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章別会話
第5部 4章 失われた魔剣†
4章1節 幼き賢者†
オープニング†
- [エイトリ]
- ようこそ、アスク王国のみなさん。
私はエイトリ。しがない学者さ。▼
- [シャロン]
- わー…っ!
不思議な物がいっぱいです!
これが魔道科学というものなんですねっ!▼
- [アルフォンス]
- 賢者エイトリ、助けてくれて感謝する。
でもいいのかい?
王に逆らってしまっても…▼
- [エイトリ]
- 問題ない。多少機嫌は
損ねたかもしれないがね。▼
今日のニザヴェリルの繁栄は
魔道科学なしにはありえない。
ファフニールが私を処することはないさ。▼
- [アンナ]
- はあ…その年齢でずいぶん達観してるのね。
天才ってそういうものかしら。▼
- [レギン]
- 初めまして、エイトリ。
私はファフニール王の妹、レギンなの。▼
あなたもわかってると思うけど
お兄ちゃんはおかしいの。
急に好戦的になって戦争ばかりしてる。▼
昔はああじゃなかった。
戦で荒れたニザヴェリルを
豊かな国にしようって言ってたのに…▼
- [アルフォンス]
- ファフニールの存在は
アスク王国にとっても脅威だ。
彼を止めたい、力を貸してくれないか。▼
- [エイトリ]
- その話の前に…
君たちはニザヴェリル王国の
成り立ちを知っているかい?▼
- [シャロン]
- え? えーっと…
歴史のお勉強で習ったような…▼
- [アルフォンス]
- 遥か昔、小人族は巨人族に支配されていた。
しかしひとりの若者が立ち上がり
知恵を合わせ兵器を作ることを提案した。▼
小人族はその兵器によって
巨人族と対等な力を手に入れ、ついに
国として独立し、若者は王となった。▼
それがこのニザヴェリル王国だ。▼
- [エイトリ]
- その通り。偉大なる建国王はその後も
発明家たちを庇護し、
それが魔道科学のはしりと言われている。▼
私も学者の端くれとして
建国王を崇め、この国を愛しているんだ。▼
あの野蛮なクーデター以降
ニザヴェリルは狂ってしまった。
救うためなら助力は惜しまないよ。▼
- [レギン]
- エイトリ…ありがとう!
きっとそう言ってくれるって信じてたの!!▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [シャロン]
- なっ!? 何ですか今の!▼
- [エイトリ]
- ファフニール軍の追手が
攻撃しているみたいだね。▼
少しこの件について調べたいことがある。
君たちは外の敵を片づけてくれ。▼
- [アルフォンス]
- わかった。行こう、みんな!▼
- (クリア後会話なし)
4章2節 シレジアの誇り†
オープニング†
- [マーニャ]
- 私はシレジア四天馬騎士の一人。
決して無様な戦いはしません。▼
クリア後†
- [エイトリ]
- お疲れ様。こちらも調べがついたよ。
君たちも知ってのとおり、
ファフニールの強さは尋常じゃない。▼
原因は彼の戴く
【小人の王冠】にある。▼
- [シャロン]
- 【小人の王冠】って何ですか?▼
- [エイトリ]
- ニザヴェリルの王家に
代々伝わる王冠で
王を守護し力を与えるものだ。▼
もっともファフニールほどの力を得た者は
史上に類を見ないがね。▼
だが、同じくニザヴェリル王家の秘宝に
【グラム】という魔剣がある。
あれなら対抗できるかもしれない。ただ…▼
- [アルフォンス]
- ただ…何だい?▼
- [エイトリ]
- 【グラム】は強力な魔剣だが、
王家の血を継ぐ者が持ってこそ
真価を発揮すると言われている。▼
クーデターで血筋が途絶えたのは痛手だな。
それでも、これに賭けるしかない。▼
- [レギン]
- ありがとうエイトリ。
わかったなの!
魔剣【グラム】を手に入れてくるの!!▼
- [アンナ]
- でも…王家の秘宝ってことは
ニザヴェリルの王城にあるのよね?▼
ということは、ファフニールが
がっちり守ってるんじゃない?▼
- [レギン]
- ううん。魔剣【グラム】は
お城にはないの。
お隣のヨトゥン王国へ贈っちゃったの。▼
- [シャロン]
- え…ええーーーーっ!?
そんな大事な剣を
よその国にあげちゃったんですかっ!?▼
- [レギン]
- だって、ニザヴェリルの軍は
みんな魔道科学の武器だから
魔剣なんて使わないの。▼
何年か前にね、
ヨトゥンとの関係がすごく悪くなって
戦争になりそうだったの。▼
そしたらオッテルお兄ちゃんが
お飾りにしとくくらいならって
【グラム】を献上して仲直りしたの!▼
- [アルフォンス]
- そうだったのか…
今の彼らからは考えられない
柔和な対応だね。▼
でも、ファフニールから直接
魔剣を奪うよりは可能性がありそうだ。▼
- [エイトリ]
- ヨトゥン王国との交渉は任せるよ。
魔剣を手に入れたら
ぜひ私の元へ持ってきてほしい。▼
王家の秘宝の力…
今後の研究に役に立つかもしれない。▼
- [シャロン]
- さすが魔道科学の第一人者ですね!
わかりましたっ!▼
- [アルフォンス]
- よし。じゃあヨトゥン王国へ急ごう。▼
- [レギン]
- はいなの!
絶対に魔剣を持って帰ってくるの。
待っててね、エイトリ!▼
ではでは、ヨトゥンにしゅっぱ~つ!▼
- [エイトリ]
- …待ってくれ、レギン。
ひとつ聞きたいんだが…
私は君と会ったことがあったかな。▼
- [レギン]
- お城で何度か見かけたの!
あ、お話しするのは初めてだけど?▼
- [エイトリ]
- そうか…
いや、妙なことを聞いてすまない。
気をつけて。▼
4章3節 泣き虫天馬騎士†
オープニング†
- [フュリー]
- 昔は泣き虫フュリーなんて言われたけど、
もう昔の私じゃありません。▼
- (クリア後会話なし)
4章4節 ヴェルトマーの兄弟†
オープニング†
- [シャロン]
- お兄様。
今向かってるヨトゥン王国って
どんな国なんですか?▼
- [アルフォンス]
- ヨトゥンはニザヴェリルと
対をなす巨人族の国だよ。▼
発展著しいニザヴェリルに対し
伝統を重んじる
古風な文化が息づいている…▼
巨人族は古代から
戦闘能力に優れているけど
争いを好まないと言われているんだ。▼
ヨトゥン王国も、代々女王が治める
平和な国だよ。▼
- [シャロン]
- へー、いい国なんですねっ。
じゃあ魔剣もあっさり
返してくれちゃったりして!▼
- [アルフォンス]
- どうかな…。送った親書の返事は
会って話がしたいというものだったけど。
穏便に済めばそれが何よりだ。▼
- [レギン]
- えっと、ヨトゥンの第一王女ノート様と
バルンストック城ってところで会うのね?▼
私もヨトゥン王国に行くのは初めて。
とーっても楽しみなのっ!▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [アゼル]
- 兄のアルヴィスは…
ぼくにとっては父親以上の存在だった。
でも…▼
クリア後†
- [アンナ]
- 大変よ、アルフォンス!▼
- [アルフォンス]
- アンナ隊長。どうしたんです?▼
- [アンナ]
- 斥候部隊の報告によると…
この先にヨトゥン軍が
陣をはって待ち構えてるって!▼
- [アルフォンス]
- 何だって!?▼
4章5節 巨人の国の王女†
オープニング†
- [ダグ]
- やっほーっ☆
あんたらがアスク王国の連中?▼
- [アルフォンス]
- あなたは…?▼
- [ダグ]
- あたしはヨトゥンの第二王女
ダグちゃんだよ☆▼
あんたら、ニザヴェリルから贈られた
魔剣が欲しいんでしょ?▼
- [レギン]
- そ、そうなの!
どうか返してくださいなの!▼
- [ダグ]
- べーっ! やーだねっ。▼
- [レギン]
- えっ…えぇっ!? どうしてなの?
私たち、あの剣が必要なの!
【グラム】がないとみんなが…!!▼
- [ダグ]
- よその国がどうなろうと
知ったこっちゃないもーん。
それより!▼
ここであんたらをまとめて倒せば
ダグちゃん超強い! ってなって
あたしが次期女王になれちゃうじゃん?▼
あたしのほうがいい子なのに
ママもみんなもノートノートって…
んもぅ、やんなっちゃう!▼
- [アルフォンス]
- ? あの…何の話だい?▼
- [ダグ]
- あ・ごめーん☆
あんたらには訳わかんないよねっ。
でも死んじゃうから関係ないじゃん?▼
んじゃ、殺し合いのはっじまりーーい!!
あたしの【スキンファクシ】で
プチっと潰しちゃうよ☆▼
- [シャロン]
- この人のどこが
争いを好まないんですかっ!?
嘘つきーーーーっ!!▼
クリア後†
- [ダグ]
- あーあ負けちゃったぁ…
あんたら超強いじゃん!!
反則ー! ぶーぶー!▼
- [アルフォンス]
- とりあえず…どういうことか
説明してくれないか? ダグ王女。▼
僕たちはノート王女と
会う予定だったんだけど…▼
- [ダグ]
- ノートはあたしの
双子の姉ちゃんだよーん。▼
ママがあたしとあいつと、
どっちか強い方を
次の女王にするっていうからさ。▼
アスクとニザヴェリルの王族を
まとめて倒しちゃえば
あたしが選ばれるかなーって…▼
- [アンナ]
- 要するに、何の関係もない
姉妹の後継争いに
巻き込まれたってこと?▼
- [ダグ]
- ごめんってぇ。
結局勝ったからいいじゃん。
許して? ね?▼
- [アルフォンス]
- …………▼
- [ダグ]
- うっわ怖い顔…
そんな顔してたらもてないゾ☆▼
- [アルフォンス]
- …………▼
- [ダグ]
- あ、もっと怖くなった…
ほんとごめんって!
お詫びに魔剣取り戻すの協力するからぁ。▼
- [アルフォンス]
- 協力…? 何か問題が?
ノート王女は聡明な人物だと聞いてるけど…▼
- [ダグ]
- いーからいーから。
バルンストック城に行くんだよね。
あたしも一緒に行ってあ・げ・る☆▼
ね、いいっしょ?▼
- [アルフォンス]
- …そうだね。それがいいかもしれない。
ヨトゥンの王女は信用できないと
よくわかったし。▼
- [ダグ]
- あっはっは!
もー王子ちゃんってば
可愛くないんだからぁ。▼
素直にこんな美人王女とご一緒できるなんて
最高~って言えばいいのに☆▼
- [アルフォンス]
- ………………………………▼
- [シャロン]
- ああ…お兄様の眉間に
見たことのない深い皴が…!▼
どうなってしまうのか目が離せませんねっ!
エクラさんっ!▼
コメント†
Last-modified: 2021-02-17 (水) 08:58:09