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章別会話
第6部 3章 殺戮の呼び声†
3章1章 声がきこえる†
オープニング†
- [アルフォンス]
- ヴェロニカ皇女、僕たちは
レティシア将軍に教わった道で
アスク王国へ帰還する。▼
- [アンナ]
- 闇に閉ざされた村が
元に戻っているか確認したいとね。
うまくいってるといいけど…▼
- [ヴェロニカ]
- ええ…あたしも
エンブラで同じようにするわ。▼
- [アシュ]
- …その件につきましては、
皆様のご期待の通りになるかは…
なんとも言えないところではございますが…▼
まずは希望を持つことが
大切でありますから、私としましても
ぜひ前向きに考えて参りたく…▼
- [シャロン]
- 大丈夫です!
きっとうまくいってますよ。▼
そしたら、わたしたち
アスクとエンブラ両国が協力して
お互いの国を救ったことになりますね!▼
- [ヴェロニカ]
- ……
そう、ね…
アスクと…エンブラ…▼
- (画面が赤く点滅する)
- [ヴェロニカ]
- !
……ぅ…ぁ……▼
ああ…あ……▼
- [シャロン]
- ヴェロニカ皇女…?▼
- [ヴェロニカ]
- どう…して…急に…
あ…ああああっ!▼
- [アルフォンス]
- !?▼
- [アシュ]
- あわわ…これはいけません。
あってはならない恐ろしいことが
今まさに起きてしまっている模様です…▼
エンブラの強い呪いが、
あの方の身と心に憑き、
支配してしまっているのでありましょう…▼
あの方は…いえ、エンブラは今、
アスクの皆様と、ついでに私を
殺してしまおうとしております…▼
- [ヴェロニカ]
- ころ…す…わ…▼
- (画面が赤く点滅する)
- [ヴェロニカ]
- ころす…
ころす…
アスクは…ころす…▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ヴェロニカ]
- アスクはころす…
ころすころすころす…▼
- [アルフォンス]
- !
エンブラの…呪い…
これまで見たことがないほどの…▼
っ…しっかりするんだ、
ヴェロニカ皇女!▼
クリア後†
- [ヴェロニカ]
- ころ…せ…ころ…せ…
ああ…あああああっ!▼
声が…やまない…
ころせ…ころせって…
どんどん…どんどん…▼
- [シャロン]
- だ、大丈夫ですか、
ヴェロニカ皇女?
今、手当てを…▼
- [ヴェロニカ]
- だめ、こないで…
はやく…にげて…▼
じゃないと…
ほんとうに…
ころすから…▼
- [アンナ]
- みんな、撤退、撤退よ!
急いで!▼
- (場面転換)
- [アルフォンス]
- この山岳路…かなり
視界が遮られる地形のようだね。
撤退する僕たちにとっては好都合か…▼
- [シャロン]
- レティシアさんが
この道を教えてくれてて
助かりましたね!▼
あ、アシュさん、大丈夫ですか?▼
- [アシュ]
- はぁ、はぁ…はい。
私、とろくさくて申し訳ありません。
皆様の健脚ぶりを尊敬するばかりでして…▼
- [アンナ]
- !
みんな、止まって!
斥候から報告!▼
- [シャロン]
- 何かあったんですか?▼
- [アンナ]
- 問題が起きたわ。
この先の橋が…
落とされているそうよ。▼
アスクに戻るには、
大きく迂回する道を
通るしかないわね…▼
- [アルフォンス]
- ……。
アンナ隊長、これは…▼
- [アンナ]
- ええ。
私たちがアスクに戻ることを、
何者かが阻止しようとしている…▼
でも、いったい誰が…?
ヴェロニカ皇女の仕業とは
思えないし…▼
- [アルフォンス]
- …はい。
他に敵がいる…
おそらく、すぐ近くに…▼
アスク王国に帰還するのは、
思っていたより
困難になるかもしれません…▼
3章2節 盗賊の達観†
オープニング†
- [レナック]
- しょせんこの世は金、金、金。
金がすべてなんだぜ?▼
- (クリア後会話なし)
3章3節 狩人の涙†
オープニング†
- [ネイミー]
- 私…ネイミー…っていいます。
少しだけですけど、弓が使えます…▼
クリア後†
- [ブルーノ]
- すまない、マークス王子。
この地もまた…収穫なしだ。
長い徒労の旅に付き合わせてしまった。▼
- [マークス]
- 気にすることはない。
私が皇子に同行することは
ヴェロニカ皇女の願いでもある。▼
- [ブルーノ]
- …感謝する、マークス王子。
君はヴェロニカの兄のように、
彼女を支えてくれた。▼
この身に万一のことがあっても…
君がいてくれれば安心できる。▼
- [マークス]
- 彼女の兄は君一人だ。▼
さあ、
次の手がかりへ向かうとしよう。▼
- [ブルーノ]
- 無数の星々を訪ね歩き、
砂粒を探すようなもの…
だが…▼
見つけねばならない。
憑竜エンブラの呪い…
それを解く方法を…▼
3章4節 砂塵の王の開花†
オープニング†
- [ヨシュア(開花)]
- 昔の俺は愚かだったが…
それでもこの十年は
俺にたくさんのことを教えてくれた。▼
クリア後†
- [ヴェロニカ]
- はぁ…はぁ……▼
- [レティシア]
- ああ、ヴェロニカ…
ここにいたのね。
大丈夫?▼
- [ヴェロニカ]
- !
お姉様…▼
- [レティシア]
- よく聞いて、ヴェロニカ。
大変なことが起きたの。▼
あなたが
反逆の罪に問われているの。▼
- [ヴェロニカ]
- はんぎゃく…?▼
- [レティシア]
- 皇女ヴェロニカは売国奴…
敵国のアスクと通じ、
エンブラ帝国を滅ぼそうとしている…▼
今、各地て起きている
暗闇の被害も…
あなたの仕業だって…▼
有力貴族たちが皆、
示し合わせたようにそう糾弾しているの。
数々の証拠がある、と…▼
- [ヴェロニカ]
- …そんなの、うそ。
…あたしは、民を苦しめたりなんて
ぜったいしてない……▼
- [レティシア]
- ええ、わかってるわ。
あなたはそんなこと絶対にしていない。▼
これは、あなたを陥れる陰謀よ。
彼らはおそらくずっと前から
綿密に企てていたのでしょう…▼
でも、ああ…
どうやってそれを
証明すればいいのかしら…▼
- [ヴェロニカ]
- ……お母様は……?▼
- [レティシア]
- …皇帝陛下はあなたを捕らえ、
真偽を確かめるよう命じたわ。▼
ごめんなさい、ヴェロニカ。
手荒な真似はしたくないわ。
だから、私と一緒に城へ…▼
- [ヴェロニカ]
- ……っ…こえが……▼
- [レティシア]
- ヴェロニカ…どうしたの?▼
- [ヴェロニカ]
- 声が…やまないの…
さからえない…▼
ころせ…ころせ…ころせ…
アスクを…ころせ…▼
- [レティシア]
- ヴェロニカ、どこへ行くの!?
待って!▼
3章5節 すべてを失い、落ちなさい†
オープニング†
- [アンナ]
- ヴェロニカ皇女はまだ追ってきてるわ。
とにかく、引き離すわよ!▼
- [アルフォンス]
- エンブラの呪い…
彼女の意志とは無関係に…
僕たちを殺そうとしている…▼
- [アシュ]
- えー、はい、その通りであります。
憑竜エンブラの血を色濃く継ぐ人間は
逆らうことはできないわけでして…▼
- [シャロン]
- ヴェロニカ皇女は
そんなこと望んでないのに…▼
アスクとエンブラが
仲良くするなんて…
やっぱり無理なんでしょうか?▼
- [アルフォンス]
- …………▼
- [ヴェロニカ]
- うぅっ…ああっ……!▼
…は…はやく…にげて…
でないと…こえが…▼
- (画面が赤く点滅する)
- [ヴェロニカ]
- …ころせ…
…にげて…
…ころせ…▼
クリア後†
- [ヴェロニカ]
- あ…ああっ…あ…!▼
- [アンナ]
- 今のうちよ、
このまま急ぎ撤退!▼
- [シャロン]
- で、でも、
ヴェロニカ皇女…
大丈夫でしょうか?▼
- [アルフォンス]
- …ここから離れよう。
今、僕たちが彼女にできることは
それしかない…▼
- (場面転換。会話シーンへ)
- [ヴェロニカ]
- はぁっ…はぁっ……▼
っ…
あたま…いたい…
われそう…▼
っ…こえが…やまない…
いままで…
こんなこと…なかった…のに…▼
- [レティシア]
- ヴェロニカ、ここにいたのね。
お願いだからもう逃げないで。▼
- [ヴェロニカ]
- お姉様…▼
ごめんなさい…
もう…大丈夫…だから…▼
- [レティシア]
- 良かったわ。
ああ、でも、ヴェロニカ…
また悪い知らせが…▼
皇宮の宝物殿から
エンブラの禁書が盗まれていたの。▼
宝物殿を守る兵たちは、
かわいそうに、
皆殺しにされていたそうよ…▼
- [ヴェロニカ]
- だれが、そんなこと…?▼
- [レティシア]
- それが、凶行を目撃した
別の隊の兵士の話では…▼
ヴェロニカ…
あなたが兵たちを殺し
禁書の封印を解いたと…▼
- [ヴェロニカ]
- !
うそ…
あたしはそんなことしてないわ。▼
- [レティシア]
- ええ、わかっているわ。
小さなヴェロニカ…
あなたは絶対そんなことしていない。▼
あなたは罠にかけられたの。
誰かに濡れ衣を着せられたのよ…▼
- [ヴェロニカ]
- だれか…?
いったいだれが、そんな…▼
- [レティシア]
- 私。▼
- [ヴェロニカ]
- …え…?▼
- [レティシア]
- 私がやったの。▼
選帝侯や有力貴族を懐柔し
あなたに反逆の疑いをかけるよう
仕組んだのは、私。▼
宝物殿の禁書を盗み出し、
兵が偽りを述べるよう
仕組んだのも、私。▼
- [ヴェロニカ]
- …お姉…様…?▼
うそ…
そんな…そんなのうそ。
だって、お姉様は…やさしくて…▼
- [レティシア]
- もちろんよ、小さなヴェロニカ。
あなたにはとっても
優しくしてあげた。▼
だって、そうした方が
裏切られたあなたの傷は
もっともっと深くなるでしょう?▼
- [ヴェロニカ]
- …おねえ…さま…▼
- [レティシア]
- ねえヴェロニカ。
憶えてるかしら?
あの日のこと…▼
とても良いお天気で、
中庭で二人でお茶会をして…
あなた、言ってたわよね?▼
皇位なんて、どうでもいい。
二人でなかよくできたら、
そんなの関係ないって。▼
よく言えたものね?
同じ日に…私の家から
なにもかも奪っておいて。▼
- [ヴェロニカ]
- …………▼
- [レティシア]
- 奪ってあげるわ。
あなたからすべてを。▼
皇女としての権力も、
民たちの信頼も、
何もかも。▼
すべてを失い、落ちなさい。
かつて私が、
あなたたちにそうされたように!▼
コメント†
Last-modified: 2022-01-07 (金) 18:28:28