章別会話/4章黒羽たちの羽ばたき

章別会話

第４部４章黒羽たちの羽ばたき†

第４部４章黒羽たちの羽ばたき
コメント

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４章１節　人に見せる夢は†

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オープニング†

[スカビオサ]: …アルフの妖精たちは
私たちを追ってきているわ。
フレイヤ様が言っていた通り…▼
[プルメリア]: はい、このままいけば、
フレイヤ様に
褒めていただけますね。▼
それにしても、
夢の国アルフ…
ここは思ったより良い場所ですね。▼
いやらしい心を持った
人間の男たちもいないようですし。▼
[スカビオサ]: …そうね。▼
[プルメリア]: 私は人間に
淫らな夢を見せる黒妖精…▼
でも、人間たちのいやらしい想像には
とてもついていけません。
あんな、けだもののような…▼
[スカビオサ]: …私は、そういう夢を
人間に見せたことはないけれど、▼
でも
私の悪夢を見た人間はみんな、
苦しんで、悲しんでいたわ…▼
幸夢のピアニー…
彼女とは、正反対…▼
[プルメリア]: …何か？▼
[スカビオサ]: …いいえ、行きましょう。
私たち黒妖精は、
あの方の御命令のままに… ▼

（場面転換。戦闘マップへ）

[ピアニー]: くんくん、くんくん。▼
うん、悪い夢の匂いがするわ。
黒妖精さんたちはこっちよ。▼
[アンナ]: ほ、本当…？▼
[アルフォンス]: …この夢世界では、
ピアニーを信じる他ありません。
行きましょう。▼

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クリア後†

[ピアニー]: 悪い妖精さんたちは…こっちね！
さあ、みんな、
ピアニーについてきて！▼
[アンナ]: ちょ、ちょっと待ちなさい！
そっちは今来た道でしょ？
戻ってどうするのよ？▼
[ピアニー]: 人間界ではへんかもしれないけれど、
夢の世界ではこっちでいいの。
さ、ピアニーについてきて。▼
[シャロン]: はい、ピアニーさん！▼
[アンナ]: なんか色々、
私の中の常識が
崩れていきそうだわ…▼
[アルフォンス]: はい、僕もです…▼

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４章２節　幼き竜の追憶†

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オープニング†

[ニルス]: 竜の門から僕らを呼ぶ懐かしい声…
あれは……▼

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クリア後†

（場面転換。会話シーンへ）

[？？？]: あそぼ　あそぼ
あそびましょ▼
あそぼ　あそぼ
なぞなぞあそび　しましょ▼
めをあけた　とき　みえなくて
めをとじた　とき　みえるもの▼
ひとつめ　こたえは　ゆめかしら
もひとつ　こたえは　な～んだ▼
あそぼ
あそぼ▼

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４章３節　イリア騎士の決意†

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オープニング†

[フィオーラ]: いくら嘆いても、
故郷の雪は解けてはくれません。
私も戦わなければ…▼

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クリア後†

（場面転換。会話シーンへ）

[シャロン]: …あ…▼
…この…景色って…▼
[アルフォンス]: シャロン？
どうかしたのかい？▼
[シャロン]: あのお花畑…
わたし…おぼえてます。
そんな気がするんです。▼
胸の奥からいっぱい…
懐かしい気持ちが
あふれてきて…▼
[アンナ]: 懐かしい…？
この夢の世界アルフがってこと？▼
[シャロン]: はい、ずっと昔…子供の頃…
わたし、ここへ来たんです。
きっと、眠っている間に…▼
[ピアニー]: きゃっ、思ったとおり。
やっぱりそうだったのね。▼
もしかしてここで
アルフの妖精さんたちと
遊んだりしたのかも？▼
[シャロン]: …一緒に遊んだのは…
…わたしと同じくらいの女の子たちで…
かくれんぼしたり、おままごとしたり…▼
あ、ピアニーさんに
どこか似てた子もいたような…
ピアニーさん、憶えてません？▼
[ピアニー]: うーん、うーん、ごめんなさい。
夢の中でいろんな子たちと遊んだけど、
シャロンはいなかったかも。
[シャロン]: そうですか…▼
[アルフォンス]: シャロンが子供の頃ということは、
何年も…もしかしたら十年近く
昔のことかもしれないね。▼
ピアニー、
そういえば君の年齢は…？▼
[シャロン]: お兄様！女性に年を聞くなんて
失礼ですよ！▼
[アンナ]: そうよアルフォンス！
失礼よ！▼
[アルフォンス]: す、すみません…
なぜアンナ隊長まで…▼
[ピアニー]: 年齢？　それって生まれてから
何年経ったかってことよね。
それは…私もわからないの。▼
アルフの時の流れは
人間界と違っているし…
私は気がついたらここにいたの。▼
[アルフォンス]: 気がついたら、このアルフに？▼
[ピアニー]: ええ、フロージ様と、
フロージ様の妹君のフレイヤ様の魔力で、
私は妖精として生を受けたの。▼
だから、みんなに
幸せな夢をいっぱい届けたい。
きっとそれが、私の生まれた意味…▼

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４章４節　密偵の未来†

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オープニング†

[レイラ]: この仕事が終わったら…
マシュー、貴方と……▼

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クリア後†

（場面転換。会話シーンへ）

[？？？]: あそぼ　あそぼ
あそびましょ▼
あそぼ　あそぼ
ぼうけんごっこ　しましょ▼
あまく　とろける　はなのみつ
ごくん　ごくんと　のみこんで▼
みんな　ちいさな　ゆうしゃたち
ゆめの　せかいを　すくいましょ▼
けれど　あのこは　ひきかえに
にどと　うちへは　かえれない▼
あそぼ
あそぼ▼

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４章５節　響き渡る音色†

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オープニング†

[ピアニー]: ここは、夢の門…
フロージ様がおっしゃっていた場所よ。
きっとここに…▼
[スカビオサ]: 来たのね、
幸夢のピアニー…▼
[ピアニー]: あなたは、スカビオサ！
やっぱりここにいたのね。▼
黒妖精さんたち、
人間たちにまた悪い夢を見せてるでしょ？
そんなのだめ！▼
さあ、元の世界に戻って。
人間たちを悪夢から解放してあげて！▼
[スカビオサ]: …それはできないわ。
幸夢のピアニー。▼
あなたを消せば…
人間たちは悪夢だけを
見るようになるのかしら？▼

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クリア後†

[スカビオサ]: っ……▼
…私たちの負け、ね。
退きましょう…プルメリア。▼
[ピアニー]: 黒妖精さん、もう悪いことしちゃだめ。
みんな悲しんじゃうんだから。▼
さ、これでいいわ。
フロージ様から
賜った角笛の出番よ。▼
今吹けば、
エクラさんも
きっと戻ってくるわ。▼
吹いて。さあ吹いて。
わくわく、わくわく♪▼
[アルフォンス]: わかった、やってみるよ。▼
夢の王フロージの名において…
僕たちに、目覚めを。
[ピアニー]: 角笛の音…
うん、うまくいったみたい。
良かった…▼
悪夢はいなくなって、
あなたたちは夢から目覚めるの。▼
寂しいけれど…
ここでお別れね。▼
[シャロン]: ピアニーさん？▼
[ピアニー]: 夢が終わるわ…▼
目が覚めると、あなたたちは
私たち妖精のことを
忘れてしまうの…▼
[シャロン]: そんな…！せっかく友達になれたのに、
そんなの悲しいです！▼
[ピアニー]: ありがとう、シャロン。
ごめんね…▼
でも、私はいつでも
あなたたちのことを
見守ってるから…▼
いつか、またね…▼
[アルフォンス]: ピアニー…▼
ああ、いつまた会おう…
夢の中で…▼

（場面転換。会話シーンへ）

[フロージ]: ……角笛の音……
これで、彼らは元の世界へ…▼
！？▼
[フレイヤ]: …お久しぶりね、お兄様。▼
[フロージ]: フレイヤ…
なぜお前がここへ？▼
[フレイヤ]: だって、お兄様がいない世界なんて
つまらないんですもの。▼
お兄様には、私の世界…
スヴァルトアルフに
来ていただくわ。▼
[フロージ]: それは許されぬことだ。
そのようなことをすれば、
悪夢が人間たちの世界に…▼
[フレイヤ]: ええ。夢は現に…
人間たちは、寝ても覚めても終わらない
真の悪夢を見ることになる…▼
[フロージ]: よすのだ、フレイヤ。
人間たちには、幸せの営みを…▼
[フレイヤ]: 相変わらず、人間想いなのね…
妬けてしまうわ。▼
大切な角笛を人間なんかに
渡してしまったせいで…
今、私に抗えずにいるなんて。▼
ああ、許せない。許せないわ…
私のお兄様の愛が…
人間なんかに…▼
[フロージ]: フレイヤ…▼
[フレイヤ]: さあ、スカビオサ、プルメリア。
お兄様をお連れしなさい。▼
[スカビオサ]: はい、フレイヤ様…▼
[フレイヤ]: あの人間たち…
角笛の音で
もう目覚めた頃でしょうね。▼
でも、目覚めた先まで
悪夢が追いかけてきたら…
一体どんな顔をするのかしら？▼
お兄様のお心を奪ったお前たちが、
報いを受けるのはこれからよ、
人間…▼