。
僕がなんとかする。
だから…▼

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５章３節　優等生の溜息†

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オープニング†

[リシテア]: はあ…疲れた。
何か甘いもの食べたいなあ…▼

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クリア後†

（場面転換。会話シーンへ）

[アルフォンス]: ……。
…フロージ王の話によれば…▼
夢から覚めれば、エクラは
戻ってくるはずだった。だが…▼
これも、悪夢のせい…？
エクラを失うことを
僕が恐れたから、悪夢が現実に…▼
[シャロン]: あの、お兄様…？▼
[アルフォンス]: あ、すまない…
考え事をしていたんだ。▼
[シャロン]: 何か悩み事ですか？
わたしで良かったら話してください。
お兄様のお力になりたいです！▼
[アルフォンス]: ありがとう、シャロン。
…そうだね…▼
信じられないだろうけど…
さっきまで、僕たちはみんな
夢の世界にいたんだ。▼
[シャロン]: 夢の、世界…？▼
[アルフォンス]: ああ。
そして、夢の世界に現れた悪夢が、
この現実にまで影響を及ぼしている…▼
…なんて、
急におかしなことを言い始めたと
思うだろうけど…▼
[シャロン]: いいえ。
わたし、もちろん信じますよ、
夢の世界！▼
[アルフォンス]: ほ、本当に…？▼
[シャロン]: はい、だってわたし、子供の頃から
夢の世界ってあるんじゃないかなーって
なんとなく思ってましたから。▼
お兄様がそうおっしゃるのでしたら、
ますます間違いないです！▼
[アルフォンス]: シャロンの純真さに
救われた気持ちだよ…▼
[シャロン]: あ。
でも、もしそうだとしたら、
どうしたらいいんでしょうか…？▼
だって、もしも夢が
現実に出てくるとしたら…それってもう
なんでもありってことですよね？▼
そんなの、考えても
どうしようもない気がしますけど…▼
[アルフォンス]: いや…僕はそうは思わない。▼
[シャロン]: お兄様…？▼
[アルフォンス]: 悪夢は、恐怖が生み出すものらしい。
それなら、現れる敵、起こる出来事は
僕たちの想像の範囲に限られるはずだ。▼
そして、夢の世界の理は、
この現実でも通用する。▼
夢で悪夢を倒せたなら、
現実でも倒せる…
つまり…▼
[シャロン]: さ、さすがお兄様…
夢の事でも現実的です！▼

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５章４節　引き籠もりの憂鬱†

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オープニング†

[ベルナデッタ]: 引き籠もりたい…
引き籠もりたい…
はっ、禁断症状が。▼

（クリア後会話なし）

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５章５節　答えは夢に†

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オープニング†

[ピアニー]: だめーっ
悪夢さんたち、こっちに来ないでー。▼
元の世界に戻って！
人間たちに悪いことしちゃだめ！▼
あっ、
待って待って、
妖精にもしちゃだめー！▼
[アルフォンス]: あれは…まさか…▼
[アンナ]: 誰か襲われているようね！
すぐに敵を撃破して
救出するわよ！▼

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クリア後†

（場面転換。会話シーンへ）

[ピアニー]: はぁ～良かった。
ありがとう、助けてくれて。
私は…▼
[アルフォンス]: 君は…
やっぱり、ピアニーだね。▼
[ピアニー]: あ、あれ？
私のこと、覚えてるの？
ふしぎ。▼
夢から覚めた人は
妖精のことを
忘れちゃうはずなのに…▼
[シャロン]: お兄様、
この人は…？▼
[アルフォンス]: 彼女は…▼
そうだ、ピアニー。
君に頼みがあるんだ。▼
[ピアニー]: なになに？▼
[アルフォンス]: 君は初めて会った時、不思議な力で
ザカリアたちの悪夢を
かき消してくれた…▼
同じことを、今ここで
やってみてもらえないかな。▼
[ピアニー]: うん、やってみるわ。
強い悪夢さんは
私だけじゃむずかしいけど…▼
悪い夢さん、悪い夢さん…
お願い、いなくなって。▼
この世界は、
人が幸せに暮らす場所なの…▼
[シャロン]: あ、あああっ！▼
わたし…わたし…
どうして…
忘れてたんでしょう。▼
エクラさん…！
それに、ピアニーさん…▼
[ピアニー]: きゃっ、思い出してくれたのね、シャロン。
嬉しいな、嬉しいな。▼
みんな、
私たちのアルフを助けて！
たいへんなことが起きちゃったの！▼
フロージ様が、
悪夢の世界スヴァルトアルフに
連れ去られちゃったの！▼
[アルフォンス]: ！▼
[ピアニー]: だからだから悪い悪夢さんが
現実世界にまでいっぱいきちゃって
ああんもうフロージ様を助けなきゃ！▼
[アルフォンス]: ちょ、ちょっと待って欲しい。
順番に話してくれないか…▼
でも君に出会えて良かった。
感謝するよ、ピアニー。▼
[ピアニー]: どういたしまして！▼
[アルフォンス]: この混乱の手がかり…
それはおそらく夢の中にある。▼
君と一緒なら、それを探し出せるはずだ。
そして、エクラも…▼