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章別会話
第7部 4章 己の尾を呑む蛇のように†
1節 黄金の魔女の子†
オープニング†
- (第7部後半オープニングムービー)
- [グルヴェイグ]
- …時は残酷。
さようなら…
エクラ…▼
- (白く光る)
- [グルヴェイグ]
- …………▼
人の世界…
ミズガルズは滅んだ。▼
人を滅ぼす黄金…
黄金の魔女の呪いは
成就された。▼
これより始めるのは、
円環…▼
私がかつて
契りを交わして
成した子…▼
我が娘が…
まもなく
ここに生まれる…▼
- (白く光る)
- [ヘイズ]
- …………▼
…?
…ここは…
…私は…▼
- [グルヴェイグ]
- あなたはヘイズ、
今生まれたばかりの私の子…▼
そして、過去の私が
グルヴェイグとなるために
必要な半身。▼
あなたを過去へ送る。
セイズと出会い、姉妹として過ごす
あの最初の時間へ…▼
- (白く光る)
- [グルヴェイグ]
- そして…
わたしも過去へ戻る。
ヘイズよりもさらに過去へ。▼
私の肉体の時を戻し、
記憶の多くを失わせて…▼
私は幼子の姿で、
すべての始まりとなる
あの時間へ戻る…▼
そして時を経て成長し…
私に…
魔女グルヴェイグになる…▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [クワシル]
- 私は、あなたたちと
戦っている時間はないのです。
私は使命を果たすのです…▼
クリア後†
- [アンナ]
- クワシルが逃げるわ!
見失わないように急いで追跡するわよ!▼
- (場面転換。会話シーンへ)
- [アルフォンス]
- 彼女の話が本当なら、
クワシルは成長し、
未来にグルヴェイグとなった…▼
- [セイズ]
- はい。そして、
肉体を若返らせ、過去へ行き、
クワシルとなった…▼
- [シャロン]
- あ、あれ?
でもちょっと待ってください。▼
未来のグルヴェイグは、
過去にクワシルがいないと、
存在しないってことですよね?▼
でも、過去のクワシルは、
未来にグルヴェイグがいないと、
存在しないってことですよね?▼
あれ? あれれ?
頭がこんがらがってきました…▼
- [アンナ]
- わたしも混乱してきたわ…
これってもしかして、
卵が先か鶏が先か、みたいな話…?▼
- [セイズ]
- 時を操るものが生み出す
時の矛盾…▼
人の子よ、
この矛盾は神にさえ
解けるものではありません。▼
クワシルを…
彼女を追いましょう。▼
2節 始まりも終わりもない†
オープニング†
- [グルヴェイグ]
- 人は皆、
過去に生まれ、
未来に死ぬ。▼
けれど私は、
いつ、誰からも
生まれたことがない。▼
私の生涯には、
始まりの時も
終わりの時もない。▼
永遠に巡る円環のように。
己の尾を呑む蛇のように。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ドロシー]
- 神父さま、どこですか?
もう、すぐふらふらするんだから。▼
3節 希望の光は…†
オープニング†
- [セイズ]
- お待ちなさい、クワシル。▼
- [クワシル]
- 私は…あなたのいうことを
聞かないのです。
わたしとあなたは敵同士だからです。▼
- [セイズ]
- 私の話を聞いてください。
あなたはあの黄金の魔女のような、
血も涙もない恐ろしい存在には見えません。▼
ですから、できることなら、
戦う以外の道を…▼
- [クワシル]
- 私は…でも、
私たちは戦うしかないのです。▼
- [セイズ]
- いいえ、
戦ってあなたの命を奪わなくても…
未来は変えられます。▼
あなたが心を入れ替えて、
魔女グルヴェイグになってしまうような
悪い未来を選ばなければ…▼
それで、私たちはみんな
救われるはずなのです。▼
- [クワシル]
- 私は…そんなことはできません。▼
- [セイズ]
- いいえ、私はあきらめません。
希望の光は…▼
- [クワシル]
- 『希望の光は消えません。
あきらめない限り、この胸の中に…』
ですか?▼
- [セイズ]
- !?▼
クリア後†
- [セイズ]
- …………▼
- [シャロン]
- セイズさん?
どうしたんですか?▼
- [セイズ]
- 希望の光は消えません。
あきらめない限り、この胸の中に…▼
私は、この言葉を心の支えにしてきました。
でも…いつ、誰から
教わった言葉だったのか…▼
なぜ…
なぜクワシルがあの言葉を…?▼
- [アルフォンス]
- …………▼
4節 過去を追って†
オープニング†
- [フィル]
- 母上にも、
この姿を見ていただきたかったな…▼
5節 つながる時間†
オープニング†
- [クワシル]
- 私は…儀式を行うのです。
ずっと前からの…予定通りに。▼
そうして…自分の記憶に封をするのです。
自分がグルヴェイグにだということを
忘れてしまうのです…▼
クリア後†
- [クワシル]
- 私は…負けたのです…
もう、逃げることもできないのです…▼
でも、こうなることも…
既に定められているのです…▼
- (場面転換。会話シーンへ)
- [セイズ]
- クワシル…
あなたの考えが変わらないというのなら、
魔女になる未来が変わらないのなら、▼
私は、あなたを
討たなければなりません。▼
- [クワシル]
- …………▼
- [アルフォンス]
- 待って欲しい、女神セイズ。
今、彼女の命を奪うのは…
危険すぎる。▼
- [セイズ]
- 人の子よ、
なぜ庇おうとするのです?▼
彼女を討たなければ、
あなたたちの世界は
滅びてしまうというのに…▼
- [アルフォンス]
- その理由は、
あなたも気づいているはずだ。
そして、エクラも…▼
- [セイズ]
- …………▼
- [アルフォンス]
- 過去の時代のクワシルが成長して、
未来の時代のグルヴェイグになった…
それなら…▼
中間である現在にも、
成長した姿のクワシルがいたはずだ。
グルヴェイグになる存在がいたはずだ。▼
だが…
いなかった。
それは、なぜか…?▼
- [セイズ]
- 【光の儀】で…
私はその姿をどこにも
見つけられませんでした…▼
私がどんなに遠くの世界まで見通そうと…
自分では決して見えないものがあります。
それは…▼
- [アルフォンス]
- …………▼
- [セイズ]
- それは…自分自身…▼
クワシルが成長した現在の姿は、
…私…▼
未来で魔女グルヴェイグとなるのは、
…私…▼
コメント†
Last-modified: 2023-08-25 (金) 15:50:55