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章別会話
第2部 4章 灼熱の決断†
4章1節 守るべき人々のために†
オープニング†
- [アルフォンス]
- ふぅ…
予定より時間はかかったけど…
なんとか復旧できたようだね。▼
- [フィヨルム]
- はい。
人々の笑顔、感謝の言葉…
とても胸に響きました。▼
アルフォンス王子たちは、
いつもこんなふうに人々を
助けてらっしゃるのですね。▼
- [アルフォンス]
- …本来なら、
王族すべきことでは
ないのかもしれない。▼
僕が人々を助けるために
周囲の反対を押し切って
特務機関に入った時…▼
父上は大変お怒りになられて、
もう王宮でお会いすることも
許されなくなってしまった…▼
- [フィヨルム]
- まあ…▼
- [アルフォンス]
- でも、国と民を思う気持ちは
父上も僕も同じ…
僕はそう思っているよ。▼
父上は今、騎士団を率いて
国のために戦っておられる。
僕も、民のためにできることを…▼
- [シャロン]
- エクラさんっ!
お兄様っ! フィヨルム王女っ!▼
ほらっ、見てください。
街の人たちにたくさん
りんごもらっちゃいました!▼
- [アルフォンス]
- 良かったね、シャロン。▼
- [シャロン]
- あ、それからこれは、
長老様からお兄様にって。▼
これ、なんでしょう?
変な色の枯れ草?▼
- [アルフォンス]
- ああ、それは
僕が頼んでおいたんだ。▼
- [シャロン]
- でも、枯れ草なんて
美味しくないですよ?▼
- [アルフォンス]
- これは珍しい色の煙を出すからね、
狼煙に使えるんだ。
いざという時に役に立つかもしれない。▼
- [アンナ]
- さあみんな!
そろそろ準備はいいわね?
出発するわよ!▼
- (暗転。戦闘マップへ)
- [アルフォンス]
- ここにも敵部隊が…
この地は、他より明らかに
配置されている敵軍が多いようだ。▼
- [フィヨルム]
- 【門】まではあと少し…
でも、たやすい道のりでは
なさそうですね。▼
- [アンナ]
- 敵はそれだけ私たちを
ニフルに行かせたくないということ…
それなら、なおさら行く価値があるわ。▼
さあ、行くわよ!▼
クリア後†
- [アンナ]
- 敵部隊は撃破したわね。▼
少数の利を生かし、
このまま隠密行動で
目的地へ向かいましょう!▼
4章2節 緋閃の女剣士†
オープニング†
- [マリカ]
- 私の出番…
どっちを斬ればいい? あっち…?
そう…それじゃ、行くから。▼
- (※クリア後会話なし)
4章3節 光と影の王女†
オープニング†
- [ラーチェル]
- 邪悪な英雄たち、お覚悟なさい!
このラーチェルが成敗してさしあげますわ。
さ、行きますわよエイリーク。▼
- [エイリーク]
- ええ、ラーチェル。
この身が契約の下にある限り、
私たちも戦わなければ…▼
- (※クリア後会話なし)
4章4節 幼き竜人†
オープニング†
- [フィヨルム]
- 見えました。あれが
私たちニフル王国への【門】…
さあ、参りましょう。▼
クリア後†
- [シャロン]
- この【門】を
くぐればいいんですね?
シャロンいきますっ。▼
あれ?
何も起きないです。▼
- [フィヨルム]
- こちらへ来る時は、
私たちニフルに伝わる儀式によって、
【門】を開きました。▼
あれから時間が経ったことで、
儀式の効力は
失われているようですね…▼
ご安心ください。
しばらく時間をくだされば
私がまた【門】を開きますから。▼
- [アルフォンス]
- エクラ、フィヨルム王女の儀式の完成まで、
もうしばらくかかるそうだよ。▼
それまでは、
僕たちがここを守ろう。▼
- [シャロン]
- わたし、
ごはんの準備をしますね!▼
- [アルフォンス]
- 周囲の敵部隊には
まだ気づかれていないようだけど、
警戒は怠らないようにしよう。▼
儀式の完成まで
なんとかここを守り切れれば…▼
- [アンナ]
- た、大変よ、みんな!
緊急事態よ!▼
- [シャロン]
- アンナ隊長?
そんなに慌てて
どうしたんですか?▼
- [アンナ]
- スルトが…!
スルトがここにっ…!▼
4章5節 灼熱の決断†
オープニング†
- [スルト]
- ほう。ニフルへ向かうか。
民を捨て、無様に逃げ延びるか?
弱き者どもよ。▼
- [アルフォンス]
- スルト…!▼
- [フィヨルム]
- 逃げるのではありません、スルト!
私たちはお前を倒す術を手に入れ、
必ずお前のもとに戻ります!▼
- [スルト]
- ほう、面白い。
だが、貴様らは果たして
ニフルまで辿り着けるか?▼
アスクの王子よ。
あちらの山に、
貴様らの民の街があったな?▼
- [アルフォンス]
- ……!▼
- [スルト]
- 貴様がここで逃げ出せば、
我はあの街の者どもを焼き殺す。▼
女も赤子も、一人一人、
生きながら焼いてやろう。
必ずな。▼
- [アルフォンス]
- なっ…!▼
- [スルト]
- 知っておるか?
人が焼かれて死ぬ痛みは
あらゆる死の中でも格別よ。▼
皮が剥がれ、肉が崩れ…
皆、我に懇願するのだ。
お願いですから殺してください、となあ?▼
- [アルフォンス]
- スルトっ…!
貴様…どこまで…▼
- [スルト]
- 民を助けたいか?
ならば我が前に跪き、その首を差し出せ。
泣いて慈悲を乞うてみよ。▼
我の気が変われば、
民を見逃してやる気に
なるやもしれんなあ?▼
- [アルフォンス]
- …………!▼
- [スルト]
- さあ、どうする?
民を守るか、
民を殺すか…▼
貴様自身が決めよ!▼
クリア後†
- [フィヨルム]
- 【門】は開きました。
さあ、皆さん!
急ぎましょう!▼
- [シャロン]
- で、でも、
わたしたちが逃げたら、
街のみんながスルトに…▼
- [アルフォンス]
- ……っ▼
- [アンナ]
- 気持ちはわかるわ…シャロン。
でも、冷静になりなさい。▼
私たちがここに残れば、
私たちも民もみんな死ぬの。
わかるでしょう?▼
- [シャロン]
- でも…!
それでも、
見殺しにするなんて…!▼
- [アルフォンス]
- ……
僕たちは問われている。▼
民を守るか…
民を見捨てるか…▼
戦って死ぬか…
逃げて生きるか…▼
- [アンナ]
- アルフォンス…▼
- [アルフォンス]
- 僕は…▼
…ニフルへ向かう。▼
- [シャロン]
- お兄様…!▼
- [アルフォンス]
- これは、僕が決めたことだ。
アンナ隊長の命令だからじゃない、
シャロンのせいでもない。▼
僕は民を見捨て…
ニフルへ向かう。▼
そして必ず…
スルトを討つ。▼
- (場面転換。森の中)
- [スルト]
- ぐはははははははははっ!
なるほど、奴らもそこまで
腐ってはおらんか。▼
ここで民と共に美しく散るを
選ぶような生ぬるい阿呆なら、
心底失望しておったところ。▼
- [ヴェロニカ]
- …おどしは、しっぱい?▼
- [スルト]
- そうだな。
だが、それならばそれで
楽しみができたというもの。▼
では、
奴らの民を焼き殺すとしよう。
約束通り、一人一人な…▼
- [マークス]
- 何…!?▼
敵は既に逃亡した。
今さら民を殺したところで
何の益もない。▼
- [スルト]
- 益があるかどうかは我が決めること。
千、二千は焼かねば
我が炎が収まらぬわ。▼
さあ、待っておれ。
この王が直々に焼き殺してくれるぞ。
ぐははははははははははっ!
- [ヴェロニカ]
- …だめ。▼
それはゆるさない。▼
- [スルト]
- …なんだと?▼
- [ヴェロニカ]
- アスクはころす。
でも、民たちには手を出させない。▼
アスクをほろぼしたら、
この地はエンブラのものになる…▼
民をまもるのが王…
でしょう?▼
- [スルト]
- ぐはははははははははははっ!
これは面白い!▼
ヴェロニカ皇女よ、
我に命令か?
我に勝てる気でおるのか?▼
- [ヴェロニカ]
- …………▼
- [スルト]
- やはり同盟など生ぬるい。
どちらが上か、
今、決めておかねばならんなあ?▼
- [マークス]
- …ならば、
私が相手になろう。▼
- [スルト]
- ぐはははははははははははっ!
良かろう。
ならば皆殺しだ!▼
- [ロキ]
- あらん、まってぇ王様。
私のために争わないでぇ。▼
- [スルト]
- 下がれロキ。
さもなくば貴様から
灰にしてくれるぞ…▼
- [ロキ]
- ええ、私の身体なら、
煮るなり焼くなり
お好きになさって。▼
でも王様、兵から報告が。
あの街の者たち…
すでに姿を消していますわ。▼
- [スルト]
- 何…?▼
- [ロキ]
- アルフォンス王子が交戦中に
何かしていたようですけど…
あの狼煙が合図だったのかしら、ねえ?▼
さすが、お優しい王子様は
民思いですこと。▼
- [スルト]
- 小賢しい鼠が…
逃げ隠れる知恵だけは回ると見える。▼
ふん、くだらん。
興が削がれたわ…▼
- [ロキ]
- ええ、民草など放っておきましょう。
このアスクの者はいずれすべて
王の炎に焼かれるのですから。▼
それに、
ムスペルの炎の儀…
そのためにも…ねえ?▼
- [スルト]
- くく…そうであったな。
今、小娘を殺してはもったいない。▼
- [ヴェロニカ]
- ……?▼
- [スルト]
- レーヴァテイン!▼
- [レーヴァテイン]
- …はい。▼
- [スルト]
- アスクの王族どもを追え。
地の果てまで
奴らを追い詰め、殺せ。▼
- [レーヴァテイン]
- …はい。▼
コメント†
Last-modified: 2019-12-19 (木) 18:08:03